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サービスマニュアルの諸元表には8500回転30馬力、時速100Kmと書いてある。三樹書房刊『ホンダ360ストーリー』には8500回転以上30馬力以上、時速100km以上と書いてある。以上とあるからには、もっと出る訳だが、体験的には100kmが限界と思われる。何よりも、騒音と振動で分解するのでは?車輪が外れるんでは?と、考えたらアクセル全開とは行かない。プロの修理とアライメントを正確に出していればOKかも、このT360自分で修理したので、いまいち自信がない(時速90kmまでなら自信ある)鈴鹿参加オーナーさんに聞くと「T360は幾らでも回転が上がる!」つまり幾らでもスピードが出るわけだ(限界はある)まったくノーマルのT360で120Kmは出るらしい。ただし、これ以上はエンジンが溶ける、実際溶けた時もあったそうだ。プラグはそれ以前にとけるらしいので、安全最高速はカタログ値の100Kmが妥当と思う。現実には100kmでは高速道路でキツイですが。40年前の軽トラ、本来は米12俵積んで走る・・・まぁ~上出来。私にとって オーヴァー100kmはトワイライト・ゾーンだ。
2003年11月30日
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このイベントは参加者のみで見学コースはない。サーキット走行は朝8時から、サーキット開園は10時からなので参加車輌に同乗しないとサーキットには入れない。たぶん、主催者さんはこれも禁止してるかも?もともと、ツインカム・クラブ総会みたいなイベントなので当然、参加者オンリーとなる。前日には参加車輌が集まり、専用駐車場にズラ~リと並ぶのでこれを見学するのがよい、これもOKなのかは不明。同じ会場で部品交換会も有るので、だれでもOKではないのでは?知らん顔して入っていけば別段問題はないと思いますが、主催者さんは困るのでは・・・このイベントはヤッパシ参加するイベントなので正式に参加した方がお徳です。参加車輌はSでないと?T360では、N360では、これも杞憂です。特にT360はデカイ顔してました・・・正真正銘元祖ツインカムです。
2003年11月29日
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TとS以外の参加はN360とSエンジンを積んだフォーミュラーカー各1台。N360オーナーさんは普段着サーキット走行エンジヨイ派、ごく普通のNコロ、走りもおとなしく、サーキット周回を楽しんでいた。しかし、Sオーナーさんでチェックしている方も・・・なぜかと言うと、過去にN360にオートバイCB450(ツインカム)のエンジンを載せたNコロも参加したことが有た、この車、メチャクチャに速かったそうだ。S800オーナーさんもNコロに追い立てられて抜かれていくのでは、いくらサーキット走行エンジョイ派といえどプライドが・・・N360開発の経緯は左の「T360の説明」にあります。N360はホンダCB450のエンジンに合わせて設計された、と言っても簡単にエンジンの乗せ替えは出来ない、かなりの技術がいる。ホンダCB450はホンダ最初の重量級バイク、ツインカムエンジンをのせ時速180Km出た、外国ではあまりの速さに一般バイク(プロダクション)レースには参加できなかった。市販車でワークス扱い。今回、ホンダ1300は1台の参加もなかった、チョット残念。N360ツインカム450ccの走りを見てみたい・・・
2003年11月28日
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3台のT360は前期(AK型)タイプの4キャブ仕様、細かい所は別にして3台ともほぼ同じ。私のT360は4キャブだが車体は後期(BK)に近く、このHPを見た方から、前期と後期の中間に極少数生産された車だとメールを頂いていた。鈴鹿参加オーナーさんも珍しいので見てみたいと言っていた。実際に参加3台と比べると、ホーンリングやスイッチなどは写真で違うことは判っていた。まずドアを開けた時から違う、椅子が違う、後期型は簡略してある、サイドブレーキは後期は今風だが、前期は支点が二箇所で頑丈に出来ている、古風なタイプ。詳しくチェックすると面白いと思ったが2時間しかいれなかったので見てられなかった。後期型は簡略型と言うよりも正常な進化と思える。前期型は「ホンダ 車生産第1号車」として後期に比べてより古風な手作りの感じと本田宗一郎の試行錯誤がみえる。参加オーナーさんにAKBKの違いを聞いたら、意外や皆さん考えが違う。1キャブからでは?4キャブ?・・・こんな感じで、ハッキリはしていないらしい。「T360は全てAK250だよ・・・」私はT360を「ティーサンビャクロクジュウ」と呼んでいた、オーナーさん、Sオーナーさんも単にAKと言うだけ、途中からAKと呼ぶようにした。ほぼ新品のT360エンジンお持ちの方もいた、3台のエンジンを持ちの方も・・・凄いな~エンジンの分解は簡単誰でも出来る、組み立ては専門知識が要るので誰でも出来ないらしい。
2003年11月27日
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本やインターネットにもT500は出てこない、我が国において実動車はこの1台のみと思われる。T500は500cc、普通車扱いになる。販売台数やスペックは左の説明に書いてある。このT500はワンオーナー(ナンバープレート見て下さい)オリジナル度は非常に高い。以前、T500の説明でT360より20cm荷台が長いだけで後は同じと書いた。このT500は荷台が40cm長いロングタイプ、ロングが有るとは知らなかった。サイドミラーなどもオリジナル、ワンオーナーなので新車時の取扱説明書や書類がグローブボックスに入っている。驚愕!エアークリーナーは初期型のオイルバス方式、これも初めて見た。ほかにも色々T360との相違点がある、バンパーは普通車ナンバープレートなので切り込みがT360より広い。2番目の写真4台のTの内、T500のサイドミラーは3代目のミラー、2代目は左端のT360で調整用のネジが見える。初代は角が出ているタイプでこの中にはない、現存はしてるらしい。サイドミラー1つでも4台とも違う、マフラーは当然4台とも違った、マフラーだけでも取り出し口のカーブが年式によって違うのでマフラーだけでも何十種類あるのか・・・写真では非常に綺麗に写っている、実際は相応にヤレていて風格がある。皆さん「走ってナンボ」と言います、これを真に受けてはいけない、40年ワンオーナーしかも商用車、たかが軽トラ。余程の愛情がないとここまでは・・・T500のラジエターグリルに汚い袋が見えたのでオーナーさんに聞いたらウインドーウオッシャー液の袋、なんとウインドウオッシャーも当時オプションで有ったのかと思ったら、あとから取り付けたらしい「雨の日はこれが無いと不便」雨の日も乗るのか~
2003年11月26日
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このホームページを見て来年出てみたい・・Sオーナーさんからメールを頂いた。昨日の日記でT360もSも全開でブッ飛ばすみたいに書いた、約半数の方が本気モードで半数はサーキット走行エンジョイ派です。見分け方は簡単、レーシングスーツのドライバーは本気モード?女性ドライバーもレーシングスーツを着ていた。T360組は気合十分ですが全員普段着だった、当然。サーキット走行終了後、自走で自宅まで帰るわけだから本気モード・アクセル全開はしないだろうと思っていたら・・でもなかった。ちなみに、ストップウオッチで計ったらT360の最高ラップは3分50秒、最初4分以上なので4分の壁は無理だろうと思ったら、このタイムが出た。約6キロのコースなので平均93Kmぐらい、坂道が多くヘアピン・カーブも有るコース、何と言っても、たったの360ccの軽トラ、立派なタイムだ。鈴鹿サーキットは外人も多い、T360が数珠繋ぎで走行していた時、驚いた表情で見ていた。何でチンケなトラックがサーキット走行しているのか不思議だったのでは?まさか360ccとは思ってないはず。朝8時~10時までの2時間がツインカムクラブ貸切、フルコ-スを自由に走れる。ピットインしてはプラグのチェックなどしている。Sの場合プラグは簡単に見れる、ピット内の作業は〝なんかカッコいい〟T360の場合、床に寝転んでしないとダメ、特にキャブ調整はピット内では絶望的。流石にT360のエンジン調整する方はいなかった。オイル交換したT360が1台。来年はゼヒ参加したいと思っている、私の場合はサーキット走行エンジョイ派、あんなに出ませんって。帰れなくなる。鈴鹿まで往復7時間、T360だと9時間以上はかかる。
2003年11月25日
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鈴鹿サーキットで開催されたオールジャパン・ホンダスポーツ・ミーティングを見学、時間が無くたった2時間だけになった。早朝到着、ホテルのツインカムクラブ専用駐車場近くに駐車、仮眠してたら携帯に起こされた。当地のS800Cで参加のYさんから、「今どこにいます?」なんとSもTも1台も無い。皆さんすでにサーキットに行った。Yさんに迎えに来てもらいサーキットに入る、もし、電話が無かったら、私はサーキットホテルの天然温泉に浸かって帰るだけだったかも・・感謝!T360は私の以外、今まで見たこと無いのに3台のT360とT500が1台の合計4台・・・大漁だ。オーナーさんは雑誌で見たり、電話で話していたので初めての感じがしなかった、皆さんキサク、何よりもT360の知識の多さに脱帽、勉強になった。雑誌で有名な大阪のT360名人も来ていて、いろいろ話を聞けた。技術的なことは長年のウンチクなので、勝手にHPには書けない、参加し直接聞いて下さい。明日から少しづつUPします。このイベントは以前から知ってはいた、見るのは今回が初めて。T360のサーキット走行はもちろんのこと、Sの走行も初めて見た。Sは街中では古く小さいスポーツカーだがサーキットでは凄い、Sの走行には圧倒された。Tはもちろん、Sもいいな~ ホンダスポーツは芸術です?
2003年11月24日
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明日から鈴鹿サーキットでホンダT360とSシリーズの部品交換会、走行会と懇親会が開催される。当地からはS800C2台が明日出発する。当方は24日の午前中のみ顔を出し、写真を撮る予定。このイベント当然Sシリーズが中心、T360は付録みたいなもんです、しかし、このHPで何度も書いてますがT360はデカイ顔していれます、はずだ。下記に貼り付けたHPのゲスト参加者を見ると、このホームページを続けるのに必要なネタを大量に仕入れられそうなのだが、お話を聞くには時間的に無理めだ。それでも、T360が我が家にきてから約1年半、一度も他のT360を見ていないので楽しみ。金沢クラッシクカーミーティングではT360オーナーさん2人とお話はできた。明日は4台のT360が鈴鹿に参加予定、何れも雑誌などで知っている超マニアさんばっかし、ワンオーナー(新車から乗っている)さんもいるので、車歴1年半などではガキ。Sもユックリ見たいが時間が無いので今回はT360&500に限定する。http://www.eonet.ne.jp/~spirit/honda_s/index.html 日記のネタの為にT360とよく似た車を探していたら、有りました。フェラーリ360モデナ、同じ360(名前だけ)なので昨日テストし比較研究?した。何れUPします。
2003年11月22日
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キャタピラ(商品名)は古くからある、ゴム製にして簡単にトラックの後輪に装着出来る様にしたのがシトロエン社の技師アドルフ・ケグレス。フランス製の自動車、兵器はデザインが素晴らしく独創的な発明が多い。特にシトロエン社のハーフトラックはアメリカのM3とドイツ軍ハーフトラックの元になった。本田宗一郎はこの事は良く知っていたはず、雪上車製作についてはシトロエンを参考にしたと思う。構造的にはT360よりもチェーンドライブのS500の方が簡単に装着出来たはず。T360ハーフトラックでさえ当時の常識外だったからSもついでに製作していれば良かったのに、後輪のボディーをチョット改造すれば世界初前代未聞の雪上ハーフスポーツカーが出来た。これを作れば絶対面白かったのに、どうせ、何台も売れるもんじゃないので経営には響かなかったと思う。Sオーナーの方・・何方かチャレンジしませんか? 絶対いません。シトロエンの歴史は下記にhttp://www.citroen.co.jp/timeline/03.html
2003年11月21日
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昨日の日記に「黄色い巡洋艦隊」を書いた、この名前はシトロエンをご存知なら良く知っている冒険旅行。この車による大陸横断に使用されたケグレス式ハーフトラック(クローラ)の写真はwebに良く出てくるのでさがして下さい。勝手に貼り付けられないので。写真を見るとT360とはチョット違う、後期型のP107にはそっくり。226事件にシトロエン・ハーフトラックも出動している。前の方のドラム缶のようなローラーが付いているのがフランス式ハーフトラックの特徴、ドイツとアメリカ(M3)も便利なので真似した。『軍用自動車入門』光文社刊によると、我が国のハーフトラックは昭和11年に98式半装軌索引車輌(ハーフトラック)として登場、これはドイツを参考にした。T360とは構造が違う、後年、フランスからも各種兵器を輸入しているのでT360はシトロエン・ケグレス式ゴムキャタピラを参考にした、と思う・・シトロエンによる自動車最初の大陸横断冒険旅行はアフリカ(黒)アジア(黄)北極(白)を横断して自動車の可能性を高めた。「黄色い巡洋艦隊」の末裔が「本田技研T360型半装軌式軽貨物車輌」です?現在もアクティークローラとして販売されている?(ホンダwebにはなぜか出ていません)
2003年11月20日
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フランス、シトロエンは昔も今もアバンギャルドな自動車会社である。シトロエン製ハーフトラック(ホンダT360クローラと同じ)ケグレスP107は大量生産され戦時中活躍した。それ以前にもシトロエンの「黄色い巡洋艦隊」はハーフトラック14台で中国~ヨーロッパ横断をしている。シルクロードを車で行くわけだが途中ヒマラヤ・ヒンドゥークシがあるので大変な冒険旅行、険しいところは車を分解して運んだ。それと本田宗一郎との関係なんですが、たぶん有ります。T360クローラについては左のT360に書いてある。藤沢副社長の希望で雪上車の開発を頼まれた本田宗一郎はケグレス式ゴムキャタピラを参考にして製作した?いろんな写真を見るとシトロエン・ケグレスのゴムキャタピラ、補助輪などそっくり、チェーン駆動はホンダ・スクータージュノオM80のチェーンを利用すれば本多宗一郎にとっては日曜大工程度の仕事だったと思う。戦前、日本陸軍はフランス製戦車も輸入してたので、戦車よりはるかに安いシトロエン・ハーフトラックも輸入してたと思う、当然、本田宗一郎は見たこと有り、好奇心の塊なので詳しくチェックしたと思う。ホンダT360、中でもクローラはもっとも特異な装置、何故こんな複雑怪奇な雪上車を作ったのか不思議だったが、教材はあり、チェーン駆動もすでに有る、本田宗一郎にすれば、それこそ朝飯前。フランスがドイツに占領されると、大量のシトロエンP107はドイツ軍に接収され装甲車(Sdkfz250)となる、ロンメル機甲師団大好きの本田宗一郎は一度作ってみたかったのでは・・・しかし軽トラで作るかな~
2003年11月19日
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公道復帰時にマフラーは耐熱パテで整形して、耐熱缶スプレーを塗った。1年経ってパテと塗料の相性が悪かったのか、剥がれて来たので、残りをサンドペーパーで取り去り今度は水性錆止めペイントを刷毛塗りした。昨晩までに仕上がり、今日の午前中、約2時間ドライブ。出来るだけ広域農道を走り周り、排気管の温度を上げて状態を見てみたら、結構良い。上塗りの必要無い。1年ほどこの状態でいってみる。当地はこれから、ほとんど晴れ間が無いので長距離テストは今のうちにやっておかないと・・
2003年11月18日
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はカメラ、クルマに造詣が深いと言うよりも、物凄い知識で感心する。高島鎮雄(しずお)さんは元CG(カーグラフィック)スーパーCG編集長、クルマ世界ではご隠居さんと呼ばれている。この呼び名はCGクラブのニューズレターに毎号連載されていたコーナーのご隠居さんから来ていると思う。このニューズレターは毎号見ている、この中から50篇を集めて『カタログで見る日本車なつかし物語』三樹書房刊で見れます。この本ではホンダはL700,Z,ステップバンの3台だけ、T360は無い、ニューズレターにもT360は無かったような??現存台数の多いS6、800などは流石に登場しない。それでも文中にホンダT360の名称ぐらいは出てくる、他の本はホンダ最初の車はS500である。と書いてあるのは結構多いので仕方が無い、所詮、軽トラ。
2003年11月17日
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三樹書房刊『60年代街角で見たクルマたちヨーロッパ車編』2千円が出た。古い車の写真集は何冊も出ている。最近でも『車が輝いてた時代』日本カメラ社が出ている。この写真集、三樹書房、しかも監修、あとがきが高島鎮雄なので解説が詳しく、マニア受けする。写真集はあまり解説をつけない、また古い車だと、うかつな事もかけないが、この本は勉強になる。アマチア写真家 浅井貞彦氏は1万3千枚の車写真を撮ったらしいので、ゼヒ第二弾を出して欲しい、できれば国別で1冊づつ・・
2003年11月15日
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今日は久々に良い天気になった。高気圧に覆われるのは予報で知っていたので、昨晩、エンジンの底板を外し、以前取り付けたウオーターチョークプレートの点検、異常なし。当然午前中走り周った、調子最高。不凍液に交換、原液40%にしたのでマイナス20℃まではOK、当地ではこれで十分、ひょっとしたら一度だけT360でスキーに行くかもしれないが日帰りなので問題無し。後輪泥よけを探している。現在は薄いゴム板をハサミで切って付けている。ホンダ専用の泥よけをオークションで入札、500円スタートで2700円で入れて置いて、終了後見たら2800円で負けていた。これで2度目、希望する泥よけは半年に1度出るかどうか、いい物は皆さんチェックしている・・・次回は5千円ぐらい奮発しても・・たかが泥よけには??
2003年11月14日
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閑話休題当地の名物は越前蟹に決まってます、しかし、お高い。観光土産では鯖の〝へしこ〟これは鯖のぬかずけ。藁に包んでサービスエリアには必ず売ってます。焼いて食べると美味いですが、チョット脂濃い、日本酒、特に熱燗に良く合うのでお勧め。私の好きなのは〝こんかいわし〟これも鰯を沢庵みたいに糠漬けしたもの、塩分はきつい。これが実に熱燗に合います・・・市内のスパーではパックでは無く、木桶に入っていて自分で摘んでポリ袋に入れる。1匹だいたい100円ぐらい、安い!糠が付いたままオーブンで焼いて食べる、日本酒一合で四分の一ぐらいしか食べれない、一合25円の酒のあてになるから庶民的。鯖のへしこに比べると格段に美味しいが、この低価格では土産屋さんは扱わない、スーパーで買ってください。「鰯のへしこ」としてサービスエリアで真空パックされて売っている時もある。こんかいわしは安い割には高い酒にも合う。これと塩ウニさえあれば完璧、仕上げはコシヒカリ、この米も当地が原産?です。コシヒカリのコシは越前の、越しの光です。
2003年11月13日
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ホンダ・ジュノーが出たついでに・・・図鑑を見ると、ジュノーはK型、KA、KBと後期型のM80とM85がある。KとMは全く違うが後は排気量の違い、どちらも重すぎて後から排気量を増やした。K型はかっても今も見たことない、以前、某博物舘から何処かに有りませんか?聞かれた、スクリーンや屋根も付いている物をご存知の方メールください・・・M80と85は知人が持っている、稀に見れるが大変珍しい。M80はパタリーニミッションの無段変速機が付いている、本を読むと、斜板カムと呼ばれ斜めにした2枚の円盤がトルコンになる、現在でも使われているバイクが有るらしい。変換効率は非常に良く、1954年パタリーニ研究所(イタリア)のパテントをホンダが買った。本には図説が無いので文章だけではサッパリ分からん。ちなみに、最近発売された、『大車林』車の大辞典には載っていない。情けない・・・ジュノー(ジュノオ)KとMは下記のホンダコレクション写真を参考に。http://www.honda.co.jp/collection-hall/Search/n_2_scoo.html ジュノーは失敗作として有名です。
2003年11月12日
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ホンダS(5~800)の面白いところは、何と言っても後輪チェーン駆動である。この方式、昔から不思議に思っていて、T360設計者中村良夫が後年書いた本などで、技術的には何のメリットも無いが本田宗一郎のユニークさの1つと思っていた。ところが、T360と、そのクローラを見ると、ホンダSと全く同じシステムを使用、ホンダはバイク屋、よっぽどチェーン駆動が好きなのだと思った。高速運転を知らない当時の日本メーカーはドライブシャフトのバランスの取り方を知らなかったと書いてあった。長く重いドライブシャフトより実績のあるチェーン駆動は軽四輪スポーツカーには最適だった。いろんな記事を読んで行くと、まず、S360試作車はデフを使った普通の方式だった、ところが後輪が素人では制御不能なほどの挙動不安定が発生し、各種のサスペンションを試しているうちに、本田宗一郎が当時有ったジュノー(ジュノオM80)のチェーン駆動を使用するように指示した。これは、デフが車体に固定され、チェーンケースがスイングアームになる、バネ下重量が減る、チェーン駆動方式はすでに完成しているので新たに開発の必要が無い。テスト走行も上々で、本田宗一郎の職人的感で解決した。中村良夫は社長の技術は古臭いと著書でも書いている、チェーン駆動方式は古臭い技術だが、今あるホンダの技術応用で簡単に製品化でき、しかも、コストは高くならなかった。ホンダS発売は発表済み、時間もなかった。こう言った技術の柔軟性、発想は流石、本田宗一郎、と感心。T360はトラック、350Kg積みのリーフスプリングで強度的には十分、ミッドシップなのでドライブシャフトは20Cm程度、Sのような問題は発生しなかった。
2003年11月11日
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昨日のノスヒロ記事中にS360の後輪チェーン駆動は,当時最先端のコンピュータ(真空管式)解析した結果、軽量級車体のせいで後輪が流れる癖が出るので、本田宗一郎のアイディアでジュノーのチェーン駆動を使用したと書いてあった。ジュノーは200ccなので両輪に1台づつ付ければ新たに、1から設計するより簡単だったのでは。この時の後輪サスはドディオン形式(以前日記に書いた)。中村良夫は別の原因を書いているので、それらの点が複合して極めてユニークなチェーン駆動になったのだと思う。一見複雑そうに見えても、チェーンケースがスイングアームになるので、早い、簡単、安い方法としてはベストなのでは・・私は・・本田宗一郎がピアジオ社APEを見て、荷物室も広く取れ、軽四輪だとデフより安定性が良いと判断したのでは?ホンダ・ジュノーはホンダが最初に作ったスクーター、当時、ラビットなどスクーターが売れていたので、雨の中でも乗れる超豪華なスクーターを売り出した。19万円(スーパーカブ5万5千円)は高すぎて売れなく、発売期間も非常に短かった。したがって、所有しているマニアは少なく、ましてや、プラスチックのフードや屋根がついているものは、かっても今も見たことない。コレクターさんには究極の1台では?T360より貴重なのは間違い無い。
2003年11月10日
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11月6日の日記に、現在ホンダでは毎年2千人の退職者と1千人の入社があると書いた。ホンダOBの本を期待してもなかなか出ない、平凡な内容でも、細分化したマニアに面白いような本を出しても数は出ない(売れない)と思う。自費出版なら可能ですが。しかし、雑誌などではOBの記事は良く出ている、最近ではCG誌のナナハンの連載。一番、参考になったのは、雑誌ノスタルジックヒーロー75号(1999年10月)ホンダ特集、中村良夫の部下、岡田元浩氏の記事とT360のテスト・ドライバー新保与輝雄氏のは参考になった。ノスヒロのこの記事も古いホンダ社内報からの引用も有るので、1度、社内報も見てみたい・・・この号にはT360一番最初のカタログ(全国ホンダ会配布資料)の復刻版が載ってる。カタログを見ると、「風洞実験によるボディーの決定」軽トラで風洞テストするのか、意味不明なのはラジエターを二つに分けて、片方の温風をキャビンに入れて快適な暖房を施すと有る?極初期型なのか?不明・
2003年11月09日
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車関係の新刊では大変面白いので購入お勧めです。1200円 三一書房筆者はジャズ評論家?なので車関係の本は始めて、ジャズの伝記を書く時にモーターレースも書く必要があり、モーターマガジン社などでバックナンバーを丹念に調べて、黎明期のレースを分かりやすく書いてある。日本グランプリの本は何冊か有る、伝説の浅間レースなどから順を追って書いてあるので分かりやすいし、知らない事もいっぱい出ている。ホンダ、レース、中村良夫、小林彰太郎をキーワードにしていくと、『日本グランプリレース』にたどり着く。特に、ホンダファンにはお勧めかな~この本1冊あれば、パクリで日記を1ヶ月は書けそうなので便利。も~書いてしまったことが多いかも?この本、宣伝すれば売れると思う、来月のCGやモターマガジンの書評に出るのでは・・・ホンダ関係では鈴鹿、F1、もちろんマン島と欲張って書いている。中村良夫も数回、出ている。
2003年11月08日
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明日から和歌山県高野山で「ベトロモンターニャ」が開催される。昨年も書いた気がする、もう1年たったのか。このクラシックカーイベントは当地からも何台か参加する、私も参加した事がある、当地からは結構遠い。日記の左にT360の説明があり、その中でT360はメルセデス300SLとは兄弟車であると書いてある。もちろん、私が勝手に思ってるだけ。高野山参加の為に300SLが一台、知り合いの工場に入っている。日本でも有数の名人、300SLクラスとなると名人クラスの工場で無いと無理なので、全国から超高価クラシックカーが調整にやってくる。300SLとT360とのツーショットの写真なども撮ったが公開できません、300SLは明日からの高野山で見れます。孤高の名車ホンダT360と肩を並べて記念撮影できる車はメルセデス300SLぐらいでは、と、勝手にほざいています・・・オーナーさんはこの方です、ベトロモンターニャの説明もある。http://www.yamaken.com/cars/natsuki/02.html
2003年11月07日
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亀山清隆著『ホンダのヒトづくりモノづくり』が出版された。ホンダ及び宗一郎関係の本は200種以上有るので、最近何冊か出たバーチャル物みたいにしか、書きようが無いのでは?この新刊は真っ当なホンダの書籍だが、どうしても金太郎飴になる、珍しいのはT360設計者中村良夫について数ページ割いているぐらいか・・・退職された方の本はどうしても思い出を全て詰め込もうとするのでインパクとが無いかな?現在、ホンダは毎年2千人退職し、1千人入社している。この退職者さんが本を書き出すと面白い、ただし、もっと細分化して出してほしいものだ。T360を設計、テスト、製造された方はかなりの人数になるはず、本にするなら今ですよ・・・もし、『ホンダT360』なる本を出しても、残念ながら、あまり売れそうな本では無いよ~な。私は絶対2冊買います・・・
2003年11月06日
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N360の車輌重量は550kg、T360は610kg、エンジン、フレームは相当重いはずなのに610キロならよく設計してある。前輪と後輪の重量配分は307と303キロなのでほぼ半分づつ。見事なミッドシップ・マウントである。しかし、設計者中村良夫は机上の計算でピッタリ50:50にしたと思う、出来た車は設計通りには行かず、どちらかに2キロずれた。以前読んだ本に、競技用ヨットは航空機並みに設計され、出来上がりは設計上の重心にピッタシ収まるらしい、実際には、製作されたヨットをクレーンに吊り下げ、進水させる時は1本のロープに吊り下げれば良いのに、安全の為何本もロープを使うらしい。製作過程で多少の誤差は出る。T360の車軸間距離はピッタリ2メートル、その他の数字もキリが良いのに、重量配分だけ2キロの誤差、中村良夫もこの数字だけは、見たくなかったのでは?
2003年11月05日
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この林道、当市から越前海岸に抜ける観光林道ですが県内の人しか知りません。お天気もよく、時間が有ったので午前中は林道をT360でドライブ、昨日も書いたが、登坂能力は高いので快適なドライブ。この林道はクローラの撮影にも使った、11月25日まで走れます。それからは4月いっぱい積雪の為閉鎖される。この林道、ほとんどの稜線に複雑に繋がっていて、一日中でも稜線を走れる。支線の入り口数百メーターはバイク等の進入をを防ぐ為か砂利道になっていて、それを過ぎると誰もいない快適な山岳(標高低い)ハイウエーとなる。意外と地元の方も知らないのでは?トップページの写真は今日走った幹線林道の支線、対向車は一切ないので、万が一故障するとえらい事になる。JAFに携帯電話しても場所の説明が出来ない。支線は複雑で行き止まりも有るので夜間は避けたほうが良い。写真の様な道となるとホンダT360本領発揮、落ち葉を舞い上げながらツインカム・サウンドを響かせ、60kmで坂道も登ってく。このロケーションではオープン・ツーシターが、そりゃ良いです。次にT360かな?
2003年11月04日
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カタログでは最大350kgの荷物が積める。このクラスなら現代なら250kgと書くところである。昔の営業マンは「高性能エンジンなので米12俵(16俵?)積めます」がセールストークだった、12俵だと720kgになる、実際それ以上積んで仕事していたらしい。ツインカム高性能エンジンの売りは積載力と登坂能力、時速100km出す道路はほとんど無いどころか、国道さえ未舗装道路がまだまだあった。T360の設計者中村良夫は「当時、トラックを選ぶ基準として積載量が最大のポイントだった」と書いている。250Kg積んで4年持つよりも、1トン積んで1年しか持たない車を選んだ。輸送手段の貧弱な時代、ナンボ詰めるかが問題、法律や保安基準は当時は考えもしなかった。だからホンダも米12俵積めますと宣伝した、倍の積載量を宣伝してた訳だが、甘い々、3倍4倍は当たり前の時代だった。このT360に1度、米俵12個積んで写真を撮りたいと思うが、今時、米俵は有りません。紙袋に入ったお米は1個20Kgだと思うので、農家にお願いして写真だけでも撮ってみて、チョット走らせてハンドリングや加速を調べてみたい、問題は、36個の米袋を・・誰が積むの?
2003年11月03日
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T360とSは本田宗一郎商店の作品だと思う。その後の車とは何の繋がりもない。以後、(株)ホンダの車になって行く、途中に空冷1300も有るがあれが最後の本田宗一郎かも。T360の後継車種はTN360、これはN360空冷2気筒エンジンなので水冷4気筒から比べると大胆な模様替え。ビートが出た時は期待したが、S500とは全く違い、当時各社が出した軽四スポーツカーに埋没した。今欲しいオープン2シーターならビートですが。スポーツカーとして延々と生き延びているのは、スカイラインとフェアレディーだけ、オイルショックや排ガス規制も有ったのに、大したもんだ。トヨタ2000GT、ヨタハチ、コスモスポーツなども一代限り、S800とNSXやS2000とはなんの脈略もないのでは?ニューミニやニュービートルは昔の面影を残して結構売れているみたいなので、S800をもう1度復活させれば売れそうだが?T360はデザインの良く似たのは出ても、2度とT360は復活しない。T360は最初で最後、なぜなら、始めから間違ってた車だから。ほとんど、冗談のような軽トラです。
2003年11月02日
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1週間ほど前、自宅近くの踏み切りで全線開通したばっかの「えちぜん鉄道」の電車と、立ち往生した軽四輪の衝突事故が有った。踏み切りに電車が止まったままで、ヘッドライトが動こうとしないので、事故では?と直感した。救助工作車、消防車、救急車が到着、救助がはじまった。車は前後がどちらか分からないくらいにプレスされ、電車にへばり付いてた。救助工作車のクレーンで電車から剥がし、油圧ハサミ(紙を切るように)で車体を切って救助、その間30分、結構時間がかかったが消防隊員はよくやった。ガソリンも漏れているのでかなり危険な作業だった。救急車に収容後、隊長らしき人が野次馬にハンドマイクで「無事救助しました」と話した、素人が見てもチョット無理な状態ではと思った。救助工作車の働きを始めて見た、便利な工具が大量に積んであり心強い、お世話にはなりたくない。朝刊を見たら窒息死と書いてあった。合掌
2003年11月01日
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