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本日午後6時頃から院内の「臓器移植に関する職員研修会」が開催された。講師は山梨県立中央病院の高度救命救急センター長であり臓器ネットワーク担当医である岩瀬史朗さんと山梨県移植コーディネーターの小林真澄さん、山梨県アイバンクの石井妃奈子さんの3人であった。日本で臓器移植を待っている患者さんは心臓323人、すい臓186人、肝臓402人、肺231人、腎臓12,337人、眼球角膜2,207人、小腸4人等およそ13,000人が待機しているが移植を受けられる方は年間300人と少ない。それは脳死した段階で臓器提供してもよいとドナー登録している人が少ないからとのことだった。スペインでは人口100万人あたり43.4人がドナー登録しているが、日本では0.8人で約50倍の開きがある。なぜ日本では臓器提供希望者が少ないのであろうか?死んだ後も体を傷つけられたくないという考えが強いのかもしれない。私は死んでもしお役に立てもらえるなら何でも使って下さいと目や腎臓、肝臓、心臓等全て提供しますと登録してある。しかし家内は反対なので「そんなこと無視します、黙って火葬にしてしまいます」と言っていた。しかし現実にそうなった時には私本人の意思を尊重してくれるかもしれないがまだ日本では臓器提供が一般的ではないので、遺族の考えで処理されてしまうかもしれない。生きてる間にそれほど人様のお役にたっているとは思えないのでせめて死んだ時くらいお役に立てるものがあったら使ってもらいたいと考えているが日本ではまだそう考える人は少ないみたいだ。他人に強制することは出来ないが、もう死んでいるので痛みはないのだからもっと多くの方が臓器提供を考えて頂ければ何人かの方は確実に助かるのでご考慮頂けたらありがたいと思う。
2019.09.30
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地中から最初の花芽を出してから丁度1週間目に花が咲いた。庭の片隅で何度も掘り返されたり、除草剤を撒かれたりしながらも時期がくればこんなに沢山芽を出しこんな大きな真っ赤な花を咲かせるので不思議な花である。美しいというより奇妙な感じのする花だが子供の頃死者の霊とつながっている花と聞かされているので大事にしたいと思う。昨日の新聞にはN国党首の立花さんのこと以外にれいわ新選組党首山本太郎さんのオピニオンも掲載されていた。「自分は16歳の時から芸能事務所に入り、同世代の中でも収入はずっと多くて生活に行き詰ったことは一度もなく、今でも自分の人生だけ考えるなら立派に生きていける自信がある。しかし原発事故があっていろんな人と会っていくうちに貧困問題があったり、労働問題があったり、数々の問題があふれており、自分はその地獄のような世の中を作った側の人間なのだと思い知らされてそれを直して行こうと心に感じて政治活動をするようになった」と述べていた。内閣総理大臣を目指すという。たのもしいと思った。小泉進次郎さんも生活的には恵まれた人である。山本さんも小泉さんも生活的には恵まれて坊ちゃん育ちの方々である。本当の苦労は知らない。浮かれてセクシー発言などをすることもあるが、坊ちゃんでも貧乏な人とか生活苦の人に感受性を持っている人はいるものである。二人ともまだ若く未知数だが総理大臣を目指す気概はあっぱれだ。今までそういう人が中々出現しなくて主として自民党内で順繰りに押し出されるような形で総理大臣が決まっていたが大きな志を持って我こそは総理大臣になるという人が多数出現してくることを期待している。彼岸花は国を治めることは出来ない。しかし国民に何かを示してくれているように感じている。国や地域が安らかで栄えるように願って毎年咲きに来てくれているのではないかと思っている。山本太郎さんのご健闘をも願ってくれているのかもしれない。
2019.09.29
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今日はラグビーワールドカップで世界ランク第2位で日本がとても勝てる相手ではないアイルランドに日本が勝って奇跡が二度起きたと日本中が大興奮の渦にあるのでそのことを中心に書こうか思ったが、朝刊で立花氏の発言内容を読んで強い印象を受けたのでそちらについて書くことにした。NHKから国をまもる党の立花孝志党首はユーチューブで、「アホみたいに子供を産む民族はとりあえず虐殺しよう」などと発言していたとのことである。「世界平和のためには人口コントロールが必要でバカな国ほど子供を産むからバカな民族・・・」と続けていたとのことである。本音なのかもしれない。思い切った発言によってさらに支持を広げたいと思ったのかもしれないが浅はかな考えだと思う。確かに今地球は人口増加で食糧危機や生存地域危機を迎えようとしている。人口増加の大半は発展途上国で産児制限などが行われていない国である。全体としては人口増加の大波が押し寄せているが日本のような先進国では人口減少で苦しんでいる。発展途上国での人口爆発は避妊法が普及していないからである。日本のような国では避妊法が普及しすぎているのである。人口問題については避妊法を抜きに考えることは出来ない。アホな国は虐殺ではなく、避妊法の普及努力であり、人口が急激に減少している国には産児制限の見直しなどを行っていくことが人口問題への正しい取り組みだと思う。それには教育や経済活動、社会制度など様々な問題が関連してくるが地道な努力が必要である。国会議員の方が人口を増やしている民族は虐殺などと発言することは地球全体をみていない不勉強をさらけ出していることで恥ずべきことだと考える。
2019.09.28
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人間は全て平等であり同じ様に尊い存在だと思うが上質とそうでない人がいるように思う。先日超音波検査を行った。その受診者は40才位の女性で予備校の先生か事務の方だと思う。検査前血圧を測ってもらっている時に通りがかったら笑顔で挨拶してくれた。超音波室に入る時も看護師に笑顔で挨拶していた。検査が終わってしばらく出てこなかったので何をしているのかと思ったら私が座っていた椅子の高さが中々調節できないと私が言っていたのを覚えていてそれを直してくれようとしていたのである。低くしてくれようとして却って高くしてしまって元に戻せなくて困っていたみたいだが、親切心からしてくれたことで有難いと思った。笑顔の質が全然違った。無理して笑顔を作る場合もあるが、自然の笑顔で相手を思いやる笑顔であった。今回は検査される側だったが検査する側だったとしても同じ笑顔だったと思う。今回検査する側だった自分をみたら、新調の超音波の機械が不馴れで使いずらく、イライラして笑顔どころの心境ではなかった。彼女はどういう育てられ方をしてきたのだろうか?どういう日常生活を送っているのだろうか?と思った。人生には苦労や心配事やいやなことが一杯あるものである。彼女の笑顔はそれらを全て超越していた。私は困難や心配事や嫌なことがあったりすると目の前の人のことより自分の落ち込んだ気持ちに支配されてしまう。彼女だって生活上のさまざまの問題を抱えていると思うが、それは一切表に出さず目の前の人間に「何かお役に立つことはありませんか?」と笑いかけてくれているのだ。人間の質が全然違うと思った。上質の人に触れて下質の自分も少しでも見習いたいと思い、その後の検査や診察時に自分のことより相手のことを思って対応するように心がけた。
2019.09.27
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彼岸花が9/22に地中から芽を出し、23日のブログにアップしたが、今日は芽を出してから4日目だが毎日5-6センチ伸びて今朝は蕾をつけていた。恐らく今日中に咲くのではないかと思われる。人間の赤ちゃんの生育も早いが昨日より5センチも背が伸びたということはない。植物では朝顔など昨日は双葉だったのに今日はもう蔓を出していたなど早く成育するものは多いが、地中から芽を出したと思ったら4-5日で結構大きな花を咲かせる彼岸花ほど生育の早いものはないのではないかと思った。このようにあっという間に生育するものがある一方衰え枯れていくものもある。人間も生育して最盛期を過ぎるとやがて衰え死んでいく。彼岸花は花を咲かせたらそのまま枯れてなくなる。そしてしばらくしたら地中から葉が芽を出してきて繁茂し花は咲かせないで冬を越し、春になったら枯れてなくなる。そして9月に花芽をだしてくるのである。それゆえ花は死んでも別の形(葉)で生きており、生命輪廻に例えられることがある。花を生涯とするならその花の生涯は彼岸を過ぎると消えてなくなる。しかし本当は命は生きていてしばらくして別の形(葉)で生涯を送り、それも死滅し跡形もなくなり、終わりかと思っていたらまた花芽が出てくる。人間も同じで死んだと思っても実際は生きていて形を変えて生まれてきたり、時期がきたら前と同じ形で生まれてくるので人間生命のサイクルを示しているのだと説明している学者もいる。他にも同じような植物があるのかもしれないが彼岸花は身近なのでその一生を人間の一生と比べながら興味深く観察している。
2019.09.26
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今日のラジオ「話題のアンテナ日本全国8時です」の担当は毎日新聞社の伊藤芳明さんでサウジアラビアの石油施設はだれが攻撃したのかについて解説していた。イエメンの武装組織が犯行声明をだしているがドローンの飛んできた方向やドローが全部で何機だったか等の情報で事実との相違がありイランの方向から飛んできたと考えるのが妥当だ。イランだとすると誰が指示したのか?イランのローハニ大統領はトランプ大統領と会談する段階に入っており、このような問題をおこせばパーになってしまい、考えられない。最も考えられるのはイラン内のハメネイ氏の流れを汲む革命防衛隊であろうとのことだった。革命防衛隊はアメリカのドローンを捕獲して研究し、ほぼ同じ位精度の高いドローンを何機も保有しているとのことだった。革命防衛隊とするとその目的は何か。自国のローハニ大統領とアメリカ大統領との会談に反対しておりそれを壊すのが一つの目的で、もう一つはサウジアラビアは金があるので防衛費超大国でミサイル迎撃機などもな何千、何百億円かけて整備されており、やすやすと今度のような攻撃を受けるような防衛体制ではなかった。しかし高いところを飛ぶ爆撃機はレーダーでキャッチして撃ち落とすことが出来るが数百万円で手に入るドローンは低いところを飛ぶのでレーダに引っかからなかったのである。何兆円という巨大な防衛予算をかけている国も数百万円のドローンで簡単に攻撃出来ることを世界に見せつけるのも一つの目的だったのではないか。革命防衛隊員は200万人おり、イランの中でも力を持っていて自分達の力を誇示したかったのかもしれない。このようなことから過去に世界大戦に発展したことがある。冷静に分析してこのことが大きな戦争に発展しないようにと心から願っている。
2019.09.24
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秋のお彼岸の時だけ真っ赤な花を咲かせる彼岸花が昨日小指の先ほどの小さな芽を出していたので今日見に行ったらもう人差し指位に伸びていてその隣に新たに小指の爪ほどの芽がのぞいていた。あと数日すると真っ赤な花を咲かせる。花が咲き終わって枯れると細くて肉厚のノビルのような葉っぱが生えてきて青々と茂って冬の寒さにも耐えて冬を越し春になると枯れてなくなる。そして9月のお彼岸の頃地中から突然にょきっと芽を出して葉はつけないで花だけ咲かせて枯れていく。不思議な花である。我が家の庭には誰も植えた人がいないのに毎年芽を出して花を咲かせていく。花が実を結んで種を作ることはないので種が飛んできて我が家の庭に生えてきたわけではない。亡くなった人の霊が彼岸の頃になると地上に現れて現世の人達と交流するとも言われている。我が家の庭はジャガイモを作ったりしてよく耕すし、草取りをしたりしているが球根がどこかに行くわけではなく毎年同じところで花を咲かせている。ご先祖さんや亡くなった方々の霊と思って数日お付き合いしようと思う。
2019.09.23
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読売ジャイアンツが昨夜5年ぶりのセリーグ優勝を決めた。今朝の新聞では原監督の手腕を称えていたが、監督の手腕もさることながら選手全員の頑張りがこの栄冠を勝ち得たのだと思う。心から坂本以下の選手全員におめでとうを言いたい。無念の涙を飲んだ横浜DeNA以下の5チームは来シーズンは一層奮励努力して優勝を目指して頑張ってもらいたい。原監督は4年前優勝を逃した時に若き期待のエース高橋監督にジャイアンツを託した。復帰するなどとは夢にも思っていなかったとのことだが高橋監督の3年間、優勝どころか優勝争いにも加われないこともありジャイアンツを強くしたいの一念で引き受けたとのことだった。高橋前監督は今野球解説者になり歯切れのよい解説で人気が高い。人にはそれぞれ向き不向きがあり、監督時代の高橋氏をみると苦虫をかみつぶした表情が多く、この人が原監督はじめ読売全体から推挙された人なのかと思える時があったが解説を聞いていると水を得た魚のように爽やかで人柄の良さがにじみ出ている。人柄だけでは野球はできない。原監督は今阿部選手を後継者として育てているが、なってみないと分からない面がある。各球団とも監督に相応しい優秀な人を監督に選び、毎日白熱の熱戦を繰り広げてもらいたいと切に願っている。
2019.09.22
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今日は仕事の合間に贔屓の炎鵬ー栃煌山戦と遠藤ー隠岐の海戦を観た。炎鵬は相撲巧者栃煌山を寄り切って勝ち越しを決めてよかったが遠藤は最後には隠岐の海を投げて勝ったかに見えたが、その前に遠藤の左踵が出たとして隠岐の海の勝ちになってしまった。私が観ていても左踵が出たように見えたが同じ場所の砂の上には踵の跡がなく平坦だった。真近で観ていた審判が手を上げたのだから間違いないだろうとだれも物言いをつけなかったが物言いをつけて同部の砂の検証をすべきだったと思う。砂にもはっきり跡があるなら文句は言わないが肉眼では踵がついたように見えても紙一重でついていないこともある。その為に砂を箒で掃いて確認できるようにしてあるのに今回はそれをしてもらえなかった。少なくとも再試合になる試合だったと思うが後味の悪い結果だった。審判も人間だから間違うこともあるので、きわどい勝負についてはビデオ判定とか砂の確認などを是非してもらいたいと思った。
2019.09.21
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小学校4年生の男の子が再婚して10か月目くらいの義理の父親(32才)に殺されたらしい。「実の父親ではないくせに」と言われて腹を立てて殺してしまったとも供述しているようだ。母親(42才)は5年位前に離婚しその少年の兄は父方で引き取られ、その少年は母と子で暮らしていたがつい最近再婚して3人で暮らすようになったのだと思う。色々な触れ合いを通じて父子の絆が徐々に築かれていく矢先の事件だったと思うが、痛ましい事件だ。最近離婚件数が急激に増えており子供連れでの再婚も増えている。まま父による虐待や殺人がニュースになることが多い。途中から家族に加わった場合、慣れるまでに一定の期間が必要だと思われるが早く慣れたいという焦りもあったのかもしれない。再婚の場合男女二人が愛し合って結婚するのだと思うがその時子供は邪魔と思ってしまう義父がいるのだと思う。子供がいる人と再婚する場合はその人だけと結婚するのでなくその人と子供合わせて結婚するのだということをよく肝に銘じて結婚してもらいたいと思う。
2019.09.20
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テレビをつけたら千葉の停電地獄を救うために北海道から九州まで日本全国から何千人の電力マン達が400台以上の電線作業車で何時間もかけて千葉に駆けつけてくれて不眠不休の作業を続けてくれているとのことだった。食事は持参のおにぎり、寝るのは車の中、入浴も出来ない環境の中で一刻も早く電力を復活させてやろうと働らいている姿に感動して涙が止まらなかった。地元の人達はテレビもラジオも見れないので何日たっても復興しない苛立ちを東電や行政に向けていたが、実際には日本全国から善意の人達が集まってきていると知ったらその感想も違ってくると思う。人間の中には良い心と悪い心がある。悪い心が表に出ると憎しみになり争いになる。そして人間とは罪深く悪い生き物だと思う。今回のようないい心が表に出た時には人間とはなんと素晴らしい存在なのかと思う。そして自分も真似しようと思う。電力マンの方達本当にありがとうございました。
2019.09.18
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昼過ぎにテレビを観ていたら千葉県の台風被害を受けた地元の男性が、電気がなくて水道も冷房も通信も使えない。役場の人や東電の人も殆ど来てくれない。たまに来てくれても救いにはならない。本当に困っているので最後に一言言わせて下さいと言って「助けて下さい」と絞り出した。小泉進次郎環境大臣が現地に赴き、この環境庁のマークのついた服を着ている人は全て私だと思ってなんでも言って下さいと激励しており、河野防衛大臣も自衛隊部隊を使って復興に当たると明言しているが、一向に復興は進んでいない。電信柱や送電線の鉄塔が倒れ、電線はズタズタに断線したりショートしており、電柱や鉄塔を新たに立て直さなければならない。それを一刻も早く行わなければならないのだ。復興力は世界でも有数と言われている日本だが今回は被害が大きすぎて復興が大幅に遅れている。東電だけで出来ることではない。小泉大臣や河野大臣だけでできることでもない。安倍総理が先頭に立って金も技術も人員も全て出し惜しみすることなく国の総力を挙げて早期復興に向けて指揮をとってもらいたいと思う。
2019.09.17
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同窓会にもいろいろあるが昨夜のそれは山梨大学卒業生だけでなく他大学卒業生を含めて山梨大第一内科という医局に所属したことがある人の集まりであった。大学で働いている人もいれば県内外の病院や医院で働いている人もおり、様々な近況報告を聞くことが出来た。開業している人達にすれば重症例は大学や大病院に送らなければならず、コミュニケーションを深める意味でも意味のある会だったと思う。今年は従来の同窓会以外に同窓会メンバーで結成しているバンド演奏があった。忙しい医者たちがしていることでどうせうるさいだけでたいしたことはないだろうと思っていたらその本格さに驚いた。ビートルズの曲をカバーしていたがそれを歌っていたヴォーカルも本格的だった。私もこの同窓会でイエスタデイを歌ったことがあるが、天と地ほど違い比べる術もなかった。これほど素晴らしい演奏と歌が歌えるのは診療を疎かにしてそればかり練習しているからではないかという批判がありそうだが、どうしてどうして彼らは大学医師や開業医として人並以上に良い仕事をしている人たちである。人はともすると忙しいからできないというが、彼らは元々歌や演奏が好きな人たちだったのかもしれないが、仕事と趣味、やれば両立できるのだなと思った。私は下手で苦手の歌やピアノに挑戦しているが、彼らとはもともと出発点が違う。しかし両立させている彼らをみて私も頑張ろうと思った。
2019.09.15
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今回の値上げは消費税増税に伴うものと思われるが、この頃頻回に値上げが行われている。ハガキについて言えば1994年(平成6年)に50円になってその後20年間値上げがなかったが小泉政権が2007年(平成19年)強引に郵政民営化を行ってからは2014年(平成26年)に52円になり、2017年(平成29年)には62円になりそして今回2019年(令和1年)に63円に値上げになる。頻回に値上げしなければならない経営状態、かんぽ生命の厳しいノルマを課した不適切販売など民営化された後の苦しい経営状態が浮かび上がってくる。様々な条件が重なった上での頻回の値上げだと思うが民営化が無関係ではないと思う。当事は民営化は善で反対派は悪として反対派の選挙区に賛成候補を送り込んで賛成派の大勝利で民営化は成立したが国民の大多数が民営化に賛成していたとは思えない。攻撃手を送り込まれたがかろうじて生き残って当選した亀井静香氏らは自民党内で閑職に追い込まれ辛酸をなめてきた。その強引で卑劣な手段を使って自らの意志を通したのは今度環境大臣になった小泉進次郎氏の父親の小泉純一郎首相だった。息子が父親を大事に思い、支えるのは当然だがこと政治に関しては主義主張をはっきりさせてもらいたいと思う。父親の政治手法は合理化であり、大企業が潤い、一般国民はどうなってもよいというものであった。進次郎氏はその逆、一般国民第一でその次が大企業で、合理化と考えて国民に尽くす政治をしてもらいと心から願っている。
2019.09.13
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小兵力士炎鵬が昨日は松鳳山に首を絞められながらしのぎにしのいで土俵を割らないように熱戦を繰り広げたが最後は投げを打とうとしてそのまま崩れて負けてしまった。額の横に赤く血のにじんだアザを作って花道を去って行ったが胸を張り堂々としていた。負けて悔しい気持ちはあるが力一杯戦ったので悔いはないというオーラが出ていた。角界一の小兵で自分の2-3倍ある大男を破るのは痛快である。見る方にとっては痛快だが本人にとっては大変なことだと思う。気持ちが切れたら終わりだ。小学生が本物の力士と対戦している感じで普通ならとても勝てそうにない。何とか勝とうと戦えばひねりつぶされたり投げ飛ばされたり、首を絞められたり、押しつぶされたりして怪我は必定である。それを考えたら土俵に上がれない。それなのに炎鵬は土俵に上がり力の限り戦って、負けても胸を張って帰っていくので凄いと思った。人生は勝つ時と負ける時がある。勝っても負けても炎鵬のようでありたいと強く思った。
2019.09.12
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新しい安倍内閣が発足した。初入閣が13人とのことで新鮮な感じがするが実際にはIT担当の竹本大臣は78歳で、地域創世相の北村大臣は72歳でかなりご高齢の方も多い。再任の財務相の麻生大臣も78歳で平均年齢はかなり高い。一人38歳の小泉進次郎氏が際立って若くて目立っている。政治家になったからには大臣になるのが夢でその夢をかなえた方々はさぞかしお喜びのことと思う。しかし総理大臣は喜ばせるために大臣を任命しては駄目である。大臣になって早々失言で辞職した人もいたし、オリンピックの詳しいことを知らないで担当大臣になった人もいた。常識的な計算ができなかったり漢字が読めない人もいた。大臣になることは名誉であり、故郷に錦をかざったことになるが、実際に国民に尽くす立派な仕事をしなければそれは本当の錦ではない。今回大臣に任命された方々は順番待ちでやっと手に入れた栄誉だと思うが、栄誉だと思わず国民のために尽くす任務の責任者になったことを深く自覚して任期中に少しでも国民が幸せになり、健康になり、諸外国との友好が深まるように尽力してもらいたいと思う。野党は「意味のない内閣で早急に崩壊させなければならない」というようなコメントを出しているが、新しく選ばれた大臣の方々はその批判に対して「なにくそ」の気持ちで本気で国民のために政治を行ってもらいたいと思う。そして素晴らしい業績を上げて批判していた人たちを驚かせてもらいたいと思う。
2019.09.11
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自分がそうだからかもしれないが日本人は疲れ切っているように見える。疲れとか不本意な生活からの脱却について自分を例にあげながら書いてみようと思う。1)家に帰って一人になった時の対策疲れたとかだるいとかは気の持ちようや気分で決まると思う。日中仕事しているときは夢中で仕事しているので疲れは感じないが家に帰って一人になった時、特に夕飯の後は眠くなりぐったりしてやらなければならないことが殆どできない。食後は眠くなるのは当たり前だから已むおえないかなと思ってきたが、何もする気が起きなくてだらしなくしている自分を見るのは惨めだ。机の上を整理しなければと思ってもその気力が湧いてこない。やらなければならない事が後回になってどんどんたまってしまう。夕食の時家内が必ずビールとかその他の酒を勧める。それほど飲みたいと思わないが折角勧めてくれるので悪いと思って飲んでしまう。それも眠さの原因になっているのかもしれない。対策としては意志を強く持って酒は断り、夕飯の量を減らすのがよいと思っている。2)朝の目覚め朝目覚めた時爽やかかどうかが健康のバロメーターと言われるが、私の場合爽やかでないので不健康な状態と思っている。寝具や枕を自分にあったものに変えるとか、寝る前に爽やかな目覚めを祈念して床につくなど工夫してみようと思っている。目を覚ましてから気力が湧かないのでしばらくベッドに横になっていることが多いが、目を覚ましたらすぐ起きて顔を洗って交感神経を刺激した方がいいのかも知れない。3)日ごろの考え方やモチベーションの高め方今でも自分の欠点を見つめ成長しようともがきながら生きている。もうその年ならいいじゃないの。のんびり生きたらどうですか。と忠告してくれる友人もいる。しかし自分を見つめ成長しようとするのは若者がすることで老人はしてはいけないということはない。老人でも死ぬまでは生きている。それまでは少しでも成長しようと夢を持って生きていくのが良いと思っている。
2019.09.10
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97歳で胃がんを手術した患者さんが9/5に退院した。回診の度にテレビや新聞を観ていたが、最大の関心事は香港情勢とのことだった。香港の長官が騒動の発端になった「逃亡犯条例」を取り下げると発表してからも騒動は収まる気配にない。今朝のサンデーモーニングの解説によると香港では「過去のチベット、現在の香港、未来の台湾」を合言葉に闘争が繰り広げられているとのことだった。香港人の75%は自分は香港人と思っており中国に支配されるのは反対と思っているとのことだった。ところでデモをしている人たちの猛烈なエネルギーには驚かされる。振り返ってわが日本をみると安倍政権のやり方に反対のことがあっても大きな大衆運動は起きていない。みな疲れ切っていてデモどころではなく、デモをしても何かが変わるわけではなく、疲れることはしたくないというのが心情だと思う。香港の場合は自分達の将来がかかっており情勢が違うとおっしゃる方もいるかもしれないが自分達の将来を考えることはどこの地域、国民も同じだと思う。今、日韓関係は最悪の状態にある。このまま争いを続けて両国に得することは何もない。韓国では日本製品不買運動や日本大使館を包囲してのデモ行動など大衆運動が起こっている。対する日本では韓国の行動に嫌悪感は持っても行動は何もしていない。将来の日韓関係を考えたら若者が先頭に立って日韓融和に向けて行動を起こしていくべきだと考えている。100年前関東大震災があった。何十万人という犠牲者が出たが一部に混乱に乗じて韓国人が暴動を起こすとの風評が流れ群集心理で韓国人虐殺が行われたことがあった。徴用工問題にしても現在に生きる我々から見ると、外国人労働者に対して日本人以上に配慮している現状から、当時だって朝鮮人労働者をそんなにひどい扱いはしなかっただろうと考えてしまうが、ひどい扱いだったのかも知れない。関東大震災当時のことや徴用工の扱いなど実情はどうだったのかということを若者が中心になって調べてもらいたいと思う。今日本人は平和ボケして意欲を失い挑戦の気持ちを失っていると批評している人もいる。問題意識を持ち将来の日本国内の問題、諸外国との関係についてその改善に向けて情熱を燃やしていく若者の登場を期待している。
2019.09.08
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高血圧の管理で2か月に一回くらい通院している87才の男性患者さんがいる。いつも色々な話をしていくが、昨日は敬老の会でいつも元気一杯の様子なので健康の秘訣について話をしてくれと頼まれて話をしてきたのでその内容を教えてくれた。同級生もしくは同じくらいの年齢の仲間はもうほとんど死んでしまったか生きていてもよぼよぼで今にも死にそうな生きるしかばねである。それなのに自分は背筋もピンと伸びているし、畑で野菜を作っている。周りを見回しても同じ年齢で元気に畑をしている人はいない。その違いはどこにあるか?死んでしまった人やよぼよぼの仲間と話をすると、大体がどこが悪いあそこが悪いなどと病気の話ばかりで前向きの話がない。自分は散歩を日課にして生き甲斐ある生活している。畑仕事も楽しいし村の寄り合いにも出ている。病院にも行くがそこでは医者と馬鹿話して帰って来る。友人の多くは医者の一言で悪い方に考えて落ち込んで帰って来る。病院に行って却って病気を重くしている。自分は医者が何を言おうが自分の言いたいことだけ言って帰って来るので健康になったような気になって帰宅するとのことだった。27年前草の根選挙で思いもかけない人が知事に当選した時、選挙の応援をしていたが神に願をかけるとき、18歳から毎日100本の煙草を吸っていたが60歳できっぱり煙草を止めて選挙運動に猛進し遂に当選を勝ち取ったが、たばこを止めたことも健康につながっていると思うと話していた。レントゲンをとると立派な肺気腫の所見はあるが、60才で止めているのでそれ以上の進行はない。1日100本(5箱)をその後も続けていたらもうとっくに死んでいたに違いない。元気でいられるのは生き甲斐があるからだと話していたが、生き甲斐があっても早く死ぬ人もおり元々の運命とか体質的なものもあり、そればかりで元気で長命になるとは言いきれないが、楽しみとか家族とか社会のために生きると言う生き甲斐は健康の源になってきたと思った。どんな関係で草の根知事を応援したのかしらないが山梨県政に関心を持ちそのために貢献したことも生き甲斐だったと思われ、体質、素質もあるかも知れないが生き甲斐が健康の源というのは本当なのかもしれないと思った。
2019.09.06
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今朝のテレビで日本語が分からない外国人が病気になった時日本の病院で意思疎通が十分できなくて不十分な治療しか受けられなかったケースなどを紹介していた。当院にも多くの外国人受診者が来院する。ネパール、インドネシア、スリランカ、フィリッピン、ブラジル、ペルー、アルゼンチン、中国など多岐にわたっている。中国人の場合は当院には事務職で2人の中国人(日本人と結婚)が働いており、いつもどちらかに外来に来てもらってスムーズに対応しているが、ネパールやインドネシアなどの場合は困ってしまう。今でさえかなりの外国人労働者がいるが、これからもっともっと増えてくる。政府は各県の基幹病院には各国ごとの通訳を置くように指導しているが、そのお金は数百億円にのぼるらしい。少子高齢化の波の中で若い労働力が不足して外国人労働力に頼らなければならない現状があり、多くの外国人が日本に来て生活している。我々にはその人たちの健康面をふくめ日常生活を守っていく責任がある。各病院や医院に通訳を常駐させるのは大変だが、来てもらっている限り外国人労働者ができるだけ快適に生活できるように配慮してやるのは当然だと思う。
2019.09.05
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今夜のためしてガッテンのテーマはマグネシウムについてであった。体の中にはカルシウム、鉄、金、ナトリウムなど約60個の元素が含まれているが、マグネシウムは4番目に多く含まれており、不足すると様々な体調不良になり、適量の摂取で高血圧、心臓病、糖尿病、頭痛、神経痛、疲労感などの治療に役立つという話で、大豆や海藻類、魚介類、カボチャの種、ナッツ、ホウレンソウなどの野菜に多く含まれ、水に溶けやすいので海藻や野菜を刻んだり、納豆をひきわりにしないでそのままの形でたべた方が沢山摂取できるというような話をしていた。そこで便秘の患者さんに酸化マグネシウム(マグミット、マグラックス等)を処方することが多いのでその人達はマグネシウムは足りているのかなと考えたがそれは腸内に水をためて便を柔らかくして便を出やすくするように設計されていて腸内ではあまり吸収されないように作られているので便秘の薬飲んでいるからマグネシュウムは足りているとはならないようだ。マグネシウムをたくさん含む食品を食べてまだまだ続いているこの暑さを乗り切ってもらいたいと思う。
2019.09.04
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朝ドラの主人公おしんはますます厳しい状況に置かれていく。今日の場面は田倉家からおしんが逃げようとしたことが発覚して姑の清(きよ)に厳しく追及されたところだが、その頃の彼女は竜三ともみ合って怪我をした後傷は治ったが右手が動かないことで益々肩身が狭い思いをしていた。医者に診てもらったが傷は治っているので原因は分からないとのことだった。清はじめ田倉家の人達は怠け病としておしんに辛く当たり虐めていた。当事の田舎の医院にはレントゲン設備もなかっただろうし、整形外科とか内科などに分科しておらず、原因不明と言われたのだと思う。現在の医療で考えると外傷後頚椎症、頚椎症性神経根症、頚椎ヘルニアなどが鑑別にあがると思うがいずれも外傷に伴って起きてきたものと思われる。治療は現在でも首にカラーを巻くとか痛み止めを使いながらの保存的治療が主体で時間と共に治っていくことが多いのでおしんもそのうち治っていくと思われるが、怠け病と言われながら始終虐められるのはたまったものではないと思う。田倉家で理解してくれるのは舅の大五郎だけで、仕事はしたいのに出来なくて苦しんでいるのに昔は原因が分からないと怠け病として非難されることが多かったようだ。現在ではそれぞれの症状に対して正式な診断までいかなくても、どういう機序でそのような症状が起こるかが分かってきているのでむやみに怠け病として虐められなくなっただけでも医学の進歩は有難いと思う。おしんはこれでもかこれでもかと不幸に見舞われている。関東大震災がなければ東京で成功をおさめていたと思われるが人間の運命は分からないものだ。竜三とおしんを守ってくれていた源右衛門は震災時おしんの子供の雄を守って死んでしまった。せめて源右衛門が生きていてくれたらこれほど惨めな思いはしなくて済んだかもしれないが運命というものは分からないものである。
2019.09.02
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