全23件 (23件中 1-23件目)
1
昨夜、ISの最高指導者バグダディが中東のシリアの隠れ家に潜んでいたところを米軍に急襲されて自爆したというニュースを受けて、トランプ大統領の発言内容や各地で起こっている紛争に言及しながら真の平和社会を築くにはどうしたらよいかということを自分なりに考えてブログを書いていたら、突然文字が入力できなくなり、色々からかったが駄目だったので再起動をかけたら「再起動しています」の文字が出て延々何時間もつずいているのでそのままにして朝起きてみたら「再起動しています」の文字はなく、真っ暗で起動ボタンを押してもうんともすんともいわず、完全に壊れてしまったと思い、落ち込んでしまった。住所録も消えてしまった。ブログも書けない。噛むとき歯が痛いのが治らないし、前に蛍光灯を取り換えようとして転落して生爪を剥がしたところが今になって痛くなってきていて心がめげている時に追い打ちをかけるようにパソコンが壊れてダメージは極限状態でどうしようもない心的状態だった。パソコンは一日でもないと生活できない状態なので修理には出してみるが結局買わなければならないだろうと思っていた。家内の姪の旦那さんで甲府市内の病院に循環器内科医として勤務していてパソコンやスマホに詳しい先生がいるので時々色々教えてもらっているが今度ばかりは全然反応しないのだからどうすることもできないだろうと思いつつショートメールで相談してみた。そしたら早速本日病院勤務のあとパソコンを見に来てくれて見事治してくれたのである。おかげで今こうしてブログを書いている。私が勤めから家に帰った時、朝は真っ暗だったパソコン画面が輝いているのをみてびっくりしてしまった。先生は大勢の心臓病の患者さんを治しているのだと思うがもう完全に死んでいたパソコンを生き返らせてくれて感謝感激である。ありがとうございました。
2019.10.31
コメント(8)
山梨県厚生連健康管理センター退職後の平成19年(2007年)7月から12年間お世話になっていた今の病院を来年2月で辞めることになった。病院では常勤医として外来、入院、内視鏡検査、当直、健診と殆どあらゆる部門に渡って働かせて頂いた。皆さんと仲良く楽しく働かせて頂き思い出は尽きない。上の写真は私の歌の発表会に病院で一緒に働く女性が凄く遠い所なのにわざわざ来てくれて写真を撮ってくれたので思い出として掲載させていただいた。12年も勤めると長く外来で診てきた患者さんがいる。今その方々に徐々にお別れの挨拶をしているが、その後については後を診てくれる先生にきちんと申し送りするつもりだ。辞めると決めた時真っ先に思ったのはその方々のことでどうしたらいいかすごく悩んだが、医局会でお願いしたり個々の先生にお願いしたりして患者さんや同僚の医師たちに徐々に理解してもらえて少しずつ肩の荷が下りている。一緒に働いてきた多職種の方々に心から感謝している。理学療法士の方はたまたま私が日曜日に病院に行った時私の患者さんのリハビリをしてくれていた。高齢で身寄りがなく、退院後どうしたらいいか困っていた患者さんについてメディカルソーシャルワーカーがあれこれ手を尽くして介護施設に入れてくれたこともあった。放射線技師や臨床検査技師にもずいぶん助けて頂いた。看護師は昼も夜も患者さんのために本当によく尽くしてくれている。薬剤師や栄養士は専門的な立場で我々に良くアドバイスをしてくれた。診察介助や事務仕事などを手伝ってくれたクラークさんはじめ色々な事務職の人達にも助けて頂いた。毎朝病院の玄関を掃除してくれていて朝の挨拶をしてくれる小父さんにも感謝する。いままで多くの患者さんを診てこれたのはこれらの皆さんのお陰である。今後は非常勤として何らかの形でお手伝いしていこうと思っているが、12年間皆さんには本当にお世話になったと感謝の気持ちで一杯である。患者さんのため地域住民のため益々発展してくれることを願っている。
2019.10.28
コメント(6)
ラグビーが終わり、日本シリーズも全く盛り上がりがないうちに終わってしまって楽しみがなくなてしまったが、フィギアスケートのグランプリファイナルで男女とも素晴らしいスタートで明日のフリーが楽しみになった。金メダルを取ってくれることを祈っている。友人が送ってくれたレポートに因果応報、因果俱時のことも書いてあった。全ては一瞬のうちにあり、その中に原因と結果が含まれているとのことだ。あるところに県内に並ぶものもないような素晴らしい奥さんだと評判の女性がいた。その旦那はたいしたことがなく、どうしてその女性と結婚できたのか不思議がられていた。ある時その男性が姪から「叔父さんは前世できっといいことをしてきたのだね。だからあんないい奥さんと結婚できたのだね」と言っているのを聞いた。旦那はその奥さんの価値も分からず、むしろ不満に思っていることの方が多かったが、前世云々と言われると奥さんを見直してみた。他の奥さんよりいいかなと思えてきた。しかし自分の過去世のことは分からない。過去世があるのかないのかということすら考えたことのない人間だった。しかし友人のレポートによると物事には必ず原因があるとのことだった。その旦那がなんの原因もなく今を生きていることはあり得ない。それを形作る過去世があった筈だと思えてきた。その女性が県内随一の奥さんかどうか知らないが他から見て不釣り合いの女性と結婚できたとするとその男性も善根を積んできたのかもしれないと思われた。ショート1位の羽生、紀平選手は努力に努力を重ねてきたが努力を重ねてきた選手は他にも山ほどいる。才能やコーチや運などに恵まれて世界中から注目される地位に立っているのだと思う。ここでまた友人のレポートを思いだし、彼らは前世でよいことをしてきたのかなと思った。しかし今は順調でショート1位に立っているがフリーで失敗してメダルも獲れなかったら惨めである。国民からバッシングもあるかもしれない。不幸のどん底に落ちるかもしれない。その時は前世で悪いことをしてきたに違いないと思われるかもしれない。前述の良い奥さんをもらったとうらやましがられている駄目旦那も、奥さんや旦那が病気になったり会社が倒産したりするときっと前世は悪いことをしてきたのだろうと思われるだろう。なにか幸運があると前世がよかったからだと言われがちだが、現世は良くなったり悪くなったりで変動している。それに対応するように過去世も変動する。旦那が前世でよいことをしてきた証拠は何もない。現世と前世と来世は一体であり前世でよいことをすれば来世でよいことがあるなどということはあり得ないと思えて来た。結果を左右するのは前世でも現世でも来世でも無いのだ。その3者が混然一体となっている(因果俱時)一瞬一瞬で全てが決まるのだと思えた。友人のレポートは色々考えさせられる。
2019.10.26
コメント(6)
この世は思うようにいかないことが多く、苦労が多い。ああしておけばよかったこうしておけばよかったという後悔も多い。またこれから先どうなるだろうかと言う不安もある。仏教に造詣の深い友人が日ごろ考えていることのまとめとして過去、現在、未来の関係についてレポートを送ってくれた。現在幸せだったり苦しかったりするのは過去に原因がある。そして今生活していることが未来の結果になる。とのことだった。当たり前のことではないかと思ったが、今の自分の姿だけ見てどうしてこんなことになってしまったのだろうと思い悩んでいる人が結構多い。それは過去にそうなる原因を積み重ねていたからだと分かっておらず、因果の理法を知らない人が多いと思った。わが身についていえば忙しい忙しいの連続でその日のことしか考えないで生活してきたが、そうなった原因について考えをめぐらし、今の生活が将来の自分の姿になるのだと思い、未来を見据えて一瞬一瞬きちんとした生活をしていかなければいけないなと思った。
2019.10.24
コメント(6)
昨日はほぼ丸一日NHKは天皇家の行事や天皇制について放映していた。天皇制については終戦直後は反対の人が多かったが、昭和天皇、平成天皇などの被災地慰問など国民に寄り添う姿が人々の心をとらえて天皇制賛成の人が増えてきている。今は皇位継承は男性のみとなっているが女性が継承してもよいようにすべきだとの意見が70%を超えていた。今まで男性だけ継承することで天皇家が維持出来てきたのは側室制があったからである。男児が生まれない場合は側室を何人も作り、男児が生まれるまで側室の数を増やしていったからである。ところが昭和天皇以後一夫一婦制になった。国民にのみ一夫一婦制を強いて象徴の天皇家だけ一夫多妻制が許されるわけがない。当然男児が生まれない天皇家も出てくる。それが分かっての世論調査結果だと思った。それには皇室典範を変えなければならず国会でも決議しなければならない。象徴天皇になり一般国民と特別変わったことは出来なくなった現在速やかに時代にあった皇位継承法を決めるべきだと思う。
2019.10.23
コメント(6)
本日天皇陛下の即位礼正殿の儀が厳かに行われ、国内及び世界の殆どの国の首脳がご参列下さったなかで、「国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国および日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います」とお述べになられた。現在上皇であられる平成天皇が象徴の意味を深くお考えになられ試行錯誤しながら確立して下さった象徴天皇像を踏襲したお言葉だが、上皇天皇は「常に国民の幸福を願いつつ日本国の象徴としての務めを果たす」とお述べになられていたが「世界の平和」の言葉はなかった。本日の天皇陛下のお言葉では国民の幸せと世界平和を常に願っていくとおっしゃって下さった。国民の幸せを心奥から願い、それと同時に世界平和をも心奥から願って下さるとのお言葉は国民や外国の要人の間に深い感銘を与えた。愈々新しい時代になったのだなと思った。象徴天皇がそれほどのご決意を述べて下さったのだから我々も周囲の他人に尽くし、少しでも平和に貢献するような行動をしていかなければならないと思った。
2019.10.22
コメント(4)
昨日わが地区の公民館建設の地鎮祭が行われた。地鎮祭は建設工事に先立ち、土地の神を祝って敷地を清め、工事中の安全と建築物が何事もなく永くその場所に建っていられることを願う儀式とのことだが我々公民館建築準備員会のメンバーにとってはいよいよこれで建築がスタートするのかと思うと感慨無量であった。思えば3年前の4月、わが自治会にも公民館が必要だとの考えで、建設準備委員会が設置された。建設そのものに反対の人もいたし、建ててもよいがお金を出すのは御免だという人も多く、資金の問題、建設用地の問題、施工会社の問題、沿道住民からの道路使用やセットバックの承諾集めなどの困難が沢山あったがそれを乗り越えて昨日を迎えることができてそれまでの苦労が消し飛んだ。嬉しくて地鎮祭の終了後は建設会社の方と一緒に沿道住民の方々にこれから工事でご迷惑をおかけするかもしれませんがよろしくお願いしますと挨拶にまわった。実際これからは銀行から借金する350万円位の返金方法や会館の使用方法など細かいことを決めていくことになるが、大きな山は越えたことになる。建設準備委員会の皆様、自治会執行部の方々、建築を引き受けて下さった株式会社内藤ハウスの方々、建設に際し何かと相談に乗って下さった市役所の担当者の方々、助成金関係で何かとお世話になった県の担当者の方々、それから様々な形でご支援下さった自治会員の皆様に心より感謝申し上げる。
2019.10.21
コメント(6)
決勝リーグの初戦、明日いよいよ南アフリカ戦である。今日ニュージランドとアイルランド戦を観た。Aグループでは日本に惜敗こそすれ他チームには圧勝して強さを見せつけていたアイルランドがニュージランドには大差で負けていた。上には上があるもので世界のレベルの高さを見せつけられた。前回のワールドカップで超格上の南アを奇跡的に破ったが奇跡は二度と起こらない。ニュージランドの試合を観たら世界のトップレベルと日本の力の差は歴然で、とても勝てそうも無いと思えた。勝つと思わず無心に力の限り戦ってもらいたいと思う。日本シリーズの巨人も明日の第2戦を迎えるに当たり、虚心坦懐、無心で強力なソフトバンクに立ち向かってもらいたいと思う。
2019.10.19
コメント(5)
静岡大の奥山皓太外野手が大学始まって以来ドラフトで指名された。甲府西高出身で地元の甲府市などから約100通のお祝いのメールが届いたが夜を徹して全員に感謝の返信をしたとのことである。彼は静岡大教育学部で教員になる勉強をしており卒論のテーマは「スポーツ選手のストレスに関する研究」とのことである。静岡大の前身旧制静岡高校には元総理中曾根康弘さんなども学び寮の押し入れの壁にでかでかと大きな字で自分の名前を書いて残しており、私も医学部に入る前は同大学の寮に入っていたので中曾根さんの字はいつも見ていたがもし取り壊してなければ今でもそれは残っていると思う。早稲田や慶応、法政、東海大などの名門私立大学と違って静岡大は地味な国立大学なのでまさかプロ野球のドラフトで指名されるとは思っていなかったのでうれしさ100倍で徹夜して100通もの返信をしたのだと思うがこれからが大変だ。育成から這い上がるのは並大抵のことではない。ソフトバンクの千賀は育成選手だったとのことだが育成でもナンバーワン投手になれる見本がいるのだから頑張ってもらいたい。私は静岡大を卒業していない中退者だが母校からプロ野球選手として活躍する選手が育つことを心より願っており、阪神よ、しっかり育てて下さいよとお願いする。
2019.10.18
コメント(4)
野球少年たちのあこがれであり夢であるプロ野球選手への登竜門のドラフト会議で支配下選手と育成選手合わせて107選手が指名された。グローブもユニホームも買ってもらえないような極貧育ちの選手や幼少期に父親を亡くし母子でプロ野球を目指してきた選手などが念願かなって指名された時は喜びを分かち合ったが、一方で指名確実と目され多くの報道陣に囲まれていた選手がどの球団にも指名されなかった時は胸が張り裂けそうだった。努力に努力を重ねて華々しい成果を上げていても基礎体力とか運動神経、将来性などの観点から指名されなかった選手が何名もいたがその心中を思うと心苦しくなった。選ばれた107人の中でも将来一軍選手になれる人はほんの人握りしかいないが、すくなくとも競争するスタートラインには並ばせてもらいたいと思ったがそれさえかなわないないのだから悔しくて悲しくてどうすることも出来ない心情だと思う。高校生の場合は大学や実業団に入って次のドラフトを狙う道もある。大学生でも実業団がある。実業団からプロに入って活躍している選手もいる。野球が諦めきれない選手はその道を選ぶのが良いと思うが実業団にも入れない人もいる。夢に向かって青春をかけてきたがきっぱり諦めなければならない人もいるだろう。野球ばかりが人生ではない。心を切り替えて新たな人生を切り開いてもらいたいと思う。
2019.10.17
コメント(6)
今ラグビーワールドカップで大活躍しているすばしっこさ世界一とも言われる福岡堅樹(けんき)選手(27歳)には大きな夢が二つある。一つは世界選手権とオリンピックで優勝することでありもう一つは来年の東京オリンピックが終わったら引退して医学部受験して医師になることである。どちらも大変な難関である。しかしワールドカップでの快進撃の現状をみると最初の夢は実現するかもしれない。二つ目の夢も現在激しい練習の合間に受験勉強しているとのことでその夢も実現できるかもしれない。二つの夢が実現することを願っている。「僕は、筑波大学の情報学群に入学し、ラグビー部で活躍する道を選びました。しかし、『医師になる夢』をあきらめたわけではありません。まだ先のことになりますが、ラグビーの選手として世界の舞台で活躍した後、もう一度医学部へ入学し直して医学の道を目指したいと考えています」 出典:事業構想ONLINE
2019.10.16
コメント(2)
韓国のチョ・グク法務大臣は昨日「検察制度改革に情熱を燃やしてきたがその基盤をつくったので後は後輩にゆだねる」と辞任したが、翌日の今日ソウル大法学部教授に復職した。チョ・グク氏は奥さんや子供が汚職の疑いで取り調べを受けるなどして人生最大の苦しみを味わっているので家族のそばにいてあげたいとも言っていたが、法学部教授になっても韓国の現法律で奥さんや家族の罪が立証されたらそれを覆すことは出来ないと思う。チョ・グク氏は飛び級で名門ソウル大に合格した秀才で出世街道を驀進してきた方である。頭がよかったのでうぬぼれて他人を見下げていたと思う。しかしいくら学問的に優秀な方でも何をしてもよいことにはならない。検察制度改革は大きな夢でそれに取り組んでこられたことは高く評価されるが、民衆を軽視してきた日常生活は反省すべきでその責めも負うべきだと思う。
2019.10.15
コメント(4)
台湾総統が「台風19号がもたらした記録的な雨によって日本では被害が広がっています。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 日本は我々にとってもっとも大事な友人です。いつでも支援に駆けつけます。」のメッセージを下さった。台湾は東日本大震災の時も200億円以上の募金を集めて下さった。災害は天災+人災で防ぎきれないこともあるが備えをすれば防げたこともある。諸国の友情に感謝し、防災の備えと被災後の復興に一層努めていかなければ申し訳ないと思った。それと同時に災害はいつどの国に起こるか分からない。自国内はもちろんだが他国にあっても精神的な励ましや物的、技術的援助はどれだけ勇気つけられるか分からない。互いを尊敬し、常に助け合う気持ちを持ち続けたいものだと思った。
2019.10.14
コメント(4)
台風19号で大きな被害を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げます。今回は風よりも雨による被害の方が大きく河川の氾濫などで日本中で大災害が起こってしまい痛ましい限りです。自分の住んでいる地域では殆ど被害がなく災害地の方々には申し訳ない気持ちです。中央線は不通ですが日常業務は平常通りで自治会の公民館建設の地鎮祭の日取りの打ち合わせがあり、10/20に決まりました。2年半準備してきて色々なことがありましたがやっとここまで来れて感無量です。浪人時代は受験勉強に明け暮れ医者になってからも日々の業務に追われて地域の人達との触れ合いは殆どありませんでした。しかし4年半前に自治会役員になり、2年半前に会館建設委員長にになり、地域の仕事をさせていただき病院業務と重なったりして大変でしたが今までしたことがない勉強をさせて頂きすごくよかったと思っています。今ラグビーで日本がスコットランドと闘っており、前半終了時点で勝っていました。1勝10敗の相手に選手一丸になって勇猛果敢の戦いを挑み痛快です。よくここまで力をつけてきたものだと感心しています。勝って決勝ラウンドに進んでもらいたいと願っています。
2019.10.13
コメント(4)
地域の集まりで15分くらい健康講話をしてくれと依頼を受けた。これから風邪やインフルエンザの季節になるのでその話をしようかと思ったが、先日医師会教育講座で聞いてきた「簡単に出来る若さと健康を保つ方法」を話そうと思う。近年急激に長命化して90才以上の高齢者は珍しくなくなった。年齢だけみると平均寿命を超えており、とっくに亡くなっていてもいい人達だが、生きながらえて認知症にもならず元気で健康的に暮らしている人達もいる。アメリカの詩人サムエル・ウルマンは「青春とは人生のある時期を言うのではなく80才過ぎていても理想とか夢があればいつでも青春で反対に20歳でも失望や落胆、夢の無い状態は青春でなく老年である」と言っており、90才以上でも夢があれば青年と言ってよいのだと思われる。それでは高齢になっても青春を謳歌できるようにするにはどうしたらよいのであろうか。それには脳を若く保つ必要がある。何もしなければ年齢と共に記憶力や認知機能はどんどん衰えて認知症になり、地域に設置されている防災用の拡声器で「だれだれさんがいなくなりましたので心当たりの人は連絡して下さい」と放送されることになる。最近の研究で認知症になるのを防ぐ一つの簡単な方法が明らかにされた。脳の真ん中辺にある海馬を萎縮させないようにすれば記憶力や認知機能をかなり正常に保てるとのことだ。それには日常的に筋肉を使っていればそこから生理活性物質が分泌され海馬の衰えを防いでくれるとのことである。さらに、骨格筋を使うことによって転写調節因子が出現して、慢性炎症や慢性の痛み、神経痛などを軽減する機能も有しており、痛いからと筋肉を使わないでじっとしていないで痛くない部分の筋肉を動かすことによって痛みを軽減できるのである。ところで筋肉を使うというのはボディビルをしたりマラソンをしたり腹筋をしたりなどの激しい運動をする必要はなく、普通の日常生活で良いのである。歩いたり家事をしたり、庭の手入れなどで良いのである。何もしなくてよいですとご隠居さんに祭り上げられて仕事も運動もしないでいると認知症になってしまうのである。何でもよいので体を動かしていることが認知症予防につながり、痛みを軽くして若さと健康を保つ秘訣である。
2019.10.11
コメント(4)
旭化成の吉野彰さん(71歳)が今年度のノーベル化学賞を受賞した。リチュウムイオン電池を発明し充電のできる電池としてスマートフォンや電気自動車などに広く使われ、生活を便利ににして人類に貢献したということで化学部門での最高の栄誉を頂いてテレビ画面に映る吉野さんは本当にうれしそうで心からおめでとうを言いたい。昨年も本庶佑さんがノーベル生理・医学賞を受賞して国民も喜び本人も嬉しそうだった。がんの免疫療法の理論を打ち立て小野薬品の協力を経てオブジーボというがんの治療薬を開発した。本庶さんは現在小野薬品との間で自分に対する報酬が少ないのでもっと多くしてもらいたいとの訴えを起こしている。本庶さんは学生や若手研究者の育成に熱心で若手研究者のための基金設立のためにもっと多くの報酬を望んでいるみたいだが、ノーベル賞という世界最高の栄誉を頂いた方がいくら若手研究者のためとは言えお金のための醜い争いをしているのをみてかなりがっかりした。画期的な治療薬とされたオブジーボでも治らない癌がまだたくさんある。もっとオブジーボの治療成績を上げるために小野薬品と協力して様々な努力をしてもらいたいと思うが今はそのことよりもお金のことで対立している。本庶さんがノーベル賞をもらった時には我がことのように喜んだが今の姿を見て失望している。ノーベル賞は人類最高の栄誉である。それを受賞した方はそれにふさわしい人格者であって欲しいと願う。
2019.10.09
コメント(4)
神戸市の小学校で20歳台の男性教諭が30歳台、40歳台の同僚教師4人にいじめを受けていたことが明らかになり、大きな問題になっている。児童生徒のいじめ事件が頻発し、自殺まで引き起こされている教育現場でこのような問題が明らかになりショックを受けている人は多いと思う。様々な企業や団体の働く現場では大なり小なりいじめは起こっているのかもしれないが、教師内でのいじめは他の職場とは違うと思う。いじめた側の4人の内のリーダー格は、40歳台の女性教師とのことだが、恐らく最初は20歳台の新米教師を指導、教育していたのだと思うが、反抗したり、指導に従わなかったりしたことがあって憎しみにかわり、虐めていたのではないかと思う。医者の世界でも研修医をいじめたり、同僚同士で反目したり憎しみあったりすることもある。しかし医師は患者さんに尽くすために存在するので職場の人間関係を患者さんにぶっつけることはまずない。教師の場合は、「いじめてはいけません」と口で言っても自分が同僚をいじめているなら教えを受ける児童生徒は虐めてもいいのかと感じてしまう。最初は指導だったのかもしれないがある時以降ねちねちいじめるのは教師として決してしてはならないことだと思う。虐めるようになったきっかけとか、いじめの程度などを全て包み隠さずきちんと調べて県や教育員会は厳正な対応をすべきだと思う。
2019.10.09
コメント(4)
400勝投手金田正一さん(86才)が胆管炎から敗血症を起して亡くなった。金田は17歳で国鉄スワローズにはいり、弱小球団の国鉄なのに何年間も連続して20勝以上挙げた大投手である。その頃私は農業高校で学んでいたがふとしたきっかけで東大受験することになり受験勉強していた。ある雑誌で金田のことを読み感銘をうけた。20勝以上挙げるげるのは並大抵のことではなく、打撃などのバックの援助も必要だが、貧乏球団の国鉄には優秀な打者も優秀なリリーフ投手もいなかった。その中で20勝上げるのだから本当にすごいと思った。恵まれない環境の中でトップを目指す金田、受験科目が授業になかったりして大学受験には適さない農業高校から東大を目指す自分、境遇が似ていると思われ、以来金田および国鉄のフアンになった。国鉄はその後産経アトムズになり、ヤクルトスワローズと変わってきたが、63年間変わらず熱烈なフアンは続いている。その間私が研修医時代に新宿にある中央鉄道病院(現在のJR東京総合病院)に勤めていた頃直接会ったことはなかったが、金田が時々病院に来ていたとのことだった。その後私が国立甲府病院に移って金田の前妻 榎本美佐江さんを受け持っていた時金田が見舞いにきて私が国鉄フアンなのを知ってか知らずかサインボールを残していって下さった。金田が国鉄から巨人に移った頃には金田個人へのフアン度はそれほどではなくなっていたがスワローズへのフアン度は相変わらず熱烈でスワローズが負けた時には気分が落ち込んでしまう。スワローズフアンにしたのは金田の活躍があったからで、恵まれない環境で頑張っている多くの人達の光明になってきたと思う。その偉大な大投手が亡くなった。心よりご冥福をお祈り申し上げる。
2019.10.07
コメント(5)
今日は歌の発表会で朝8時に出かけて夜8時過ぎに帰ってきた。駐車場係やその他の雑用,リハーサル,本番が終わった後の反省会等で12時間の行事であった。上の写真は大勢で歌っているのはオープニングで役員が「青い山脈」を歌った時の写真である。もう一枚はオープニングに続いて本番が始まりそのトップバッターとして私が冠二郎の「横浜物語」を歌っている時の写真である。出だしの低音の「あれから、何年」のあれからがどうしても歌えなくて何度も練習したが本番でも駄目だった。おまけに練習しすぎて喉を傷めてかすれ声で、はるばる私の勤める病院で一緒に働いている女性が聴きに来てくれたが顔向けできないと思った。その後私の後に歌った人達は皆すごく上手でたまげてしまった。皆さんどこでどのような練習をしたのかすごく安定した歌声だった。私はカラオケボックスに練習に行って採点するといつも安定性がないと減点されていた。どうしたら安定性がつくのか今後の課題だと思った。皆さんも以前はそれほど上手ではなかったので、私も一夜漬けでなくもう少し前からきちんと練習を重ねれば安定性が身につくのではないかと思った。出だしについては低音が発音できないという喉の問題もあるが、もう発表会も終わったので焦らないで工夫して声を出す練習をすればその低音の出だしも歌えるようになるのではないかと考えられた。反省会でも小さくなっていてみじめな一日だったが挫けないで前向きに考えて、着実に進んでいこうと思う。
2019.10.06
コメント(4)
本日午後医師会生涯教育講座を受けてきた。最初の講師は福島県立医大整形外科の半場道子先生で演題は「筋運動は記憶力と認知機能を正常に保つ」であった。加齢とともに脳の中心部にある海馬は委縮し記憶力と認知機能が急速に低下するが日常的に筋肉活動を続けていると海馬体積が維持され記憶力と認知機能が健常に保たれる可能性が明らかになってきたとのことだった。その運動というのはボデイビルやマラソンなど激しい運動ではなく日常的に体を動かすことでよく、農作業や家事、徒歩とか自転車で買い物に行くとかの日常運動でよいとのことだった。家事をしなくなっり、歩かなくなったりすると認知症になるのは、骨格筋から生理活性物質が分泌されなくなり海馬が委縮したり、脳内に不純物が溜まったりするからだとのことで、体を動かすことが認知症予防に重要だと話をしてくれた。二人目の講師は大分県福祉保健部参事監の藤内修二先生で演題は「健康寿命の謎に迫る」であった。司会者の話だと自治医科大学をトップの成績で卒業なされた優秀な先生で、大分県を健康寿命日本一にするために行政、企業と連携して奮闘している様子を話してくださった。企業が積極的に協力してくれて県民総出で健康寿命延長にあらゆる方面(食事、金融、マスコミ、教育等)から取り組んでいる姿は素晴らしいと思った。今全国で少子化が問題になっているがこのように県民上げてマスコミ、企業、教育機関、自治会あらゆる組織が一体となって取り組めばできないことはないと思った。二つの講演とも意義ある素晴らしい講演で参加してよかったと思った。
2019.10.06
コメント(4)
コビー博士の「7つの習慣」の中に相手の身になって相手を理解しない限り何をしたって得るものはないがある。貴方が重要だと思うこと、貴方が示す正直、率直、親切、礼儀正しさは相手の文化的、教養的フィルターからみると滑稽だったり、馬鹿々々しいと思うかも知れないというのがある。そういえば自治会館建設に際し通行道路のセットバック依頼に何度も伺って10回目位でやっと承諾印をもらったことがあったが、こちらは自治会のために誠意を尽くし礼儀正しくお願いしているのになぜ承諾してくれないのかイライラして相手を責めていたが、相手の身になってセットバックの問題を一緒に考えなかったからいつまでも承諾してもらえなかったのかと思った。しかし相手は承諾したくない、こちらは一刻も早く承諾を貰って建築をスタートさせたい。相手の立場に立ち相手を理解しても自治会館建設はいつまで経ってもスタートしなかったかも知れないと思った。相手の身になって相手を理解しても問題は解決しない場合はある。その場合は誠意が解決のカギだと思う。相手の身になると相手は公民館などいらない、人の為など考えない、自分の地所が公共のために少しでも狭くさせられるのは嫌だという立場なら相手の身になってその問題を考えただけでは絶対解決しない。あらん限りの自分の誠意を示すことによって相手の心が動くかもしれないのである。「7つの習慣」は世界中で何千万部も読まれている成功のためのバイブルだが、よく読むと抜けているところもあるなと思った。
2019.10.04
コメント(2)
昨日、私の誕生日にある友人が上のような豪華な小さな胡蝶蘭を送ってくれた。彼は渋谷で長年学生や若者向けの食堂「青春の館」を経営していたが数年前からパーキンソン病と重症心臓病に悩まされていた。パーキンソン病と言えば個人差はあるが一般的には次第に歩けなくなり食事も食べられなくなっていく難病である。彼は医師からその診断を受けた時から内服薬を服用しながら自分に合った整体やリハビリをあちこち探して実行した。パーキンソン病だけで重病なのに追い打ちをかけるように重い心臓病にかかってしまった。心不全の程度を示すBNPが正常値の何十倍もの値になったとのことである。瀕死の重症で病院のベッドに横たわりながら電話をくれたことがあるが息が苦しく声もたどたどしくていよいよかなと思われるほどだった。しかしパーキンソン病に対して必ず治してみせるとリハビリを重ねていた根性は心臓病に対しても同じで悲観することなく必ず治すの信念で病気に立ち向かっていた。その後心臓ペースメーカーを挿入したとの知らせを受けたがそれで心不全が完全に治る訳ではなく、危ない状態でそれを切り抜けたとしても寝たきりは免れないだろうと思っていた。ところが昨年電話がかかってきて会おうと言う。病院での面会かと思ったら渋谷の忠犬ハチ公の前で会おうという。誰かに車椅子で連れてきてもらうのだろうと思っていたら、本人がスタコラ歩いてきたので驚いてしまった。歩調もパーキンソン病特有の小幅のよちよち歩きでなくほぼ正常の歩き方をしていた。また今年も10月14日にハチ公前で会うことになっているが週1日はデーサービスに行くがその他の日は道路わきの花の手入れや高齢者向けカラオケボックスの受付などのボランティアをしているという。まず助からないだろうと思えた重症心臓病を克服し、パーキンソン病の進行を止めた原因はボランティア活動にみられるように人や社会のために尽くそうという気持とどんな病気だって必ず治して見せるという強い気持ちがあったからだと思う。渋谷駅の近くに「青春の館」の広告としてサムエル・ウルマンの詩「青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方をいう。歳を重ねただけで人は老いない、理想を失うとき初めて老いる」という大看板を掲げた男である。理想と使命感そして必ず治すという強い気持ちが奇跡を起こしたのではないかと思っている。
2019.10.02
コメント(6)
今日は私の誕生日だった。消費税が上がった日でもあった。消費税を上げる理由が1000兆円以上の借金を少しでも減らしてこれからの世代の負担を減らすと理解してきたが、複雑な計算をしなければならない軽減税率の物を残すとかクーポン券やスマホ決済で税金分を還元するとか投票権者に忖度したシステムで借金がどれだけ減るのかはあまり議論されていない。低所得者や子供世帯限定で2万円分購入で2万5千円分買い物ができるクーポン券の宣伝のために14億円使ったというから無駄使いし放題で何のための増税か全くわからない。増税が必要だったのならその目的に沿ってきちんと税金を使ってもらいたいと思う。今日診療受付時間をかなり過ぎてから昨夜寿司をのどに詰まらせて食事が食べられないという85歳の男性がきた。別の病院にかかっているとのことで受付の段階でその病院に行くように話したとのことでそれならそれでいもいいと思っていたらかなり経ってから私に連絡があり、診察してくれという。時間外だったが内視鏡室に連絡をとり、内視鏡検査を行ったら食道に寿司ご飯が詰まっていた。内視鏡で詰まっていたご飯を胃まで押し込んで検査を終えたが果たしてそれで食べられるようになるかの確信はなかった。食道がんの手術後で縫い目が少し狭窄しており、その部から口側に寿司ご飯が詰まっていたので、食道がん手術痕が原因になっているなら簡単には治らないかもしれないと思えたからである。朝からご飯を食べていないとのことで点滴をしてから帰ってもらうことにしたが不安はあった。かなり経った時に用事で中庭を通ったらその患者さん夫婦がタクシーを待って坐っていた。「どうですか?」と聞いたら笑顔で「まったく良くなりました」とのことでほっとすると同時にうれしくなった。医者冥利につきるとはこういうことで幸せ感が湧き上がってきた。つらく苦しいことが多い中でたまにこういうことがあると幸せを感ずるものである。
2019.10.01
コメント(4)
全23件 (23件中 1-23件目)
1