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キョウカノコ交流戦が始まった。巨人は初戦こそソフトバンクに2対ゼロで敗れたが2戦目は延長12回吉川のヒットで1対ゼロでさよなら勝した。昨日の第3戦は3回表が終わった段階で5対ゼロで負けていてもう勝負あったとチャンネル回してしまった人も多いかもしれないが、その裏に新外国人のフェルナンデスや岡本のホームランで6点入れて一気に逆転してそれ以後は投手が守り抜き6対5で勝利した。第一戦はノーアウト1,3塁の場面でオコエにバントさせて一点も入らず、観ていた人のほとんどがあそこはバントではない、思い切り打たせて外野フライを狙うか、もし凡打でも3塁走者は帰れる可能性が強く、阿部新監督のバントへのこだわりは間違いだとの批判が渦巻いた。バントをどうしても成功させたかったらバントの上手い選手、例えば小林と交代させるかするならわかるが、オコエに執拗にバントさせたのはフアンにとっても選手たちに対しても納得できない采配だったと思われる。この采配に対する悪い影響が次の試合に出なければいいと思っていたが、第2試合では延長12回代打小林にバントさせて成功し、吉川のさよならヒットを呼び込みいい方に作用した。今シーズンのソフトバンクはずば抜けて強く、セリーグのどのチームも歯がたたないと思われていたが、それほど強くないと思われていた巨人が勝ち越したのは凄いことで、セリーグの他のチームも奮起するのではないかと思う。阿部新監督の意固地な采配も、選手達に理解されていって、いい結果をもたらすかもしれないと思った。
2024.05.31
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ホタルブクロ先日たまたまパン屋さんの隣にあったステーキ屋さんに入ってハンバーを食べた。そこでは肉も野菜も新鮮なものを使うのをモットーとしているとのことだったが、最初に出されたサラダは皿に盛られその下にドライアイスが敷いてあり煙が出ている中で頂いたが、野菜は全て新鮮でこれほど美味しいサラダは今まで一度も食べたことがないと思った。続いて出されたハンバーグも美味しかったが一番感銘を受けたのは注文を聞きにきたり、料理を運んでくる女給さんがあまりに綺麗だったことである。その店はあまり目立たない質素なたたずまいでお客も私達以外にあと二組くらいしかいなくてあまり混んでいない場末の洋食屋さんだが、そんなところに何でこんな綺麗な人がいるのかと思った。注文取りに来たり料理を運んだり、客との会話を聞いているとその仕事に徹しており、私心が全くなく、お客さんのために尽くしていることが伝わってきた。容貌やスタイル、所作などは持って生まれた要素が大きく努力で積み上げたというより天性のものと思われた。振り返って自分や身の回りの人達のことを思った。医師や看護師、理学療法士達が彼女と同じようにお客である患者さん達に誠心誠意尽くしているかと思った。自分を捨てて患者さんの為だけに行動している人は少ないと思った。私達の仕事では患者さんだけでなく、その人たちの面倒を見てくれるスタッフも相手(客)である。その人たちにどのような気持ちで接するかも大事である。ステーキ屋さんの女給さんと自分を比べてみた。月とスッポンだと思った。同じようにはふるまえないが、彼女の振る舞いは胸に焼き付いているので、少しでも近づくよう日々行動して行こうと思った。
2024.05.30
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ハクチョウソウ(白蝶草)白い蝶が飛んでいるように見えるのでこの名前がある。先日84歳の女性が退院する前の家族面接でデーサービスの良さを息子さんに話したら,「母は一人でいる方が好きで、本人も行きたくないと言っていますので」と言っていた。何でも一長一短があり、誰にも適するというものではないかもしれないが、在宅介護にはデーサービスは欠かせないものだと思うので今回はそのことについて書く。退院後に施設に入った方が患者さん、家族双方にとってよいと思われるケースでも肉親の情や経済的理由で在宅介護になる場合がある。その場合デーサービスが凄い役割をしてくれていると思う。4,6時中自宅で介護するのは大変だが週に何日かデーサービスを使うと介護する方は助かる。送り迎えをしてくれるし、食事も出してくれて、お風呂にも入れてくれる。トランプやかるた、お遊戯など皆で楽しく遊べるように様々なプログラムが用意されている。プライドの高いご老人や冒頭で書いた内気で一人の方がよいと思っている人にとっては「認知症みたいな人と一緒にゲームしたり遊戯をしても面白くない」と思うかもしれない。でも嫌々ながらでも参加したら意外と楽しくて病みつきになり、デーサービスに行くのが楽しみになる場合が結構多い。行くのを嫌だと言っていた人がゲームなどのリーダー格になってその場を盛り上げている例もよく聞く。介護度によって週の内何度デーサービスに行けるか決まっているみたいだが毎日でなくて週に何度か行くだけでもリハビリになるし、職員や患者さん達と親しくなり、世界観が広がって楽しい生活が送れるようだ。デーサービスを嫌がる人は、一度デーサービスを見学してみるのがいいと思う。高齢になると行き場がなくて閉塞感に襲われて希望が見えない人も多いと思う。デーサービスはそのような人たちを救ってくれる楽園だと思う。
2024.05.28
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ペチュニア今年も7月7日(日)にピアノの発表会がある。練習期間が後1か月と少ししかない。昨日先生の所にレッスンに行ってきた。「左手で弾いている部分のが音が殆ど出ていない。音がプツリ、プツリと切れている。音をつなげるように考えなさい。楽譜を一生懸命見ようとしているがそれより音がでているか確認して音をしっかり聞きなさい」などと散々注意された。今回弾こうとしている曲はベートーベンの月光の第一楽章である。この曲はベートーベンがピアノ教師をしていた14歳年下の伯爵令嬢に捧げられた曲である。彼女のことを友人に宛てた手紙で「彼女は私を愛し、私も彼女を愛しているが残念なことに身分が違う」と書いており、求愛の曲なのかもしれないが私の弾く月光はブツン、ブツンと切れていてとてもベートーベンが意図するようなことは想像もできないような代物であった。昨日はいろいろ言われて嫌になってしまった。「こちとらは一流のピアニストになろうとしているのではない、趣味として弾いてみているだけで、音がつながっていないだとか難しいことは言わないで貰いたいと思った。気分は最低で昨日帰ってきてからはピアノを弾く気は全く起きなかった。でも本日は仕事を終えて帰ってきてから昨日注意されたことを反芻しながらまずしっかり音を出すことを心がけて弾いたら意外にも非常にスムーズに弾けて時間も今までとは比べものにならない位早く一曲弾くことが出来た。先生はやはり大したものだと思った。昨日のレッスンでは生徒が気分を悪くしてもうレッスンに通うのを止めると言い出しかねない指導法だったが、結果的に生徒は蘇った。7月7日に向けてしっかり練習すれば無難に演奏できるかも知れないという自信が湧いてきた。昨日と今日の気分は地獄と天国でがらりと変わった。人生とは日によって波があるので嫌なことばかり言われて気分が落ち込んでも、その翌日は天国になることもあるのだなと思った。
2024.05.27
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ヒメオウギが咲いた。よく見ないと分からない小さな花で、昨年まで咲いていたところとは違う所で咲いてくれた。巨人の戸郷翔征投手(24歳)が昨日の甲子園球場での阪神戦でノーヒットノーランを達成した。プロ野球史上89人目で甲子園での阪神戦での達成は伝説の大投手沢村栄治氏が達成してから88年ぶりとのことである。戸郷選手は2000/4/4宮崎県都城市に生まれ高校は聖心ウルスラ学園高で戸郷が2年の時夏の甲子園に出場しているが野球の名門校ではない。2018年に巨人軍からドラフト6位で指名されて最初は2軍で鍛えられて9月には1軍に抜擢されて頭角を現し、6年目の現在は巨人軍のエース的存在である。ノーヒットノーランを達成した投手は殆どそのチームのエースだったりその試合以後活躍した投手が多く、一流投手のステイタスになっている。戸郷投手がそれを達成したのは持って生まれた能力もさることながら、言うに言えない努力とコーチ達の指導、そしてチームメートの支えなどの賜物だと思う。心からおめでとうを言いたい。今後も精進して大投手の道を歩んで行かれることを願っている。
2024.05.25
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カルミア今日の新聞の人生案内は20歳代女性で入社4年目で会社の同僚についての相談だった。仕事が雑でメール文章がおかしかったり、やらねばならない雑用をしないで人任せにしたり、何度も同じミスを繰り返したりするいい加減な人たちがいてそのしりぬぐいにうんざりしている。給料にみあった仕事をしていない人たちが余りに多いという質問であった。これはその質問者さんの会社だけでなく、多くの会社でもいえることだと思う。これに対して回答者は「もし給料に見合った仕事をしている人だけ残して見合った仕事をしていない人を全部やめさせてしまったらどうなるか考えてみたらどうでしょうか?」と回答していた。一部の完璧に仕事できる人達ばかりでは仕事が追い付かず過労で早く死んでしまうかもしれない。給料に見合う仕事をしていない人たちでも社内にいてくれるおかげで給料にみあう仕事をしている人たちも長生きさせてもらっていると考えたらいかがでしょうか?」と述べていた。相談者さんのように几帳面できちんと仕事をする人は得難い人材ですが完璧でなくても仲間として仕事をしてくれる人がいるおかげで真面目な人が過労死しないで済んでいるのだと考えることも出来るのだとのことだった。人それぞれで真面目できちんとした仕事ができる人がいるかと思えばルーズで給料に見合わない仕事しかできない人もいる。そういう人を軽蔑し、頭にきたと怒る気持ちもわかるが、もう少し大らかな気持ちで同僚達を眺めたらどうかという回答に私も同感である。自分は完璧と思っても至らないところもあるだろうし、ミスばかりしてだめな人と思っていた人でも自分が及びもしないような才能を持っていることもあり、仕事にミスが多いという一面だけで人を見ないようにした方がよいと思った。
2024.05.23
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サツキ今、回診を終えてきたところである。ほとんどがご高齢の方で骨折や肺炎後の廃用症候群、脳梗塞後で食事が食べられるようになった人、まだ食べられなくて鼻管や静脈を介して栄養している人、認知症の人など様々である。実際のリハビリの主体者は理学療法士や作業療法士、言語聴覚士さん達だが、看護師や医師の役割は全身状態の管理や激励である。鼻管や胃ろう、経静脈的栄養で何年も命を長らえている人もいるが、そういう人は激励しようにも何の反応もないので戸惑うが、意識のある人たちと同じように激励させていただいている。意識のある人は1日1回のこの回診を心待ちにしてくれていて、特に認知症の方はその傾向が強い。自分も入院患者さん達とほぼ同年代なので、患者さん達の苦しみが良く分かる。骨折は3か月、脳卒中などは6か月と入院期間が決められていて、その後は自宅に帰るか施設に入るか決めなければならない。脳卒中や認知症は施設がベストだが、家に帰る場合も含めて受け入れてくれる家族の態度によって患者さんの幸福度は変わってくる。施設は金がかかる、自宅退院は介護が大変だとして退院間近になっても、行き先が決まらず、宙ぶらりんで不安な状態に置かれる患者さんもいる。高齢になれば病気は付き物で、家族さんたちにしてもいつ自分達が入院患者さん達と同じような立場になるかもしれない。患者さんの配偶者やお子さん達やご兄弟の方は、将来自分達が同じ立場になるかもしれないことを思って、厄介者と思わないで、患者さんにとってどうしてやることが一番いいかを考えて退院先を決めてもらいたいと思う。
2024.05.21
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カリロファス・サニーチャープ昨日の朝日新聞の人生相談の「悩みのるつぼ」は50歳台の会社員でロシアの軍事侵攻、イスラエルのガザへの攻撃、議会襲撃を起こしたトランプ氏が大統領候補になり、さらに当選する可能性もあるとのことで、激しい憎悪を覚えるとともに絶望的な気分になり、夜も眠れません。今後ますますひどい状況になることが想定される中どのように気持ちを保っていけばよいでしょうか」という質問にお笑いタレントの野沢直子さんが「あなたが心配している国に出向いてニュースで観ていることはどこまで真実なのか確かめてくるのはいかがでしょうか。ニュースになっていることの裏側には報道されていない現地の声があるはずです。報道されていることと反対側の考えにある人達のことを想像して下さい」「人間とはないものねだりの生き物で、あなたは今幸せすぎて「心配の種」が欲しくなっているのではないでしょうか。世の中がひどくなるかどうか誰にも分かりません。そんなことを嘆く前に今自分が幸せのことに感謝し、自分の周りにいる人達を大切にしましょう」と答えていた。世界情勢や国内政治などで世の中を憂いている人は多い。憂いの度合いで戦地に赴いたり、政党を作ったりする人もいれば回答者の野沢さんのように、傍観的で自分が幸せならいいではないかと考えている人もいる。恐らく質問者さんは益々苦しい胸中になったのではないかと想像する。世界の不条理、特に戦争は、自己の領土などの欲望を満足させようと互いに殺しあうことで、何としても止めさせなければならない。でもそのすべを持たない人が大部分だ。でも全く無力かといえばそうでもない。アメリカの大学生のイスラエル殺戮攻撃への抗議のデモ行動は何らかの抑止力として働く。どうせ無力なのだから自分の幸せを考えろではなく、不条理事件をよく研究し、自分もしくは自分達が何が出来るか考えてそれなりの行動をしていくことが大切ではないかと考える。日本人としては日本政府に対し、永久不戦の精神を貫くためにリーダーシップを発揮して外交努力をしていくよう選挙等を通じて働きかけていくことが大切だと考える。
2024.05.19
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ブルースターある新聞の人生案内で娘さんが父親を自宅で6か月間介護したが十分なことがしてやれなかった。施設にお願いすれば専門の介護士もいるし、看護師さんもいる。何も知らない自分がただ父親を好きだからという理由で自宅で介護したが、専門の施設にお願いした方が父親のためにはよかったのではないかと悔やんでいると相談していた。それに対する回答者はもとマラソンランナーの増田明美さんで自分も母親を自宅で父親と一緒に介護したが、確かに介護の仕方がよく分からない面があり、父親などは母がしてもらいたいのと反対のことをしたりして専門の施設にお願いした方が母の為にはよかったかもしれないと思ったこともあるが、喧嘩をしながらでも家族で面倒見れたのは母親も心の中で感謝していたし、良かったと思う。質問者さんのお父さんもきっと娘さんに感謝しながら逝かれたと思う。家族で介護出来たということは双方にとって幸せのことでそれを後悔することは全くないと思いますと回答していた。昔は殆どが家族が介護していたがそれは大変だということで介護施設が出来て専門の介護士などに面倒見てもらうのが一般的になってきた。しかし個々のケースでは事情が許す限り在宅で面倒見た方がよい場合もあり、そのための訪問介護制度などもあり、それを利用しながら施設介護と同じくらいの満足度で在宅介護をしているケースもある。在宅か介護施設かは一概には言えないが在宅でも様々なサービスを活用することで施設介護と同じくらいの生活をさせてあげることも出来るし、施設にお願いした場合でも面会を頻回に行うことで患者さんが家にいるのと同じような気持ちで過ごせることもあり、その家族にとってどれが一番よいかケアマネなどとよく相談しながら決めていくのが良いと思われる。
2024.05.16
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シャクヤクー白 シャクヤクーピンク昨日庭に出てみたら白とピンクのシャクヤクが綺麗に咲いていた。両親は南アルプス市の田舎に住んでいたが41年前私達が甲府に家を建てた時田舎から出てきて甲府の家に合流してくれた。その時母は南アルプス市の家の庭に咲いていたシャクヤクを甲府に持ってきて植えたという。母はもう32年前に亡くなってしまったがその後も毎年咲いていた。宿根性だから毎年咲くのだといえばそれまでだが、妻が良く管理してくれたから毎年咲いてくれたのではないかと思った。5月11日は母の命日なので南アルプスまで墓参りに行ってきたがその時はまだシャクヤクは咲いていなくて蕾だったかもしれない。でもそのいわれを詳しく知っていたら蕾でも母の墓前に挿してあげたかったなと思った。
2024.05.15
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バーベナ シャクナゲ今朝は有価物整理の当番に行ってきた。ペットポトルやアルミ缶、鉄缶、色瓶、透明瓶などの区別をしてそれぞれ大きな麻袋に入れる作業である。朝6時からなので数日前から緊張し目覚ましを5時半に合わせ時間通りに出仕した。全部で4人集まり、私以外は全て女性であった。近年高齢化が進み当番に出れない家庭も増えて当番制を見直してその作業はお金を払って業者にお願いしたらどうかという意見も出ているが、まだ具体化されず当番として出てくるのは女性が多くなってきている。女性の年齢はよく分からないが2人は30~40歳代、もう一人は50~60歳代と思われた。80歳代の男性の私を含め皆さんよく働いて30分くらいで作業を終了することができた。ペットボトルは蓋がついていてはいけないのを知らないで、蓋つきのまま提出している人がいてその蓋を取る作業も皆で協力して行った。数日前から気にかけてきた当番だが皆で協力してがんばったらあっという間に終わった。それから病院に出勤し、数日前から腸閉塞症状があり気にかけていた98歳の男性患者さんを県立中央病院に電話で状況を話して転院させていただくことができた。88歳の潰瘍性大腸炎の男性患者さんが退院を希望しているが勤務している家族の受け入れ態勢が難しく、本人の希望をかなえてやれず心を痛めていたが、看護師と話し合う中で、なんとか希望を叶えてやれそうな状況が出てきて安堵している。有価物の整理と病院の仕事は全く別の仕事のように見えるが基本は同じだなと思った。仲間とのコミュニケーションがうまく取れて、仕事がスムーズにいくと嬉しいものだなと思った。
2024.05.14
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星野富弘さんの絵と小文 庭の松葉牡丹先月28日に口で絵や詩を書いて多くの人に勇気を与えてきた星野富弘さんが78歳でお亡くなりになられた。星野さんは体育の先生で24歳の時、宙返りをやった時に失敗して首の骨を折ってしまい、手足が全く動かなくなってしまった。9年間病院に入院して、その間はお母さんがずっと付き添って看病してくれたが、悲しみと自暴自棄でお母さんに八つ当たりこともあった。しかし手足が使えなくても口は使えることに気づいて口に絵筆や筆を咥えて絵や詩を書き始め、主に花を描き、それに詩を添える画集を発行するまでになった。上の写真はドクダミの絵だと思うが、それに小文「知らなかったよ こんなにきれいだったなんて すぐそばにいて知らなかったよ」と添えられていた。ドクダミは繁殖力が強く、何処にでも生えて嫌われている花だと思うが、よく見たら凄く綺麗だった。今まで気がつかなくてごめんという気持を書いたのではないかと思う。自分はこんなに無様な姿になってしまったが生きて行かなくてはならない。でももっと辛い状態で生きている人もいるのだと前向きに考えるようになった。そして草花を描いているうちにどの花にも同じような愛情が感じられ、画集を出したら多くの人の感動を呼び、アメリカを始め多くの国で個展を開くまでになった。5体満足の人でもそれに感謝しないで粗末な人生を送っている人もいる。星野さんは首から下は全く動かすことが出来なくて、どんなにじれったい思いをしたか分からない。それでも絵と詩を通じて多くの人と触れ合うことが出来た。体の障害などで悲しみにくれていた人達に勇気を与えることが出来て幸せだったと述べていた。首から下が全く動かないのにあんなに明るく楽しそうに生きてこられた星野さんのことを思って、もっと感謝し、明るく生きていかなければと思った。
2024.05.12
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シラン、紫と白昨日86歳男性の方の訪問診療に行ってきた。パーキンソン病が原病で肺炎などで時々発熱する方でほぼ寝たきりで奥さんが付ききりで介護している。声は出せないので奥さんが30分位の間隔で見に来てその様子で車椅子にのせて大小便などの介助をしている。奥さんはお琴の大師範なので別室で生徒さんに教えていながら時々様子を見に来るとのことだった。買い物などで家を空けなければならない時もあるが1時間が限度とのことで大変だなと思った。今は介護施設が充実しており、そういう人のために様々な施設があるのでそれらの施設の概要を説明する。その方も介護施設を利用したらよいのにと思ったが、それぞれの事情があるだろうから一概には言えない。介護施設の対象年齢は原則65歳以上だが特定疾患に認定されている場合はそれ以下でも入所可能となる場合がある。1.特別養護老人ホーム(特養)常に介護が必要で在宅では介護が難しい高齢者、入居金が不要で月額利用料金も安価2.介護老人保健施設(老健)医療やリハビリを必要とする要介護の高齢者を対象、在宅復帰を目指してリハビリを提供、3~6か月の退去が前提、利用料金は安価3.介護医療院、日常的な医療やターミナルケア、生活の場としての機能も備えている。安価4.経費老人ホーム(ケアハウス)一般型:家族のサポートを受けることが難しい高齢者を対象で低額な費用で日常生活をサポート介護型:要介護1以上の人が入所可能、要介護度が上がっても住み続けることが出来る5.グループホーム、認知症高齢者を対象、5~9人の小規模施設で食事の支度や掃除などを介護スタッフと一緒に共同生活を行いながら認知症の進行を遅らせることを目的としている6.有料老人ホーム介護付:食事、洗濯、清掃などの生活支援サービス、排泄、入浴などの身体介護サービス等が24時間体制で受けられる。費用はサービスの程度に応じて段階的に高くなる住宅型:食事や清掃などの生活支援が中心、介護サービスは外部の事業者との契約が必要7.サービス付き高齢者住宅(サ高住)必須サービスは安否確認と生活相談のみ、介護、生活支援サービスの有無は施設ごとに異なり、そのサービスが付いている所とついていないところがある。1~5は社会福祉法人などの運営で比較的に安価だが6~7は主として民間企業の運営で料金は様々である。手元に民間老人ホーム「ベネッセ」のパンフレットがあるが、首都圏を中心に全国352ヶ所の有料老人ホームを運営しているがその内容は至れり尽くせりで人生最後を楽園のような所で暮らせてご老人の方も幸せだなと思える。料金体制は6つのクラスに分かれており、最低クラスが月々25万7千円で、敷金が68万7千円かかる。クラスが上がるごとにサービスの内容は充実してくるがお金も高くなる。社長の滝山真也氏の「ご本人様とご家族様にとことん寄り添い、その方の良く生きるを共に探求し、作りあげることをモットーにしています」の言葉通りにサービスは行き届いているようだが、お金があっての話だと思った。
2024.05.11
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白いバラ(新雪)数日前(5月6日)の新聞にアメリカの思想家エマソン(1803/5月生まれ)の言葉が載っていた。8歳の時に父に死なれ、長じて結婚したら1年半で妻が結核で亡くなってしまった。二人の弟も亡くなり、再婚して子供が生まれたが5歳の長男も亡くなってしまった。しかし彼は不幸に嘆いてばかりいないで、多くの著作を著わし、講演も行っていった。彼の言葉に「苦役、災難、重病、貧窮、全て雄弁と知恵を与えてくれる教師です」や「世界中で価値あるものはただ一つ、活動的な魂です。この魂は誰でも持つ資格があります。この魂は誰もが自分の内側に持っているものです」等がある。災難や苦痛に打ち負かされないでむしろそれをテコにして魂を活動させていくべきだと訴えていたのである。また「今の境遇がどうであろうと、夢や希望を手放すことなく、挑戦の歩みを一日一日と続ければよい。自分を取るに足らない存在と卑下する必要は全くない。自分でなければ果たせない使命がこの世にあることを信じ、前進することが大切だ」と述べている。78歳でこの世を去ったが,約200年前、自分の不幸な境遇をばねにして魂の躍動を説いて、若者たちを鼓舞してきた偉大な人物がいたのだなと思った。私にも夢や希望があったが、日に日に衰えていく体力から、もう無理だという気持ちになっていたが、エマソンの言葉に啓発されて、一日一日挑戦の歩みを継続していこうと思った。
2024.05.09
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紅葉の下でひっそりと咲いているスズランロシアとウクライナの戦争が続いている最中なのにハマスがイスラエル側に侵攻して人質をとったことがきっかけでイスラエルの過剰な報復戦争がはじまり、ガザ地区の住民は家を追われ、病院を破壊され、命も奪われて地獄の苦しみを味わっている。世界中の宗教心のある人もない人も戦争の早期終結を祈っている。アメリカのバイデン大統領もイスラエルのネタネヤフ首相に再三停戦を呼びかけているが、ネタニヤフ首相は多くの人命が失われていることに目をつぶって、ハマスが降参して人質を全員解放するまで攻撃を止めないとして攻撃を続けている。アメリカではハーバード大学やコロンビア大学などの主要大学でイスラエルの攻撃反対、イスラエル系企業との連携反対の大きな反対デモが起こり、多くの学生が逮捕されたりしている。このような事態の中で5月6日イスラム組織ハマスは仲介国のカタールとエジプトによる停戦案を受け入れると発表した。ハマスが受け入れた停戦案はそれぞれ42日間づつの3段階の休戦で、第一段階はハマスが女性や子供を中心に33人を解放し、イスラエルは多くのパレスチナ人を釈放する。第二段階はハマスが兵士を含む残りの人質を解放し、イスラエル軍は全面撤退する。第3段階でガザの復興を双方で行うというものだが、イスラエルはイスラエルの要求の核心的部分を満たすにはほど遠いとしてイスラエルが受け入れられる条件を提言するため代表団を交渉の場カイロに向かわせたとのことである。お互いの意見の違いは大きいかもしれないが、交渉の場が設けられたのは明るい一歩だと思う。イスラエル内でも戦争反対のデモが起きている。今回の交渉で終戦が決まることを心より祈っている。
2024.05.08
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ナニワイバラ テッセン 今朝の朝日新聞朝刊一面トップに「身よりなき老後、国が支援制度~日常生活から死後対応まで試行へ」という記事が載っていた。一人暮らしで身寄りのない人が増えて病院や施設に入る際の保証人やその手続き、葬儀や遺品整理など家族や親族が担ってきた役割を果たす人がいない高齢者が増えて、誰がそれを担うかが課題になってきた。 今後、未婚で高齢になり身寄りのない高齢者が急増する危機感があり、その対策を急ぐ必要が出てきたのである。 そのため厚労省は今年度から二つのモデル事業を開始することにした。一つは市町村や社会福祉協議会などに独り者相談の窓口を作り、コーディネーターを配置するもので、日常の困りごと、入院や葬式などあらゆることの相談に乗てくれる部署を作り、財産管理や死後対応などの道筋をつけてやる事業である。契約にはお金がかかる。もう一つの事業は市町村の委託、補助を受けた社協などが、介護保険などの手続き代行から、金銭管理、緊急連絡先としての受託、死後対応などを纏めて面倒を見てくれる制度で、金がかかっても国による補助で、資力がない人でも契約できるようにする。今年度からスタートするとのことで今後色々改善されていくと思われるが、身寄りのない高齢者にとって、今後さらに利用しやすい型に改善してもらいたいと願う。
2024.05.07
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オオテマリゴールデンウイークが終わった。野菜の植え付けや暖房器具の片づけ等を行い、今日は昼フランス料理を食べに行ってその後食料品の買い物をして帰ってきた。夜は長嶋茂雄のアナザーストーリーを見てその後巨人中日戦をみてまあまあのゴールデンウイークだったかなと思ったが、心残りはある。この休み中にピアノでベートーヴェンの月光をある程度まで弾けるようになろうと思っていたが殆ど進捗はなかった。ピアノはもう10年も前から先生について習っているが、中々進歩がない。「駅ピアノ」や「空港ピアノ」「街角ピアノ」をみると独学で3年とか、独学で3か月位の人でもすらすらと弾いている。私は先生について10年だがとても彼らのようには弾けない。もとより才能がないことは自覚しているが10年も練習してこの程度かと思うと心が折れそうになることがある。連休中に練習して上手になろうと思ったがそれは叶わなかった。でも私の信条は挑戦することに意義があり、それが人生だと思っているので、結果はともかく引き続き努力を続けて行こうと思っている。
2024.05.06
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つるバラ、アンジェラ私はこの齢なのに未だに日曜日にピアノのレッスンに通っている。いつも車で行くがそれ程遠くない所なので妻から「今日は天気もいいし、健康のために歩いて行ったら?」と言われた。「たまにはいいか。仕事場で毎日5000歩位歩いているので歩けないことはなかろう」と歩き始めてみたら結構大変で、時間も気になるし、大変だった。仕事場で歩くのとは大違いだと思った。往復で3670歩でそれ程遠くないところだが、時間に遅れないようにしようと焦りながら歩いた。車の運転時は道の周りの景色はあまり目に入ってこなかったが、歩いてみると結構綺麗な花が道路脇に咲いているのが目に入った。帰り道で上の写真のつるバラ、アンジェラを眺めていたらご主人も丁度表に出ていて「気にいったら枝を切って差し上げますよ。今の時期なら挿し木で立派に育ちますよ」と言いながら枝を切って渡してくれた。妻は花を育てるのが好きだから、きっと喜ぶだろうと思って、ご主人になんどもお礼を言って、意気揚々と帰ってきて妻にその枝を渡したが「つるバラはすぐ増えて広がりすぎて困るから挿し木にはしません」とのことでがっかりだった。歩くとご近所の方ともこのような形で触れ合えていいものだなと思ったが、平坦な短い距離の勤務先での歩行に比べ、歩行数は同じくらいでも道を歩く方がはるかにつらかった。でも健康のために次回も歩いてレッスンに通ってみようと思っている。
2024.05.05
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アルテッシモ(バラ)小林製薬の紅麴サプリ、悪玉コレステロールを低下させるとするコレステヘルプ服用者で腎臓機能障害の患者が続出して大きな社会問題になっている。近年、病気になってからでは遅いので予防医学の重要性が叫ばれ、ビタミンやミネラル、タンパク質、良質の脂質、記憶力を回復させる物質などを含有するとする健康食品を摂取する人が増えている。2019年の20歳以上の男女についての厚労省調査では体調が悪いので服用する人もいるが大半の人(70%位)は健康維持、増進の為に服用しているとのことである。その調査で何らかの健康食品を摂取している人は男性3割、女性4割弱摂取しているとのことだった。それを摂取したために本当に健康が保たれ、増進できたかの科学的実証は行われていない。アメリカでは成人の約8割は健康食品を摂取しているとのことで、日本でもその摂取率はさらに上昇していくことが考えられる。昨日の朝の教育テレビ「今日の健康」では肝臓に良いとされる健康食品「うこん」やハーブを摂取して肝炎を起こした症例の報告があり、サプリメントと病院で貰った薬を一緒にのんでいてやはり肝炎を起こした症例の報告もあった。「このサプリメントは健康によいです」との宣伝につられて、多くの人に利用されているが、医薬品と違って効果の実証や副作用の提示などは求められていない。今度の小林製薬の問題を受けて何らかの規制をすることが検討されているが、何と言ってもそれを摂取する各個人の選択眼が問題になる。摂取する場合は、昨日の「今日の健康」でも言っていたが、医師や薬剤師に相談してから摂取するのが良いと思われる。
2024.05.04
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畑に植えたトマト、レタス、スイカ、キュウリ 畑の脇で咲いていたオオツルボ(シラーベルビアナ) 先日5/1義兄が来てくれて畝を切って肥料を入れて、これから苗を植えようとしたとき小雨だが雨が降り出してしまい、中断していた苗植えを本日行った。 5/1に備えてホームセンターから買ってきておいた苗を端からトマト大玉4本、トマト中玉4本、レタス3本、スイカ1本、キュウリ4本、まだ実が成っているエンドウを挟んで右側にここには映っていないがナス5本、ピーマン5本、スイカ1本を植えて支柱を立てて終了とした。その畑の脇にオオツルボが咲いていたので写真を撮った。植え終わって義兄に無事植えましたと電話で連絡した。 その畑の左側にジャガイモ畑があるが紫色の花がチラホラ見えた。三重県の友人の畑のジャガイモに花が咲いたとの知らせを見て、山梨はまだまだ先の話だと思っていたら当方でも咲き出したので花の時期はあまり違わないのだと思った。妻の話だと義兄から「ジャガイモの花が咲いたら摘み取りなさい。そうすればいいジャガイモが採れる」と指導されたそうだがその教えは実行していない。
2024.05.03
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ジャーマンアイリス チェリーセージをバックに咲くアヤメ(紫) 義兄が本日、酸素ボンベを抱えて、ナス、キュウリ、トマト、ピーマン、スイカ、レタスを植えるのを指導に来てくれた。畝を切り、肥料を入れて、苗を植えるところまで教えてもらったが、途中で雨が降ってきたので止めて、義兄は息子に迎えに来てもらって帰っていった。続きは今度晴れた日に行おうと思うが今日しっかり教わったのでその時は自分達だけでも大丈夫だと思う。 義兄は89歳位だと思う。私の姉と見舞い結婚して私達が両親と一緒に今の甲府の地に住むようになったら家の脇に僅かばかりの畑があったので耕運機を車で運んできて野菜を作ってくれていた。15年くらい前姉が脳梗塞になり、入院している間は毎日病院にお見舞いに行き、合間に我が家の畑にも来てくれていた。 姉は8年前78歳で亡くなったが、病気で入院していた4~5年は1日も休まずお見舞いのために病院通いしていた。姉が亡くなってからも季節になると我が家に来てくれていたが、5~6年前から、アスベスト肺で呼吸が苦しくなり耕運機を運んでこれなくなったので、事前に私がスコップで耕しておき、ジャガイモを植える時とナスやキュウリを植える時に、息子に送ってきてもらって来てくれて、口で指導してくれたが、時には息が苦しいのに実際に鍬を取って畝の切り方を教えてくれる時もあり、その後は苦しくてすぐ家の中に入って長椅子に横になっていた。 アスベスト肺になったのは21歳の時に電線製造会社に就職し、電線の絶縁の為にアスベストを使用しており、約10年間その仕事に従事していた結果だと思われた。80歳位までは普通に生活していたがその頃から息が苦しくなり、病院で診て貰ったらアスベスト肺ということでそれがだんだん進行して今では殆ど寝たきりになってしまった。しかし毎日のようにヘルパーさんやリハビリの人が来てくれて、料理を作ってくれたりお風呂に入れてくれて洗ってくれたりしているとのことである。 3月頃コーチしてもらって植え付けたジャガイモが今は青々と茂っており「よく育っているね」と満足そうだった。その畑の周りにジャーマンアイリスやアヤメやチェリーセージが咲いていたので写真を撮って冒頭に載せさせて頂いた。義兄は肺が悪くて自らは耕せないけれどもその指導力で野菜をこの花たちのように見事に生育させる力があるのだなと思った。おにいさんありがとう。
2024.05.01
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