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日曜の朝の番組で、白金にあるフレンチレストランのシェフによる「低カロリーレシピ」を紹介していました。 油がたくさん入ったドレッシングを使わずに、野菜をたっぷり食べる方法として、コンソメスープで野菜を下茹でするというワザを紹介していましたが、 これって、そんなにびっくりするほどのものではないよなあと思いつつ、 そうだ!日本料理には、昔からもっといい知恵があるじゃないの。 青菜の煮びたし! 月曜の夜、仕事の帰りにデパ地下に寄り、菜の花とホタルイカを買いました。ふふ。旬を味わうのって、とってもステキ。 菜の花は、葉、花、茎の3つにちぎり分けます。大鍋の湯が煮え立ったら、たっぷりの塩を入れて、まず茎、次に花、最後に葉というように時間差で投入して、全部がほぼ同じ硬さになるようにします。 一方、出汁は市販の白出汁で十分ですが、できあいのものに特有な「できちゃった香」とでもいうべき鼻につく臭いを消すために、水に昆布と煮干し1匹を入れて沸騰させたもので薄めました。 茹で上がった菜の花は、ザルにとり、冷水にさらさず、水気を切ってすぐに出汁の鍋に投入して、味をなじませます。このとき、タカノツメを1本入れると、辛くならないまでも、味にくっきりとした輪郭ができます。 あまり長く煮ないで、すぐにバットにあけて冷まします。 器に体よく盛り付けたら、練り辛子をトッピングしてもいいし、刻み海苔を散らしてもいいね。 ホタルイカは酢味噌でいただきました。 美しい、春告げの食卓でした。 菜の花の代わりに小松菜やほうれん草でもいいよね。小松菜の場合は、油揚げを炙って焦げ目をつけて短冊に切ったのを混ぜてもいいし、ほうれん草の場合は、ベーコンを加えたコンソメスープで洋風煮びたしにしてもおいしそう。仕上げに、オリーヴオイルをほんの少したらして。 ほうれん草料理には、ナツメグが抜群に合いますので、お試しください。 また、あさり、しじみ、ハマグリなどの貝類を使ったお汁で煮びたしにすると、高級料亭の味になります。 干し貝柱、干し海老を使えば中華風になるね。つまるところ、XO醤を使ってもいいし。 汁物は、炒め物と違い、油を使わないという利点に加え、複数の材料をなんでも寛大に受け入れて全体をまるーくまとめることができるということじゃないかな。 煮びたしは、出汁、メインの素材、サブの素材、トッピングと4通りの組み合わせを自由自在に楽しめるところが魅力的です。●出汁のアレンジ 鰹節と昆布、にぼしと昆布、洋風にコンソメ、ホタテ水煮缶のおつゆ、アサリやハマグリを酒蒸ししたおつゆ等々、●メインの素材 青菜が最適だけど、かぶ、にんじんなどの根菜もイケル。うど、わらび、うるいなどの山菜もいいね。●サブの素材 細かいもの、または細かく切っても味がよく出るもの。しめじ、えのき、百合根、菊の花、油揚げ、鶏ささみ、豚コマ、なまりぶし、貝、ホタテのほぐし身等々。●トッピング 簡単に削り節でもいいし、おろし生姜、山椒の葉、大葉の刻んだの、とき辛子、しらす、桜海老、ちょっとリッチにいくらでも。 お椀の中は、何もかも飲み込める寛大な宇宙(ミクロコスモス)。
2007年01月31日
出るわ出るわ、「あるある」の捏造ぶりは、目に余りますね。 しかし、ああいう番組がいままでなぜ、人気番組であり得たのか。「だまされるほうが悪い」という側面も確かにあるとは思いませんか?「やせる」でも「頭がよくなる」でもいいのですが、とにかく、食品の効能を実証するには、「あるある」に限らず、他の安易な作りの健康情報番組でもやっているような、10人やそこらの実験では全くもって不十分です。 医学の世界ではいま、EBM(Evidence-Based Medicine)ということが盛んに言われていて、つまり、何かに治療効果が「ある」と言い切るには、明確な証拠が求められるのです。 その証拠として用いられるのが、大規模臨床試験であり、被験者の数は、少なくとも数百というレベルであり、対照群と比較していないものは「信じるに足らず」とされます。 対照というのは、たとえば、「納豆で痩せる」ことを実証する場合には、「納豆を1日2回ずつ1週間食べ続けたグループ」と「納豆を全く食べないグループ」のデータを比較するという意味ですね。 痩せるための他の要因が入ってこないように、「なるべく運動しないでください」「働きすぎ、疲れすぎにならないように注意してください」といったコントロールも必要になるかもしれませんね。 多くの人に協力を仰ぐとなると、時間もお金もかかるので、それだけのことをする価値があるかというと、実際にはないわけで、だから、こうした捏造を安易にしてしまう人が後を絶たないのでしょう。 ここまで書けば、健康雑誌や、健康食品の広告にある体験談を安易に信じることも非常に危険であると、おわかりになるでしょう。「効く」かどうかを実証するには、大規模臨床試験が必要ですね。1人や2人、10人や20人の人間が「効く」ことを体感しても、だからといって万人に効くとは限らないのです。 病気を予防する効果のある食品、健康増進機能のある食品は、私たちの身の回りにたくさんあり、よほどの偏食の人でない限り、何か1つの単体のおかげで健康になったと言い切るのは非常に難しい。 体質や遺伝的要因、食事以外の生活習慣によっても、「効く」かどうかが違ってきます。また、対照実験をする意味は、何か「効く」と言われるものを摂取すると、効いたような気がするというプラセボ(偽薬)効果があるので、こういった要素が関与しないようにするためです。「イワシの頭も信心から」ということわざが教えるとおりです。 また、健康食品のような加工食品の場合には、別の問題もあります。 健康効果のある物質の1日あたりの必要量は、mmg単位といったごく微量であり、そういったものを摂取しやすくするために、多くの健康食品には増量のための「余分なもの」――たとえばデンプンとかが混ざっています。多くは健康に害のないものであるはずですが、薬品のように臨床検査が行われているわけではないので、全く害がないとは言い切れないでしょう。 健康効果のある物質をどこから抽出するかということも重要です。農薬を大量に使った野菜や果物から抽出した場合、残留農薬の密度が濃くなる危険を伴うわけです。 さらに、健康によい物質だけを取り出して飲みやすい錠剤やカプセルにして服用することで効果を期待するという要素還元主義には大きな落とし穴があります。 レモンの健康増進効果といえば、レモンに含まれるビタミンCであるから、ビタミンCを多く含む飲料や飴は「レモン○個分のビタミンC」を含むということを宣伝文句にしています。しかし、レモンの健康増進効果は、ビタミンC単体のおかげであるとは限らないのです。 レモンには、ビタミンCの吸収をよくする要素が含まれるかもしれませんし、熱などの影響でビタミンCが壊れるのを防ぐ要素が含まれているかもしれません。また、レモンの皮を傷つけたときに出てくるあの香りにも、食欲増進効果などがあるはずです。 つまり、レモンはビタミンCなどの要素のみならず、総体として丸ごと食べることによって、健康増進効果があるのではないでしょうか。 もっと深く考えると、レモンにはレモンである何らかの理由があるはずです。酸味と黄色い色、手のひらに収まる大きさ、厚い皮、果肉を守る房には、それぞれ何らかの理由があって、ああなっているのでしょう。 エビデンスという点では、農作物は品種改良や肥料の使用といった、人工的なものが加わっているとはいえ、人類が何千年にもわたって食べてきた作物と同じ遺伝子を継承するものであるはずです。 人類が直立歩行を始めて、農耕や狩猟採取を営むようになり、他の生き物とは比較にならないほどの雑食になって以来、何世代にもわたって食べ続けてきた作物と同じ遺伝子のものを私たちが食べているとしたら、その作物は、長期間にわたる大規模臨床実験を経過していると見なすこともできるでしょう。ちょっと強引かな。ただし、遺伝子組み換え作物となると、この限りではありませんが。 結局のところ、さまざまな野菜、肉、魚をバランスよく取り入れて、色々なものを食べて、栄養面はもちろん、「味わう楽しみ」という面も大切にして食生活をエンジョイすればいいのではないでしょうか。 だまされないでね。 なんでキャリアカウンセラーの私がこんなことを書くかというと、「健康食品を扱うビジネス(ネットワークビジネス、マルチ商法)を始めようと思う」というご相談が相次いだからなんですね。 私の答えは、「よく考えましょう」ですね。 健康食品とは何なのかについて、販売者側の情報だけではなく、学者や健康食品販売業を管轄する役所の意見や関連する法律についてもよく検討してから判断しましょう。 また、法律ではネットワークビジネスのことを連鎖販売取引といいますが、何が合法で何が違法であるかは、特商法という法律で明確に定義されていますから、この法律を熟読することが2番目にすること。 あとは、図を描いて考えてね。紙の上のほうに小さな○を1つ描きます(第1段階)。その下に足を3本つけて先端に○を3つ描きます(第2段階)。さらにその3つの○の下にもそれぞれ足をつけて○を3つずつ描きます。こうすると一番下の○は9つになりますね(第3段階)。でまたそれぞれの○に足をつけて○を3つずつ描きます。こうすると、一番下は3×9で27個(第4段階)。 こうした多段階の構造をなすネットワークが、ネットワークビジネスの本質ですね。 で、お金が儲かる仕組みは、上の段階の人ほど、仕入れ値が安い。たとえば、100円のものを30円ぐらいで仕入れられるとすると、第2段階の人はそれよりも高い40円とか50円、第3段階の人はもっと高い50円とか60円になるわけで、下の段階に行くほど1個あたりの利益が小さくなるし、また、下の人から見れば、自分の売り上げの何割かを上部の人に吸い上げられている構造になるわけね。取引が単独に同時発生的に行われるのではなく、連鎖して行われるところが、この商法のツボですわ。 つまり、先行者ほど利益があつく、その利益構造を持続できる仕組みになっているわけね。ただし、末端の新規加入者が増え続ける限りにおいて。 上の段階の人が下の段階の人よりも、利益を多く獲得できる根拠としては、販売方法の指導・助言といった「労働がある」とされますが、第1段階→第2段階といった、隣接する段階の人同士であればまだしも、第1→第3とか、第1→第4ともなると、会ったこともないし、ネットでコミュニケーションをとったこともないという関係になるわけで、そうなった場合に、販売が連鎖し、利益構造が連鎖しているとなると、それは「不労所得」ではないかという見方もあるわけです。 この「不労所得」である点が、ある人にとっては「金儲けのチャンス」という見方になるし、別の人にとっては「いかがわしいビジネス」という見方になるわけね。 端的に言ってしまえば、コミュニケーションがないまま自動的に組み込まれる連鎖であるとしたら、「人をカモる」ことで成り立っているビジネスとしか私には思えないんだけど。だからこそ、勧誘がどぎつく、人の劣情に訴えて、「だれでもお金持ちになれる!」っていうような下品なうたい文句が多いんじゃないかしらね。 ま、最後にアドバイスするとしたら、「借金するほどの在庫を抱えないように、健全にビジネスしましょう」「大切なお友だちを誘って嫌われないようにしましょう」 この2つですかね。
2007年01月30日
柳沢厚労相の「女性は産む機械」発言に腹を立てている女性、そして女性同様に腹を立てているフェアな精神をおもちの男性も多いことでしょう。 後で柳沢厚労相が釈明して言ったと伝えられる「女性は産む役目」というフレーズにも、役割固定化の思想が現われていて、容認できかねます。 女性は機械ではないから、人間だから、気持ちで動きます。安心して子供を産み、育てられるという確信がなければ、動けません。 その気持ちの部分を傷つけるような人は、大臣としての適格性が疑われることはもちろん、政治家としても不適格でしょう。政治生命を絶たれるほどの重大発言であると認識していただきたい。 飲酒運転などの刑事罰に関しては、何かと厳罰化が進む昨今ですが、人の命同様に尊重されねばならない、人権や信念といったスピリチュアルな部分に関しては、あまり頓着しない人が多すぎるのではないでしょうか。 とりあえず私は、自民党のHPに柳沢辞任要求のメールを送っておきました。 こっちの、首相官邸の窓口のほうがいいかな?http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/iken.html みなさんもいかがですか?
2007年01月29日
今日の安倍首相の施政方針演説を聞きましたか? ご参考までに、女性に関わる部分を引用しておきます。出典は、私が定期購読している男女共同参画情報メール第131号(H19.1.26発行)です。●第166回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説について 安倍内閣総理大臣が、本日1月26日、施政方針演説を行いました。 その中で、「女性の活躍は国の新たな活力の源です。意欲と能力のある女性が、あらゆる分野でチャレンジし、希望に満ちて活躍できるよう、働き方の見直しやテレワーク人口の倍増などを通じて、仕事と家庭生活の調和を積極的に推進します。子育てしながら早期の再就職を希望する方に対し、マザーズハローワークでの就職支援を充実します。配偶者からの暴力や母子家庭など、困難な状況に置かれている女性に対し、行き届いたケアや自立支援を進めます。 」 等と述べました。 全文は、以下のURLをご覧下さい。http://www.kantei.go.jp/jp/abespeech/2007/01/26sisei.html 以上、引用終わり(1)。「仕事と家庭生活の調和」というのは、ワークライフバランスですね。もう「両立」という考え方は古い! 女性ひとりで家事も育児も仕事も背負い込む必要はありませんね。できれば安倍首相ももう1歩踏み込んで、「男女共同参画の推進」とか、「男女ともに仕事と家庭生活の調和を実現できるように」というフレーズを加えてほしかったですね。 あ!上記メールの中には、こんなことも書かれていました。●「日本経済の進路と戦略」の閣議決定について 政府は、経済財政諮問会議の答申を受け、1月25日(木)、「日本経済の進路と戦略」を閣議決定しました。これは、日本が目指すべき経済社会の姿と、それを実現するための経済財政運営の中期的な方針を示すものです。 本閣議決定には、・性別にかかわらず、仕事と生活の調和が可能な働き方ができる社会を目指す。女性にとっても働きやすい環境整備を一層進める。・正規・非正規間の賃金などにおける処遇の均衡を目指し、性・年齢や雇用形態にかかわらず、労働者が納得して働くことができるフェアな労働市場の実現を図る。・子育て、長期の離職、配偶者からの暴力等、様々な事情・困難を抱える人が、就労や学習に積極的にチャレンジできるよう、相談、助言、訓練、指導、情報や学習機会の提供等の取組や関係諸機関の連携を強化する。 など、男女共同参画の推進に関係する内容が盛り込まれています。 詳細につきましては、以下のURLをご覧下さい。http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizai/kakugi/070125kettei.pdf 以上、引用終わり(2)。 ちなみに、男女共同参画情報メールのサービスについて、利用登録とバックナンバーの閲覧はこちらからできます。 安倍首相の施政方針演説の全文は、こちら。 ワーキングマザーにとっては、下記のような施策を歓迎したいところでしょうね。「児童手当の乳幼児加算を創設し、3歳未満の第1子、第2子に対する手当を倍増し、一律1万円とします。育児休業給付を、休業前の賃金の4割から5割に引き上げるとともに、延長保育など多様なニーズへの対応を進め、仕事と子育ての両立支援に全力を尽くします。 働く人が家族と触れ合う時間を増やすため、長時間の時間外労働を抑制するための取組を強化するなど、仕事と生活のバランスがとれた、働く人に優しい社会の実現を目指します。」 首相のブレーンには、「ワークライフバランス」についての認識がある人が恐らくついているのでしょうね。今後のさらなる施策の充実と実践に期待したいところです。
2007年01月26日
毎日のように凄惨な殺人事件のニュースが報道されて、なんとまあ、殺伐とした世の中です。 でも私は、犯人だけが異常なのではなく、異常さを育み、暴走させてしまう家庭や地域社会、あるいは学校や職場といった組織、コミュニティに問題があるのではないか、だからコミュニティが健全さを取り戻せば、再発や再犯をある程度まで予防できるのではないかと考えます。 罰を重くすれば抑止力につながるという人もいますが、私はその考えには与しません。 果たして、人間に人間を「適切に」罰することなど、できるのでしょうか。適罰というものは、存在するのでしょうか。 冤罪や量刑不当をゼロにすることなど、人間にはできやしないのです。 また、裁判の死刑判決では、犯人が矯正不能であることが死刑に処することの論理的根拠として使われますが、医学であれば「治療不能」に対しての挑戦が日々行われているのに、人間の矯正について放棄してしまうことを「敗北である」と、教育学・心理学・社会学の専門家、あるいは倫理学や哲学の専門家は思わないのでしょうか。 いつも人の悪口を言っている人、「あんなやつは死刑にしてしまえばいいんだ!」という人、「同じ目に遭わせて罪の大きさを思い知らせるべきた」という人の声ばかりが大きく、何かと他罰的な風潮の世の中です。 犯罪が多発することよりも、他罰的傾向が強くなること自体に私は脅威を感じます。 では、私はどうやって生きればいいのか? そんな思索を深めるために、できれば毎日1冊、本を読みきるのは難しいけれども、少なくとも本のページをめくり、100ページぐらいは読みたいものだなあと思います。 しばらく「1日1冊」のテーマで日記を書いてみましょうか。なるべく、キャリアに関連させてね。 今日は『薬物依存を越えて 回復と再生へのプログラム』(近藤恒夫著、海拓舎)という本を最後まで読むのが目標。 薬物依存者へのサポート、とくにセルフヘルプグループの運営についてというテーマで記事を書くための参考資料ですが、薬物依存者に限らず、現代に生きる人々すべてに共通する問題点と、それを解決するためのヒントが数多く見つかります。 私は、性善説でも性悪説でもなく、「性弱説」っていう考え方に共感を覚えます。これは、個人情報保護法の専門家から聞いた言葉なんですが、要は人間は弱いので誘惑に負けてつい悪いことをしてしまうものだから、「つい」が起こらないような環境を整えることこそ大切なのだという主旨ですね。 まったくそのとおりだなあと思います。人間は弱いからこそ、邪魔者を排除するのではなく、お互いに助け合っていければいいなあと。 詳しくはまた改めて。
2007年01月26日
紅白歌合戦に登場したアンジェラ・アキ、よかったですね。初めて彼女の歌声を聞いたのですが、ガツンときました。 CDのディスコグラフィーを調べてみたら、ジャニス・イアンの有名な“Will you dance”をカヴァーしていると知り、さっそく所蔵の“Home”シングル盤を取り寄せました。 アンジェラが日本語の歌詞をつけていて、これがユニーク。日米2ヶ国語をあやつるバイリンガルで、ハーフ(いまはダブルというべきかな?)であるゆえんか。「嘘」「野望」「魂」「運命」といった抽象的概念を主語にするフレーズが多用される点が、独特の個性かなあとも思いました。 まあ、翻訳調ということなのかもしれませんが、彼女のオリジナルの“Home”の歌詞にも、同じような抽象的概念を擬人化する表現が出てきます。 “Will you dance”の中で、とくにグッときたのが、このフレーズ。「あなたという運命が私に微笑んだ」 すげー。 この訳詞のニュアンスが、最後に原詞を英語でそのまま歌うフレーズ“Take a chance on romance and a big surprise”に、うまーくつながっていきますね。 なんだか愛の奇跡を夢見る乙女に引き戻されるような初々しい気分になります。実は私、まだ独身なので合法的に(?)チャンスがあるはずです。うふ。 色々な思いをこめて、アンジェラの訳で弾き語りを練習中ですが、どうにもハートにグッと来るので泣いちゃいそうになるので困りますわ。 この曲、Gのメジャーコード展開なんですが、マイナーコードも効果的に使われていて、音階が微妙にフラットに傾き加減になり、それで、スピリチュアルな含みを持たせているような気がします。
2007年01月25日
私は、人から「ほめ上手だ」とよく言われます。「ほめ上手」のほうが、自分もまわりも幸せになれるんじゃないかと思います。お世辞や、おべっか使いではなく、そこに「見習いたい」「学びたい」という姿勢があれば。ほめられた相手は、悪い気分がしないだろうし、相手のよいところを見つけて学ぼうとする自分には、成長があるだろうしね。 さて、再チャレンジ支援を打ち出す国の後押しがあって、最近では専業主婦向けの就業支援セミナーを実施する自治体が増えてきました。それも1回限りの単発ではなく、8回、10回といった長期連続セミナーを行う例もあります。 昨日、終了した千葉県雇用労働課主催のセミナーは全8回コースで、最終日に総まとめとして「私の再チャレンジプラン」を各自が発表します。原稿用紙にして1000字前後、5分強のスピーチを演壇に立ってするわけです。 そのスピーチが素晴らしい! 学ばされること、気づかされることが多くあります。自己表現力の豊かさは女性だからか、あるいは子育て経験があってこそか。 気づいた点を帰りの電車の車中でメモしましたので、ご紹介しましょう。・自分のキャリアについての掘り下げができている。ベーシックな職務遂行能力について、自分の過去の経験と自分の長所、持ち味を踏まえた的確な描写ができる。・表現能力。自分のオリジナルな言葉で自分の長所を表現できている。自分自身のキャッチコピーが作れる。・評価についての意識がある。「ありがとうと言われたことがうれしかった」「○○さんに頼めば何でもやってもらえる」。こうした言葉が自信や意欲につながることを実感できている。・人の役に立つ、「はたらく=傍を楽にすること」、貢献することの意義を、現実の職務経験を通じて理解できている。・できることとできないこと、いまはできないけれども、将来できるようにしたいこと(しなければならないこと)の区別と整理がついている。・自分をディスカウントしない。思い込みで判断しない。「どうせ私はダメだ」というネガティブなものの見方をしない。・現状の自分の課題が発見できていて、その解決法について見通しが立っている。・与えられた仕事をこなすだけでなく、「どうすればもっとよりよくできるか」「ほかにもっといい方法はないか」と考え、創意工夫することが大切であると理解できている。・情報活用についての意識が進んだ。思い込みで判断せず、自分で行動し、自分で情報を収集し、異なる角度から比較検討し、最終的に自分で取捨選択することが大切であると理解できている。・柔軟性。子どもの成長の度合いに応じて就業形態や職種を選ぼうとしている。志望職種を1つに限定せず、複数の職種に範囲を広げ、自分の間口を広げようとしている。「臨機応変にがんばります」。・興味の広がり。自分の殻に閉じこもらずに外に目を向け、いろいろなことに興味を持とうというように意識が変化した。・向上心。勉強、「自分育て」への意識が明確化し、目標も決まっている。・育児のセーフティーネットを自ら確立しようとしている。要保育審査への対応、病児保育対応可能な施設の検討。・3年後、5年後と長期的な展望に立って、キャリアプランを作成できる。・表情豊かに自己表現ができる(母親であればこその菩薩のような笑顔と、躾をする教育者としての真剣な表情の使い分け)・控えめながらも、自己主張がきちんとできる。表現がひとりよがりにならず、自己統制が取れている。・自分と家族のために、「家族を大切にしたい」といった基本軸が確立していて、ぶれがない。・受身の姿勢から、自律的、自立的姿勢に変化した。環境が変わり、チャンスが訪れることをひたすら待つのではなく、自分から行動し、チャンスを自ら作り出すことが重要であるという認識に変わった。意識の変容が、行動の変容につながる。 ほめすぎ? そんなことないよ>修了生のみなさま 再就職支援セミナーのゴール、到達目標を再確認できた思いです。皆さんのおかげで、恐らく私は日本一の再就職支援カリスマ講師に成長できることでしょう。ナンチャッテ。
2007年01月24日
ハンドルネームをご覧のとおり、私はロックが大好きなんですね。シングルモルトはストレートでいただきますが……って、お酒じゃなくて音楽のお話。 高校時代に元祖ウォークマンを買って以来、CD、MDと携帯再生機が手放せなくて、いまはiPodナノ4GBを愛用しています。 ネットで楽曲を1曲ずつ買えるのが便利ですね。つい買い過ぎてしまい、昨夜なんて一挙に39曲も買ってしまったので、残りの容量がついに800MBを割ってしまった!たぶん、来月には8GBに買い替えていると思います。 ちなみに、昨夜はこんな曲をiTunes Storeで買いました。♪David Bowieが7曲、 ♪Duran Duran、John Mellencampが4曲、 ♪Kool&The Gang、Lou Reedが3曲、 ♪Tears for Fears、The Who、Freeが2曲 ♪Lynyrd Skynyrd、10cc、Dexy's Midnight Runners、Band Aid、 Robert Palmer、The Platters、Steppenwolf、UB40、The Style Council、Jackson5、America、Rainbowが各1曲。 今夜はこれにパープルとELPを4曲ずつ。それに亡くなったローラ・ブラニガンを偲んで、「グローリア」のremixを買ったのでした。 一種の音楽依存症かもしれませんね。さて、最後に依存症について喝破した一文を引用して、今夜はおしまい。 ひとりでいて、単調に耐え、自分のなかの空虚感、欲求不満、ゆううつ感に耐えるということに向いていない人が依存症には多いのです。つまり依存症は、「淋しさの痛み」の病なのかもしれません。 以上、『中高生の薬物汚染 知るべきこととできること』(農文協)より。筆者は、日本ダルクという薬物依存者の支援組織の代表で、自らもかつては覚せい剤の使用で逮捕され、執行猶予はついたものの、拘置所の中で自殺も考えたという強烈な体験の持ち主である近藤恒夫さんでした。
2007年01月18日
アンテナを張っていると、答えが向こうからやってくるというか、あたかも啓示のようなメッセージが送られてくることがあります。それを啓示と受け取るかどうかは、自分の問題ですが。 朝、NHKの番組を見ていたら、海外災害援助市民センター(CODE)という団体の事務局長である村井雅清さんに「出会い」ました。 CODEと村井さんについて紹介した最近の新聞記事を引用しておきます(中日新聞2007.01.13 朝刊)「善意への恩返しを」。CODEの出発点は、こんな思いからだった。「阪神」からわずか四カ月後に起きたサハリン大地震では、神戸の仮設住宅などでボランティア活動に取り組む団体が呼び掛け、コンテナ十三個分の毛布や衣類などの物資、そして一千万円近い寄付金が市民から集まった。以来、各地で災害が起きるごとに、緊急支援委員会を組織して海外支援を続けるようになり、二〇〇二年一月、常設の組織としてCODEが発足した。 「復旧・復興のための支援」と、村井雅清事務局長(56)は話す。村井さんも神戸市長田区に工房を持つ靴職人だった。自身はたまたま前夜発の夜行バスで到着した東京で大震災を知り、テレビで被災のすさまじさを見たという経験を持つ。 設立準備中の〇一年一月に起きたインド西部大地震や、〇三年二月の中国・新疆ウイグル地震など、海外支援は四十回を数える。〇四年十二月のスマトラ沖地震津波では、スリランカで幼児のいる家庭のために「まずは子どもたちの安全な場所を」と幼稚園の再建支援に取り組んだ。 昨年五月のインドネシア・ジャワ島中部地震では、スタッフが現地入りし、家の建築支援もした。ジャワ島の場合、「ゴトン・ロヨン」という同国伝統の相互扶助精神が、倒壊家屋の片付けなどで発揮された。「被災地の先輩、神戸から復旧・復興のあり方を伝えようとやってきたが、逆に訪れた被災地から学ぶことが多くなっている」。 NHKの番組では、昨年5月のインドネシア・ジャワ島中部地震の復興支援活動で、住宅の再建に携わったときの様子をレポートしていました。現地の家はレンガで造られていたため、崩れたときの被害が大きかったということで、耐震性のある木造建築を再建。外壁は、その家に住む住民自らが好きな色のペンキで塗るのです。緑と黄色のカラフルな色使いと、神戸の難民キャンプのような画一的な仮設住宅を比べ、その復興支援の考え方の違いに村井さんは驚いたとか。 実際の建築に携わった現地の建築家は、「家は住む人の個性が現れていなければならない」と語っていました。 村井さんは現地から引き上げるとき、住民たちからサインを残すようにとせがまれ、自分の名前とともに「絆」という一文字を書いたのでした。 それを見て、コメンテイターの柳田邦夫が、「絆がKobanやTunamiのような世界共通語になればいい」と言いました。思想信条や国の違いを超えて、困っている人を助けようとする助け合いの精神の尊さについてコメントし、そのときに米国のジャーナリスト、ノーマン・カズンズの名前を挙げたのでした。 ここでもまた出会いを感じた私は、ノーマン・カズンズについて調べてみました。原爆投下から10年が経った1955年5月、25人の若き日本女性が、アメリカへ旅立った。彼女たちは、広島で被爆して顔や体にケロイドを負ったヒロシマ・メイデン(原爆乙女)。この日から約1年半にわたってアメリカ東海岸に滞在し、延べ133回の整形手術を受けて帰国した。この治療を可能にしたキーパーソンが、2人いる。広島・流川教会の谷本清牧師と、米国のジャーナリスト、ノーマン・カズンズ氏だ。 以上「あなたがあなたであるために」より。 谷本清牧師の長女、近藤紘子さんが、『ヒロシマ、60年の記憶』(リヨン社)という本を著し、全国で講演活動も行っているということも知り、amazonでほしい本のリストの中に加えておきました。 仕事柄、調べ魔というかなんというか。気になったら、調べずにはいられないのです。 でも、きっかけはいつも、向こうのほうから勝手にやってくる。そして、以前から私が興味を持っていたことと不思議と一致する。そこに私は「啓示」を感じて、特別な意味を見い出そうとする。 フリーランスの著述業という仕事柄、いつもひとり孤独な作業をしているわけですが、こうした出会いが不意にやってくると、うれしくなります。 明日は、どんな出会いがあるかしら。
2007年01月17日
長く更新をお休みして申し訳ありません。お蔭さまで執筆と講演の仕事が立て込んでしまい、サイト更新の時間を思うように確保できないまま、年を越してしまいました。 お休み中にもかかわらず、1日60~100件近いアクセスをいただき、誠にありがとうございます。 近日中になんとか復活したいと思っておりますので、もうしばらくお待ちいただければ幸いです。 ホワイトカラーエグゼンプションをめぐる話題や、不二家が期限切れ牛乳を使用した責任をパート社員に押し付けようとした問題など、書きたいことが色々ありますが、事実関係や背景をよく調べてから書いてみたいと思います。 とりあえず今日のところは、「元気で働いています」というごあいさつだけで、失礼します。 本年もよろしくお願いいたします。
2007年01月16日
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