マイプライベートBL

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2006年07月20日
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カテゴリ: ボーイズラブ
暗い話、大好きです。海老原由里さんの『眠れる花』。

結婚を間近に控えたカップルの前に現れたフローリスト・領家に花嫁のブーケを注文する。しかしそのフローリストに襲われてしまう花婿・相川・・・・

6月発売コミック眠れる花

キーワードは青いバラ、フローリスト、性的虐待。

花嫁のお腹の子供は、花婿である相川の子供ではなかった。でもその子供が欲しかった。多分自分が子供を愛したかった、自分が受けられなかった愛をあげたかったのかな。相川は非常に心根の優しい、淋しい男だと思った。
おまけに彼は自分の子供の頃に受けていた辛い記憶を、自分が悪かったのだと諌めていたのだから。普通だったら気付くと思う。子供だった自分が弱者だったと。

領家も子供の頃から強烈に相川のことに惹かれながらも、彼を憎むことで父の死を克服してきたのだろう。普通、子供の頃の父親は絶対だから。
しかし皮肉にも父親と同じことを相川にしてしまった自分を恥じる。領家が父と違ったところは相川を愛してる、ということだとは思う。その気持ちだけが相川を救うのだと。

相川と一度は婚約し結婚直前までいった花嫁・ゆみは、ヤナ女だなー。いいとこなしかも。あっちの男とこっちの男と渡り歩いて、領家にも打算して。本当に自分自身のことを愛してくれる男に出会わなかったのが不幸の始まりだったのだろうけど、ものすごく、ヤナキャラだ。

全体的に静かなお話だった。相川が静かな性格だったからかな。









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最終更新日  2006年07月20日 10時09分34秒
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