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2022.01.14
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​​​​​ ルネ・クレール「巴里祭」シネ・リーブル神戸 ​​
2021年 11月 シネ・リーブル神戸 で上映された 「ルネ・クレール・レトロスペクティブ」 の企画で見た作品です。
シネ・リーブル神戸 では入場者に一作ごとの絵ハガキを配っていらっしゃって、この絵ハガキを全部いただきたい一心で、全部見ました。
 こんなことを言うと 「アホか!」 といわれそうですが、案外、本音です。なんでもいいから、出かけていくための 「起動力」 が必要なのです(笑)。
​​ この日に見た映画は原題は 「7月14日」 というシンプルさですが、日本公開用につけられたのが 「巴里祭」 だそうです。フランス革命のバスティーユ監獄襲撃記念日、革命記念日だったと思いますが、そりゃあ ​「巴里祭」​ の方がお客は入るでしょうね。​​
​​​​ 映画はタクシー運転手の ジャン(ジョルジュ・リゴー) と花売り娘の アンナ(アナベラ) の恋のお話でした。それぞれ、お二人ともに 1930年代の顔 という印象です。ぶっちゃけ、ラブ・ストーリーというより人情コメディというほうがぴったりな気がしましたが、パリの屋根の下で暮らす庶民の姿が、 「ああ、フランス!」 という感じの 「音楽」 「ユーモア」 で描かれていました。​​​​
 映像のせいもあって古めかしくはあるのですが、そんなに古びているとは思いませんでした。まあ、古びていてもいいのですが、 「この監督の人間の描き方はいいなあ」 と素直に思いました。
 シリーズを見終えて、もう、100年になろうかという映画の始まりから、いろんな作品が撮られてきて、今があるわけですが、 「この監督が撮っているように撮ったらいいじゃないか」 という気分と、 「なんでこんなふうに撮れなくなったのだろうか」 という疑問が湧いてきました。
 現代という時代の目で、こういう作品を見ると、やはり、ある種の 退屈さ を感じるわけです。変な例ですが、その 退屈さ 江戸川乱歩 とか 芥川龍之介 を読み返していて感じるものと、ちょっと似ているのかもしれません。じゃあ、今の方がいいのかというと、そうでもないわけで、どう考えればいいのでしょうね。とかなんとかいいながら、新しい作品に飛びついては、まあ、感心したりシラケたりするのでしょうね。
 それにしても 90年の時間 を見事に飛び越えて見せてくれた ルネ・クレール に拍手!​ でした。
監督 ルネ・クレール
製作 ロジャー・ル・ボン
脚本 ルネ・クレール
撮影 ジョルジュ・ペリナール
美術 ラザール・メールソン
衣装 ルネ・ユべール
編集 ルネ・ル・エナフ
音楽 モーリス・ジョーベール
キャスト
アナベラ(アンナ:町の娘)
ジョルジュ・リゴー(ジャン:タクシ―運転手)
レイモン・コルディ(レーモン)
ポール・オリビエ(イマック氏)
レイモン・エイムス(シャルル)
トミー・ブールデル(フェルナン)
ポーラ・イレリー(ポーラ)
1932年・86分・フランス
原題「Quatorze Juillet(「7月14日」)」
日本初公開1933年
2021・11・14‐no110シネ・リーブル神戸no131

​​追記  ルネ・クレール( 1898 11 11 - 1981 3 15 日)  フィルモグラフィー ​​
無声映画
1924 「幕間 Entr'acte 」・「 眠るパリ Paris qui dort 」(未公開)
1925 「ムーラン・ルージュの幽霊 Le fantôme du Moulin-Rouge 」(未公開)
1926 「空想の旅 Le voyage imaginaire 」(未公開)
1927 「風の餌食 La proie du vent 」(未公開)
1928 「イタリア麦の帽子 Un chapeau de paille d'Italie La tour 」(未公開) 「気弱な二人 Les deux timides 」(未公開)

発声映画
1930 「巴里の屋根の下 Sous les toits de Paris
1931 「ル・ミリオン Le Million 自由を我等に À nous la liberté
1933 「巴里祭 Quatorze Juillet
1934 「最後の億萬長者 Le dernier milliardaire
1935 「幽霊西へ行く The Ghost Goes West (英)」
1938 「ニュースを知らせろ Break the News (英)」(未公開)
1941 「焔の女 The Flame of New Orleans (米)
1942 「奥様は魔女 I Married a Witch (米)」
1943 「提督の館 Forever and a Day (米)」 TV 放送 /8 分間の挿話のみ監督
1944 「明日を知った男 It Happened Tomorrow (米)」(未公開 / ビデオ)
1945 「そして誰もいなくなった And Then There Were None (米)」
1947 「沈黙は金 Le Silence est d'or (仏=米)」
1949 「悪魔の美しさ La Beauté du diable (仏=伊)」
1952 「夜ごとの美女 Les Belles de nuit (仏=伊)」
1955 「夜の騎士道 Les Grandes manoeuvres (仏=伊)」
1957 「リラの門 Porte des Lilas (仏=伊)」
1960 「フランス女性と恋愛 La Française et l'amour (伊=仏)」
1961 「世界のすべての黄金 Tout l'or du monde (伊=仏)」(未公開)
1962 「四つの真実 Les quatre vérité 4 話「二羽の鳩  Les deux pigeons 」(スペイン=伊=仏)」(未公開)
1965 「みやびな宴 Les fêtes galantes (仏=ルーマニア)」

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最終更新日  2024.01.04 22:42:05
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