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「炎上」 今回の四重奏ごっこ後半は、こうゆうときでないと滅多に弾く機会がないであろうと思われる曲を選ばせてもらった。Vn1 ぼく、Vn2 Kさん、Va フレッド、Vc T君。 メンデルスゾーンって、あんまり頻繁に弾きすぎると飽きそうだけれども、たまぁーに弾くぶんには楽しい。彼特有の「型」を理解して弾くとさらに楽しめる。←がんがん盛り上がって、いつのまにかユニゾンになって、でも最後はしっとりピアノ、とか。 この曲にもやはりお約束の「con fuoco」が出てくる。彼って、燃焼ヲタク炎上ヲタクなのか、この言葉を乱用しまくるので、もはやどれほどの意味を持つのかわからなくなってくる(笑)。確かシューマンも「mit Feuer」という表現を好んでたよーな。 ぼくとしては、この表現を見るたびに、熱血野球少年の星飛雄馬が目に炎をギラギラさせながら「重いコンダラ」を引っ張っる感じ(?)で弾いてみるのだけれど、ちょっと違うかも。 メンコン並みに難しいとこも多いわりに、メントリやメンパチほどの名曲ではない。メンカルのなかではくどいほう。ファーストが停滞することなくサクサク進むように心がける必要がある。 ちょっとした音符が駆け抜けるとこで、いちいち臨時記号が出没する点にもてこずる。 ぼくはファースト弾いてるわけだし、しかもこの曲やろうと言い出した手前、きちんと丁寧に弾かなきゃマズい。 でも、慎重すぎる演奏も考えもの。基本的には彼の音楽は「お坊っちゃん」音楽なんだろうけれど、もっと冒険して弾いてみるべき。テンポ揺らしたり、強弱を誇張してみたり。 「炎上をおそれるあまりに、あたりさわりのない無難な意見しか言わなくなってしまった毒舌ブロガー」みたいな消極的な演奏になってしまっても面白くないし。
Mar 30, 2013
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「私のことは嫌いでも、WAMのことは嫌いにならないでくださいっ」 今日は久しぶりに四重奏で遊んだ。Vn2 Kさん、Va フレッド、Vc T君。普段ぼくはセンター(=内声)を務めることがが多いのだけど、今回はファースト。 前半はモーツァルトK499。結論から言うと、この作品、なんだかなーという感じ。ウォルフィー様、アマデウス様のカルテットにしては、「らしくない」。 いちいちフォルテとピアノの対比が強調されててテンパってるさまは、まるでベートーベン。 あんまし洗練されてなくて田舎っぽい動きかたは、まるでドボルザーク。 しつこく同じことを繰り返すのは、まるでシューベルト。 ま、遅い楽章で音がビミョーにぶつかりながら進んでいくのとかは粋だし、終楽章の最後の最後で、全く新しい音型が登場するのとかは面白い。おそらく「通」の方々は珠玉の名曲っ!とかのたまうであらう。 で、ぼく自身、この曲を好きか嫌いかと訊かれたなら、嫌いと答えさせていただきたく。
Mar 30, 2013
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「男女(約)7人夏物語」(評価 ★★★★☆ 四つ星> Les petits mouchoirs(小さなハンカチ?)という映画のDVDを鑑賞。ちなみに英題はLittle White Lies、そして邦題は「君のいないsummer days」(笑)。 監督はギヨーム・カネ。氏の前作「Ne le dis à personne 唇を閉ざせ Tell No One」が良かったので、この作品も名作に違いなく。<あらすじ> 夏休みを海辺の別荘で過ごすことにしていたパリ在住の男女たち。が、直前に仲間のひとりが交通事故で重傷。それでも残りの者たちは結局は休暇を敢行したが、長年仲良くしてきた彼らも、各人の抱える事情が次々と表面化し、友情に亀裂が走る。<感想>大都会の喧騒を離れて夏の海辺でどーのこーの、という設定はありきたりではあるけれど、現実逃避系の映画としては純粋に楽しめるのではないかと。この映画、まず最初の5分で強烈な印象が残る。カメラ一機のみで撮影。役者さんたち素晴らしすぎ。フランソワ・クリュゼ、マリオン・コティヤール、ブノワ・マジメル、ジャン・ドゥジャルダンら、フランス映画界の中堅が勢ぞろい。唯一気になったのは、登場人物が多すぎ、各キャラをいちいち丁寧に描こうとしたためか、結局二時間半もの作品になってしまってて、観てて疲れた(プチ寝)。てゆーか、フランス人さまたちってば、ほんとに夏に一ヶ月もヴァカァ~ンスとっちゃったりしてお時間が充分にある国民らしいので、であれば、長い映画だからといっていちいち文句言うこと自体、お門ちがいなのかも知れず。
Mar 26, 2013
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近年、生ジャズを聴きに行くことが増えました。ま、細かく日記にするのは忘れてしまいますが、初心者としてぼくなりに観察してて気づいたことも多々あります。 特に、ジャズ奏者って、クラシックの人と異なる用語を使うように思ってたとこだったので、以下にまとめてみようかと。ちょっと苦しい「こじつけ」もあるけど。<クラシック用語とジャズ用語>楽譜: クラシックの人は sheet music、あるいは単に music。ジャズの人は chart。本番: クラシックの人は concert と言うのに対し、ジャズの人は gig。本番会場: クラシックの人は hall、ジャズでは house。休憩: クラシックでは intermission、ジャズでは break。演奏旅行: クラシックでは on tour、ジャズでは on the road。全音符: クラシックでは the whole note、ジャズでは football(アメフトのボールの形だから)金管楽器: クラシックでは brass。ジャズでは horn(French hornを特定するのではなく)。コントラバス: クラシックでは bass または double bass。ジャズでは acoustic bass、standup bass、upright bass、string bassなど。 もっとあるような気もするのですが、今思いつくのはこんな感じ。 このネタ、続きます(たぶん)。
Mar 25, 2013
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「ふるハウス」(評価 ★★☆☆☆ 二つ星) ニッポン一時滞在ちゅうにつき大慌てで借りて観た邦画DVDの感想を。10年以上前の作品。 三谷幸喜大先生ご製作。ひとクセもふたクセもある人物たちの織り成すドタバタ喜劇、というお約束の設定は楽しめたけれども、期待しすぎたためか、やや不完全燃焼ぎみ。観終わったあとの爽快感に欠けるというか。 内容的には、古風な大工の棟梁(田中邦衛)とイマドキ建築士(唐沢寿明)とがいちいち揉めるのが見どころか。 興味深かったのは「玄関の扉を外開き(日本風)にするか内開き(欧米風)にするか」という点。確かに、我が家も含めてアメリカの家屋は玄関が内側に開くのが一般的で、ぼく自身、このたび日本住宅で過ごしてて、思わず玄関を(米国流に)内側に開けようとして「開かないっ」と焦ったことが既に何度かあったので、この場面、苦笑してしまった。***** 話は脱線するけれども、内開きが欧米風で外開きが日本風というのが真実なら、その境界はどのへんにあるのだろうかと気になる。ロシアとか中国とかはどうなのか。 あと、日本や米国では、地面の階を「1階」と呼ぶのに対し、欧州では、地面の階は0階であり、(日本でいう)2階のことを1階と呼ぶ。これもずっと前から「境界」が気になってるので、いつかきちんと調べてみたいと思っており。特に北欧とかアラブ社会とか。
Mar 14, 2013
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「シスターアクト」(評価 ★★★★☆ 四つ星) 実は今ちょっと日本に来ており、せっかくだし、ずっと前から気になってた邦画を大急ぎで確認ちゅう。 山田洋次監督作品「おとうと」のDVDを借りた。だらしない愚弟に愛想をつかし、縁を切ろうとするも結局は面倒を見てしまう姉の話。主演は吉永小百合と笑福亭鶴瓶。 この映画、ぼくは気に入ったけれども、最近の若い人は果たしてどう評価するだろうか。全体に「説明的」な演出が強すぎるし、昭和な空気が古臭い。 それにしても、吉永氏、美しすぎ。ぼくは別にもともとサユリストでもサユラー(?)でもなかったけれど、やっぱし惚れてしまった。彼女の気品と芯の強さが役どころにうまくにじみ出ていて、かつ古き良き日本の美徳を重んじてる感じ。 脇役で特に光ってたのは加藤治子と加瀬亮ら。 敢えて欲を言うなら、三人兄弟という設定ではなく、長男の小林稔侍の役どころを思い切って排除し、二人姉弟のみでも良かったか。あるいは逆に、小林のキャラを映画後半でもきちんと立てるとか。 あと、姉弟の丁々発止の場面、もっと吉永氏の大阪弁を聞きたかった。大阪で生まれた女という設定なわけやし。
Mar 12, 2013
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「歌劇派老人。歌に生き、恋に生き」(評価 ★★★★☆ 四つ星) 日本では来月公開。http://quartet.gaga.ne.jp/ ダスティンホフマン氏監督。原作は、日本では黒柳徹子氏主演の舞台「想い出のカルテット、もう一度唄わせて」として知られてるらしい。<あらすじ> もと音楽家専用の高齢者施設。入居者による音楽会が開かれることになり、主催者はかつてのオペラ界で活躍していた歌手らによる一日限りのユニット再結成を提案。 華やかな現役時代の栄光を引きずるあまり、衰えた声を今さら人前で披露することなんてできないだの、かつて恋仲、婚姻関係にあった相手と再び共演なんてできないだの、頑固なじじばば音楽家たちはなかなか首を縦に振ろうとしない。<感想> 主演四人以外は全てホンモノの高齢音楽家が演じていた(トレバーピノックとか)。選曲も渋い。ちなみに弦楽四重奏の部で演奏されてたのはハイドン「日の出」。 ビバ老人力。面白かったけど、期待しすぎたためか非常に惜しく感じた。あと一歩。 音楽家って意外に狭い世界のなかに生きてて、歳とっても妙な意地とか信念とか誇りが邪魔して人間関係がビミョー、とかそうゆうことをしっかりと描きたかったのであれば、ちょっと弱い。 一方、演奏の場面をふんだんに取り入れた娯楽映画という位置づけとしては、最後の最後、音楽会での四重唱の場面がもの足りない。むしろ、ベルディ「乾杯の歌」のほうをもっと効果的に前面に出すこともできたはず。「のだめ」実写版のような派手な演出の最終場面になるとばかり期待してたのに。 二時間超えてない映画なのになぜか長く感じた。
Mar 2, 2013
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「狼なんか怖くなくない」(評価 ★★★★☆ 四つ星) ぼくはけっこうスキーが好きで、今季も既に何度もでかけてるけれども、リフトに乗るたびに、「あ、あの映画いつか観とかなきゃ」と思い続けてて、やっとその作品のDVDを借りた。怖いもの見たさというか。 どうやら日本でも公開済みらしい。 http://ja.wikipedia.org/wiki/フローズン<あらすじ> ひょんなことから終業後のスキー場のリフト上に取り残されてしまった三人の若者。係員はみんな帰宅。照明も落とされてしまう。 極寒のなか救助を待ち続けるか、骨折覚悟で思い切ってリフトから飛び降りるか。しかし山には人喰い狼の群れも棲息している。<感想> 全然評価されてない映画のようだけれども、ぼくとしてはなぜか気に入ってしまった。脚本は確かに薄っぺらいし、実は早送りしながら観たものの(笑)、まじで怖かったし、いろいろと考えさせられた。三人のビミョーな人間関係の描きかたとかもけっこう好み。 撮影手法が凝ってるので、映画ヲタクは喜ぶのではないかと。 死の危機に直面した場合、どのような選択肢があるものなのか。(この映画うんぬんというわけでなく一般論として)普段からナニゲに考えてみることは決して悪いことではない。<似たような映画> インポッシブル The Impossible(2012年スペイン) リミット Burried(2010年スペイン) 127時間 / 127 Hours(2010年アメリカ/イギリス) 生きてこそ Alive(1993年アメリカ)
Mar 1, 2013
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