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2016年10月14日
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おはようございます

プランターによる家庭菜園☆我が家の屋上・ベランダ菜園へようこそ!

ヒヨコマメ
<マメ科>

ひよこ豆・・♪
日本でもここ数年、エスニック料理店をはじめ
水煮缶詰やレトルト食品などでもよく見かけるようになりました。
おつまみ用としてフライしたひよこ豆も販売されていますね。

英語でチックピー、スペイン語でガルバンゾーという名で知られています。
形がヒヨコに似ていることから~日本ではヒヨコ豆と呼ばれています。
また、クセがなく栗のようなホクホクした食感があるため、
「くり豆」とも言われることも・・・

写真: ひよこ豆の種1

これが・・ひよこ豆(^^♪

豆の形を良く見ると、
確かにひよこの頭と口ばしのような形をしているように見ませんか?

丸いマメ粒には、尖った口ばしのようなかすかな尖りがあり、
その姿はまるで~ヒヨコよう!
みているだけで・・
笑みがこぼれるようなかわいらしい豆粒ですね☆

<ちょこっと豆知識?!>
もともと英名 Chickpea は「ひよこみたいな豆の形」による命名であると
一般に認識されており、和名の由来ともなっているようですが、
本来は古いフランス語から来た言葉であり、
さらにさかのぼれば、この語の前半は属名と同じラテン語: cicer に由来とも・・




ひよこ豆は、ヨーロッパやアフリカの地中海沿岸諸国、
トルコやエジプトなどの中東諸国、インドなどの南西アジア諸国では
よく利用されている食材で1つです。

また、ひよこ豆をよく食べる国というイメージの強いインドでは
「ダール」と呼ばれる豆料理によく用いられいるほか、
ベサン粉と呼ばれるひよこ豆の粉でパンや麺を作ったり、
揚げ物の衣にも利用されています。
近年はグルテンフリー粉としてアレルギーの方や
グルテンフリーダイエットを行う方にも広く用いられています。



そのほかに欧米ではサラダ豆として、
中東ではフムスと呼ばれるペースト状のディップ料理に、
フィリピンでは甘く煮てハロハロのトッピングにと
地域によって様々な形で食されています。

(*□*)ビックリ!!すご~~い!!



☆~ヒヨコマメのタネを知ろう~☆

日本では、一般的に「ひよこ豆=白・肌色」のイメージがありますが、
インドなどで栽培されている「デシ」という種類には
黒、茶、赤など色々な色のものがあるようです。
*色は白もしくは肌色というのが日本では一般的ですが、
これは「カブリ(kabuli)型」という大粒種で、
おもに地中海沿岸やアメリカ大陸で栽培されているもの。
インドなどでは、黒、茶、赤などいろいろな色をした
やや小粒の「デシ(desi)型」が多く生産されているようです



<ひよこ豆:オリエンタルビーン>
日本でひよこ豆と言ったら、コレ!



<茶ヒヨコマメ(茶ひよこ豆)>
珍しい茶色タイプのヒヨコマメです。



<黒ヒヨコマメ>
こちらの品種は、黒に近い黒紫色のマメが収穫できます。
この黒紫色には、抗酸化作用のある
アントシアニンの色素が含まれているようです。


*ヒヨコ豆は日本では、ほとんど生産されておらず、
ほぼ海外(メキシコ、米国、カナダ等)から輸入された乾燥豆が一般的。
なかなか「種子」としての取り扱いがないのも、生産されない理由の1つかな?


☆~栽培のポイント~☆

*乾燥した冷涼な気候を好みます。
耐寒性は比較的ありますが、
高温多湿の時期(6月-9月)は栽培に最も適しません。
梅雨、多湿の夏の日本の一般地では、秋まきがいいのかもしれません。
家庭菜園では、草丈があまり大きくならないので
大きめのプランターに植えて、
多雨や高温多湿を上手く避けるようにすることも有効です。  
●種まき:2-5月(寒冷地)/9-12月(一般地)
●収穫:5-8月


☆~タネをまいてみよう~☆

写真: ヒヨコ豆

<種まき時期>
秋まき:10月~11月 (9月~12月) 
*培養土を入れたポリポットに指の先で深さ約2センチのまき穴を
1ポットあたり3~4箇所あけ、各穴に1粒ずつタネをまく。

写真: ひよこ豆

*タネが隠れるくらいの土をかぶせて
手の平で軽く押さえ、たっぷり水やりをします。
その後は種が鳥に食べられないようネットをかけます。

種まき後は、鳥などの被害に合う場合があるので、
必ずネットなどをかけるなどして、育苗しましょう~♪
発芽率は、とても良いです☆
写真: ひよこ豆1

*最近では「ひよこ豆」栽培もブームになってきており?
気楽に栽培がチャレンジできるよう「苗」の販売もあるようです☆





☆~苗を植え付けてみよう~☆

写真: ひよこ豆5

<植え付け時期>
草丈7~8センチになった頃が定植時期。
*ポイント!ヒヨコマメは、カラカラな乾燥する気候を好むので、
やや乾燥気味に育てた方が失敗なく育ちます

写真: ひよこ豆7

<鳥獣・寒さ対策(秋まきの場合)>
支柱を立て、各、対策のためにネットをかけて、
直接冷たい風が当たらないよう~幼苗の間は大切に育てます。
*ほぼサヤエンドウなどと育て方は一緒です。

写真: ひよこ豆1

<追肥>
植え付けから1か月後からスタート!月1回。

写真: ひよこ豆2

<支柱たてと誘引>
ひよこ豆はつる性ではなく、

自分でツルを巻いていかないので、倒れないよう誘引します。
(株の周りを覆い、あんどん仕立てにするとよい)
*ひよこ豆の茎は細くてか弱いので
支柱やネットで覆ってあげた方が丈夫に育ちます。

写真: ひよこ豆3

<開花時期>
この時期は、大きなマメになるための
大切な準備期間です。
忘れずに、水やりと追肥をしておきましょう。

写真: ヒヨコマメ7

小さな、小さなマメ科らしい~白い花が咲きだします。

写真: ひよこ豆3

最初は、ショボショボしたサヤですが~
徐々に膨らみだし・・マメもできはじめ・・・

写真: ヒヨコマメ3

やがて~次々に~パンパンに詰まった豆が♪

写真: ヒヨコマメ2

<管理のポイント>
雨や過湿を嫌うひよこ豆。
この時期に長雨や湿度が高いとマメにカビが生えることもあるので、
できるだけ、雨にあたらないよう~「雨除け」や「湿気」などの対策をする。

写真: ひよこ豆18



☆~若採りひよこ豆を味わってみよう~☆

写真: ひよこ豆1

<ひよこ豆の若採り収穫>
本来、ひよこ豆は主には乾燥させて、長期保存用としますが、
ヒヨコ豆は、収穫したてのマメを、
塩ゆでして、エダマメのようにして食べることができるんです!
ってことで、
莢が乾燥する前の若採り収穫してみましょう♪
*ひよこ豆を乾燥して収穫するには日本ではやはり難しいようなので

写真: ひよこ豆4

<若採りの収穫のタイミング>
莢にそっと手をふれ、1粒1粒、「豆の入り」を確認してから~
1個ずつ丁寧にサヤを切り取り収穫をします。
*また葉の一部が黄色くなった頃がサイン?!

写真: ひよこ豆5

摘みたてのひよこ豆は、粒も大きく
「ひよこ」っていうよりも・・ 「ちいさな脳」 って感じです。
ヾ(°∇°*) オイオイ

写真: ひよこ豆8

1つの鞘から1~3個の種(マメ)がとれます。



☆~ひよこ豆の若莢を茹でてみよう~☆

枝豆を茹でる要領で~たっぷりのお湯に塩を入れてさやごと一緒に茹でます。

写真: ひよこ豆22

莢が乾燥する前の
緑色の豆のヒヨコマメなんて~なかなか見られないですからね☆

写真: ひよこ豆25

さやの中から~ふやけた?若採り豆が現れたと思ったら~

写真: ひよこ豆30

一粒の豆の薄皮を取り除くと~

ピヨピヨ・・・ピヨピヨ・・♪

写真: ひよこ豆28

(≧∇≦)キャー♪ ~可愛い「ヒヨコ」みたいな?お豆さんでしょ☆
なんて、可愛らしいのでしょう。
緑色したピカピカ、ひよこ豆ちゃんの誕生です

写真: ひよこ豆9

タネを購入しても~たくさんあるので、
いっぱい収穫が楽しめそう~?!
栽培した人だけが~この若採りのひよこ豆が食べられるって、
ちょっと贅沢ですよね☆
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☆~ひよこ豆を知ろう~☆
インド料理ではチャナマサラ、またこの豆を粉にしたものをベサンと言い、
パコラ(日本でいえば天ぷら)などの衣に使われます。
トルコ料理ではフムス、
中東地域ではファラフェルなどがこの豆を使って作られています。
カボチャのように甘くてホクホクの食感です。

<ひよこ豆 小粒>



<ひよこ豆>



<黒ひよこ豆>
















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Last updated  2016年10月14日 09時56分51秒
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