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今年も残すところ、あと11ヶ月となりました。来月もよろしくお願いいたします。
2006年01月31日
着物の着方を習うことにした。仕事着だというのに、自己流なので着崩れて仕方がないことが時々あるのと、畳み方やメンテナンスのこつをマスターしたいからである。「どうして習うことにしたか」ときかれ、正直に話したら、それまで師範コースを勧められていたのが、ぴたっととまった。何十万円も払いたくないし、何年も通いたくない。イチから始めるどしろーとが他人様に教えられるようになるのにかかる労力というのがどれほど大変か、どんな業界でも同じだろう。知らなければうかうかとのってしまうんだろうなあ。
2006年01月30日
http://www.gamedesign.jp/flash/yojifla/yojifla.htmlhttp://www.gamedesign.jp/flash/sanjuku/sanjuku.html四字(2+2)より三字(1+2or2+1or1+1+1)のほうがむずかしい。60代の人に教えたら、そこからアメーバーのように広がって、大流行である。単なるゲームと違って、知的で生産的なことをやっている気分になるらしい。マインスイーバーよりマシだろうか。いや、単なるゲームだと思うんだけど。脳内年齢をはかるゲームも流行っているが、あれを仕掛けた人は偉いなあ。子供や若者の数には限界があるが、さらに暇のある上の層を狙ったので、今は売り切れ続出なんだとか。音読だの漢字や計算など、戦後の教育の集大成ってとこでしょうか。今の20~30代が、そのような年齢になるころは、たぶん60代70代だからといって、暇とか隠居とかいうことはなく、病気じゃなければ働くのがフツーになっているでしょうし、ハードはいろいろ変わると思うので、こういうものがそのまま流行るとは思えないのですが、人数は多いので売れるものを考えると、やはり「懐かしい」をコンセプトにするんで、ハードを変えながらも「マリオ」とか「ドリフ」とか「ピンクレディ」とか、出てくるんでしょうね。それと、一生独身で過ごしたじいさんが「萌え系」の絵を「棺桶にいれて欲しい」と遺言することがありそうです。たぶん一生を卒業しないで終える人も多くいるはずですから。
2006年01月29日
ミラーマン(45)は、某大学大学院客員教授に内定したそうですね。ワンマン経営の大学ときいていますが、吉と出るか凶と出るか。あの事件以来、オレオレ詐欺の痴漢版が流行りましたね。某大教授の家に、電話がかかってきた人がいるそうです。「あのー、主人は毎日車で通勤しているんですが」というと切れたそうです。詐欺師もあまり調べてないんですかね。「ご主人がつかまったけれど、金をくれれば黙っててやる」と言われたら、「たっぷりお灸をすえてやってください、といってみるだろう」という人もいるけれど、「あーそうですか。でしたら出るとこ出て話し合いましょう」と言うでしょう。自分に内緒で、お金を振り込んじゃったりしたら、「どんな場合も自分の味方、なんて夫思いのいい妻なんだ」と感激するか、「妻は自分をそんなことをしそうな人間だと思っていたのか」とがっかりするか、どっちになるんでしょう。詐欺にお金をとられた腹立たしさで、それどころじゃないでしょうか。
2006年01月28日
31歳の日本史担当の同僚が、栄西がお茶を持ち込み、千利休が「茶の湯」を始めた、というようなところを教えていたとき、学生から「烏龍茶はいつ日本へきましたか」と聞かれ、困ったそうです。「ブームが高1のとき始まったのははっきり覚えているんだけど。みんなこぞってダイエットのために飲んでいたから。」というのですが、その1990年に流行ったのは350ml缶というサイズ。都会のお年頃の娘だからダイエットが流行ったということで、烏龍茶自体の流行とは全く関係がありません。少なくとも昭和末期には、「宴会で飲めない人は烏龍茶」という習慣が定着していましたし、昭和50年代には、180cc・250ccの烏龍茶缶がありました。昭和60年代には、四角い1Lの紙パックというのもありました。何より、液体のお茶が出回る前に、茶葉が売られていました。記憶に関しては、子どもの頃の数歳差は大きいです。もっとも、22歳以降は、何がいつあったか年代別に記憶するのが非常に難しくなってしまいますが。調べてみました。1978-9年ごろ、ピンクレディが美容のために愛飲していると言ったことで、ブームが始まったそうです。1979年、伊藤園が中国福建省の公司と契約し、茶葉を売り出しました。ちなみにピンクレディは静岡出身、地元では緑茶の宣伝をしていました。伊藤園は渋谷本社ですが、工場は静岡。この伊藤園の迅速な動きを考えると、ブームになにやら仕掛けがあったのでは?と、ピンクレディとの関係について考えてしまいますが、少なくともこの時間軸から、ピンクレディが実際飲んでいたというのは、茶葉でいれたあたたかいもので、大陸福建省産ではなかったことがわかります。1980年、NHKで「シルクロード」放送。1981年2月、伊藤園から缶烏龍茶発売。1981年12月、サントリーも缶烏龍茶発売。「緑茶の伊藤園」、「ウーロン茶のサントリー」というイメージがありますが、実は日本でのウーロン茶といえば伊藤園が本家なのですね。高級茶葉を売り物にしたアサヒは95年発売です。(十六茶は93年)CMは、スレンダーな中国美人が出ていました。(今もそうだが)当時、甘くない飲料が好まれ始めたけれど、「緑茶にお金を払うなんて」という感覚があったこと、緑茶を風味を損なわずに缶に詰める技術が難しかったことで、烏龍茶は美容と関係なく人気が出ました。人間の水分摂取量は、そうたいして違いがないと思います。ただの水よりお茶、夏限定の麦茶より冷やしても温めても通年飲める烏龍茶、わざわざ淹れてもらう準備されたお茶より自動販売機で買う烏龍茶、というような感じで普及していきました。ついでに1982年、高級中華インスタント麺発売(マダムヤン、中華三昧、本中華など)昭和50年代というのは、日本の国策に企業が乗った形で、中国の良いイメージを盛んに売り込んでいた時期です。1985年、焼酎ハイブームで、ウーロンハイが流行る。田中角栄が中国と国交を結ぶ前までは、「中国=中華民国=中華民国台湾省」ということで外交していましたが、「中国=中華人民共和国=大陸」となりました。それまでは、日本人が「中国」のものを持ち込むときは、台湾産のものだったわけです。しかし、台湾のものでも、中国の歴史や風土を感じさせる良いものは、全部大陸のものとして、認知されていきました。台湾にしてみりゃ、「キョード(郷土)偽装」です。今のように「おんなこども」が気楽に旅行に行ける時代ではありません。国内の温泉地、近場の海外(台湾・韓国)は、はたらくおじさんの楽しめるサービスばかりありました。観光地=きれいなお姉さん、ですね。旅行代を個人で負担するのは大変な人も、出張や社員旅行の名目で行かせてもらい、オプションを小遣い範囲できたんじゃないでしょーか。おんなこどもとは別格な人物として秘密の楽しみを享受できる、ああ男に生まれてよかったとリフレッシュ気分も大きいでしょう。ヨーロッパ産のブランド品を持つ習慣が、地方都市のちょっとおしゃれな人にも認知されてきたのは、昭和60年代くらいからでしたから、当時は偽物ブランドなんて買わなかったと思います。(というか売っていなかった)お土産の定番は、免税されたお酒。自分用、あるいは自分の知り合い用ということですね。しかし自分ばっかり楽しんできた分、「おんなこども」のためのお土産も必要な人もいます。自分の晩酌代を家計に負担させない、というだけでもイイコトをしているんだと言い訳しても、やっぱり「おとうさんばっかり」と思われてしまうかもしれないからです。パイナップルケーキなんて小洒落たものはまだなく、せいぜい月餅。脂っこいですね。珍しくて軽くて健康的なもの、というと「中国茶」だったでしょう。烏龍茶は、はたらくおじさんの海外土産に混じり、まずは茶葉で、日本の家庭に持ち込まれています。てな事実を、いちいち説明しても、留学生にとって楽しいわけはありません。烏龍茶に限らず、国家が絡んだものは何でも、・信じられない事実・知りたくなかった事実・いまさら触れられたくない事実が混じるので、注意が必要です。
2006年01月27日
2007年は、離婚ラッシュになるらしい。長年夫婦をやっていた場合、離婚しても夫の年金を山分けできるようになるからだとか。離婚した人のブログなんぞを読む。日常では全く関わりのない世界ではあるのだが、どれも市販の小説なんかと違って、自分の立場からしか書いていないので、登場人物の描き方が善悪がはっきりしていてわかりやすい。当人に見えないものは、書かないからね。まだ結論を出さずに渦中にある人のブログは、時々何について怒っているんだかよくわからなくなるが、離婚に至るまでの日々を振り返っているものだと、何度もいろんな人と話しているからか、筋がすっきりとまとまっていて読みやすい。いろいろ読んで思ったことは、男性は「すごいね」と尊敬されたくて、女性は「よかったね」と共感されたいという傾向があるらしいということだ。そんでもって、せっかく自分が言われたいように相手に言ってみても、「他人事のような言い方」に聞こえてしまうらしい。男性「すごいね」女性「なによ、ひがんだ言い方して」女性「よかったね」男性「なんだよ、上から見下ろすような言い方しやがって」と、お互いに満足しない。でも男女共通して有効な言葉もあって、それは「ありがとう」ということでまとめられるようだ。
2006年01月26日
名義を貸している携帯電話の解約をした。日本国内で定職に就くような人が契約しようとしたときに、どうしても日本人の名義にしろといわれたもので、その使用者が解約しようとしたのに、名義人ではないとできないと言われて回ってきたものだ。いまどきは留学生でも携帯電話を持っているが、みんなどうやって手続きしているのだろう。契約者ではないので、念のため委任状と、健康保険証(契約者との関係を示せるもの)と、運転免許証(住所の載った個人の証明書)を持っていった。受付入口で、「ご本人様でないと解約はできません」と言われた。委任状をみせると、「“本機解約を”とありますが、電話番号が書かれていないのでお受けするのは難しいかと」と言い出す。しかし、わざわざそのために来たので、「できるかどーか、直接伺いますから」と強行。ブースでは、持参した証明書の類をすべてコピーする許可を請われ、「上に問い合わせてみます」としばらく待たされたが、委任状が筆で書いてあった字であったおかげか、「上に問い合わせた結果、OKが出ました」と仰々しく言われた。このあと、妙なことに、「先ほどコピーさせていただいたものを、こちらでシュレッダーにかけます。ご確認ください」と目の前でやってみせてくれた。個人情報保護の目的なんだろうけど、このパフォーマンスがどういう意味のあることなのかさっぱりわからなかった。そんなすぐにいらなくなる確認なら、わざわざコピーする必要がないんじゃないか?コピーなんかしないで、本人の目の前で証明書を入念に確認し、すぐに返せばいいではないか。コピーするというのは、一定期間保管する目的でなければ、資源の無駄だし、経費の無駄だ。別室にいる「上」の人に、ご足労を願わず、証明を確認してもらうためだけにコピーしたのだろうか。会社は、ブースにいる人では信用できない、あるいは権限を持たせたくないから重大業務をさせないということなのだろうか。現物を見て確認する人より、コピーを見て確認した人のほうが、ホンモノであるということが認定できるというのは変ではないか。コピー機といっていたが、実は赤外線とかで証明書の偽装をチェックする機能がついているものとかだったりして。でも、透かしのあるパスポートじゃないんだし、運転免許証に何かあるのかはわからないけど、健康保険証は判子がおしてあるだけのただの紙だろう。あるいは、コピー機ではなく、実はスキャナーを兼ねているとか。だいたい別室にコピーを持っていった時点で、それをどう扱っているのかわからないんだし、「さっきコピーしたものをすぐにシュレッダーをかける」という行為のために、かえって「情報が保護されていないのでは」という不審感を招く。せめてもの抵抗に「コピーしたの、ちょうだい」といえばよかったかなぁ。
2006年01月25日
うそつきは泥棒のはじまりですよ。というか、泥棒は嘘をつくものということでしょうか。国をあげて嘘つき叩きをするのは、かつては政治家の汚職ばかりだったのに、20世紀末からこっちで思い出せるものをあげていくと、医薬品業界(非加熱製剤)、考古学会(捏造遺物)、食品業界(異物混入・不衛生牛乳・偽装牛肉)、国家公務員(官官接待・汚職)、警察(不祥事)、自動車業界(リコール品隠し)、医学界(医療ミス隠し)、・・・以前は普通に隠せていた不正が発覚して、問題になりました。個別の詐欺師が問題になるのではなく、組織ぐるみの犯罪ということから業界叩き、責任者である国の管理問題に発展するというのが、最近の流れ。ずらっと並んで頭を下げる写真をみても、どれが何の事件だったかもうわかりません。しかし、「何でこんな汚い世の中になったのか」と嘆くのは見当違いです。例えるなら、汚れた雑巾というのは掃除してなければ生まれないものです。使っていない雑巾はきれいでしょう。「昔はよかった」というのは、雑巾なんてものを使ったことがない時代だったからです。だんだんクリーンな世の中になってきているんですねぇ。でも、「汚れた雑巾をきれいに濯ぐところまでしなければ、掃除をしたうちに入らない」というレベルの高い要求もありますから、これでは足りないというところでしょう。最近の、建設業界(耐震構造偽装)、生物学会(捏造論文)に至っては、個人の責任であるのに、居直りです。世間を騒がせたことはお詫びしても、自分は犯罪者ではないのだと。本人に犯罪している意識がなければ犯罪ではないというのは、セクハラ犯の精神構造に似ています。いま話題の渦中の人も、ややそんな傾向がありそうです。彼について、各局のニュース番組は、過去の傲慢発言を集めた特集を組んだりしています。嬉しそうに。その中で、「ルールを作る側になれば、その世界の中では自分が神になれる」というような発言がありました。この人が入学して中退したのは、文3(文学部)ということまでは出ていますが、宗教学科だったそうです。意外です。ちなみに、ひところよく引き合いに出され、比較されていたソフトバンクの孫社長は経済学部(カリフォルニア大学バークレー校)卒業で、楽天の三木谷社長は商学部(一橋大学)卒業。まあ中退にしろ、文2(経済学部)であれば、「株のことは商業高校卒の税理士から学んだ」ということはなかったでしょうし、文1(法学部)であれば、もう少し世の中のルールとの兼ね合いを考える必要性に気づき、もっとうまくやったでしょう。高3の半年だけ勉強して合格した、というのがご自慢だったようですが、東大入学が目的であって、何を勉強するかは二の次だったというタイプでしょう。いや、別にそれはよくあることなので構いません。しかし、文学部だっていろいろあるのに、二十歳の頭で敢えて宗教学を専攻した動機が、なにやら上記発言に含まれているような感じさえします。せっかく環境の整ったところに入学できて、7年も在学していたのだから、ちゃんと卒業できるまで宗教学の基本を勉強していれば、こんなことにはならなかったんじゃないか、というような気がしてきます。上記発言には、「そのうち、作られたルールに気づかれて、また誰か他の人がルールを作り出すようになる。そしたら別の世界にいけばいい」という内容が続いています。どんなに新しく世界を作り続けようとも、それは人間社会の中にあるものです。社会で作られたルールの中からは出られないものである、ということが、どうも見えていなかったようです。各業界が組織ぐるみで隠蔽する不正も、同じように狭い世界しかみえていないから、やってしまえることなんだと思います。
2006年01月24日
学生を長くやりすぎたせいで、定職のようなものに就いて2年、退職してパートに就いて3年。まだ社会人ひよっこだが、5年生がもうじき終わる。来年から6年生で、いつのまにか中堅になっとる。今のパート職のメリットを順にならべると、・人的環境に問題のないところにいられること。・家族と一緒に生活できること。・やりがいのある専門性の高い仕事ができること。・小遣いにしては多すぎるお金をもらえること。・長い休暇が確保できること。・過重な責任を負わされていないこと。いいことばかりなのだが、どうも「就職したいです」と言いつづけねば格好がつかない。不動産は「買いたくないです」といえるのに、「就職したくないです」というと非国民のような感じになってしまう。「パートだって立派な仕事だと思っています」というのは、言われる分には構わないが、自分から言うと、笑われるか哀れまれるか怒られることを覚悟しなければならない。で、「就職したいのにできません」というスタンスが求められているような気になる。ある公務員の女性に「こっちは同じ問題が「結婚」ですよー」と言われた。「結婚したくないです」というと、非国民扱いされてしまう。「したいのにできない」というスタンスが必要だと。一度してみれば、たぶん「してもしなくても同じ」「しないほうがよかった」と思う可能性大。でも、すればしたで「してよかったよ」と言う側に回るのだろう、と。他人から哀れまれる立場にいれば、謙虚そうにみえるので、敵を作らなくてよい。そんなことを言うと「酸っぱい葡萄」と言われるだろうし、「あなたは本当の苦労というものを知らない」などと説教されるだろう。しかし結婚は何歳でもできるが、就職は旬が短い。むしろ「出産」の方が近い。これも「したくない」などといえば非国民だ。いずれも、積極的にしたくないとは言っていないが、結果としてできていないというだけだ。努力が足りなかったと言われれば、そうかもしれないが、それまでのこと。過ぎてしまったことは、言ってもしょうがない。出産に関しては、男性は得だわなぁ。自分で出産する危険を負わなくてもいいし、産前産後の期間も別に普通に生活できる。若い女性と結婚するつもりでいれば、いつまでも子どもを持てる可能性がある。若くない女性と結婚すれば、子どもを持てる可能性を相手の都合で諦められた立派な人になれる。
2006年01月23日
月20万円貯金し続ければ、15年後には3600万円の物件がキャッシュで買えます。35歳の人なら、50歳で家賃を払う生活から解放される上に、不動産が持てることになります。定職についていれば、貯金が貯まるまで待たなくても、そんな物件くらい「買いたいんだけどなー」といえば、銀行が喜んで手伝ってくれます。頭金なしでも、月々20万円払えるということなら、たぶん25年ローンがとおります。「35歳にして不動産がある人」という社会的信用度が得られる上に、停年の60歳まで払い続ければ、その後は管理費さえ払えば、家賃なしの生活ができる、ということになるはずです。つまり、買った物件は、3600万円でも、ローン金利が3.89%とすると、25年かけて総額5600万円(元金均等)~5900万円(元利均等)払うことになります。当然のことですが、金利3.89%という意味は、3600万円の3.89%である140万円上乗せして返せばいいという意味ではなく、お金を貸してくださったお礼として、銀行様に2000万円ほどプレゼントしなさいという意味です。銀行様に対する謝礼を怠ったら、ブツをめしあげてもよいという念書を交わしていますから、絶対に払わなければいけません。でも、家賃なら全額100%不動産の持ち主にやるだけで、所有もできないし、いつまでも払い続けねばならない、ということを思えば、銀行へのプレゼント代など微々たるもの・・・という考え方もあります。借金してでも買ったほうが得だという気持ちになるでしょう。しかし、実際のところどうなんでしょうか。3600万円といえば、地方なら「新築4LDK二階建て・駐車スペース有・庭狭め」といった具合ですが、東京だとマンションで以下のような具合。3480万円:53平米・早稲田徒歩4分・築8年(2/8階)3500万円:75平米・調布徒歩3分・築9年(1/6階)3480万円:80平米・上石神井徒歩5分・築15年(4/6階)3580万円:70平米・高田馬場徒歩10分・築25年(9/13階)この4択って、かなり難しい問題です。これが賃貸物件なら、月15万円前後(管理費込)ってとこでしょうか。賃貸時代に月々15万円までしか払えない人が、頭金なしで不動産購入を考えた場合は、管理費・修繕積み立て費等を考慮すると、2600万円くらいの物件しか買えません。2600万円以下の物件というと、2550万円:51平米・下落合徒歩6分・築8年(1/6階)2600万円:56平米・上石神井徒歩8分・築10年(4/6階)2480万円:51平米・高井戸徒歩11分・築21年(1/5階)2480万円:74平米・調布徒歩12分・築24年(2/5階)この4択も微妙で厳しいです。25年間、ローンであろうと賃貸であろうと月々15万円払い続けたとしたら、総額4500万円です。4100万円(家賃)+400万円(管理費等25年分)ローンで購入の場合、内訳は、2600万円(物件)+400万円(管理費等25年分)+1500万円(銀行への上納金)てな具合ですね。しかし「同じ4500万円払うなら、家賃はお金をドブに捨てるようなもの、ローンだったら財産が残せる上にその後の支払いの心配がなくなり一生安泰だ」・・・というのは、どうも違うような気がしてきます。この条件の物件、賃貸だったら月12万円(管理費込)がいいとこです。築33年、築35年、築46年、築49年というような状態になれば、建替えの話もあがるでしょう。しかし新たにローン負担がかかるのが嫌だったら、売却することになります。そのとき、いくらで売却できるでしょうか。賃貸ならば、売却・買い替えに比べれば、たいした手続きもなく、気軽に住み替えられます。建物とともにトシをとる必要はなく、ボロボロになっていないところに住めます。また仮に上記条件のマンションが、築33年、築35年、築46年、築49年というような状態で賃貸に出されていれば、おそらく月額8万円以下で借りられます。と考えると、「頭金なしでローンで購入」というのは、賃貸以上に損です。首都圏では、最多価格というのが4000万~6000万円という新築物件が多いです。22歳から貯蓄を始めたとして、年50万貯めた人と年100万貯めた人が30歳で結婚すると1200万円です。ここに夫婦の両親からの援助が、100万円あれば、頭金が1300万円あるということになります。住居費って、世帯年収1000万でも、15万円くらいまでと考えるものじゃないでしょうか。頭金1300万円なら、4000万円の物件が月々12万の返済+管理費で、35年ローンなら月々の出費は15万円です。2600万円の物件なら、30年ローンでも返済と管理費で月々10万円。損をした気分にならず、妥当な範囲ではないでしょうか。不動産は「頭金がある」「買いたいものが買える値段である」「できるだけ長く同じところに住みたい」「不動産価値が多少目減りしてもそんなに悔しくない」「不動産もちという社会的ステイタスが欲しい」という場合に買えばよく、「頭金分のお金を貯蓄または資産運用にまわせる自信がある」「買える値段に買いたいものがない」「引っ越しをいとわないかむしろ引っ越しが好きだ」「できるだけ古くない物件に住みたい」「社会的ステイタスが不動産の有無にあると思えない」という人は、無理に買う必要はないということだと思います。そして、頭金分のお金がなければ、「買ってはいけない」ということです。
2006年01月22日
来年度の予定が変更になった。減収の予定が、増収。うれしいことのはずなのだが、・企業戦士なみに働くことになる(待遇はパートのまま)。・5連続でそろそろ飽きてきたというのに同じ仕事内容が7回連続に。・異動がないので組織の全容がみえない歯車気分。・出来レースの某公募のせいの玉突き人事。パートの魅力って「金はないけど暇はある」ってことなのになー。もう若さの可能性でも売れないトシになってしまったということ、レベルがレベルだけに、万年2軍の戦力外通告を受けた気分。こうなったら、器用貧乏の道を究めるしかないなーと腹をくくる。
2006年01月21日
またもやネイチャー。実際、一年に何本くらい論文が載るもんだか知らないけれど、世間の話題におりてくるものは、オカルト記事のような感じ。同じ記事のようだが、タイトルはヤフー、内容は読売のほうが具体的。他人の不幸を喜ぶ感情、男性のほうが女性より強い=英研究[ロンドン 18日 ロイター] ロンドン大学UCLの科学者チームはこのほど、他人の不幸に対し人間がどう反応するかを調べた結果を英科学誌ネイチャーに発表した。男性と女性で明らかな違いが見られたという。 脳画像技術を使い、脳反応を男女別に調べたもので、同チームは「他人の不幸を喜ぶ気持ち」について神経科学上の根拠が得られた初の研究成果だとしている。 それによると、好意的に思っている他人が苦しんでいるのを見たとき、男女いずれの被験者の場合も、脳の「共感」や「痛み」と関連する領域に反応がみられた。 一方、苦しんでいるのが嫌いな人間の場合、女性は好きな人間が苦しんでいたときと同じ脳領域に反応があったが、男性は脳の「報酬」と関連する部分に大きな反応が見られたという。 同リポート共同執筆者のステファン博士はインタビューで「(嫌いな人間が苦しんでいる場合)女性の共感反応は弱まった。だが共感反応があったことに変わりはない。一方、男性には共感反応は全く見られなかった」と答えている。 同研究によると、男性は他人の公正さを認識したときに共感反応を示したという。 ステファン博士は「他人への共感は、これまで考えられていたように自動的に形成されるものではなく、苦しんでいる人に対してどのような感情を持っているかによることが分かった」と述べた。(ロイター) - 1月19日14時54分更新不正を働いた人物に電気ショック…男は「満足」 不正を働いた人物が苦しむ姿を見ると、男性は満足する傾向にある――。英ロンドン大が行った最新の脳研究で、そんな結果が明らかになった。 成果は19日発行の英科学誌ネイチャーに掲載された。 ロンドン大ユニバーシティー・カレッジの研究チームは、男女各16人の被験者の前で、役者たちに簡単なマネー・ゲームを演じてもらい、詐欺行為を働いた人物を記憶させ、その人物に軽い電気ショックを与えて痛がる様子を見せた。 その上で特殊な装置で被験者全員の脳の活動を分析し、「痛み」「共感」「報われたとの感情」のそれぞれに関係する脳の領域のうち、どの部分が活発になるかを調べた。 その結果、女性の場合は「痛み」をつかさどる領域が活発に反応したのに対し、男性は「報われた」と感じる領域が最も活発になった。 研究チームは、より大規模な調査を実施して、今回の研究結果を確認する方針という。(読売新聞) - 1月19日15時53分更新2つ記事の実験は同じものなのか?上記、整理すると、 好きな人が苦しむ 嫌いな人が苦しむ男性 共感・痛み 共感無・報酬(報われた) 女性 共感・痛み 共感弱・痛みということでしょうか。「好きな人」「嫌いな人」というのがよくわからん。どこで判別しているのか。この実験だったら、男性が「他人の不幸を喜ぶ」というより、「嫌いな人と不正と罰の3つが結びつくと報われたと思う」のが男性だという結論ではないのですか。でもって、詐欺行為を働いた人が好きな人だったら、不正があろうと罰は痛みとして感じられるというバイアスを、男女関係なくもつということなのではないですか。脳みそに男女差があるだなんて32人で言ってしまっていいの?男女差は、先天的(生理的)なことなのか、後天的(社会的)なことなのか。後天的な問題だとしたら、男女差よりも、個人の経験とか民族差とか出て嫌なことになりそう。
2006年01月20日
日本人らしく、等しく日本の問題もあげておく。<東大教授>RNA論文のねつ造可能性認める 辞職は否定 東京大大学院工学研究科の多比良和誠(たいらかずなり)教授は19日、毎日新聞の取材に応じ、英科学誌「ネイチャー」などに発表したRNA(リボ核酸)の遺伝子制御に関する論文について「実験データが改ざんやねつ造された可能性は否定できない」と不正疑惑を認めた。しかし、「実験は助手が担当しており、研究室ぐるみのことではない」と自身に辞職する考えのないことを示した。 多比良教授らは、同研究科から再実験などを求められていた4件の論文のうち、03年2月に専門誌に発表した論文について、当時実験を行った助手と外部の研究機関に再実験を指示した。助手の実験は論文通りとなったが、外部の研究機関の結果は異なった。助手に第三者立ち会いによる実験を求めたが、拒否されたという。 多比良教授は「指導教官としての責任は痛感している。助手は10年来の付き合いで信頼していたが、ここ数日のやり取りで疑わざるを得ない状況になった。大学の処分結果を待ちたい」と話している。 同研究科が設置した調査委員会は、来週中に「再現性はなかった」などとする結論を小宮山宏学長に報告する予定。【佐藤岳幸、山本建】(毎日新聞) - 1月20日3時8分更新論文の筆頭著者なんでしたっけ。助手のせいにすれば、辞職しなくていいのか。「成果を出せとは言ったが、捏造しろとは言っていない」追い詰めておいて、責任は棚上げですか。【論文ねつ造】黄禹錫報道に抗議、MBC前で自殺未遂 19日午後1時ごろ、大邸市寿城区泛漁洞の大邸MBC社屋ロビーで、イ某氏(30/無職/慶尚北道慶尚市)が、黄禹錫(ファン・ウソク)教授に関する報道に抗議して服毒自殺を図り、慶北大病院に搬送され現在治療を受けている。 大邸MBCによると、この日社屋を訪れたイ氏が報道局幹部と会い「MBCは黄禹錫教授のことを、なんでこんなふうに報道するのか」と抗議していた途中、突然所持していた農薬を飲んだという。 イ氏は、MBCの『PD手帳』が黄禹錫教授に関する企画報道をした後から数回にわたり大邸MBCに電話で抗議していたという。 警察はイ氏が服毒自殺を図った詳しい動機を調べている。 朝鮮日報この土地は韓国らしさが濃いところです。
2006年01月19日
原因の1つがわかった。聴解問題を作らねばならないから。あれはものすごーく時間がかかるのだ。新しい教科書を使ってしまったものの宿命。とほほ。この教科書、女性の語尾も「~だね」「~だよ」で統一されている。(「~のよ」はある)現状に即していていいのだが、こうしたテープの話し方だと「~だわ」「~わよ」じゃないと落ち着かない気分になってしまうのが不思議。「頭が痛いの」「熱があるみたいだね。早く帰って寝たほうがいいよ」おばさん声で「だね」と言われると、マダムじゃなくてアジュンマ。いや、アジュンマ=マダムで訳されているのでこれは正確ではないな。一気に「おばちゃん」キャラになってしまう。少し年配の女性の声で、演じている場合だと、「頭が痛いの」「熱があるみたいね。早く帰って寝たほうがいいわ」というのが落ち着くパターンのだよなぁ。学生にはわからんことだろうけどさ。
2006年01月18日
ラジオで聞いて、タイトル初めて知った。『熱き心に』メロディがうまくできている曲だ。小林旭という人は、いろんな歌を歌っている歌手なのだな。燃える男の赤いトラクターに乗って、美空ひばりにいいようにされた人というイメージしかなかったが。
2006年01月17日
記号選択問題って、採点がめんどい。一瞬でつけられるように、意味のある言葉を正解にしてみる。アイウエオの場合「エイエイオウ」「アイオイ」(相生)「キクイエウオ」(菊・家・魚)「オカキクウ」(おかき食う?)「ウエオアイ」(上尾愛)イロハの場合、「ハイイロ」(灰色)「チロハイヌ」(チロは犬)「ハイトチリ」(灰と塵)一瞬で○付けができる。
2006年01月16日
久しぶりにタイ料理を食べた。最初はベトナム料理屋に行こうと考えていたのだが、お目当ての喫茶店を間違えたついでに、目の前に店があったので、似たようなものだからいいかと勝手に変更した。こざっぱりした店だった。お運びさんも日本人だし、店名はタイ語じゃなくて、微妙に多国籍ぽかったので、たぶんオーナーは日本人だ。新宿や池袋の片隅とか、田舎の県道に忽然とあったりするような、東南アジア料理屋ってのは、狭い店内にはいると香菜と肉の煮えるにおいがして、現地の音楽が流れていて、現地の新聞が置いてあって、レジの横には現地語のインスタント食品なんかが売り物として積んであって、天井から現地の小物がぶらさがっていて、棚にはたぶん帰国した人たちがそれぞれ置いていったんじゃないかと思うような、「日本で頑張るんだよ」と家族や友達にもらって滞在中は心の支えとしていたようなばらばらの趣味の現地の置物があって、メニューの文字も店の人も日本語があやしくて、ペンキの塗り斑の目立つ壁には海外専用テレホンカードの説明とかパックツアーの宣伝があって、昼は働く日本人相手の千円前後のランチメニューなのに、夜専用メニューはバカ高いコース料理だということも店内に貼ってあるんだけど、たぶん店がひけたホステスさんたちがお客さんも連れてくるようなところなんだなぁと思うようなところなんだが、たいがいとってもうまい。長居はしにくいけど。ところで、地方都市には必ずあるようなブラジル料理店および移動販売店ってのは、店内には日本人の顔をしているのに服装と体格が明らかに違う人たちが、どんな時間帯でも必ずいたりして、なんとなく、はるばる遠くから運んだ貴重な輸入品を興味本位で奪ってはいけないというような感じがしてしまい、日本で生まれ育った日本人が入りにくい雰囲気があり、まだ立ち寄ったことがない。ブラジル料理ってのがどんなものがあるのだろう。
2006年01月15日
バスに乗ろうとして、財布の中に5千円札が1枚あって、はっとなった。もともと5千円札が財布にあったのは覚えている。5100円の食事代を割り勘した。1万円札を出したのは覚えている。支払う前に5千円返してレジに1万円を払い、おつり4900円をもらって、その中から2500円を渡せば割り勘だ。ならば、財布の中に5千円が2枚なくてはいかんだろう。ってことは、もしかして5千円返していないんじゃないか?きゃー。7500円払わせてしまったのか。お心当たりのある方、正直に言うてください。この日の日中は出鱈目の日だった。図書館に本を返そうと思って持っていった本は別の図書館の本だった。家で集中できないので出てきたのに、図書館も混んでいた。仕方がないので喫茶店で仕事。で、ついでにコイン洗車場に入ろうとして、説明がよくわからず、洗車機を壊してしまった。洗車機は営業中止。後ろの行列は去っていく。車体には傷がつくし、物損で保険屋が絡んだ。ああ休業補償とかまで言われるんだろうか。やだなぁ。塗装がはげようがどうでもいいのだが、保険料があがってしまうので、この際直したほうがいいですよと言われた。そういうものなのか。なんでこんな目にあうのだか。というか、こんなことをしたんだか。2歳上の幼馴染(?)の保険屋さんは、最近プロらしい貫禄がついてきて、「相手がモノでよかったという考え方もあります。これがもし人ならもっと大変だったのですよ」と慰めてくれた。頭がぼんやりしているときは余計な新しいことはチャレンジしないようにしようと思った。
2006年01月14日
数十数年前のある地方ではこの日は雪だったそうだ。今夜は仕事で帰れない人が、何度も詫びながら出て行ったが、とんでもないです、食事の支度もせず勝手放題できる自由時間をくれるなんてありがたいですとは言わなかった。今日くらい全部好きなものを好きなだけ買ってやろう。と思って1万円を握り締めたが、あまりに寒く、近所のスーパーに行った。揚げたてのエビフライ、ワッフル、金柑、ちらし寿司を買ってきた。さくさくのエビ6本、独り占め。1600円の幸せ。
2006年01月13日
以前読んだ漫画。祖母に育てられた女の子。優しい祖母は大好きだが、自分には母親がいないことに悲しんでいる。時々遠くで自分を見つめている女性の存在に気づく。ある日、家にその人が玄関先にたっていた。祖母は血相をかえて「その顔でよくものこのこと。うちの敷居は跨がせない、子どもには会わせないよ」と追い返す。「ふん、あんなだからつれあいにも逃げられるんだ」と言い捨てる祖母。女の子は、自分の母親が生きていたんだと喜ぶ。女の子は、運動会、卒業式、入学式と節目節目に遠くに立っている女性をみかける。目と目があいながら、「ああ、おかあさん。ちゃんと会って声がききたい」と思いを募らせつつ、育ててくれた祖母に感謝しながら成長する。就職もして結婚もして、祖母が亡くなった。ある日、また例の女性をみかけた。もう祖母に気兼ねすることはない。女性のあとをつけ、住んでいるアパートをつきとめた。日を改めて、勇気をだして、母に会いにいく。ドアが開く。「どうしてここが・・・」という女性は実は・・・。幽霊オチかなぁと思って読んでいたら、「どうぞ、狭いところだけど入って」ああ、おかあさんの声。思っていたより低い。いつも見かける服装とは違って、派手な服がいくつもつるしてある室内。「あれ、あの服?」「ああ。全部お店に出るときの服よ」どう考えても水商売である。そして、この女性が実はお母さんじゃないということがわかってくる。自分を押し殺して、結婚もして子どもにも恵まれた。でも無理をしていたので、つれあいともうまくいかず、家を出て行ってしまった。女の子の母親が出て行った理由を知った祖母も許すことはなく、自分も家を追い出される。ということで、目の前にいる女性は、実は父親だった。働いているところは、オカマバー。混乱しながらも、自分に親がいて、生きていて、見守ってきてくれていたことが嬉しいと告げる。昔気質の人だから、祖母のことは仕方がない。祖母よりは理解のある世代だから、これからもつきあっていこうと主人公はいう。「私、子どもが生まれるの。おじいちゃんと言ったらいいかしら。おばあちゃんかしらね」と涙の大団円。こんな意外なオチだになるとは、最後まで気がつかなかったなぁ。「つれあい」というと性別がわからないし、「声をききたい」という伏線のはりかたもうまいなぁ。いや騙されたようで面白かった。漫画ならではだな。ラジオドラマや実写じゃできない。
2006年01月12日
23歳の男子に、「先輩、若く見えますよね。20代だっていっても、じゅうぶんとおりますよぉ」と言われた当時、まだ27歳だったので複雑な気分だった。ここ数年の、世の中のとしおとこ・としおんなさんには、「え、84歳なんですか。72歳だと思いました」と言われる人がよくいるだろう。還暦にみえる72歳とか、84歳のような96歳とか、そんなのばっかりだ。昭和ヒトケタ、明治大正生まれには、若くみえる人が多い。とういうか、腰が45度に曲がって、総白髪ひっつめというような、従来の年寄りイメージの人が、栄養と労働の変化と、その年齢にいたるまでの淘汰の結果、日本中から減っている。その下の世代となると、やや事情が変わる。「え、ご還暦ですか。48歳じゃなくて?」「48歳にはみえませんね、36歳かと思いました」といったりするのも、ちょっと無理があるが、お世辞の範囲内としてはOKである。特に若さを強調していない人でも、60歳ではなく54歳くらいにみえたり、48歳ではなく43歳くらいにみえるという1割引程度の人が多いので、そこにプラスサービスすれば、それもありだ。としおとこ・としおんなに限ってみると、36歳と間違われる24歳は時々いる。そんな人には「落ち着いてみえますね」「貫禄があるから」というフォローのことばが有功だ。日本社会では、25歳以上の人には、何歳であろうと、年齢をきいちゃったら、「お若くみえますね」と返すのが慣例になっているようである。なので言うほうも聞かされるほうも、それを踏まえて年齢を話題にする。36歳は難しい。かなり努力していても、24歳に間違われるということは、まず殆どない。白髪が多かったり、かなり抜け毛が進行していたりすれば、48歳と間違われることはあるかもしれなかいが、そんな頭髪の自然変化になんらかの手を加えてあれば、ほとんどの人が、年齢そのものにみえる人、30代の前半にみえる人、30代の後半にみえる人、そのどれかだ。24歳だったら21歳にみえるか27歳にみえるかは大いに違いがあるように感じられるかもしれないが、36歳だと「33歳だろう」といわれたところで、それほど嬉しくないだろうし、「39歳だろう」と言われても、焦ることはあってもそんなに腹も立たないってもんじゃないだろうか。だから36歳で、あえて「年女なんです」と言ってしまったら、「え、全然そんな風にみえませんね。36歳っていっても、じゅうぶんとおりますよ~」とか、言われる危険性がある。36歳にもなれば「落ち着き」や「貫禄」はそこそこついているはずという前提があるので、24歳や12歳に対して使えるフォローのことばは使いにくい。そのため3巡目の年男と年女は、あえて自分がそうだと言うためのチャンスが少ないと思われる。
2006年01月11日
「~やすい」の文型練習問題をする。「ペンとシャープペンシルではどちらがいいですか」「シャープペンシルのほうが、使いやすいです」「都会と田舎とどちらがいいですか」「都会のほうが、すみやすいです」「靴とブーツでは、どちらがいいですか」「ブーツは靴です」「失礼しました。ハイヒールとブーツでは、どちらがいいですか」「ブーツのほうが、はきやすいです」「ペットです。とりといぬとどちらがいいですか」期待される答えは「とりのほうが、飼いやすいです」のようなもの。ところが、「とりの方が、殺しやすいです」と、雑巾をしぼるような手つきをしながら、言われてしまった。しめるところをみたことがあるんだね。サザエさんで、たしかこんな4コマがあった。うろおぼえだが、1)カツオが玄関先で丁重にご挨拶。客は紙に包まれた瓶を置いていく。2)中は醤油。「お醤油かぁ」(ふといたずらを思いつく)3)瓶の紙包みには「酒」と書いてある。 フネ「あなた、お酒を戴いたわ」 波平「ちょうどいい!帰りがけに鶏をもらったんだ」4)台所で鍋を作るご機嫌な波平「おーい、あつかんの準備はいいかぁ」 カツオ、罪を告白すべきかシラをきりとおすべきか、青ざめながら悩む。というようなもの。この3コマ目の絵で、波平が袋から取り出してぶらさげていたのは、羽をむしっただけの鶏だった。今はめったに見ないよな~、尾頭付き。尾頭付きサムゲタンの作り方というページがある。http://www.tazawa-jp.com/ethnic/samgyetang.htm「子どもたちは、「かわいい」と言ってました…(--;。ま、先入観が無いのは、いいことですね。」というコメントに笑ってしまった。
2006年01月10日
年末は、30日におもちをついた。毎年恒例の臼と杵を使うやり方。百数十年前の臼にリタイアしてもらい、今回は新品だった。ささくれでケガをしないので、返す身にすれば、たいへんよいことだった。凍ったもち米を、釜でふかし、日がかげるまでついた。鏡餅に1臼、6世帯分7臼、計7臼だ。翌日のおおみそかに郵便局へ行き、ゆうぱっくで家に送った。という話をしていて、「おもち、明日の朝、つくといいね」とハハ。そこから話を聞いた息子「七臼もついて、また正月早々、明日つくのかよ???」同音異義語 つく=着く つく=搗く郵便局はえらい。ちゃんと昼前に着いたらしい。
2006年01月09日
なかなか更新されん。どういうことなんでしょうねぇ。今年やってみようと思っていたことをひとつ思い出した。ちょっと連休が終わったら尋ねていくことにしよう。たった反日で終わっちゃうことなのだが、やっておけば便利かもしれないこと。まずは予約予約。それが終わったらまた書く。
2006年01月08日
書き込みが反映されんのだろう?気長に待て。
2006年01月07日
「これは私の国の風邪薬です。本当によく効きますが、時々死にます」・・・時々って、さすが5千年13億人の感覚。タミフルと死亡の因果関係はないということになっている。直接ではない、とか。間接なのか。どうも、日本人だけが、因果関係があるんじゃないかということもいわれているらしい。よく知らんが。しかし、ここで安易に「因果関係があります」といってしまうと、これが仮に死亡率0.001%だとしたら、いたずらに拒否する人を増やしてしまい、助かるはずだった人が助からなくなってしまう可能性があるから、ピークを迎える前段階の今はまだ発表できないということじゃないだろうか。とか深読みしてみる。
2006年01月07日
「謹賀新年2005年は大変お世話になりました。来年もよろしくおねがいいたします。」・・・今年はどうなんだ。「新年あけましておめでとうございます。今年もよいお年をお迎えになれますよう祈ってください。」・・・誰が何を祈るのだ?
2006年01月06日
月日のたつのは早いなあ。宝くじは、惜しくも組違いで、さらに番号違いだった。残念なことだ。
2006年01月05日
早いもので、今年も残すところ、あと361日となりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
2006年01月04日
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