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31日の日経平均は前日のNY高、SOX指数、LMEニッケル先物の続伸、円安傾向を受けて11,135円(前日比+41円)で始まり揉み合いが続いていたが、過熱感が強まった仕手材料株を中心に利益確定売りが嵩み引けにかけて下落し11,089円(同-7円)で引けた。寄り前の外資系証券は再び50万株の売り越し、値上がり銘柄数722、値下がり銘柄数812と値下がり銘柄数が上回り、出来高は2,037百万株となった。しかし、月足は2007年7月以来、一目均衡表基準線、転換線を上回り長期トレンドが転換したとして強気の見通しが台頭してきている。しかしながら、目先的にはそれまで相場を先導してきた銘柄に買い疲れ感もみられ、NY相場も高値値波乱圏に入りつつあり、日銀短観や第一生命の上場で強張る局面もあろうが上値が重ければ下向き姿勢に変わる可能性もあるので注意が必要である。短期筋の物資く意欲も根強いことから先駆株を利食った資金は他の銘柄に流れる可能性も強く物色銘柄に変化が生じるものと思われるので買いは飛び乗り飛び降りスタンスとなろう。また、このところの相場上昇で期末株価が高くなったことで銀行、生保の含み損益が大幅に改善したと報じられているが、金融株の上昇は今一つとなっている。第一生命の上場による同一業者内のリバランス売りが出ているものとも考えられるが、実際にはどのような影響を与えるか注目しておきたい。31日のNYダウは、10,907ドルで寄り付き日中は高値圏で揉み合っていたものの3月のADP雇用統計で雇用者数が前月比-23,000人と市場の期待を裏切りマイナスとなったことから引け際に急落し10,856ドル(前日比-50ドル)と5日ぶりに反落となった。日、米ともにこのところの連騰で悪材料を無視していたが、上げ一服となるとあらためて冷静に見直す局面が出てくるものであり、ギリシア国債の入札絶不調、アイスランドの格下げ、ポルトガルの経済成長率下方修正などソブリンリスクの再燃にも注意をしておきたい。香港、上海などアジア市場は既に調整下落に入っており、これらの市場の動きにも左右されるので注意が必要である。
2010.03.31
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30日の東京市場は前日のNY市場並びにCME先物の上昇を受け11,022円(前日比+77円)で始まり一時10,003円まで下げる局面があったもののすかさず買い物が入り続伸し、11,108円(同+110円)で終わった。寄り前の外資系証券の注文は150万株の買い越し、値上がり銘柄数は1,359に達し全面高に近い様相、出来高も2,210百万株となり、騰落レシオも139%と2006年8月(141%)以来の水準になって過熱感が強まってきた。ここ3日間で配当落ちを調整すると330円程(一日当り110円)連騰している計算になる。特に先駆してきた仕手材料株には規制強化懸念も出てくることから飛びつき買いは危険な状況となってきている。10,800円台で2週間ほど調整し、年初来高値を更新してから蓋が取れたように短期急騰し、チャート面でも強気のシグナルが出たこと、11,000円~12,000円は真空地帯であることをはやして短期筋が上振れを狙ってきており「相場は弱くなるまでは強い」として上がるから買うという展開が続いている。25日移動平均かい離率も5%、ボリンジャーバンド2θにも急接近しており当面31日の相場は要警戒である。30日のNYダウは、1月のケースシラー住宅価格指数が季節調整後で+0.3%と8カ月連続上昇、3月の消費者信頼感指数が前月の46.4%から52.5%と大幅に改善したことを受けて小幅ながら上昇し10,907ドル(前日比+11ドル)で引けた。しかし、名目の住宅価格指数は-0.4%と4カ月連続マイナスとなっており上昇幅は縮小しており支援策打ち切りで二番底に落ち込む懸念も残ることから次の雇用統計の動向が注目される。RSIは72%、VIX指数のMACD4日前から陰転、連日の小刻みな上昇で小幅な下げでも陰転しやすい状況となっていること、ダウ平均が高値更新していても先行上昇してきたNASDAQは3/23に終値がなかなか抜けないことから危険水域に入ってきているものと言える。また、NASAや科学アカデミーがトヨタ車の事故調査に乗り出すというニュースも出ており一時落ち着いていたこの問題も蒸し返される恐れがあり、トヨタの株価も半値戻しを達成したところでもあり注目しておきたい。
2010.03.30
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29日の日経平均は配当落ち分(74円)をほぼ埋めて10,986円(前日比-9円)で引けた。寄り付きは売り先行で10,909円(同-77円)たが香港、上海などのアジア株高を受けて次第高となり終始堅調な動きとなった。しかし、この日の動きで注目したいのは寄り前の外資系証券の注文が70万株ではあったが17日ぶりに売り越しとなったこと、これまでずっと逆ザヤとなっていた先物が順ザヤとなり11,020円で引けたこと、出来高が1,980百万株と盛り上がりに欠けていること、銀行、証券など出遅れ株の一部に上昇するものが見られたが、上げの中心はツガミ、JUKI、北川鉄工、ルック、兼松日産、クラリオンなど仕手材料株であったことである。日足をみれば週末、週初と陽線が並びこれで30日に上寄りすれば大相場の前兆とみる向きもあるが過熱感はますます強まりスピード調整安はどこかで必ず起きることからここから先はいつ反落に転じるかわからない局面に入ってきている。先物が順ザヤになったのは配当落ちとの関係もあろうが、この日の動きは先物主導での相場上昇とも見られ売りぬけのための買い煽りの動きとも見られる。引き続き海外市場の動きに左右される展開と思われるが相場の内容は良いものとは言い難いのでより一層の警戒が必要である。25日のNYダウは2月の個人消費が前月比+0.3%と5カ月連続の上昇し緩やかな回復を見せている評価し10,895ドル(前日比+45ドル)と1年半ぶりの高値をつけた。しかし、終値ベースでは3/23の高値を僅か8どる上回っただけでザラ場の高値は10,916ドルまでで戻り高値を更新しておらず、陰転はしやすい状況にある。目先の悪材料は払拭され好材料もかなり相場に織り込まれつつあることから引き続き警戒は怠れない。3日連続陰線となっているNASDAQもこの日は2,404Pと9P高となったが3/23高値は更新していないことにも注目しておきたい。
2010.03.29
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亀井大臣が郵便貯金限度額の2,000万円への引き上げ、簡易保険金額の上限の2,500万円への引き上げを発表、内閣の閣議決定をする前に発表したということで他の民主党の大臣から異論が出て、挙句の果てには鳩山首相も了解していないと発表され物議をかもしている。本日放映されたサンデープロジェクトでも言った言わないの議論となっており、週明けに閣僚懇談会で正式決定するとのことになっているが、亀井大臣は同党のマニュフェスト、支援母体の元特定郵便局長会などから鑑みて簡単には主張の変更は出来ない状態にあることから大きな問題に発展する可能性も出てきた。社民党も亀井大臣の主張に賛同しており最悪の場合は連立解消まで進んでしまう可能性も出てきた。昨年の外国人の日本株買いは6兆円強の買い越しとなっており、このところの東京市場の上昇を支えているのもこの外人買いである。現に寄り付き前の外資系証券の注文状況も16営業日連続買い越しとなっておりこれを明確に示している。外人は政局不安を極端に嫌うものであり、今回の動きが進み内閣支持率がさらに低下し危機水域に達すれば資金を引き揚げる外国人投資家が出てくる可能性は高い。さらに、ここにきて為替が円高トレンドから円安に振れるとの見方も出始め、今後3カ月間はこの動きが続くとみる向きもある。円安は輸出産業にはプラスに働くので株式相場は上昇するとの見方もあるが、外国人投資家からみれば先行き円安となるのであれば早くドル転して資金回収する動きが出ることから、市場の需給面を考えるとこれはマイナスに働くことになる。今回の円安ドル高の背景には米国金利高によるドルキャリー取引の巻き返しという要素もあり、これがリスク資産からの回帰となることで株式市場にとって必ずしもプラスにはなるとは限らない。さらに、市場の出来高が少なく先物市場の動きに左右される状況では相場は上下に振れやすくなるため、連騰してきた相場が一転調整局面に入れば急落となる可能性も高く警戒が必要である。この他、韓国海軍の哨戒艦が沈没したというニュースも出ている。今のところ大きな問題とはされていないが、もし北朝鮮がこれに関与しているとしたらこれが朝鮮半島情勢の緊迫化につながる恐れもないとは言えない。さらに米中関係も一時の友好化から貿易・通商上の利害関係が出始め、次第に対立の図式が見え隠れしてきた。米国内で一時の対日同様、通商関係の強硬姿勢が出てくると日中関係も緊密度が薄まっている現状からみて新たな緊迫化も生まれかねず注意が必要である。従って、いつ何事が起こっても大丈夫なような備えが必要となろう。
2010.03.28
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26日の日経平均は前日のNYダウが高値を更新するもほぼ行ってこいで終わったにもかかわらず円安とギリシア不安の後退を材料に寄り付き前に3,060万株もの外人買い(差引1,760万株)を集め10,895円(前日比+67円)と3/24の高値を更新して始まった。その後、19,000円台に乗せた後暫く揉み合ったが、後場になってアジア株高を受けて先物が引っ張る形で上昇し1/15高値10,982円をも一気に突破しついに11,000円大台乗せを果たして10,996円(同+167円)で引けた。値上がり銘柄数は1,414、値下がり銘柄178で出来高は2,150百万株と20億株は超してきたが1月高値当時の30億株には程遠く、迫力は感じられない。これをどう見るかによって今後の相場展開の見方が変わってくる。騰落レシオが131%と再度130%乗せとなり、昨年6/8に138%をつけた後、6/12に10,170円から7/13の9,050円まで急落したケースと同様な展開となりそうだが、この時の出来高は3,997百万株となっていることで天井とはならないという見方もある。物色銘柄をみると「ツガミ」を始めとして今回の上昇を先導してきた仕手材料株や小型新興市場株が小反落し、資金が主力大型株にシフトし始めた様子も見られるが、この動きが継続するかも見ておきたい。日経平均の11,000円から12,000円までの間はリーマンショック時の急落で出来高が20兆円と薄いゾーンであり、このまま真空地帯を駆け上がるとみる向きも増えてきている。しかし、相場がこれから次なる目標値12,000円に向けて更なる上昇をするためにはこれらの主力株への資金シフトが不可欠だが現状ではどうもそれだけの力はなさそうに見える。、注目銘柄のうち弱い動きとなっていた「パイオニア」がこの日は大和証券が投資判断を3から1に二段階引き上げ、目標株価を450円としたことで買いを集め上伸したが、公募並びに第三者割当増資価格が332円であることからここから上には売り物が控えているものと思われる。事前にかなりつなぎ売りが出ていたとは思われるが10,133万株にも上る玉が売りきれているはずはなく、需給関係からみても大幅高になるとは思えない。頭が重くなればすかさず売られる展開となる可能性が強いと思われるので値頃感から新規買いに入るのは避けた方がよいと思われる。売り建て玉は今少し状況を見てみたい。「フタバ産業」は予想通り逆行安となってきた。目先は700~20円前後で一度下げ止まる可能性もあるが、いずれ再度700円割れとなるものとみている。26日のNYダウは、10,841ドルと変わらずで始まった後諸外国がEC首脳会談でIMF融資併用ながらギリシア支援策が承認されたことで買い安心感が広がり上昇したこと、ミシガン大学消費者信頼感指数が横ばいながら市場予想を上回ったことで10,841ドル(前日比変わらず)で始まった後再度買いが入り10,909ドル(同+68ドル)まで買われたが、前日の高値が取れないまま利益確定の売り物に押され10,816ドル(同-24ドル)まで下落した。しかし、その後には押し目買いも入り10,850ドル(同+9ドル)で引けた。この日も上髭のある十字足となっており週明けの相場が下落すれば目先天井打ちから調整に入るパターンに入るように見られる。日経平均も11,000円で目標達成感、高値警戒感から目先調整に入る可能性も高いものと思われる。
2010.03.26
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25日の日経平均は前日のNY株安にもかかわらず円安が進行しCMEが10,795円(大証比+55円)と高く引けたことで買い物を集め10,857円(前日比+42円)で始まり10,872円(同+57円)まで買われたものの前日の高値10,882円を抜けず10,828円(同+13円)で引けた。値上がり銘柄数643に対し値下がり銘柄数が896と多く、仕手材料株は上昇したものの全般として上値の売り圧力の強さが意識される相場展開となった。注目の「東光電気」「プロミス」も仕手材料株上昇の流れを受けてこの日は反発となったがあくまで綾戻しの域を出ないものと思われる。逆に強張っていた「フタバ産業」は780円を割り込んできている。一方、25日のNYダウは、失業保険申請者件数が442,000件と前週比-14,000件となり雇用情勢改善が評価されたこと、バーナンキ議長の議会証言を超金融緩和が長期化するとの見通しと判断したこと、仏・独がギリシア支援についてIMF活用で合意したことを受けて買いが集中し一時10,955ドル(前日比+119ドル)まで上昇し、11,000ドル目前まで迫ったものの、ギリシャがIMF支援に否定的と伝えらると先行き不長明感が台頭し、引けにかけて急落して結局10,841ドル(前日比+5ドル)とほぼ行ってこいで引け、上髭の大きい寄り引け同値の天井足が出現した。目標の11,000ドルをほぼ達成したこと、これまで悪材料も無視して買い上げてきた相場もそろそろ材料を吟味しながら買う相場に変わってきており一服感が出る局面にさしかかったものとみられる。上海市場も預金準備率引き上げ懸念で反落し、バーナンキ議長の議会証言では出口戦略も既に準備は出来ていると言及されており、準備預金の利子率引き上げに着手するとのことでもあり政策面での変化は出始めることからいずれこれに反応してくる可能性もありそうである。
2010.03.25
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24日の日経平均は前日のNYダウの大幅高を受けて一気に戻り高値を更新し10,900円台に乗せてくるものとみられていたが、10,829円(前日比+55円)で始まった。その後京セラ、ファナックなど値がさハイテク株や任天堂などに買い物が入り、3/17高値10,864円を抜けて10,880円(同+106円)まで上伸したが、海外勢の売りが嵩み一気に10,769円(同-5円)と前日の引け値まで下落した。しかし、この水準で下げ止まると引けにかけては再度買い直され結局10,815円(同+40円)で終わった。この結果罫線(日足)は期待外れの上昇となり、また高根圏での小陰線の十字足となったことで攻防の分岐点から上下いずれかに放れる(上値が重いので下放れる可能性が強そう)局面になってきているとみられる。個別銘柄をみれば値上がりが1,092銘柄ある割にはごく限られた動きのある銘柄以外ではほとんど儲けられない相場が続いており、注目銘柄などはいずれも既に戻り天井打ちから下落に入ってきている。「パイオニア」などはザラ場で一時300円割れがあり下値をうかがう展開、「東光電気」も650円以上の戻り高値で大商いをしたじり安で既に600円台まで下落してきており、大きな買いが入り始めた620円を既に割ってきている。「プロミス」も同様な展開となっている。唯一しっかりしているのは「フタバ産業」であるが、これもこの日にトヨタ自動車が上昇し半値戻りを達成したにも拘らずザラ場高値800円で頭打ちとなり陰線引けとなっていることでNYが下げてでも来たらただちに反応して連動下げとなるものと思われる。今期決算も赤字で無配転落となる公算が強く現在の株価水準は如何にも高すぎるものと思われる。24日のNYダウは、フィッチによるポルトガル国債の格付け引き下げ(AA→AA-ネガティブ)発表でユーロ安となったこと、2月新築住宅販売が308,000戸と前月比-2.2%で4カ月連続マイナスとなったことを受けて10,836ドル(前日比-52ドル)と下落した。一方2月の耐久財受注は前月比+0.5%と3カ月連続プラス、資本財受注も同+1.1%と製造業の回復傾向は続いており、市場の強気見通しは根強いが、VIX指数は16倍台、騰落レシオは16%台とテクニカル指標は超過熱状態を示しており怖い水域に入ってきている。為替はユーロ安ドル高となったが対円では92円台と円安に振れているが、表面上は米国の金利上昇でドル買いとなったとコメントされているが、日本の新年度予算が成立し国債発行額が税収額を上回る443,000億円と過去最大となり、財政悪化が進むということも背景にはありそうである。CMEの日経平均先物は10,795円と大証比+55円で引けており、25日の東京市場も円安を受けて輸出関連株を中心に反発して始まることが予想されるが、これらの銘柄にもそろそろ買い疲れ感も出ていることから短期資金の矛先は材料株や仕手系株、新興市場株物色に向かおう。懸念されているギリシア支援の行方とさらに出てきたポルトガル問題についてEU首脳会議でどのような結論が出されるかが当面の最大注目材料と言えよう。
2010.03.24
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23日の日経平均は前日のCME安を受ける形で10,793円(前日比-31円)で始まり、主力株は一部の銘柄(東芝、トヨタ、ソニーなど)を除いて全般的に小安い動きで10,774円(同-50円)で引けた。値上がり銘柄数649に対して値下がり銘柄数は871。出来高は1,718百万株。しかしながら、新興市場にはSTOP高銘柄が続出しており依然として短期の流動性資金の物色意欲は値強い。RSIは3/17の97%をピークに下がっているが騰落レシオは127%から129%と上昇し過熱感は強まっている。1月中旬もテクニカル指標が過熱感を示す中でNY株の高値更新を受けて日経平均が高値を更新をピークにして急落するという動きをしており警戒が必要である。そのNYダウは、一時前日比マイナスとなる局面があったものの2月の中古住宅販売件数が502万戸と前日比-0.6%と3カ月連続マイナスとなったものの市場予想を上回ったとして引けにかけて急上昇し10,888ドル(前日比+102ドル)となった。これまでは小刻みの上げを続けてきたがここにきて急伸、慎重が楽観に変わる時が相場の転換期になることが多く相場もいよいよ仕上げ段階に入ってきた可能性が強いのではないかと思われる。最近の日中足をみると引けにかけて上昇してプラスで終わる日が多く、創られている相場と言う感もしないではない。CMEも10,770円(大証比+50円)で引けており、24日の東京市場はまた上放れて始まる可能性が高く3/17高値10,864円を抜けていよいよ1/15高値10,982円を目指すとみる向きが多いが果たしてそのような展開となるか注目してみておきたい。いずれにしても高値をぬけても11,000円は一つの戻りも壁となるものと考えている。
2010.03.23
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先週末のNYダウはメジャーSQに向けて8連騰し異常なほどの過熱感が出ていたが、SQ通過でやっと反落した。サイコロジカル10勝、RSI95%、騰落レシオは限界値を超え160%にまでなった。8連騰、騰落レシオ16%などはまさに記録破り。その他の数字はかつてのバブル期と同程度の超過熱状態となっており、天井波乱からピークアウトすると急落懸念が出てくる可能性がある。おりから、ギリシア問題でEUの足並みの乱れや実効性のない再建計画からユーロが再度下落し先の安値を更新する勢いとなってきている。ドル円は今週は一目均衡表で相場編変動を示唆する変化日を迎えることで三角持合いから放れる可能性が出てきており注目を要するところである。また、過去2年間、「春分の日」付近で重要な政策発表をしており(2008年は公定歩合、FFレートの引き下げ、2009年は米長期国債購入を発表)、今年は公定歩合引き上げの報道などに注意しておきたい。週明け22日のNYダウは海外市場が軒並み安となっていたのを受けて朝方は下落して始まったものの議会で雇用関連法案が議決されたことを受けてすかさず買い物が入り上昇に転じ10,755ドル(前週末比+43ドル)と戻り高値更新となった。8日連騰にもかかわらず僅か1日の押しで反発する状況で相場の過熱感は一層強まってきたように思える。市場環境は絶妙のバランスを保っており5月決算までは上昇すると強気の見方が主流を占めてきた。しかし、相場の上昇ピッチは安すぎることは事実で、上げ続ける相場はないことからどこかで息継ぎしないと反動は大きくなるものである。天井圏の相場では往々にして悪材料も無視して人気だけで買い進む傾向が強い。「万人が強気なら一人阿呆になって売れ」と言うことわざもありNY市場はまさにこの状況に入ってきたのではないかと思われる。医療法案の成立も相場は医療関連株の上昇で好感しているが今後10年間で85兆円もの財政負担が増加することで財政悪化を助長する面があり本来ならマイナス材料となるものである。前日のギリシア支援問題、金利引き上げ問題と併せて懸念材料として頭に入れておきたい。これを受けて週明けの東京市場の動きを考えるとNY株高により為替はドル高となっているがユーロ安の影響でこれが円安につながらず逆に円高となっていること、CMEの日経平均先物は10,685円と前週末大証比-65円、現物指数比-139円となっておりNY連動高とはいかず輸出関連株売りから反落する可能性が高いのではないかと思われる。しかし、個別物色人気は強いため引き続き低位材料株や新興市場株には短期資金が流入し急騰する銘柄は出てくるものと思われるので個別銘柄の選別買いと言う展開になるものと思われる。いずれにしても新規買いは慎重な姿勢が必要なところか。
2010.03.22
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19日の日経平均は、前日のNYダウが8連騰となり本年高値を更新してきたことで10,785円(前日比+41円)で始まりその後じり高となり10,808円のSQ値を超えると揉み合う展開となっていたが連休前にもかかわらず10,824円(同80円)としっかりで引けた。前日のふるい落としがあった後の二度目のSQ値奪回で強気が増え、NYダウに次いで日経平均も1月高値10,982円円を見込む投資家が増えているものとみられる。しかし、これまでの上昇相場で大きく上げてきたのは低位材料株、仕手株と一部のハイテク中心の輸出関連株と新興市場株のみで一般投資家はほとんど儲かっていない相場となっている。強気見通しが増えてきたところでここにきて動きの鈍い手持ち株を売って動きの速い銘柄に乗り換える動きが出始めているがこのような現象が出ると相場は天井となることが多い。現に私自身もその誘惑に駆られてきている。新興市場の本格上昇は一般市場に先行すると言われていることからいつまでも弱気見通しを続けるわけにはいかないかもしれないがこのまま上昇し続けるとはとても思えない。「昇り100日下げ10日」~上げ相場は次から次へと買い方が出てくることで利食い売りをこなしながら上昇するためじり高となるが、下げ相場は買いが入らなくなるため急落するのが常である。連騰すればするほどこの可能性は高くなる。注目銘柄の「フタバ産業」は「トヨタ自動車」の上昇を受けて789円で寄り付き、寄り後一瞬780円まで付けたもののすかさず切り返し802円まで上昇したが引けにかけて売られ上髭のある十字足となった。この日の高値は前日の高値は超えられず結果として上値の重さを感じさせた。これで連休明けに下値を付けて始まるようだと先のたかね811円の戻り天井が確認され急落するパターンも考えられる。今期も依然として赤字決算となることも忘れてはならない。「東光電気」は既に3/6高値669円から3日連続下げで617円で引けている。10%近く下げているので目先小戻すことかもしれないが先の高値圏ではかなり商いもはずんでおりしこりを作ったものと思われる。「パイオニア」は300~330円のレンジ相場となっており、全体相場が下げに入るといずれ300円割れとなってくるものと思われる。19日のNYダウは、10,780ドルで寄り付き10,819ドルを付けたもののさすがに利益確定の売り物が出て10,694ドルまで売られ、引け直前に買い戻しが入って10,741ドルまで戻して引けた。下げのきっかけは、欧州の信用不安再燃とインド中央銀行の想定買いの緊急利上げ発表による新興国景気の落ち込み懸念並びに米国自身の公定歩合引き上げ懸念によるもの。NYダウもSQを高値圏で通過したことで来週は調整に入る可能性は高いものと思われる。この場合どの程度の下げとなるかによって今後の相場動向を占うことになるが下げに入るとこれまで無視されていた悪材料が表面化してくる可能性もあり相場が急落する恐れもあるので注意が必要である。
2010.03.19
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ニュースリリースは次のURLにアクセスすればご覧になれます。http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20100312/65ol1i/140120100312042150.pdf注)一部文字化けしていた個所がありましたので修正登録しました。
2010.03.19
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18日の日経平均は前日のNYダウが高値を更新したことを受けて上昇するものとみられていたがCMEが10,770円と小安かったことを受けて10,841円(前日比-5円)で始まった。その後SQ値の10,808円が下支えする形で揉み合っていたが、引け近くなってギリシア支援に不透明感が出たとしてユーロが下落したことからこの水準を割り込むと利益確定売りが嵩み、前日終値(10,761円)や5日移動平均(10,763円)を割り込んで10,744円(同-102円)で引けた。先物価格は10,690円と引き続き54円下ザや、値上がり銘柄数は532、値下がり銘柄数は1,006、出来高は1,957百万株となった。個別銘柄をみると低位建設株が軒並み上昇していた反面、最近大きく上昇していた銘柄には下げるものが増え、注目の「フタバ産業」も一時高値811円まであったものの引けは788円となり上髭のある陰線引けとなった。チャートをみると下げ過程での窓開け部分の埋めを完了しており戻り高値を付けた可能性が強いことから売り乗せしてみた。このところの上昇で問題視されずにいたが、3/12付でダイハツのハイゼットなど3機種で同社製緩衝装置(ロアアーム)がリコールの届け出があり、これも下げ始めると改めて悪材料視されてくるものと思われる。(同社のHP並びに「ダイハツ」のHP~http://daihatsu.co.jp/info/recall/h220311-3-f.htm~参照)また、「トヨタ自動車」も1/5に空けた窓を埋めてきたこと、リコールにより今後発生が予想される損害賠償金額も500億から一説には1兆円にも膨らむ恐れがあると言われており再度売られる可能性も高そうである。18日のNYダウはギリシャ支援の不透明化で一時前日終値を割る場面もあったが3月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数が前月比+18.9%と発表され景気回復の強さを好感して10,779円(前日比+45ドル)と8連騰となり1年5カ月ぶりの高値を前日に続き更新した。CMEの日経平均先物も10,725円(大証終値比+35円)で終わっており、19日の東京市場もしっかりに始まるものと思われるが、連休前の週末であり、NY市場の過熱感も強まっていることから次第に警戒感が強まってくるものと思われる。
2010.03.18
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17日の日経平均はNY株、CME、SOX指数、金、ニッケル相場など軒並み上昇し、折からの当面の米国の低金利据え置き並びに日本の量的緩和拡大との好材料を背景に10,789円(前日比+68円)で始まりその後3/12のSQ値をはっきりと抜けて10,846円(同+125円)で引け、いよいよ高値10,982円にあと一歩の水準まで戻してきた。騰落レシオの25日平均は123%となりはっきりと過熱化の様相が出てきた。過去1年間の相場変動をみると騰落レシオが120%を超えた時が4月、6月、8月と今年の1月の4回あるがそのうち3回はその後に大きな下落調整が行われている。相場は永遠に上げ続けることはなく、好材料が出て先行きに対し皆が強気の見通しとなり調整もなく上昇を続けた時ほど急反落するものであり「山高ければ谷深し」を今こそ銘記しておく必要がある。このところ日米ともに金融緩和政策継続を表明、ソブリン問題も鎮静化したとして不安材料も払拭し悪材料はない状況となっているがつかのまの安定と言えないこともない。17日のNYダウも7日続伸で10,733ドル(前日比+47ドル)と1/19高値10,725ドルを更新し1年ぶりの高値となり、NASDAQも2,389P(一時は2,400P超え)となり1年7カ月ぶりの高値を付けている。この動きを受けて18日の東京市場も買いが入り一気に1/15高値10,982円を更新してくる可能性が強まってきたがそこで一つの目標達成となる可能性も強く警戒が必要である。これまで常に相場を先行してきたCMEもここにきて東証の現物指数を下回る水準となってきており17日も10,770円(現物指数日ー76円、先物指数日-10円)となっていることも先安を暗示しているような気がしてならない。このような環境では一寸した材料がサプライズとなり強気ムードが一変する可能性があるのも常である。
2010.03.17
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16日の日経平均は利益確定売りに10,718円(前日比-33円)と小安く始まったもののすかさず押し目買いが入り前引けにかけ10,776円(同+24円)まで上昇した。しかし、その後は再度売り物が嵩み結局10,721円(同-30円)で引けた。この日も売り買い交錯で値上がり747、値下がり738銘柄とほぼ拮抗、出来高は1,677百万株と引き続き低調である。個別銘柄では輸出関連株が利食い売りに下げた半面仕手・材料株の物色が継続、動きのある銘柄への飛び乗り飛び降りが短期売買が目立っている。この中で注目出来るのは超出遅れている金融株の動きである。日経平均先物は10,670円で引けており引き続き40円物逆ザヤとなっている。16日のNYダウはFOMCの声明待ちで小安い動きとなっていたが「超低金利を長期間続ける」という文言が変わらなかったことでひとまず安心感が出て引けにかけて上昇し10,685ドル(前日比+43ドル)と1/13の10,680ドルを抜け6連騰となった。しかし、同コメントについてはカンサスシティ連銀総裁は反対票を投じており、経済見通しについては強気見通しに変化していることでもあり年内利上げを否定したわけでもない(9月頃には実施とみられている)ので引き続き警戒は必要である。EUもギリシア支援問題で必要なら支援する(現時点ではギリシアの要請なく不要)とのことで合意したことから安心感が広がり欧州株も上昇してきており、17日の日経平均は再度上値抜けを試す展開となりそうだが当面先のSQ値をはっきり抜けてくるかが最大の注目点。騰落レシオが120%を超えてきたりサイコロジカルも9勝となってきており相場の過熱感は変わらないためスピード調整がないと短命に終わる可能性も強いとみている。
2010.03.16
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15日の日経平均は買い人気が集中しいきなり10,802円(前日比+51円)で始まり先週末のSG値を僅かに超える10,808円を付けたがその後は利益確定売りに値を下げ10,708円(同-43円)をつけた。しかし下値には押し目買いが入り10,751円(同+0.7円)と前日終値水準まで戻して引けた。相場は短期資金の流入で低位材料株、新興市場銘柄の飛び乗り飛び降りの動きが見られ天井波乱の様相を示してきた。2/9安値から既に23日間で9.5%上昇、RCI92%、RSI96%、ストキャスティクス95%といずれも過熱感を示している。値上がり銘柄数は933、値下がり銘柄数は573、出来高は1,912百万株となっている。一方日経平均先物と現物指数との差は引き続き狭まらず10,670円(同-10円)と80円も下ザやであり警戒信号を発している。為替は横ばいで金は若干反発しているが欧州株、上海、ロシア、ブラジルなど世界各国の株価はいずれも下落している。個別銘柄では中国が送電網に50兆円投資するとの報でスマートグリッド関連株が軒並み上昇、注目の「東光電気」も朝方から買い気配で人気化し上昇してきたが、前日みたようにこのゾーン売り物も出やすいため引き続き出来高の推移に注目していきたい。また、超出遅れとなっている金融株の動向にも注目しておきたい。15日のNYダウはギリシア支援問題がフランスの反対で進展が見られないことから1日中終始小安い動きで推移していたが引けにかけて小戻し10,642ドル(前日比+17ドル)と5日続伸し2カ月ぶりの高値で引けた。前述の如く世界各国の株価がいずれも軟調に推移しておりFOMCの声明をかたずをのんで待っている状況とも思える。5連騰でも上昇幅は僅か90ドル、少し下げればすぐ陰転する状況であり転換点は近いものと思われる。また、ここにきて米国債の格下げリスクや米中関係の政策対立が見え始めたことにも注意が必要であろう。
2010.03.15
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10,808円もの高値のSQ値を付け、現物の日経平均株価が先物価格より70円上の10,751円で引け、テクニカル指標も買いシグナルを示し買い安心感が出て先高期待が強まっているが今週の相場はどのような展開となるのだろうか?週末のNYダウは小幅ながら連騰,CMEは大証より60円高い10,740円となっていることから比較的しっかりに始まるものとは思われるが、幻の高値でSQを通過した週明け月曜日の相場はこれまでことごとく陰線引けとなっているためその後は利食い売りに押される展開が予想される。この場合先物価格と現物価格とのギャップがどのように変化するのか注目したい。日足の日経平均株価は三角持合いを上に放れ、窓を開けて上昇してきたことで相場は押し目買い意欲が強まってきていることから下げればすかさず買いが入る展開となり週前半は10,700円前後でもみ合う展開が予想される。この間、NY市場で異変が起きなければ幻のSQ値超えから1/15高値さらには11,000円乗せに挑戦する形となろう。今週は、ギリシア再建策の発表並びにEUによる金融支援、日銀による新型オペの増額発表が予定されている。しかし、これらの材料は既にこれまでの相場の上昇で事前に織り込み済みであり今後正式に発表された段階での影響はそれほど大きくなく、新たな買い材料が出ない限りそれ以上の上昇は望めないのではないかと思われる。(相場は期待で買われ現実で売られる、出たら終わりとなるケースが多い)逆に、ギリシア支援は16日に合意が発表されるものと見られるが依然としてフランスが反対を表明していることが気になる。日銀も世界各国が出口戦略を模索する中で追加支援策を実施することは本意でないため少しでも消極的な姿勢が見られれば既に市場は実施を既定路線として織り込んでいるため失望感が出る可能性もある。株高の背景となっている円安も91円80銭が一つの節目とみられており現状ではそれ以上進む局面にはない。また、米国FOMCの声明には注目、出口戦略の言及で金利引き上げが早まるようなニュアンスが出れば相場下落の引き金になる公算も高い。注目銘柄も売られ過ぎとして反発してきているため出来高、チャートを見直し今後の見通しを述べてみたい。「東光電気(6941)」~スマートグリッド関連として週末に突如人気化し急騰してきた。同銘柄がこれまでに出来高が多かったのは1/5から1/8で588円~643円と1/12に一気に639円から684円まで急騰した日、そして1/14に付けた689円が高値。従って640円から上にはかなりの売り物が控えている可能性がある。従って、前週末のような出来高が続くのかどうか鍵となるが、一過性の終わるのではないかとみている。「フタバ産業(7241’」~これまでの高値は1/20の947円、その後2/3に戻り高値860円を付け翌2/4に780円~715円の急落した時点での出来高が最も多く投げが出ている。しかし2/5には685円から720円まで出来高を伴い反発しておりここで売り方の買い戻しも入りその後出来高が急減しじり安となっていた。そして2/16に627円の安値を付け3/12ノ755円まで戻してきたところである。今回の戻しの過程では出来高は対して増えておらず小口の買いで上昇してきたもので人気化しているとは言い難い。折しも米カリフォルニア州オレンジ郡の検察当局がリコール修理後のトヨタ車で再度急発進事故が60件発生したとして制裁金支払いの民事訴訟を提訴したとのニュースが入ってきており、トヨタ株が再度売られるようなことがあれば下落に転じる可能性は強い。「パイオニア(6773)」~出来高が多かったのは1/26から2/4で338円から391円。その後2/12に334円まで下げた後2/19に戻り高値375円を付け3/2に301円まで下げ現在にいたっている。330円以上の上値にはまだ売り物が控えているものとみられることから330円を抜けてくるかどうかが当面のポイントとなる。
2010.03.14
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12日の日経平均は前日の余勢を駆り前日のNY、CME、為替(ドル)相場、金相場、海運指数、DRAMスポット指数の上昇を受けて10,777円(+113円)と大幅高で始まった。その後中国の景気過熱抑制策実施懸念でアジア市場が株安となったことを受けて一時10,700円割れとなったもののその後先物高から次第に値を戻し10,751円(+86円)で引けた。SQ値は10,808.73円と決まり3月前半安のアノマリーを逆手に取った買い方の大勝利に終わったが当日をみる限り幻のSQ値となっている。値上がり銘柄数は992、売買単価も840円と2008/12/19の820円以来の高値、週足では5週連続前週比プラス、6週間ぶりの26週移動平均線超え、ボリンジャーバンドの+1θを回復と強気のシグナルが点灯し、折からの追加の金融緩和政策への期待感も相まって先高感が強まって、いよいよ一般投資家の間に買い遅れ焦燥感が強くなってきた。各種サイトの相場コメントも軒並み強気見通しに転じ、日銀の追加金融緩和策を背景に1/15高値の10,982円を抜けて11,500~700円まで上昇とのコメントも見られている。その一方、値下がり銘柄も502あり積極的な買いは限定的で上昇銘柄も入れ替わってきている。仕手材料株を引っ張ってきた「ツガミ」や「黒崎窯業」も一服商状となり、ソニー、京セラ、東京エレクトロンなどのハイテク株も6日ぶりに反落している。また、大証の日経平均先物(6月限)は10,680円)で引けており作られたSQ値という臭いもしないではない。RCIは81%、RSIは82%、ストキャスティクスは96%といずれも過熱ゾーンに入りつつあり25日移動平均かい離率も+5%近くまで来ている。ここ2週間の上昇率はNYダウの2%に対し日経平均は6.5%と際立っており、この先東京市場のみが独歩高することは考えにくいためNY市場の動きが最も注目されるところである。そのNYダウは、12日は2月小売売上高が前月比0.3%増(除く自動車では0.8%増)と堅調な伸びを示したため10,624ドル(前日比+12ドル)と小幅高で引けた。しかし、ミシガン大学の3月消費者信頼感指数は73.6%から72.5%に低下し消費の回復には懐疑的な数字も出て一時はマイナス圏に沈む場面もあり予断を許さない。1月も14日の10,710ドルまでじりじりと上昇した後15日に100ドル安で陰転、19日には再度10,725ドルと高値を更新したが翌20日には陰転し、月末にかけて10,067ドルまで急落している。今回もこの時と同様に小幅の連騰を続けてきており、僅か60ドルの下げで陰転する状況となっており、一旦陰転すれば二番天井になる公算も高く来週の動きは最も注目すべきところとなろう。上海市場は既に下落トレンドに入っておりここでNY市場も二番天井から下落トレンド入りとなるようであれば外人投資家に支えられている東京市場も連動安は免れないことからここはより慎重な投資態度が望まれよう。ギリシア問題はEUの最大250億ユーロの支援がまとまるということで一旦落ち着きを取り戻してきているがここにきて英ポンドが2010年にはGDP比13%と主要国で最大の財政赤字を計上する見通しとのことで売り圧力が強まってきており気になるところである。
2010.03.12
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11日の日経平均はSQ前日とあってやはりオプション行使価格10,750円を狙う動きが出て朝方から10,627円(前日比+64円)で始まり、一時上海株下落で10,580円(同+10円)までしぼむ場面もあったが引けにかけて再度買い上げられ10,664円(同+101円)と高値引けとなった。前日のNYダウは僅か3ドル高でしかなかったのにこの日にこれだけ上昇するのはSQ値を睨んだ仕掛けに他ならないものと思われる。値上がり銘柄は1,280あったが個別銘柄をみると輸出関連株以外は大きな上昇は見られず、このところの相場の主役となってきた「ツガミ」を始めとする材料株は逆に安くなってきている。引き続き出来高も1,828百万株と低調である。12日のSQ値算出で朝方はさらに上伸する場面が出て出遅れたと考える一般投資家や評価損が膨らみ始めた売り方に焦燥感が出てくるところだがここから先、仮に1/15高値10,982円まで戻したとしてもあと300円程度、その高値を抜けて11,000円台に乗せてくるかというと世界情勢をみれば現状では考えられない。ここは冷静に戻りを見極める局面で掲居盲動は慎みたい。事実、NY市場もジリジリと値を上げてきているように見えるが、その陰では依然としてギリシア問題がくすぶり(ギリシア国内では政府の再建策に対して市民の大規模なストライキが行われ経済活動が機能マヒをきたしている状態)中国は資産バブルに対しこれまでとってきた金融超緩和政策の是正を表明(預金準備率の追加引き下げ実施予定)各国の出口戦略による資金の流れに変化(商品市場への資金流入の減少により金、原油市場が下落)が出てきており、静かに情勢は悪化し始めている。注目の個別銘柄では続伸していた「フタバ産業」もどうやら730円台が戻り一杯になりそう、「パイオニア」も330円は一つのの大きな節目、もっとも弱かった「東光電気」も切り返し始めたので先の高値624円近辺まで戻るようなところがあれば一旦半分買い戻した分は再度売り直しのチャンスとみている。一旦利食った後さらに下落した「プロミス」もここにきて反発してきたが、この戻りも再度売りのチャンスをみはからいたい。また、相場の本格上昇を占うカギはメガバンクを初めてとする金融セクターの復活とみているが今回の戻り相場ではその動きが感じられないことも強気に転じられない要因である。現在の信用評価損率は売り方は-8%、買い方は-10%とほぼ拮抗しており、日柄から煮れば来週半ばが一つの山場となりそう。一目均衡表の雲もネジレが解消し再び帯が広がってくるところであり相場が下落して再度雲の中に入っていくか、その手前で反転し再度上昇していくか注目点となりそう。11日のNYダウは、朝方小安く始まったものの1月貿易赤字が事前予想の410億ドルが373億ドルとなったことでこれを改善と評価し上昇に転じ10,611ドル(前日比+44ドル)で引けた。これで相場は3連騰、しかし上昇値幅は僅か60ドルに過ぎず、新値3本足も10,566円以下になれば陰転する状況で1月中旬と同様の様相になってきている。来週の半ばは日本のみならず世界主要国も変化日が集中しているため何らかの異変が起きる可能性もあり注目を要する。
2010.03.11
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10日の日経平均は、NYダウが小幅続伸なるも半導体SOX指数、金・ニッケル相場、バルチック海運指数が反落し様子見気分が強まり引き続き小動き、10,555円(前日比-12円)で始まり一時若干プラスとなる場面もあったものの10,563円(同-3円)で1日の上下幅が41円と全くなぎの状態。値上がり銘柄568、値下がり銘柄961、出来高は1,618百万株と低調な動きとなっている。市場では2日間急騰後3日間横ばい調整が続いていることでSQ前日となる11日の再上昇を期待しているが、このところ一貫して主役として相場を支えてきた仕手材料株に高値波乱の様相が出始めたことが気になるところである。現在の膠着状態にある相場をみるとSQと期末を睨んで日米ともに意図的な株価安定策をとっているとみられる節もある。3月の月例経済報告では昨年7月以来8カ月ぶりに景気判断を上方修正しており、その一方でデフレ継続を強調してより一層の金融緩和政策を要請しているが金融政策のみでは改善されるとは思われずこれを過大評価すると足元をすくわれる恐れもある。具体的な対策もまだ発表されておらずリップサービスに終わってしまうと今度は相場に逆に作用する可能性もあるため警戒が必要である。米カリフォルニア州ででトヨタのプリウスに急発進事故が発生したとして「トヨタ」が再度下落してきた。今回のリコールにより4,500億円もの追加支出が見込まれるとの報もあり業績回復にも大きなく影響を与えそうである。このところ大きく戻してきた「フタバ産業」も親会社の「トヨタ」が下落してくれば上げ続けるわけにはいかずそろそろ程良い水準まで戻したところであろう。売り上がりの絶好のチャンスとなるかもしれない。10日のNYダウも引き続き小動き、引けは10,507ドル(前日比+2ドル)とはなったが上昇と下落の銘柄数は半々となっており、地合いは強いが上値は買わないという展開となっている。人気化しているNASDAQは5連騰となっているが、うち3割はアップルの上げが貢献していると言われている。出口戦略に踏み出したFRBがどのような金融引き締めをどの時期に行うかそのメッセージの出方如何で市場に影響を与える恐れもあるので警戒が必要である。NYダウが小動きなのにCMEが10,615円と再度10,600円台で引けているがこれも何かSQを睨んでのものと見られなくもない。いずれにしても11日の東京市場の動きには要注目である。
2010.03.10
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9日の日経平均はNYダウの上昇一服で利益確定売りに10,567円(前日比-18円)で始まりその後上下50円幅で揉み合った後同値で引け、結果的には3日ぶりの下落となった。寄り前の外国証券注文では240万株の買い越しだったが出来高は1,165百万株と低調。1/15高値10,982円を目指す動きとの声が俄かに高まってきたが10,600円以上は商いが多い地帯でありそれを抜くにはいささかエネルギー不足状態。この日の寄り引け同値線は何となく戻り天井形成の様相も感じさせる。前日のCME先物が幻の10,620円で引けているのは売り仕掛けの匂いもプンプンする。今月初めにNYダウがじり高しているにもかかわらずCMEが10,200円台で動きがなかったのも今考えれば日本株の安値を仕込むための買い仕掛けだったのではないかと思わせる。現在10,500円のコールオプションには3万枚を超える大量の買い残が残っており、8,9日と2日間続けて一日の上下幅が小さいことから見て、SQに向けて10,11日で短期筋が勝負をかけてくる可能性は高そう。強気にみる向きは10,750円を抜けて10,980円を目指すとしているが逆にSQ値を10,500円以下に抑え込もうとする動きも出てくる可能性もあるので予断を許さない。海外市場の状況にも左右されようが国内材料としては数カ月先の民間設備動向を示す機械受注に注目しておきたい。値上がり銘柄589に対し値下がり銘柄数は920、個別銘柄では出遅れ銘柄、材料株物色で前日動きの重かった注目の「東光電気」「パイオニア」は逆行高となっている。売り方としては不安に駆られる局面ではあるがここは冷静にどこまで戻るか見守るところ。全体相場の上昇が止まり(すでに止まっているのかもしれない)下落に転じれば真っ先に売られる可能性は強いものとみている。9日のNYダウは大底を付けてから1週年ということで買いが入り一時10,600ドル台まで上昇したが、引けにかけて売られて10,564ドル(前日比+11ドル)と小幅高で引けた。安値からの上昇率はついに60%(NASDAQは83%高、S&Pは68%高)を超えてきていることからある程度の調整安が出る時期ともなっており高値警戒感も強い。ギリシアの財政再建計画の実効不安との報で為替は若干の円高に振れている。この日ギリシャの首相がオバマ米大統領と会談しCDSに対する規制を要請したが今後この行方にも注目しておきたい。CMEは10,585円と大証の日経平均先物より高く引けているが10日の東京市場はどのような動きになるか注目である。
2010.03.09
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8日の日経平均は米株高・円安を好感し主力のハイテク株を中心として相場は続急騰し一気に10,500台に乗せてきた。朝方から10,538円と前日比170円高で始まり10,585円と前日比216円高で引け、一目均衡表の雲の上限を抜ける水準まで上昇してきた。ここ2日間で440円も急騰し市場は俄かに市場には強気派が急増し1/15高値10,982円を目指すとの声も出始めた。寄り付き前の外資系証券の売買注文も1,380万株の買い越し、チャートも上放れ陽線で強気の形となっているが、高寄りして揉み合いの形で推移しているため一日の値幅は47円の値上がりに過ぎない上、戻り高値を更新しているのは輸出関連株と低位材料株で一般投資家の収益はそれほど上がっていない状況である。出来高も1,894百万株と少なくまさに閑散に売りなしの状況で上げてきており、週末に控えたSQに絡んだ売り方の買い戻しにより嵩上げされている部分もありそうであり、相場の力強さは感じられない。ここは決して飛びつき買いはせず相場を静観するところか。SQで安値を付けて反発とみていたが、このままいくと逆にSQ後に下げる懸念もあり注意が必要である。「のど元過ぎれば熱さ(怖さ)を忘れる」ということわざも忘れてはなるまい。「東光電気」「パイオニア」などの戻りの鈍さも見逃してはならない。8日のNYダウは、AIGがAIAに次いでアリコをネットライフ生命に売却するとの大型M&Aの話が出たが10,552ドル(前日比-13ドル)と小幅に下落、戻り高値から一転急落した1月後半の動きと似た現象も出始めている。相場は上がれば下がるもの、国際決済銀行が出口戦略の段階的実施を各国に要請するなどの動きも出ており、金融相場から業績相場への移行となるならば相場は一区切りつくことになるため一旦大幅調整に入るのが常であり、現在がその局面にあるとすればこのまま先の高値を更新していくとは思われない。この高値は警戒場面とみておきたい。
2010.03.08
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大手生命保険会社の1社である第一生命保険相互会社が株式会社に転換し、4/1より東証に上場される。第一生命は現在の保険契約者に対し所定基準に基づいて株式を割り当てるが、1株に満たないものはまとめて売り出し、契約者に対してはその代金を配分することにより現金支払いをすることになっている。その売り出し価格は、3/7に仮条件を決定し3/9~18のブック期間を経て3/19に決定されるが現在のところ想定仮条件は15万円前後とみられている。売り出し株数は7,106,170株で申込期間は3/25~30となっており、この株式に応札する予定の金融機関等は3月中に応札に見合う他の手持ち株を売却するものとみられる。従って、当月は期末要因に加えてこの売却が市場の売り圧迫要因となってこよう。この売り出し完了後に筆頭株主になるとみられているのが「みずほFG」である。第一生命との間では同社は発行株式の5.6%を引き受け安定株主として保有することで合意している模様であり、新たに840億円もの資金を投入することになる。同社は昨年4~12月で約2,000億円もの持ち合い株の売却を進めてきているが今回の投資額はこの40%超に相当する額となる。さらに、現在議論が進められている金融機関間のダブルギアリングの規制強化がまとまれば、今回の投資額が自己資本と相殺され自己資本の質が低下する可能性も出ている。しかし、これらの材料は既に同社の株価には織り込み済みとみられ逆にここにきて徐々に下値を切り上げ始めている。(11/27安値146円、12/11安値155円、1/4安値161円、2/5安値169円)第一生命の時価総額は想定仮条件15万円で試算すると1兆5,000億円(発行株式数は1,000万株)と保険セクターでは東京海上日動に次ぐ規模となる。これに裁定取引やインデックス運用のファンド等の買いが入れば上場値はかなりの高値で始まる可能性もあり、そうすれば大株主となる同社にとってはかなりの含み益が生じることになり、ダブルギアリング規制が緩和されるようなことがあれば懸念されている増資も遠のく可能性も出てきて懸念材料が減るため相場が急騰する可能性も出てこよう。今週の相場はNY反発、円安、日銀の追加政策期待で週足陽線で終わったが、来週はいよいよSQの週、また期末で需給悪もピークとなること、ギリシア問題もくすぶっていることから波乱相場になることが予想される。相場全体の流れとしては、ここから月末にかけて一度相場は大きく下押したあと、この第一生命上場をきっかけとして相場が反転してくる展開となるのではないかと考えている。そのような展開となればこの「みずほFG」の安いところは絶好の買い場となるものと思われる。
2010.03.06
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5日の日経平均は、日経新聞の朝刊で突然日銀による追加金融緩和策検討の報を受け昨年12月の連想から10,259円(前日比+109円)と大幅高で始まりその後も続伸して10,376円(同+231円)で引けた。値上がり銘柄数は1,456とほぼ全面高となったが出来高は相変わらず1,747百万株と低調でとても実需が入っているようには思われず、短期の売り方の買い戻しに過ぎない物と思われる。昨年12月は相場が大きく売られ9,076円を付けた後であったこと、為替も一時84円台まで付けた後でもあり底入れ反発のきっかけとなったが、今回はまだ十分に下げた水準ではなく戻りにもおのずから限界がありそうである。また、1回目はその意外性で大きく評価されても2回目は往々にしてそれほどでもないことが多く過大評価は禁物である。しかしながら、チャートから見れば5日、25日の移動平均線を超えてきたこと、前日の陰線をこの日の陽線で打ち消したこと、ボリンジャーバンド1θ(10,329円)を回復して来たことでで2/22の10,449円を超え一目均衡表の雲の上限である10,550円前後を目指すという強気の見方も出てきた。しかし、国内要因よりも海外要因に影響されやすい相場となっているので米、中、EUの動きを注視しておきたい。注目銘柄の「東光電気」はとりあえず寄り付きで半分を利食いあと半分は持続、「フタバ産業」は売り乗せしてみた。この日はトヨタが小じっかりだったことで動きの軽い同銘柄は上がってきているが、リコール問題はそう簡単に解決するとは思われず、戻り一杯となり下げに入れば戻した分だけ下げは大きくなるものとみている。「パイオニア」は戻りも鈍く様子見だが全面高相場の中で戻りが鈍いのは弱い証拠とみられる。5日のNYダウは、注目の雇用統計が市場予想ほど落ち込みが少なかったことでじり高から一気に10,566ドル(前日比+122ドル)を付け一目均衡表の雲の上限を超えてきた。これで次は1/19の高値10,725ドルを目指すとの強気の見方も出てきた。一目均衡表の雲は、3/4~10はネジレ糸上となっており、上下いずれにもkな単位転換する局面にある。このところ出ている各種指標には改善がピークにきているものも出始めており、これ以上買い上げて先の高値を抜くほどまでの新たな材料は出にくいように思われる。当面落ち着いたと思われるギリシア問題も国民が政府の政策を受け入れず各地でデモが起こっている状況から、政策実行が出来ない事態となればまた一転危機が再燃するかもしれない上、他のEU諸国から財政問題が表面化する恐れもあり予断を許さない状態にあり、これらが表面化すると一転急落することも考えられる。また、中国は現在全国人民代表者会議を開会中であるが、この中で今年度も8%の経済成長を実現すること、その為に必要な政策を打つことに加えてバブル抑制のための金融再引き締め政策にも含みのある発言がなされている。上海市場は現在調整下げ局面の中での戻し局面にあるが、まだ調整は不十分で政策如何では再度下落する可能性も高いものとみられる。一部地区ではかつての日本のように建築前の物件の売買で利益を上げる取引も増え価格が急騰し、不動産バブルも過熱気味ととなっている様相も見られており警戒が必要である。
2010.03.05
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4日の日経平均は、10,255円(前日比+2円)とほぼ横ばいで始まったものの中国の金融引き締め強化懸念で上海市場を始めとしたアジア市場が下落したこと、為替が87円台の円高になってきたことを受けて売られ10,145円(同-107円)ト5日ぶりに下落して引けた。来週のSQを睨んだ駆け引きによる短期筋の売り仕掛けやCTAの売りなどがみられ、揉み合い商状から一気に下離れし、チャートでも日足陰線が前日の陽線を包む弱い足が出ている。出来高も1,720百万株と引き続き低調である。このところ期末売りから下押す懸念が強かった相場が下げずにじり高となって10,500円前後までの戻りを期待する向きもあったがここで再度25日線を割り込み下放れたことで相場はSQに向けて10,000円以下の下値を試す展開となってきそうである。NY株のじり高で日本株が下げ渋ると調整が長引きしこりを増やし、下げに入った時に深押しする恐れもあるため警戒が必要である。個別銘柄は引き続き物色意欲はみられ、新興市場のネット関連株には強い動きの銘柄も出ている。注目の「東光電気」は高値から10%下げとなってきたため売り建て玉が多ければ半分くらい利食っておく手もありそうだがチャートから見ればまだ下とみている。「フタバ産業」はこの日も強かったが高値はこの前と同じ698円で止まっており戻り一杯ではないかとみている。リコール修理後のトヨタ車にも苦情が出ているとの報からトヨタが売られれば連動安となる可能性は強く戻した分だけ下げが大きくなる可能性も強くここは絶好の売り場となるような気がする。「パイオニア」も予想通りの展開で早晩300円割れとなってきそう。逆に「三洋電機」は需給悪から150円を割ってきたが、ここから下は中長期方針で買い下がっていくのが得策と思われる。4日のNYダウは、1月の中古住宅成約指数が前月比ー7.6%と予想に反してマイナスとなったことで一時前日比マイナスとなる局面もあったが、2月の小売既存店売上高が前月比+3.7%と2007年11月以来の高い伸びで3カ月連続プラスとなったことを受けて消費が回復基調にあるとして買いが入り10,444ドル(前日比+47ドル)で引けた。CMEの日経平均先物も10,225円で終わっていることから5日の東京市場も戻して始まるものとみられるが戻りが鈍ければ再度売られる可能性も強いとみられる。
2010.03.04
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3日の日経平均は10,193円(前日比-28円)で始まったもののトヨタなど大型株への海外ファンド買いが入ったことから徐々に下値を切り上げる動きとなり10,253円(+31円)で引け3カ月ぶりの四連騰となった。しかしながら中身をみると値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はともに750前後で拮抗、出来高も1,655百万株で少なく盛り上がりにかけている。この四連騰と言ってもこの4日間の上昇幅は1日当たり僅か37円、一寸下落すると新値三本足も簡単に陰転する状況となっており先々の株安を示唆しているものともいえる。4日の相場が急騰し10,405円以上で引けない限り25日移動平均と75日移動平均はデッドクロスする水準となっており、きっかけ次第でいつでも下落するような脆弱な地合いの中にいるものと思われる。為替もここにきて87円台をうかがう状況となっており、NYダウも同様に小幅な戻り高値更新で40ドル下げれば陰転する状況となっている。注目銘柄では「東光電気」が崩れ始めた。「パイオニア」も前日301円まで突っ込んだことから3日は反発しているが戻り売りチャンスで早晩300円割れとなるチャート、「フタバ産業」もトヨタの反発で680円台まで戻しているがここは絶好の売り場と考えている。3日のNYダウは、ギリシアの再建策発表、雇用関係指標の発表が予想より好転していたことを受けて一時高い場面もあったが結局10,396ドル(前日比-9ドル)で引けた。CMEの日経平均先物も10,240円とほぼ横ばいで引けており4日の東京市場も個別材料株の部っ伯はあったにしても気迷い相場が続くものと思われる。来週のSQに向けて仕掛けが入ると上下どちらかにブレる可能性もあるが金融機関の決算をひかえた持ち合い解消売りもありいずれにしても中旬までは下向きのバイアスがかかるものとみている。
2010.03.03
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2日の日経平均は前日のNYダウ上昇、IMEニッケル先物続伸、バルチック海運指数3日続伸、CME日経平均先物上昇などを好感し、10,199円(前日比+27円)で始まり10,238円(同+66円)まで上昇したが、前引けにかけて10,169円(同-2円)まで急落した。しかし、後場になって徐々に買い戻しが入り10,221円(同+49円)で引け陽線となり、25日移動平均を超えてきた。値上がり銘柄数は943と値下がり銘柄数546を上まっているが、このところの相場は弱そうに見えても下値は堅く、強そうに見えても上値は重い展開となっている。また、連日薄商いでこの日の出来高も1,475千株と少なく相場のエネルギーは不足気味である。罫線も12/8以来の3陽連とはなったが値幅は3日間累計で僅か120円、RSIは45%と逆行安、2/24に空けた窓の10,280円は5日以内に埋まらず決して強い相場とは言えない。環境が悪化すれば一転下落する恐れも高い。3日のNYダウはギリシアが再建計画を発表するとの報を好感して上昇したが引けにかけて売られ結局10,405ドル(前日比+2ドル)と辛うじてプラスで引け、3日続伸となり、10,400ドル割れを阻止した格好となっているがどうも戻り一杯となっているように見える。欧州株も目先的には3日続伸とはなり、ユーロもこの日は買い戻されているが、ギリシアの財政不安の影でこのところポンドも売られているのが気になる。この上イギリスポンドにも不安が広がるようだとユーロ暴落の恐れも強くなってくるので警戒が必要である。相場は強そうに見えても決して強くなく高いところはヘッジ売りをかけておくのが得策と思われる。引き続き「東光電気」「フタバ産業」そして「パイオニア」の動きに注目しておきたい。
2010.03.02
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1日の日経平均は、10,128円(前日比+2円)とほぼ横ばいで始まった後、チリ大地震で商品相場が上昇したことによる資源株の上昇、JPモルガンが銀行株の投資判断引き上げによる銀行株の上昇を受けて一時10,215円(同+89円)まで上昇したが、その後は執拗な売り崩しにあい10,172円(+46円)で引けた。来週のSQを控えた攻防戦が始まっているものとみられる。寄り前の外資系証券注文は840万株の売り越しだったが、値上がり銘柄数は1,041と1,000を超えた。なお、出来高は1,481百万株と相変わらず低水準となっている。75日移動平均は10,181円、5日移動平均は10,190円、25日移動平均は10,208円と10,200円前後に収れんしておりここは一つの大きな節目と言える。買い方は25日線突破から10,500円を狙い、売り方は10,087円(2/25安値)を切って10,000円割れから9,600円前後を狙う動きとみられる。しかし、ギリシアなどの欧州諸国の財政不安の高まりから国債金融市場で投機マネーによるリスク回避の動きが強まってきているのは看護できない。特にユーロ下落による円高の動き、さらには一部に噂され始めた同様に財政不安を抱えている日本国債の格下げの動きにも注意をしておきたい。1日のNYダウは、AIGアジア部門のプルデンシャルの買収、アステラス製薬のOSIのTOB提案などのM&Aのニュース、並びにISM製造業景気指数が前月比-1.9%なるも3カ月連続で50を超えたこと、個人消費支出も同+0.5%と4カ月連続でプラスとなったことを受けて上昇し10,403ドル(前日比+78ドル)で引けた。CMEの日経平均先物も10,230円で引けており、2日の東京市場も上伸して始まろうが前日の如く環境は大きく変わったとは思われないことから引き続き主力株の戻り売り姿勢は続けたい。
2010.03.01
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