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毎年恒例となっている八芳園の「桜時間 お花見 夜桜ビュッフェ」に行ってきた。このイベントが楽しいのは、食べ放題だけでなく、ボジョレーが飲み放題なこと。会期末になってくると種類が少なくなることがあるのだけれど、十数種類のボジョレー(ほとんどがクリュボジョレー)が楽しめる。フランス食品振興会(SOPEXA)が後援しているためか、6500円とリーズナブルだし、セレクションも渋い。東京は開花前ということもあって、咲いているのは入り口の河津桜だけだった。昨年は3.11のあとだったのでガラガラ。今年はまだ開花していなかったので、さびしい客入りだった。われわれは、花より団子なので関係なし(笑)。ボジョレーの種類が多いほうを優先してしまった。前菜だけは1人1皿。料理はビュッフェなので大きな期待はできないけれど、値段を考えれば十分に満足。種類はそれほど多くないけれど、デザートもあり、一通り食べればおなかいっぱい。欲張って焼きおにぎり茶漬けを食べたら苦しくなってしまった。Webで紹介されていた料理の一部。冷製 オードブル 梶木鮪のカルパッチョ 島鶏のコンフィーサラダ仕立て パスタサラダ 生野菜色々(ドレッシング3種類)温製 魚料理 桜鱒のムニエル香草バターソース 春野菜添え白身魚グラタン、じゃがいものピューレ添え シュリンプとフィジリパスタのトマトソース温製肉料理 アグー豚バラ肉のロースト(3種類のソースでお召しあがり下さい) 牛腿肉のローストビーフ 季節の温野菜添え 鶏腿肉の悪魔風野菜添え 煮込みハンバーグ和食鰹 カルパッチョ風たたき フォアグラ入り出汁巻玉子 桜海老炊き込み御飯焼きおにぎり(出汁をかけてお茶漬け風に) 白身魚と山菜の天麩羅その他デザートクリュボジョレーはひょっとしたら全種類あったかも。数年たったチョイ熟ボトルが多く、多少のバラツキはあれども、だいたい飲みごろ。日程によっては空きがあるようだし、ランチプランやカフェプランもあるので、興味のある方はどうぞ(ボジョレー飲み放題は夜のビュッフェだけ)。八芳園の庭はきれいですよ。気が向いたら投票お願いします→
2012.03.29
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前回からの続き。中締めということで一度会計。それにしても、ここまで人数プラス1本を飲んでいるのに、中締めってなんだ?2007 Torrione(Petorolo)トリオーネ(ペトローロ)Toscana IGT, Italia - 赤辛口こちらはお店のワイン。スペインのペトリュスといわれたこともあるガロトローナで有名なペトローロ。こちらはサンジョベーゼ100%のワイン。うーん、だいぶ酔っていて記憶が定かではないけれど、普通においしかったような気がする。ペトローロのワインを楽天で探す>2001 Les Abeilles Muscat Grains Nobles 500ml(Les Cretes)レザベイユ ミュスカ・グラン・ノーブル(レ・クレーテ)Valle d'Aosta, Italia - 極甘口ヴァッレ・ダオスタのデザートワイン。イタリアワインでありながらフランス語圏なので、フランス語表記のラベルが印象的。マスカット系のデザートワイン。締めにデザートワインはいいね。ノラ妻さんごちそうさまでした。レ・クレーテのワインを楽天で探す>いいワインが多かったわりには、突き抜けたワインが無かったのは残念だけれど、料理もおいしく満足の一夜でした。みなさま、ありがとうございました。ブルゴーニュとイタリアでは味わいのベクトルが異なるので比較はできないけれど、とりあえずイタリアで今日の一本を挙げるとパオロ・ベアか? ブルゴーニュは当然ルーミエ。お店では飲みすぎたと思ったのに、帰宅するとワインをボトル1/2近く飲んでしまった。おかげで翌日は死んでました。酒飲みは学習しないね。反省。気が向いたら投票お願いします→
2012.03.27
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前回からの続き。1999 Chambolle-Musigny 1er Cru Les Cras(Domaine G.Roumier)シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ レ・クラ(ジョルジュ・ルーミエ)Bourgogne, France - 赤辛口わたしの持参品。最近飲んだ99のブル赤は若いものが多かったので、これはどうなんだと思いながら抜栓。ドメーヌのキャラクターとしては、飲みごろに入っていてもよさそうなんだが。で、香りをとってみると、プワーんと漂う熟成香。にまっ。味わいも熟成が感じられるもので、しみじみとしたおいしさ。状態としては、熟成が味わえる初期。ただし透明感やスケールの大きさは期待ほどではなく、ルーミエの本領発揮とまではいかなかったのは残念。期待が大きすぎたことにも原因があるのだけどね。ルーミエのシャンボール・ミュジニー レ・クラを楽天で探す>画像左から順に。でもこのあたりから、かなりいい気分で飲んでいたので、コメントは微妙。2003 Cosimo Taurino A64 Salento Rosso IGT(Taurino)コジモ・タウリーノ A64(タウリーノ)Puglia, Italia - 赤辛口パトリリオーネをフラッグシップとするタウリーノ。こちらのA64はネグロアマーロ85%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%。南の太陽を感じる暖かな味わい。タウリーノのワインを楽天で探す>2003 Barolo Ginestra(Poalo Conterno)バローロ・ジネストラ(パオロ・コンテルノ)Piemonte, Italia - 赤辛口コンテルノというとアルド・コンテルノが思い浮かぶけれど、こちらのパオロ・コンテルノも1886年設立の歴史のある生産者。03的な濃さはなく、どちらかというと薄めで表情も乏しい。酒質はきれいであるものの、クラスを考えると微妙な印象。値段を調べると1万5千円近くするワインで、さらにびっくり。とはいえネッビオーロは熟成すると、まったく別物になるくらい化けるワインがあるので、これだけで決めつけられないのだけどね。ワインは難しい。パオロ・コンテルノのワインを楽天で探す>2000 Montefalco Sagrantino Secco(Paolo Bea)モンテファルコ・サグランティーノ(パオロ・ベア)Umbria, Italia - 赤辛口パオロ・ベアの赤のトップキュヴェ。南の太陽を感じる骨太でしっかりとした味わい。タウリーノと比べると一段スケールが大きく余韻も長い。このイタリア3本の中では一番好み。パオロ・ベアのワインを楽天で探す>パオロ・ベアDOCGモンテファルコ・サグランティーノ セッコ2000価格:9,030円(税込、送料別)フリットハラミのステーキ?つづく。気が向いたら投票お願いします→
2012.03.26
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この日は初台のイタリアンで持ち寄りワイン会。もともとが「パオロ・ベアのサグランティーノ・モンテファルコを飲もう」という企画だったこともあり、イタリアワインを主体に、あとはフランスワインが集まりました。お店のプロセッコを飲んでスタート(銘柄不詳、写真なし)。2000 Venezia Giulia IGT Bianco Breg(Gravner)ヴェネツィア・ジュリア IGT ビアンコ “ブレッグ”(グラヴナー)Friuli-Venezia Giulia, Italia - 白辛口この日は軽やかな白が無く、プロセッコの次がいきなりグラヴナー。色も味わいもグラヴナーワールド。熟成したロゼワインのような色調。見た目だけだとクセのある味わいのように思ってしまうけれど、ヒネてるとか酸化してるとか、そういうことはなく、派手さはないけれど滋味深いうまみ。とはいえ問題は値段か。約1万円以上と高価なため、この独自の世界観に価値を見いだせるかどうか。ワインのバラエティーの豊かさを感じる1本。グラヴナーのワインを楽天で探す>2002 Puligny-Montrachet 1er Cru La Garenne(Simon Bize & Fils)ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ ラ・ガレンヌ(シモン・ビーズ・エ・フィス)Bourgogne, France - 白辛口こちらはシモン・ビーズのネゴシアンもの。端々にはおしろいっぽいミネラルさが顔を出し、ブルゴーニュ好きをくすぐる。酒質はだいぶこなれていて、しみじみとした味わい、。品のよさは感じるのだけれど、個人的には、もう少しメリハリがあるうちに飲んだほうが好みかな。シモン・ビーズ・エ・フィスのワインを楽天で探す>2004 Gevrey-Chambertin(Jacky Truchot)ジュヴレ・シャンベルタン(ジャッキー・トルショー)Bourgogne, France - 赤辛口久しぶりのトルショー。04のトルショーらしい柔らかい香味で、いい雰囲気。ただ当日のハンドキャリーのためか、味わいには濁りが感じられ、少々ピンぼけ気味なのは残念。「熟成する=向上する」という意味でとらえるならば、今が飲みごろでさっさと飲んでしまったほうがよさそう。2002 Trebbiano d'Abruzzo(Valentini)トレッビアーノ・ダブルッツォ(ヴァレンティーニ)Abruzzo, Italia - 白辛口年末にも飲んだヴァレンティーニのトレッビアーノ・ダブルッツォ。前回は2000年でビンテージ違い。一般的なトレッビアーノ・ダブルッツォとは違うスケールの大きさ。こちらもしみじみとおいしい系。ヴァレンティーニのワインを楽天で探す>前菜盛り合わせスモークした鴨とレバー?ホワイトアスパラとグリーンアスパラここまでのワインは、全体的に「しみじみおいしい」的なものが多いように感じた。つづく。気が向いたら投票お願いします→
2012.03.25
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湯島天神の梅が見ごろを迎えているということで行ってきました。当初は遠征しようと思っていたのだけれど、二日酔いのため近場ですませることに。出発が遅れたのと、くもりだったので写真はきれいじゃ無いけど、梅はちょうど満開からややピーク越えといったところ。また参拝客もけっこういました。一つの木に紅梅と白梅が咲いている。気が向いたら投票お願いします→
2012.03.24
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連続してトレーニング・ネタを。最近買ったフィットネス・シューズがあまりにもよかったのでひとこと。ダイエットして驚いたのは、手足も小さくなったこと。おかげで自転車のグローブはぶかぶかになるし、スポーツジム用のシューズもゆるくなった。今まで使っていたスポーツジム用のシューズは10年以上前に通販で買ったもの。それもフィットネス用ではなく、普通のランニングシューズ。ちゃんとフィッティングしていない時点で適切では無いのだけれど、最近はとくにボディーコンバット(格闘技系)やエアロ系のエクササイズをするときにシューズの緩さが気になってた。それに古いから、へたってきているだろうし。そこで心機一転、新しいシューズを買うことに。とりあえず、わたしの足と相性のよいニューバランスを試してみるために表参道の直営店へ(ニューバランスは足幅2タイプあるものが多く、幅広のわたしの足と相性がいい)。時間をかけてちゃんとフィッティングしてもらい、フィットネス向けのシューズ(MF887)を購入した。それでびっくりしたのは圧倒的な履きやすさ。ニューバランスではトップモデルということもあるけれど、まるで地下足袋感覚。床が吸い付くように動ける!あらためて「正確なフィッティングの大切さ」「フィットネス専用シューズの威力」を実感することになった。こんなにいいなら、もっと早く買っておけばよかった! ソールが柔らかめなのでランニングには向かないように思うけれど、フィットネス用としては最高!通販の方が安いけど、直営店で時間をかけてフィッティングしてもらったので、さすがに実店舗で購入しました(笑)。ニューバランスのMF887を楽天で探す>new balance(ニューバランス) ウォーキング&トラベルシューズnew balance(ニューバランス) M...価格:10,080円(税込、送料別)
2012.03.22
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ダイエットでとても重要なことの一つが「毎日体重を量ること」だと思っている。最低でも1回、出来れば朝晩で計2回計りたい。苦労しながらも20キロ以上ダイエットでき、またリバウンドしていない要因の一つは体重を量っていることだと思っている。かつてリバウンドしたときのことを振り返ってみると、暴飲暴食or夜中に食べた→太っているのが怖くて、現実逃避のため体重を量らない。→怠けた生活を続ける。→気づいたときにはリバウンドしている。という負のスパイラルに陥っていた。2008年までの悪しき日々。これは2005年の記録。さらに昔はmax99kgのときも(汗)。これはオムロンの体重計に付属していたソフトの画面。地道にダイエット&トレーニングしていたけれど、2011年は本気でダイエット。現在は70キロアンダー、体脂肪率15%前後、BMI 22-23をキープ。最終的にはBMI 21.0を目指したい。ダイエットについては、いつか書きたいと思っているけれど、今やっているのはきわめて正攻法なので詳細は省略で以下の通り。・毎日体重を量ること・運動&食事日記をつけること・適度な運動(最低でも週1以上のジム。それ以外にも自宅で運動)・毎日じゃ無いけど食事制限(1日3食。低脂肪、高たんぱくの食事)それで体重を量る効用を自分なりに考えてみると、こんなところだろうか。・やせたときに励みになる。・運動&食事日記と組み合わせることで、自分の体に何がよくて 何がいけないかがわかる。・太ったときには嫌悪感を抱くため、そのあとの節制につながる。現在は7,8年前に買ったオムロン社製のHBF-354ITを使っている。PCと連携できてとても便利なのだけれど、最近は液晶の調子が悪くて、体重を読み取るのが難しくなってきた。【Joshinは平成20/22年度製品安全対策優良企業 連続受賞・プライバシーマーク取得企業】HBF-354...価格:13,500円(税込、送料込)そこで新しい体重計を物色すべくオムロンやタニタのWebを見てみた。それで思うのは、異常に機種が多いのと、パソコンと連携できるのが少ないということ。何か業界事情があると思うのだけれど、似たような機能の機種がたくさんあるので選ぶのに困る。個人的な要件は以下の通りなのだけれど、1) PCでデータ管理したい。2) 正確さ重視で両手両足タイプでもOK。3) 100g単位でOK。4) 部位別測定がしたい。5) 優先度は低いけど朝晩ダイエットに対応しているとうれしい。この1から4までを満たす機種が存在しないのだ。こんなにもたくさんの機種が発売されているのに不思議でならない。部位別測定を優先するならば、タニタだとBC-612かBC-621。オムロンだとHBF-701、HBF-375、HBF-362。売れ筋や自分の好みを考慮すると、タニタのBC-612かオムロンのHBF-701に絞れるだろうか。タニタ◆インナースキャンV BC-612【あす楽対応_関東】・【あす楽対応_近畿】etc◆送料無料タニ...価格:8,140円(税込、送料込)オムロン『体重体組成計カラダスキャン701』HBF-701 体脂肪計 両手両足で測定 MYダイエット機能...価格:6,680円(税込、送料別)PCで管理することを優先するならば、タニタだとBC-509、BC-567、BC-569、BC-308、BC-309、オムロンだとHBF-363IT、HBF-208IT。【在庫あり】【17時までのご注文完了で当日出荷可能!】TANITA 【台数限定】BC-309-PR(パールホ...価格:9,800円(税込、送料別)オムロン『体重体組成計』HBF-208IT ウェルネスリンク対応 両足測定 体脂肪率 内臓脂肪 BMI【新...価格:7,280円(税込、送料別)どれも決め手に欠けるんだよなあ。現在の体重計(PC連携可)も、使えないわけじゃ無いので、機能を補完するならば部位別測定を優先すべきか。それにしてもタニタのBC-612とオムロンのHBF-701は発売日が2008年と古いのが気になる。新しい機種が近々発売されたりして。気が向いたら投票お願いします→
2012.03.21
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2010 Bourgogne Passtoutgrains(Domaine Ramonet)ブルゴーニュ・パストゥグラン(ラモネ)Bourgogne, France - 赤辛口1600円くらい, 2012年2月購入Profile: とても印象的だった2009年のパスグラ(そのときのブログ)。全部で半ケース近く飲んでいるなかで、とくに最初に買ったボトルは、とてもよかった。最近2010年がリリースされたので、さっそく買ってみた。 Impression: 09はしっかりした酒質が印象的だったので、そのような雰囲気を期待して飲んでみると、あれれっ? 09と比べるとだいぶ薄くてシンプル。09とはまったくの別物。薄いのはよいとしても、シンプルであまりおいしくないというか...。まあ値段を考えれば妥当と言えなくも無いんだけどね。あと半年くらい寝かせれば少しはうまみが乗ってくると思うけれど、このボトルからは大化けは期待できない。ロットが違うなら、また期待できるのかもしれないけど。あと2本あるのになあ。万が一の変化を期待して、秋まで寝かせておくべきか。ラモネのパストゥグランを楽天で探す>気が向いたら投票お願いします→
2012.03.20
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この日はワインを持参して、行きつけの寿司屋へ。2010 シャトー・メルシャン アンサンブル萌黄日本 - 白辛口1,344円、2012年3月購入シャトー・メルシャンのカジュアルグレード「アンサンブル萌黄」。福島県産と長野県産のシャルドネ主体に、山梨県産の甲州をブレンドしたワイン。そこそこ評判がいいので買ってみた。(ネガティブな意味では無くて)リーズナブルな価格帯のシャルドネの香りで、このクラスとしてはボリュームがある。飲んでみると、香りのボリュームに反してボディは薄く少々頼りない。よくいえば若々しさ、悪くいえばぎこちなさが残る。半年寝かせればもう少しよくなると思うけれど、現時点の評価はイマイチ。この値段ならばシトラスセントを買うなあ。08, 09のほうがよかったのか。シャトーメルシャン アンサンブル萌黄を楽天で探す>国産ワインは、あまり値引きしないものなのだけれど、この店はかなり引いている。日本固有の品種と日本に順応した国際品種のマリアージュで生まれる、味わいの”調和(アンサン...価格:1,176円(税込、送料別)シトラスセント甲州 [2011] 【蒼龍葡萄酒】価格:1,680円(税込、送料別)2005 Pommard 1er Cru Les Charmots(Rodolphe Demougeot)ポマール プルミエ・クリュ レ・シャルモ(ロドルフ・ドゥモジョ)Bourgogne, France - 赤辛口3,500円くらい、2012年3月購入リアルワインガイド高得点銘柄&セールで50%OFF以上ということもあって購入したワイン。ロドルフ・ドゥモジョのトップキュヴェ。追加購入検討のためにさっそく開けてみた。香りをとるとなかなかのもの。期待して飲んでみると、うーん。05としては若さやはつらつさに欠け、フラット気味で凝縮感もイマイチ。この前のドメーヌ・ローランのACブルとは違って、飲み進めるのが苦しいほどひどくは無いけれど、まったく心がときめかない。味わいでいったら2千円以下。ダメージがあったとは言い切れないけれど、良好なボトルとは絶対に差があるはず。この生産者のワインは今まで何度か飲んだことがあり、悪いイメージが無いだけに残念。ドメーヌ・ローランと続けて同一のセールで2本連続で外れると、極度のセール品に飛びつくのは危険だと思うのであった。ロドルフ・ドゥモジョのワインを楽天で探す>気が向いたら投票お願いします→
2012.03.19
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遅れまくっている今年の梅。東京近郊は2週間から1ヶ月くらいの遅れとか。見ごろを迎えているという情報を得て、大田区の池上梅園へ。この日は天気がよかったこともあり、午前中からにぎわっていた。雨が降ったこともあり花の状態はよくないけれど、ちょうど見ごろのピーク。おそらく東京23区内の梅は、このあたりがピーク。3月23日、24日だとピークの終盤か、散りはじめ(場所によっては厳しいかも)。ここで情報を一つ。定期的にちゃんと更新している開花情報を公開しているWebで、急に更新間隔が開いたり、更新が止まったりしたときには要注意。見ごろが過ぎていることが多いです。水戸偕楽園にも行きたいし、越生梅林にも行きたいし、高尾梅郷にも行きたい。吉野梅郷はまだ先みたいだけれど、伐採問題で揺れているので、見ごろを見極めて行ってみたい。気が向いたら投票お願いします→
2012.03.18
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2008 Bourgogne Premier Cuvee(Domaine Laurent Pere et Fils)(ドメーヌ・ローラン・ペール・エ・フィス)Bourgogne, France - 赤辛口2,000円くらい、2012年12月購入インポーター:合同酒精Profile: ドミニク・ローランが、息子ジャンとともに開始したドメーヌ・ローラン。ドミニク・ローランは何度も飲んだことがあるけれど、ドメーヌ・ローランは初めて。セールでちょい安だったので買ってみた。 Impression: どんなものだろうと期待して飲んでみると、うーん、くすんだ味わい。08という若いワインにしては果実味が抜け、味わいもシンプル。わずかに苦みも残る。流通過程のどこかで、ダメージを受けたことがうかがえる味わい。ブショネで飲むのも苦しいワインとは違うのだけれど、まったくグラスが進まないワインだった。同時に買ったものが、あと1本あるのが悩ましい。ドメーヌ・ローランのワインを楽天で探す>気が向いたら投票お願いします→
2012.03.17
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日本におけるバイキングスタイル発祥の地、帝国ホテルの「インペリアルバイキング サール」に行ってきました。事の発端は、辛口評論家として知られている友里のブログ。めったにほめない同氏が「ホテルブッフェでは頭一つ抜けている」と称賛しているではないか。それで帝国ホテルのWebを見たところ、通常の平日ディナーが大人 7,900円(消費税込、サービス料別)のところ、3月15日までの平日限定でワイン・ビール飲み放題付きで8,800円(消費税込、サービス料別)という酒飲みにはうれしいプランを発見。終了期日は近いし、4月になれば本格的にダイエットに取り組まなければいけないってことで、さっそく予約を入れて行くことにした。場所は、帝国ホテルの17階。席間はゆったり作られ、ホテルらしい落ち着きがある。また平日のディナーとはいえ、7割以上の客入りで人気がうかがえる。家族での会食など、ちょいハレ的な利用客が多いようだ。ホテルという理由はあるにせよ、きちんとした服装の人が多かった。さすが定評のあるバイキング。何種類あるのかわからないけれど、とりあえず全種類食べるのは無理と思えるくらいの種類がある。カレーやパスタ、ご飯ものなど、おなかにたまりそうなものはスキップし、それ以外のものを少量ずつもらうことにした。バラエティ豊かな品揃え。これでも前菜類の1/4種類くらい?1人ずつ切り分けてくれるローストビーフ(量に制限なし)。値段を考えると仕方ないとはいえ質はイマイチ。小さな鍋に入れてくれる料理が4種類あった。エスカルゴやサーモンのクリーム煮、羊のスパイス煮込みなど。料理はだいぶ端折ってチーズ。けっこうな種類があった。こちらはホテル品質。おいしー!やばい。デザート食べ過ぎた。これでもデザート全体の1/3種類くらいかも。ちゃんとしたジェラートも、かなりの種類があった。ワインは、白はたぶんイタリア、赤はボルドーだった。飲み放題なので、多くは望めないけれど共に許容範囲。とくにボルドーはまっとうな味わいだった。常設でのホテルブッフェの経験がほとんど無いだけに、比較は難しいけれど、感想を箇条書きにすると、・とにかく種類が多い。普通の人が全種類試すのは難しい。・料理の味は普通(なぜか気に入ったのは鳥のクリームグラタン)。・チーズとデザートのレベルが高い。・店内にゴージャス感がある。・今回のドリンク付き特別プランはリーズナブル(8,800円+サービス料別10%)。総合的に考えると、土日は直前では予約がとれないくらい人気があるというのもわかる気がした。とはいえ、近年「ダイエット・マインド」まっただ中のわたしにとっては、1万円近いお金を払って”料理は中庸、ワインは平凡”なバイキングに来たのは、そもそも選択ミスだったように思う。バイキングスタイルならば、八芳園のボジョレーイベントのように、いろいろなワインを楽しめるもののほうがいいし、もしくは少量でいいから、同じ金額でもっとおいしいものを食べればよかったかなと。お店自体は悪くないけれど、現在のマインドに沿った店選びの大切さを痛感した夜だった。「インペリアルバイキング サール」のWebページを見ると、いろいろお得なプランが載っているので(ドリンク付きのプランも期日限定で開催)、興味のある人はチェックして行くべし。気が向いたら投票お願いします→
2012.03.16
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前回からの続き。1989 Ch.de Farguesシャトー・ド・ファルグSaterns, Bordeaux, France - 白極甘口ラベルにリュル・サリュースという文字が入っているように(リュル・サリュース家は、最近までイケムの所有者)、イケムの兄弟シャトーとも言えるド・ファルグ。そのためイケムの味わいが、1/3から1/2の価格で楽しめるお買い得ワインと言われている。セミヨン80%, ソーヴィニョン・ブラン20%。いいビンテージらしく、約10年前の購入当初から濃い色だった。口に含んでみると、かなり糖度が乗って十分飲み応えのあるソーテルヌ。もっと熟成しているかと思ったけれど、こなれてはいるけれど、熟成感が出るまでには至らず。おいしいのだけれど、いいときのイケムやクリマン、ドワジデーヌ・レクストラヴァガンなどとは明確に差がある。ほかのビンテージも試してみたいな。とはいえ、現在は手軽に試せる値段じゃ無いんだけどね。いいビンテージだとフルボトルで約2万。シャトー・ド・ファルグを楽天で探す>[1995] シャトー・ド・ファルグ 750ml(ソーテルヌ) 白ワイン【コク極甘口】【楽ギフ_のし...価格:7,854円(税込、送料別)リンゴのタルトとマスカルポーネのソルベDRCを別格とすれば、サンセールとジラルダンが好きでした。今年は感動するワインにどれだけ出会えるだろうか。気が向いたら投票お願いします→
2012.03.15
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前回からの続き。いよいよエシェゾー対決。ジラルダンのエシェゾーは、2000年ビンテージまではDRCが払い下げたブドウを使っていると噂の流れたワイン。実は約10年前にも同じ対決をやったことがある。そのときの感想は「ジラルダンとDRCでは中身が全然違う。DRCのほうが圧倒的に凝縮度が高く、また味わいの傾向も異なる。DRCは素直においしいとは言えず幼児虐待感たっぷりなのに対し、ジラルダンはもっと親しみやすい」という結論になった。約10年たっていかに?1999 Echezeaux(Vincent Girardin)エシェゾー(ヴァンサン・ジラルダン)Bourgogne, France - 赤辛口ここから味わいがグーンとグレードアップ。若いワインから熟成したワインへ。エシェゾーとしてはハイトーンで、香ばしい熟成香が漂う。他生産者の99年エシェゾーと比べると、やや軽めに仕上がってはいるけれど、そのぶん熟成感が味わえる飲みごろの初期。スケール感は中程度。やっぱり熟成感のあるワインはおいしい。これから10年はさらによくなりそう。ジラルダンのエシェゾーを楽天で探す>ヴァンサン・ジラルダン 2009年 エシェゾー [2009] ヴァンサン・ジラルダン 750ml価格:13,880円(税込、送料別)1999 Echezeaux(DRC)エシェゾー(DRC)Bourgogne, France - 赤辛口今年初のDRC。約10年前に開けたときは幼児虐待だと感じたエシェゾー。今までの経験だと、グレートビンテージのDRCは、10年熟成くらいでは、(下のグレードである)エシェゾーでも、いまいちだと感じることが多かった(あくまでもDRCとしてではですよ)。今回は初DRCの人がいることもあって、少しはおいしさがあることを期待して抜栓。さっそくグラスに注いでみると、色からして全然ジラルダンと違う。こちらの方が、だいぶしっかりとした色調。口に含んでみると、柔らかくなり始めてはいるけれど、熟成感が出るまでには至らず、若々しい味わい。懐の豊かなスケールの大きさ。余韻の長さ複雑さはなかなかのもの。本領発揮にはまだ遠いけれど、多くの人は満足していただいたようだ。とはいえ今まで素晴らしいDRCを飲んだ経験から言うと、いいビンテージのDRCとしては凝縮感に欠けるし、酸のレベルも弱め。また若いこともあって、いわゆるDRC香も希薄。90年前後の不調期(独断と偏見ですよ)と比べるとポテンシャルはずっと上だけれど、本当によくなるのは最低でも10年はかかりそう。今飲むならば97年くらいがおいしそう。当時は2万円アンダーで買えたんだけれど、当初いまいちのビンテージと言われていたため、スキップしたことが悔やまれる。DRCのエシェゾーを楽天で探す>楽天最安値で、この値段。うーん。こんなに高いならば、もっと古いいまいち(といわれている)のビンテージを探すか、新しいビンテージを将来のために買うかな。[1999] エシェゾーDRC Echezeaux価格:94,500円(税込、送料別)結局10年後の再対決も、両者はまったく違うワインと言うことになった。つづく。気が向いたら投票お願いします→
2012.03.14
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前回からの続き。2007 Chianti Classico Reserva Lamole di Lamole(Pile e Lamore)キャンティ・クラシコ・レゼルヴァ・ラモーレ・ディ・ラモーレ(ピーレ・エ・ラーモレ)Toscana, Italia - 赤辛口ミドルボディで今でもおいしく飲めるけれど、グッドビンテージせいか、まだタニックで若々しい。最近イタリアワインをよく飲んでいるせいか、この手のワインは口に合う。理想的には、あと3年から5年待ちたい。ピーレ・エ・ラーモレのワインを探す>写真撮り忘れ2006 IL BORROイル・ボッロToscana, Italia - 赤辛口ファッションブランドのフェラガモが手がけるワイナリー。勝手にキャンティと同系統の味わいを想像をしていたのだけれど、全然違うスタイル。濃厚で密度が高く、香りのボリュームも急上昇。若々しさ満点で、口に入れてからの広がりがすごい。スーパータスカン系の味わい。あとで調べたらメルロ50%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%、シラーとプティヴェルド10%と、スーパータスカンそのもので納得(笑)。わたしの好みとは違うベクトルだけれど、スーパータスカンの中ではリーズナブルだし、イル・ボッロの白よりは赤のほうがおいしいと思う。また、あと数年寝かせたいところ。イル・ボッロのワインを探す>イル・ボッロ[2007]年・フェラガモ家(サルヴァトーレ・フェラガモ)・IGT・トスカーナ・イル・...価格:4,809円(税込、送料別)2009 Pegasasu Bay Pinot Noirペガサス・ベイ ピノ・ノワールNew Zealand - 赤辛口ペガサスベイは、ニュージーに5つしかないパーカー5つ星生産者の一つ。ニュージーは好きなのだけれど、高くなるほど、よりブリリアントに感じることが多く、一杯飲むぶんにはおいしくても、たくさん飲むのはつらくなるものが多い。これはさすがに評判のよい生産者。決してやり過ぎることなく、きれいにまとまっているし、このあとに出てくるエシェゾーとの違和感も無い。もう少しリーズナブルに買える、白を試してみたくなった。ペガサス・ベイのワインを楽天で探す>ペガサス・ベイ/ピノ・ノワール[2009]750ml価格:4,777円(税込、送料別)ウサギと三種類キャベツのリゾットホロホロ鳥と新ジャガのロースト ジュカイユのソースつづく。気が向いたら投票お願いします→
2012.03.13
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神田Villa Dueで遅めの新年会。いつもは、すべてのワインをわたしが用意するけれど、今回は↓の3本をわたしが用意して、あとは1人1本持ち寄りにしました。1999 Echezeaux(Vincent Girardin)1999 Echezeaux(DRC)1989 Ch.de Fargues(Sauterns)今回はなるべく早くアップするつもりが、お店にカメラは忘れるは、写真を撮り忘れているは、さらには全然関係ないところで歯の根っこが化膿して、おたふく状態になってしまうはで、遅くなってしまいました。歯の根っこが化膿したのは二度目だけれど、こんなに腫れたのは初めて。マスクをつけないで外出するのは無理なくらいひどかった。それにしても日本にはマスクをつける文化があってよかった(笑)。完治したわけじゃないので、笑っている場合じゃ無いんだけどね。さて、はじまり、はじまり!NV J.de Telmont Grande ReserveJ・ド・テルモン グランデ・レセルヴEpernay,Champagne, France - 泡白辛口シャルドネ1/3, ピノ・ノワール1/3、ピノ・ムニエ1/3というブレンド。黒ブドウ主体らしいしっかり飲みごたえのあるボディで、熟成によるものなのか、そこそこに複雑性もあり、こなれている。何度か飲んだことがある銘柄だけれど、今までで一番印象がよかった。写真撮り忘れNV Taitinger Brut Reserveテタンジェ・ブリュット・レセルヴChampagne, France - 泡白辛口久しぶりに飲んだテタンジェのNV。最初はJ.de Telmontより軽いため「順番を間違ったー」と後悔したけれど、飲み進めていくうちに、よさがじわじわと出てきた。ネゴシアンらしいバランスのよさと、軽やかなんだけれど、軽いだけでは無いエレガントな気品を備えている。まさしくシャンパーニュ。イメージ的にはプチ・ドンペリ(メーカーが違うから、こういう言い方はおかしいんだけど)。テタンジェのNVって、こんなにおいしかったっけ?テタンジェ ブリュット キュヴェ プレステージ 750ml価格:3,790円(税込、送料別)2009 Sancerre Chavignol(Domaine Frank & Jean Francois Bailly)サンセール“シャヴィニョール”(ドメーヌ・フランク・エ・ジャン・フランソワ・バイイ)Loire, France - 白辛口世界最優秀ソムリエになったことのある「ジャン=リュック・プトー氏」がセレクションしたサンセール(エチケットにも書いてある)。ハーブっぽさは少し控えめで、きれいな酒質が印象的。バランスのよいサンセール。ソーヴィニョン・ブラン好きということもあり、わたしも好きだった。調べてみると「ワイン王国」でベストバイも獲得している銘柄。楽天に在庫は無いようだけれど、それほど高くも無くお勧め銘柄。2009 Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Chardonnay(Domaine Alain Jeanniard)ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・シャルドネ(アラン・ジャニアール)Bourgogne, France - 白辛口知らないドメーヌだったけれど、モレ・サン・ドニにある、2000年に代替わりした自然派のドメーヌ。酸っぱいもの好きとしては、ちょっと少し酸が弱めだけれど、若い飲みごろのブルゴーニュ白。普通においしいっす。ズワイガニのテリーヌ アボカドとグレープフルーツのアクセントイトヨリダイのソテー ソース・ヴァン・ブランつづく。気が向いたら投票お願いします→
2012.03.12
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開花が遅れまくっている今年の梅。熱海はようやく見ごろらしい。行く気満々だったのだけれど、前日の天気予報はイマイチ。断念して翌朝起きてみると、そこそこ晴れているではないか。天気予報の嘘つき! 自転車で行くには遅すぎる時間だったので断念。近所の羽根木公園に行くことにした。2週間前とは雲泥の差。全体としては五分から満開で見ごろ。暖かいとまでは言えないけれど、ピクニックには耐えられる気温ということもあり、お祭り期間中よりも人出があった。午後に行ってチャチャッと撮っただけなので、写真はいまいちだけれど、前回よりもだいぶきれい。このぶんだと今週末までは確実に見ごろだと思う。ひょっとしたら翌週も大丈夫かも。湯島天神や亀戸天神は、そろそろ見ごろらしい。吉野梅郷や水戸偕楽園はまだ先。どこに行くべきか。気が向いたら投票お願いします→
2012.03.11
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NV Au fil du temps(Verget du Sud)オ・フィル・デュ・タン(ヴェルジェ・デュ・スッド)Cotes-du-Rhone(VdT), France - 赤辛口1050円, 玉川高島屋, 2012年1月購入Profile: ヴェルジェが南仏で手がけているブランドの1つ「ヴェルジェ・デュ・スッド」(ほかにトゥーレットもある)。その一番下のグレードが、このオ・フィル・デュ・タン。リーズナブルだったので買ってみました。以前byson1さんも取り上げていた。 Impression: 簡潔に表すなら「ヴェルジェらしく、この価格帯でもそつない仕上がり」。ローヌとしては軽めの酒質ながら(この価格帯としては標準的)、ローヌらしいスパイスや土っぽいフレーバーがしっかりあり、それでいてデイリーワインらしく、くせの無い味わい。安いワインにありがちな、薄さや凡庸さはなく、堅実に仕上がっている。この価格帯なので特質するべきワインでは無いけれど、価格以上の満足感は十分にある。リーズナブルなビストロのハウスワインとして、グラス500円くらいで出てきたらうれしい(できたら5杯取りで)。ヴェルジェ・デュ・スッドのワインを楽天で探す>楽天に同じものは無くて、ちょい上のがあった。【取寄せ】ヴェルジェ・デュ・スッド VDP ヴォークリューズ グルナッシュ カベルネ・ソーヴ...価格:1,750円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2012.03.04
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2002 Mazoyeres-Chambertin(Camus Pere & Fils)マゾワイエール・シャンベルタン(カミュ・ペール・エ・フィス)Bourgogne, France - 赤辛口4,480円, 松澤屋, 2012年2月購入Profile: おそらく昔からのワインラバーにとって「カミュ」=「畑の格のわりには安いけれど、古くさくて薄っぺらくて平凡なドメーヌ」と思っている人が多いのでは無いだろうか。わたしも同じで、今まで80年代90年代のグランクリュを飲んで何度も失望したことを思い出す。また事情通の関係者からは「子供たちにドメーヌを相続したいけれど、ワインがおいしくないから、子供たちも相続するのを嫌がっている」なんてことを聞いたこともある。そんなときに2008年に発売されたワイナート43号のシャンベルタン特集で、カミュが特集の先頭に取り上げられ、さらにはシャンベルタンが堂々と高得点を連発していたのには衝撃的だった。不思議さのあまりワイナート誌の関係者に聞いてしまったほどである。それによると、フランスで飲んだカミュはたしかにおいしかったとのこと。それ以来気になってはいたのだけれど、飲む機会に恵まれなかった。今年に入って、リーズナブルな値段で蔵出しのオファーがあったので、とりあえず安いマゾワイエールを何本か買ってみることにした。シャンベルタンだと失敗したときのダメージが大きいからね。 Impression: はっきり言っておいしい。凄みがあるわけではないし、グランクリュとしては薄めだし、今が飲みごろで大きな上積みを見込めるわけではない。だけれど、香りのボリュームはしっかりあるし、そこそこに複雑で、余韻も長い。今までのカミュのイメージを完全にくつがえす味わいだと感じた。02年あたりの人気ドメーヌは、まだ飲みごろを迎えていないことや、このワインが5千円であることを考えると十分以上に満足するのではないだろうか。このような良好なボトルに当たってしまうと、今までの悪評の原因はなんだったのだろうと思ってしまう。シャンベルタンも試してみたくなってしまった。できたら最近蔵出しされたものを。ちなみにワイナートでの点数は次の通り(すべてグランクリュのシャンベルタン)。2005年93点、2001年91点、1999年95点、1992年95点カミュ・ペール・エ・フィスのワインを楽天で探す>【32%OFF!】特級ブルゴーニュが4,980円!カミュ・ペール・エ・フィスマゾワイエール・シャン...価格:4,980円(税込、送料別)カミュ ペール&フィス シャンベルタン [2001]【長期熟成に耐えうる偉大な年】価格:10,980円(税込、送料別)マグナムだとリーズナブル。 【カミュ】シャンベルタン[2002](赤)1500mlマグナムボトル価格:19,740円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2012.03.01
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