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♪ 唐 招 提 寺 を 訪 ね て ♪
(その2)
♪ 春眠や 鑑真和上 開扉まだ (文楽)♪
唐招提寺は奈良市五条町にある☆
奈良の郊外にあるため街の喧騒はない☆
ただ奈良に都があった1200年前は
都の中心街にだったそうである☆
★門を入ると正面に修理中の金堂の建物が見えた☆
見えたといっても外観的には何も見えていない☆
それは灰色の鉄筋?と鉄板?の建物でおおわれて
いるからである☆
金堂は4年後に完成するらしい☆
その建物に入ると金堂の歴史のある
太い木の柱が数本あってまるで別世界
(古代)のような雰囲気でした☆
いまこの建物の中で金堂の平成大修理が
行われているのを知ることができました☆
★この唐招提寺の開祖は中国の高僧「鑑真和上」である。
754年東大寺に到着するまで12年間、前後5回に
及ぶ難航海に失敗したにもかかわらず初志を曲げず
奈良の都に着いたときは両眼を失明していたという☆
763年五月六日大往生となったが弟子達が師の
大往生を予知して造った和上の寿像(乾漆・国宝)
は、山内開山御影堂に安置されている☆
★毎年御忌当日(5/6を6/6に当てる)を中心に
前後3日間(6/5~6/7)開扉されるが
俳聖松尾芭蕉といえども像前に襟をただして
感動を禁じえなかったという☆
境内に松尾芭蕉の句碑があった☆
★ 松尾芭蕉の句 ★
♪「若葉しておん目の雫(しずく)拭(ぬぐ)はばや」♪
松尾芭蕉はこのように詠んだのである☆
金堂・鑑真和上御廟・旧開山堂・講堂などを観て
唐招提寺の散策は終わった☆
(その2おわり)
唐招提寺&薬師寺を訪ねて 10/26 2008年10月26日
奈良西大寺秋の大茶盛 10/12 2008年10月12日
長谷寺と室生寺を訪ねて 9/28 2008年09月28日
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