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「階段途中のビッグ・ノイズ」(越谷オサム、幻冬舎文庫)を読む。上級生が学校内でマリファナを吸って退学処分になったため、廃部寸前の軽音楽部。唯一の部員と言ってもいい啓人と幽霊部員の伸太郎が、文化祭で演奏することを目指して部員集めに奔走し、顧問を探し、練習場所を探し、練習を重ね…と頑張っていく青春小説。時に流行の音楽はヒップホップやダンスミュージック。軽音楽部が伝統的に守ってきたロックは落ち目。そんな中でも啓人たちはロック一筋でやっていく。そしていざ本番の文化祭では…。軽音楽部のバンドメンバー4人を中心に、その周りを固める女子生徒との恋愛模様や、教師たちとの対決など、「いかにも」な感じの学園モノである。だがそれがまたイイのである!ロック一筋ということで、作中にもアメリカのロックバンドやロック歌手の名前、歌の名前がたくさん出てくる。それを啓人たちが日本語なまりの英語で歌っていくシーンも多い。しかし残念なことに、私は洋楽もロックも判らず、原曲の歌詞が判らないので、ひらがな表記の歌詞も元ネタが判らない。唯一知っていると言える(それもかろうじて)曲は「We Will Rock You」くらいで、それがクイーンの曲であることも知らず、「クイーン」って誰? ってな感じの私ではあるが、それでも十分作品を楽しめたのは、誰もが通って来た高校時代・青春時代のキラメキをVividに描いているからだろう。越谷の面目躍如といったところか。ただし、伏線(ミステリじゃないので伏線と言うのは正しい表現ではないかもしれないが…)が簡単に判ってしまったのは残念。まぁそれはそれでとっても面白い話の構成の一要素なのだが。青春小説っていうところでは、高校と大学の違いさえあれど、「キケン」(有川浩、新潮文庫)に通じるところがあるかも。どちらも誰もが体験する(した)であろう青春時代を舞台にしており、読んでいて、あるいは読後に、共感できたり羨望の気持ちを持ったりできるところは共通していると思う。さて、それでは青春小説らしいところを1箇所引用させて頂こう。「会社の人事担当者っていうのはどうしてああ、触れてほしくないとこを的確に突いてくんだろうな。大人の世界っていうとこは神経磨り減るわ。若さを武器に勝負できるのは十代のうちだけだよなあ、マジで。その点高校生はいいよな。先生みんな、ちゃんと相手にしてくれるもんな」因みに私はこの作品を2日で読み切った。その理由は「マック図書館」と「電車図書館」にある。前者はマックでのコーラひとつの注文での読書、後者は電車の中での読書である。後者は今回は初めて京王八王子まで行った。しかも各駅停車で。その方が時間がたっぷり使えるから。今回は京王八王子まで行ったが、今度は高尾山口まで行ってみようかな? それとも橋本まで? 本八幡は何度もやってるし…山手線ひたすら周回ってのもいいかも。そういえばこの作品は最近読んだ本には珍しく、漢字の誤り(らしきところ)がなかったなぁ。この点は合格!これで今年51冊目。階段途中のビッグ・ノイズ/越谷オサムキケン/有川浩
2013.09.29
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「学ばない探偵たちの学園」(東川篤哉、光文社文庫)を読む。私立鯉ヶ窪学園に転校してきた赤坂通は、文芸部に入るつもりが何故か「探偵部」に入部してしまう。そんな中、学園内で殺人事件が発生。殺害されたのは、芸能コースもある鯉ヶ窪学園のタレントを狙ったカメラマンで、学園の制服を着ていた。しかも被害者は「密室」である保健室で見つかった。そこで「探偵部」員たちの捜査が始まる、という話。時間軸的には、先日読んだ「殺意は必ず三度ある」(同じく光文社文庫)の前に当たる作品で、鯉ヶ窪学園シリーズの第一作らしい。登場する警察官の名前(祖師ヶ谷大蔵と烏山千歳)が電車の駅名にそっくりだったり、「探偵部」の部員たちがやたら野球好きだったりするのは本作と共通。というか、「殺意は~」は思いっきり野球見立て殺人事件の話だったし(本作は違う)。さて、肝心の犯人とトリックなのだが…犯人はともかくトリックがちょっとなぁ、という感じだった。なので評価は「中の中」というところ。でも印象に残った一節がある。それは、「…。大切なのは、トリックよりもロジックや―そやろ」という、探偵部員八橋の発言。その割に彼らのロジックは弱いのだが…。ちなみにもうひとりの探偵部員にして部長の名前は多摩川。これもよく考えてみると…「多摩川」は東京の地名で駅名にもなっている。「赤坂」も同じ。そして「八橋」は京都銘菓。しかもこいつは関西弁を操る。というわけで、主要登場人物の名前がみんな地名にちなんでいて、つまりはふざけている。まぁ探偵部員の名前については本文中に何も書かれていないので、私の深読みである(が、こういうの私は基本的に好きだ)。そして前述の野球の話。ここはストーリーに関係ないので、幾つか引用させて頂く。「…。イチローは元オリックスで、オリックスは昔の阪急なんやから、すなわちイチローは元阪急の名選手。―これ常識ちゃうか?」甲子園球場の阪神―巨人戦は阪神優勢のまま、七回表の巨人の攻撃中である。…(かなり中略)…画面では、攻守の交代がおこなわれて、タイガースの代打の切り札八木が打席に入るところだった。そしてここで、八橋が「六甲おろし」を歌うのだが、この「六甲おろし」が実はトリックに…っと、これから読む人のためにこの先はもちろん書かないでおこう(って、だいぶ書いちゃったかな?)。これでようやく今年50冊に到達。学ばない探偵たちの学園/東川篤哉殺意は必ず三度ある/東川篤哉
2013.09.20
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「主よ、永遠の休息を」(誉田哲也、実業之日本社文庫)を読む。通信社の記者・鶴田は偶然コンビニ強盗に遭遇しスクープする。そしてその時犯人を取り押さえた男から、暴力団事務所侵入事件についての話を聴く。その事件を追ううちに鶴田は、14年前に起きた少女誘拐殺人事件に行きつく。事件を追い始める鶴田の前に次々と明らかになる事実。先の暴力団事務所侵入事件との関係は? 14年前の事件の隠された真相は?読んでいて謎が謎を呼ぶ展開につい引き込まれていく。勿論犯人当てや謎解きや隠された人間関係の解明を試みながら読むが、最後まで判らない展開。推理モノを得意ジャンルとする誉田の真骨頂がいかんなく発揮された一冊。だが本作の主人公は警察官ではない。その理由は、巻末解説によると…現実の事件を想起させるような、辛く残虐な出来事。本書はそれを小説仕立てにしたわけではなく、その事件を伝える側、そしてその報道を受ける側のあり方について問いかけている小説なのだ。ということである。確かに作品終盤に事実・真実を伝えることと、それを解釈すること、どちらが(どちらも?)報道の役割なのか、どこまでを読者に委ねるか、みたいな記述が見られる。そしてこの社会派小説が後の「姫川シリーズ」の原点となっているのだ。そう考えると本作はまた違った意味を持ってくる。勿論そんな難しいことを気にしなくても、充分ミステリとして楽しめると作品。今年49冊目。 主よ、永遠の休息を/誉田哲也
2013.09.18
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「空色メモリ」(越谷オサム、創元推理文庫)を読む。たったひとりで坂越高校文芸部を守る「ハカセ」こと河本。彼のもとに何と女子新入部員が。彼女の名前は野村愛美。そんな文芸部のあれこれを、部員でもないのに部室に入り浸って面白おかしくPCで綴っている桶井。その作品名が「空色メモリ」で、まさに空色のUSBメモリに収められている門外不出(?)の作品だ。ある日、この空色のUSBメモリが何者かに盗まれてしまう。おまけに野村さんの靴が盗まれるという事件も時を同じくして発生。さて、両事件は関係があるのか? そして犯人は? という学園ミステリ。越谷らしい青春グラフィティといった感じの作品。ハカセや桶井、野村の周囲を固める脇役たちも個性派揃いで読んでいて快い。また、ラストシーンでは「そこも伏線だったのか!」と思わせるミスリードもあり、ミステリとしての完成度もなかなかのもの。そして学園モノの王道も外しておらず、私好みの2ジャンル融合作品。読後の爽快感が何とも言えない。ラストの「○色メモリ」もナイス!さて、今回は漢字の勉強を幾つか。正解を括弧内に白字で書いたので、マウスで選択して確めて頂きたい(カタカナ部分を漢字で書いてみて頂きたい)。・底の割れたジョウロ(如雨露)・両手でアオぐ(扇)・麦茶をアオる(呷)それから冒頭の方から一箇所引用させて頂こう。「…。一とゼロの差は、一と百万の差よりずっと大きいんだよ」このあたりも、青春小説らしくて好きだ。しかし、やっぱり本書にもあった漢字の間違い。それは、人の性格について「一見醒めている」と書かれている箇所があるが、これは「一見冷めている」の間違いだろう。「醒めて」は「目が醒めて/覚めている(覚醒)」のことだから、起きている人間は皆性格が「さめて」いることになってしまう(笑)これで今年48冊目。空色メモリ/越谷オサム
2013.09.15
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「殺意は必ず三度ある」(東川篤哉、光文社文庫)を読む。弱小チームである鯉ヶ窪高校野球部のグラウンドから4つのベースが全て盗まれた。活動実態の怪しげな「探偵部」にも相談が寄せられたが敢え無く撃沈。その後、ライバルチームである飛龍館高校との試合中、鯉ヶ窪の野球部監督の死体がバックスクリーンで発見される。そして何故か盗まれたホームベースとミット、ボールが死体の脇に。しかもこれだけでは終わらず殺人事件が更に2件連続で発生し、それぞれのケースで現場にはベース、グラブ、ボールが置いてある。さて、この「連続野球見立て殺人」のトリックと犯人は…という話。「学園」「ミステリ」に私の好きな「野球」の要素が入り、小説の題材としては私にとってはある意味最高の作品だった。しかしまぁ、私も登場人物の一人と同様に「補殺」を「捕殺」と勘違いしているなど、野球ファンとして情けないことも実感した。それにしてもこのトリック、正直真面目に考えたら全然判らないものだわ。しかもトリック以外にもうひとつの盲点があるとは…何か「嵌められた」感がある。こういう嵌められた感は私は基本的には好きなのだが、「ホントにそれでいいのか?」感も正直私の中で渦巻いて、舞台となった野球場の俯瞰図があるにも関わらず、種明かしの部分を再読した。むむぅ、単純に見えてなかなか難しいトリック設定だなぁ。本筋とは逸れるが、野球ファンには嬉しいことに作品中のそこかしこに野球に関するエピソードが挿入されている。「どこどこ球団の誰誰選手が何何をした」のと同じであるとか違うとか…。まぁいろいろある中でひとつだけ引用するとすればこのくだりだろう。「ここは川崎球場の自由席じゃないのよ、多摩川君。汚い野次はご法度よ!」今時の若い子たちは川崎球場なんて知らないんじゃないかなぁなどど、古参(?)の野球ファンの私は思ってしまったのである。それからひとつ間違いと思われることを書いておこう。それは連続野球見立て殺人の現場にいつも残されたボールがミットやグラブに「納まって」いると書かれているが、これは「収まって」いるの間違いであろう。これで減点1点。作品がそこそこ面白いだけに残念。最後にちょっとしたエピソードを。この本は私がラジアラで「陽だまりの彼女」(越谷オサム、新潮文庫)を桜さんに紹介した時に、「逆紹介」された本である。なるほど桜さんのツボに嵌る作品ではあるなぁと思った。因みに桜さん関係で嵌った作家は他に初野晴と辻村深月がいる。前者は確かブログで紹介されていて、後者はL+関連で凛子の推薦図書が辻村の「ぼくのメジャースプーン」だったというものだ。こんな感じで嵌る作家が増えていくと読むのが追い付かなくて、嬉しい悲鳴状態である。これで今年47冊目。もう少しで区切り(?)の50冊だ。殺意は必ず三度ある/東川篤哉陽だまりの彼女/越谷オサムぼくのメジャースプーン/辻村深月
2013.09.10

買ってきたお土産はこんな感じ。いろいろな人に配る分も含めて。そしてKが那覇空港で買って半ば押しつけられた(?)オリオンビールの限定版とゴーヤのおつまみ。これは昨夜頂いた。最後に幾つか書いておこう。まずは…とにかく日焼けが凄い。ステイの間から日焼け止めを塗っていても焼ける焼ける。私の場合何故か右の上腕が真っ赤に。それから両のふくらはぎ。そして背中の真ん中の手が届かないところ。今は浅黒くなっている。それからこのステイで初体験したこと。それは「顔パック」と「日傘」。日焼けすると肌が常に水分不足のような状態に感じられたので、Kのすすめもあって、ホテルのアメニティのパックを使った。これはとても効くことが判った。そして日傘は泡盛工場の敷地を歩くときに貸してもらったのだが、これも効果覿面。この2つが女性にとってどれだけ大事かが少し判った気がする。あと書かなくてはいけないのは…海のこと。宮古の海はとにかくキレイ。青い空と接する水平線あたりでは紺色っぽい濃い青で、白砂の海岸ではそれがコバルトブルーに変わる。これまで沖縄本島や石垣島、西表島で見てきた海の色とは全く違う!沖縄で海に行くなら絶対宮古!これだけは間違いない。そんなこんなで、この旅行記も終わり(抜け漏れなどは後で追加するかも知れないが…)。
2013.09.07

さて、最終日。フライトが夕方なので、まだ遊ぶ時間あり。まずはホテルに近いシギラビーチへ。ここではさすがに泳ぐ時間まではなかったので、波打ち際を散策してチャプチャプやる程度。でも時間はけっこうかけて楽しんだ。またまたキレイな海。一応これで宮古島四大ビーチを制覇!その後、チェックアウトを済ませて最後のお出かけ。目的地は「多良川」という泡盛の蔵元。ここは見学も購入も出来る。事務所兼店舗に入ったとたん、泡盛の独特の香りが。まず泡盛製造工程のビデオを見せてもらってから見学。何とここには、天然の洞窟に手を加えた洞窟の中で泡盛を寝かせてあった。しかもそれは、お店で販売するためではなく、観光客などが購入して寝かせておき、5年10年経って古酒になったのを再訪時に取りに来るため、ということだった。特にプロ野球・オリックスのキャンプが宮古で行われるということで、故・仰木監督や清原などの名前の付いたボトルが寝かされていた。もちろんお土産に、ここでしか買えない泡盛を購入。そして付近の食堂でこのステイ最後の宮古そばを食べて、再びホテルへ戻る。何でチェックアウトしたのに戻ったかというと、空港までシャトルバスを利用するためである。けっこう時間があったがチェックアウト済みなので行けるところは限られている。ホテルの自然たちを最後にカメラに収めてチェックアウト。宮古空港でもたっぷり時間があったので、お土産購入。すでに平良のダウンタウンで目星を付けていたので、まずざっと全店舗を見てからまとめて購入。そして那覇へ。那覇では、羽田へのフライト中に食べようとお弁当を購入したのだが、まだまだ時間があったので、Kがビールを買ってきた。しかも1杯で飽き足らず2杯目は沖縄の地ビールのようなものを飲んだ(もちろん私も飲んだが)。さらに、ツアーの航空券についていた1000円分の買い物券を2回(私のとKの)使って、フライト中に飲むために更に購入…って、もうお弁当買ったのに、ここで飲んで食べてですかって感じ。このステイの間、昼も夜もどれだけ飲んだことか…。で、那覇から羽田に着いて、Baggage Claim をしたらもう10時半くらい。私は荷物も多かったしさすがに疲れていたので、タクシーで帰ることに。そして11:30頃に帰宅。これにて今回の旅行は終了。最高に楽しい旅行だった。お世話になった皆様、ホントにありがとう!そしてK、一緒に旅行が出来てホントによかった!
2013.09.06

この日は私がこの旅行で一番楽しみにしていたイベントの日。それはパラセーリング(お店は、パラセール・ブルーホヌというところ)。ホテルのロビーで迎えの車を待っている間や、車で出港場所の港に向かう間は正直緊張したが、モーターボートに乗って沖に出るとそれは楽しみ変わった。港は与那覇前浜ビーチの一端にある。予めボートの後ろに付けてあったパラシュートを、沖に向かう向かい風で膨らませておき、フライト前にライフジャケットとハーネスを体につけて、ハーネスの金具をパラシュートにつける。そして、パラシュートと繋がれている巻き上げ式のロープを逆回しに廻せば、何もせずに体が宙に浮かんでいく。そうすればあとはもう空の一人旅。ボートに手を振って上昇すること最高高度約80m。普段ビルの25階で仕事をしているが、それよりも断然高い。そして不思議と恐怖感なし。上空から右を見ると宮古島と橋で繋がっている池間島を丸ごと見ることができる。反対側は建設中の橋で結ばれつつある伊良部島。こちらは島が大きいので全体は見えないが、橋がどんな具合で造られているのかはバッチリ判る。正面はもちろん青い海と白い雲。気分はまるで鳥。左右に手を広げたり、ブンブン振り回したりしながらフライトを楽しむ。途中でパラシュートが傾いたら、ちょこっと操作して元に戻してやるだけで、あとは快適なフライト。何といっても自分の下、海面まで約80メートルの間に遮るものは何もなし。運が良ければウミガメやエイの魚影が見えるとのことだったが、この日はちょっと雲が多くはっきりとは見えなかったが、エイらしき魚影も見ることが出来た。そして最後はボートに巻き上げられて濡れずに帰還。これはメチャメチャ楽しかった!もっと上空で長時間フライトを楽しんでいたかった。コレ、癖になる。その後砂浜を歩いて与那覇前浜海岸の泳げるスポットへ。ここもまた白砂に青い海と美しい海岸。唯一問題なのは遠浅でなく、浜辺からけっこう近いところで急に深くなっていること。ただし、波は砂浜ビーチより弱い(ほぼないと言ってよい)ので、ここはここで楽しめる。そして一度ホテルへ戻り、シャトルバスでシギラ黄金温泉へ。ここは日本最南西端の温泉を謳っているが、以前行った西表島の温泉の方が最南西端なのでは…と不思議に思ったが、それはそれで置いておいて温泉を堪能。まずは水着着用のジャングル温泉プール。ここには寝湯や打たせ湯、そして洞窟湯なんてのもある。周りは熱帯の植物に囲まれており、野趣溢れるといった感じ。ただ、野趣という意味では、やっぱり西表島には負けるなぁと思った。温泉からホテルに戻ると、何とまだベッドメイクやタオル交換がされていない!ここのホテル(西表島でも系列のホテルに泊まったが)、どうもベッドメイクをするのが遅い。朝の外出時にドアに札を出しておいても、午後3時4時にまだメイクされていない。するとそこで、ホテルの計らいでメイクする間にラウンジを利用させてもらうことに。ここでは温泉上がりにシャンパンとゼリーを頂く。まぁそれくらいやってもらわないとねぇ。正直メイク遅すぎだし。スタッフが足りないのかホテルが広すぎるのか、はたまた繁忙期なのかは知らぬが…。そして夕食は、これまたシャトルバスを使って「VILLAGE 琉球の風 アイランドマーケット」へ。ここは屋台風のお店で、中華や沖縄料理が楽しめる。ここまでで沖縄料理は十分堪能していたので、主に中華をチョイス。ここもまた美味しかった。お土産屋さん併設なので、食事の前後にそっちを見たりしつつ…。そんな感じで4日目終了。
2013.09.05

この日はKのリクエストで、島の北端の岬にある雪塩製塩所へ。タクシーに乗って移動中、運転手さんが「ここの景色は素晴らしいから、写真でも」と教えてくれたので、撮ってみた。吉野海岸に劣らぬ美しい海。やはり宮古はどこでも海が綺麗だ。宮古は島自体がサンゴの隆起によって形成されたもので、川がない。降った雨は地中のサンゴ層(琉球石灰とか言っていた気がする。記憶が正しければ)を通り、その下の粘土質の不透水層に達し、側方に流動し海に染み出す。なので、川が運んできた土砂が海に堆積しないので海がキレイなのだとか。そういえば宮古の海はどこも白砂で、これはサンゴ起因のものなのだと思う。ちょっと宮古の地質に興味を持った私は、やはり職業病に冒されている(笑)雪塩製塩所では、宮古特産の雪塩の製法の説明を受けた後、その塩に水を加えたペースト状のものを手の甲に塗ってもらい、それを擦り込むという体験をした。これは肌の保湿効果があるとかで、実際に逆の手と比べるとしっとりすることが判った。もうひとつの体験は、雪塩を溶かした水を飲むというもの。これはしょっぱく感じれば健康、無味や甘みを感じれば、体内のミネラルバランスが崩れているというチェック。Kはしょっぱく感じたが、私はもれなく無味だった。ハイ、日ごろの不摂生です。食事と水分と運動に十分配慮しないとダメなことは判っていたが、また胸に突き刺さったよ。それから「雪塩ソフトクリーム」も食べた。これはソフト自体に雪塩が使ってあり、更にお好みでフレーバーソルトを振りかけて食べるというもの。フレーバーソルトの残りがほとんどなかったので、ちょっと不本意ではあるがハイビスカスをチョイス。まぁそれはそれで美味しかったのだが。そこから近くの食堂までサトウキビ畑の中を歩いて突っ切って昼食。その後は海岸沿いを南下して、砂山ビーチへ。ここは海の家から海岸までがまさに砂山で、ビーチサンダルで苦心しながら登り降りをして到着。やはり綺麗な海に白い砂。ここはサンゴや魚がいないのでシュノーケリングには向かないが、ふつうに泳ぐ分には遠浅なので問題なし。私はここで「泳いで波乗り」なる遊びを勝手に開発して遊んでいた。それは…まず白い波が砕ける辺りまで沖に行き、半身になって波を待ち、波が来たらそれに乗る要領で浜に向かって泳ぐというもの。コレ、なかなか嵌って面白い。白い砕けた波の後に第二波が来るので、最初は驚くが慣れてくると癖になる。そんなこんなしていると、スコールのような雨が…慌てて砂山ビーチ名物のトンネル状の巨岩の下に避難するが、それでも雨が凌ぎ切れず、砂山を再び登って海の家でシャワーを浴び、近くのカフェへ避難。しかしみんな考えることは同じで、そこは満員。仕方なく屋根だけ借りて作戦を練ることに。出した結論は、平良の宮古島公設市場の2階にある「宮古ぜんざいと家めしの店 眞茶屋」へのタクシー避難。そのお店では漏れなく宮古ぜんざいを堪能(実はこの時点で雨は止んでいた)。そして夜まで平良のお土産屋さんなどを散策した後、これまたタクシーの運転手さんに教えてもらった飲み屋「壱場食堂」へ。この時点でまたスコールが激しくなっていた。しかも、ダウンタウンにあるはずのお店がなかなか見つからない。やっと辿り着いたのは、路地と言うにも細すぎる、通りに面した店から少し入ったところにあるお店。しかし、入ってみると高級感あるエントランス。階段を上がり予めKが予約していた旨を伝えて店内へ。ここの凄いところは、「飲み放題食べ放題で一人2時間3000円」というお値段のお手軽さ。しかも飲・食ともにメニュー充実。料理も一切手抜きなしの美味。正直これで採算とれているのかとお客のほうが心配するくらいであった。そんな感じで3日目終了。
2013.09.04

この日の午前中はシュノーケリングをしに吉野海岸へ。ここではいわゆる「海の家」のあるところから海岸までをバンで移動する。うねうねとした道を車で行った先には青い空とコバルトブルーの海、白いパウダーサンドという、内地では決して見られない風景が。早速シュノーケルをつけて潜ってみると…砂浜からすぐにサンゴの海になり、いきなり魚たちとたわむれることができる。何と素晴らしい!これもまた内地では熱帯魚ショップにでも行かないと見られない風景。しかもスケール感が全く違う!自分がサンゴの「森」や「道」の中を泳いで行って、広い所に出てたくさんの魚を見たり追いかけたり…ただ浮かんでいるだけでも見える水中の景色が凄い!しかもそこに陽光が差してくると、海水がキラキラ光って一段と綺麗さを増す。これはこれまで一度も体験したことのない大感動の体験だった。何度も海とパラソルと行き来しながら、たーっぷりとサンゴと魚の海を堪能した後は、海の家で宮古そばとオリオンビールを昼から飲んで疲れを癒していい気分になり(私は運転できないし、Kも運転はしないので飲んでOK。移動はタクシー利用)、ホテルへ戻る。ホテルの部屋には夜用のベッドのほかに、デイベッド(昼寝用のベッド)があるのでそこで昼寝をして、夕方に起きだして、宮古のダウンタウンである平良(ひらら)へ向かう。ここで私はお土産に買いたかったTシャツを購入(お店は、DESIGN MATCH というところ)。そしてそのお店から道を挟んだ向かいにあるアイスクリーム屋さんにも行った。夕食前なのにアイスを堪能。沖縄でアイスと言えばブルーシールが有名だが、ここのアイスはまた格別(お店は、RICCO gelato piaciuto というところ)。そしていよいよ夕食。今夜は事前にリサーチしていた宮古牛の高級焼き肉がウリの店(炭火焼肉酒房炙り屋)へ。ここではカルビ・ロース・ミスジを堪能。これは正直、生涯一の旨さの焼肉と言っても過言ではない最高の味だった!しかもお値段もさほど高くはない。東京ではとてもとてもこの値段では食べられないという味だった。宮古牛最高!そしてホテルへ戻り、この日は終了。
2013.09.03

東京は幸い晴れ。予定より早起きして、これまた予定より早めに家を出る。ウチ(新宿方面)から羽田に行くには、山手線で品川まで行き京急に乗るか、浜松町まで行きモノレールに乗るかが主なルートだと思うが、事前に駅探で検索したところ「新宿から大江戸線で大門、そこから都営浅草線―京急線直通」というルートも弾き出された。しかも、大門でエアポート快特を捕まえられれば、京急蒲田での乗り換えもなく京急羽田線内をノンストップで行けるとあって、このルートを採用。そして見事に嵌った。大成功。幸先のいいスタート。空港でKと落ち合い、まずはお昼ごはんということになり「たまご丼」なるものを食した。簡単にいうと、卵以外の具がない親子丼の上に更に卵を1個割り乗せて食べるというもの。材料の卵の質がいいので、とても美味。羽田での昼食(朝食でも)にはもってこいなので、是非オススメしたい。空港内の細かい場所は忘れてしまったが、京急線を出たフロアだったと思う。その後フライトまで時間があったので展望デッキへ。ここで発見、羽田の地ビール。これは飲まないわけにはいかないでしょ、という感じでKとともに早速ビールを飲みつつ、離着陸する飛行機の写真なんかを撮ったりする。ちなみに私はこの旅行のためにデジカメを買っていたので、ここでは試し撮りも兼ねて数枚撮影。スカイツリーも遠くかすかに写ったが、ここに載せるほどではないので割愛。そしていざフライト。今回はJAL。途中を端折って那覇に到着。到着時点で那覇は小雨。そして宮古へトランジット。しかし、宮古行きのJTO機に乗り込んだら大雨になってきて、先の週間天気の悪さがまた頭をよぎる。果たしてステイ中の宮古の天気は大丈夫か?で、宮古着。那覇からはフライト時間だけなら35分程度。搭乗手続きなどを入れても1時間程度。そして機内でのアナウンスでは宮古の天気は晴れ。何とラッキー。ちなみにこの時台風が発生していたが、それは本島から内地へ向かっていたので、宮古には影響なしだった。宮古空港では名物(有名人!?)の宮古まもる君がお出迎え。空港からホテル「シギラベイサイドスイートアラマンダ」までは、飛行機の到着に合わせてKが迎えの車を頼んでいたのだが、これが来ない。Kが電話をしたところ、まだホテルを出発していないという。いきなり出鼻をくじかれ、2回目の電話を入れたところで車が到着。そしてホテルへ。ちなみに「アラマンダ」とは和名「アリアケカズラ」という花の名前。ホテル周辺は他のホテルやレストラン、リゾート施設などが多く、何とシャトルバスで行き来しなければならないほど。しかも、車の手配が遅れたということで部屋をグレードアップしてもらった。部屋にはホテルオフィシャルのウミガメのぬいぐるみ(おみやげとして持ち帰り可)が置いてあった。それだけではなく、ホテルの敷地内に本物のウミガメがいた。これにはびっくり。初日はホテル着が遅かったので、夕食をとってそのまま寝てしまった。ただし、食事をしに行くのにシャトルバスを使わなくてはならなかったが…はっきり言って広すぎです。ちなみにこの時点での宮古の週間天気予報によると、ステイの間はすべて晴れマークがつき、雨マークはなし。1日前の気象庁の予報は何だったのだろうか?
2013.09.02
9月2日(月)から6日(金)まで、沖縄・宮古島に旅行に行ってきたので、その旅行記などを。2日前の金曜日の時点では、宮古島の週間天気はバッチリ晴れマークが並んでいたものの、この日確認したら雨マークの連続。5日のステイの間ずっと雨なのかと暗欝たる気分になるも、仕方ないので荷物をパッキング。もれなく折り畳み傘も投入。天気が好転することをひたすら祈るのみ。
2013.09.01
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