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金津創作の森イベントで8日も日記を引き伸ばした。今回で最後になる。すでにイベント終了から1週間が過ぎた、また来年の5月下旬、たぶん第4週に開催されると思う。お越しください。ボランティスタッフ約30名で運営している、まだまだスタッフが足りないので、スタッフ希望者がいましたら、当日、1日スタッフも大助かりです。イベント名称「フレンチトーストピクニック」の由来はハッキリしない、ほんとです。最初から、フレチトーストは焼いて販売していたので?5回も開催すると「フレンチトースト・ピクニック」もなじんできた、車イベントらしくないネーミングだが、イベントが名前に近づいてきた・・・
2004年05月31日
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オールドタイマー誌の甲賀記者が「このイベントは独特の雰囲気があります、特に・・・1台もスカイラインが参加していない」そう言われれば、参加車にも見学車にも1台もスカイラインがいない、この手のイベントではスカイラインは車種としては一番多いはずなのに?参加車輌はフランス車とチョット旧い車に限っている、旧い車は1974年以前の車。今回の目玉はマセラッティー・メラクとシトロエンSMなどのマニアックな車が中心になると思っていた。ブガッティは別格の存在、凄すぎて浮いてしまうかと思ったが、イベントの雰囲気にはマッチしていた。特に展示走行で会場内を走り回ったのには皆さん喜んでいた。だいたい、ブガッティは博物舘に飾ってあるか、国内有名ラリーの目玉になるくらい珍しいのに、近くで穴が開くほど観察できた。心配した展示車輌に勝手に触る見学者もいなかったので安心した、マナーが良い。ブガッティなどが参加するラ・フェスタミッレミリアなどの参加車輌は隔離されるので近くで、ゆっくり隅々まで見学は出来ない。私の一押しとしては、ブガッティとワンオーナーの三菱コルト1100Fだ。
2004年05月30日
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フレンチトースト・ピクニックは今村画伯の個展、ラリー、トークショーの三本柱で構成されている。これを1日のイベントでしてしまう。オールドタイマー誌の甲賀記者から「トークショーのゲストは全て二玄社さんですが、なんか訳でもあるんですか?」これは簡単、二玄社さんしかルートを知らないからです。第1回では今村先生のお友達(二玄社から先生は本を出している)小林彰太郎さんがゲストだった。2回目は福井によく来られる徳大寺さんだった。3回目はCG加藤編集長、4回目は加藤編集長の紹介で田辺憲一さん、今回は田辺さんの紹介でスーパーCG伊東編集長となった。徳大寺さんは田舎のフランス車イベントで面白そうだと、ほとんど手弁当だった・・感謝!FTP最大の収入源は参加費、ラリー3千円、フリマ1千円でまかなっている。台所はけして・・・・なんです。さて、来年のゲストですが、全く未定です。「面白そうだから行ってやるよ」 もし、有りましたら事務局にメールお願いします。(無いと思うな~)
2004年05月29日
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オールドタイマー誌の甲賀さんから「福井にはシトロエンが多いのですか?」聞かれた。これは、田舎でフランス車、特にシトロエンを中心としたイベントなので、そ~思われても・・・実際は極少数しかありません。県内だけでシトロエンのイベントを開催しても1桁台数しか集まらない。5年前に「金津創作の森」にて今村幸治郎画伯の個展が開催された。これに合わせ、金津町有志によりフランス車のラリーを企画。私など県内の車好きにお声がかかり、お手伝いすることになった。もちろん車イベントに行ったことは有るが、開催など福井県では前代未聞。このイベント、、美術館で開催されるので、日本では非常に珍しい。設備の良い反面、駐車場が少ないので、現在より規模が大きくなる事は絶対無い。おそらく、ウン十年先もこのパターンで開催していると思う。
2004年05月28日
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イベント取材にオールドタイマー誌の名物編集部員の甲賀さんも来られた。旧車系ではかなり知られた方で、その記事は読んでいて楽しい・・今回のFTP(フレンチトースト・ピクニック)取材は、翌日にある、当地で有名なWさんのカスタムカー取材のついで、したがって、6月27日発売号に、どの程度の記事になるかは不明、1ページは有るかな?今回、外国車と国産車の有名記者が登場となり、興味しんしんだったが、どちらも国内外を問わず全てに精通している。プロだから当然か。翌日、カスタムカーの取材も少しお邪魔した。カスタムカーとは、30年前は今と違い車の改造は非常困難だった、と言うよりも不可能に近かった。その時代に個人で1台だけ車を作り、ナンバーを取得するのは、トヨタ、日産が新車を出すと同じ、それ以上の努力が要る。提出する書類は膨大な量になり、計算式だけでも電話帳ぐらいある。甲賀さんの話では、現在までに2台確認されていて、この車が3台目だそうだ。甲賀さんは書類関係に詳しい、さすがプロ。何でも知っている・・・ゆっくりお話を聞きたかったが、時間がなかった。残念・無念。
2004年05月27日
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伊東編集長とチョット喋った事から、ここまで日記を引き伸ばした。「S360・・何処かに有りませんか?」の質問は意外だった。なぜかと言うと、S360生存説はただの噂、風説にすぎず、S乗りさんとS360の話をしたことはなく、過去一度もS360の話を聞いたことも、聞かれたことも無かったから。それが、スーパーCG編集長が探しているぐらいなら、本当にありそうだ。出てこないのは、S360オーナーさんは真っ当?な手段で入手したのではないので、出したくても出せないのかも。どちらにしろ、生存してるなら、ウン十年とは言わず数年で出てきそうだ。
2004年05月26日
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S360については以前にも書いた、過去のホンダS360の日記。あの時点では、S360生存説は「義経がジンギスカンになった」見たいな話だと、S360を製造して自分で解体廃棄した担当者が語っているので、?ではあるが納得していた。しかし、スーパーCG伊東編集長はウン十年も探している。専門家さんが探しているのではヨタ話とも思えない、何より、ホンダ社員でさえ許可無く入室できない資料室で(企業秘密)古い伝票や各種書類を見ている、何よりも自動車技術史の専門家・・・俄然、信憑性が湧いてきた。では、誰が持っているか?推測すれば第一は元ホンダ社員、これは絶対出せない。当時捨てる予定の車でも横領罪になる(時効?)第二は出入りの廃棄物業者、契約通り捨てないで横流しした、これも出せない。第三として、風説に・・S500予約者にS360を試乗させる為にディラー(販売店)にS360を貸し出したが、数台が行方不明になった・・・もっともらしい話ほど本命かも?(何れの場合もホンダが返せと言えば法律的に返さないといけない?)私は1台ぐらいは残っていると思う、伊東編集長の話では、S360は作っては壊し、絶えず改良して試作車として出来たらしいので、何台作ったかはハッキリしないらし。当時の関係者に聞いても、よく分からないのが実際だそうだ。ノンキーさんが言うようにウン十年後、新車同然のS360がオールドタイマーやノスヒロに出てくるかも、CGが一番可能性が高そうだ。
2004年05月25日
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フレンチトースト・ピクニックにゲストとしてお越しいただいた、スーパーCG伊東編集長と控え室でご挨拶したさい、T360とC100の載った名刺をお渡しした。「なんでT360なんですか?」 乗ってます。「一度乗った事ありますが・・・凄いですな~」騒音は凄いです、と言ったら笑っていた・・・T360で凄いと言ったらまず騒音の事。エンジンの上に腰掛けているので物凄いものがある、ただし80km前後だと騒音は後ろに逃げるので、素晴らしいサウンドになる?「S360どこかにありませんか?」 と聞かれた。伊東編集長も長くS360を探しているらしい。「ツインカムクラブ総会に招かれた、当時の担当者は2台しか製作していない」と話しているので、S360生存説は「義経がジンギスカンになった」様な話らしいと、答えた。CG別冊ホンダ・スポーツにはS360の調査記事が出ている。この記事は本田技研某所にある、山のような未整理の書類調査によって書かれている、伊東編集長もダンボールの山の発掘調査に参加していたそうだ。S360の生産台数は伝票でも当時の関係者の聞き取りでも十数台生産されていたみたいである。だとすれば、数台は生存している可能性が高い。実際、所有者の噂を調査した事もあったそうだ。S360所有者とコンタクトが取れたことも有ったが、実物は今だ確認されてないそうだ。S360は本当に有るのか?もし実在するとしたら、そろそろ出そうだ。これは、所有者が高齢化しているから、出そうで出ないのは・・オバケとS360かな。
2004年05月24日
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本日、お天気も良く、しかも気温23℃とすごしやすい・・・この天気ならイベントはまず成功する、事故もなく120%の成功だった。全国各地から参加されたオーナーさんに感謝する。時間がなく、お話したい方にも挨拶程度で、実質的な会話はなかった、輪島のT360さんも見えられたが、挨拶程度、本当に時間がなかった・・・いそがしかった。SCG伊東編集長にいきなり「S360どこかに有りませんか?」と聞かれた、この話は明日に。ただし、時間がなくチョット話しただけ、ところで、伊東編集長の車に関する知識は驚くべき物で、立て板に水、良く知っている。お昼に、空いた時間を利用して、旧い車の説明会がある、1台5分程度で7台ぐらいの紹介。まず、ブガッティ、メラク、フロンテとサーブ96の空冷、パブリカの予定がオーナーさんが見つからず、マツダT1500、チンクなど手当たり次第に紹介した、説明は伊東編集長だが、ブガッティ、メラクは当然としても国産旧車にも造詣がメチャクチャ深い。凄いの一言。
2004年05月23日
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いよいよ明日です。チョットだけ雨が降ったが明日は晴天の予報。T360は良く働きました、ほぼ・・獅子奮迅だった。小物を運ぶのに都合が良い。夕刻、今村先生も奥様とシトロエンXMで来られた。今回の講演会はステージの位置を工夫し、バックが外の樹木なので、爽やかな感じがするはず、明日写真UPします。(写真でこの雰囲気を出すのは難しい)T360で電柱に矢印看板を取り付けていたら、三重ナンバーのシトロエン2CVが走っていった、芦原温泉に泊り、明日見学するのだろう。それらしい車も走っていた・・・前夜祭が各所で開かれてると思う。
2004年05月22日
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今週末の23日に福井県「金津創作の森」にてフレンチトースト・ピクニックが開催される。このイベントは地元車好きが集まった、こじんまりしたフランス車と旧車の1日イベント。今回で5回目となり今村幸治郎先生の個展、ピクニックラリー、スーパーCG伊東編集長の講演会と盛りだくさん。1日でこれだけのこなす車イベントはないと思う。金津創作の森ではラリー65台、国内外の旧車約30台が集合する。我がT360もK360などの旧車と展示予定だったが、参加希望者が多いので、スタッフの車は展示しない事になった。かなりのお断りした、申し訳ない。明日と当日の設営撤収にはT360は獅子奮迅の働きをすると思う?これだけのイベントで入場料も駐車も無料です。ただし、美術館での車イベントなので駐車場が300台程度と非常に少ないので、今回から近くのトリムパークに駐車していただいて、マイクロバスでピストンします。スタッフ駐車場は、かなり離れた場所に有るのでT360は見れません。「真の幻の名車」は現役の作業車です。
2004年05月21日
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フロントハブのナット適正に締め付けて(適正トルク不明)昨日試走した。結果は85km/hでハンドルぶれが発生した。前回より5km早かった。気温が低くタイヤが温まっていなかったからも?どちらにしても、変化がなかった。昨年の100Kmテストは夏だった、高速道路でのテストは100km巡航速度ではなく瞬間だった。残すはタイヤ交換のみ、90%これで治るらしい。タイヤはプラスチックのように硬く、弾力がない。前輪の調整は素人にはチョット面倒なのでプロに任せようと思う、その前に、前輪だけスノータイヤでテストしてみる予定。今あるスノータイヤはゴムがまだ軟らかく、意外や振動を吸収してくれるかもしれないから。どちらにしても、タイヤ交換、バランス取りは必要。考えて見れば80km以上出さなければ良いだけ、このままでもOKかも。80km以上出すのは高速道路上だけ、年に1~2回も乗らないと思うし・・・
2004年05月20日
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T360とSのエンジンはホンダの中では突然変異的エンジンだ。本田宗一郎の持論「エンジンは空冷が一番良く、水冷は何れ駆逐されて行く」現役中は一貫してそうだったのに、ホンダ1号車に水冷エンジンを使用したのは、ヤッパシ時間がなかったからだろう。とにかく、一刻でも早く4輪車を市販したかったので、仕方なく水冷にしたと思う。しかし、この反動は大きく、N360の大ヒットもありRA302、ホンダ1300と伝説となるような空冷自動車を作り上げた。この2台とも失敗作だった、売れると思っていたのは社長だけ、社員は全員?だった。雑誌「ホンダスタイル」にホンダ1300誕生時の1968年社内報の写しが出ていた。「飛行機は元々水冷だったが、故障も多いし・・・・だから空冷に進化した。そもそも水を媒体にしてるかどうかであって、元は空冷である。空冷は音がウルサイという難点があったから音を取り去ってしまった革命の車が1300である! というふうに諸君は理解していただきたい。」これを読むと確信犯だ。ホンダの突然変異T360誕生は、とにかく時間がなく、外様のプロジェクト・リーダー中村良夫の意見を最大限とり入れて水冷にしたか、空冷ツインカムを応急的に水冷にしたかのどちらか、だと思う。
2004年05月19日
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T360のエンジン決定には「軽トラのエンジンはA190(X)を使用、ツインカム高回転高馬力のムチャクチャなトラックが出来た。反対も有ったが・・「エ~じゃないか、ヨタヨタしないトラックができるぞ!!」社長の一言で決定された。」と、中村良夫も書いてるが、じゃ~ どのエンジンがT360用の候補だったのかは書いていない。このエンジンについて書いているのは久米元社長。まず、第1案は空冷水平対抗エンジン、ワーゲンビートルと同じ。中村はこのエンジンが一番良いと思っていた、久米元社長は軽四輪には重すぎるエンジンと思った。第2案は、ツインカム4気筒空冷。このエンジンは調子良く何度もテストされたがT360はアンダーフロアーにエンジンがあるので泥などが冷却フィンに詰りダメになった。仕方なく水冷エンジンにした。ただし、空冷ツインカムエンジンはベアリング(転がり軸受け)ではないので、T360のエンジンとは全く別物と思う。T360が空冷に成功していたら、ホンダスポーツは空冷だったかもしれない、と言うよりも十分考えられる。ホンダはバイクエンジンを何種類も持っているので、この二つのエンジンしか候補に無かったとは考えられない。N360のような空冷2気筒なんかもテストはされていたとは思う、しかし、平凡なエンジンでは本田宗一郎がウンと言うはずも無く、1号車は、とにかく、度肝を抜くクルマでなければならなかった。
2004年05月18日
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このHPを見て、T360に興味をもたれた近県の方から、T360を発見したので相談したいと、日曜日に来られた。30年近く、納屋に置いてあり、所有者は引き取って欲しいらしい。引き取ってからのレストアについての質問を受けたが・・?まず、部品は無い、走らせるのは運次第。車体は前期の4キャブ、状態は比較的良いらしい。この場合、レストア云々より本当にT360が欲しいかどうかで、確実にナンバーを取得できるとは考えない方が良い、としか答えられない。レストアは専門業者に任せるそうだが、引き受けてくれる業者を探すのが大変だ。探せばあるとは思うが、どのように探すのか?一番確実なのはホンダS専門ショップ。レストアについてはスポーツカーも軽トラも手間賃(技術料)は同じ、Sにお金を惜しまなくても、軽トラごときにS以上のお金を注ぎ込めるか?覚悟の問題かな~
2004年05月17日
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掲示板にアドバイス頂き 感謝!さっそく、午前中にフロントハブの分解と点検、再組み立てをした。簡単な作業だが、周りを全て外して作業したので、この方がはるかに時間をとった。掲示板にある様な手順で開始、左は60度、右120度と左右対称ではなかった・・・右は実際緩かった・・・素人・明日走って結果を出したいのですが、お天気は数日悪そうだ、全く急ぎません。 ナットの締め込み角は分度器で正確に出した(黄色い円盤)割りピンの位置は60度、緩める角度も60度とすると、割りピンの位置でかなり誤差が出る、この手の塩梅が難しい。
2004年05月15日
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お昼休みにジャッキアップして前輪の点検、ついでにプラグ交換。目視点検、揺すってみても異常なしなので、専門家に見てもらうことにする。キャスターとかサイドスリップ、キャンパーは素人には無理、一番心配だったナックル部分は、たぶん異常なしと思う。掲示板にあるSAZ・46さん「越前さん、ハンドルの振れの件ですが、タイヤのホィールバランス、ステアリングギヤボックスの遊び、ボールジョイントのがたなどが考えられると思います。」では、まず、タイヤホイールバランスなんて、考えもしなかった。タイヤに鉛の付いていた痕も無いので過去一度もとってないのでは?昔はこの程度の車はホイールバランスをとらなかったのでは??ステアリングギヤボックスは異常ないような?ボールショイントもガタはないような?とりあえず、前輪だけホイールバランスをとって、テストしてみる。それでも発生したら、8月まで待って車検時に診察してもらう事にした。車検工場長は昔T360も修理していたので、状態を説明すれば対処してくれると思う。ただ、部品交換は出来ないので調整だけ、無理なら85km以上は出せないが・・・この方が安心かも。
2004年05月14日
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T500についてはT360よりもっとわかりません。T500はT360の1年後に発売、1964年9月~1967年11月までに10226台生産された。この生産台数もS500の販売台数は実際は500台前後なのに1万台は多すぎるような?エンジン排気量と荷台が20cm長いだけでT360とほとんど同じ、荷台についてもT360みたいに一方開きと三方開きが有るのか不明。一方開きと三方開きでは荷台の互換性は無い、ガソリンタンクを交換しないとダメなので結構面倒である。ボディーカラーもモスグリーン1色だけとなっているが当然他の色も有ったと思う。T500については9月に開催される鈴鹿オールジャパン・ホンダスポーツミーティングで聞いてきます。私も昨年、初めてT500を見たぐらいなので・・・サッパリわかりません。
2004年05月13日
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ホンダT360は各地の自動車博物舘に必備の1台として展示してある。T500はホンダ・コレクションホール、日本最大の自動車博物舘にも無い。T500(AK280)の車体はT360と全く同じである。1000ccのクルマが1200,1300と排気量UPしていくのは当然だが、軽四輪と普通車(小型)では税金も登録もちがい、エンジンだけ大きくしても、車体が軽四輪のままではメリットが少ない。S500は普通車なのでS360に比べて車幅で10cm、全長で30cm大きくしている。S500は金型をまだ作っていなかったので、大きくしても関係なかったが、T360の全長だけ20cm延ばし、エンジンを強力にしただけで普通車として売れるのだろうか?ホンダは輸出に熱心だったので、輸出用と考えたのだろう。当時、マツダ、ダイハツの軽トラは世界中に輸出されていた、特にアジアでは良く売れていた。オーストラリアには何台か生存しているみたいだ。明日はT500の荷台(セットバック)について。ところで、T500に一方開きの荷台って有るのでしょうか?・・・・・・・・・・・・・・・・午前中に久々にT360に乗った。通行量の少ない広域農道を走行してた時、時速90kmで路面のガタを広い、前輪がブレた。低速でも工事現場などで発生した事は過去にあった、ブレーキを踏みスピードを落とせば落ち着いていた。何回か走ったが、90kmで共振が発生した、スピードを緩めないとかなりのガタツキになり危険を感じた。高速で100kmは問題なかったのだが・・・これは?検討します。まず、専門家に聞いてくる予定、たぶん・・「こんな古い車で90kmもだすな」と言われるだろう。出す出さないは別として、時速100kmは出て欲しい。
2004年05月12日
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T360の1年後に発売された500ccエンジン搭載普通貨物トラックT500はT360より、さらにミステリアスだ。エンジン、車体、生産台数などは不思議だらけ・・・まず、エンジンから・・T360は雑誌などにスポーツトラックと書かれている。(オーナーさんホンダマニアさんからはスポーツトラックなんて聞いたことがない)T360は軽トラとしては矛盾があったが、新興ホンダのアドバルーン、度肝を抜くには十分なインパクトがあった。実用性はスポーツトラックの看板を付ければ片目をつぶれた。T500になると、この矛盾点が一気に噴出した。まず、エンジンにおいては、S500と同じ531ccの排気量となり、T360に比べると一気に50%UPしたのに、カタログでは最高速度105Km/hと表示されている、T360が100Km、S500は130kmの表示なので、明らかに過少表示でS500より軽い分、S500より実際早い。メーターはT360と同じでは、簡単にメーターを振り切ってしまう。トラックで使用するには異様なエンジンになる、最高速105Kmも通産省に130Km以上などと報告すると「トラックにそんなスピードがいるのですか?」と言われるのがオチ。とにかく、ホンダT500は不思議なトラックなのだ。T500(AK280)は数台の生存が確認されている、公道を走れるのは鈴鹿に参加していた1台のみと思う。過去、雑誌の旧車イベント報告にもT500は1台も参加していないので不動車、書類無し車は若干生存していても車検を取っているT500は1台か、プラス数台あるかないか?明日もT500で。ミッレミリアの事故がわかった。モデナを過ぎるとブレシアまで競技区間はなくなるので、皆さん猛烈に飛ばす。日本人参加者Sさんの車を追い越そうとアルファC8が反対車線に出たところ、対向車が有り、本線に戻ろうとして、日本人参加車にぶつかり、崖下に転落した。Sさんは軽症で、病院をすでに出ている。
2004年05月11日
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ホンダT500は明日に書きます。昨日、イタリアで開催される世界で唯一残った?公道レース「ミッレミリア」が終わった。昨年とうって変わって悪天候らしく、事故が起きたみたいだ・・詳しい事はわからないが、アルファ8Cと日本人ドライバーSさんとの正面衝突事故が発生し、8Cの72歳のドライバーが亡くなったらしい。日本人ドライバーのケガの状態は現在不明、心配です。場所はシエナ付近なのでスピードが出る場所、正面衝突?意外な気がするが、SS終了後かも?事故後、日本人ドライバーも多数通過するので、日本からの参加者はレースが続けられたのかは不明。参加車輌は1957年以前のレースカー、ほとんどアルミ・ボディなので安全性は極めて低い。雑誌エンジン編集長の鈴木正文氏も後ろを走っていたので、詳しい状況はエンジン誌に載るかも知れない・・・ミッレミリアは観客が多く、巻き込み事故が一番心配だが、問題はないみたいだ。歴史と伝統のミッレミリアだが事故で中断もしている。何とか・・長く続いて欲しいイベントだ。
2004年05月10日
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T360(ティーサンビャクロクジュウ)と呼ぶ。クルマ、バイクは省略して呼ぶ場合が多いがティーサンロクとは聞いた事が無い。マニア、オーナー、Sオーナーさんは単に型式のAKとだけ呼ぶ。ツインカムクラブ内ではAKだけ。最初、私はT360と呼んでいた、本当に私だけだったので途中からAKと呼ぶようにした。ホンダスポーツ専門書などでT360の型式(かたしき)はAK250だがAK360と書いてるものもある。設計者の中村良夫もAK360と書いている、T360開発に携わった人はAK360と呼ぶみたいだ。これは、おそらく開発コードだと思う。AK(オートモービル・カーゴ)360ccが通産省登録では250になったのは、この単純な名称ではすでに登録されているはず。やむなく、AK250としたのでは。当時、町の中小工場は軽トラを生産していた、特に三輪車は特例車種として全国各地の地場産業として生産されていたので登録されてない数字を探すのが大変だったのでは。最初の数字が250なのでT500は280、S500はAS280と変な数字に上がっていった。古いホンダ社員でもAK360と呼ぶと当時のT360開発担当者になる・?
2004年05月09日
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大人の少年誌「ラピタ」発売され、パラパラと見た・・・今月号は自動車ブランド大辞典、43のメーカーがアルファベット順で「アナタの好きなクルマの歴史と現在がひと目でわかる」とある。真っ先にホンダを見たら・・ガッカリ。「ホンダ最初の4輪車はS500スポーツカーだった」と書いてある。もちろん、T360がホンダ最初の4輪車になる、これは結構多いんです。それでも、最近ではT360が最初の1台、と書いてある雑誌が増えてはきた。たぶん、外注先のライターさんが他の雑誌を見て写したのだと思う。雑誌ラピタにはwebラピタでホンダT360の話題が載っていたのでマイナーな車にも興味があるのかと思っていたが、43のメーカーを一度に載せるからには古い雑誌を参考にした方が早い、それに、ホンダの軽トラに興味のある方はほとんどいない、S500スポーツカーとした方が文章にはなりやすい。記念すべき市販1号車を間違えられるのはホンダぐらいでは?本田宗一郎→高性能車→スポーツカー→S500となり、軽トラが1号車と言うと、冗談でしょう・・・になってしまう。ラピタ・フォーラム ホンダT360このwebにあるT360はフラットデッキ、珍しい写真と思ったら、今月のノスヒロで紹介されていた、福岡県に新しくできた「日本の名車歴史館」収蔵のT360だった。台数が少ないので、所有者が誰か直ぐ分かってしまう。
2004年05月07日
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昨日の日記にエアーダクトの写真を貼り付けた。酷い状態ですが、補修すると穴だらけになるのでボロボロになるまで使用、補修は整形後FRPで補修予定。外からは、ほとんど見えない部分なので自分でも出来るだろう?エアーダクトは最初雪用部品と思っていた、クローラと有ったからだ。形はソリのように見えるし、ラジエターに雪が入るのを防止するものと思っていた。したがって、降雪時だけ使用していた。ところが、昨年、4台のT360が参加した鈴鹿ツインカム・ミーティングを見学した際に、参加車輌がサーキット走行時にバンパーを外して空気をより多くラジエターに導入するようにしていた。もちろん、4台ともエアーダクトを付けていた。しかも、バンパー後ろの鉄板を切り取ってある(下の写真、右端参照)これを見て、エアーダクトはたんなる雪除けではなく、空気導入板だと分かった。分かるのが遅いと思うが、私のT360以外見たことなく、鈴鹿で初めて他のT360を見たからだ。昔はバンパーを外し、鉄板を切り取り冷却効率を高めるのが流行ったのかも?たぶん、昼は配達、夜になるとバンパーを外し走り回ったのでは?T360のエンジンはエンジンが融けるまで回るらしいので、いかに冷却するかにかかっている。私は100kmしか出しません。それ以上出ないし、無理したら部品が無い。下記は4台参加した、オールジャパン・ツインカムミーティングの写真、取り外したバンパーの開口部に注目。
2004年05月06日
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オトキチさんからヒーターのエンジン部分取り付けについて、お問い合わせがあった。数日前にエアーダクトを取り付けたが、もう1度取り外し撮影。ボルト5本で簡単に付く、写真は相変わらず下手です。現存数の少ないT360、チョット見に行く訳にも行かない。 茶色の鉄板がエアーダクト、凸凹ですがかろうじて原型を保っている。ラジエターを保護し、空気の流れを良くしている。 だるま型ヒーター、ゴムホースは床下から立ち上がる。ジョイントの鉄パイプは腐っていたので、ホームセンターでステン製家庭用ホース中継パイプがピッタリ合う、1ヶ50円。webで調べたら、このヒーターは現在も生産している。 ヒーター上部温水取り出し、コックなど全ての部品はホンダで欠品、リプロで入手可能。鉄製なので痛みやすい。 下部リターン部分、ウオポン・カバーに取り付ける。短い〔約半分の長さ)コックが付いていたが入手出来ないので長いコックが付いている。狭くて大変だった。元から付いていたコックは腐食が激しい、下のは原型をとどめず。水周りの鉄製部品は全滅に近い。下にコックは使用せずエルボ(取り出し口?)を使用したほうが簡単。 ウオポンを上から見る。 1の写真の下側、運転席の下。エアーダクトの上を行く。右がイン左のホースがウオポンまで行く。不明な点は書き込みます。オトキチさんがHP(右のリンク)で新品部品が入手可能なら簡単に治るのに・・と書いていた。同感です。
2004年05月05日
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なぜか今、自動車博物舘ブームだそうだ。昭和ロマン、ホーロー看板にチャブ台、このあたりがキーワード。この春にも、群馬、福岡に本格的自動車博物舘がオープンした。バブル期にも次々ヨーロッパ高級車中心のミュージアムがオープンしたが、現在は一部を残して閉館している。新設の博物舘よりも、まずは、自動車誕生100年記念イベント中のトヨタ自動車博物舘と茂木のホンダ・コレクションホールに行きたい。旧鈴鹿コレクションホールは何度も行ったが茂木は当地から遠いのでまだ行ってない。今、チャンスを狙っているが1泊2日ではチョット無理目なので難しい。トヨタ博物舘は日帰り可能。日本最大の自動車博物舘は石川県にあり、近いので何度も(5回ぐらい)行った。広い駐車場には観光バスが何台も停まり素人目にも、結構儲かっているようなので、見習ってまだまだ日本各地に自動車博物舘は出来そうだ。下記は日本自動車博物舘のリンク、国産車の収蔵は日本一、特に商業車や軽四輪の展示は実物の昭和史そのもの。日本自動車博物舘
2004年05月03日
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本日発売のスーパーCGにレトロモビル2004の記事が出ていた。レトロモビル2004の記事はいろんな雑誌に出ていた、シトロエンのケグレス式クローラ、つまり、黄色い巡洋艦隊の説明はスーパーCGが一番多い。ロシア皇帝車輌部の技師だったアドルフ・ケグレスが雪上を走りたいというロシア皇帝の夢を叶えるべく1902年にゴム式クローラを普通自動車の後輪に組み込んだのがケグレス式半無限軌道走行システム。のち、シトロエンに移籍しシトロエンの壮大な冒険旅行の車輌を製作する。シトロエン・ケグレスC4とC6は後のアメリカ、ドイツハーフトラックの元となり、T360クローラシステムの元にもなっていると思う、本田宗一郎に直接聞くのが一番良いが、今となっては叶わぬ願い。雑誌、書籍にもクローラ(スノーラ)開発の記録は無いので下記のリンク、クローラの説明で推測で勝手に書いてます。ホンダ本社内には記録が残ってると思うが、こんなヘンテコリンな物に興味のある方はいない。T360クローラの説明
2004年05月02日
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T360はミッドシップなので前方に底板を貼る、この板の名称は後期パーツリスト、前期サービスマニアルにも載っていないので分からないが、たぶんエアーダクトだと思う。効用は雪、泥からエンジン、ラジエターを守るのが一番かと思っていた、実際はラジエターに空気を導くのが最大の仕事。ラジエターは剥き出しの方が冷えるのではないかと思い、降雪季以外は外してあった。無い方が故障の場合にも対処しやすいし、故障を未然に発見しやすいからだ。昨年一度オーバーヒートしたので今年の夏に向けてエアーダクトを本日取り付けた。昨年11月に鈴鹿ツインカムミーティングに参加していた4台のT360は全てエアーダクトを取り付けでいた、また、サーキット走行に際しバンパーを外し空気をより多く取り入れるようにしていたので、私の思っていた底板(エアーダクト)の使用方法は間違いで、冬よりも夏に有用なんだと思った。T360はホンダ最初の4輪車、たかが軽トラだが当時最先端の風洞実験と当時発明されたばかりのスーパーコンピュータ(大学のを借りた)で設計されてるらしいので、底板は泥よけなどの単純な板でなく、空力的なものと思う。ただ・・整備に不便なんです。
2004年05月01日
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