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音響のメロディ:スピーチスキルはそれほど高くない。ガボール:スピーチスキルの高さは修羅場を乗り越えてきた証拠。第245話【思惑、交錯】「待てガボール、私がエレナを」「メロちゃん?」「いいから、お前は今のうちに銃を拾え」その様子を見てアンダーソンは表情を変える。「ちょっと待て!女、お前は動くな。ガキを絞め殺すぞ!!」「・・・何だと?お前こそ気をつけろ?少しでもエレナを傷つけてみろ、能力全開にしてやる」「できるのか?ガキを助けに来たのによぉ」「できるね。エレナが居るから力を抑えてここまで来たんだ。そうじゃなきゃこの屋敷ごと吹っ飛ばしてるよ」「調子に乗るなよ女・・・後一歩でも動いてみろガキの首を折る」ガボールの前まで来たところで足を止めるメロディ。「・・・・・・・・・・・・・・・」「メロ・・・ちゃ・・・ん?」「エレナを離して」「本を置きな」ガボールの手から本を受け取り前に突き出す。「私はこんな本どうだっていいのよ。エレナが帰ってくればそれでいいの」「オレだってなぁこんなガキはどうだっていいんだよぉ。いいか、3・2・1でガキをお前に渡す、その時に本を床に置け」「3」「2」「1」アンダーソンの舌が伸びメロディの前にエレナが突き出される。メロディは本を床に落とす。「舌を離して」「じゃあその本を後ろのジジイの居るところまで蹴りな」本を蹴るメロディ、エレナを拘束してた舌が緩み開放される。「さぁて・・・これで」「フン、お互い軽くなった・・・か?」「違うね」そう言い放ち首を左にかしげるメロディ。後ろでガボールが引き金に指をかけている。「!!?」ガボールがレールガンを放つ。メロディの頭部の横を弾丸が飛ぶ。アンダーソンの舌が伸びる前に眉間に炸裂する。「かはぁ・・・」メロディの陰で手元が隠れてた為にアンダーソンは反応できなかった。「私の勝ち・・・・・・私とガボールの勝ちね」「この・・・オレが・・・」倒れたアンダーソンに駄目押しでレーザーピストルを撃つメロディ。「しぶといからね、強化人間は」「あの時小声で『私が首を傾げたらあいつを撃って』って言うからびっくりしたよ」「ふふ・・・頭脳派でしょ?」声を聞きメロディの腕の中で気を失っているエレナが目を開ける。「ん~・・・むにゃむにゃ・・・あれ?メロ??」大きなあくびをするエレナ、メロディはゆっくりとエレナを降ろす。「おはようエレナ」「かしじょうたいってのになってたの・・・ううーん体がおもい」「そうなの?」「つかまって、かなしくてさみしくておなかすくから冬眠するみたいにしてたの」「ワンワン!!」レンツが駆け寄りエレナの顔を舐める。「レンツ~無事だったんだね!」「クゥーンクゥーン・・・」「エレナは大丈夫だよ、だから心配しないで」「ハァハァハァ」メロディがエレナの頭を撫でレンツが顔を舐めている横でガボールは険しい表情で銃を構えている。銃口はオバディアに向けられている。狙われているのを知ってオバディアは本、クリブニーを抱えたまま動かなくなった。「ワシを殺すのか?」「どうかな?」「この下種が!ワシが先にクリブニーを手に入れて来いと頼んだはずじゃ!!あんなマーセラとか言う女と接触してなければアンダーソンなど雇いはしなかったんじゃ」「それで・・・本はあんたの手に戻った。何か問題でも?俺たちは仕事をキチンとこなしたぜ」「なんじゃと!?ならその銃を降ろせ!」興奮するオバディア、大粒の汗が顔を伝う。「降ろさないさ、もうひとつの仕事があるんでね。マーセラさんから頼まれた仕事がね。その本を始末しくれって頼まれてるのさ」「何を言うか!すでにあの女は死んでいる、そんな仕事は無効じゃ!!約束してた金の倍を払うから報酬を受け取ってさっさと出て行け」「・・・死んでしまったからこそやらなきゃならないのさ。あの人の居る死者の世界に行って無理ですって断りに行けないだろ?俺はまだ死ぬわけにはいかないんでね」「貴様・・・死者の言うことならなんでも実行するのか!!」「いやいや・・・引き受けおいてできる仕事をやらないのは俺の性分に反するんでね。さぁ、その本を渡してもらえるかな?嫌なら撃つぜ?」「おのれぇえええ!!」それがオバディアの最後の言葉となった。ガボールが引き金を引く前にオバディアの体は吹き飛ばされ壁に叩き付けられた。「メロちゃん」「もう一丁!!」壁からずり落ちる虫の息のオバディアに音波砲の追撃を叩き込むメロディ。「これでよし・・・吐き気のする奴は死あるのみ」そういうとクリブニーを死体から引き剥がしカボールに渡す。「メロちゃん・・・俺がかっこよく決めようとしてたのに・・・」「ごめん、我慢できなくて。ガボールはかっこつけなくても十分・・・」「え?」「ん~ん、なんでもない!上に戻ろう、ローレン達が待ってるよ」レンツに跨るエレナ、すっかり元気を取り戻している。三人と一匹は地下室を後にする。1階に出た時に大きな破壊音を耳にする。壁に何かが叩きつけられるような音がする。「エリカちゃん」「・・・終わった。今度こそ立てない筈、内臓を破壊して肋骨もほとんど叩き潰した」エリカの足元には誰か見分けがつかないほど殴られた男が倒れていた。ビシャスだ。「エリカちゃん怪我は無い?」「大丈夫・・・それよりもエレナは?」「無事だよ、メロちゃんのおかげでね」「メロディありがとう」「ふふ・・・どういたしまして」「ママ姉!!」エレナが飛び出してくる。「エレナ・・・無事でよかった」「怒らないの?」「怒りはない、悲しかった・・・後は悔しかった。エレナの親としてしっかり出来てない自分に」「悲しいの?ママ姉・・・・・・ごめんなさい」エレナの目に涙が浮かぶ。嗚咽し今にも大きな声を上げて泣き出しそうな状態になる。エリカはエレナをそっと抱きしめて頭を撫でる。「うう・・・ひっく・・・」「エレナ・・・メガトンに」「うん・・・ぐすっ・・・かえる」一行はベルチバードを止めてあるテントに戻り今後の行動を話し合う。フェンディはレンツのメンテナンスの為に帰るにしろ残るにしろ一緒に行動すると言う。エリカはエレナを連れてメガトンに帰ることを提案する。ガボールはやりかけの仕事を終わらせる為に残ると言い、それならばとメロディも残る希望をする。「ではわたしも残るとしよう」「ローレンちゃんも残るのか」「ああ、待っているよりも現場に立ったほうが気が楽だからな」チラリとメロディを見るローレン。「ふ~ん・・・心配なんだ?」「何が言いたい?」「そのままの意味よ、ガボールが心配なんでしょ?」「・・・・・ああ、さすがにこのような場所で一人にさせるわけにはいかんからな」「ひとり~?私も居るんだけど」「そうだったな」「やめろよ二人とも・・・」火花を散らす二人に冷や汗を垂らすガボール。「仕事と行っても後は胡散臭い船長の正体をネイディーンちゃんに教えてもらって、トライバルのボスの居場所をデズモンドって奴に知らせるだけなんだけどねぇ」「ポイントルックアウトじゃ何が起こるか解かんないよ?ほら、今朝だって色々あったし」「ふん、色々と面倒に巻き込まれるの相変わらずだな」メロディの声をさえぎるようにローレンはガボールに話しかける。「ははっ、でも大概ちゃんと治めてきたでしょ?でも人数が多いことには越したことはないかな、メロちゃんもきてくれたら心強いし、ローレンちゃんもいいだろ?」「む・・・わたしは反対などしてない。どっちでもいい」「私はローレンに来て欲しいかな~私の事をもっと知って欲しいし」結局ベルチバードは飛び立たなかった。結局全員でダッチェスガンビット号の船長のトバルの正体を暴きに行き、そのままエレナ、エリカ、レンツ、フェンディは船で帰るということに。ベルチバードで帰るにしても一回に全員は乗れない。それならエレナに少しでも旅行気分を味あわせて帰るとエリカ提案し帰る組は船に乗る事になった。245話終 次回へ
Jun 28, 2011
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音響のメロディ:ローレンと一緒に外で待機している。ガボール:ローレンが不機嫌なのが気になる。エレナ:囚われの身。レンツ:エレナの救出に燃えている。第244話【アーン・アンダーソン】ビシャスの相手をエリカに任せてガボールはレンツと地下室を探していた。「エレナちゃんどこだ!」「クンクンクンクン・・・」「レンツ、お前の鼻が頼りだぜ・・・」「ワンワンワン!」「ここか?・・・本棚だが・・・」レンツは本棚の前で足を止め訴えかけている。「よくありそうな『本棚の後ろに隠し通路』ってか?」本棚をつかみ力いっぱいスライドさせようとするガボール。「こりゃ重いってわけじゃないな・・・ロックかけてあるか別の開け方か・・・エリカちゃんに無理やりあけてもらうってのもありだけど・・・」「困ってる?私が助けてあげよっか?」「メロちゃん!」後ろにはメロディが立っていた。帽子のつばを弄んでいる。「二階の捜索はいいのかい?」「なんで?地下にエレナいるんでしょ?聞こえてたよ?」「・・・ローレンちゃんは?」「エリカの方に行ったよ?」「そっか、じゃあメロちゃん、この本棚どうにかできるかい?」「これ?ちょっと見せて・・・」無造作に本棚の本を捨てながら微かに声を出し、何かを調べるメロディ。「ふーん・・・本棚の裏は鉄の扉っぽいね。まぁでも壊せるかな」少し離れるメロディ、ガボールとレンツに耳をふさぐ様に伝える。「ちょっと不快かも知れないけど我慢してね?・・・・・・アアアアアアアッ!!」大きく息を吸い込み音波砲で本棚を砕く。すると金属の扉が姿を現した。「次はこれだね。共鳴共振を利用して破壊するよ。~~~~~~~~~~~・・・」メロディから声とも振動音ともいえない物が発せられる。「~~~~~~~~~~~~~~・・・」激しく揺れる金属の扉。波打つような動きをするようになる。「~~~~~~~~~~~~~~・・・」やがて扉にひびが入り徐々に亀裂が走っていく。「~~~~~~~~~~~~・・・アアアアアッ!!」亀裂が走ったところで音波砲を撃つメロディ。金属の扉は粉々に破壊される。「どう?私すごいでしょ?」「凄いよ!さすがメロちゃん」「ねぇ、ローレンより凄い?あの子ならこれ開けれないでしょ?」「う~ん・・・答えにくいねぇ。でもローレンちゃんも何か解決策考えてくれるよきっと」「そうか・・・そうかもね!」「さぁ、エレナちゃんを助けに行くよ」扉の奥は階段が続いていた。薄暗くランタンで照らされた通路は古い屋敷の雰囲気とあいまって独特の空間を作っていた。「何か聞こえるよ・・・」「え?」「なんだろう・・・呪文みたいな?意味がよくかからない言葉」「呪文ねぇ・・・」地下室に降りる二人、大量の荷物が積まれた地下室の一番奥に祭壇が見える。そこには縛られたエレナが寝かされていた。「エレナちゃん!」「エレナー!」「・・・・・・」エレナに反応は無い。「なんだ、見つかったか・・・それでクリブニーはどうした?」祭壇のそばにいるオバディアが尋ねる。「そりゃないぜ爺さん・・・マーセラさんを殺して俺たちも始末しようとしてな」「ジジイ・・・お前は死ぬしかないよ」「あれは事故だ、それにお前さんらを始末したいわけじゃない。クリブニーさえ手に入ればどうもいいんじゃ。さぁはやく渡したまえ」「エレナちゃんをどうするつもりだ?無事なんだろうな?」「無事なら楽に殺してやるよ、無事じゃないならもがき苦しんで死ぬことになるよ」「無事だ、何もとって食おうってんじゃない。クリブニーの力を呼び覚ますためにちょいと生気を頂くだけじゃ。多分死にはせん」「爺さん、ずいぶんと余裕なんだな?その気になればあんたの眉間を今すぐぶち抜けるぜ?」「はっはっは・・・威勢のいいことだな。アンダーソン、奴らからクリブニーを奪え」天井から黒いボディスーツに身を包んだ男が降りてくる。「オレに命令すんじゃねぇよジジイ・・・ま、やるけどよ」アンダーソンの手には何も武器は無い。「どいてくれないかな?」「ハァ?えぐるぞコラ?」ガボールはアンダーソンに銃を向ける。「っ!?」ガボールの早撃ちから放たれた弾丸はアンダーソンに命中しなかった。銃はガボールの手から離れていた。「おせぇぜ」アンダーソンの舌が伸びガボールの早撃ちよりも速く銃を絡み取っていた。「コイツ・・・改造人間・・・」メロディはアンダーソンをにらみつける。「ああ?・・・そういやてめぇの目も赤ぇな・・・モルモットの一人か??」「モルモット??お前と一緒にするなっての。私は誇り高いマザーの娘だ」「化け物にはちげぇねぇのによぉ~・・・オレはな、金の為に手術を受けたんだよ。はじめはこの能力で暴れまわってスッキリ、レイダーどもからキャップを巻き上げるのも楽になったと喜んでたんだがな・・・ふと気がついたんだ。オレもミュータントやモンスターと変わらないってな」「それがなんだ?」「俺を改造したグールのババァは定期健診に来いとか行ってたが正直どうでもよくなっていた。キャップをくれるのは魅力だったが、それよりもこの体になったことに後悔をしてきてなぁ~なぜだか解かるか?欲望が抑えられねぇんだ。ヤルのも食うのも狩るのもよ・・・」「ほう・・・そのグールの名前は?」「カイリー・・・いやカイリーナ?だったか。お前も知ってるのか?」「ああ、とてもよく知ってる」「ハハ!なんだじゃあお前とオレは兄妹みたいなものか?あそこに寝てるガキも俺の目を見て安心しきってたからな!・・・・・・どうだ、オレと組まねぇか?オレは同じようなやつを探して旅しんだ。そこの犬っころにやられちまったがドイルも同じだ。上にいるビシャスはちょっと違う化け物なんだがな」「組む?何を馬鹿な。始末してやるよ、失敗作はね。マザーの為にもね」「いうじゃねぇか・・・気の強い女は嫌いじゃないぜ?」レーザーピストル2丁を構えるメロディ、アンダーソンは飛び上がり舌でガボールの銃を投げつけてくる。「ちっ!」「ジャッ!!」着地後すぐに下を伸ばしメロディの腹を突き吹き飛ばす。「うぐっ・・・」「メロちゃん!!」「ワンワン!」「オレはよ・・・舌の射程範囲じゃ誰にも負ける気がしねぇんだわ」「くっ・・・」「さぁ、どっちが本を持ってるんだ?おとなしく差し出せば一人は助けてやろう」長い舌を動かしながらアンダーソンはエレナ、ガボール、メロディを見る。「なんじゃと!勝手な事いい言いおって!皆殺しにせんか!」「命令すんなって言っただろうがジジイ!!オレの行動はオレが決める」「なに!?」「・・・・・・・・・・」アンダーソンとガボールの距離は約10メートル、飛ばされたメロディは13メートル程の位置に居る。メロディはこの状況を打破すべく考える。「(ローレンならこんな時どうする?・・・・本に毒を染み込ませて渡すか?だがそれは自分が持っていてこそできる事。本はガボールが持っている・・・奴の舌の射程範囲はおそらく10~13メートル、つまり私達二人はいつでも攻撃されるって事か。あの舌は予備動作が無くそれでいて正確、あのガボールが早撃ちで出し抜かれる程・・・・・・私の広範囲攻撃ソニファイアはエレナを巻き込んでしまうから使えない。音波砲は・・・連射が効かない、はずしたらそこで終わり・・・レンツを使おうにも細かい指示はできない・・・)」「やれやれ・・・こいつは厄介なことになったねぇメロちゃん俺としたことが・・・」「(本を渡す振りをして近づくか?・・・駄目だあの舌で本を回収するだろう。見せた瞬間に取られる・・・・・・)」「早く本を渡せよ、何か策を練っているようだがこの状況に持っていってオレは一度も交渉をしくじったことはないぜ?ああ、変に抵抗して死んだ奴はいたがな?」「ちょっと待ってくれ、一人しか助けれないんなら本は渡せないな」沈黙していたガボールが話し始める。「いいぜ?渡さなくても、その場合は全員死ぬだけだ。本は死体から取ればいい」「どーしても無理か?じゃああんたも無事で居られないって訳だ」「意味がわかんねぇな」「そこにいるメロちゃんはお察しのとおり改造人間でね、放射能を操れるんだ。それで死んでしまったり生命の危機に瀕すると核爆発を起こすんだ、いくらあんたでもこの屋敷を跡形も無くふっ飛ばす程の爆発に耐えれないだろ?」その言葉にアンダーソンはわずかに動揺する。ガボールは見逃さない。「・・・・・・逆に脅すってか?その能力が本物かどうか信用できないな・・・」「そうかい?じゃあ何で上の金属扉を壊せたと思う?」「・・・・・・・・・じゃあその女一人を助ける事にする」「それじゃあここにきた意味が無い。その選択だとメロちゃんは自爆するだろうしね」「てめぇ・・・・・そうとうな修羅場をくぐってやがんな」「傭兵なもんでね・・・」「よし、こっちは本さえ手に入ればいいんだ。ガキと交換で本を渡してやるよ」アンダーソンは舌でエレナを持ち上げる。「さぁ、本を床に置け。妙なまねをするとガキの首をへし折るぞ。犬も近づけるな」244話終 次回へ
Jun 23, 2011
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ガボール:ローレンの登場に少し焦っている猛毒のローレン:ガボールとメロディの仲のよさが気になる。音響のメロディ:ガボールのことがすっかり気に入った様子。鉄拳のエリカ:3年前からずっと鍛錬は欠かしていない。フェンディ:キャピタルウェイストランド最高の科学者になりつつある。レンツ:頭のいいサイバードッグ。責任感が強い。第243話【ビシャス】「ローレン、答えてよ。ガボールとはどんな関係なの!?」メロディが声を上げる。「わたしが上官で奴が部下だ」「それだけ?只の主従関係?」「・・・・・・そうだ」「へぇ~そうなんだ。解かった、じゃあガボールがタロン社辞めたいって言えば私のところに来ても問題ないよね?」「なに!?」メロディを睨みつけるローレン。「只の主従関係なんでしょ?組織抜けたら関係なくなるんじゃない?それならガボールが誰と一緒にどこにいようとローレンには関係ないでしょ」「何を言っている!ガボールはタロンを辞めない!!」「自信があるんだ・・・」「くっ・・・行くぞガボール!エレナを救出に!!」「ローレンちゃん!・・・・・・メロちゃんも勘弁してくれよ、あの子結構短気なんだからさ」「あは・・・解かった、この話は全部終わった後で」フェンディとエリカ、レンツも後をついていく。「エリカさん、きっとエレナちゃんは無事ですよ!レンツの鼻で後を追えますし」「・・・ええ、きっと」「レンツに高感度カメラと発信機を取り付けました。エリカさんのPIP-BOYで確認できますよ」「解った」オバディアに屋敷が見える距離で一行は足を止める。ローレンがスナイパーライフルのスコープを覗き込む。「窓際に二人・・・装備はコンバットアーマーに小銃か・・・ガボールあの屋敷は中はどうだった?」「そうだねぇ、古い感じでセキュリティも何もあった様子はなかったな。2階へあがる階段があって・・・ひょっとしたら地下室とかもあるかもね」「そうか・・・ふむ、エレナは囮の可能性が高いな」「じいさんの目的はあくまでこの本、だから邪魔なマーセラさんを殺して探しに行った俺らの人質をとって本と交換を迫る・・・か?」「おそらくな。だが腕利きのハンターがいるくせに自分達で取り戻さなかった理由がイマイチ解らないが・・・」「そりゃああれだローレンちゃん、あのじいさんも地元民とは揉めたくないんだろうよ。他所から来た者なら万が一失敗して死んでも痛くも痒くないし。あのスワンプフォークって地元民のバケモノがまた強くてね・・・スーパーミュータント以上だったよ」「別の可能性もあるな。腕利きのハンターやらが老人を脅してるのかもしれん」「どうするローレンちゃん?」「あの屋敷・・・見たところ出入り口が二つあるようだが他にあったか?」「なさそうだったよ、草を踏み潰した後も後もないしあの二つのドアだけじゃないか?」「よし、それならスタングレネードを投げ込みその後すぐにエリカとガボール、レンツは突入して一階を捜索しろ。わたしとメロディとフェンディは正面入り口の脇に隠れる、1分後に踏み込むぞ」「わかった」「了解!」「ハァハァ!」スタングレネードを握り締めるガボール。「はっ!」エリカの一撃でドアが吹き飛ぶ。「あらよっと!」部屋の中にスタングレネードを投げ込むガボール、次の瞬間閃光が走り屋敷を包み込む。エリカはレンツをコートで包み込み衝撃を和らげる。部屋に踏み込むとのた打ち回って頭を振っている男が二人。「ほいほいっと」ガボールのハンドレールガンが火を噴き男二人の手首を打ちぬく。その後エリカが肉薄し片手で一人づつ掴み上げ壁に叩きつける。「エレナはどこ?」「はっ・・・がぁっ・・・」「ぐううう・・・」「どこなの?」二の腕を握る力が増しエリカの指が食い込む。「ああああああっ」「はやく言って」やがて鈍い音がし男の腕は関節のない場所から折れ曲がる。「ぎゃあああああああああああああああ」「あなたは?」腕の折れた男を床に投げ捨て残った男の両腕を掴むエリカ。「ああ・・・エリカちゃん本気で怒ってるね・・・」「がああああっ・・・・ア、アンダーソン隊長がガキを地下に連れて行った・・・」「そう」エリカは両腕をねじ上げて男の両肘を逆に折り曲げる。「ぎゃああああああああああっ」「あ~ぁ・・・」「殺さないでおいた」頭をかき苦笑いするガボール。「しかしコイツらの目は普通だな・・・ハンター全員が特殊なわけじゃないのか」「誰が相手でもエレナを助ける」部屋を去ろうとした時、吹き抜けの二階から物音がした。「イヤッハー!!」ガスマスクをつけた上半身裸の男が飛び降りてくる。右手には巨大な包丁。「役にたたねぇカスどもが!」腕を折られもがいている二人の男の首を刎ねる。「あなたは誰?」「俺様か??俺様は偉大なるアンダーソン隊長の下僕、ビシャスだぁ!!」自己紹介と同時に斬りかかって来る。「そのナイフ・・・マーセラさんを刺したのはお前か!」「ああぁん?あのテントの女の事か?激しく抵抗しやがってよぉ、殺すつもりはなかったがついカッとなっちまってな!アホのドイルは犬にかみ殺されやがったしなぁ!!」「ガボール、下がって・・・他に敵が来ないか警戒して」「了解」「ウウウウウウウウウウゥ・・・・」レンツが唸っている。「はっ!犬!!俺様に刺されたのに生きてやがったか!みんなまとめてこのチョップ・チョッパーの餌食にしてやるぜ!!」弾丸のように飛びかかるビシャス、エリカの胸目掛けて包丁を突く。半身で刃をかわしながら左足を下げ、右拳を頭上から振り下ろすエリカ、拳頭がビシャスに炸裂する。ガスマスクは大きく凹みゴーグルのレンズが割れる。「かっ!?」下げていた左足を半歩進めそのまま左の崩拳をビシャスの腹部に叩き込む。「げふっ」倒れようとするビシャスの右腕を掴み横に引き倒しながら首筋に手刀を打つ。木が折れたような音が鳴りそのままビシャスは動かなくなる。「エリカちゃんやっぱ凄いわ・・・速すぎて何がなんだかだけど」「単展翅からの左崩拳・・・全力で叩き込んだ。それよりも早くエレナを」「そうだね、地下室をさがそうか。レンツ、お前の鼻が頼りだ」「ワン!」部屋から出ようとすると後ろで物音がする。「いってぇなぁ・・・ここまで壊されたのは久しぶりだぜぇ・・・」「!!?」ビシャスが立ち上がってきた。「ケケケケ・・・しっかりぶっ壊さないと俺様は何度でも甦るぜ・・・」「次は完全に破壊する。ガボールとレンツはエレナを探して」「・・・解った」ビシャスと向き合い構えるエリカ。243話終 次回へ
Jun 12, 2011
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ガボール:タバコの残り本数を気にしている。音響のメロディ:この旅の中で何か思うところがあるようだが・・・第242話【ヒーリングボイスズ】「俺はジムソン、聞きたい事があれば何でも聞くが良い」トライバル屋敷の門の近くに立っている長身の男が二人に話しかける。「じゃあ遠慮なく聞こうか、なんであんたらはグール男の居る屋敷を襲撃したんだ?」「ジャクソンがそう命じた、神からのお告げだと。あのグールの男が隠し持っている者を奪い、破壊しろと言われたのだ」ガボールの質問にハッキリと答えるジムソン。「で、そのジャクソンとやらはどこにいる?」「礼拝堂だ。あそこへは一部のものしか入れない。ジャクソンはあそこでいつも神の声を聴く」「へぇ・・・場所は?」「海岸にある。だが行っても無駄だぞ、鍵をかけてある」「そうか」屋敷の中に入り中を見渡すガボールとメロディ。屋敷中でプンガフルーツの栽培が行われ、栽培装置の周りにはトライバルが座り込んだり寝転んでいたりする。「ガボール、どうするの?」「とりあえずトライバルに指示をしてる奴を突き止めたいね。デズモンドってグールはそれが知りたいって言うしね。マーセラさんに本も届けなきゃいけないけど」「ネイディーンなら知ってるんじゃない?明日どうせ会うんだから聞いてみようよ」「そうだな、んじゃひとまずPIP-BOYにマッピングして今日はさっさとマーセラさんに本を持っていくか」栽培プンガフルーツをいくつかもぎ取りガボールとメロディはトライバルの屋敷を後にする。トライバルやネイディーンが使っていた道をとおりスワンプフォークを避けながら湿地帯を進む、大きな障害に出会うことなく二人は海岸に到着する。「弾の節約になったよ、メロちゃんも喉の休憩が出来て良かったろ?」「あれ?気付いてたの?私喉が疲れたって言ったっけ?」「なんとなくね、あれだけ能力使ったらしんどいかと思って」「へぇ・・・」海岸沿いを進みマーセラのテントを目指す。「ん?」出発した時と様子が違う。テントから煙が上がっていた。「なんてこった!エレナちゃんは、マーセラさんは!?」テントに駆け込む二人、そこには血まみれで息も絶え絶えのマーセラが倒れていた。「マーセラさん!」「あ、あなたたち・・・帰ったのね・・・ごめんなさいあの子は・・・連れて行かれたわ・・・」「これは酷い・・・」マーセラの腹部には大きな刺し傷が。「オバディアの・・・ハンターが来て・・・私とレンツは戦ったのだけど・・・」「もういい、喋らないでマーセラさん!」「あのじじぃ・・・」「この出血じゃもう助からないわ・・・だから最後に私の頼みを聞いて・・・クリブニーを必ず消滅させて・・・ウェイストランドのダンウィッチに・・・いけば・・・」口から血をにじませてマーセラは息を引き取った。「・・・・・・」「ガボール」「解かってるよメロちゃん」「ワンワン!」レンツがテントに入ってきた。「レンツ、無事だったか!・・・あ、無事ってわけじゃないな。待ってろ今すぐスティムを打ってやる」「ハァハァハァ・・・」手当てが終わるとレンツは飛び出し二人の方を振り返る。「どうしたレンツ!なにか見せたいものがあるのか?」「ワンワン!」レンツについていくと岩陰に喉を食い破られたコンバットスーツの男の死体があった。「お?こいつが襲撃した奴らの一人か。レンツはこいつを倒したんだな、エライぞ」「クゥーンクゥーン」「んん?・・・エレナを守れなかった事を謝ってるの?」「クゥーン・・・」「大丈夫、きっと私達が助けるよ!」「ハァハァ・・・」「着いて行くって?・・・解かった。無茶は駄目だからね?」「ワン!」「メロちゃんレンツと通じ合ってるね~・・・シスターズは皆そうなのかね」「あ~・・・どうかな。マザーが動物好きだったから皆そうなのかも知れないね」立ち去り際にメロディが男の死体を見て立ち止まる。「ガボール、こいつ・・・只の人間じゃないよ」「え?」「目を見てみて?」「これは・・・気がつかなかったな」見まみれの顔面を覗き込む。死んでいる男の目は血で濡れていた。「血で解かりにくいけどこいつの目瞳孔の形も人間じゃないし色も赤色でしょ?」「う~ん・・・これって・・・」「改造人間か・・・若しくはそれに近いニュータントだね。マザーが昔シスターズを生む前にやってた実験の生き残りかも・・・それかマザーと同じエンクレイヴの科学者の生き残りが生み出したとか・・・」「なるほど・・・これはちょっと気合いれなきゃ駄目だな」「ガボール、ちょっとだけ待たない?」「なんでだい?」「ローター音が聞こえるの、ベルチバードのね」しばらくするとガボールにもベルチバードのローター音が聞こえるようになる。「あれはもしかして・・・」徐々に接近してくるベルチバード、ガボールはPIP-BOYを確かめる。「やっぱりウチのベルチバードだ」「降りてくるよ」テントの横に降り立つベルチバード。「迎えに来たぞ」黒髪のロングへヤー。真紅の目、防弾チョッキを来た女性が降りてきてつぶやいた。「どんな様子かとPIP-BOYを辿って来てみれば・・・」「エレナはどこ?」続いて金髪ショートヘヤーの女性が降りてくる。ロングコートを着ている。「うわぁ・・・むっとしますね。湿気が多い・・・レンツ元気ですか!」髪を縛ったメガネをかけた女性が降りてくる。「ローレンちゃん!それにエリカちゃんにフェンディちゃんも!!」「あ、ローレン!エリカも!」ローレンは二人に近寄る。「ふん・・・シスターズか。お前の名前は確か・・・メロディ」「当たり、Secret-Vault以来かな?」「そうなるか、3年ぶりだな。・・・それはそうとガボール、状況を説明しろ」「はいはい・・・」これまでの事を説明するガボール。フェンディは話を聞きながらレンツに何かを装備している。「ジャンダーズのような奴らがまだ残っていたとはな」「しかしなんでまた態々ベルチバードを飛ばしてきたんだい?」「エリカの為だ。あまりにも見てられなかったのでな・・・お前がついてるから平気とは言い聞かせてたのだが・・・」「それはすまない・・・エレナちゃんから離れてしまった俺のせいだ」「言い訳は後で聞く、エレナを救出に行くぞ」「ああ、解かったローレンちゃん。・・・エリカちゃん本当にすまない」「あなたのせいだけじゃない、わたしが着いて行くべきだった」ガボールが謝る姿をメロディは不機嫌そうに見ている。「・・・エレナが攫われたのは大変な事だけどさ、ガボールが着いて来てくれなかったら私は死んでいたかも知れない。ガボールは一生懸命文句も言わずに命がけで戦ってくれてたよ。ローレンちょっとはガボールにやさしくできないのか?」「メロちゃん!」「いいの言わせてよ。ガボールが可愛そう・・・ローレンはガボールの事どう思ってる?」「なんだと?いきなり言いたい放題してくれるな。これはこちらの問題だ、お前には関係ないことだろう?」「そういう事いっちゃうのか・・・」「ローレンちゃんもやめろよ」「ふん、メロディと約二日間一緒にいて何かあったのか?」「い、いや別に・・・」「なに?ローレン気になる??」「お前は黙ってろメロディ!」「私に命令するな、お前の部下じゃないんだからね!」「ちょ、ちょっと二人とも!」242話終 次回へ
Jun 11, 2011
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ガボール:突然寄り道を提案する。何か考えがあっての事だが・・・音響のメロディ:すっかり素が出ている様子。第241話【ウォーキングウィズスピリッツ】トライバル二人に案内され、湿地帯を進むガボールとメロディ。「わたしはこの本を持って一旦帰るべきだと思うな~」「まぁまぁメロちゃんもうちょっとだけ付き合ってよ」やがて洞窟の入り口に着く。「ここだ、この洞窟を進み一番大きな木を目指せ。それがマザープンガだ」「我々の案内はここまでだ、試練を乗り越えたなら超越の門で会うことになるだろう」「では、さらばだ」トライバル達が去るのを待つ二人。「さぁて・・・色々解かってきたかな」「え?」「メロちゃん、アイツラと一緒に来たけどその間はあのバケモノ人間に会わなかったろ?」「あ、そういえば・・・」「つまりテリトリーがあるって事だよ。そしてこの試練の森とやらにはバケモノも近づかない。警備も居ないのに・・・だ」「確かに何もいないね・・・試練の場というから邪魔が入らないように見張りがいてもおかしくないのに」「何かあるって事だよね?あんなに強いバケモノが寄らないってくらいの・・・」「猛毒の沼とか?」「かもしれないね」「ふーん・・・で、これからどうするの?この試練とやらに本気で挑むつもり?」「いやぁ~止めとくよ。なにかあってエレナちゃんを守れなくなったらローレンちゃんに申し訳立たないしね」「ふ~んローレンにね~・・・・・・あ、足音が聞こえる誰か来るよ?」「おっと・・・隠れよう」ふたりは身を寄せ合って木の陰に隠れる。足音を立てて小走りに来たのは赤髪の女性だった。「ハァハァハァ・・・間に合わなかった?」「おや?あの子はもしかして・・・」陰からゆっくりと出るガボール、赤髪の女性は慌てて銃を向けるがガボールが手を上げているのを見てすぐに降ろす。「君はもしかして・・・ネイディーンちゃんかい?」「え!?・・・あんた誰?なんであたしの名前を?」「俺はガボール、君のお母さんに頼まれて探しに来たんだ」「ママに頼まれて?・・・そう、でも当分帰らないって伝えて。このままじゃ帰れないの」「何か訳でも?」「まだ何も手にしてないからよ。栽培プンガの秘密を探る為に変な部族に入ったのはいいけど・・・頭開かれて脳まで削られるなんて大誤算だわ」「ん?なんだって?脳を削り取られた?」「そうよ、この試練の森の奥にあるマザープンガの種を獲って来いって言われていったらヤバイ花粉吸っちゃって・・・目が冷めたら頭がガンガンするし。何されたのか気になってあたしの後に試練を受ける事になった人をコッソリつけていったのよ。そしたら何やったと思う?花粉を吸って意識がなくなった人の頭にノコギリを引いてスプーンで脳を削り取ったのよ!!」「オェ・・・だねぇ」「まったくよ!通りで信者の連中はおかしい奴ばっかりよ。脳を削られてるんだから・・・あたしは大丈夫な箇所だったみたいで前と変わりないけどね」「うわぁ・・・おそろしい連中だな。試練行かなくて正解だよ」「出来るだけあたしも被害者を出さないように情報が入ったら止めに着てるんだけどね」「そうか、それでここに。ねぇネイディーンちゃん、さっき言ってた栽培プンガって?」「ああ、あれは野生のとは全然違うのよ味も香りも。あれの栽培方法さえ解かればウェイストランドでも育てられるはずだし。でもトバルがトライバルと組んでて秘密にしてるのよ」「トバルってあのここまで運んできた船乗りの?」「そうよ!アイツとんでもない奴なんだから・・・その証拠を見せてあげるわ!明日の昼とか波止場の店で落ち合うのどう?」「おおっと・・・急展開だね。そうだね・・・明日なら多分大丈夫だね」「じゃあまた明日・・・・・・ってそうだコレを。マザープンガの種よ」「ん?くれるのかい?」「コレがなければ試練を乗り越えた事にならないでしょ?あ、それと浅くで良いからオデコに傷をつけて包帯でも巻いた方が良いかも。種だけじゃトライバルの奴らを騙せないかも」「わかった、色々ありがとうねネイディーンちゃん」「じゃあまた明日~」マザープンガの種をしまうガボール。ネイディーンの姿が見えなくなってからようやくメロディが出てくる。「次から次へと面倒臭いなぁ・・・本を欲しがる老人にバケモノ、口が悪いグールにトライバル、そして怪しい船長だって?もういや」「まぁまぁメロちゃん、全部終わったら何かお礼するからさ」「ホント?じゃあ・・・・・・ガボールがうちらシスターズの仲間になるとかは?」「え!!」くわえて火をつけようとしたタバコを落とすガボール。「あはは!冗談だって、あはははは・・・」「ちょっとメロちゃん~」「あははは!さっきの顔!!」「やれやれ・・・」苦笑いしながらタバコを拾い火をつける。メロディはその様子を笑顔で眺めている。「ローレンに怒られるからね、無理は言わないよ。でも、来たくなったらいつでもOKだよ」「そりゃあありがたい、いつローレンちゃんに捨てられるか解かったものじゃないしねぇ」「あはは!」二人はPIP-BOYのマップを頼りにトライバルの屋敷にたどり着く。『貴様らは・・・もう試練を乗り越えたのか?』門に設置されたインターコムから声がする。監視カメラごしに見ているようだ。「ああ、コレを見てくれ。マザープンガの種と印だ」『ふむ、間違いないようだな。さっきネイディーンもお前達を見たと言っていたからな。では歓迎しよう神の導きがあらん事を・・・』241話終 次回へ
Jun 1, 2011
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