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2023.10.13
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​​ NTLiveジェレミー・ヘリン演出「ベスト・オブ・エネミーズ」シネ・リーブル神戸
​​​​​​​​​​​ 久しぶりの ナショナルシアター・ライヴ でした。お友達の 入口君 と見ました。ジェレミー・へリンという人が演出した 「ベスト オブ エネミーズ」 です。
 たぶん、原題には 「ザ」 がついていそうなものですが、 「好敵手」 とでもいう意味でしょうかね。同名の映画だか、テレビドラマだかがあるようですが、それとは関係ないドラマのようでした。
1960年代のアメリカ が舞台のお芝居で、今では、 日本 でも当たり前のように放映される、所謂、国政選挙をネタに視聴率を稼ごうとする、まあ、ボクにいわせれば軽佻浮薄の極みにしか思えないようなテレビの討論番組のお話でした。
アメリカ ですから 大統領選挙ネタ ですね。 ケネディ兄弟の暗殺 とか、 ニクソン、レーガン という、超保守派の登場とか、まあ、他所事ながら、懐かしい話題で展開します。​​​​​​​​​​​

​​​​​ 舞台に登場するのは、たぶん実名だと思いますが、共和党支持の保守派 ウィリアム・F・バックリーJr という人と、民主党のリベラル派 ゴア・ヴィダル という人です。 ゴア・ヴィダル という人は、なんとなく聞き覚えがありました、 フェリーニ の映画に出たり、政治がらみの毒舌が有名な 小説家 だったと思いますが、小説作品は知りません。​​​​​
​​​ 舞台は、全体がテレビ局のセットでした。二人の討論が、いかに劇的効果を狙った 「やらせ」 「テレビ番組」 としてつくられていくかということが演じられ、二人の私生活が重ねられていきますが、テーマというか、芝居の眼目は 「テレビ」というメディアの作り出す虚構の暴露 ということのようです。​​​ ​​
​ニュースは嘘である! ​​
​​  ​というわけのようですが、ボクの印象では、
​​ ​今更、そんなこといわれてもなあ・・・・?​ ​​
​  というか、ちょっと古いんですね。​
「なあ、この戯曲、最近書かれたん。」
「そうやなあ、演出家も若手やな。」
「あの二人が、テレビで評判になったことで、テレビが、出来事の事実性をではなくて、受けるための伝え方を見せるメディアになったというのは、まあ、劇的なんだろうけど、古くね?」
「うん、チョット、空振りやな。」
​​​​​ まあ、見終えて、そんなことを喋りながら、枝豆とかハゲ(お魚の名前ね)の煮つけとかつつきながら 秋の夕暮れ の楽しいひと時を過ごしました。
 入口君 は学生時代からの付き合いで、今では、どこかの大学生に舞台のビデオかなんか見せて、お芝居を論じている、まあ、そっち方面のプロですが、昔から、 シマクマ君 を観劇に誘ってくれるやさしい人で、この日も シマクマ君 が乗る高速バスの乗り場まで送ってくれて、手を振りながらいうのでした。​​​​

「今日は、つまらん芝居を誘ってすまんかったね(笑)。」
「いや、見るだけの価値はあったよ。ありがとう(笑)。」
「じゃあ、またね。」
​  ​​そうはいっても イギリス ナショナルシアター で演じられ、映画にまでして見せている芝居ですからねえ。今、何が受けているのかを知るだけでも見る価値はあるわけです。​​
​​ でもね、なんというか、この芝居の展開や、セリフからボクが受け取った 世界認識 というのでしょうか、 問題意識 というのが、ちょっと図式に見えてしまったことも事実ですね。​​
​​​​​​​​  テレビ というメディアの問題は、今や、ネット的なメディアの問題を前提にしないのであれば、まあ、
​​ 「ただの時代劇?」 ​​
​​ ということになってしまうんじゃあないかということを、かなり痛切に感じたお芝居でしたね。何といっても、 だか、 だかの、 大統領 とか、 総理大臣 とかいう人が、個人的に配信できるメディアで 大衆扇動 はする時代ですからね。その上、陰にまわれば 言論弾圧 だって、平気でやってるんじゃないかという時代のようですからね。いや、ホント、 ​​
​​ 何をかいわんや! ​​
​  ​​ ですね。やれやれ、トホホですね(笑)。​​​​​​​​​
演出 ジェレミー・ヘリン
原作 ジェームズ・グレアム
キャスト
デビッド・ヘアウッド(ウィリアム・F・バックリー・Jr)
ザッカリー・クイント(ゴア・ビダル)
2023年・160分・G・イギリス
原題National Theatre Live「 Best of Enemies」
2023・10・11・no123シネリーブル神戸no207 ・NTLive
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最終更新日  2023.10.16 01:06:38
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