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木曜担当のよこてんです。 先週末にいったん日本に戻っていたのですが今は再びオーストラリア。ここの所日本よりもオーストラリアにいる方が多い・・・。 先週土曜に行われたコックスプレートは日本のリスグラシューが圧勝と表現していい内容で勝利。2週連続で日本馬がビッグタイトルを手にした事で地元の競馬ニュースは日本一色と言ってもいい状況になりました。★コックスプレートを制したリスグラシュー★これが“コックスプレート”★プレートを手にする矢作調教師とD.レーン騎手 先週のこのブログで自分が書いた「もう少し内枠が良かったかも」「もう少し先行力があるタイプの方が戦いやすいコースかも」という懸念は地元の予想メディア系でも同様の評価というか言われ方が少なくなかったのですが、最後方近くからの外まくり&直線差し切り勝ちを見せつけられてはもう余計なコメントは無用・・・という感じでしたね。 レースのラップを見るとリスグラシューは残り800mから600mの部分とラスト200mの部分でメンバー中最速、600mから200mまでの2ハロンの区間でも最速こそ奪われましたが2位のラップを出しています。 ムーニーバレーの勝負のキモがまさにこの残り800mからの部分で、昨年まで4連覇したWinxはこのラスト4ハロンの間をメンバー最速級のラップを並べて圧倒するのが“必勝パターン”。逆に言えばそれがそうそう簡単にできない事だからこそWinxが4連覇したわけで、それをきっちりやってのけたリスグラシューは見事だというほかはありません。★表彰式では獲得賞金を日本語で記載したパネルまで用意されているサービスぶり レース後のD.レーン騎手のお話、自分は他で談話待ちだったためまた聞きの形ですが、要するに「不利なく進めればどこから動いても勝つ自信があった」という感じだったそうです。勝負所からの外捲りも、内を狙って万一の不利を被るよりはリスクがない外という事だったようで。「馬の力が違っていた」わけですね。 「地元のビッグタイトルを外国の馬に持っていかれる」事をよしとしない地元競馬ファンはもちろん少なくはないですけれども、今回は矢作調教師が叶えた「37年来の夢」を好意的にとらえてくれているように見えました。 もう一頭の日本馬クルーガーは13着に終わりました。レース後のスチュワードレポート(出走各馬・各騎手への審判・採決委員の報告)で「レース後の検査によりのどに異常が発見されたため次戦の前に再検査してパスする事を要する」とされています。 レース後の時点ではそこまでだったのですが、こちらで手術をして次戦以降を検討する事になったようです。ただ、当初続戦予定として挙がっていたマッキノンSに向かうかどうかは未定の模様。 レース前の状態が非常に良さそうで、陣営の雰囲気も良いムードだっただけにこういう結果に終わったのは残念ですね。ゲートでうるささを見せたり再検査になったりとこれまでのクルーガーには無かった事が立て続けに起きた形で、これも競馬なのかと思わされます。★レース後1時間ほどたってようやく馬房に戻ってきたクルーガーと見つめる高野調教師 さて、コックスプレート当日のムーニーバレー競馬場は雨が降ったり晴れたりの落ち着かない天候ではありましたがどちらかと言えば好天と言える時間の方が長く、まずまずの観戦日和になりました。日本からやってきたたくさんのファンの方もオーストラリアのビッグレースの雰囲気を楽しまれたのではないでしょうか。 次のビッグレースはメルボルンカップ。日本のメールドグラースへの注目度は、こうなったこともあって増すばかりですが、他の外国馬や地元勢も最後のタイトルは渡さないと力が入っています。24頭立ての3200m戦、“日本馬包囲網”も厳しくなりそう。果たしてどうなるでしょうか。
2019年10月31日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 昨日、29日火曜日、名古屋競馬場に行きました。 あいにくの雨模様。気温も上がらず、最低気温16度で、最高気温17度。 さすがに肌寒い… 私が名古屋に行くと大抵、この角度の絵面には真っ青な空がまぶしい!的なものになるのですが…今日ばかりはこんな感じのどんよりとした風景。朝一番のお客様の出足もいまひとつ。 しかしながら。1レースから来ましたよ! ちょっとだけ久しぶりにこの馬に会いに。 ヒカルアヤノヒメ 15歳と6ヶ月 人間でいえば50歳は超えている勘定になりますか。 今季は順調とみえ、休むことなくコンスタントにレースに使われています。 登録上の現役最高齢は、門別のクラベストダンサー(19歳6ヶ月)。 しかし、この馬、どうやら今季は出走しない(もう来週まででシーズン終了なので)みたいですので、事実上ヒカルアヤノヒメが稼働中の現役馬という意味では、最高齢ということになりそうです。 パドックでも、スタスタと歩いて、なかなか元気。 この日は、1Rの800m戦に出走。 持ち前のスタートの良さを生かして、道中は先手を取った馬の直後2番手を追走。 そして直線も頑張りました。 緑の帽子、紫の服、尾崎章生騎手が乗るのが、ヒカルアヤノヒメ 結果、3着! 「今日は久しぶりの800mだったので、あのぐらいしか行けなかったけれど、馬は元気で頑張ってくれました。しばらく下から2つめのクラスだったので、全く活躍出来なかったけれど、ようやく一番下のクラスまで下がって、あと一歩という成績が取れるようになってきましたね。もうひと頑張りしてもらって、来年の今頃またクラスが下がっていれば、日本記録を達成させてあげたいです。」 「日本記録」というのは、オースミレパードが持つ、日本における最高齢勝利記録。 来年の10月以降に勝つことが出来れば、日本記録となりそうです。 昨年は、怪我とか病気のピンチもあったヒカルアヤノヒメ。 とにかく、競馬に出る以上は無事で、元気な姿を見せてくれればと思います。 2つめの話題。 こちらも、元気!? 新人・浅野皓大(こうだい)騎手 この日も、初勝利に向けて、一戦一戦が勉強。 この日は4Rで2着 所属の今津博之調教師は、「もっと積極的に乗るように」と話しているそうです。 しっかりハミをかけて、馬を前々に誘って位置を取るような、減量が生きるようなレース。 レースに乗って、様々なことを一つひとつ覚えていくのでしょう。 次の機会にはきっと、少し話を聞いてお伝え出来るところまで前進しているのではないかと思います。 3つめの話題は、今日のメインレース。 午後に入って、午前中本降りだった雨はひとまず上がりました。 古馬の1400m戦 ゴールド争覇 来月笠松競馬場で行われる笠松グランプリのトライアルレース その位置づけもあってか、南関東・園田・門別。高知からも遠征馬が参戦。地元・名古屋のダービー馬であるエムエスクイーンの出走取消は残念でしたが、それでもかなり豪華なメンバー構成になりました。 ただレースは、蓋を開けてみると…圧倒的だったな…… 二の脚で先頭に立つと、あとはコースをぐるり1周一人旅 高知から参戦の、ケイマ(別府真司厩舎) 馬名は、まさに「桂馬」の意味だそうです。 最後は5馬身差 JRA準オープンから高知への転入、とはいえ、4ヶ月半で6連勝、重賞4連勝というのはすごい!先々に向けても、期待が膨らみます。 永森大智騎手のインタビューの模様は、名古屋競馬公式HPにてリリースされているYoutubeの映像をご覧下さい。 別府真司調教師の話 「他に速そうな馬もいたので、その後ろの位置になるかとも思っていましたが、スピードが違いましたね。馬体重のマイナス10kgは全く気になりませんでした。外国人の乗り手が調教をつけるようになって調教のパターンが変わり、かなり負荷をかけているので、その分馬が良くなってきたのだと思います。このあと、大目標は暮れの兵庫ゴールドトロフィー。その前に1回、笠松グランプリを使って行こうと思っています。」 まずは、笠松グランプリに向けての勢力図が、大きく動いた感じがありますね。 次に来るときには、また一面の青空が見られますように。
2019年10月30日

火曜日担当の太田です。10月も最終週。木々の葉も赤や黄色などに色づき、今が一番きれいですね。峠の頂上はすでに葉が落ちて、冬の装い。雪がまだなかったので今年はやや遅いかなという感じです。とはいってもすぐに真っ白な世界に変わるでしょうね。運転するものにとっては雪が降らない方がいいのですが、冬に稼ぎ時を迎えるスキー場などウィンタースポーツなどは雪が降らないのも困りますよね。10月最後の週は恒例のクラブツーリズムの観光客で賑わう帯広競馬場でした。また、27日日曜日には帯広市内でフードバレーマラソン大会が行われ、ばんえい競馬とセットで楽しんでいる方もいらっしゃいました。27日(日)には4歳牝馬の特別戦紅バラ賞が行われました。11月17日(日)に行われるクインカップの前哨戦。この世代の絶対的女王ミスタカシマ参戦で圧倒的人気。ただハンデ差がかなりあるもののここまでやってきたメンバー、それから、重量的には近走とそれほど差のない重量。ミスタカシマが有利と思われていました。唯一不安点をあげるとしたら馬場が軽くなりすぎないかどうか。レースは速い流れではありましたが、びっくりするほど速いというわけでもなくほとんど差なく各馬が第2障害に集まる展開。真っ先に第2障害を越えたのは2番人気アフロディーテ。ミスタカシマは4番手でクリア。障害を降りてからもう少し切れ味を見せるかと思ったミスタカシマでしたが、伸びるのに時間を要し、最後は差を詰めているのですが、アフロディーテが逃げ切っての勝利。アフロディーテはこれで5連勝としました。西謙一騎手は軽い馬場はよかったです。夏場は体調面で苦労したが、秋に入って涼しくなり、状態がよくなってきました。。本番はハンデがどうか。今回の勝利で昇級、ハンデ差が縮まり、そう簡単ではないと思います。とコメントアフロディーテは世代牝馬戦いつも2着ミスタカシマになかなか勝てませんでした。今回ハンデ差は確かにありましたが、大きな1勝となったことでしょう。自信にもなったと思います。今回西謙一騎手もミスタカシマに勝つにはこれしかない乗り方で、見事に決めてくれました。次回本番は、確かに厳しさは否めません。ミスタカシマも黙ってはいないでしょう。しかし、チャンスはあると思います。11月17日のクインカップが面白くなりそうですね。西謙一騎手は、さらにこの日、第8レースで通算1400勝を達成。ばんえい史上最速で勝ち星を伸ばし続けています。まだまだ先ですが、2000勝を目標に頑張りますとお話でした。今やばんえいを代表する騎手の西謙一騎手現在騎手会長としても活躍で、先輩や、後輩たちをまとめています。まだまだ30代半ばこれからという騎手です。レースや、表彰後に話すコメントも非常にわかりやすく、先日の金田先生1000勝の時もそうでしたが、いいコメントをするようにもなって、もう若手というよりはベテランの域にも入ってきているようです。今後の西謙一騎手の騎乗、言動も目が離せませんね。さて、次回は11月の開催。3日(日)には古馬重賞の第40回北見記念BG2を予定しております。アアモンドグンシンキタノユウジロウコウシュハウンカイゴールデンフウジンシンザンボーイセンゴクエースソウクンボーイマツカゼウンカイミノルシャープメジロゴーリキ以上が登録馬。残念ながらオレノココロは回避。まあ無理して使わず、ドリームエイジC、帯広記念へと向かうようですね。夏は弱いと言われているオレノココロですが、例年以上に、今年は回復に時間がかかっているようです。ただ、前回障害のかかりは復調しているようには感じました。冬に向かって体調万全で復活を期待したいですね。さて、オレノココロ不在ということは注目はやはり北見記念3連覇がかかるコウシュハウンカイですね。800キロを超える高重量戦。コウシュハウンカイは880キロのトップハンデ。アアモンドグンシンが出てきたら840キロですので、40キロのハンデ差となります。現在ばんえいグランプリ、岩見沢記念を含む4連勝中。今季はすべて馬券圏内。旭川記念が3着であとはすべて連対。超絶好調という感じです。もともと障害巧者で、安定した走りをしていますが昨シーズンから考えると今シーズンの走りは、この馬の強さが戻ってきたという感じで、本当にいいレースを見せてくれています。5連勝で北見記念3連覇となるのか注目です。5歳馬がどんなレースを見せるのか。高重量戦になれば、メジロゴーリキも強さを発揮しそうな感じ。ミノルシャープは重量がどうかというところはありますが、メキメキさらに力をつけており、ゴール前の辛抱もきくようになってきていると思います。ソウクンボーイもここにきて調子を上げています。問題はセンゴクエースでしょうか。夏場から絶不調。前回も障害で苦労していました。何かきっかけが欲しい所ですね。もともとの能力は皆さんご存知の通り。どこまで復調しているか。障害をあげることができれば、勝ち負けであることは間違いないですね。そのほかにも好調の馬が勢揃い。面白い戦いになりそうな北見記念です。ぜひご注目ください。北見記念に合わせまして、直営場外発売所ミントスポット北見ではファン感謝DAY開催です。先着プレゼント、お楽しみ抽選会のほか北見競馬場や、北見記念の歴代優勝馬の写真パネル展も開催。場立ち予想ではこのブログ水曜日担当の坂田博昭アナウンサーが登場です。お近くの方はぜひお越しください。前日11月2日(土)は全道祭典ばん馬1歳馬決勝大会が行われます。来年デビュー予定の馬たちが登場。まだまだあどけない1歳馬未来のスーパースターが見れるかも第1レース後に決勝大会が行われます。また、13:00より、決勝大会優勝馬予想大会も開催。当たった方の中から抽選で10名に記念品をプレゼント。早くから競馬場にお越しの上、ご参加ください。さて、4日(振月)はダート競馬の祭典JBC競走が浦和競馬場で行われます。帯広競馬場、直営場外発売所ではオリジナルグッズが当たる抽選会が行われます。ばんえい競馬と共にお楽しみください。JBCに伴い、4日はばんえい競馬の発走時刻がいつもと少し変わります。詳しくはこちら第1レース発走が15:00となります。お間違いの無いようお楽しみください。
2019年10月29日

ミツオーです。全盛期より球速が10キロ以上も落ちていることが判明しました(当たり前。もうええ年すし)。さて、わたくし先週・今週と連続で、金沢競馬の実況を担当しています。金沢競馬は、数年前までの『ジャングルスマイル・ナムラダイキチ東西横綱時代』が終焉したあと、圧倒的な強さを誇る馬がなかなか現れず、もちろんその時その時で期待され、重賞を複数ものにする活躍馬はあったものの、いわば、『群雄乱立時代』が続いてきました。多くの馬にチャンスがあるとも言えますが、その間、地方交流競走では地元勢の苦戦が続き、他地区からの遠征馬にタイトルをさらわれることが非常に多くなりました。古馬の地方交流重賞は、イヌワシ賞と、一昨年から地方全国交流となった北國王冠、そして牝馬の読売レディス杯、短距離の日本海スプリントがあげられますが、この3年間にこれらの競走を勝った金沢所属馬は、日本海スプリントのジッテ(このレースは昨年創設)とグルームアイランドのみという状況です。交流重賞の数が少ないので、これをもって一概に「最近の金沢オープン馬は…」と嘆くのもどうかとは思いますが、ここに3歳重賞のMRO金賞を加えても、3年前にムーンファーストが勝ったあとは遠征勢連勝、その前はナムラダイキチまでさかのぼらないと地元勢の優勝はないのです。と、金沢競馬関係者・金沢競馬ファンにとっては苦しい・くやしい時期が続いてきたのですが、ここへきて、事情が変わるのではないかな?と思える兆候が出てきました。ようするに、この状況を救ってくれそうな馬たちが現れた、ということなのですが。金沢競馬の救世主となりそうな馬たちとは、先日、よこてんさんも紹介してくださった、ダービーグランプリ2着のタンクティーエー(もちろん3歳馬)と、白山大賞典地方最先着の5着としたティモシーブルー(5歳)です。ティモシーブルーは、JRA1勝でこの春、金沢に移籍。(ティモシーブルー イヌワシ賞のパドック 写真:耳目社、以下同じ)初戦・2戦目と敗れましたが、その後は3連勝で金沢・春の大一番、百万石賞を制覇し、一気に金沢のトップと目されるようになりました。秋は、上にも触れた全国交流のイヌワシ賞で、カツゲキキトキトをマークする競馬を展開し、見事先着。後方からタガノゴールドに差されこそしましたが、2着に入りました。続く白山大賞典でも5着と健闘し、ますます金沢の期待を集めています。タンクティーエーも、JRA1勝で、3歳の身でこの夏前に金沢へ移籍。(タンクティーエー サラブレッド大賞典のパドック)連勝で臨んだ3戦目、MRO金賞では兵庫・笠松勢に先着を許し、4着と敗れたものの、地元勢との対戦となったサラブレッド大賞典では2着に7馬身差をつける圧勝で、ダービーグランプリは2着。こちらも期待を集める存在となりました。(タンクティーエー サラブレッド大賞典口取)金沢競馬の中・長距離戦線は、このあと、地方全国交流の北國王冠(2600メートル)から中日杯(2000メートル)という、金沢における『四大競走』のうちの二つが控えており、そこで、上の2頭が対決すると、はたしてどんなレースになるのか…と、ワクワク・ドキドキな状態となっているのです。ティモシーブルーの手綱をとる畑中信司騎手は、この馬について、「白山大賞典は、この馬にとってはペースが速かったね。もうちょっとついて行ければよかったんだけど。もうちょっと走るような気がするんやけどね。白山では3着とか4着くらい行けるんちゃうかなあと思ってたんやけどな。その力はあるんじゃないかと思ってた。最後の3ハロンの動きがあんまり良くなかったな。4コーナーで前と差のないところにいたし、あそこからもうちょっとついて行けそうな感じもしたんやけどね。次は地方全国交流になるけど、何か1頭くらい強いのがいてくれたほうが競馬がしやすいよね。抜けると遊ぶところがあるから、できることなら強いのにずっと横にいてもらって追い比べになってくれたら楽なんやけど。それなら負けないと思うよ、両方手綱はずしても(笑)。勝手に走る(笑)。初めて乗ったときから比べたら、だいぶん良くなってきたよ。元気になった感じ。悪さするようになってきたしね(笑)。ナムラダイキチが引退してしばらくたったけど、またこうして金沢のトップクラスの馬に乗れて、嬉しいし、楽しみ。北國王冠も中日杯も、相手が強くても、勝ってやるぞという気ではおるけどね。まだ上積みありそうな気がしてるし。期待にこたえられるように頑張ります!…教科書どおりの受け答えやな(笑)」と語り、かなり手ごたえを感じている様子でした。一方、タンクティーエーに騎乗する藤田弘治騎手は、「乗っていて、手ごたえがないんですよ、この馬は。でも、攻め馬でもレースでも、手ごたえないな~と思って乗ってて後ろ見ると、離してる。時計も出てる。強い馬って上下動ないこと多いし、そういうことかな?とも思うんですけど、何ていうか、ガッとハミとって行くような、『おお!これ強いぞ!!』みたいなところがないし、な~んか反応ないな~、と思って乗ってるのに強い、みたいな」と話し、重賞・サラブレッド大賞典を勝った際も、「いつもどおり、手ごたえなかったんですけど(笑)」と言いながらも圧巻の勝利に満面の笑みでした。さあ、この2頭が対決するとどうなるか!?…かなり楽しみにしていたのですが、タンクティーエーを管理する高橋俊之調教師にうかがうと、「タンクティーエーは、東海菊花賞へ向かいます」とのこと。北國王冠は使わないのだそうです。あら~。(通算1100勝を達成した高橋俊之調教師)「ウチはグルームアイランドがいますので。グルームアイランドは夏場休んで、今週復帰戦、すぐ北國王冠ということになります。本当はもうひと開催早く復帰させたかったんですが、距離不適合ということで、今週の1900メートル戦を待ったんですね。タンクティーエーは、グルームアイランドとかち合うのを避けて、東海菊花賞へ。対戦を見たいという方も多くいらっしゃいますが、それは次回のお楽しみということで、中日杯で。タンクティーエーという馬は、金沢の代表馬になれるんじゃないかと思っています。競馬が上手なんですね。力と技を兼ね備えている若馬、という感じです。来年のオグリキャップ記念を見据えて、今回の北國王冠で2600メートルを走ってみるというプランもあったんですけど、次の機会ということにします。結果いかんによっては、報知オールスターカップ遠征と、グルームアイランドがかつて行った道を追いかけようかなとも思っています」高橋師は、「中日杯では新旧交代の対決というのも…」とも話し、現状、グルームアイランドよりもタンクティーエーの実力を上か、少なくとも互角くらいにはとらえておられるようです。(グルームアイランド 2016年オグリキャップ記念制覇時。南関東再移籍を経て今春、金沢に戻りました。金沢では現在もトップと目される存在)思い返すと、ジャングルスマイル・ナムラダイキチの両馬が君臨していた時代は、その対決もさることながら、それぞれが白山大賞典で2着という成績を残し、遠征先でも人気上位に推されるなど、金沢競馬ファン・関係者の胸を熱くさせてくれたものでした。今、時を経て、両雄時代が再来するかどうか。もちろん他のオープン馬たちも黙って見ているわけもなく、とにかく熱い時代がやってきそうな予感のする、現在の金沢競馬オープン馬事情です。
2019年10月28日

日曜日担当の高橋華代子です。 10月31日はハロウィン🎃です! 子供の頃はハロウィン🎃とは無縁の世代。 大人になってから、こんなにハロウィン🎃がにぎわうようになって、 びっくりしている世代です(^-^; でも、行事でにぎわうのは楽しいですね♪ 南関競馬でもこの時期はハロウィン🎃でにぎわいますよ。 浦和開催中の誘導馬さんたち↓ 浦和競馬場の無料バス乗り場近くにいる不二家の看板ペコちゃん↓ 川崎競馬場の誘導馬さん↓ カボチャがライトアップされていました(*^-^*) 楽天イーグルスの本拠地・楽天生命パークもハロウィン🎃ムード。 素敵♪ 歩く場所でいろんなハロウィン🎃にちなんだ装飾が見られるのでとても楽しい時期です。 明日から南関競馬は船橋開催が始まりますが、どんなハロウィン🎃が見られるのかワクワクします。 2年ほど前でしたでしょうか。 あの時は船橋競馬場のスタッフさんたちが、ほぼ全員それぞれハロウィン仕様の装いでお仕事していたこともありました。 めっちゃ楽しませて頂きましたぁ。 さて、11月4日に浦和競馬場で実施されるJBCまであと8日なりました。 浦和競馬のホームページやJBC特設サイト、浦和競馬場のフェイスブックでいろんな情報が随時更新されているので、しっかりチェックしてみてください。
2019年10月27日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 きのうはナイター競馬で重賞レースの『兵庫ゴールドカップ』が行われました。1230mの距離で争われる、今年で3回目を迎える秋のスプリント重賞。 昨年の覇者ナチュラリーが、今年も逃げ切って見事に連覇を達成しました。 昨年は7番人気の低評価を覆す番狂わせの勝利でしたが、今年は2番人気に支持され、抜群のスタートを決めて、1分15秒5というタイレコードでの鮮やかな勝利でした。 2着には5番手から直線で鋭い差し脚を発揮したイルティモーネが入線。 1番人気に支持され、重賞3連勝を狙ったエンジンエンジョイは、2番手を追走しながら直線で失速。3着に敗れてしまいました。 勝ったナチュラリー は重賞4勝目。今年は2月の園田ウインターカップにも勝っていて、最優秀短距離馬の有力候補として名乗りを挙げたことになります。 騎乗した笹田知宏騎手は、これが重賞4勝目。前走は『園田チャレンジカップ』で悔しい2着があって、それを晴らす勝利となったことで、ゴール前に思わず左こぶしをグッと握りしめたのでした。 また、今年はメイショウオオゼキに騎乗して重賞で惜しいレースが続いていました。 「きょうは美味しいお酒が飲めそうです♪」と胸のすくような勝利だったことでしょう。 管理する新子雅司調教師は、これが今年の重賞6勝目で、通算では早くも28勝目! キャリア7年半でこの数字は驚きです!! 今年は既に109勝をマークして、自身最多の年間113勝は目前。さらに兵庫県記録となる118勝も楽々クリアする勢いです!! 数々の調教師記録を塗り替え続ける新子師の、今後の活躍が楽しみでしかたない♪〓Weeklyトピックス〓★大山真吾騎手が1500勝達成! 大山真吾騎手が地方通算1500勝を達成しました。 きのうのナイター競馬、第6レースでレコパンヒュウガに騎乗して快勝。デビューから17年目、15081戦目でメモリアル達成となりました。 今年はこの勝利で96勝目となり、5年連続8度目の年間100勝も目前に迫っています。昨年挙げた137勝が、年間勝利数のキャリアハイ。その記録にどこまで迫ることができるか注目です。 表彰式では「2000勝目指しまぁす」といつものように気の抜けるような回答の大山騎手。 覇気があまり感じられないところがありますが、レースではしっかり追ってファンの期待に応えるのですから、これもご愛嬌ということでしょう。 とはいえ、35歳で独身。 趣味、競艇。お酒を飲むこと。寝ること。 ヤバない?(ポッ娘風に) そういえば、まだ結婚せぇへんのか?と何年も前から言うてはいるのですが、 「竹之上さん何歳で結婚したん?」 36歳や。 「ほな、まだええやん(笑)」 と言ってきましたが、いよいよぼくが結婚した36歳まであと4ヶ月を切ったわけですから、カウントダウンが始まったと言えます! 誰かええ人おらんかなと、ホンマに思いますわ(;'∀')★プラカード持ちにこだわりをもつ鴨宮さん 大山真吾騎手のセレモニーで、お祝いのプラカード持ちを自ら買って出たのは鴨宮騎手。 ピシッと決めております。 本人曰く「高校野球のプラカードを持つときの持ち方です」と。 知らんがな! この持ち方でウイナーズサークルまで大山騎手を先導した鴨宮騎手。 残念ながら、その様子を場内カメラで抜いてもくれず…。 それでも威風堂々たる行進でした(;・∀・) ちなみに、このときは半袖でしたが、うしろをたまたま通りかかった三野さん(元騎手)が来ていたブルゾンを借り、表彰式に向かう鴨宮騎手。 三野さんを見つけるなり、 「三野さん服貸してぇ~」って、パイセンやぞ(;≧Д≦)/ダイブウエ★松木騎手がDASHよかわでイベント! きょうはDASHよかわで『天皇賞・秋 予想トークショー』が行われました。 園田の松木大地騎手がイベントに初参戦! 普段はまったく馬券を買わない松木騎手ですが、今回は馬券を買いつつ予想に取り組みます♪ まず披露した予想は、本日の京都競馬メインのスワンステークス。 印はご覧の通り↓↓ 1番人気で1着となったダイアトニックに本命は打ちましたが、対抗は昨年の覇者ロードクエスト(15着)を抜擢して撃沈…。 ただ、これは応援馬券でもありました。というのも、昨年の暮れにヤングジョッキーズシリーズのファイナルラウンドで、JRA初勝利をもたらしてくれたロードゴラッソと同じオーナーだからでした。 馬券にはなりませんでしたが、感謝の念を忘れない松木騎手はさすがです! そしてSKNフラッシュ8からは初本瑞穂ちゃんがDASHよかわ初参戦♪ 初の1400mでも自信の本命としたマイスタイルが惜しい3着に…。 対抗のダイアトニックが勝ち、無印のモズアスコットが2着で残念ながらハズレ…。 一方、ぼくはというと、それがたまたま◎▲○で決まるのです! まぁ、たまたまですよ、たまたま( ≧▽≦)♪ブハハ 次に予想した天皇賞・秋↓↓ 全員が◎で揃ったアーモンドアイ。 松木騎手も「強い!今回も強いところを観てみたい!」 また乗るならどの馬?という問いには 「やっぱりアーモンドアイです。あれだけの切れ味のある馬に一度乗ってみたい!」と興奮気味に語ってくれました。 初本瑞穂ちゃんもアーモンドアイから。 相手にスワーヴリチャード、ユーキャンスマイルと挙げてくれました。 ↑DASHよかわさんのご依頼で3人のサインを書かせてもらいました。 松木騎手のサイン(中央)、なんやねんソレ! 幼稚園児が思いつきで書くヤツやんけ(;≧Д≦)/ なに笑ろとんねん(;≧Д≦)/ それでもこのサインは、昨年のヤングジョッキーズシリーズで中山競馬場で書いたときに、数多くのファンから求められ、大変重宝したそうです(^^; ちなみに、ぼくのサインは小学校3年生のときに考え始め構想1年、4年生のとき完成したものを現在も使用しているのです。 およそ0.8秒で書き上げられる量産型とは違うのだ!!◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ きょうは予想したレースが結構な確率でズバズバ当たって気分が良かった♪ ダハハ!せやから、あしたの天皇賞は、オレに乗っとけって話や!! 当たる気しかせぇへんわΨ( `∀´ )ノ グヘヘ アーモンドアイが本命やけど、アエロリットがおもろいんやぁΨ(`∀´#)ノ シャシャシャ!!
2019年10月26日

金曜日は、古谷が担当します。 10月下旬になっても、北海道のニュースを見ていて雪予報が意外とありません。その中で、天気予報の中で話題となっていたのは、10月中に札幌で雪が降らない日が2年続くと、60年振りのことだそうです。ちょっと前でしたが、10月下旬に門別競馬場で雪が降った時も一度経験しましたが、最近は徐々に雪の降り出しは遅くなっている印象は確かにあります。しかし、そんな時こそ、どこかでドカ雪が降ることもあります。 11月頭に新千歳空港に着くと、大雪が降って道路が大変な状況になっていたことがあり、タイヤ交換をしていなかったので苦労したことがありました。だから、雪予報が出る前なら、ガソリンスタンドもタイヤ交換は空いているので、早めに行うように心掛けています。今日の夕方、タイヤ交換を済ませました。帯広に行くこともままあるので、早めとは言っても、もうしておかないといけない時期ではあります。さて、いつ雪が降り出すんでしょうか…!? 今週は、繁殖馬セールが開催されました。しかし、例年と違うのは、ノーザンホースパークが主催する「ノーザンファーム繁殖牝馬セール」の初開催があり、ジェイエス主催「繁殖馬セール」と合わせて連日のセール開催でした。 「ノーザンファーム繁殖牝馬セール」は、ノーザンファームとレイクヴィラファームの繁殖牝馬ばかりの上場で、「セレクトセール」と同じ会場を使っての競りが行われました。多くの購買関係者が来場し、最初から1800万円(金額はすべて税別)を記録。その後も活発な競り合いが展開され、60頭(受胎馬41頭、空胎馬3頭、未供用馬16頭)上場され、57頭(受胎馬38頭、空胎馬と未供用馬は完売)が落札。売却総額は、4億8170万円、売却率は95%という結果となりました。最高価格は、ブエナビスタやジョワドヴィーヴルらの半妹・プリメラビスタ(牝4歳、父オルフェーヴル、母ビワハイジ)の6200万円で、ケイアイファームが落札しました。また、受胎馬の最高価格で、全体では2番目の高額馬となったのは、ハープスターの半妹・アスティル(牝5歳、父ステイゴールド、母ヒストリックスター、ロードカナロアを受胎)の3700万円で、江馬由将氏が落札しています。(最高価格で落札されたプリメラビスタ)(ロードカナロアを受胎し、受胎馬の最高価格を記録したアスティル) 来年以降も、同規模以上の開催を目指すと、セール終了後にノーザンファーム吉田俊介副代表は話されていました。この活気が、翌日のジェイエス主催「繁殖馬セール」にも好影響につながれば…という期待感を持っていましたが、まずまずの結果となった印象を受けます。 上場頭数は218頭(受胎馬190頭、空胎馬28頭)で、141頭(受胎馬128頭、空胎馬13頭)が落札。売却訴額は6億5512万円、売却率は64.68%という結果に終わりました。数字面では、いずれも前年を下回りましたが、ノーザンファームが独自のセールを行い、その分の上場頭数が減った割に、上場頭数自体は前年より15頭増と、主催者側の努力が見て取れました。また、消費税が10%に上がったことで、落札金額は税別ですから、その分を加味するとほぼ前年に近い数字は記録できたと思います。最高価格は、プライマリーコード(牝8歳、父クロフネ、母インディスユニゾン、エイシンヒカリを受胎)の3800万円で、(株)社台ブラッドメアが落札しました。プライマリーコードは、クロノジェネシスとノームコアの母として知られるクロノロジストの全妹として評判となり、10月にその両馬が重賞勝ちを収めたタイムリーな状況も相まって激しい競り合いとなりました。(最高価格を記録したプライマリーコード) また、高齢馬でしたが、サダムパテックやジュールポレールの母であるサマーナイトシティ(牝20歳、父エリシオ、母ダイアモンドシティ、イスラボニータを受胎)は820万円で取引されています。そして、未供用馬の最高価格は、ダンツペンダント(牝6歳、父オレハマッテルゼ、母ノースプリンセス)の2150万円で、シンボリ牧場が落札しました。(G1馬2頭を産んだサマーナイトシティ)(未供用馬の最高価格を記録したダンツペンダント) 「繁殖馬セール」は、受胎馬が人気を集めるのは例年の傾向ですが、今年は例年以上に空胎馬の売却率は落ち込んだ印象がありました。逆に、年明けの「冬季繁殖馬セール」は、種付けシーズン目前ということから、未供用馬への需要が高まる時期ですので、その辺りの動向にも注視していきたいと思います。
2019年10月25日

木曜担当のよこてんです。 オーストラリアに来ている今回は目前に迫ったコックスプレートのお話を。 コーフィールド競馬場で行われるコーフィールドカップ(2500m)、ムーニーバレー競馬場で行われるコックスプレート(2000m)、フレミントン競馬場で行われるメルボルンカップ(3200m)とビッグレースが立て続けに行われるこの時期はメルボルンの“スプリングカーニバル”と位置付けられ、この3レース以外の大レースも集中して行われて盛り上がりを見せます。 この3レースは地元オーストラリアの馬だけでなく海外からの遠征馬も多数出走するので“地元馬対外国馬”の盛り上がりも連続するわけですが、ビッグレース第一戦となるコーフィールドカップを日本のメールドグラースが制した事で、続くコックスプレートに出走する2頭の日本馬、リスグラシューとクルーガーへの注目度も大幅にアップする事になりました・・・というのがレース2日前の状況です。 こう言っては何ですが日本では重賞3連勝を含む5連勝を挙げていたとはいうもののG1級は初出走だったメールドグラースでしたから、オーストラリアでの戦前の評価は「力量は認めるが最上位クラスの実績は未知数、海外遠征も初めて」的な言われ方が多かった。それががコーフィールドCを強い内容で勝ったわけです。 そこを物差しにすれば日本でG1を勝っており香港遠征経験もあるリスグラシュー、そこまでの勝ち星はないもののオーストラリア競馬の経験が多いクルーガーの評価も上がりこそすれ下がる事は無いのは当然というところ。こちらのブックメーカーサイトの短評などを見ても、外枠に入ってしまった点と当日が雨模様という事から「もうちょっと内枠が良かったね」「雨で馬場が柔らかくなったら日本の馬は苦手かもね」的な、逆に言えばそれくらいしか割引材料がないような感じの書き方が多いように見えます。「実績で上回るリスグラシューならコックスプレート勝っちゃうだろう」という雰囲気ですね。 時間を少し戻して。先の火曜日の朝、リスグラシューとクルーガーがウェリビーで最終追いを行いました。★リスグラシュー。鞍上は岡助手★クルーガー。こちらの鞍上はレースでも手綱を取るT.ベリー騎手 追い切りと言っても日本風のそれではなくせいぜい“直強め”くらいのものですが、ここまでしっかり調整してきているだけにそれで十分、脚勢や反応も非常に力強くまた機敏だったように見えました。 とりわけ良さげに見えたのがクルーガー陣営で、追い切りを終えて引き上げてくるクルーガー馬上のT.ベリー騎手と笑顔でやり取りしながら厩舎へ戻っていく陣営の姿からは雰囲気の良さしか感じませんでしたね。 そして同じく火曜日に行われたコックスプレートの枠順抽選会。クルーガーは9番枠、リスグラシューは15番枠を引きました。★「9」の位置にプレートをかけたクルーガーの高野調教師★「15」の位置にプレートをかけるリスグラシューの矢作調教師 土曜日にメールドグラースが勝った直後の火曜日の枠順抽選会とあって日本馬関係者への注目度は非常に高く、枠順抽選でも「リスグラシューがどこに入るか?」が最大の関心でしたし、その後は両調教師ともにインタビューがひきも切らず、抽選会が終わって会場の片づけが始まった頃になってもまだインタビューされているような状況なのでした。 さてその“ゲート順”ですが、馬番と枠番が別、さらにエマージェンシー、日本風に言えば補欠馬が含まれた形で決められるので分かりづらいですよね。以下にエマージェンシー馬抜きでのゲート順に並べ替えたものを記載しておきます。クルーガーは実質8番枠、リスグラシューは実質11番枠という事になります。 4 HARLEM (GB) 210 MAGIC WAND (IRE) 314 CASTELVECCHIO 413 VERRY ELLEEGANT (NZ) 512 MYSTIC JOURNEY 6 2 AVILIUS (GB) 711 CAPE OF GOOD HOPE (IRE) 8 3 KLUGER (JPN) 9 8 DANCETERIA (FR) 10 1 BLACK HEART BART 11 9 LYS GRACIEUX (JPN) 15 5 HOMESMAN (USA) 16 6 KINGS WILL DREAM (IRE) 17 7 TE AKAU SHARK (NZ) 18 このゲート順に関して、高野調教師は「第一希望ではないがまずまず」、矢作調教師は「外目だが馬の力でカバー」という評価でした。 コックスプレートが行われるムーニーバレー競馬場は長方形の短辺がスタンド前ストレートになる形の非常に特徴的な形態で、その直線は200m足らずしかありません。そしてそれが効いてくるのはレース終盤の攻防ではなくスタート後のポジション争いで、4コーナー過ぎの直線入り口がスタートになるコックスプレートの2040mという距離ではスタートして200m足らずで1コーナーに達するわけですから「内枠有利」という状況はたやすく想像できるのではないでしょうか。 コックスプレートでは2014年のアデレードが外から2番目の13番ゲートから勝っていますから全く勝ち目がないわけではないものの、一方で2013年にはフィオレンテが、大外14番ゲートから先行策を採ったものの最後に内ラチ沿いを進んできた馬に捉えられて3着に終わるという事もありました。「内枠のやや格下の馬が外枠の強豪馬に先着する」結果であれば何度も発生しています。またハンデが有利な先行馬が内枠に入れば鬼に金棒。なので、クルーガー陣営としてはもっと内が欲しかったのだと想像できます。 この枠順を受けてリスグラシューのブックメーカーオッズが若干下がり気味に変動しましたが、それでも断然の1番人気。「コックスプレートで日本馬が1番人気」という状況はそうそうあるものではないでしょう。勝ってスプリングカーニバルのビッグレースを日本馬が連勝というシーンに期待したいですね。 しかしライバルは、コーフィールドカップ以上に強力になっているのは間違いないと思います。地元のエース格と言えるアヴィリウスは直前の鼻出血でやや厳しいムードになっていますがそれでも昨年からここまでの戦績は見事と言っていいですし、欧州からの遠征馬のダンステリアやマジックワンドはエネイブルと戦ってきた経験を持っています。★ダンステリア 10月23日のウェリビーにて★マジックワンド(後方側)これも10月23日 ダンステリアはオーストラリア初戦になるとされたコーフィールドステークスを回避して「一頓挫あった」形になりましたが大きな影響はないという話。マジックワンドは欧州風の並走調教で1周だけ軽く追う形でしたが動きに素軽さを感じさせましたね。 また、地元期待の星ミスティックジャーニーは前走で評価を落とした形も、逆にその前走で同じような走りをしていたヴォウアンドデクレアがコーフィールドカップで2着になったことからすればこの馬もまだまだ差は無いと言えるでしょう。 コックスプレートは26日土曜日、現地時間16時55分、日本時間14時55分の発走です。日本では若干半端な時間帯になりますが、ぜひ馬券購入にチャレンジしてみてください。
2019年10月24日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 まず初めに、北海道・札幌地区の皆様方にお知らせ。 ちょっと気は早いんですが…こういうイベントを行わせていただくことになりました。 石川倭騎手のトークショー Aiba札幌駅前のカフェバー『スタンピーズ』でのランチミーティング形式で行います。 ランチとティータイムのスイーツビュッフェ ノンアルコールもアルコールも取りそろえた70種類のフリードリンク(飲み放題) ジャパンカップ当日の11月24日(日) 通常のトークだけでなく、Aiba札幌駅前でジャパンカップの馬券を買って、みんなで大型スクリーンで応援する観戦会も行います。石川倭騎手にも、ジャパンカップの予想トークも含めて、参加していただきますよ。 握手サイン会あり抽選会あり とにかく、石川倭騎手と一緒に楽しい日曜日を過ごす企画です。 ご予約はお早めに 会場のスタンピーズ(電話:011-205-3177)まで。 現状は、ご予約はお電話で。 間もなく予約サイトが出来て、ネット経由でも予約が取れるようになる予定です。 開設されたらまたご案内しますね。 その石川倭騎手。 先週末は東京競馬場に遠征でした。 アイビーステークス(L)に、先日盛岡で重賞のジュニアグランプリを勝ったフジノロケット(米川昇厩舎)で参戦しました。 石川倭騎手の東京競馬場参戦は、2年前のダブルシャープでの参戦(重賞のサウジアラビアロイヤルカップで6着)以来2度目 スタートでは、周囲の馬の影響もあって出負け。 「前々で運びたいと思っていた」(石川騎手)との思惑とは異なる、最後方追走になってしまいました。 「直線でバテるレースはしたくなかったので、自分のタイミングで仕掛けていきました。」 コーナーから徐々に進出して差を詰めていった、フジノロケット 坂を上がってからもよく伸びていました。 8頭立ての5着 背中は、米川昇調教師。 レース後は「よく頑張っているよ」と、一言。「終いはよく伸びていましたし、スタートが決まっていればと思わせる内容でした。稽古ではまだ子どもっぽいところを見せていますが、レースでは大分しっかりと走れるようになってきています。」 フジノロケットの次走。米川昇調教師によると… 馬の様子を見て可能ならば、北海道2歳優駿に出走するそうです。 後日、石川倭騎手と話をしたときに、こんな言い方をしていました。 「東京競馬場で乗るのは、とても楽しかった。(検量室で)誰か話す相手がいるわけでもないし、賞金とかそういうことでも全然なくて、競馬そのものはどこの競馬場でも同じ事なんだけれど…なんだか楽しかったですね。」 この日、フジノロケットの他に騎乗依頼を受けて騎乗した馬が3頭。 その全てが単勝100倍を超える人気薄の馬でした。 1R 12番人気 7着 4R 16番人気 16着 7R 9番人気 7着 9R 6番人気 5着(フジノロケット) グッジョブでしょう、これなら。 きっと、いつもとは雰囲気も含めて全く違うこの東京競馬場の舞台で、「楽しい」と思えるほど彼の中でいい「競馬」が出来た、ということのあらわれなのではないでしょうか。 そして、見ているこちらも、彼の存在がこの日のひとつの楽しみになっていました。 またこうしたチャンスがあるといいですね。 メインの富士ステークス ゴール前 ノームコア 強い~! いよいよ、この舞台も今週末はG1の熱気に包まれます。 10月も、もう下旬。早いですね… 門別の秋も、残りはや2週間です。
2019年10月23日

火曜日担当の太田です。10月も下旬。本格的に寒さも増しえきました。私は峠越えもあるので、すでにタイヤ交換は完了。冬に備えて服装も厚手に衣替え競馬場にも名物ジェット―ヒーターが登場。暖をとっているかたがおおくいらっしゃいました。かなりの火力ですからあまり近づきすぎないようにしてくださいね。素材がポリ系のジャンパーなどは溶けてしまいかねませんからね。お気を付けください。昨シーズンは雪がほとんど降らなかった帯広除雪をした記憶がほとんどないのですが、今年はどうでしょうね。昨年降らなかった分、ドカッと降ったりして・・・初雪もそろそろでしょうね。19日土曜日は久しぶりに一日中雨降りの中の競馬でした。2歳馬のレースは1分20秒台の高速競馬雨が降るといつものばんえい競馬が全く違う競馬になりますね。翌日20日(日)は天気も回復。気温もそれなりにあがって、観戦日和となりました。メインは今季2歳初の重賞第42回ナナカマド賞BG3が行われました。なんといってもデビューから負けなし7連勝中のキョウエイリュウが負けなしのまま重賞制覇となるのか視線が集まっておりました。キョウエイリュウは前回取り消したというところが今回のポイント。影響はあるのか、状態面はどうなのか・・・取消がなければ間違いなく中心と思っていた方も多くいらっしゃったと思います。穴をねらう人にとっては・・・・ちょっと考えさせるところがあったのではないでしょうか。また、トップハンデの580キロ下とは30キロ差ですからね。牝馬のエンゼルフクヒメは目下4連勝中でしかも軽量。この辺りも考えどころだったのではと思います。レースは、内の2頭アヴエクトワとゴールデンペガサスが飛ばす展開。前半30秒台のハイペースキョウエイリュウは好スタートから控える競馬第2障害。先行した各馬が仕掛けて、ゴールデンペガサス、アヴエクトワ3番手にコマサンダイヤ、そして満を持してキョウエイリュウは4番手で障害を降りてきました。そこから全く次元の違う走りを見せたキョウエイリュウ並ぶ間もなくあっさり先頭に立つとそのまま後続を突き放しての圧勝劇。(主催者提供)強いとしか言葉がないですね。松田道明騎手は今日これまでのレースで、道中は軽いが、山(障害)がぬかり(足抜きがわるい)、障害で引っかかる馬が多くいた。その分障害で苦労させないように道中控えての競馬だったが、キョウエイリュウ自身も成長しており、落ち着いて、練習したお通り自ら刻もうとしていました。道中のこの控える競馬により、障害下りてからの爆発力は違いましたね。今日が一番いいレースだったと思います。村上調教師は、当初は、青雲賞を回避し、ナナカマド賞前に平場のレースを使う予定でしたが、前回やや咳をしていいたので大事をとって取り消しました。三冠獲れるだけの能力、力はあると思いますここまで強い競馬を見せられるとは正直思いませんでした。体調面のこと、ハンデ差があるということ。二歳馬でここまでのパフォーマンスを見せつけるのはセンゴクエース以来ではないでしょうか。そのセンゴクエースはナナカマド賞まで4連勝重量も570キロで他馬と変わらず。そう考えると今回のキョウエイリュウはセンゴクエース越えなのかもしれませんね。騎手も、調教師も、無理して重賞を獲ろうとは思っておらず、馬を第一に考え、大事に、将来を考えながら、レースを使っていきたいとのこと。一旦崩れると回復させるのに相当苦労するとお話でした。今回あらためて、キョウエイリュウの走りを見ると世代では無敵という感じです。(主催者提供)次回2歳二冠目は年度末12月30日(月)ヤングチャンピオンシップです。こちらは各産地別の予選を勝ち上がらなければならないレース次開催からその予選、通称ばんえい甲子園が始まります。二冠を取るにはまず予選を勝ち上がらなければなりません。キョウエイリュウは十勝産駒ということで一番予選を通過するのが厳しい所。しかし、今のキョウエイリュウなら難なくクリアすることでしょう。まだまだ子供の馬たちが、今後成長しキョウエイリュウに挑戦もしてくると思います。将来性豊かな若馬たちに目が離せません。さて、話は変わって最近帯広競馬場のエキサイトゾーンの変化にはお気づきでしたでしょうか?もうすでにご存じの方も多くいらっしゃるとは思いますが、エキサイトゾーンはしっかりと舗装整備され、その上に絵が描かれているところがあります。よくよく見るとおがわじゅりさんの絵ではないですか!!ばんえい競馬の説明が・・・地面に描かれている(貼られているというのが正しいのでしょうか)ですが、踏んでいいのかという感じではありますが、たくさん踏んでいただいた方が、地面にしっかりとなじむようです。競馬場にお越しの際はぜひ踏みつけて、絵を見ながら楽しんでいただければと思います。おがわじゅりさんの絵も素敵ですが、今度は我がばんえい競馬の画伯谷あゆみ調教師の絵も地面に大きく描かれたら・・・おがわじゅりさんとの谷先生とは絵のタッチが全く違うので、なかなか面白いコラボレーションになるかも・・・・っと一人で想像しているだけですが(笑)
2019年10月22日

耳目社山中が担当します。今週は、金沢競馬場で実況を担当しています。昨日(20日)、金沢競馬の中島龍也騎手にお話を伺いました。中島龍也騎手は先週の水曜日、大井競馬場のマイルグランプリにスポット参戦、久々の大井競馬場での騎乗となりました。そのマイルグランプリの結果は→こちら中島騎手騎乗のマインシャッツは13着。勝ったのはワークアンドラブでした。JRA重賞勝ちのグレンツェント、ノンコノユメ相手に堂々の逃げ切り!―大井で重賞に騎乗した感じは?ナイターに乗ったのも初めてだったんで。(2018年期間限定騎乗の時は昼間開催期間中でしたね)すごい人気背負ってるってわけでもなかったんで、緊張はしなかったんですけど、雰囲気はやっぱりピリッとして、緊張感のあるいいレースだったんで。いい経験になったかな、と思うのと、前乗り(エキストラ騎乗)もさせていただいて、久々に乗って。やっぱりいいですね、ほかの競馬場で乗るっていうのは。大井競馬場は人も多いし、馬場も広いし。景色も良いから。(期間限定騎乗の初日。雪でした)―金沢競馬場とは違う、都会の景色?金沢とは全然違って、建物に囲まれてて、ナイターになれば夜景もキレイだし。イルミネーションもあるし。そういう意味でも、モチベーションはすごい上がりますね。慣れてくるとそうならないのかもしれないですけど、やっぱり新鮮だし、すごい楽しかったです。最初のレースは緊張したんですけど。久しぶりだったんで。いい経験になりました。南関東にいる同期のジョッキーについての話も伺いました。―南関にいる同期のジョッキーとは話しましたか?瀬川(将輝)とは話しましたね。西(啓太)とは一緒のレースに乗って…。―(5Rで)ワンツーかと思ったら、ビュっと抜いていったね。おいおいおいおい、って感じで(笑)そのレースは何とか3着って思ってたんですけど。(その5R、勝ったのは西啓太騎手のクリスタルニキータ。中島騎手騎乗のアーネムは4着。結果は→こちら)でも西は、俺が行くと勝つんですよ(笑)そういうイメージがある。でもいいことですよね。降着になったレース(8R)はパトロールとか見てなかったんで良く分かんなかったですけど、(16日は)2勝したし良かったです。最近、あまり調子が良くないっていうのを聞いとったんで。―お互いに刺激に?なるなるなるなる。最近の調子の話とかにもなるんですけど、その辺は流れとかもありますからね。そこから話は、調子の上がり下がりについて。ジョッキーやってると、上がったり下がったり。ずっと上向きっていうのはないから。下がってきてるっていうのを感じられるんですよ。自分の体調、リズムもそうだし、全部そうですよ、乗り馬、メンバー、枠順。なかなか噛み合わないこともあるんですよね。「なんでこの馬でこの枠順なんだよ」とか。そういうのが全部噛み合ってくると、また良い流れになってくる。まぁ、流れ待ちです(笑)南関また行きたいです!大井でたくさん刺激を受けて帰ってきた中島騎手。20日は2勝を挙げました。現在はリーディング4位につけています。今後も遠征の予定が控えているとも聞きました。全国での活躍を楽しみにしてますよ!先週の大井競馬場では、華代子さん書かれた相馬野馬追だけでなく、最終日(18日)には印西市コスモス賞が行われ、印西市のマスコットキャラクター・いんザイくんと今年も競演を果たせました!いんザイくん、雨の中、お疲れ様でした。そしてこの度、台風19号の被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。今日の金沢駅は、みどりの窓口に行列は出来ていましたが、普段とそれほど変わらぬ光景の様に見えました。いつも金沢競馬出張の際に利用している北陸新幹線には、今回、大きな影響がありました。(25日に全線運転再開予定)新幹線から見える景色に一日も早く普段の姿が戻ることを願っています。
2019年10月21日

日曜日担当の高橋華代子です。 10月14日の大井競馬場では相馬野馬追甲冑競馬の実演が行われました。 国の重要無形民俗文化財でもある相馬野馬追は、福島県相馬地方に伝わる古くからの伝統行事です。 大井競馬場でも年に1度この実演が行われていて、地方競馬や中央競馬で走っていた懐かしい馬たちに会えるのもとてもうれしく楽しい時間。 今年のメンバーはこちらでした。 中央の重賞ウイナー、アースソニック↓ 中央と南関東で走っていたサトノメダリスト↓ そしてそして、2010年の羽田盃馬シーズザゴールドが久しぶりに大井競馬場へ帰ってきました! 北海道、大井、船橋、金沢に所属していたシーズザゴールド。 正確に言えば、大井時代は荒山厩舎なので普段は小林牧場にお住まいでしたが、大井競馬場はクラシックウイナーとして輝いた場所。 現在所有している髙橋祐一さんは、「活躍した場所に戻ってくることは馬にとっても幸せなことなので走らせてあげたかったです」とおっしゃっていて、うれしいお里帰りになりました。 結果は、アースソニックとサトノメダリストがデッドヒートを展開し、アースソニックが優勝。 甲冑競馬、めちゃめちゃかっこいいです。 シーズザゴールドも元気な姿をお披露目しました。 現在は宮城県東松島市のユリウスホースヴィレッジで過ごしていて、相馬野馬追のお祭りに参加したり、長野県の草競馬大会では優勝するなど、この世界で活躍しているそうです。 「うちに来てくれた馬たちは家族と一緒」と高橋さん。 調教の後には、近くの海で首までスポーンと浸かって、子供さんたちと一緒に泳いだりすることもあるそうです。 シーズがすいすい泳いでいる姿を見てみたいです(*^-^*) なお、船橋競馬場でも11月1日午後4時から相馬野馬追甲冑競馬の実演が行われます。 船橋競馬場では初めて、かな?とても楽しみです!
2019年10月20日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 今週は木曜日に2歳馬の重賞競走『兵庫若駒賞』が行われました。 前走、JRAの芝に挑戦して3着と好走し、園田では4戦4勝負け知らずのエキサイターが、断然の人気に応えて優勝しました。 あまり得意ではないスタートは若干の出負け。それでも5番手に取り付き、向正面から早めにスパートすると、4コーナーでは前の各馬を捉えきり先頭に躍り出ます。 直線ではただ一頭食い下がった3番人気のピスハンドには3馬身の差をつけ、さらに3着馬には5馬身差をつける圧勝となりました。 エキサイターはベルシャザール産駒の牡馬で、530kgを超える雄大な馬体の持ち主。管理する長南(ちょうなん)調教師は「ストライドが大きく、窮屈な走りになる園田ではなく、もっと大きな馬場でのびのびと走らせたい」と語っていて、次走は11月6日の京都競馬場『デイリー杯2歳ステークス』に挑戦することとなります。 そのあとも様子を見ながら、JRAへさらに挑戦するプランもあるようです。どうぞご注目ください。〓Weeklyトピックス〓★来週は兵庫ゴールドカップ! 残り3週間となったナイター競馬。来週の金曜日のナイターでは、重賞レース『兵庫ゴールドカップ』が行われます。 今年で3回目を迎える1230mのスプリント重賞で、昨年の覇者ナチュラリーが出走します。この距離では連対率80%を記録していて、連覇達成に期待が高まります。 そのナチュラリーを前走の重賞『園田チャレンジカップ』で破ったエイシンエンジョイも当然主役候補。現在重賞連勝中で、勝てば重賞3連勝となり、最優秀短距離馬のタイトルも見えてきます。 6月に820mの重賞『園田FCスプリント』を勝ったタガノカピートもエントリー。重賞勝ちのあとは遠征競馬で強豪相手に大敗を続けていますが、地元に戻り持ち前のスピードを活かして巻き返しを誓います。 他にも差し脚鋭いイルティモーネや実力馬ゴールドスークも出走予定です。 来週金曜日、10月25日の『兵庫ゴールドカップ』を楽しみください。★その金フォト SKNフラッシュ8、恒例の第5レース予想会の模様。 出演は、初本瑞穂ちゃんとまなちゃんでした。 この日はそのだライオンズクラブの皆さまのご協賛で、縁日などを開催。 園田駅までを馬車で往復するアトラクションもありました。 ぼくは、なんか知らんけどクレープに惹かれて、買ってしまいました…。 カスタード生クリームってヤツです。 後半は雨になったその金ナイター。 ラジオのゲストは講談師の旭堂南鷹(きょくどう なんおう)氏。 長い付き合いの友人で、以前は太平洋と名乗っていました。 競艇関連の仕事も多くこなしている南鷹氏。 挨拶がてらに寄ってみました。 瑞穂ちゃん、めっちゃカメラ目線(;^ω^)◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇◆ 来週の土曜日(10月26日)は、DASHよかわで天皇賞・秋の予想検討会を行います! 松木大地騎手がイベント初参戦です!! ご期待ください♪
2019年10月19日

金曜日は、古谷が担当します。 この度の台風19号の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。 報道などで、事前から大変な台風が上陸すると言われていたこともあり、先週末は、JRA東京競馬が土日2日間の中止を早くに発表しました。翌日はまだしも、翌々日の競馬開催も早々と中止を判断したぐらい、もの凄い台風だということでしたが、東京の実家にいた僕も、急激な周辺の雨風の変化に、恐ろしさを感じました。実際、屋上にあった室外機が風にあおられて宙ぶらりんとなってしまいました。 下が、他の敷地の駐車場で、車もあったことを考えると、完全に落ちなくて良かったんですが、近所の方々のご協力により、車を移動して頂いたりして、被害はありませんでした。室外機も、2日耐えて宙ぶらりんの状態を保ち、無事に撤去できました。あいにく、エアコンは使えなくなりましたが、それはそれで致し方ないこと…。何事もなく、本当にホッとしました。 さて、「マイルチャンピオンシップ南部杯」は、午後1時からニコニコ生放送の特番で、5時間半、MCを担当しました。レースが進むにつれ、緊張感も増してきましたが、様々なゲストの方に参加して頂き、あっという間に時間が過ぎ去り、楽しい放送でした。よこてんさんも書かれていましたが、吉原寛人騎手がJpn1初制覇となり、笑顔が絶えない表彰式は、個人的にも嬉しく思いました。 ハッピースプリントと挑んだ「ジャパンダートダービー」が、悔しい2着…。それから、盛岡で挑戦した「JBCスプリント」でサトノタイガーや、ソルテとコンビを組んだ「かしわ記念」、そしてノボバカラで挑んだ「南部杯」と、あと一歩のところでJpn1に届きませんでしたが、ようやく掴んだビッグタイトルでした。当たり前のように他地区での騎乗ができるようになった昨今ですが、吉原騎手が期間限定騎乗で南関東に来るようになった2011年の頃は、ここまで他地区の騎手が重賞に騎乗するのが当たり前という時代ではありませんでした。それぞれの地区でルールもバラバラ、特に南関東や兵庫は他地区に厳しい状況でした。ある意味、ハッピースプリントの存在が、その壁を打ち破った背景があります。JRA所属馬でJpn1勝ちとなりましたが、ダートグレードでJRA所属馬に地方騎手が乗れる地区は、岩手と高知は確実で、かつては北海道がOKでしたが、今は確かダメになったような…(これはちゃんと調べ直します)。JRA所属馬に声を掛けてもらえる存在になったことは、大きいですよね。本当におめでとうございました! さて、今週は「オータムセール」が15日と16日の2日間、北海道市場で開催されました。今年最後の1歳市場でしたが、1カ月前に「セプテンバーセール」があった今年は、例年の「オータムセール」とは少し雰囲気も違いました。新規申込馬の上場は例年より少なく、1日のみの開催。基本的に、馬の成長を考慮して、最初から秋に照準を合わせた馬が多かったこともあり、遅生まれで小柄な馬が目立ちました。この日は1000万円を超えた馬がゼロ。税込価格でも超えた馬がいないっていうのは、個人的に記憶がありません。消費税率が10%に上がった最初のセールでしたが、税込価格を計算しやすい税率になったこともあり、その影響は少なからずあったように感じます。ちなみに、初日の最高価格は900万円でしたが、税込は990万円ですから、1000万円を上限とすれば、納得のいく結果かなと思います。 一方、過去にセール上場歴(欠場馬も含む)がある再申込馬が揃った2日目は、以前のセールから成長なども見られる効果もあり、思った以上の高額馬が出るなど、結果も決して悪くありませんでした。最高価格は、種牡馬としても存在感を示している、ダートチャンピオン・エスポワールシチーの半妹にあたるエミネントシチー2018(牝、父ジャスタウェイ)が、2000万円のひと声で落札されました。(最高価格となったエミネントシチー2018) 他に、2頭が1000万円を超えましたが、2番目の高額となったのは、牡馬の最高価格でもあるフォーエバーダンス2018(牡、父ロードカナロア)で1350万円。3番目の高額馬は、この世代が初年度となるドゥラメンテ産駒の牝馬、エステフ2018で1050万円でした。(牡馬最高価格となった、フォーエバーダンス2018)(オータムセールで最初に1000万超えを記録した、エステフ2018) 昨年は3日間開催だったので、純粋に昨年との比較はできませんが、2日間の売却総額は、9億3070万円(税別)、売却率は74.07%(前年比2.34%増)でした。売却率で2日とも7割を超えたのは、一定の評価ができるセールだったと思いますが、平均価格が300万円を切る結果となり(290万8438円)、「サマーセール」から「セプテンバーセール」、そして今回と比較すると、「サマーセール」からきれいに約130万円ずつ平均価格が下がっていきました。日本の競走馬市場は、月日が経つと馬の値段が下がるという状況が、平均価格の推移を見ると明らかです。この辺りを、日高軽種馬農業協同組合の木村貢組合長は、「馬の成長に合わせて、どのセールに上場すれば見栄えの良い時期になるかを販売申込者が考慮するようになれば、それぞれのセールの評価も変わってくる可能性は十分にあると思います。生産者と組合が、もっとコミュニケーションを取れるよう、我々も務めていかないといけないと思います」と、話していました。来週は繁殖馬セールが行われます。ジェイエスだけでなく、今年はノーザンファームの繁殖牝馬が、単独で22日にノーザンホースパークで開催するセールもあります。どんな結果になるのか、楽しみですね。
2019年10月18日

木曜担当のよこてんです。遅くなってしまってすいません。 今回は先週行われた南部杯、そして若駒賞のお話です。 先に行われたのは若駒賞ですがまずは南部杯から。JRAのサンライズノヴァが見事な勝利を収め、同馬そして鞍上の吉原寛人騎手共に初のJpnIタイトルを獲得しました。★マイルチャンピオンシップ南部杯優勝/サンライズノヴァ号 レースの内容は完璧といって良いものだったのではないでしょうか。スタートは確かにあまり速くなかったサンライズノヴァですがすぐに追い上げ、向こう正面半ばまでには好位に取り付いてる位置。そして3コーナーからの勝負所では楽な手応えでまくっていくと外目を回って4角先頭の勢い。 元々末脚の破壊力には定評がある同馬が、無理する事なく手応えも十分に残したまま攻め上がってきて4角ではや先頭に立つような位置まで来ている。当日の馬場傾向(コースの真ん中あたりが伸びる)も考慮すれば、“これはサンライズノヴァが勝ったな”と見ている自分は思いました。 そこから先も見事で、先行粘るロンドンタウン、アルクトスあるいは追いすがるモジアナフレイバーやゴールドドリームを全く寄せ付けず、残り100mに達する頃には鞍上も勝利を確信したか「締めくくり」に入る余裕すら感じさせました。軽くガッツポーズしながらのゴールも余裕綽々。残り50mくらいは流し気味だったのだからそれも当然でしょう。★ゴールした吉原騎手は軽くガッツポーズ サンライズノヴァは5度目のダートG1挑戦で待望の初勝利。吉原騎手もこれが初めてのGIタイトルという事で本当に嬉しそうでした。★レース直後のサンライズノヴァ★そしてレース直後の吉原騎手 どちらも「GI初勝利」ってちょっと意外な感じがしますよね。サンライズノヴァは17年のジャパンダートダービーで1番人気に推されていましたし昨年のフェブラリーSでも3番人気。ダートのマイル前後の距離でなら1番人気に推されている事の方が多い馬。吉原騎手も地方・JRAを股にかけて各地の重賞を勝ってきた騎手ですから、ここまで勝てずにいたのが意外と言えば意外。 レース後の音無調教師のお話によればサンライズノヴァは「ダートのマイル、それもコーナーが少ない形態がベスト。スタートが芝でないコースならなお良し」という事。盛岡のマイルはまさにそれに合致する形態のコースですから、サンライズノヴァにとっては5歳秋に初めて最も“合う”コースに登場してその通り全力を発揮したわけですね。 吉原騎手は、実は彼の初めてのグレードタイトルも盛岡のマーキュリーCでした。また南部杯でも16年レーザーバレット5着、17年ノボバカラ2着、18年ノボバカラ7着、そして今年1着と4年連続で“地方騎手最先着”の実績を残していたりもします。 そういう意味では「勝てる舞台を得た馬」が「その舞台で実績豊富な騎手」のコンビが馬場傾向も味方に付けてきっちり力を発揮した南部杯だった・・・という事になるのでしょう。 2着のアルクトスは、しかしこの馬も力強い走りを見せていましたね。良いところを勝った馬に全部持って行かれた結果にはなってしまいましたがこれだけやれるなら上々だと思います。まだ4歳ですし大きなタイトルを獲るチャンスはいくらでもあるはず。 一方3着のゴールドドリームは、想像していたほどには動けなかったという印象。サンライズノヴァがスッと動いていた勝負所でこの馬は同じような反応を見せていませんでしたし直線もモジアナフレイバーを捉えるのがやっと。まあ確かに勝った馬が上がり3ハロン35秒7で締めているのですからさらにそれを差し切る脚はなかなか出せないでしょうけども・・・。盛岡はこの馬には軽すぎるのかもしれない。 4着のモジアナフレイバーはあわや3着という結果でしたし勝負所でも勝ち馬に真っ向勝負を挑む形で動いていて見せ場十分。 実は同馬は台風の影響で輸送にだいぶ時間がかかっていました。その影響を心配していましたが、馬体重は-3kg、結果もこの通り。加えて初遠征・初左回りの初“坂があるコース“。それでこれだから力を付けているのは間違いないですよね。普通に南関生え抜きのエースになっていきそう。★優勝馬関係者の皆様、おめでとうございました★吉原騎手、絶対こっち見てるよね? そして南部杯前日の13日には2歳重賞若駒賞が行われ、岩手デビューの青森産馬グランコージーが優勝しました。★若駒賞優勝/グランコージー号★引き上げてきて関係者にVサインを送る鈴木祐騎手★表彰式ではヴィクトリーポーズも披露 デビューの頃は頼りない感じもあって正直あまり高く評価していなかったのですが、一息入れた前走あたりからグンと力強さを増して来ていたようです。 今回破った門別からの転入馬は、例えばホンコンノワールなどは門別でデビュー戦を勝ち栄冠賞でもちょっと穴人気をしていたくらいの馬でしたから、門別から他地区に出て行く馬としてはまずまずのレベル。それを寄せ付けなかったのだからグランコージーの走りも高く評価して良いのではないでしょうか。★自厩舎の馬でようやく重賞勝ちという事で櫻田康二調教師も喜んでいました またこの馬が、青森産馬というところが良いですよね。生まれたマルシチ牧場は、まあ言ってしまえばそれほど大きい所ではなくて、家族経営の、古くから青森にある感じの牧場で、毎年の生産頭数も4頭とか5頭とかなのですが、そこからこういう馬が出てくるのがドラマですよね。 グランコージーの次戦は南部駒賞。他地区からあまり強い馬が来ない事を祈りたい(^^;)。 南部杯当日の発売額は約14億2千万円で、昨年よりも8千万円ほど少なくなりました。今年ここまでのグレードレースが全国的に好調だったので南部杯も、と期待しておりましたが、今回に関しては、台風の影響がありながらもレースが実施できた事を幸運と思うほかはないでしょう。 最後になりましたが台風19号の被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。
2019年10月17日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 台風19号がやってきた先週土曜日、私は東京にいました。 前の日から「経験したことのないような」台風だと各方面で報じられ、明けて土曜日の東京はまさにあらゆる事がストップしたみたいな状態。 土曜日の午後 普段なら賑わう商店街が、この日だけは「シャッター通り」に 唯一あいていたのが、コンビニエンスストア 台風が上陸する前の土曜日夕方に、ちょっと様子を見てみたのですが… 食料品の棚はご覧のように空っぽ 仕事があったはずの東京競馬が土曜日日曜日となくなり、私も失業。 それもまた、台風とともにやってくる「様々なこと」のまえには、本当に「ささいなこと」 土曜日夜の台風をやり過ごし 日曜日は、テレビの映像で報じられる、その場所の「変わり果てた光景」に慄然とし それでも月曜日はやってきて、月曜日には東京競馬も開催。 お天気はあまり良くなかったけれど いつも通りの風景を、いつもよりも深く有り難く感じながら、一日を過ごしました。 前日日曜日の夜の、ラグビーワールドカップの日本代表戦を見ながら同じ事を感じたのですが…スポーツというのは、まさにこういうときのためにあるということを、改めて思わされました。 この日のメインレースは、府中牝馬ステークス。 外から来た! 一気の差し脚!! スカーレットカラー フロンテアクイーン 2着 走りましたが… 津村明秀騎手は上がってきて一言 「リベンジ ならず」 たぶんそれって、前日の秋華賞(カレンブーケドール2着)に続いての惜敗を刺してのことですよね…彼や厩舎の方々にとっては、なんとも残念な週末になったようです。 一方、岩田康誠騎手 会心の笑顔で引き上げてきました。 「前回(クイーンS)は、(札幌の短い)直線しか脚を使うことが出来なくて残念だった」 そう振り返って、今日の差し切り勝ちの手応えを語った岩田騎手。こちらはさしずめ、リベンジ成功!といったところでしょうか。馬の力を信じてのこの戦法。勝ち方も際立っていました。 たぶん次回はエリザベス女王杯。 またこの末脚が見られるでしょうか。 最終レースのあと。 昨日行われる予定だったこのイベントが行われました。 全国ポニー競馬選手権 ジョッキーベイビーズ 各地の予選を勝ち抜いてきた子どもたちによる、最終決戦が行われました。 もう第11回になるんですね。 入場の様子 東京競馬場で走る、夢にまで見た舞台 全国8カ所の地区代表決定戦・選考会で選出された8名が出場(各地区1名) 出場資格は小学4年生から中学1年生 直線400mを馬と子どもたちが疾走します。 私、札幌で北海道地区予選を見たことがあったんですけれども、東京競馬場の最終決戦を直に見るのは初めて。このように多くのお客様方が見守る中で、激戦が展開されました。 ほんと、速いし、迫力も十分なんです。 ゴール前はこんな競り合い。 内の佐野遙久(はるく)君(長野地区代表)が優勝しました。 馬をねぎらい、声援を送るお客様方に頭を下げながら引き上げてくる、佐野君(後ろ) 表彰式で、出場した8名が揃いました 3年前にもこの舞台に上がり、そこでは結果を出すことが出来なかった佐野君 だからこそ「絶対勝ちたかった」と、この日の大会に臨んだ気持ちを話しました。 こちらも、リベンジ成功! 競馬の騎手としてこの場所で走ることを目指すそうです。 子どもたちは子どもたちなりに、それぞれの経験の中から思いを積み重ね、こうしてまた何かを目指していくということ。その「積み重ね」ということもまた、スポーツというものがあり続けることの意味なのだと思います。 周囲では色んな事が大変な中で、私にとっても競馬の一日が終わりました。 気がかりなことがたくさんありながらも、この場所にいればとてもすがすがしい気持ちになれた。こういうときだからこその、いい一日を競馬場で過ごすことが出来ました。
2019年10月16日

火曜日担当の太田です。先週襲い掛かってきた台風19号史上最大級の台風ということで、台風接近前から至る所でいろいろと対策、備えていたとは思います。しかしながら、報道にあるような被害状況。多くのところで川の氾濫。台風が通過中に関東では地震もあったようで地震についてそれほど被害はなかったようですが、もし、津波の警報などが出たらと思うと・・・・自然の恐ろしさを改めて思い知った次第です。北海道もかなり雨は降りましたが、当初よりは南側に台風はそれたので被害は最小限に。甚大な被害となった今回の台風。被害に遭われた方には心よりお見舞いを申し上げます。JRAは12日(土)13日(日)の2日間東京競馬場は開催中止。ばんえい競馬のイベントの予定でしたが、14日、15日と変更となりました。日付変更で残念ながらお越しになれなかった皆さん。楽しみにしていたところすみません。状況が状況ですので、ご了承いただければと思います。ばんえい競馬は3日間とも無事開催。土曜日の朝方は土砂降りの雨雨音で起こされました。関東方面のニュースなども見ていたので、ちょっと恐怖を感じました。しかし、昼に近づくにつれ雨はやみ、開催が始まる頃には台風一過で青空が広がっておりました。ただ、せっかくの3連休で帯広へ来たかった方も多くいらっしゃったのではと思いますが、交通機関は軒並み運休。旅行の計画を変更せざるを得なかったようですね。それでも地元をはじめ、多くの方にお越しいただいた帯広競馬場。本当にありがたいことです。雨が降った後の馬場、また、この時期ですから気温はあがらないので、馬場には水分が残った状況。軽馬場、時計の速いレースとなりました。そんな中の軽量レース第9回疾風賞が14日(月)に行われました。2月に行われる準重賞スピードスター賞の予選。当初は年間に3度行われる予選を通過した馬だけが本戦に進めるのですが、8月の稲妻賞が、メンバーがそろわず取りやめ。今季初の軽量レースとなりました。最も脚の速い馬はどのうまか。昨年のスピードスター賞を制した王者アアモンドロシアが1番人気。サンシルクラポピーが2番人気。末脚があるゴールデンフウジンが3番人気に。この手のレースは実績がものをいい、過去のレースでいい走りをしている馬が注目。問題は初挑戦の馬の取り扱い。こればかりはやってみないとわかりませんよね。勝利したのはサンシルクラポピーでした。もともと普段からスピードがあるサンシルクラポピー昨年初挑戦時、このレースは向いているだろうと思っていたのですが、予選4着と敗退で本戦出走叶わず。今回改めてどうなんだろうと思いましたが、王者を破っての勝利は見事でした。さらに、昨年より10キロ加増の470キロでしたので、力をつけての勝利と見ていいかと思います。鈴木恵介騎手は、ハナも早いし降りても脚がある馬。軽量戦の適性は高い馬だと思います。今日ぐらいの軽い馬場はいいと思います。鈴木邦哉調教師は、オイドンの妹だけあってレースでは気性が荒い(笑)ただ、普段はおっとりした性格。スピードスター賞も今日ぐらいの馬場がちょうどいい。これ以上軽いと他馬にもチャンスがあると思います。とコメント。確かに、思ったよりは時計がかかったように思いました。2月の真冬の馬場。ヒーティングが入っているとはいっても雪が降れば高速になりますし、気温が低いと馬場は凍らなくても、凍らないだけであって、かなり軽い馬場になりますからね。そのあたりは、ノンストップの軽量戦でも馬場はポイントですね。2着のアアモンドロシアは、さすがの速さでした。軽量レースで土はつきましたが、サンシルクラポピーより、30キロ重い重量ですからね。軽量牝馬が断然有利だということでしょうね。12月下旬に地吹雪賞を予定しております。稲妻賞がなくなったので、これまでの予選通過のルール適用とならず、今のところ、今回の疾風賞と地吹雪賞の上位5頭が予選通過となる予定です。ただし、地吹雪賞でメンバーがそろわず、不成立となる場合もあるかもしれません。そうなった場合や、最終的なところ正式なルールがわかり次第またお伝えしたいと思います。ばんえい競馬で予選、本戦があるのはこの軽量のレースと2歳の産地別特別、通称ばんえい甲子園だけ。それだけに、予選を勝ち上がらないと本戦に出走できない一発勝負的なところもあるので、ドキドキして面白いのでなんとか地吹雪賞が無事成立することを願っております。同日14日(月)には先日通算1000勝を達成した金田勇調教師の表彰セレモニーが行われました。1000勝達成時にもお話でしたが、3度の飯よりも好きなばんえいで1000勝達成できたのは、ここまで色々方の助けがあったからこそ。数年前に亡くなったオーナー(馬主)から一生懸命やればお前はこの世界でやっていける頑張りなさい。と言われたことをこれからも励みにやっていきますと涙ながらにインタビューに答えていたところが印象的でした。ばんえい最高峰レースばんえい記念ではニシキダイジン、インフィニティで2度勝利。騎手時代は大変な苦労だったかもしれませんが、調教師となって花が咲き、馬を第一に考え1勝1勝積み重ねてきた1000勝。今後ますます注目の調教師です。大きな夢かもしれませんが2000勝を目指してまたいい馬を育て、送り出して頂きたいですね。さて、次回ばんえい競馬は20日(日)に今季初の2歳重賞第42回ナナカマド賞BG3が行われます。アヴエクトワアバシリルビーエンゼルフクヒメキタノボブサップキョウエイリュウコマサンダイヤジェナゴールドトワトラナノココロヒラリ以上が登録馬何といってもデビューから7戦負けなしキョウエイリュウが注目でしょう。青雲賞は使わず、平場のレースを使って本番を迎えるとの話でしたが、その平場は出走取消。少し間が空いてのレースとなります。この出走取消がどういう理由かはわかりませんが、影響があるのかどうか。この休みがどうでるか。普通に競馬をしたらこれまでのレースを見るとキョウエイリュウが中心でいいかと思いますが、この取消が競馬を面白くしてくれそうな感じがしますね。どう考えるかは、皆さんそれぞれの想いでいいのではないでしょうか。牝馬のエンゼルフクヒメも近走牡馬相手にいい走りしていますし、青雲賞を制したコマサンダイヤはここにきて急成長。トワトラナノココロも黙ってはいないでしょうね。2歳3冠の最初のレースを獲るのはどのうまか。20日(日) 第42回ナナカマド賞BG3ぜひご注目ください。ナナカマド賞に合わせて、帯広競馬場ではナナカマド賞に騎乗騎手によるジョッキーシャウトを行います。今季のシャウトは、次回が終わると3月のばんえい記念まであくので、(お正月は騎手会長によるあいさつで、通常シャウトとは違う形になります。)ぜひ皆さん、騎手からのサイン入りグッズをゲットしにお越しください。お待ちしております。同じく20日(日)旭川のお隣深川にある直営場外発売所イルムふかがわにてファン感謝DAYを開催。先着プレゼントや、ナナカマド賞勝馬予想大会などを予定しております。また、埼玉県の大宮にある、そごう大宮でばんえい十勝PRイベントを開催。ばんえいのキャラクターリッキーも登場。じゃんけん大会や、1着当てクイズなどで楽しめます。お近くの方はぜひお越しください。
2019年10月15日

ミツオーです。猛威を振るった台風19号。被害にあわれた方々に、心からお見舞いを申し上げます。一日も早く、たくさんのことが元通りになりますように。さて、わたくし先週は笠松競馬実況を担当しました。笠松では、久しぶりに水野翔騎手にお会いしました。(水野翔騎手)水野騎手は、このブログでもご紹介したとおり(5月27日 https://plaza.rakuten.co.jp/dailykeiba/diary/201905270000/)、6月から8月末まで、マカオのタイパ競馬場へ遠征していたのでした。久々に会って、やはり話題はこのマカオ遠征について。ということで、少し詳しくお話をうかがいましたので、ご紹介します。わたくし勉強不足で、マカオの競馬事情をまるきり知らず、まずはそこから教えてもらいました。マカオでは、基本的に週1~2日の開催。「土日開催だったり、金土開催だったりバラバラですけど、ボクが行ってしばらくたった7月からは、2日開催でした。1日に6レースしかないんですよ。フルゲートは14頭ですけど、これも多かったり少なかったりバラバラですね」シーズンの終了が8月末とのことで、要するにこれは、年度の切り替えが9月ということを反映しているのだと思いますが、「シーズン最終日が8月25日で、シーズン終了で帰国するというのが、ウチの調教師(笹野博司師)との約束だったので」今回のマカオ遠征を終了しました。2カ月半を振り返って、「すごく濃厚な時間を過ごさせてもらいました。私生活から、レースや攻め馬まで、すごい濃い、密度が高い生活を送らせてもらいました」「MCタンという調教師さんが、このひとは新人騎手とか海外から来たばかりの騎手を、一度は乗せてみるというひとなんですが、このひとにかわいがってもらって、調教もレースも、たくさん乗せてもらいました」とは言え、最初から順調だったわけではなく、初め、マカオに到着した直後の週は、調教にもレースにも騎乗できたものが、第2週には、両方ともゼロに。「その間、競馬場に顔を出すだけで、『調教、乗り手足りないことないですか?』って聞いてまわっても、『大丈夫』って言われて全然乗せてもらえなくなっちゃったんです」かなり深刻な状況におちいりました。ここで、「このひとが声をかけてくれたから、マカオに行く決心がついた」という、元船橋の中野省吾騎手が、タン調教師に「乗せてやってほしい」と話してくれたのだそうです。(マカオ遠征を振り返って話す水野騎手)「それでタンさんのところの馬に乗せてもらって2週目だと思うんですが、FASUBAに乗せてもらったんですね。6月の最終週でした」このFASUBAという馬は、「1000メートルの馬で、乗ったレースは1400メートルだったんですが、これは長いっていうのはわかっていました。タン調教師は、とにかく逃げて、あとは自分のペースで運んでくれよ、みたいなことを」このレースで、水野騎手は見事に「1000メートルの馬を1400メートルもたせて」勝利。これがマカオでの初勝利となりました。「ハナ行って、そんなに他がつついてこなかったのでいいペースで行けて、ゴールでは『勝っちゃった』と。『おお、これ、勝てる?勝て…勝っちゃったよ!』みたいな。とにかく一つ勝てたことがうれしくて、ゴールでガッツポーズも出ました。ボクたぶんガッツポーズは初めてですよ。お世話になってるタン調教師の馬で勝てたのもうれしかった」ところが、トップでゴールを駆け抜け、大喜びで上がってくると、周囲の騎手や関係者がかなり派手に祝福してくれます。「背中をバンバン!ってたたかれて、『お前、やるな!』みたいに。で、馬に肩掛けがかけられて、見たら『G2』って書いてあって。ボク、これが重賞だって知らなかったんですよ。冊子とか見れば書いてあったんでしょうけど、正直よく読めないので見てなかったんですよ。そしたら重賞だったんですね。『重賞だなんて知らなかったよ』って言ったら、また周囲が『オイオイオイ!やってくれるな!』バンバンバン!って」水野翔騎手は、自身初の海外遠征での初勝利を、なんと自身知らずに重賞(サマートロフィー G2)で成し遂げてしまったのでした。タン調教師の信頼を勝ち取り、非常にかわいがられたという水野騎手。「熱血な指導を受けました。一緒に攻め馬に行ってくれたりとか。乗りながら、自分も馬に乗ってついてきてくれて、指導してくれました。『お前はもっとトレーニングしろ』って言われました。『お前はトレーニングすれば、絶対ナンバーワンになれるから』『木馬もランニングも筋トレも、全部やれよ』って言われて。もちろん続けてやってます、やってます。教えは守ってます」水野騎手は予定どおり、2カ月半の遠征を終えて帰国。「調教師から他の騎手から厩務員から、みんな、『なんで帰るの?』って言ってくれました。『絶対、こっちにいたほうが勉強にもなるし、稼ぎもいいし』って。日本の賞金のこと言ってあったので。それで、みんなに『ジョークでしょ?』って言われてたんで。笠松の賞金のこと言ったら。(なぜ帰る?と言われて)確かに、とは思ったんですけど、それは約束なので、調教師との。帰らなきゃいけないので。また機会があれば行きたいですし。別の場所も行きたいですし、考えてます。向こうのリーディング調教師さん、サンリーチュンさんっていうんですけど、そのひともイギリス行くなら紹介するよって言ってくれたので」と、さらなる飛躍も視野に入れています。海外遠征を終えて、人脈がひろがっただけでなく、世界観も大きく変わったそうで、「騎手としてだけでなく、一人の大人として人間として、考え方が変わりました」という水野騎手の横合いから、名古屋の村上弘樹騎手が、「ボクもしゃべっていいですか?」と。(水野翔騎手と村上弘樹騎手)村上騎手「いきなりワケわからんこと言い出すんですよ。これまでバカだったのに、いきなり、日本を変えなきゃいけない、若者が投票に行かなきゃいけない!とか言い出すんです!」いやいやいや、選挙に行くのは国民の義務ですよ?大人として当たり前なんじゃ?水野騎手「以前は、ボクその当たり前(投票)を当たり前って思っていなかったんです。そのことに全然関心がないじゃないですか。関心もなければ、どうせ投票したって何も変わらないって思ってましたし。でもいろいろ学んで考えてみたら、いや、ダメでしょ、しなきゃ、って。同級生とか後輩とか、競馬関係でもない友達とかに、200人以上にライン送ってますもん、この件で。投票しようって」村上騎手「投票に行くのはおじいちゃん・おばあちゃんばっかりで、そうすると政策もおじいちゃん・おばあちゃんのための政策ばっかりになる。若いひとが投票に行くことで、そこから変えていかなくちゃいけないんだって。…ちゃんと言われたこと覚えてるだろ?」騎手学校にあたる地方競馬教養センターで同期であるばかりか、ルームメイトだったという水野騎手と村上騎手は、今でも非常に仲が良く、並んで話を聞いていると息もピッタリ合い、非常に面白いコンビです。「最初の師匠はこいつですよ」と、村上騎手をリスペクトする水野騎手。「最初の技能検査、ボク、落ちちゃったんですよ。居残り組になって。コイツ、ケガしてしばらく乗ってなかったのに、一ヶ月ぶりとかで馬に乗ったのに、一番だったんです。馬を交換したんですけど、ボクが全然乗れなかった馬に、こいつは平気で乗るんですよ。なんで乗れるの?って」懐かしいね!と笑いながら当時を語る姿は、現在は東海地区、笠松・名古屋でともにリーディング上位の騎手となった二人の若かりしころ(…今でも若いですが)を想像させ、何とも微笑ましいのでした。(示し合わせたように表情をあわせてくる二人。「ボクら、ハッピーセットなので」「お前、あれはおもちゃが本体なんだぞ」「じゃあボクがおもちゃで」…漫才か!)少しマカオ遠征からは話がそれましたが、とにかく、水野翔騎手は海外遠征をへてまた一回りも二回りも大きく成長しました。笠松のトップジョッキーに、東海のトップジョッキーに、あるいはさらに…と、活躍が期待されます。数年後、そういえば若いころにマカオ遠征したころから成長したんだよな、と思い起こす日がくるかもしれません。水野翔騎手の活躍に、今後も注目していきたいと思います。
2019年10月14日
日曜日担当の高橋華代子です。 東日本を中心に猛威をふるった台風19号。 一夜明け、テレビやネットなどでこんなにも大きな被害があったことを知りました。それでも、被害の全貌はまだまだわらないと思います。 大変な思いをされている方、今現在も危険な状況にあり怖い思いをされている方も、たくさんいらっしゃると思います。心が痛みます。 南関4競馬場に関して、関係者に聞いたところ、浦和、大井+小林牧場、川崎、船橋では、人馬ともに無事であったことをお聞きしました(わたしが伺った関係者の話によると)。 明日14日から始まる大井開催も通常通り行うことが発表されました。今朝はそこに向け、大井競馬場と小林牧場では調教を行ったそうです。 イベントなどに関しては一部変更や中止になる場合もあるそうなので、その辺りは大井競馬のホームページで確認して頂きたいと思います。 多摩川の河川敷の様子はネット上にもたくさん写真が出ていて、川崎所属馬がお住いの小向トレセンのことを心配されていた方もたくさんいらっしゃると思います。 堤防が決壊せず、あと少しのところで浸水は免れたということを聞きました。詳細は、山崎裕也調教師のフェイスブックに掲載されています。こちら。この惨状を見ると、人馬ともに無事で本当によかった……その言葉しか出てきません。 明日からの調教は、小向トレセンから川崎競馬場へ輸送して行うと聞いています。次回の川崎開催は10月20日からの6日間開催です。川崎の関係者さん、お馬さんたち、がんばれ、がんばれ、がんばってください!
2019年10月13日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 園田競馬で活躍する石堂響騎手(20歳)が、あす(13日)JRAへ初めて遠征します! 京都競馬第9レースの『紫菊賞』にガミラスジャクソンで出走。 石堂騎手のあこがれの舞台でのレースにご注目ください♪ 人馬ともに初の芝コースですが、温かいご声援をよろしくお願いします。 本当は動画を載せたかったのですが、やり方が分からずじまいで諦めました。 なので、のちにTwitterか緑色のブログでアップするかもです(;^_^A〓Weeklyトピックス〓 来週の木曜日は2歳の重賞レース『兵庫若駒賞』が行われます。 昨年まで3年連続未勝利馬が優勝しているという珍しい重賞レースですが、今年は断然の支持を集めそうなエキサイターに注目が集まります。 デビュー戦で3馬身差で快勝した後、2戦目では2着馬に2秒0の差をつけて圧勝。3戦目は8馬身差、4戦目は3秒1もの大差をつけて大楽勝しました。 前走では果敢にJRAの2歳オープン『野路菊ステークス』に挑戦して、初芝ながら3着と好走しています。 地元馬同士では負ける要素は見当たらず、初の重賞タイトルはほぼ手中に収めたといえますが、果たして人気に応えて勝利なるかどうかご注目ください。★あすは浜松! ここ最近は、秋華賞当日は確実に浜松におります。 今年もありがたいことにエクセル浜松さんにお声をかけていただき、イベントに参加させてもらいます♪ 詳しいイベント内容はコチラ>>> 何度か共演経験のある山口美香ちゃんと、今回は初めてお会いする久保ひとみさんがゲストです! 久保ひとみさんは、静岡の人では知らない人はいないと言われるくらい、静岡ではめっちゃ有名な方です!! お会いするのが楽しみや♪ せやけど、あしたは新幹線は動くのか!?イベントまでに浜松に到着できるのか!? すべてはあしたのダイヤ次第…。ジタバタしてもしかたないので、電車が動くのを祈るのみ!!◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 台風の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 まだまだ予断を許さない状況ですので、本当にお気をつけください。
2019年10月12日

金曜日は、古谷が担当します。 6日は盛岡競馬場でイベント出演もあり、「ダービーグランプリ」を観戦しました。戦前から、地方交流「黒潮盃」を圧勝したリンノレジェンドが注目されていましたが、能力の違いでハナへ行き、直線でも楽に後続を突き放して、3歳重賞を連勝しました!(ダービーグランプリを制したリンノレジェンドと関係者) 戦前は、左回りや距離延長に多少の不安を感じていた様子の岡部誠騎手でしたが、「黒潮盃の時より一段とパワーアップしていました。左回りも全く問題なかったですし、道中なだめるのに苦労するほど、手応えが違いました。不安を感じていたことを謝ります(笑)」と、レース後に話していました。「黒潮盃」の時は、「王冠賞」から間隔がなかったものの、3歳馬同士の対戦が地元にはなく、敢えて強行軍でも挑戦しようという状況でしたから、長距離輸送も含めて考えれば、多少ムキになって走っていた面があったとしても、それはそれで致し方なかったと思います。しかし、今回はじっくり間隔を取り、前走後はこのレース一本に照準を合わせて調整されてきたことが、状態アップにつながったと思います。 「ダービーグランプリ」の勝ち馬は、「JBCクラシック」に出走すれば奨励金が当たります。レース直後は参戦に否定的でしたが、少し日を置いて林和弘師に改めて伺うと、「まだ使うかどうかは何とも決め兼ねていますが、申し込みは一応しておきます」と話していました。もし参戦が叶えば、3歳馬の「JBC」出走のために1カ月半早めた効果が見込める状況になります。しかし、南関東勢の参戦がなく、来週の大井開催に3歳準重賞が組まれている状況から、南関東勢の3歳馬が「JBC」に参戦する可能性が少ないようだと、本当の意味で早めた意味はない印象も強く感じます。 さて、今週のホッカイドウ競馬は、3日連続重賞という豪華ウィーク。まず8日、JBCスプリント指定競走「道営スプリント」が行われました。この回顧などは、ウェブハロンの担当だったので、こちらをご覧頂ければと思います。JBCスプリント指定競走を制しましたが、今年は浦和開催で「JBCレディスクラシック」が1400mで実施されることから、牝馬同士の「JBCレディスクラシック」を目指す可能性が高くなりました。(道営スプリントを制したアップトゥユーと関係者) そして9日、「道営記念」に向けた前哨戦「瑞穂賞」が行われ、南関東から転入後、初の重賞挑戦となったバルダッサーレが、再ブリンカーで2番手を追走し、早め先頭からヒガシウィルウィンとオヤコダカの追撃を凌ぎました。(瑞穂賞を制したバルダッサーレと関係者)「転入初戦で結構掛かったことから、前走はブリンカーを外して見ました。折り合いはついていたものの、やっぱりブリンカーを着けた方が手応えの違いを感じたので、再び着けていこうということになりましたが、かなり遅い流れだった割には転入初戦の時より掛かる面はましでした」と、五十嵐冬樹騎手は話していました。「道営記念」に出走するため、様々な条件をクリアする上で、転入後は押せ押せのローテーションになりましたが、3連勝で大一番を迎えることになります。本番は、南関東で手綱を取っていた笹川翼騎手とのコンビが決定しています。こちらも楽しみですね! そして10日は、2歳牝馬による唯一のダートグレード「エーデルワイス賞」が行われ、ホッカイドウ競馬勢が上位3頭まで独占。勝ったのは、「フルールC」の覇者であるコーラルツッキー。田中淳司師、服部茂史騎手ともに、このレース初勝利となりました。 この日は「グリーンチャンネル地方競馬中継」で解説を担当しましたが、前半3F33秒9のハイラップを、プリモジョーカーとクモキリが刻みました。雨が上がった9日、10日の競馬は、明らかに内2、3頭分を通った馬は不利で、外差しが決まりやすい馬場傾向でした。それを差なく追い掛けたアザワクは、早め先頭から0秒1差の2着なら、かなり強い内容ではありましたが、このハイペースに乗じ、外枠を引いたコーラルツッキーは、中団の外で理想的な競馬ができたと言えるでしょう。とはいえ、1000mでスピードの違いを見せていたコーラルツッキーが、1200mの厳しい競馬でしっかり結果を残した点は、今後に向けて価値ある勝利だったと言えます。今後は、「ローレル賞」や「東京2歳優駿牝馬」といった、南関東の地方交流を目指す予定ですが、1周競馬でどんな走りを見せてくれるか、大変楽しみです。 さて、坂田さんのブログにも書かれていましたが、ハッピーグリンのJRA移籍が発表され、「アルゼンチン共和国杯」を目指すことになりそうです。古馬になると、芝の中距離で出走できるレースは限られ、使いたいレースに使えないジレンマがどうしても生じてしまいます。SNSなどで、「アルゼンチン共和国杯はかつて、ナチュラルナインが出走していた」という書き込みをよく目にしましたが、ナチュラルナインが挑戦できたのは、3歳馬でJRA認定を生かせたからです。 「特別指定競走」いわゆる「特指」と、「指定競走」の違いを、結構説明してきたつもりなんですが、浸透していないというか…、歯がゆい思いがします。それだけ、ファンの方々は細かく競走番組を見ることはないのでしょうし、興味も薄いのだということでしょうか…。「特指」と「指定」の違いは、その時にならないとわからないものなんだな…と改めて感じました。 JRA認定の勝利が生かせるのは、あくまで2歳と3歳のみ。JRA認定勝ち馬は、「特指」に出走可能なので、昨年のハッピーグリンなら選択肢はかなりありました。例えば、ミューチャリーがこの後も芝を使ってみたい…という話になると、認定勝ち馬で「特指」はどのレースにも出走権利はあるので、「アルゼンチン共和国杯」でも、「福島記念」でも出走が可能となります。でも、古馬になれば、「特指」には出走が叶わず、「指定」のみ出走が可能となります。認定があって、開放されている…という意見も目にしますが、古馬に開放していなければ、本当の意味での開放ではないでしょう。 以前、スポーツ報知でこのようなコラムを書いた時、否定的なコメントも結構ありましたが、何も地方馬を優先的に枠を埋める必要性を謳ったものではありません。平地の重賞はすべて「国際競走」となっているのに、地方馬だとしても、本来なら出走可能なレベルの賞金を加算しているにも関わらず、出走が制限されている現状に疑問を感じることは、別に不思議なことではないと思います。地方馬優先ということではなく、賞金を加算している地方馬なら、すべての平地重賞に出走申し込みができるシステムを作り、JRA所属馬と同等の扱いをした上で、賞金順などから出走枠に入れば、そのレースに出走可能となるのが、本来の「国際競走」のスタンスではないのか?という意味合いで、そのコラムは書きました。中央の馬主資格を持っている方なら、今回のような形で移籍することもできます。しかし、芝向きの馬を持った、地方しか資格のない馬主の方には、古馬になってから出走させたいレースがあまりにも制限されている状況に、厳しい印象を持たれることは確実です。そんなに拒まれるような提案なんでしょうか…? 兎にも角にも、ハッピーグリンのJRA移籍は、少々寂しさも感じつつ、今後の活躍を期待したいと思います。
2019年10月11日

木曜担当のよこてんです。 6日に行われたダービーグランプリのお話から。優勝したのはホッカイドウのリンノレジェンド。2着は金沢・タンクティーエー、3着は兵庫のバンローズキングス。岩手勢はヤマショウブラックの4着が最高でした。★ダービーグランプリ/優勝リンノレジェンド 自らハナに行くパターンもあるかなと思い先週のGC番組でもそんな事を話しましたが、実際にそうなってしまったら強い強い。 鞍上の岡部騎手が「2,3番手で良いと思っていたが馬の行く気があったので」とレース後に話していたように、また林調教師もハナに立って「ちょっと驚いた」と言っていたように事前に決めた策ではなかったようですが、結果的にも最後上がり最速で千切ってしまったのですから“結果オーライ”を超えて完璧な騎乗だったと言うべきでしょう。★引き上げてきて握手を交わす林和弘調教師と岡部誠騎手 この勝利で同馬は「3歳秋のチャンピオンシップ」のシリーズボーナス1000万円も獲得。シリーズ設定3年目でついに最高額ボーナス対象馬の誕生ともなりました。★タンクティーエー 前回も書きましたが出走馬中唯一の小岩井牝馬の血統 2着タンクティーエーは抜群のスタートを切ったもののリンノレジェンドがそれを上回るスタートを切ったために控える形に。しかしいったんは3番手に下げつつも流れに乗って進み、最後は2着までにはなってしまいましたが危なげなく2着を確保するところまで持って行ったのは鞍上も見事だったと思います。★バンローズキングス 3着のバンローズキングスも自分の形の競馬をやり通しましたが、この馬はやはり現状は小回りに特化した感じの先行脚質に思えます。大回りコースだと他の馬にも同じように動かれてしまう。水沢だったらもっと接戦だったのではないでしょうか。★一週目のスタンド前を通過する岩手勢 岩手のヤマショウブラックは4着、ニューホープは5着。この2頭に関してはリンノレジェンドがハナに立った時点で運命が決まっていたようにも思います。希望の展開としてはやはりバンローズキングスあるいはタンクティーエーがハナに立っていてリンノレジェンドが3番手くらいから攻めていく。その動きに乗じて食い込んでいくという形だったでしょうから、リンノレジェンドが「行きたがる」と言いながらも先頭に立って遅すぎず速すぎずのペースを作った時点で選択肢が限定されてしまいました。 そもそも2分7秒0の決着では岩手勢には厳しかったでしょう。昔のG1時代のダービーGPでも2分7秒というと相当速い方のタイムです。リンノレジェンドが「強すぎた」んでしょうね。 ただヤマショウブラックもニューホープも移籍馬で、実質的な「岩手最先着」は6着のエムワンピーコでした。というか岩手デビュー馬はこの馬一頭だけなんですよね。 去年いろいろありすぎた影響で今年の3歳世代とか、2歳世代なんかもですが、非常に層が薄くなっています。個別の能力というか素質では決して他地区にも遜色が無い馬はいると思うのですがそれが伸びる機会が限定される。 ホッカイドウの2歳馬が強いのはデビュー時から10頭12頭という多頭数の競馬を繰り返して選別されていくからです。JRAもしかり。調教設備だけの事ではない。 そう思って改めて上位馬をみると、勝ったリンノレジェンドは門別の2歳新馬勝ちで上級認定でも上位に入っていた世代でも上の方の成績。タンクティーエーはJRAで2歳未勝利勝ち、バンローズキングスも門別デビュー馬で門別時代には未勝利。ヤマショウブラックは門別で平場未勝利勝ち、ニューホープは門別で未勝利認定勝ち。凄く強引に言えば門別での2歳時の戦績の順に並んだという感じではありますねえ。 岩手の3歳世代は来年も対他地区でかなり厳しい対戦を強いられるのではないでしょうか。とにかく何事も無く競馬を続けていく事で、2歳馬の世代からしっかり地盤を固めていくしかないと思います。 さて10月5日には関本玲花騎手がデビューしました。最初のレースは5日の2R。ここは6着でしたが、7日の第2Rで初勝利。通算9戦目にして初白星を挙げる事になりました。★デビュー戦に挑む関本玲花騎手。めちゃ緊張してた★デビュー初日は硬い表情だった関本玲花騎手でしたが2日目あたりからだいぶほぐれてきた感じ★そして初勝利! いわゆる“勝てる馬”に乗せてもらったわけで、絶対勝たねばならぬプレッシャーに本人も「馬を下りたら立てなくなるくらい膝がガクガクしました」と言っておりました。 岩手競馬史上では二組目の「父娘騎手」ですし、最近は競馬界ではない一般の家庭から来た騎手がほとんどの中で非常に久しぶりの“厩舎生まれ”の二世騎手でもあります(岩手では坂口騎手以来?)。女性騎手という事もあってデビュー前から密着取材とかされて大変だとは思いますが、ここから自分のペースで力を付けていってくれればと思います。 ところで今回の関本玲花騎手、免許交付後すぐに騎乗し始めたのにお気づきでしょうか。 岩手はこれまで「騎手免許交付後に申し込みが始まる開催から騎乗申し込み受付」というルールになっていて、例えば今年4月デビューの塚本涼人騎手騎手の場合は4月1日免許交付でしたが騎乗開始は4月20日になっていました。 他地区だと免許交付前に「交付見込み」で騎乗申し込みができて1日交付・即日デビューという例も珍しくなかったですから、よく「岩手はデビューが遅い」と言われてきましたよね。 海外からの期間限定騎乗の騎手に関しては太田騎手の例を受けて「免許期間3ヶ月なのに2週間近く乗れない期間があるのはもったいない」という事になり、次の西谷騎手の時から「直近の開催日から騎乗可」に改められていました。今回から新人騎手に関してもそれが可能になり、“即デビュー”となったわけです。なので「免許交付後7日で初勝利」というのは近年の岩手競馬の新人騎手では最短なのではないでしょうか。 少し先ですが2023年には4月1日が土曜日になります。その年にデビューする新人騎手がいてその日に開催があれば「4月1日デビュー」という事も有り得るわけですね。 新人騎手は騎乗機会が多いほど早く慣れていくし上手くなっていきますから、この改正は良かったと思います。 今週末は南部杯です。巨大台風接近が気になりますが、今のところ台風自体は日曜日の内に通過してしまい、天候だけであれば南部杯の行われる14日は晴予報。場合によっては13日から日中は晴れそうです。なので、そこまでの影響が、例えば交通機関の乱れとか周辺の被害とかがどれだけあるか?でしょう。 遠くからお越しの皆様は予定が大幅に変わって大変かもしれませんが、まずは安全第一でお気を付けください。
2019年10月10日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 今日は、門別競馬場に行ってきました。 季節とともに、色合いを変える門別競馬場の夕暮れ時。 陽が速く傾き、傾く方角も変わってきて、こういう色が味わえる季節になってきました。 競馬に興味がなくても、写真に興味のある方は、是非この競馬場を訪れることをお勧めします。天候に恵まれれば、ここにしかない風景と色合いに、必ず出会えると思います。 ちょっといいやつではありますけれども、コンデジでこれだけ撮れるのですから…ちゃんとしたカメラなら、素晴らしい馬の風景が撮れるんじゃないかな。 メインレースは古馬の重賞・瑞穂賞でした。 バルダッサーレが、当地転入後3連勝で重賞制覇 2着はヒガシウィルウィン(右) これで堂々、道営記念では主役の一角にのし上がった形です。 瑞穂賞を欠場したスーパーステションの動向、 今日惜敗のメンバーの本番に向けての仕上げ 11月7日(木)の本番まで、興味は尽きません。 さかのぼりますが、先週日曜日・6日には、ハッピーグリンが東京競馬場で毎日王冠に出走しました。結果は皆さんご存じの通り8着。残念な結果に終わりました。 最近話題の、ハッピーグリンの横断幕。 馬の絵の可愛さもさることながら、北海道の図柄が入っているのがいいですね。 一瞬来そうな素振りには見えましたが…伸びませんでしたね。 「馬が戸惑っていた。反応しなかった」 レース後の服部騎手の言葉でした。 この馬のことが一番よくわかっているひとが、一番身近で感じたこの日この馬の感触。走らないわけではない、という残念さもにじみ出ておりました。 そして、また次の問題。 地方所属のまま、出られる芝のレースがない…。 (以下は10月10日追記) レース後、ハッピーグリンの会田裕一オーナーから、ハッピーグリンがJRA栗東の長谷川浩大調教師の元に移籍することが発表されました。 https://ameblo.jp/happy-racing/entry-12534065030.html このブログに、いつもの会田オーナーらしく、心情が丁寧に綴られています。 新たに携わるスタッフの皆さん方は、馬の調整だけでなく、こうした心情をオーナーだけでなく、私たち競馬ファンも共有していると言うことを、必ず理解てくれると思います。 私は、門別でこの馬に出会ったもののひとりとして、新たな形でのハッピーグリンの活躍に期待し、応援し続けていこうと思っています。 先に紹介した横断幕。 JRAに所属している間は北海道からの遠征ではなくなってしまいますが… 是非、このままで出し続けて欲しいな…。 ハッピーグリンの次走が予定されている11月3日は、期せずして北海道からハッピーグリンを応援することになりました。 多分私はオホーツクの北見場外(ミントスポット北見)にいます。 この日、北海道の方で北見場外に集まれる方は、是非お集まり下さい。 北海道から、ハッピーグリンにエールを送りましょう!
2019年10月09日

火曜日担当の太田です。週末金曜、土曜と雨予報ではありましたが、雨は金曜日だけ。4日(金)午前中はかなり雨が降った帯広。土曜日もその雨が残る予定でしたが、雨は降らず、曇り空。とかちばん馬まつり開催でしたので、雨が降らなくてよかったですね。日曜日は秋の十勝晴れ。イベント日和となりました。解説の定政さんが屋台でドーナッツ買ってくださり差し入れ。おいしかったですね。とかちばん馬まつりのメインイベント人間ばん馬題して「ワールド人間ばん馬チャンピオンシップ世界大会」が行われ、男たちの熱いパフォーマンスで盛り上がりました。各予選では、ふんどし姿や、衣装などで魅せる人間ばん馬で楽しませてくれるチームもあり、お祭りらしく大盛り上がりでしたね。決勝は、稀にみるデットヒート写真判定でもいいぐらいのきわどい差となりました。優勝賞金88万円を手にしたチームは2番の「だはんで2019」でした。最後はどのチームも倒れこんで立ち上がれないぐらいに疲労困憊状態でしたね。ほんの少しの差で賞金が違いますからね。もう秋のばんえい恒例のイベントとして定着している「ワールド人間ばん馬チャンピオンシップ世界大会」騎手となる女性がスタート地点から走っておよそ120m先の男たちが待っているソリまで走らなければならないのですが、馬場を走るのはかなり大変。男たちが待つソリのところまで来たら、ソリに乗って、5名の男たちがゴールまで引っ張ることになります。いきなり第2障害を登るのも大変ですが、下りてからもかなり距離がありますからね。さらに砂障害でやや登り勾配。スタジオで毎回のように来年はばんスタで出ましょうみたいな話が出ますが、いやいや、無理ですから!!5人で引っ張るのもかなり大変なのに、馬は普通に引っ張るのですから、あらためてばん馬のすごさがわかってくれたのではないでしょうか。お祭りも盛況で2日間でおよそ12000人が来場。初めて競馬場に来た方も多かったのではないでしょうか。ばんえい競馬の楽しさが少しでもわかっていただければ幸いですね。6日(日)はのメインは 第13回秋桜賞 3歳オープンの特別戦が行われました。来月10日に行われるばんえい菊花賞の前哨戦1冠目を制したメムロボブサップは今回登録なし。菊花賞に向けてそれぞれレース内容に注目。また下のクラスの馬にとっては少しでも賞金を稼ぎたいという思いがあったことだと思います。勝利したのは実力馬トップハンデのアオノブラック でした。全く危なげない競馬。強さを見せました。西謙一騎手は、折り合いが問題でしたが今日はとてもよかったです。とのこと。金田調教師は、西騎手とのコンビがよくなってきていいレースでした。本番に向かって調整していきたいとのこと。この馬で今年も重賞一つはとりたいと意気込みもおはなしでした。また、この勝利で、金田調教師は通算1000勝の達成となりました。表彰式の最後には西騎手からお祝いのコメント素晴らしいお祝いのコメントでした。1000勝達成にあったって金田調教師は全ては周りの人たちのおかげです。とコメント2000勝にに向かってとお話しすると、いやー(歳が)いくつになることやら と笑ってお話くださいました。金田調教師通算1000勝のセレモニーは次回14日月曜日に行われます。ぜひ皆さんお祝いにお越しいただければと思います。さて、今度の3連休はJRA東京競馬場でばんえいのイベントを開催いたします。特設ステージのトークショーではばんえいの魅力たっぷりと詰まった内容のようです。そのほか先着プレゼントや物産品の販売、抽選会なども開催。東京競馬場へお越しの際は、ブースへ足をお運びください。ただ、週末は台風が接近のため、どのようになるのか・・・イベント開催もさることながら、前回被害地域の皆さんもまだまだ復興途中でしょう。台風への早めの対策が必要ですね。被害があまりないことを祈って・・・・。
2019年10月08日

今日は耳目社山中が担当します。金沢に来ています。夜は半袖ではちょっと肌寒いくらいですねぇ。明日火曜日(8日)と、水曜日(9日)の開催。いつもの日曜-火曜の開催とは変則になってますので開催日程にご注意ください。一方、先週の大井競馬場は毎日、10月とは思えない気温になりました。カラッとした暑さではありましたが、この温度計を見るたびにギョギョギョッ。先週の水曜日(2日)、大井競馬場では第53回東京盃が行われ、藤田菜七子騎手騎乗のコパノキッキングが優勝。藤田菜七子騎手が重賞初制覇を成し遂げ、歴史に新たな1ページを刻みました。2着ブルドッグボスに4馬身の差をつけ逃げ切り。スタートを決めて、先手を主張して、終わってみれば、速かった強かったという内容でした。(結果は→こちら)レース前は何が逃げるのかな、そうなったらコパノキッキングはどの辺から競馬をするのかな…とレース前は考えていましたが。それも杞憂に終わりましたね。東京スプリントでは失敗したスタートが決まって、外から行こうとしたクルセイズスピリツを制して逃げの手。こうなると他の馬は何もできませんでした。ブルドッグボス・サクセスエナジー・ショコラブランが激しい2着争いになりましたが、コパノキッキングははるか前方、もう逃げ切り濃厚、というところでした。レースが確定すると、賞典台にファンの皆さんが祝福のため集まってきました。人気に応えた藤田菜七子騎手到着。初騎乗(川崎)、初勝利(浦和)、初重賞制覇(大井)を藤田菜七子騎手はいずれも南関東の競馬場で達成したことになりますね。そういえば、川崎競馬場でのデビュー戦実況してましたね、わたくし。デビューの頃の写真を発掘してみました。2016年の3月から4月、あちこちで実況する機会がありました。浦和競馬場での初勝利、実況は百瀬アナ。川崎競馬場でも浦和競馬場でも、記者会見には山本直アナがお隣でした。記者会見を見守る根本康広調教師金沢競馬場も菜七子フィーバー。インタビューもさせていただきましたね。コパノキッキングは次走JBCスプリントへ向かうと伝えられています。次は浦和JBCのウィナーズサークルへ!Jpn1制覇なるか、注目です。そして藤田菜七子騎手は、水曜日のヤングジョッキーズシリーズTR浦和に参戦です。何度も参戦している浦和コース、昨年の同じシリーズでは一息でしたが今年はポイントアップ目指していいレース期待しましょう。
2019年10月07日

日曜日担当の高橋華代子です。 とある日、昔撮った写真をまった~りと見ておりました。 ちょうど10年前の2008年。 おっ。 大井競馬場の鈴木啓之騎手と立花伸騎手が調教師になるため、騎手としての引退式が行われた時のものでした。 当時の吉井竜一騎手会長が、鈴木騎手と立花騎手に送る言葉をお話している様子。 3人とも今は調教師ですね~。 御神本訓史騎手と矢野貴之騎手の2ショット。 20代の2人。 矢野騎手、ロン毛だったのですか?(^-^) 御神本騎手はフジノウェーブとのコンビで華々しい活躍をするなどトップ騎手でしたが、矢野騎手は……。 高崎競馬場廃止とともにやって来て数年。この2008年は大井競馬場で年間11勝を挙げて23位。 10年が経ち、今や大井競馬場リーディングですね。南関東全体でも200勝超え。ほんとすばらしい! お二人ともルックス的にはあんまり変わらないですね(^-^) あ、御神本騎手は今よりもお顔が丸くてチャーミングのような(^-^) こちらも変わらん(^^ゞ たまには、こうやって昔の写真を遡るのも新鮮で楽しいですね。 10年ってとても長いようですが、あっという間だなぁとふと思います。
2019年10月06日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 10月シリーズに突入した園田競馬。きのうのナイター競馬では重賞レース『姫山菊花賞』が行われました。 今年は11月4日に浦和競馬場で行われる『JBC競走』の指定競走となっていて、全国交流で行われる一戦。 勝ったのは笠松からの遠征馬ストーミーワンダーでした。好スタートから2番手に取り付いて4コーナーで先頭に立ち、連覇を狙ったタガノゴールドが詰め寄りましたが、3/4馬身の差で振り切って優勝しました。 このレースを遠征馬が制するのは、同じく笠松のマルヨフェニックスが勝った2010年以来の9年ぶりのことでした。 ストーミーワンダーはこれで4連勝となり通算17勝目で、重賞は5勝目。騎乗した渡辺竜也騎手は、デビューから3年目の若手のホープ。今年はすでに72勝を挙げて、笠松リーディング第3位に躍進しています。勢いのある人馬に今後も注目です。 さて、連覇を成し遂げられず2着に敗れたタガノゴールドでしたが、実はこれで4年連続で、連覇を狙った馬は2着に敗れるという結果となりました。 う~む、今年もジンクスを破れず…。遠っ!!〓Weeklyトピックス〓★竹村騎手が復帰! 先週は鴨宮祥行騎手、松本幸祐騎手、大柿一真騎手の3人が復帰。そして、今週は竹村達也騎手が復帰を遂げました。 これで兵庫県所属騎手26人の内、25人体制となりました。足のくるぶしを骨折して療養中の渡瀬和幸騎手だけが依然戦列を離れていて、診断によれば、まだしばらく時間がかかるとのことです。フルメンバーとなるのは少し先となりますが、活躍を続ける兵庫県のジョッキーに熱い声援をよろしくお願いします。★珍事発生! 竹村騎手が復帰を遂げた今週水曜日の最終レースで、珍事が発生していました。 レースは大混戦となり、ゴール前では4頭が横に広がるデッドヒート! わずかに竹村騎手が騎乗したムチャムチャマヒカが抜け出して、混戦をモノにしたのでした。 で、何が珍事かというと、この馬9番人気の馬で、2着が4番人気。 1番人気の馬が3着に敗れたため、連勝式は高配当必至ですよね! 馬単は、なんと80,840円! ほな、3連単やったらなんぼつくねん! と当然思うことですが、実は… 3連単の方が安かったりして(;^_^A ちなみに、ハナ差4着だった馬が3着だったら、配当は200万馬券でした…残念!◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ この度、わたくし個人のブログを立ち上げました! すみません、こうして楽天さんでブログを書いていながら、立ち上げたのは緑色のあのブログなんです(;^_^A 竹之上次男オフィシャルブログ『酒と競馬と子育てと』というタイトルです。 なんかリンクを貼り付けるのは恐縮するので、興味ある方は検索して探してみてください。どうせ大したこと書かんやろけど(;^ω^)
2019年10月05日

金曜日は、古谷が担当します。 今週は久しぶりに1週間、本州にいました。1日には2年振りに金沢へ行きましたが、どこもかしこも「暑い!」 北海道も日中は暖かいことが少なくありませんが、朝晩は冷え込み、寝る時はさすがに毛布が必要な時期となっています。それだけに、熱帯夜ってほどではないにせよ、寝るには辛い室内温度で、早く北海道に戻りたいと思ってしまいました(-_-;) さて、今週末は、ホッカイドウ競馬から2頭の有力馬が遠征します。まずは、「毎日王冠」に出走するハッピーグリンが2日、屋内坂路で最終追い切りを行いました。 いつも通り、坂路2本目で単走追い、服部騎手を背に、3F36秒1-2F24秒5-1F12秒7(一杯)をマークしました。「馬体が増えていることもあり、スタートハロンのかなり手前から負荷を掛ける形で、しっかり追い切りました」と田中淳師。先々のあらゆる可能性を見出す上で、「全日本2歳優駿」以来に出走したダートの実戦となった「旭岳賞」は6着に敗れました。「芝なら中距離がベストですが、芝向きの馬がダートで、しかもトップクラスの馬が揃うメンバーでは、スタミナに大きく響くことが明確に出た1戦でした」と、前走の敗戦を振り返っていました。この時に、例えば「東京大賞典」という選択肢もあったことが、このレース振りからなくなり、今秋は芝一本のローテーションになりました。「間隔を詰めて使った方が良いタイプで、旭岳賞を使ったことは、今回の毎日王冠に向けてはちょうど良く、実際にタフな競馬の後でしたが、馬体が増えているほど体調は良く、直前にしっかり追い切れたことも含め、札幌で好走した時よりも明らかに良い状態で、東京競馬場に送り出せると思います」(田中淳師)と、状態面に関しては太鼓判を押していました。「G1の前哨戦らしく、豪華なメンバーが揃いましたから、厳しい戦いになることは覚悟の上ですが、ハッピーグリンの状態の良さと、最も適した舞台でどんな走りを見せてくれるか、僕らも楽しみにしています」(田中淳師)と、抱負も話していました。 そして、同じく6日(日)に、盛岡競馬場で行われる「ダービーグランプリ」には、黒潮盃を制したリンノレジェンドが参戦します。前走後は、このレースに照準を合わせ、一本に絞って調教を積んできました。最終追い切りは左回りで行い、外に馬を置く形でスムーズに回ったそうです。左回りは、昨年の「鎌倉記念」で経験もしており、当時より力をつけている点を考えれば、心配する必要はないでしょう。各地の重賞ウィナーが顔を揃えましたが、南関東で重賞を制した唯一の馬として、頂点に立って欲しいと思います!
2019年10月04日

木曜担当のよこてんです。 今回は二つの話題を書きたいと思います。まず最初は来たる日曜に行われるダービーグランプリのお話から。 これまでの11月中旬から10月上旬に時期を移したダービーグランプリ。今年は南関の3歳勢も多数登場してくるのかと思っていましたが最終的には南関勢が「ゼロ」という復活後10年目にして初めての状況になりました。勢力図は地元5頭対遠征馬5頭。こうなれば地元馬にも勝機はあると思ってしまうのはひいき目でしょうか。★ヤマショウブラック 不来方賞で見事な勝利を挙げたヤマショウブラック。レース後のこのブログでも書いたように“エンジン”のかかりがあとコンマ数秒遅かったら間に合わなかったのでしょうが、逆に言えばそれを間に合わせてしまえるのがこの馬の末脚の爆発力でもあると思います。 小林俊彦調教師にいただいたお話によれば「前走後も良い気配を保ってきていますし、追い切りも強くは追っていませんがしっかりとした良い内容でした。前走時は半信半疑の面がありましたが今回は良い手応えを感じています」との事。不来方賞の時は夏負けの影響が少し残っていた・・・というのが“半信半疑”という部分なのですが、すっかり涼しくなった今はそれも抜け、追い切りも要所要所できっちり反応する手応えだったそうです。 今回も展開次第の面はあるかもしれませんが、盛岡コース2戦2勝の好相性ぶりは大きな地の利にもなるはず。★ニューホープ 不来方賞ではヤマショウブラックに全ての名誉を持って行かれましたがこの馬も堅実な走りを見せていました。この馬視点で見ればヤマショウブラックの伸びが少し甘かったら、伸び始めるのが少し遅かったら、この馬が勝っていたでしょうから、不来方賞の勝ち負けは力の差ではないと思います。 こちらも畠山信一調教師によると「前走からそれほど間隔が開いたわけでは無いので直前は軽めにとどめましたが、乗った印象は前走よりも良いと思います。展開に注文が付くタイプの馬では無いですからあとは鞍上に任せます」 不来方賞や岐阜金賞がそうだったように先行力をもって自分の力で流れに乗れる点は武器ですし、そういうタイプの馬にとって10頭立ての10番枠は凄く有利な枠だとも思います。そしてニューホープも盛岡は3戦して(1-1-1-0)。これもまたアドバンテージでしょう。★エムワンピーコ ひまわり賞を圧勝して3歳牝馬ではトップ。東北優駿でも3着ですから世代トップクラスの力を持っているのは間違いないエムワンピーコ。ここに登場してくれたおかげで地元はひとまず役者が揃った感があります。 対牡馬では東北優駿でのパンプキンズから1秒3差というのが一つの基準になるでしょう。この結果で牡馬相手では・・・という印象になるのは仕方がないですが、しかし輸送競馬ではいろいろと気を遣うエムワンピーコですから、水沢で行われた東北優駿の結果が全てとはまだ思いたくないですよね。輸送が無い盛岡でのダービーグランプリは手加減する事なく戦える条件。牝馬はやや不利なこのレースですけども牡馬にひと泡吹かせてもらいたいものです。 遠征勢ではやはりリンノレジェンドが注目される事になるでしょう。黒潮盃で破ったグリードパルフェは東京ダービー4着で戸塚記念2着。ホワイトヘッドは京浜盃3着、アエノエンペラーは東京ダービー5着。いずれも例年の「南関東からダービーグランプリに遠征してきて勝ち負けする」南関勢と差の無い戦績の馬たちです。それらを千切って勝ったリンノレジェンドは強いと言わざるを得ません。 ヤマショウブラックの小林俊彦調教師も「黒潮盃で2秒負けているのだから、ここはあくまで挑戦する立場」と言われます。 つけいる隙があるとすればリンノレジェンドは左回りが2歳時の川崎での一戦だけの経験しかなくしかもそれがキャリアで最大の敗戦になっている事。そして長距離が決して合うとは言えないトビーズコーナー産駒だという事。この2点でしょうか。特に後者、リンノレジェンドが勝てば日本での産駒で初めて2000mを勝ったトビーズコーナー産駒になるはずです。 他に気になるのはまずタンクティーエー。成績もさることながら、母方はフロリースカップの直系になるバリバリの小岩井血統の馬です。 兵庫のバンローズキングスは祖母にあたるバンバンイケが岩手デビューの馬。2002年にデビューして通算7勝。その後ホッカイドウ競馬に移籍してさらに4勝を挙げています。バンローズキングスは岩手にゆかりがある馬と言えますよね。★バンバンイケ(2002年10月26日・2歳新馬戦出走時) こういう馬は肩入れしたくなるんですよね。 今週末は、金曜土曜くらいは雨の影響が残るかもしれませんが日曜日は回復するという予報です。少し寒いくらいかもしれませんが良い状況の中でのレースを楽しめそうです。 さてもう一つはオーストラリアでレースに向けての準備を進める日本馬のお話。岩手から海外に飛びますがお付き合いください。 メルボルンで行われるスプリングカーニバルのビッグレースを目指す日本馬は先週から今週にかけてメルボルン近郊のウェリビーにある検疫厩舎に到着しました。★ウェリビー検疫厩舎。といっても競馬場でして、検疫が無い時期は競馬も開催されています スズカデヴィアスは9月24日にメルボルンに到着しました。本来であれば同じく日本から遠征する予定だった馬と一緒に移動・滞在する予定だったのですが、そちらが取りやめになってしまったのため1頭になってしましました。それではデヴィアスが寂しがるかも、と、現地の馬を一頭用意して貰って検疫厩舎での帯同馬にしたりと、なかなか慌ただしい出だしでもあったようです。 しかし同馬と共に滞在している担当の児玉調教助手のお話によればスズカデヴィアスは環境が変わっても驚くほど落ち着いているとの事。 「日本ではどっちかといえば警戒心が強い方かなと思っていたのですが、こちらに来てからは飼い葉も良く食べるしあまり気にしていないようです。同じ厩舎に他の外国馬が着いた時も最初ちょっと様子を見ていた感じですがすぐ慣れたみたいですね。飼料は日本と全然違うし水も違うはずですが良く食べて、逆に食べ過ぎを心配しているくらいです」★児玉調教助手。少なくとも11月一杯は単身赴任★調教中のスズカデヴィアス★スズカデヴィアスが滞在しているニューミンスター厩舎 自分が見た9月30日・10月1日のスズカデヴィアスは芝コースの内側にあるオールウェザーのコースを軽く3周する調教。ここから一週前追い・本追い切りを経て10月12日のコーフィールドステークスへ挑む予定です。 その一週前追い切りはこの木曜日に行われました。手綱を取ったのはM.Dee騎手。現地でお話を伺っていた時点ではレースでの鞍上未定という事でしたが、今日追い切りに乗ったM.Dee騎手が好感触を持ってくれたそうで、実戦もこのままM.Dee騎手で向かう事になりました。 M.Dee騎手はコーフィールドやフレミントンの成績が悪くないんですよね。コーフィールドS後はマッキノンSへ続戦する予定のスズカデヴィアスにとっては心強いパートナーになってくれるのではないでしょうか。 そして10月1日にはリスグラシュー・メールドグラース・クルーガーの3頭がウェリビーに到着。台風の影響で若干遅れがあったそうですが,全体的には順調な旅程だったとの事★リスグラシューらが滞在するヴィンテージクロップ厩舎。ちなみにこちらは競馬場の4コーナー側の奥、スズカデヴィアスがいるニューミンスター厩舎は反対の1コーナー側奥にあって結構遠い★リスグラシューらを積んだ馬運車を出迎えるのは一足先に着いていた担当厩務員・助手さんたち★まず最初に降りてきたのはリスグラシュー リスグラシューの岡勇策調教助手は「予想していたより状態は良いのかなと。香港よりも輸送時間が長いので心配していましたけど、それよりはホントに良くて、心配も必要ないくらい良いんじゃないかなと。牝馬なので最初はまず疲れを取るのと環境やコースに慣れるのを優先して、それからレースに向けて状態を上げていけるようにと今のところは考えています」★続いてメールドグラース メールドグラースの林順二厩務員「輸送で気持ちちょっと細いかなという感じもしましたけど毛艶とか馬の元気とかあるので問題ないと思います。食欲も普通ですしね。まず環境に慣れさせながら、週末あたりから調教を進めていきたい」★最後にクルーガー クルーガーの小川洋平調教助手は「前に来た時(※4月のシドニー遠征)よりは身体がすっきりしたように感じますが札幌を使って間隔も短いですからその分だと思います。輸送も順調で飼い食いなども問題ないです」★日本馬が着いた気配に一斉に顔を出す外国馬。めちゃ見てる★入れ替わって今度は外国馬を見る日本馬★草を食むレイモンドタスクを見つめるリスグラシュー ところでここでは馬が着いてすぐコメントを聞けたような体裁になっておりますが、実は馬運車が到着してコメントをいただくまで4時間ほどかかっております。 というのは、馬が輸送されてきて厩舎に入ってひととおり馬の体調等の検査が済んだのち、今度は厩務員さんたちへの各種レクチャーが始まって・・・という感じで4時間。 検疫厩舎ですから例えば出入りのたびにシャワーを浴びなきゃならないとか内外に別々の服を用意しておかないといけない・・・とかからはじまっていろいろあるわけで、その間、JRAの方と一緒にひたすら待っておりました。 厩務員さんたちが外に出てきた頃にはもう真っ暗。いやはや皆さんお疲れ様でした。
2019年10月03日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 いよいよ秋本番…とはいえ、まだ東京は暑い! 陽の光がピリピリと刺すような感じで、季節は一進一退なのかと思わせるほど。 夜に吹く風は冷たいのですが… しばらく北海道を留守にしていますが、早朝の寒さがニュースで伝わってくるかと思えば、札幌は10月に入ってもまだ夏日になっているとか。なんだか季節感がよくわからなくなってきますね。 そんな中でも、変わりがないのが競馬を巡る季節感。 9月の終わりともなれば、やはり! JRAの競馬シーンはG1レースの季節の始まりです。 スプリンターズステークス(G1) 私は、北海道で見てきた2頭に注目していました。 8月25日 キーンランドカップ(G3) 13番ダノンスマッシュが勝利 7番タワーオブロンドンが2着 件の薬物騒動で函館を使えず、崩れたリズムをこの勝利で引き戻したかに見えたダノンスマッシュに対して、負けたタワーオブロンドンはルメール騎手が「とても良いレースが出来た」と満面の笑み。 どちらも、それぞれの歩みでこのG1の舞台に向かってきました。 私は、内枠を引いたダノンスマッシュがやや有利とみていたのですが、結果は… さすがG1レース パドックもぎっしり ダノンスマッシュ 最終的には僅かに1番人気 タワーオブロンドン 2番人気 戦いの舞台へと向かう馬たち 誘導馬たち 美しい隊列 発走直前のスタンド スタンドの屋根のすぐ上、わかります? 微かに虹が見えました! レースは…内から外へと出す機会を終始窺うダノンスマッシュに対して、外をスムーズに追走するタワーオブロンドン。結局ダノンスマッシュが外に出せたのは直線に入ってからで、すでにライバルは遙か前… ゴール タワーオブロンドンのルメール騎手(中央やや左)は早くもガッツポーズ 検量前の枠場に上がってきても、この表情このポーズ 記者会見 この馬はずっとスプリントがいいと思っていたと話したルメール騎手。その端緒となった札幌での敗戦についても、馬体の良化とともに「経験」というキーワードで手応えを振り返っていました。曰く、スプリント戦は他のレースとは違う特別な部分があると。少し長めの距離を使われてきたこの馬が、徐々に短い距離に活躍の舞台をシフトしようとするにつれて自身の素質が顕れ、そして花開いたと言うことなのでしょう。 ちなみに、春に1400mの京王杯スプリングカップを勝ったときの、タワーオブロンドンのパドックでの姿は… 微妙に、腹目のシルエットが違うかな…とも見えます どうでしょう?? 次は、ダノンスマッシュが大きなところを勝つシーンにも、出会えるだろうか… こちらの馬も、昨年の函館で1600万条件を勝ったときからの「付き合い」なので。 昨年7月 準OPの函館日刊スポーツ賞を勝ったときのダノンスマッシュ そういえばこのときも1200mは初めての距離で、「この馬1200mは走る!」という話がレースのあとに出ていました。その後の活躍は、皆さんご存じの通り。以後1200m戦しか走っていません。 JRAの競馬は、関東関西がありますし、こうして北海道シリーズもあって、このような形で出世していく馬たちを追いかけていくのはなかなか難しいもの。それでも出走機会全部でなくても、その馬のターニングポイントになったようなシーンを目にすることが出来ると、やはり思い入れみたいなものも湧いてきます。 地方競馬でも、同じですよね。 地方競馬は、同じ競馬場で走っていることが多いので、その場所にきちんと足を運べば、馬たちの印象的なシーンはもれなく目にすることが出来るはず。そこが地方競馬の良いところ、とも言えるかも知れません。 これから本格的に盛り上がる秋の競馬シーンも、そうした馬との「巡り会い」を求めて、また競馬場に足を運べればと思っています。 最後にお知らせ。 来週10月10日(木) 門別では交流重賞のエーデルワイス賞が行われます。 当日、北海道・石狩市にあるAiba石狩(サテライト石狩)で、予想トークイベントを行わせていただくことになりました。 恐らく「第4回」だと思います。 その名もマラソン場立ち予想トーク 朝の浦和の1Rから、夜の門別最終レースまで、11時間耐久で予想し続け、馬券を買い続けるというこの企画。いつお越し頂いても、予想トークを楽しんで頂けるイベントとなっております。 今回は、私と一緒に朝から夜まで全24レース、現地で「走り続けて」下さるお客様を大募集しております。 全レースコンプリートされた方(最大5名さま)には、坂田から自腹で競馬グッズのプレゼントをさせて頂きます。 参加することに意義がある! 最後まで、買い続けてわかることがある! ともに馬券マラソンに参加して下さる勇者を募集しております。 我こそは、という方は、当日浦和1Rの締切時刻までに会場にお越し下さい。
2019年10月02日

火曜日担当の太田です。今日から10月。世の中いつもとは違う月替わりですね。消費税が10%!これがかなり影響してますね。消費が落ち込まなければいいのですが・・・・今回色々と対策はされていますが、過去は例外なく消費が落ち込んでおり、今回はどうなのでしょう。考えてみれば消費税導入3%の1989年からバブル崩壊、リーマンショックなどもあり、そして、段階的に消費税がアップして、そのたびに景気が思わしくない感じですね。他の地域はわかりませんが、北海道はそんな感じがします。せっかく増税して税収が増えるはずかと思いきや調べてみると、導入前より税収が減っているってどういうことなんでしょうね。ちょっと長くなりましたが、競馬も景気に左右されるところがあるのでなんとか悪くならないことを願って・・・・さて、9月最後の開催は銀河賞を中心に、秋の夜長を楽しむナイター競馬となりました。もう10月の足音が聞こえているのに、昼間の気温は高め。半袖で楽しむファンも多く見受けられました。そんな中、29日(日)開催前に毎年恒例の十勝食肉まつりが行われました。昼時でしたので、多くの方が焼き肉で楽しんでおりました。競馬場は焼き肉のおいしい匂いが充満!!もう季節的に最後の外焼き肉ですね。2週続けての重賞29日(日)は4歳二冠目第27回銀河賞BG2が行われました。一冠目を制したミスタカシマは回避。賞金ハンデ的なことを考えてここを回避し、4歳牝馬重賞クインカップを目標としているそうです。ということで、オールラウンダーが繰上りで参戦となりました。勝ったのは2番人気トップハンデのキタノユウジロウでした。(主催者提供)銀河賞についてはばんブロでも取り上げています。トップハンデでも積極的なレースをしたキタノユウジロウ前々から第2障害も2番でクリア。1番人気アアモンドグンシンは4,5番手で降りてきて前を追う展開障害を下ってすぐに先頭に立ったキタノユウジロウ。末脚を見せてアアモンドグンシンがじわじわと詰め寄っていましたが、最後はリードを保っての勝利となりました。村上慎一調教師は正直アアモンドグンシンが第2障害を下りた時にはやられる!と思ったそうですが、ゴール前はそれほど伸びなかったので、大丈夫だろうと見ていました。1コースは苦手で心配な点もあったのですが、全く問題はありませんでした。松田騎手とは相手はアアモンドグンシンだと思っていたので、グンシンの差し脚を考えると前に行かないと勝てないと話していました。騎手の強気な騎乗がよかったと思います。今後は荷物が重くなっても大丈夫だと思います。オープン馬たちとの戦いも乗り越えていかなければと思っています。とお話しいただきました。(主催者提供)もちろんトップハンデでも勝利は強いというのは間違いないのですが、相手をしっかりマークして勝つためにしっかりと組みたててレースをした陣営の勝利だと感じました。もちろん能力がないと勝てないとは思いますが、強い相手を見事に封じ込めた、素晴らしいレースだったと思います。ばんえい競馬を最近見始めたというかも、第2障害までのレースの進め方次第で勝敗が分かれるということを知っていただくには、お手本になるレースだったのではないでしょうか。何気なしに止まって、また動いての繰り返しに見えるかもしれませんが、あそこには騎手や、各陣営の思惑がいっぱい詰まっています。いかに楽して第2障害を越えれるか、ゴール前持たせられるか。その馬の特徴などにあわせて駆け引きが行われています。ばんえい初心者の方はそのあたりも意識しながら見るとばんえい競馬の見方、また、楽しさがわかるのではないでしょうか。それぞれの馬に持ち時計はあるのですが、やや競輪に似た駆け引きがあるのではと私は思っております。話しはもどってキタノユウジロウは、なかなか重賞に手が届かない2歳、3歳時でしたが、4歳になって、続けて重賞制覇。何か一つ壁を越えた感がありますね。アアモンドグンシンはまたしても届かずという結果。今回はハンデをもらっての敗戦悔しさもあるのではないでしょうか。マークされて厳しい展開を強いられたということはあるのでしょうが、実力馬にとっては常にそのようなレースになることは承知のことと思います。今回の敗退をしっかりと受け止め、次回正月の天馬賞に向かっていくことでしょう。おそらく一冠目覇者のミスタカシマも最終戦は参加することでしょうから楽しみな戦いになりそうですね。勝った馬も、負けた馬も今後注目する点がたくさんありそうです。銀河賞の前、第9レースは2歳牡馬の特別戦 第40回青雲賞でした。負けなしの連勝中キョウエイリュウは回避。9頭によって争われました。激しい争いの中で、勝利したのは殿9番人気、コマサンダイヤで波乱の結果に!!2着がキタノボブサップ3着はカイセドクター1番人気トワトラナノココロは6着と敗退。2歳最初の重賞ナナカマド賞(10月20日)までひと月を切って、それぞれそこを目標にと考えているとは思いますが、ここでこのような波乱の結果になるとは2歳馬のレースらしい危うさがありますね。ただ、今年のナナカマド賞は、現在デビューから7連勝中のキョウエイリュウが圧倒的に支持を集めることでしょう。銀河賞勝利の村上調教師にキョウエイリュウについてもお話を伺いましたが、ハンデ面のことを考えたら、無理してここで使わず、次回平場を使って本番に向かいます。とのこと。決して状態面が悪くて回避したわけではないとのことです。負けない!!と村上調教師の静かなる闘志を感じました。さて、青雲賞を勝利したコマサンダイヤですが、母がコマクインということで、デビューから注目を集めていました。A1では大きな着順が続いていましたが、今回の接戦を制したのは大きな自信になったことでしょう。圧倒的な人気馬、実力馬がいてもレースはわかりませんからね。金田調教師は、除外明けでしたが、調子は良くなっていました。今回の勝利は騎手の好騎乗が大きかったともいます。登坂力はもともと自信があるので本番も頑張ります。とコメント。ここにきてまた、楽しみな1頭が増えてナナカマド賞が楽しみになってきました。さて、次回は10月の開催5日(土)、6日(日)は秋恒例のイベント とかちばん馬まつりが行われます。やはりメインイベントは人間ばん馬でしょう。(過去の写真)そのほか、十勝の秋の味覚が楽しめる食のBAN博やステージイベントこども縁日などもあります問題は天気ですね。今のところ日曜日は晴れるようですが、土曜日は雨。台風の影響もどうなのかと心配な点がありますね。ただ、土曜日雨だと、日曜日の人間ばん馬に参加の方にとっては、そりが滑りやすくなり、恵みの雨となるかも。でも、せっかくの祭りですから、全日お天気で楽しみたいですね。間もなく冬を迎える北海道。秋の行楽、今のうちに楽しんでみてはいかがでしょうか?ご来場お待ちしております。
2019年10月01日
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