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久しぶりの祐二の外泊、おりしも大好きだったレコード大賞をテレビ視聴。大きな画面に興奮気味で、手をたたいたり、大きな声でわっはっはと笑ったり、見ているこちらのほうまでつられて笑ってしまう。いつも誰かがそばにいることもうれしくてたまらないようだ。病院では、一日に日中でもめったに声をかけてもらうことはない。ラジオの音声を聞きながら天井を眺めている時間がほとんどで、車いすに乗っている時間もリハビリの時間のみですぐベッドに寝るしかない生活。家に連れて帰りたい思いがこのところ、私の気持ちをせっつく。高齢の私たちには身近で介護する決心がゆらいでしまう。入院先が遠いことも不安を大きくする。車で片道50分の道のりを何時まで運転できるか。家にいることでこれほど笑顔を見せる様子に私の気持ちは揺れっぱなし。
2012.12.30
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先ごろ、三井住友信託銀行から速達が届いた。私たち家族には縁のない大銀行からの速達である。何やら胸の騒ぐ思いで封を切ったら、儲かる話でも、借金取り立てでもなかった。60歳のラブレター事務局とあった。『NHK朗読と音楽の夕べ HOME~愛がはぐくむ物語~』に、私の作品を紹介したい、との照会が放送局から著作権者である三井住友信託銀行にあったとのこと。2000年に11月22日をいい夫婦の日と定めてその記念に出版されたのが60歳のラブレターだ。その第2回に応募した私のたったはがき1枚分の手紙が、作品集に掲載されている。毎年160編ほどが、収載されている中の一編として。あれから12冊が発行されていることになるから、作品は2000編近くが収載されていることになる。今までの作品の中から20編ほど朗読されるのだとか。えーっ、私の作品にそんな愛を育む物語はあるのかなあ。と思いながらもまんざらではない気持ちが体中に充満してくる。後期高齢者になった私でも認められることは結構晴れがましい。こんな時の顔はどんな顔かな。鏡を見るのはあえてやめた。テレビラジオでの放映放送があるというのだが、残念な事に関東エリアでなく、九州エリアのようだ。DVDを届けてくれるらしい。ま、いいか。
2012.12.22
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恒例の病院のクリスマスコンサートがあった。かの世界で優勝した宮田大チェロ奏者のお父様をはじめ院長先生、他2名のチェロの四重奏。チェロの響きは病人ならずとも心地よい響き。生演奏は音楽療法としてよいのは納得できる。聴衆全員が車いす。大半がお年寄り。みんな静かに聞き入っていた。でも祐二だけが時折、場違いな拍手と口を押えたくなる発声に、傍らの私ははらはら。それでも最後のクリスマスのちなんだ、演奏では笑顔も発生もいいねえいいねえと言っているような雰囲気だった。拍手もばっちり。聞きなれたものには反応もちがうんだなあ。
2012.12.21
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10年が過ぎてしまった。自分の足を使うこともなく、ものを食べることもできず、言葉を口にすることもなく、不満を訴えることもできず、自分の意思で動くこともできず、できないずくしの祐二。親としてどうしてやることがいいのか、このごろつくづく考えてしまう。親のほうも年齢を重ねているやりきれない思いは年々募る。ジレンマに胃腸もだれぎみ。できることなら、共に死ぬまで傍らに寄り添っていたいのだが・・・。でも私の顔見て、これ以上ない笑顔で、迎えてくれる祐二。『じゃまたね…』と言って帰ってくるときの祐二の素直にうなずく顔を見るのがねえ・・・。家に戻してやりたいなあ。
2012.12.11
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得体のしれない体調を気にして祐二のところには出かけられなかった。『久しぶり、ご無沙汰でごめんね』と声をかけて病室に入ると、何がおかしいのか声を出して笑いだしてなかなか止まらなかった祐二だった。 うれしかったのかな、母さんが顔を出したのが。とっても穏やかな笑顔になって母さんのおしゃべりを聞いていたものね。分かっているのかわからないのかわからないけど、頷いていたものね。君の笑顔は母さんには最高の贈り物だよ。かと思うと突然口をあいて固まってしまうとき、何も通じなくなるんだよなあ。「言語のほうでは前にできたことができなくなっているらしいのですが、この頃体のほうは後退していませんか」って作業療法士さんに尋ねたら、「後退などしていませんよ。きっとそれは人をみてるんでしょう」だって。それって馬鹿にして言うことを聞かないってことなの。まあいいか。あまりぎすぎすしないで、穏やかに見守っていくことにしよう。昔からお勉強嫌いな君だったんだからね。
2012.12.07
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数日前から妙な症状に悩まされた。熱の前触れのような体の痛み。なのに熱はない。嫌な予感に悩まされた。医師は風邪の兆候もないという。腸にきた風邪のようだ。まさか、ノロウイルスか?そう思い出すと急に腸が妙な具合になってきた。夜通し、トイレ通いとなった。食べられないのにトイレ通いは嫌というほど続いた。医師にもらった薬では間に合わず、テレビでよく知る常備薬に助けられた。いやーひどいめにあった。こんな状態は、大腸検査の時のようだった。あいにく今日は、予約していた健康診断の日。大腸の検査も胃の検査も不能。少し前に胃カメラを飲んでいるんだからいいとしよう。大腸のほうは、2年前カメラによる小さいやつを切除しているので、本当は調べてもらいたかったんだけれどなあ。1月の検診で話してみよう。
2012.12.06
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