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December 2, 2005
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今年の元日、古いビデオで、『栗原小巻のロシア紀行』というのを見た。なぜこれを書いているかというと、先日、クローゼットの中を整理していて、 『ロマノフ王朝の最後』 という、単行本が出てきたからだった。

 私は、ロシア帝国最後の王朝、ロマノフ王朝にとても興味がある。なぜかというと、昔、皇帝ニコライ2世一家が1914年、赤軍に暗殺された際、ただひとり、銃殺を奇跡的にまぬがれた皇女がいたからだ。その皇女の名は、有名な「アナスタシア」。

 確か、『歴史に残る女性たち』とかいう本の最後に、この皇女の、まだ14歳ほどの、すすけた写真が載っていた。この章のタイトルは、 「生き残った謎の皇女・アナスタシア」 というものだった。「謎」という言葉は、不気味だが、なぜか魅力に富んだ言葉でもあるではないか。

 赤軍による革命勃発以前、ロマノフ王朝は、世界一の大富豪だった。今、ホテル・ニューオータニでニコライの遺品を展示しているらしい。次の写真は「ニコライ2世の大燭台」だそうである。
ニコライ2世の遺品★


 豪華なシャンデリア、いや~たかが蝋燭台とはいえ、すごすぎる。豪華すぎる。 彼らはロシア帝国の頂点にいて、国中の富を一身に集めていたのだ 。だから、宮廷の外の一般庶民との貧富の差が天と地ほどかけ離れている。
そのために、貧しい庶民の不満が高まり、革命となったとも言われている。

 しかし、ニコライ2世は、生活様式こそ豪華絢爛だが、それに奢って、その雰囲気に溺れるような人ではなかったらしい。中身は普通の優しいお父さん。政治を操るのも苦手。そのために、宮廷に 怪しげな怪僧ラスプーチン が出入りするようになっても、彼を追放もしなかった。

 このラスプーチンが登場する、その名もずばり 『ロマノフ王朝の最後』 というロシア映画を、昔映画館で観たことがある。史実にしっかり基づいた、迫力あるものだった。何よりも、このラスプーチンがすごく不気味。この謎の人物は結局、革命軍に殺されるのだったが、その映像が迫真的で怖いほどだった。

 ところで、皇帝ニコライにとって、 唯一の皇位継承者アレクセイ皇太子は、「血友病」という、母方からの遺伝病を背負っていた 。ちょっとした怪我で大出血する病気である。それを、ラスプーチンが呪いで治して見せたために、皇后アレクサンドラが、この僧侶を、夫よりも頼りにし、政治上のことでも何でも、相談するようになってしまった。

 この怪しげな僧侶のアドバイスで、帝政ロシアの政治が狂いだしたのだったが、ニコライは妻を深く深く愛していたので、彼女の意見に逆らおうともしなかった。...これも、ロマノフ王朝が崩壊した一因らしい。

 皇帝とは、およそかけ離れた、 家庭的な優しい父親だったニコライ は、日記もこまめにつけていたり、4人の皇女と、ただひとりの皇太子アレクセイを愛情こめて、毎日、写真に撮影していた。

今、ロシアでニコライ2世の遺品を管理する、政府の重要文化財館長の女性が、こんなことを言っていたのが印象的だ。

「ニコライは、皇帝でなければ、愛情こまやかなひとりの父親であり、また、たいへん優れた写真家になっていたかも知れません」

 こういうことを考えると、身分の高さが、ニコライにとっては、不幸の元凶だったのに違いない。 人間、何が災いするか、分からないものだ





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Last updated  January 31, 2006 01:36:21 AM
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Re:ロマノフ王朝の最後 2005.12.2(12/02)  
王島将春 さん
はじめまして。福井市在住の王島将春(おうしままさはる)と言います。聖書預言を伝える活動をしています。

間もなく、エゼキエル書38章に書かれている通り、ロシア・トルコ・イラン・スーダン・リビアが、イスラエルを攻撃します。そして、マタイの福音書24章に書かれている通り、世界中からクリスチャンが消えます。その前に、キリストに悔い改めて下さい。ヨハネの黙示録6章から19章を読めば分かりますが、携挙に取り残された後の7年間の患難時代は、苦痛と迫害の時代です。患難時代を経験しなくても良いように、携挙が起きる前に救われてください。 (May 2, 2022 08:48:32 PM)

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