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サヴィニー・レ・ボーヌ 1er Cru オー・クルー[2011]/ドメーヌ・ダルデュイ ドライローズや赤系ベリーのコンフィの香りが綺麗に広がり、期待値充分。ファーストアタックはまずまずですが、まだ熟成途上感があって、アフターにタンニンとあか抜けないニュアンスが残ります。渋谷でライブの後に行っていた、今は亡きビストロで扱っていた造り手で、ニュイの赤などはレストラン価格としても穏当で、味も満足のいくものだったのですが、このサヴィニは、やや中途半端な時期に開けてしまったのかもしれません。サヴィニが本拠の造り手を飲んでみようかと思いました。
2017年08月30日
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ニューヨークに転勤になるSさんの壮行会となった定例男子会。曙橋のはらまささん。コレは〆のトリュフご飯の卵黄がけ、うに、ローストビーフのっけですが、全体にわかりやすい御馳走感があって、とても清々しく?美味しかったです。高騰している東京の日本料理店の中では、相対的には、三田の晴山さんくらいの価格帯で、納得感があります。壮行会とはいえ、本人にもワインを出してもらいます^^ セロスのミレジメ2002。飲むのは2回目ですが、熟成によるメイラード反応なのか?、ごくごく香ばしく、厚みにある味わいは、ブラン・ド・ブランとはわかりませんでした。大人の味わい。コレと比較すると1週間前のユリス・コランは、子どもな味わいに思えます。白は、Yさんからラヴノーのビュトー1992年。健全な熟成をしたラヴノーでした。樹脂を思わせる独特のハリ感のある酒質。左岸らしい黄色い果実のニュアンスとミネラルが絡み合って、まさに飲み頃でした。1級でもこれくらいの時間が必要なのですね。Yさんのお店で売っている値段を聞いて、びっくりしました。赤の1本目は、私が持参したジャドのシャルム1978年。最近いくつか買った1978年。良年らしく、みなさん80年代の後半と予想。ネゴスのシャルムですが、ジュヴレらしい鉄っぽさもあり、またしばらくするとタンニンが主張し始めたところを見ると、まだ先がありそうでした。もう1本はトルショーのACブル1999年。アタリ!のトルショーでした。造り手はみなすぐわかりました^^エキス感が伸びる、癒しの赤系果実と旨み。99のレジョナルとはびっくり!でした。今回は4人で4本と抑えたので、最後までしっかり味わえました。Sさんの出国が想定より先になったので、来月にもう一度壮行会ができることになりました。持参するワインに悩みます^^
2017年08月28日
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今週のスピッツ♪は、横浜アリーナ。昔はわりとよく行っていた新横浜に、ひさびさに行きました。野外ライブではなかったのですが、かなり後方の席だったこともあって、シャンパーニュを持参して飲むことにしました。この夏、まとめて買って飲みそびれたリーズナブル泡の1本を。シャピュイという、安泡にありがちな簡素なエチケット。シャンパーニュの場合、簡素なエチケットは簡素な味わいのものが多い気がします。ただし、ゴージャスなエチケットだけど中身は貧相、というものもままありますが^^スペックはCh60、PN20、M20。白ぶどう優勢な味わいで、香りにも白い花や堅めの黄柑橘が前面。やや未熟果が多い、緑のニュアンスがあります。ドサージュは控えめな印象で、夏向きの味わい?とまあもっともらしいことを書きましたが、コレはライブ前に飲んだ印象。紙コップですし、始まってしまえば、うわの空で飲んだいたので、自分で書いておきながらですが、どこまで正確かは怪しいものです。スピッツはその日、デビュー後1000本目のライブだったとのこと。1/10くらいは、行っているかもしれません。
2017年08月24日
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いつも飲んでいる3人を外房にお招きして、泊り飲み。そのうちの一人、Sさんが何とニューヨークへの転勤が決まってしまい、送別会の第一弾を兼ねることに。ほぼほぼ月イチのペースで、数年に渡って一緒にワインを飲んできたので、残されることになった3人は早くも寂しさを口々に。目の前がささやかな海水浴場なので、夕食の前に外ワイン。インポーター?の招待で南仏に行ってきたYさんから2本。リムーのクレマンと、プロヴァンスロゼは、ピット&ジョリーのミラベル。向うではロゼに氷を入れて飲んでいたということで、試してみたら確かに、いい具合に水っぽくて美味しい!夕食は、昨年もお連れした送迎付きのイタリアンに。泡2、白1、赤2を持ち込み。ブラインドで。Sさんからは、ユリス・コランを2本。レ・マイヨンとレ・ロワーズ。最上キュヴェ、ブラン・ド・ブランのレ・ロワーズのほうが、確かに質感が上。最初は還元的でしたが、それがほどけると香ばしいニュアンスがグッと出てきました。ただピノ系泡好きの私は、ブラン・ド・ノワールのマイヨンが料理に寄り添いやすく、個人的には好ましく感じました。白は私からで、マーカッサンのスリーシスターズ・ヴィンヤードの2009年。Sさんがアメリカ行きとなったので、コレを。3人とも、当然ブルだと思っていて、強めの造りのシャサーニュという回答でした。有名どころの中で、いちばんカリシャルから離れた味わいに感じるマーカッサン。スリーシスターズは熟成が早めだと思っていましたが、やはりまだまだ早かったです。ある種、モンラッシュを思わせるボリューム感とクリーミーさ。この先、ブルゴーニュ的な階段を上って熟成していくような気がします。赤は、Yさんがロベール・アルヌーのレ・スショの1990年。Iさんがルソーのクロ・サンジャック2004年。レ・スショは当時は、アルヌーのRSVに次ぐ2番手銘柄。おそらくスショの中でも、いい位置取りの場所なのでしょう。VRらしいスパイス香と黒混じりの赤系果実。良年らしく酒質はこなれながらも強めで、まだま先がありそうでした。クロ・サンジャックのほうは、純粋な赤系果実の趣。一度コチラを口に含んでしまうと、スショのほうが黒みがちな味わいに思えてしまします。酒質は弱めで、余韻も中程度ながら、果実味にバックボーにある鉄とミネラルのニュアンスが心地よく、じんわりと旨い!しかし翌朝、4人ともに共通した感想は「赤の2本、飲み始めの味わいは覚えているけど、後半の記憶がおぼろげ」といいこと。この数年で、私だけはなく4人ともかなり弱くなってしまったようで、もったいない話です。いつも泡、白、赤、時に〆泡という流れで飲んでいるワイン会ですが、そろそろ白、赤を最初から並べて飲む、みたいなスタイルにしてもいいのかもしれません。翌日は、東京の中勢以の元シェフがやっている別のイタリアンでランチ。メインは熟成肉で、海辺ですが肉の割合が多い1泊2日になりました。
2017年08月21日
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ムルソー・レ・ナルヴォー[2010]/ドメーヌ・イヴ・ボワイエ・マルトノこれまで飲んできた、この造り手の一連のバック・ヴィンテージの中では、いちばん美味しく感じられたかもしれません。村名で、それほど期待値が大きくなかったこともあるかもしれませんが^^2010年にしては、進み過ぎている感がある酸化熟成のニュアンス。香りも味わいもシンプルに収束していく感じ。ですが、同年のレ・ティエよりは強めの酸が綺麗に伸び、熟成したシャブリのような趣がありました。ですが、何となくその日に求めていた味とは乖離があったので、半分残して、コレを抜栓。ブルゴ-ニュ オ-ト・コ-ト・ド・ボ-ヌ・ブラン ・アン・ボワ・ギユマン[2014]/ドメーヌ・ジャン・シャルトロン近所で安売りしていたのですが、コレ、「あーこういうの、飲みたかった!」という味わい。黄柑橘&白桃系のオーソドックスな香りに、強めのミネラルと酸。ちょっとした含み香と、細めの果実味に適度な旨みが乗って、シンプルながら、唾液腺を心地よく刺激してくれるので、ナルヴォーを1/2本飲んでいるのもかかわらず、2/3ほど飲んでしまいました。最近のワインスランプ、ホームランバッターではないので、気持ち良いヒットがあればと思っていたのですが、これは当たりは強くないけど、方向性がよくて、一二塁間を綺麗に抜けてライト前、といった感じのワインでした。野球、そんなに好きではないのですが、夏の甲子園の時期なので、ついそんな方向の連想をしてしまいました^^
2017年08月18日
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昨夜は、武道館。スピッツの30周年記念ツアー。ワインと同じ、いやワイン以上に長きにわたる趣味になりました。インディーズ時代からずっと追っかけているという、先見の明のあるライブ仲間と。ワインもそうですが、嵌った初期はそれは楽しく、熱心だったことを思い出す一夜でした。たぶん、よりコアに行動することで、より楽しいほうへ自分たちを追い込むというか……。趣味にありがちな行動ですね。この日は、フルではなくサワリだけでしたが、インディーズ時代の名曲「353号線の歌」というのを初生で聴けて、ちょっとテンションアップ。昔、353号線にどうしても行ってみたくなって、スピッツファン4人で新潟のライブチケットを取りました。353号線を通るルートで向かったところ(当然その歌を流しながら)、「353号線」というドライブインがあって、そこのおじさんと看板をバックに、記念写真を撮ったことを思い出しました。趣味にありがちな行動でしたね^^その日、ひさびさに会ったライブ仲間は、まだお子さんが小さいので、ライブ後そのまま解散。家に帰って、コレを開けました。ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ[2015]/オーレリアン・ヴェルデ確かに同年のレジョナルよりは酸がありましたが、やはり過熟感アリ。この造り手のコレもレジョナルも、バイエの両銘柄にも、アセロラを思わせる赤系果実を感じます。個人的偏見なのですが、このアセロラ感は、ニュージーランドのピノに共通して感じるニュアンスです。たとえばアラ・タンギやクスダ、あるいは商業的なクラウディ・ベイも。まあニュージーのピノ=アセロラというのは、もっといろいろ飲んでいる人からは、きっと反論される気がします。スピッツ=おセンチというと、反発したくなりますから^^来週は、横浜アリーナです。
2017年08月17日
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泡がいちばん飽きないと思うのですが、想定外ですがスティルも飲みたくなって。定番の白、ロワールのレ・ヴァン・コンテのル・ピュイ2014年。最近は、ソーヴィニヨン・ブランとシャルドネが半々ですが、コレは確かSBのみ。思っていたより酸高で、細身に感じました。まあそんなワインなのですが、その日は天気が悪くクラウディだったから、余計にそう感じたのかもしれません。カッと太陽が照っている日のほうがふさわしいワイン。アルザスの白、メイエ・フォンネのエーデルルヴィッカー2015年。クレマンがとても美味しい造り手。コレも悪くなかったです。アルザスのアッサンブラージュする並ワイン、高貴品種の割合が多いジェンティルより、エーデルツヴィッカーのほうが、個人的には好みです。ピノ・ブランやオーセロワの割合が多く、甘くない蜜感があって、リーススリングの酸や、ミュスカやゲビュルツの芳香が少なく、おとなしめの味わいですが、そのぶん刺身などと好相性。赤も飲みました。キャンティ・クラシコ・レ・コルティの2014年。2004年から、とびとびですが飲み続けている銘柄。エノロゴがカルロ・フェリーニということで、モダンキャンティなのですが、コレは軽量級なのが美点。サンジョヴェーゼの金属感が抑えられていて、チャーミングな赤系果実が素直に味わえるので、キャンティグラスではなく、ブルゴーニュグラスで飲むと、ブルゴーニュ・ルージュにも近しい味わいに感じます。値段も10年前から、ほとんど上がっていないのも嬉しいです。赤のキャンティ、白のシャブリは、コスパのいい銘柄がまだまだ見つかる地域に思えます^^
2017年08月16日
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先々週末から先週末まで、のべ1週間ほど外房へ。のべ、というのは昼に仕事、夜に毎夏恒例の神楽坂の小室の鱧の日があったので、どんぼ帰り。ワイン、どうにもスランプ?で、あまり飲もう!という気になれない日々が続いているのですが、まあせっかくの休暇なので、リーズナブル系のシャンパーニュをあれこれ半ダースほど買って、毎晩飲むことにしました。結果的には、泡にも飽き、白や赤の日もあったのですが、4本ほど消化しました。開けたら1/4ほどを小さな水筒に入れて冷やしておき、翌朝、近所の海辺や山の麓を散歩する時に持参して、「朝シャン」を飲んだのですが、同じような価格帯でも、それぞれの素性が分かって、それは少々面白かったです^^ジャン・ダルブレイ・キュヴェ・スペシャル・ブリュット買った店には、Ch40、PN40、M40との記載が。120%?これはドサージュに寛容な私でも、アフターの甘さ、ゆるさが気になってしまいました。翌朝は、ベタッした味わいになってしまい、飲み干せませんでした。ギィ・ド・サンフラヴィー・ブリュット M50、PN48、CH2。ほんの少量のシャルドネの意図するところは不明ですが、コレはバランスは悪くなかったのですが、アフターのエグミが少々気になりました。翌朝は、それが強調された味わいに。まあ夏の朝には、悪くはありませんでしたが。タイユが多いのでしょうか?ソフィ・バロン・ブリュット・グラン・リゼルヴ M60、Ch30、PN10。コレは悪くなかったです。ムニエのフルーテイーさの美点が出ている味わいで、夏向きかもしれません。スルスル飲めるシャンパーニュ。翌朝の泡の持続力もまあまあで、バランスも崩れていませんでした。またまたカンニングですが、shuzさんのコメントは、相変わらず的確!です。ギィ・チボー・ブリュット・グラン・クリュ PN80、CH20。コチラも悪くなかったです。ピノ主体で、適度な重たい味わい。腐ってもヴェルズネイ?なのか、まとまりのよい味わいで、翌朝は、ピノらしい赤系果実味が表に出てきて、朝シャンとしては、いちばん美味しく感じました。ギィ・チボーは、ノンドゼも買ったのですが、まだ飲んでいません。その残した朝シャンも美味しいかも。4本の中で、ソフィ・バロンとギィ・チボーは、リピートアリだと思いました。もちろん値段なりな部分もありますが、この2本に関しては、もうワンランク下の格安シャンパーニュたちよりは、要素はかなり充実している気がしました。
2017年08月15日
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エルミタージュ[2003]/ロデレール・エステートときたま訪れる「ワインを飲んでも美味しく感じない」時期。まあ夏にままあり、スティルより泡、シャンパンよりカヴァ、カヴァよりビールが飲みたくなったりします。そんな中、まずまず美味しかったのが、コレ。本家のルイロデのスタンダードくらいの値段で買えるエステートのほうのプレステージ。ブラインドなら、アフターのごくわずかなゆるさを見逃せば、まずシャンパーニュという質感。ドサージュは多いのでしょうが、熟成でブリュレなニュアンスと複雑さが加わっているので、個人的にはOKです。何より、温度が上がってからが美味しいところが、スパークリングワインとしては出色だと思います。
2017年08月08日
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ブルゴーニュ・シャルドネ[2015]/トマ・モレ尺度をどこに置くかで、褒めることも貶すこともできる味。しもぶくれでで甘い果実味は、もちろんエレガントとは言い難いのですが、まずまず杯が進むのは、酸があって、度数が13%に収まっているからなのかもしれません。上位が、これに上手に足し算、引き算がされているとしたら、まず間違いない味になっているような気がします。
2017年08月03日
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