私は「楽天」のサービスでこのホームページを作成している
が、以前は『パンドラの小箱』という名称の HP を作成していた。それは2年前の10月頃からだった。でも昨年7月の終わり頃、急に編集ページにログインできなくなった。それで趣旨は同じだが、内容を少々変えた現在のこの HP をゼロから再び作成し始めた。
思えば、 昨年7月末というのは、「楽天」と「ライブドア」とが合併した時期
だった。その関係で、以前のページにログインできなくなったのではないかと思う。ログインする時の私の ID (メールアドレス)は、infoseek.jp がついたものになった。現在でも infoseek.jp をメールアドレスに使っている。
The voice of bell of Jetavana vihara of Buddhism sounds like that various deeds would be mutable. The color of the flower of both sala trees signifies the logic that a person at his peak inevitably goes to his fate. Pride will have a fall, and his ambition is nothing but a mere dream at the night of spring. A person who has once got a boost will finally ruin, and is just the same as a mere dust drifting in the wind.
「祇園精舎の鐘の声」は "The voice of bell of Jetavana vihara of Buddhism"
, 「諸行無常の響きあり」は "sounds like that various deeds would be mutable"
とした。ここでは 「様々な行いも無常であるかのように響く」
と解釈して、「様々な行い」= various deeds
, 「無常な」= be mutable
となった。「祇園精舎」は英語では "Jatavana vihara" 「ジャタヴァナ・ビハーラ」
と言うそうだ。(広辞苑)
「娑羅双樹(さらそうじゅ)」("both sara trees")というのは、広辞苑によれば 「釈尊(ゴータマ・シッダールタ:仏教の開祖)が涅槃(ねはん=煩悩を断じ悟りに達する状態)に入った臥床の四方に2本ずつあった沙羅樹」
のことだそうだ。
それらの樹が「盛者必衰の理(ことわり)をあらわす」―すなわち 「頂点に立っていた者も必ずや落ちぶれるという論理を表わす」
と解釈できる。 "signifies (signify)"
は「意味を表わす・~の前兆である」, "the logic"
は "the reason" (道理)よりも意味が強く「有無を言わせぬ強く正しい論理」のこと。
「頂点に立っていた者」は "a person at his peak"
,「必ず」は "inevitably"
,「落ちぶれる」は "goes to his fate"
と訳したが、 "one's fate"
というのは「究極的運命・末路」との意味。
「落ちぶれる」には他に "go to the dogs"
とか "go to the devil", "fall on bad times"
などの表現がある。
「おごれる人も久しからず」には決まった表現として "Pride will have a fall"
がある。つまり 「思い上がった高慢な者(Pride=a person with his pride or vanity) もやがては身の破滅を招く (will have a fall)」
ということ。 "a fall"
とは「罪・堕落」の意味で、 "a fall from grace" だと「不名誉なことから身を持ち崩すこと」
となる。
「唯春の夜(よ)の夢のごとし」は 「その野望もただ春の夜の夢にすぎないものだ」
と解釈して、 "his ambition is nothing but a mere dream at the night of spring"
と訳した。 "a mere"
は 「たかが~にすぎない」という場合に使う。
「たけき者も遂にはほろびぬ」は 「勢いに乗っていた者も最期には滅ぶだろう」
ととらえて、 "A person who has once got a boost will finally ruin"
とした。 "get a boost"
は「勢いづく」という意味。「勢いのある時代にあった者」の解釈は、他にも "A person in his heady days"
とも表現できる。 "heady" とは「考えや行動が向こう見ずな」
であり、 "boost" は「士気の高まった状態」
をいう。