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上天気、休日のため看護師さんたちは少ないが、集まってもらって車椅子に乗せてもらった。病院を抜け出して戸外にでた。田んぼには水が張られ、田植えの終わったところもある。みちばたのたんぽぽやつくしを摘んで、手に持たせる。タンポポの綿毛に息を吹きかけると四方に飛び散った。その様子をニコニコしながら見ている祐二。30数年前にもこうしたときがあったなあと思いながら、「そろた出そろた早苗がそろた、植えよ植えましょみんなのために」と歌った。祐二はにやにや笑って、そんな古い歌知らないよ、という顔をしていた。
2009.04.29
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脳に栄養が届くようになったらしい。痩せこけた感じはなくなったし、笑顔が戻ってきた感じ。やたらに激しくベッドの柵を叩くこともなくなった。紙屋教授がいっておられた、栄養状態が脳の回復に関係していると言われたことから、増量してもらったが、よかったみたいだ。話が大分分かるようになった。答えられたらいいのになあ。野木町の花の舎病院のことが報道写真には、紙屋先生の話を熱心に聞いている職員の中に混ざって私たち夫婦の後姿が写されていた。看護プログラムが確立されて治療に生かされたなら、祐二はもっとよくなるのではないだろうか。
2009.04.25
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今日から言語の先生がはるか先生ではないんだってね。お父さんが新しい先生に会ってきたという。部屋は変わるし、大好きなはるか先生は変わってしまうし、祐二にはどう写っているんだろうね、このところの変わりようは。いろいろな人と係わることは必要だけど、こういっぺんに変わってしまうと、戸惑いはあるのだろうなあ。早く新しい言語の先生になれてくれるといいのだけれど。
2009.04.24
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君へのメッセージ、第2弾 遷延性意識障害と向かい合う日々のカバーができた。第1作目の待ちきれなかったライリー、ではライリーがカバーだったが、今度は自然をバックにタイトルが描かれている。帯文もできてきた。どんな本になるのだろうか。
2009.04.22
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今日は散髪するよ。と声をかけるとニコニコして静かにやらせてくれた。首の後ろを刈り上げるときは、首を自発的に前に出してやりやすいようにしてくれた。昔から床屋にいくのが好きだった。いつか床屋さんに頼んで散髪してもらったときは、毛だらけだったけれど、母さんのは、素人だけど仕上がり上々十分もかからないで、3分がりの出来上がりだ。プロ級だろ。看護師さんがビックリしてた。それはそうと、母さんの帰り際、祐二の目が潤んで赤くなっていたけど、どうしたんだろうね。悲しかったのかなあ。さびしかったのかなあ。連休には家に帰ろうねって言ったら、頷いてにこにこしていた。母さんの話わかったんだ。
2009.04.22
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結婚記念日だという今日、祐二の千葉の父さん母さんが会いにきてくれた。私は仕事なのでお父さんに病院に行って貰った。3人で祐二のリハビリを見学した見せてもらったところ、ものすごい声で悲鳴を上げていたという。おじさんは、ものすごく痛いんだよと言っていた。経験者はその辛さがよくわかるようだ。痛くとも、このリハビリが、祐二の脳に刺激となって、回復へのみちをつけてくれると信じている。頑張れ祐二。
2009.04.20
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250キロカロリーの増量をお願いしてから一週間以上たった。幾分顔がふっくらしてきたように思う。体重はあまり変わっていないようだが、脳に栄養が回ってくれたかなあ。怒りの表情や、ベッドサイドを腕でたたく回数は減ったようだ。体を起こしてDVDを見せたところ内容の面白いところはしっかり大笑いし、表情も楽しげである。話の内容が分かっているということなのだろう。ところで、チョコレートを見せて渡したらしっかり握って離さなかった。だいすきなチョコレート食べてみるかい、の問いかけにうなずいたのだが、口に近づけたら、投げられてしまった。どういうことなのだろうねえ。
2009.04.18
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部屋が西の端に変わってから、人が通らなくなり、看護師さんたちも担当の人だけになったせいか、元気がないように見える。今までは通りすがりに声をかけてくれるので大騒ぎしていたのだが。今日はあまりさびしそうなので、車椅子のまま食事室に行ってみんなと一緒にテレビを見たりして大騒ぎしたという。これからも給食室で食事を注入してもらえるかもしれない。なんだか笑顔が少なくなり、小学生を飛び越えて中学生になったみたい、だって担当介護士さんが言っていた。確かに前の頃からでは、底抜けな明るさ笑顔が見られないかなあ
2009.04.16
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リハビリのない土日は、車椅子に乗せてやりたいと思いながら出かけていったが、排便コントロールが悪くて、腰巻姿だった。せめて体を直角に近い状態にしてやると、直角近くになる少し前に大声を出した。なにか調子よくないのかもしれない。体を起しきったときにはにこにこしている。前にもそんなことがあった。角度によって何か不愉快なことが起こるのだろうか。再結成したスピードのコンサートをDVDで見せた。実に嬉しそうに見いっていた。結構長い時間楽しんでいた。遅くまで一緒にいて、喚く様子を確認しようとしたが、結構物静かな感じであった。帰りに、手荷物をそっくり忘れてしまった。財布も携帯も、カメラまでも入れたままのものだった。病院での忘れ物だったので、保管してもらえて助かった。忘れっぽくて自分が嫌になる。
2009.04.12
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昨日部屋が移ったことが知らされた。先日、主治医から知らされていたのは、今の4階から、2階への移動だった。息子をここまでにしてくれた看護師さんや介護士さんと別れるのは、悲しい思いであった。何でという想いがあった。喚き声を出してうるさくて苦情が出たからとのことであったところが今日、看護師さんの話によると、4階のアイドルを移動させないでと、署名運動をしたんだとか。真実のほどは定かではないが、4階の看護に当たってくれている人が、祐二を移動させないよう働きかけてくれたらしい。祐二も話ができたらきっと、ありがとうというだろう。家族も感謝しています。本当にありがとう4階の看護師さん介護士さん。
2009.04.08
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今日はお父さんが祐二の所に出かけた。わめいていたという。そんなときは、何を言っても通じないが、じゃんけんをした後で「5はどれだけ」と聞いてみたら、掌を広げたという。「3は」といえば指を3本出した。言葉を指で表現したという。お父さん、言葉だけで通じたことにびっくりしたという。ついさっきまで喚いていた人間と同一人間とは思えない、と家で興奮気味で話してくれた。明日は私が確認してみよう。カロリーが増えたので、脳が活性化したのかな。まさか。
2009.04.06
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祐二の担当の先生に最近の変わりようについて相談した。わめく、叩く、しかめっ面をする、笑顔が減ったなど。脳のCTでは変化なしとのこと。ではなにがそうさせるのか。紙屋先生は頚管の人は低栄養になりやすい、といわれた。最近やせてきた祐二は1200キロカロリー、BMIは16.3で、一般的には18.5以下は低栄養といわれている。先生は蛋白室が十分あるので問題ないという。それでも200キロカロリーを増やしていただくことにした。このところあまりに大声をだすことから、部屋を変えられてしまいそうだ。階も4階から2階に移されるらしい。折角仲良くなれた看護師さんたちとも別れることになるのは寂しい限り。栄養が脳にいきわたり、よい結果になればよいのだが。経口による食事ができれば一番だが、先生は、脳が命令しないので、むずかしいという。
2009.04.04
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早めに病院に出かけた。車椅子に乗っているうちに着いたので、病院内を車椅子を押しながら景色の見える場所をめぐって歩いた。いつもよりおだやかにみえた。このところ排便が思うようでないらしく、今日も排便促進の薬が注入されたようだ。最近顔がやせて骨っぽくなった。先日聞いた講演の中で紙屋先生は、息子のような患者は低栄養の傾向があると話されていた。祐二も体重と身長から割り出してみたが、体重51÷身長178(m)÷身長178=16 BMI16はまずいんじゃないかなあ。低栄養は脳に悪いときいた。このところ調子が悪いのはそのせいかな。それにしても、再結成したスピードのコンサートを収録したDVDに、目が釘付けになっていた。祐二のCDケースにはスピードのCDがいくつかあったからね。
2009.04.03
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4月は移動の月、私の非常勤の職場も、正職員4人のうち3人が転勤し、顔ぶれが変わった。国家公務員というなんとなくお堅い職場ながら、居心地がよかった。仕事のしやすい和やかな雰囲気で高年齢の私を結構大事に扱ってくれた。給料をいただいているわけではないので気は楽だけれど、私もそろそろ事務局長なんていう大役を降りたいのだが。息子や家族のために。パソコンのある程度分かるボランティアであること、雑用が多いということなどから敬遠されていた。今年は何とか交代してもらおう。仕事をリタイヤした人たちというのは結構何やかやと忙しい人が多くて、説得が難しいんだよね。
2009.04.02
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