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カリブラコアオリンピックが盛り上がっている。各種目で日本選手も奮闘し多くの金メダルも獲得している。今大会ではジェンダー平等、障害者差別ナシなどを全面に掲げ、柔道競技などでは女性審判が非常に多くなったと感じている。柔道では男女各7階級別の優勝設定と、混合団体3階級も男女同数に設定されており、審判員の数も今大会では男女同数に設定されていると考えられる。男子の試合でも女性審判が多く担当しており、恐らく男女同数、もしくは女性審判の方が多いのではないかと思われた。今大会では多くの誤診が目に付くが、ジェンダー平等を実現しようとするあまり、経験や指導力を無視した選任がなされなかったか心配である。オリンピックの審判は世界一の選手を決める重要な任務を持っている。審判試験などを経て名誉ある審判員は決められたのだと思うが、男女同数にすることに拘ったばかりに、未熟な審判員が採用されている可能性がある。何でも男女同数にすればいいというものではない。行く行くはそのように規定してもよいが今までは殆どが男性審判員だった世界なのだから、まず正確第一を選考基準にして、徐々に男女同数の規定に合わせていくようにした方が良いと考える。
2024.07.31
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まだ咲いている木立ベゴニアジャフメイト夏季号にエッセイストの松浦弥太郎さんが「しあわせって何だろう」という文章を寄せていた。朝ベッドから起き上がる時に丁寧に身体のコンディションを確かめる。窓から外を見上げて今日の天気を確かめて晴れなら晴れで、雨なら雨で喜ぶ。コーヒーマシンに電源をいれて朝食の支度をする。グレープフルーツジュースとコーヒー、クロワッサンを一つ食べる。朝食後はマラソンに出かける。朝日が昇り、外は明るくなりつつあり、丹念にストレッチしてからいつものコースをゆっくりと一時間かけて走る。呼吸を意識して決して無理をせず、心地よさを感じる速度で歩くように走る。走りながら今日のスケジュールを頭の中で組み立てる。走り終わったら、ストレッチをして今日1日の始まりの挨拶と感謝をする。シャワーを浴び、髪と体を洗い、からっと乾いたバスタオルで体を拭いて身支度をする。ポッドキャストのニュース(スマホにソフトを入れれば好きな時にスマホでニュースが聴ける)を聴きながら台所と部屋の掃除をしたら、30分ほどソファに座って何もせず、何も考えずに、ぼんやり過ごし、頭と心と体の力を抜く。これが僕の毎日の習慣で、一つ一つ全てに喜びがあり、一つ一つ全てが自分にとっての大切な仕事である。毎日の習慣は毎日の幸せと言い換えてもいい。しあわせとは他人や社会から与えられるものでなく、自分自身で生み出し、日々習慣として育てるものであり、その幸せの先に湧いた感謝を行動や営みで精一杯表すのが僕の生き方である。以上が松浦さんのエッセイの大筋を纏めたものである。毎日会社に行ったり、学校に行ったりしている人からみたら、自分とは少し異なるように思えるかもしれないが、幸せに生きるための基本が詰まっているように思った。晴れでも雨でも喜ぶ。マラソンの所に仕事や学校を当てはめてもいいと思う。一般にマラソンや仕事や学校は辛い。それでも無理しないで伸び伸びとする。これが大切なことだと思う。その後30分ほど椅子に腰かけて何も考えずぼんやり過ごし、頭と心と体の力を抜く。この忙しい社会に暮らしていてそんな時間はないと思う人が多いと思う。私もぼんやり座っていたら、さぼった、怠けた、と自責の念に駆られると思う。今までもそんな時があったら先が短い人間なのに時間の無駄使いをしたと自己嫌悪に陥っていた。このエッセイを読み、その30分が大事なのかと気づかされ、一条の光明を見たような気がした。幸せとは自分自身で習慣化するものであり、それを否定したり、恥じたり、もっと早くしたり、上手にしなくてはいけないなどと考えないで、あるがままに繰り返していくことが幸せなのだなと思った。私はいつもこせこせしながら生きてきた。30分間何もしないでソファに座っているなんて自分自身を許せず幸福の反対の気持ちだったが、それを幸せと考える人がいたことを知り、自分ももっと広い心になれば幸せになれるのではないかと思えた。自分を幸せと思えれば感謝の心が湧いてくる。その心が湧いてくればそれにどうしたら報いられるかと考える。いずれにしても各人が自分を幸せと考えられる行動習慣を作っていくことが最も大切なことなのだなと思われた。
2024.07.30
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サフィニア(ペチュニアを雨に強い品種に改良したもの)第33回オリンピック・パリ大会は7月26日夜(日本時間7月27日未明)開幕し、雨の中市内を流れるセーヌ川に全世界の選手約6800人の選手が集結し、85隻の船に分乗して行進した。最初はギリシャの選手団で続いて2番目に難民選手団が続いた。ウクライナやパレスチナの選手が手を振っていた。今大会は多様性やジェンダー平等を理念に掲げており、聖火ランナーに義足の人や車いすの人も加わり、各国選手団の国旗を持つ人達は高齢者だった。ウクライナに侵攻しているロシアの選手団は国を代表できず個人の中立選手として出場し、ロシアの同盟国であるベルラーシの選手と共に船上パレードから除外された。パレスチナに非人道的攻撃を加えているイスラエルは何故か除外されず船上パレードにも加わっていた。多様性やジェンダー平等を理念に掲げたと言ってもその根幹には世界平和があると思う。スポーツの祭典であると同時に平和の祭典でもある。その観点からはイスラエルは除外されるべきだと思われたが政治的圧力があったのか通常参加が認められていた。オリンピック憲章にはスポーツを通じて友好を深め、国際平和に寄与するオリンピック ムーブメントの規定がある。各選手は今まで練習してきた成果を各国選手と競いながらも平和に貢献するのだとの気持ちは忘れてはならないと思う。勝敗やメダル数に拘り過ぎてはならない。各選手、各国指導者は最終目標である友好や平和を目指して戦ってもらいたいと願う。
2024.07.28
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白薔薇 アイスバーグ:1983年ドイツで開かれた世界バラ会議で殿堂入りしたバラで完全四季咲きで冬にも咲く。妻が挿し木で育てた。2020/11/13のブログに「ラブレターは何歳になってからでも」を書いた。以下をクリックすると再生できます。ラブレターは何歳になってからでも | 今が生死 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)あれから3年半経つがまだラブレターは続いているのでそのことを書かせていただく。ラブレターをもらっている患者さんは当時75歳だったが今は78歳になっている。私がずっと受け持たせて頂いてきたが当時とは患者さんの状態がかなり変わってきている。患者さんの病名はパーキンソン病+レビー小体型認知症で、最初の頃は手紙がきたら封を切ってやると自分で手紙を封筒から出そうとしたが今は全くそのような動きはない。ラブレターを書いてくるのは同じ年(昭和19年生まれ)の旦那さんだが、最初から今まで一度も返信を貰ったことはない。それなのに毎週必ず手紙を書いてくる。患者さんは手紙を封筒から出したり読んだりできないので、看護師や掃除のおばさん等が読んでやるが、最初の頃は少しは分かったが今は殆ど分からない。それでも手紙は届く。面会は予約制で週に1回10~15分OKだが、毎週お見舞いに来ている。話はできないが時々笑ってくれるのを心のよりどころにして毎週通ってきている。今コロナが第11波として流行し、面会禁止になっており、旦那さんは心配していた。今朝38.1℃あったので規定でコロナの検査を行ったが陰性だった。そのことを看護師から電話連絡したら安堵していたとのことだった。4年くらい前までは自宅で入浴させたりおむつの交換を一人でやっていたが、意識が無くなって救急搬送されて以来、ずっと入院生活になってしまった。病状は次第に進行して旦那さんかどうかも分からなくなってきているのではないかと思われるが、相変わらずラブレターが届き、面会に来ている。患者さんの命も次第にとぼれそうになってきている。見守っている旦那さんもだんだん高齢化してきたが、これからもラブレターは続くと思われる。我々としてはむなしいようにも思えるが、その手紙の仲立ちはずっと続けさせて頂こうと思っている。
2024.07.26
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スイカの雌花、花の根元にスイカの縞模様を有するふくらみがある。受粉が成功した場合は右のように実が残って膨らんでいくが、未授精の場合は黒色になって腐って落果する。またコロナが増えてきて当院では面会絶対禁止になっている。外部からの面会者を介しての感染や入浴担当看護師が自宅で感染して病院で患者さんの入浴介助の際感染させてしまったケースなど様々だが、一人陽性になるとその部屋の患者さんは濃厚接触者として、全員検査して5日間はリハビリも休みになる。医師の回診も無くなる。感染者は隔離され、発熱などの症状をチェックし、1週間経過したらコロナの検査をして陰性なら隔離を解くことにしている。その間回診はないが、看護師からの報告を受けて症状等に対する適切な指示を出している。幸い私の受け持ち患者さんでは重症者はおらず、それほど大きなダメージは受けていないが、陽性者の隔離や面会禁止など患者さんに苦痛を与えており、早く感染者ゼロの状態に戻って貰いたいと願っている。
2024.07.25
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マンデビラ昨日北海道で行われたオールスターゲームで全パ先発の山崎投手は指名打者2番で1回の裏にヒットを打っている。そして2回表の投球に入り、全セは岡本のヒットに始まり10安打9点という試合を決する崩れ方をしてしまった。その中には丸、牧、村上の3本のホームランも含まれており散々の成績であった。山崎と言えばオリクスで活躍していた選手で昨年阪神と日本シリーズを戦い惜しくも敗れてしまったが好投した投手である。その前年はヤクルトと日本シリーズを戦い日本一になった時の立役者である。FAで今年から日ハムに移籍して6勝3敗と活躍しており昨年に続いて2年連続でオールスターゲームに選出された選手である。球場がエスコンフィールドという日ハムのホーム球場だったことから先発投手に指名された。打撃がいいことから大谷を真似して2刀流で投手兼2番DHで出場した。そして上記のようにヒットを打って2回表の投球に入った。山崎はもともとそんなに大崩れする投手ではなかったが直前にヒットを打って喜びで心が乱れていた可能性がある。大谷のようなことは常人には難しいと思う。第一戦は好投手山崎がワースト記録を作ってしまったが、本日の神宮での第2戦は和気あいあいの中にも各選手は自己最高のプレイをしてハラハラドキドキの名勝負をしてもらいたいと願っている。
2024.07.24
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ポーチュラカ昨夜83歳のレビー小体型認知症の男性患者さんが亡くなった。1昨年7月から体動困難でパーキンソン病の診断で別医受診していたが、幻視、幻覚、行動異常、認知機能低下より、レビー小体型認知症と最終診断されて昨年9月には食事が食べられないので胃ろうを造設し、往診してもらっていた。昨年12月には肺炎と尿路感染症で入院し、当院に転院してきた本年6月までその病院に入院していた。当院入院時の状態は体を動かせない、言葉はしゃべれない、頸静脈部に中心静脈栄養のためのカテーテルが挿入されており、背中の仙骨部には褥瘡があり、皮膚、筋肉を貫いてぽっかり大きな穴が開いていた。引き受けた限りは真心こめて診療を行い、褥瘡については1日3回体位変換して薬を塗っていたが、改善は極めて困難の状態だった。栄養は首の血管から濃厚栄養剤を点滴し、喀痰が多いので定期的に吸引を行っていた。ところが2~3日前から、尿量が少なくなり600ml位になってしまい(通常は1000ml以上の尿が出ていた)心肺腎機能低下によるものと思われた。そして昨夜お亡くなりになられたが痛いとか苦しいとかの認知機能は消失しており、苦しみはなかったと思われる。ここ2年位は家族とのコミュニケーションも取れなかったと思われるが朝危篤状態と言われてから夜7時過ぎまで子供達が交代でベッドサイドに付き添っており、いいお父さんだったのだと思う。最初パーキンソン病と言われて徐々に認知機能が低下し、レビー小体型認知症と診断された頃には人格荒廃して、会話もできなかったと思われるが、発病前の奥さんや子供達に対する態度が良かったので、しゃべれなくなり、食べられなくなり、体を動かせなくなった終末期に奥さんや子供さん達の真心の看病が受けられたのだろうなと思った。人は必ずどんな形にしろ死ぬがその時周りの人達から真心の見送りをしてもらえる人は素晴らしいなと思った。
2024.07.23
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ボタンクサギ、向かって左が蕾、右が開花したところ連日暑い日が続いている。体調管理には十分気を付けたいものである。ある健康情報誌を読んでいたら、旅行は認知症予防の最良薬と出ていた。また脳を活性化させストレス予防にもなると書いてあった。人々は旅行にははそのような効果があるだろうなと漠然と理解していても実際に旅行するとなるとおっくうだとか、以前旅行に行った時、疲れて健康に良いという実感はなかったという声を聞く。旅行には大旅行、小旅行、団体旅行、個人(家族)旅行など様々な旅行があるが、現在の自分の体力を考えながら、自分にあった旅行を計画なさるのが良いと思う。旅行は認知症予防や、精神のリフレッシュに有効である等のことが医学的に実証されているが、金がかかることや休日を取らなければならないことや一緒にいく仲間を誰にするかなどの問題がある。それらを何とか工面して楽しい旅行をすることは心身の健康のために大いに価値あることだと思う。次は食生活である。まず食べるものの量が消化能力を超えていると消化不良を起こし、胃腸障害その他さまざまな体調不良を起こす。腹八分目を心がけることが大切である。食べ物の内容は炭水化物、たんぱく質、脂肪、ビタミン、等をバランスよく食べることが大切で、中でも生で食べられる果物、野菜はビタミン、ミネラル、植物繊維などを豊富に含んでおり、体をスムーズに動かしてくれるだけでなく、便秘予防にも効果がある。さらに抗酸化物質が含まれており、慢性疾患リスクを減らし、心臓病や脳卒中予防にも効果がある。3番目は体を動かすことである。筋トレやストレッチ、ジョギングなど様々な運動形態があるが、これらの中から自分に合った運動を週に3~4回するのが良いと思う。ウオーキングマシンを購入して自宅でウオーキングしている人もいるが、できれば実際の道を歩く方が周りの景色も観れるし、外の空気も吸えるし、健康になるための行動をしていることが実感できるのではないかと思う。やると決めたら1週間の内何日間かは必ず体を動かして健康体を作ると決意する事が大切である。4つ目は健康に対する考え方の確立である。考え方というのは誰でもこの地球上で健康に生きる権利があると自覚することである。この世には生まれたばかりで前途洋々たる未来が見える人と、全盛期を過ぎた今は死ぬべき時の前哨戦だと思っている人もいる。役立たたずになってしまったので早くおさらばして、若い人たちに全てを譲ろうと考えている人もいる。私はこの地球は皆のもので若い人の為とか障害者等の為だけでなく、全ての人のためにあるのだと考えている。。どんな人でも健康になり、幸せになっていいのである。自分はもう老人で健康にならなくてもよい、次の世代に健康も幸せも譲るという考えは、愛情あふれて合理的のように思えるが、地球は一部の人達の為にこの地を提供しているのではない。全ての人に健康になる資格と権利があるのである。その考えがあって初めて自らの健康を確立できるのではないかと考える。
2024.07.22
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植木屋さんに剪定してもらった庭庭の中央に咲いているアメリカフヨウある病院に80歳過ぎの老医師が常勤医師として勤めていた。勤務形態は朝8時半から午後5時半までで土日休みの他に研究日として水曜日にお休みを頂いていた。病院はリハビリ病院なので骨折や脳卒中、パーキンソン病などの指定難病、認知症などの患者さん達が日常生活復帰のためのリハビリが主体で、それ程の激しい肉体労働ではないが、発熱したり、食欲がなくなったり、尿が出なくなったりした時には神経を使うことがある。この老医師は自らの肉体の衰えを自覚しており、特に勤務から帰ってきて翌日の朝出勤するまでの間は体がだるくて仕方がない。ところが出勤すると元気になり早朝から回診して患者さんを激励して歩く。その日も病棟回診に行こうと階段をよちよち昇っていた時、後ろから中堅の女性理学療法士が追いついてきて「おはようございます。この頃暑くて大変ですね。でも先生はいつもお元気ですね」と声をかけてきた。「いや調子は良くないですよ」「どこかお悪いのですか?」「いや齢でね」「齢だなんてとてもそのように見えませんよ。先生のような人格者がこの病院に来てくれてどんなによかったか感謝しています」と言われた。その医師は自分を人格者とは到底思っていなかった。特に家に帰ってからは体が怠くてぐうたら生活をしており、人格者にはほど遠い人間だと思っていた。しかし他人からそのように言われると何故か嬉しくなり、回診ではいつもの倍くらいにこにこし、その後、患者に対する多職種間のカンファレンスや患者家族との面談でもいつもより明るく自信を持って対応することが出来た。自分が本当に人格者かどうか分からないのに人の言葉で喜んだり、悲しんだり主体性の無い人間だと思った。勤務中はしっかりしているが、勤務が終わってから体力の衰えを感じて色々な健康法や健康食品を試みているがいずれも殆ど効果はない。おそらく年齢的な衰えによるものと思われるが、その時が来るまではもっと元気でいられるように、生活法を見直し、食生活を見直していこうと考えている。本物の人格者かどうかは分からないが、外からそのように見てくれた人がいたことに感謝し、特に自宅での生活を健康的にすることを目指して、心を入れ替えようとその老医師は考えた。
2024.07.20
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チロリアンランプ(アブチロン)93歳男性の方がリハビリに来られた。今困っていることはありますか?と聞いたら「体の方は特に困っていることはないですが歳をとることで困っています。長く生き過ぎました」とのことだった。今は皆さんが長命になり、同じような悩みをお持ちの人も多いのではないかと思った。この方は大学教授なども歴任されており、そのことを話したらそれは遠い昔のことで、忘れましたと言っていた。長く生き過ぎたとおっしゃられたのは花の時代が過ぎて枯れ葉の時代が長く続きすぎていると感じておられたのかなと思った。昔から奥さんと二人で庭の片隅で野菜作りしていたが、最近はそれが無理になってプランターでいくつかの野菜を作っているとのことだった。長く生き過ぎるということは原理上ないと思う。もしそれを言うなら何歳という基準をつくり、それより長かったら長すぎたと言えるかもしれないが基準となる年齢がないのだから長すぎたも、短かすぎたもないと思う。この方はプランターで野菜つくりをしており、ささやかながらそれが生きがいになっているとのことだった。今は目標がなく、生き甲斐のない高齢者がどんどん増えている現状がある。グランドゴルフ、ゲートボール、カラオケや舞踊、ボランテア、共稼ぎ家庭で孫の世話などをしている高齢者もおり、何か打ち込めるもの、社会とかかわれるものを持っている人は強いと思う。長く生き過ぎたと感ずる方は何かに挑戦していくのが良いと思う。そうしていれば長く生き過ぎたどころかもっと生かして欲しいと思うようになるのではないかと思った。
2024.07.18
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ハンゲショウ(半夏生)アライグマが掘った穴と手前は穴に石を詰めた所毎年植木屋さんをお願いしているが今年も昨日来ることになっていたが昨日は雨で本日初日で来てくれた。明日も来てくれるのだと思うが胸や腰や右手が痛い満身創痍のヒトは昨日からその接待の為に昼食の準備や途中の休憩時間の為の茶などの飲み物や菓子の準備に大わらわである。今朝も植木屋さんが来る前にアライグマと思われる動物が掘った穴の上にばらまいたバラの枝を片付けてと頼まれた。バラのトゲで植木屋さんが傷ついてはいけないからとのことでもっとものことだったので朝食の途中だったがバラの枝を集めて袋に詰めた。アライグマの穴というのは数か月前から庭の一角に夜の間に10㎝位の穴が開けられており、土で塞いでも翌朝にはその穴が再度開いていたりその近くに穴が開いていたりした。石を詰めたら再発掘はないだろうと思って拳(こぶし)位の石を詰めたが翌朝はその石が取り除かれてぽっかり元通りの穴が開いていた。赤外線撮影装置で夜間その穴掘り動物を特定したらどうかと進言してくれた人もいたが、何よりその動物の侵入をブロックしようとバラの枝を切ってその穴の周囲にばらまいた。効果抜群でその夜からアライグマの出現がなくなったが、植木屋さんを傷つけてはいけないということで今朝それを全て片付けた。今後またアライグマが出現するかどうか分からないが出現したらしたでその時は対策を考えようと思う。わが家には花や人や動物を惹きつけるヒトがいて、季節になったら植えもしないのに沢山の美しい花が咲き出すし、ムカデも出現するしヤマカガシ(蛇)も狸も出現する。アライグマもよりによって都会地の甲府に出現しなくてもよさそうなものだと思うが惹きつけるヒトがいるなら仕方ない。今も植木屋さんが椿の樹にスズメバチの巣がありましたと獲ってきてくれたが色々なものが惹きつけられてくるものだなと思った。
2024.07.17
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秋から冬に室内で咲いていたガーデンシクラメン。咲き終わったので屋外に出し、日に当て水をやったら夏なのに2度目の花が咲いた。冬咲いていた時より華やかだ。土曜日は通常は休みだが本年4月からは常勤医が交代で勤務することになっており、13日の土曜日は出勤して病棟回診や患者さん家族との面談を行ってきた。面談は60歳代男性患者の弟さんとの面談で退院後自宅に帰るか施設に入れてもらうかの話だった。ご本人は先天性股関節脱臼があり、歩行障害があったところに右脳出血に襲われ、左片麻痺、嚥下障害、言語障害の状態で私達のリハビリ病院に転院してきた。リハビリ効果が上がり、鼻から管を入れて栄養していたのが今では介助なしで自分で食べられるようになり、言葉もかなりはっきり喋れるようになり、その日の面談は弟さんだけでなく、本人も交えて面談を行った。本人は今までアパート住まいだったのでそのアパートに帰ってヘルパーさんや訪問看護の人達に来てもらって気ままに暮らしたいという希望が強かった。しかし病院側としては体位変換に介助が必要だし、車いす移乗も自分でできないこともないが見守りが必要、入浴もご本人は家に来てくれる入浴バスを利用するから大丈夫といっているが、アパートから階下のバスの所までの移動が大変である。デーサービスを利用すればそこで入浴もさせてくれるが、施設に入ればそれらすべてをしてもらえるので施設に入った方がよいとお勧めした。弟さんも同意見だったが本人はあくまで自宅(アパート)を希望していた。私は在宅の方も施設の方も両方に訪問リハビリにお伺いしており、在宅の方はヘルパーさんに食事を作ってもらったりして何とか生活しているが、掃除が行き届かず室内が乱雑である。施設の方は整理整頓が行き届いており、整った環境の中で暮らしていた。あくまで在宅を希望する人は施設に入ったら自由がないのではないかと思っているようだが、施設でも結構自由に暮らしている人も多く、一旦施設に入ってみて窮屈だと感ずるようなら自宅に帰ったらどうですかという話もして最終結論は次回の面談に持ち込むことにした。ご本人にとってどうすることが一番いいかを基準にアドバイスしているが、こちらからみるととても在宅は無理だろうと思われる症例でも何が何でも家(アパート)に帰られる人もいる。そのような場合は世界に誇る我が国の介護保険を最大限使って快適に暮らせるようにケースワーカー等が手配してくれている。
2024.07.15
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丹精こめて咲かせた朝顔日曜日は6時35分からのNHK俳句を楽しみに観ている。本日は西山睦先生担当週で保育園と幼稚園機能を合併した保育園を設立した元園長がゲストで子供目線で見た多くの名句が紹介された。その番組の途中で数分間俳句同好の高校生グループ等の紹介番組が挿入されたが、その中である女子高校生が先輩の俳句甲子園提出句「新涼やきらいなやつの良いところ」に感銘を受けたと述べていた。私も感銘を受けたのでここにとり上げさせていただく。夏も盛りを過ぎて秋風が吹いてきた頃、新学期も始まろうとしている時、嫌いなやつだなと思っていた人間にふっと好ましい所がみえて、あいつもそれ程悪い人間ではないのだな、と思えた瞬間を読んだ句だと思う。倫理的には人を差別することなく、全ての人を同じように愛しなさいと教えられるが、卑怯な人やずるい人、横柄だったり、怠け者だったり、攻撃的だったりすると心の中では嫌いになる人もいると思う。でもある時の振る舞いをみたら「意外といいやつじゃん」と思える時があり、人間理解が深まった句と言えよう。この句をみて反対の句が浮かんだ。「熱風に大好き人のやなところ」大好きで憧れていた人がいたが、この暑い盛りに、嫌なことをしているのを目撃して戸惑っている句である。「あばたもえくぼ」という言葉があるが、一旦好きになってしまうと少々なことでは嫌いにならないかも知れないが、何度も嫌なことをする人は結局嫌われ人になっていくのだと思う。一つの俳句から色々なことに思いをはせた。俳句とは「古池やかわず飛び込む水の音」のように自然の一こまを切り取って句にする場合もあり、人間の心の動きを句にする場合もあるのだなと思った。人間の心の場合は「人を憎んだり、嫌ったりしてはいけないのだ」と心に縛りをかけないで、あるがままの気持ちを詠めばいい句になるのだなと思った。
2024.07.14
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ムラサキゴテン朝6時10分から25分までの15分間「今日の健康」を放映している。最近は認知症について解説しており、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、脳血管性認知症等が紹介されていたが、本日は前頭側頭型認知症について説明してくれた。あまり聞きなれない認知症だが社会に大きな影響を与えており、もっと人々に知ってもらいたいと講師の先生が言っていた。全国で1万2000人位いて平均発病年齢が55歳とかなり若くして発病する病気で9割が70歳未満である。前頭葉は欲望をコントロールして倫理的に正しい行いをするようリードし、思いやりを司る領域なのでそこが故障して委縮してしまうと万引きとか痴漢行動などが悪いこと、恥ずかしいことと感じられなくなり、平気で犯罪を犯してしまうとのことである。車の運転をしていてもわき見運転をして、交通道徳、標識を守らずこの病気の人の75%は交通違反や交通事故を起こしているとのことである。側頭葉は漢字とか芸術に関係する領域だがその部分が故障して委縮が起こると、漢字の意味が分からなくなったり、誤った読み方をするようになるとのことだった。いずれにしても突然変なことをするようになり、おかしいなと思うが まだ若いし、まさか病気とは気づかれないことが多いとのことだ。会議中突然いなくなって帰ってこなかったり、毎日午後2時になるとコンビニに行ってチョコレートを買ってくるとか、今まで真面目な人だったのに急に電車内で痴漢行為をするようになったとか、良いことと悪いことのけじめがつかなくなってしまうとのことだった。毎日、痴漢やあおり運転、万引きや自分勝手な行動等何らかの反社会的な事件が起こっているがそれらを起こしている人達の大半は前頭側頭型認知症の人達かもしれない。ロシアのプーチンさんもそうかもしれない。その病気の予防や治療のために各国とも全力をあげて対応してもらいたいと思う。
2024.07.12
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アメリカフヨウが咲きましたシルバー人材センターというのは定年後などの中期高齢者の仕事組織で植木の剪定や庭の草取り、室内外の掃除などを日当を払ってして貰う仕組みである。妻も今まで何度かお願いして来てもらっていたが、何年か前に草取りにご夫婦のシルバーさんをお願いした時、用事があったので2時頃お茶を出して2時半頃用事が終わって帰ってきたらもう帰り支度をしていて「また明日きます」と言ったので明日はいいですと断ったとのことである。9時から4時までの契約なので、少し早すぎるのではないかと思ったとのことである。我が夫婦は結構意見が食い違うことが多く、それ程仲がいい方ではない。妻が「野菜畑の草が伸びていて困る」とぼやいていたが、私は「友人のMさんなんか畑の草取りなんかしないよ」と軽く流していた。でもここ数日来ピアノで心配かけており、腰痛や右手痛のある妻が一人で庭の草取りなどをしているので「ピアノが終わったら私がシルバーをする」と約束していた。本日朝9時から草取りなどのシルバーの仕事を始めた。汗は噴き出てくるし大変な仕事だと思った。かってご夫婦のシルバーさんが2時半で帰ってしまったと妻は怒っていたが2時半でも2時でもOKではないかと同情した。シルバーと言っても60歳代、70歳代くらいまでで私のように80歳を過ぎたシルバーはどこでも雇ってくれないと妻が言っていた。それでも何とか妻と一緒にキュウリ、トマト、ナス、スイカの根元に生えている草を取った。夕方6時50分頃まだ完全に取り切っていなくて不満足だったが一応仕事を終えることにした。妻は「綺麗になった、綺麗になった、これで今夜はぐっすり眠れる、ありがとう、ありがとう」と大変な喜びようだった。私とすれば野菜の根元の草なんて取っても取らなくても収穫にはあまり違わないのではないかと思っていたが、妻は草が生えているのが大変気になっていたみたいで、大変喜んだので、いいことをしたのかなと思った。たまには相手の喜ぶことをしてあげるべきだなと思った。
2024.07.10
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白薔薇 かなり前に花が咲いたが咲き終えてもう終わりだなと思っていたら知らぬ間に2度目の花が咲き、咲き終わってかなり期間がたっているのでもう終わりだろうと思っていたら今度も知らぬ間に昨日の朝この白薔薇が咲いているのに気がついた。昨日発表会で失敗したことに対する反省や今後の抱負に対するブログを書いたが本文が消失してしまっていた。今日また新たに書き直したがやはり本文が消失してしまっていた。2回ともかなり思いを込めて推敲を重ねて書いただけにがっかりしてしまった。2回目は「公開する」をクリックした瞬間に消失しており、1回目もそうだったのだと思われる。1回目2回目とも写真挿入の方法が同じだったのでそれが原因だったのかもしれないと思い、今回は別の方法で写真を挿入したら今の所消失していないようなのでこのまま書き続けてみる。心を込めていっぱい書いても消えてしまってはがっかりなので今回は要点のみにしようと思う。発表会の失敗は上がってしまったからで、それはそれとして素直に受け止め、その発表会失敗で私の全てがダメと言われたわけではないと自覚して、新たな決意で出発しようとしている所である。もう枯れ果てたと自分で思いこみかけていた私だが、冒頭のバラは、枯れ果てたと思われてから2度も花を咲かせている。私もわずかに残っているか細い生命の炎を燃やし、向上心を失うことなく、小さな小さな花でもよいからもう一度花を咲かせようと思いなおしている。
2024.07.09
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2024.07.08
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殆ど毎日見ていたがスイカ実っていないと思っていたら本日傷心して帰ってきたらスイカが一つ実っていた。少し救われた。本日ピアノの発表会があった。ベートーベンの月光を土日は勿論、勤めから帰ってきてからの夕方と夜は夢中で練習した。おかげでスラスラ弾けるようになり、今までで一番自信を持って本番に臨んだ。開演1時間前にリハーサルがあり、あまりうまくいかなかったが本番になればと思って本番を弾き始めたが家で弾くのとは全く違った。頭と指が全く働いてくれなかったのである。とぎれとぎれの散々の演奏で全く落ち込んでしまった。妻は「もうやめた方がいいね」と忠告してくれた。バイデン大統領は次期大統領候補者としては無理だと思われているが、奥さんと息子さんは候補者を堅持しなさいとお尻を叩いているらしい。わが家ではこれ以上恥をかくのは酷だから「やめなさい」と言ってくれた。潮時かも知れない。もう少し若ければ自宅で弾けるようになったのなら、発表会でもある程度弾ける調整力がある筈だが、歩くのもよたよたしているし、どこに指を置いたらいいかも分からない高齢者になってしまったのだと思った。自分ではまだできると思っていたが現実は厳しいもので、努力をすれば、時間がかかっても必ず報わるものだとの私の哲学は老いによって見事に打ち砕かれてしまった。家でスラスラ弾けて舞台では全く弾けない。再起不能だと思われる。自分もいよいよおしまいなのかと思われた。悲しいことだがそれが現実だと思う。家に帰ってきたらスイカが実っているのを発見した。少し救われたがスイカが大きくなっても老体がしなびていくことには変わりない。悲しい日曜日であった。
2024.07.07
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昨日帰宅したらキキョウが咲いていたので写真に撮った。毎年同じ所でさいてくれる。名曲中の名曲と言われるベートーベンの月光に挑戦したが、何か月も弾けると思えるようにならなかった。名曲とも全く感じられなかった。やっと弾けるようになったかなと思えたのが1週間くらい前で、暗譜といって楽譜を見ないで弾けるようになったのはぎりぎり発表会前日の今日である。そして今日になって初めて名曲と感じられた。夢の中でお告げを受けて上手に弾こうと思わないようにしたら前日の今日になってもそれ程動揺していない。今までだったらとても呑気にブログを書いている状況ではなかった。今日はもう練習を止めて寝ようかという心境である。今までの練習成果以上の演奏が出来る訳がない。蝶ネクタイもしないであるがままの姿で思う存分演奏してこようと思う。
2024.07.06
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真っ赤なアジサイ、マジカルルビーレッド、妻が友人から枝をもらって挿し木で育てたもの人は年と共にだんだん衰えていく。腰や背中がまがり、目はしょぼしょぼして、下瞼はむくみでプックリ膨れている。それでも毎朝回診していると認知症の女性患者さんから、「あなたは優しい顔をしている。笑顔が素晴らしい」と毎回言われる。以前入院していた認知症の患者さん達からも同じようなことを言われてきた。悪い気はしない。認知症の方に褒められるのはいいことか悪いことかは分からない。でも励みになるのでこの年になっても毎朝の回診は欠かさず続けている。
2024.07.05
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グロリオサの花瓶差しJAの日本文化連情報という雑誌を毎月読んでいるが、6月号に産業医科大学の吉田恵子さんが、「日本と似て非なるドイツの介護制度ードイツは家族介護を重視」という文を寄せていたのでそれを紹介させて頂こうと思う。2000年に日本は介護制度を導入したがその際、ドイツなどいくつかの国の制度を参考にした。医療保険から独立し、介護に特化した社会保険が存在する国は少なく、その点でドイツは日本のお手本だった。しかし制度の中身をみると随分と異なっている。日本では介護者の負担が大きく大変なので介護施設をつくりそこで介護してもらう社会全体で介護していく方向に向かっているが、ドイツでは家族が介護するのを支援することに重点が置かれており、師匠と弟子の介護保険の中身が異なっているのである。ドイツでは介護保険の主目的は家族や近所の人が介護するのを目指していて、介護者にお金を給付してくれるのである。在宅で家族が現金給付を受けて介護しているケースが54%ある。施設入所者は18.5%しかいない。現金給付額は介護度に応じて332~947ユーロ(1000ユーロ=17万3千500円)とあまり高額ではない。介護施設も介護保険で面倒見てくれるが、なぜこれほど多くの人が介護を自ら引き受けているのかの理由は、介護は家族が行うものというドイツの社会規範と在宅でもデイケアやナイトケア、在宅コンビネーション給付、在宅介護への負担軽減手当等、様々なバックアップ体制が整っているためと思われる。私を含めて日本人の大半は介護が大変だから介護保険を作り、施設などで専門職の人に介護してもらい、介護者の負担を軽減して介護者に人間らしい生活を送ってもらいたいとするのが介護保険の趣旨と思っているので、ドイツの家族介護重視は時代に逆行している印象がある。しかし家族介護を事業者による介護より優先する考え方はドイツ社会では当然のことになっているとのことである。日本でもドイツでも介護者はますます高齢化しており、どれほど補助金をもらっても在宅介護は無理になっていくのではないかと思われるが、ドイツでは困った時はまず親子間で助け合うべきであるという考え方が浸透しており、将来についてもこの傾向が続いていくかもしれない。国によって介護に対する考え方は異なるが、形態は異なっても親子間、夫婦間、親戚や近所間でまず面倒を看るのだという気持ちは失ってはならないと思った。
2024.07.04
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ヤブカンゾウ昨日夕方帰宅したら庭畑の隅に綺麗な花が咲いていたので写真に撮ってなんて言う花だと妻に聞いたらヤブカンゾウとのことだった。油粕の肥料をジャガイモ畑に撒いたのでそれが効いて背が大きくなりすぎたと言っていた。検索で調べたら食用にもなるとのことで色々な調理法が載っていた。とても美味しいとのことで妻に言ってみようと思うが、もう何十年も生えている花で食べるものではないと思ってきたので恐らく調理はしてくれないと思う。ピアノの発表会7/7が迫ってきた。今朝起きたら最も使う指である左手小指が痛くて心配になった。神経質になっている。昨日出かける時こっそり発表会のプログラムを手に持っていたら、妻がこざとく見つけて「そんなもの人に渡したらだめですよ。貰った人の負担になるから」と言われたがその反対を押し切って病院の医局秘書さんに渡した。娘さんがピアノをならっているから渡したが妻が心配していたことを正直に話した。「会場に行くとか行かないとかは全く考えないで良いです。心配かけてすみません。ただこういう会で発表することを知ってもらえれば良いです」と正直に話した。当日は蝶ネクタイをしていこうか?と妻に聞いたら「止めた方がよい、普段着の方がよい、緊張してまた前のように失敗するからかっこうつけない方がよい」と言われたので蝶ネクタイはつけて行かないことにした。何百回と練習では弾いているが本番ではただ一回しか弾けない。そのために後今日を入れて5日間きちんと練習していこうと思う。
2024.07.02
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ローゼンセマム医療機関にはそれぞれの役割があり、急性期の病院、その後を引き受けるリハビリ病院、慢性疾患を診る慢性期病院などがある。急性期病院では手術を行うことが多く、その後のリハビリを当院で受け持たせていただいている。骨折手術後でも基礎疾患に認知症や、脳卒中があり、骨折よりそちらの病気の対応が主の患者さんもいる。前医で褥瘡をつくってしまってから転院してくる患者さんもいる。褥瘡が一番できやすいのは尾てい骨部で、骨が出っ張っていてベッドとこすれて壊死に陥り、皮膚に穴が開いてしまう。一度それができると治すのは非常に困難なので、こまめに体位変換したり、おしりにクッションを入れたりして予防に努めている。当院で褥瘡を作ることはまれだが他院からは褥瘡を作った状態で送られてくる患者さんが結構いる。褥瘡予防管理を十分やって頂けなかったのかと前医を責める気持ちになることがあるが、病気の状況などで褥瘡予防管理が十分できない事情があったのかも知れない。褥瘡持ちの患者さんを紹介してくれる病院は、決まった病院に多い傾向があるが、全ての病院で褥瘡予防対策を徹底してもらいたいと心から願っている。
2024.07.01
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