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先日の連休中、家でくつろいでいたら外から「○○く~ん、あ~そ~ぼ~」と、元気な声が。ウチの斜向かいに、小学生の子供のいるお宅があるので、そこに友達が訪ねてきたのだろう。その声を聴いて、何だかとても懐かしい気持ちになった。私も幼少のころ、友達がそうやって大声で呼びながら誘いに来たものだ。ちなみにわが実家はもちろん酒屋だが、店の正面からでも容赦なく叫んでいたものだ。ところが今日びはマンション住まいなども多いし、こういう光景はほとんど見掛けることはない。そんな気持ちもあって、私は傍らにいた妻に言った。私 「こういうのっていまどきは滅多にないよな~」妻 「ホント、そうね」何気ない会話ではあったが、実は後で答え合わせ(?)をした際、妻はまったく別のことを考えていたらしい。妻曰く、今の子供たちは塾やら習い事やらでスケジュールがいっぱいで、友達と遊ぶことすらも事前のアポが欠かせないとのこと。だからいきなりやって来て今から遊ぼうなどとは、普通あまり考えないだろう。そんなわけであの呼び掛け声は、そうそう有り得ないものだと思ったらしい。なるほど、結論は同じでも、思考経路はまるで違っていたわけだ。ちなみにわが子の場合は、こうやって友達が誘いに来ることはほとんどなかった。だから子供らにしてもこういうシチュエーションは異質な光景だろう、と思って聞いてみたら、「(クレヨン)しんちゃんがよくやってたよ」、と一蹴されてしまった。
2015年09月28日
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岡山市にあって静岡市にないものって、何かあったっけ?どちらも政令指定都市で、人口も大体同じくらい。しかも政令指定都市に昇格したのは静岡市の方が早い。岡山には桃太郎がいるが、静岡だって家康ゆかりの土地だ(まあこれはあまり関係ない)。それなのに新幹線「のぞみ」は、岡山駅には100%停まるのに、静岡駅は100%通過する。以前から思っていたのだが、この待遇の差は何なんだろう?静岡が不憫に思えてならない。
2015年09月22日
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iPhoneは最後の操作をしてから一定時間が来ると、自動的に画面表示がオフになる。しかしそれを人為的にオフにすることが出来る、ということは、iPhone歴3年8か月の私も、先日ムスメに教えてもらうまで、ぜんぜん知らなかった。ふだんはiPhoneを胸ポケットに入れているが、夏場はTシャツなどポケットの無い服も着るので、ズボンのポケットに入れることが多くなる。ただたいてい操作が終わってすぐにポケットに入れるので、まだ画面がアクティブ状態のままだ。そうすると(毎度ではないが)、私の脚の肌を感知して、iPhoneが勝手な行動をとり始める。ある時はいきなり音楽が鳴り出すし、またあるときはどこかに勝手に電話を掛けてしまう。またある時は、何だか脚が熱いな~と思ってよく見たら、iPhoneの懐中電灯アプリが点きっ放しになっていたらしく、熱を帯びていたのだ。そんなおバカなことをさんざん繰り返したが、ムスメのおかげでようやくそれも無くなった。
2015年09月15日
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今回の安保法制の件について、国論が二分されているが、改めて見てると極論が目立つ。「中国や北朝鮮が攻めてくる」なんてのも極論なら、「徴兵制が復活する」というのも極論。可能性として全く否定はできないまでも、極論同士ぶつけ合っても意味がない。こうなると結果的に単なる議論を通り越して、誹謗中傷やら感情論のぶつけ合いになってくる。他の政策に対する是非をスルーして安倍首相の人格を否定したり、あるいは法案に反対する著名人がみんな「在日」のレッテルを貼られたり。どう見ても異常な状態でしかない。そしてそういうものがネットでどんどん拡散していくことで、肝心の論点がどんどんぼやけていっているようにも見える。両者が其々に最も大事にしたいと考えていることは、おそらく次の二つに集約されるだろう。「日本の国土と国民を守ること」と「日本人が戦場で犠牲にならないこと」、実にシンプルだ。このふたつは、同時に満たすのは難しいかもしれないが、全く相容れないものなんだろうか?そんなことはないだろう、ただしようとしないだけだ。民主主義政治とは、物事の白黒をつけるために機能するが、その過程でとことんまで話し合って落としどころを探る、という作業が必要不可欠だ。上の二つを両方満たすためにどうすればいいか、もっと探るべきではないだろうか。それにはもっと時間が必要だが、それなのにロクに議論することなく、数の論理でさっさと押し切ろうとする与党の姿勢には納得できない。その点に関して言えば、私は今国会での法案成立には明確に反対である。
2015年09月12日
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今取り沙汰されている、消費税10%引き上げ時の「軽減税率」への対応として、支払い時の区分ではなく、購入時には10%税率で購入し、あとで対象商品の2%分を還付する、そしてその際に「マイナンバー」制度を活用する、という案が出ているらしい。政府も必死で考えたのかもしれないが、はっきり言ってツッコミどころ満載だ。まずひとつには、後で還付するというその作業自体に、超大なコストが掛かるだろうということ。年金業務だけであれだけのロスとミスが出てるのに、それよりももっと繁雑な業務をしようとしているわけだから、これはもう上手くいくはずがない。ふたつ目には、マイナンバー制度自体、まだ社会的に許容されているとは言い難い、ということ。個人の購入履歴がこの制度の下にあからさまになってしまう訳だ、これは反発は必至だろう。うがった見方をすれば、これはマイナンバー制度を正当化するための方策だと言えなくもない。そしてすべての小売業者にマイナンバーカード用のカードリーダーが行き渡るのか、ということ。自営業者としては、これが最も気になるところだ。どうも政府は、流通というのは大手を押さえておけば何とかなる、と安易に考えていないか?もちろん大手だけではなく、中小の商店もあるし、ネット通販や個人取引などもある。そういうところにすべからくカードリーダーを供与しようというのか?仮に全体に行き渡らせることが出来たとしても、中には機械音痴のジジババショップもある。そういうところでカードリーダーを満足に扱えるのか?私が消費者の立場なら、そういうお店に行くのはちょっと憚られる。だって(言っちゃ悪いが)還付されるべき分が適切に処理されるかどうか心配だもん。要するにこれは、消費者の購入する場を大手小売業に収斂させていこうということだとも言える。もちろんそれは許されるべきことではない。そういうわけで「マイナンバー還付案」は、すべての国民に一笑に付されるだろう。私はそもそも軽減税率自体に反対だ。推進派としては、欧州で普通に導入されているという実績を挙げようとするだろうが、これらも具に見るとグレイゾーンがいろいろあって、かなりややこしい。税制はシンプルな方がいい。悪いところまで真似する必要はない。ただもしどうしても弱者救済のための税制上の措置が必要というならば、客観的に明確な区分を基準として一部の商品を非課税にすればいい。例えば、米、生鮮3品、水道光熱費は非課税、みたいに。これも税率を変えるというのではなく、あくまで非課税でなきゃ、業者の負担が大変だ。
2015年09月09日
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就活していた長男の就職先が、先日無事に決まった。まずは行く所ができて、とりあえずホッとしている。何せ奨学金を受けているので、卒業と同時に返済に追われるから、無職でいるわけにはいかない。さて、就職が決まってからまだ本人と顔を合わせていないが、まずはおめでとうと言うだろう。ただ私は必ずしも、彼がその会社で一生勤めあげることを想定しているわけではない。今や終身雇用制はとっくに崩壊していて、私の周りでも転職組が少なくない。もちろん定年まで一つの会社で完結する人も大勢いるわけだが、それはある意味、雇用する側とされる側の双方が幸運な場合に限られるのかもしれない。会社だっていつまでも彼を守ってくれるという保証は無いわけだし。もし彼が何かのタイミングで会社を辞め、転職なり起業をしようとした場合、もはや前職の肩書は意味の無いものになるかもしれない。肩書のない“素の”自分に何が出来るのか、そこが問われてくる。そういう場合も想定して、彼にはより多くの知識と経験を身に付けておいてほしい。会社の仕事に没頭することも必要だが、それに埋没してしまうと、自分を見失ってしまう。出来れば会社とは一定の距離を保ったままで、自己を見つめ続けていてもらいたい。そして時間に余裕があれば、自分をブラッシュアップする機会をつくって欲しい。言い換えれば時間とお金を、自分自身に投資するということだ。転職&起業した時にも役立つだろうが、一生その会社にいても無駄にはなるまい。就職が決まったばかりの人間に言うようなことではないかもしれないが、私からのはなむけの言葉として贈りたいと思う。
2015年09月03日
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