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この時期、お客さんから注文を受けたお中元の明細を、提携するギフト業者にFAXで発注する、という作業があって、いつもは妻にやってもらっているのだが、ここのところほかの用事でいろいろと忙しくしているので、私が代わって書くことが多くなっている。間違いがあるといけないので、ことさら丁寧に書かなければいけないのだが、考えてみればこれだけ丁寧に文字を書くというのは、最近あまりない。走り書き程度のメモ書きは日常的にあるが、レベルがまるで違う。で、書いていて思ったことが、私の字が決定的にヘタになっているということだ。私自身、決して達筆だとは思ってないが、硬筆に関してはそれなりに見える字を書いてきた、という自負があったので、この現実にはちょっとガッカリさせられた。真っ直ぐ引っ張ったつもりの線が波打っていたり、ペン先が自分の思うところに着かなかったり、果ては一文字一文字のバランスがまるっきりバラバラになっていたりするのである。少なくとも以前はここまでひどくはなかった。歳のせいだというにはまだまだ若いと思ってはいるが、これは普段から字を書いていないからに他ならないだろう。やっぱり字って、普段から書いてないと、どんどんヘタクソになっていくものなのかなあ。
2015年07月28日
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大学生の我が長男も、現在4年生。世間でいう“就活”の真っただ中である。数年前のような厳しさは脱したと言われるものの、それでもまだまだラクには内定は出ない。まあこういった「新卒一括採用」という手法にはいろいろと問題もあると思うが、それはひとまず置いておくとして.....。まだどこからも内定をもらってない長男が先日、某企業の社長面接に臨んだ。社長面接だからこれはもう「最終面接」みたいなものだろう。その面接で彼自身は結構いい感じで受け答えができ、それなりの手応えを感じたようだった。そして社長面接が終わった後、人事担当者から、「ウチで内定を出したら、ウチに決めてもらえますか?それともまだまだ就活続けますか?」と聞かれたそうだ。実のところ、その会社をメインに考えていなかった長男は、「まだ続けます」と正直に答えた。するとその人事担当者、「あ、そうなんですか~」と嫌み交じりに答えたそうだ。「嫌み交じり」は言い過ぎかもしれないが、実際それくらいのニュアンスがあったと、彼は言う。面接自体は好感触だったのに、何となく後味悪いままその会社を後にした。彼からの電話でその一部始終を聞き、自分の対応はそれで良かったんだろうか、と聞かれた時、私はこのように答えた。仮にオマエが他に回りたいところがあるにもかかわらず「御社に行きます!」などと言うのは、自分を偽ることに他ならないから、本意でないならそう言うべきではない。また方便で「御社に行きます」と言っておいて、その後も就活を続けるというのは、あまりにも信義に反することだろう。よってオマエの言ったことは間違いではない、と。ところが彼がその翌日、大学の就職課に行ってその話をした時、こう言われたという。キミねえ、もうちょっと“ずるく”考えてもいいと思うよ。せっかく内定をもらえるチャンスなんだから。それで他にもっといいところで内定が貰えたら、その時には覚悟を決めて内定辞退を告げに行けばいい。まあ厳しい言葉のひとつやふたつは飛んでくるかもしれないだろうけどね。なんだか私の言ったことが限りなく“青臭く”聞こえる様な指導っぷりだ。まあ確かに就職を“一生モノ”と考えるならば、キレイごとばかりも言ってられないから、これは正論に違いない。しかしそれを聞いた私には、何となくモヤモヤした気分ばかりが残った。オレってつくづく正直者なんだろうな~。
2015年07月10日
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