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金曜日は、古谷が担当します。 今日で、1年のうちの4分の1が終わりました。新型コロナウイルスの影響は、すでに1年以上も経っていますが、ステイホームが多くなり、時間を有効に使える機会は増えたと思います。その割に、日が経つことの早さも痛感し、「もう5月になるのか…」と驚くばかり(-_-;) ホッカイドウ競馬が始まると、良い意味で忙しくなるのも、月日の経過が早まるんでしょうが、5月になればJRA、地方競馬ともにビッグレースが多いマンスリー。大いに盛り上がっていきましょう! 29日は、楽天競馬LIVEに出演させて頂きました。リモートの仕事が増え、慣れてきた状況ではあっても、ライブ配信は楽しいもの。特に、南関東クラシック「羽田盃」の配信で、多くの方に視聴頂いたのはありがたい限りです。南関東は、YouTubeでのレース映像のライブ配信がありません。今のご時世、テレビで簡単にYouTubeが観られる時代で、このようなライブ配信をYouTubeで行うことのメリットは、非常に大きいと感じます。「かしわ記念」も、楽天競馬LIVEがありますので、僕は出演しませんが、ぜひ楽しんで頂けたらと思います。 さて、26日と27日は、中山競馬場で「JRAブリーズアップセール」が開催されました。26日は騎乗供覧、27日が比較展示と競りという2日制で実施されました。新型コロナウイルス感染拡大防止策を徹底し、トレセン関係者と購買関係者の導線を完全に分け、接することがないように馬の展示も日を分けて行われましたし、競りにはトレセン関係者はオンラインでの参加のみ。そのオンラインビッドですが、多くの購買関係者が申し込まれ、ログインID数が107人で、全体の239人の約半数に近い参加がありました。(26日の騎乗供覧。本馬場入場の様子)(競り会場) 最高価格は、キンシャサノキセキ産駒唯一の上場だったピサノレインボー2019(牝)の3300万円(金額は税別)で、川島与市氏が落札しました。騎乗供覧のタイムは、2F24秒5-1F12秒1と、特に目立つ数字ではありませんでしたが、フットワークの良さが非常に目につき、活発な競り合いが展開されました。(ピサノレインボー2019) 牡馬の最高価格で、全体の2番時計だったのは、ノーザンスター2019(牡、父ディーマジェスティ)の3100万円で、森中蕃氏が落札しました。ノーザンスター2019は、新種牡馬の産駒でも最高価格となっています。騎乗供覧では、2F23秒4-1F11秒3をマークし、この日の2番時計タイでした。(ノーザンスター2019) そして、騎乗供覧で2F22秒7-1F11秒0の1番時計を記録したサツマガイア2019(牝、父ディーマジェスティ)は、全体で5番目の高額となる、2700万円で嶋田賢氏が落札しました。ディーマジェスティのオーナーである嶋田賢氏の落札とあって、報道陣も注目の1頭でした。サツマガイア2019は、宮崎育成牧場の育成馬展示会でも1番時計をマークした逸材で、昨年のヨカヨカ級の活躍が期待されます。(サツマガイア2019) 売却率は100%、売却総額は7億2950万円と、通常開催だった一昨年と比較すると1億1550万円減でしたが、当時はセール市場2番目の好況だったので、7億円を超えたのは5回目で、セール史上4番目の売上を記録したことは、今後の競走馬市場において、馬産地に元気を与える結果だったのではないでしょうか。 ディーマジェスティ産駒が、2頭とも好時計をマークし、仕上がりの早さを見せつけました。上場が最も多かったザファクターは、1世代のみの国内繋養でしたが、こちらも人気を博すなど、新種牡馬への注目度が高かった「JRAブリーズアップセール」だったと思います。
2021年04月30日

木曜担当のよこてんです。 4月26日の水沢競馬6レース、関本淳騎手が騎乗するアサキチニセイ号が優勝して、同馬を管理する永田幸宏調教師はこの3月の開業から11戦目での嬉しい初勝利となりました。★2021年4月26日水沢6R 優勝アサキチニセイ号/永田調教師初勝利 まずは永田調教師の初勝利後のコメントをお伝えしましょう。-初勝利おめでとうございました。“初勝利”の感想を今聞かせていただくとすると・・・?「まずはホッとしたのが一番ですね。ここまでなかなか勝てなくて」-“嬉しい”よりも“ホッとした”?「もちろん嬉しかったですけども、なかなか勝てなくて。良い競馬はしてたんでそのうち(勝てる)・・・とは思っていて焦りはなかったですけども、勝ててホッとしましたね」-お話の通り惜しい競馬も多かったですが、送り出す方はどんな気持ちで挑まれていたのでしょうか「印もあまり付いていなかったですからプレッシャーがそんなにあったわけではなかったですし、良い競馬をしてくれていればそのうちに、とは思っていました」-11戦目の初勝利となりました。定番の質問なので敢えてしますが、早かった?それとも長かった?「11戦といっても一ヶ月以上かかったので長くは感じました。厩舎の頭数が少ない事もあって毎日が、次の競馬が待ち遠しかったです」-厩舎の馬の数も増えスタッフも増え、厩舎が軌道に乗りつつあるところでの初勝利はこの後に向けての弾みになるんじゃないですか?「スタッフ一同とにかくひとつ勝ちたいと願っていましたし、厩務員には初心者の子もいるのから、まず“勝つ”っていう事を味あわせてあげたかったですからね。これが仕事の励みになればと思っています」-せっかくの機会なので全国のファンに一言を「ようやく一つ勝てました。これからどんどん勝っていきたいなと思っていますし、なにより良い競馬ができればと思っていますので、これからも応援よろしくお願いします」 これをうかがったのは26日の初勝利の直後だったんですが、“これからどんどん勝っていきたいな”と言われていたとおり、翌27日の7Rもタニオブスカイ号で優勝。2日連続の勝利となりました。★2021年4月27日の水沢7R 優勝タニオブスカイ号/永田調教師2勝目 勝ち星がなかなか手にできなくて苦心していたものが、ひとつ勝った途端ポンポンと増える・・・というのは調教師や騎手を問わずよくある事ですよね。まだスタッフも少ない、所属馬も少ない、始まったばかりの厩舎ですが、この勝利でさらに流れを引き寄せて、その流れに乗ってほしいと思います。 さてもうひとつの話題は、村上忍騎手が地方通算3500勝達成にカウントダウン、というお話。 直近の開催、4月27日終了時点で3494勝。岩手競馬の歴代騎手としては3人目(菅原勲・小林俊彦の両元騎手に次ぐ)の3500勝まであと「6」と迫っています。★2021年4月27日10R 優勝ウインルーカス号/村上忍騎手の地方3494勝目 今季スタート時点で3471勝でしたのでいずれにせよ時間の問題ではありましたが、3月12日からここまで23勝を挙げて順調に記録へ接近。ちなみにここまでを7週間と計算すると一週平均約3.3勝ということになりますので、それでいけば達成は次の週、5月9日~11日のどこか・・・という想定になりますが、しかし3週前の4月11日~13日に5勝を挙げているように一週間3日間で6勝くらいの事はやってのけて不思議ではない騎手だけに、今週からいつ達成してもおかしくないと思っておいた方がいいですよね。 今週の達成ではなくとも、例えば次週の重賞・シアンモア記念で“勝って達成”ならより盛り上がるだろうなあ・・・。 今季に期待される騎手関係の記録は、この村上忍騎手の3500勝と山本聡哉騎手の2000勝、山本政聡騎手・高松亮騎手の1500勝、南郷家全騎手の1000勝と塚本涼人騎手の100勝。こちらもこれまでの勝ち星から想定してみると、残り8勝となっている塚本涼人騎手が5月中、山本聡哉騎手は盛岡開催に移る頃、他の3騎手は夏頃の達成になるかな・・・という感じ。もちろんどの騎手も、怪我とか無くつつがなく騎乗して・・・というのが前提ですので、まずは無事に、そして一つ一つ勝ち星を積み重ねていって・・・を願いつつ、“記録ラッシュ”になりそうなこの夏を心待ちにしております。
2021年04月29日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 3週間ほど前の話になりますが… 名古屋競馬の場外発売所、三重県にあるサンアール磯部に出かけてみました。 (サンアール磯部HPから拝借しました) なじみのない方にはわかりづらいかも知れませんが… 三重の観光で有名な「鳥羽」や、伊勢神宮の「伊勢市」、どちらからでも車で30分あまり。 正直、車がないと行けません(汗)。 三重の主要拠点から30分なら、決して遠くはない。 どこからでも、そこそこ頑張れば行ける場所。 出かけてみたら… 道の駅でした。 2棟建物があって、手前が道の駅。奥にあるのが競馬の場外発売所のサンアール磯部。 せっかくここまで来たので、道の駅も覗いてみようと入ってみると… もう、店内に溢れんばかりの、海の幸山の幸 おまけに、三重は関西なので、お店の人たちの「試食のおすすめ」がすごい! いまは観光客があまり来ないので、館内こんな感じですが… 往時の賑わいが、いまにも思い巡らせることが出来る、そんな感じの場所。 お店の外に泊まっている車も、キッチンカーじゃない 牡蠣のつかみ取り バケツに、生牡蠣これだけつかみ取りで取って、1000円ですよ! まさに海の幸ワンダーランド …っと、場外発売所の紹介でした(汗) こんな感じで、来るとついついはしゃぎ過ぎちゃうような、素晴らしい道の駅の敷地内にあります。 広々として、素晴らしい観戦環境 しかし…この日は桜花賞の前日の土曜日。 いま、JRAのレース映像は放映されていないので、どうしても地方競馬の場外発売所はこんな感じで、週末にむしろ閑散とする状況。 本当に…もったいないことです。 いつの日か… この場所でイベントやりたいな、それも大々的に。 外で焼いた牡蠣とか干物とか食べながら、馬券やるイベントとか(笑)。 リモートで、他の場外発売所に流したら、うらやましくて面白いんじゃないでしょうか? それぞれの場外発売所の場所の「ご当地食自慢」しながら、っていうのも、愉しいかもですね。 サンアール磯部。三重県唯一の競馬の場外発売所 機会があれば、是非お立ち寄り下さい。 名古屋競馬場には、先週の金曜日に行きました。 使われていないウィナーズサークルの近辺でみつけました。 桜の季節が過ぎると、様々な花の色が彩り豊かになってきますね。 この日のターゲットは、勿論この人。 塚本征吾(つかもとせいご)騎手 17歳 この開催でデビューして、4月19日に初勝利をあげました。 意外と、大きな話題になっていない「四兄弟ジョッキー」。 こうして征吾騎手がデビューし、実現しました。「それまで全く縁のなかった競馬の世界ですが、小学校低学年の時に、兄が競馬学校を卒業するときの騎乗供覧を見て、『かっこいい、自分も騎手になりたい。華やかに活躍したい』と思いました。それから、騎手以外の職業は全く考えていませんでした。」 年齢的に、恐らく長兄の甲賀弘隆騎手(金沢)の姿かと。 それがなければ、騎手・塚本征吾は多分なかったかと思うと、運命の力、そして家族の力というものを感じます。 それにしても、そこからの間全くぶれることなく騎手の道を目指し、頑張ってきたというのは、今日びなかなかない話じゃありませんか? 高知の塚本雄大騎手、岩手の塚本涼人騎手とともに、上の3人はまだあまり取材で話を聞いたり、プレー振りをじっくり見たことがなかったので、これからの興味にもつながります。それぞれのこれまで、そしていま。 デビューして最初の開催の、自らのプレーを振り返って…「判断がまだ悪いですね。周りの動きに対処して、どう自分が動くべきか。遅いというか…あとは、騎乗姿勢に気をつけて乗っています。それは、学校にいることから言われているので。」 レース後、厳しい表情で引き上げてくる「実習で競馬場に来たときから、馬を預かる責任、ということを痛感しています。馬主さんの馬を預かって、走らせているんだと。そこにはすごく大きな緊張感がありますね。これからもそれを意識しながら乗っていきたいです。」 同じような話は、夏に彼を取材したときにも、彼の口から出ていました。 競馬と、そして馬とを大切にしながら仕事に当たっていきたいという気持ち。デビューする前から、周囲の人々や様々な物事から、多くのことを吸収してきたことが窺われました。 ひたすら「なりたい」と思った仕事に就き、いよいよこれから活躍のシーンを目指す、塚本征吾騎手。皆さん是非ともご声援下さい! 次回も、名古屋の話。 来週月曜日3日は、ダートグレードのかきつばた記念(Jpn3) 火曜日4日は、3歳馬路線の駿蹄賞(SP1) どうかお楽しみに!! 時節柄、どうかご自愛下さいね。
2021年04月28日

火曜日担当の太田です。4月18日(日)に行われたばんえい競馬能力検査について、全国的にニュースとなり、お騒がせしております皆さん一人一人意見があり、以前このブログで同じようなことを書いたことがありますが、それぞれの考えでいいのではないでしょうか。私は、色々な意見を否定するつもりはありません。それぞれに気持ちに素直に従ってくれればいいと思います。この件でばんえい競馬を見るのが嫌なった方もいることでしょう。こうなったわけを聞いて納得してくれる人もいることでしょう。それぞれでいいのではないでしょうか。ただ、今後この件について、世間一般の皆さんと、厩舎や生産者、馬主などの関係者と皆さんとの考えのズレは、しっかり関係者で話し合いをして解決しなければならない課題です。今後同じようなことが起きたときどうするのか。馬を助けるためには仕方がないという話にはならないと思います。これは、馬関係者だけでなく、関わっている人みんなが真剣に考えていかなければならないこと。また、ルール作りも必要かもしれません。今回の件は能力検査という特殊な状況での出来事。馬を合格させなければならないということもあったことでしょう。答えを出すのは容易なことではないかもしれませんが、ばんえい競馬という競技をこれから更に発展させるためには、通らなければならない道。多くの批判から生まれるものもあると思います。ばんえい競馬にご理解頂いているファンの皆さんもよろしければ、未来のばんえい競馬の在り方いついて考えて頂ければ幸いです。ポジティヴに考えれば、この件でばんえい競馬を知るきっかけとなって、ファンになってくれる人がいるかもしれない。好きになってくれた人が長くファンで居続けてくれるためにも、ばんえい競馬の未来をしっかり考えていかなければなりませんね。23日(金)から5日間の開幕ウィーク。皆さんお楽しみいただきましてありがとうございます。霰が降ったりして寒い日もありましたが、桜が咲き始めて春を感じるようになってきました。競馬場走路奥の桜もピンク色に染まって、この1、2週は桜の中での競馬が見られそうですね。次回からは通常通り土曜、日曜、月曜の3日間開催。お正月までは変わらないスケジュールで開催いたします。次回は5月1日(土)からの開催2日(日)は今季初の重賞第15回ばんえい十勝オッズパーク杯BG2が行われます。オレノココロ、コウシュハウンカイがいなくなり、若返った印象。メムロボブサップ、アオノブラックの5歳馬が今年から本格的にオープン戦。いい戦いをしてれることでしょう。実際初日23日のレースではアオノブラックが強さを見せました。(主催者提供)5歳馬が5頭参戦というのも、これから面白い世代というのは間違いないですね。7歳世代も強い世代として注目。昨シーズン前半はミノルシャープが真価を見せて賑わせていました。9歳となったセンゴクエースも力では負けてません。今回ばんえい記念を制したホクショウマサルは参戦していませんが、今年を占う意味でも重要な戦い。今年のオープン戦線は楽しみですね。ゴールデンウィークは、コロナの影響で、自粛ムード。ばんえい競馬もいつもでしたら多くのお客様が来場し、イベントで盛り上がるところですが、昨年は無観客。今年は大々的なイベントはありませんが、競馬場にお越しになって皆さんに来場プレゼントなどを行います。コロナなどの対策をしっかりして、お楽しみいただければと思います。
2021年04月27日

ミツオーです。今年も大型連休が大型連休らしくないってことになるわけですか?さて、今年のJBCは金沢競馬場と門別競馬場でおこなわれます。昨年に続いての2場開催となるJBC2021は11月3日(祝・水)、金沢競馬場にて、JBCレディスクラシックJBCスプリントJBCクラシック門別競馬場にて、JBC2歳優駿が、それぞれ実施されます。金沢競馬場にとっては、2013年(平成25年)以来8年ぶりとなるJBC開催です。(金沢競馬場 正門入ってすぐ)(美しい山々の姿も)全国各地の競馬場で実施されてきた(そしてこれからも実施されていく)JBC競走。せっかくダート競馬の祭典を開催するのですから、地元の馬にもがんばってもらいたい。できることなら地元の馬が勝ってほしい、というのは、各主催・各地の関係者の願いでしょう。いや、ここに地元ファンのみなさんも加えたっていい。地元の馬に好走してほしい。そう思うのが人情ってもんです。が、ことはG1(Jpn I)ですからな。そうカンタンじゃない。だいたい、過去20回におよぶJBCの歴史上、地方所属馬の優勝は、フジノウェーブ(07年スプリント)ブルドッグボス(19年スプリント)サブノジュニア(20年スプリント)ララベル(17年レディスクラシック)ラッキードリーム(20年2歳優駿)以上5頭、G1に限れば4頭だけ。非常に高いハードルであり分厚い壁であるJBC、そうやすやすと「地元馬の優勝を…」とは言えないモノであるのは承知しています。交流重賞で勝ち負けできそうな実力馬が所属し、無事に秋をむかえ、当のJBCに挑戦してくれなくては、「地元馬がんばれ」も何もないわけです。昨年の大井、一昨年の浦和では、見事その期待に応える馬が出ました。では今年の金沢ではどうでしょうか?正直、金沢の場合、ダートグレードで好戦するには、地元重賞で圧倒的な強さを見せていることが条件です。それがG1となれば余計にそうでしょう。そういう馬が今の金沢にいるかというと…。現段階で大きな期待を集めているのはこの馬。(ハクサンアマゾネスの写真はクシマデザインさまにご提供いただきました)ハクサンアマゾネス 牝4歳昨春、3歳でデビューし無敗のまま4戦目にして石川ダービー制覇。冬のあいだ南関東に短期移籍し、浦和のA2下2着、エンプレス杯7着のあと金沢にもどり、前走1400メートルの重賞を圧勝、重賞6勝目をあげています。自身、2000メートル以上の重賞も制していますが、陣営によると距離適性は「マイルくらいまででは?」とのことで、浦和の2000メートル戦で勝ち負けできたのは、能力の高さあってこそではないかと。南関東では長い距離のレースを使われましたが(その前に金沢で暮れの大一番・中日杯=距離2000メートルを勝っている。石川ダービーだって2000メートルですよ)、今後、強い相手と戦うには、やや距離を短くとっていくことになりそうです。そのハクサンアマゾネスについて、主戦の吉原寛人騎手のコメントがこちら。「南関東で2000メートル以上のレースを2回使ってきたので、あえて1400メートルのレースを使いました。JBCレディスクラシックが1500メートルということを意識しました。せっかく地元金沢でおこなわれることですし、なんとか地元代表としていい形で出られるようにという思いはあります。今回、1400メートル戦を使ってみるまではどんなものかと思っていましたが、走ってみたら思った以上にいい走りを見せてくれたので、読売レディス杯を勝って、いい形でJBCに臨めればいいなと思います」金沢にもどって緒戦となった「JBCイヤー記念」を好時計で圧勝したハクサンアマゾネス。吉原騎手のコメントにあった「読売レディス杯」は、8月10日、距離1500メートルでおこなわれます。…となると、その前にもちろんいくつかレースを使うことになるでしょう。(JBCイヤー記念では後続を寄せつけず、好時計で圧勝)現在のところ、最も早くハクサンアマゾネスが登場する可能性が高いのが、5月4日におこなわれる重賞「徽軫賞」(ことじしょう=4歳上牝馬 1500メートル)です。ここでも圧勝劇が見られるのかどうか、ぜひ注目を…というところなのですが、先日、このハクサンアマゾネス陣営が少なからず意識する馬が、金沢への移籍緒戦で派手なパフォーマンスを見せました。ネオアマゾネス。(ネオアマゾネスの写真はMakiさまにご提供いただきました)こちらも4歳牝馬。JRA3戦未勝利で高知に移籍し、下級条件ですが6勝をあげました。3連勝中の身で金沢へ移籍したため、戦績だけで目をひいた馬ではあったのですが、移籍緒戦を見てさらに注目が集まりました。4月18日のA級2組、1400メートル戦。押して先手を主張したネオアマゾネスは、後続に2秒2差をつけて圧勝。2着のサクラエンパイアも金沢ではオープン級の活躍馬でしたから、この大差勝ちは衝撃的でした。時計こそ、4月11日にハクサンアマゾネスの出した1分27秒0に対して1分28秒1ですが、砂を補充するなどの馬場差があったことなどを考慮すれば、1秒以上の実力差があるとは決めつけないほうがよさそうです。少なくとも、JBCイヤー記念2着のファストフラッシュの時計とは0秒3差。ファストフラッシュは昨日(4月25日)の重賞を勝っていますから、ネオアマゾネスは金沢重賞クラスの実力を持っていると言っていいでしょう。問題は、ネオアマゾネスがハクサンアマゾネスと互角またはそれ以上の力を有するのかどうか、ということなのですが…。当然のことながら、ネオアマゾネスとハクサンアマゾネスの直接対決が見られれば、それに越したことはないわけです。…どうでもよろしいが、ハクサンアマゾネスとネオアマゾネスと何度も書いていると、あるいは言っていると、ワケわからなくなる。アマゾネスが2頭。金沢代表馬は奇しくも2頭とも…と言うためには、ネオアマゾネスがハクサンアマゾネスと並んで活躍することが条件になるわけですが。というわけで、ネオアマゾネス陣営のコメントもご紹介します。管理する菅原欣也調教師「高知には牝馬のいいレースがないというので、金沢に来たんだよ。連勝してると言っても高知のC級でのものだったから、はたしてどのくらい金沢のA級で走れるかと思って見てたけど、強かったな。金沢にはハクサンアマゾネスがいるからなあ。同じアマゾネスで2頭で金沢を盛り上げられればいいけど、アレは相当強いから。でも向こう(ハクサンアマゾネス陣営)もこっちのレースを見て、すごいのが来たって言ってたらしいよ。レースを使ってからも馬は変わりなく元気。このあとは5月4日の徽軫賞(ことじしょう)で重賞に挑戦する予定です」騎乗した栗原大河騎手「牝馬重賞をねらいに連れてきてもらったということで、ホントに楽しみな馬ですね。ボクは高知のレベルが高いの知ってますし、レースを見る限りいい走りしてましたから、サクラエンパイアが強いのはわかってたのでアレとの兼ね合いだなと思っていました。(実際走ってみて)めちゃくちゃ強かったですね〜。追い切りも、コレ大丈夫だなって思ったんですけど、あらためてスゴいなと。たぶん逃げてこその馬なので。一応、番手でも勝ってはいるんですけど、無理くりでも行かせて、それでしっかり勝てたのでよかったと思っています。ハクサンアマゾネスさまがいらっしゃるんでね。どこまで食らいつけるかですね。馬主さんからは、『金沢所属馬としてJBC出られるようにがんばります』って言いな!って言われてるんで、言っておきます。絶対王者がいるので、どこまで食らいついていけるか、がんばります。ダブルアマゾネスで出られたらいいですけどね」なるほど、ダブルアマゾネスですか。(栗原騎手もガッツポーズのネオアマゾネスの圧勝)確認しておきますが、現段階で金沢競馬は「ハクサンアマゾネス1強」です。栗原騎手も「ハクサンアマゾネスさま」とまで言うほどの、強烈な強さを見せつけています。わたくしなどは職業柄、馬の名前を省略して書いたり言ったりはしないのですが、「アマゾネス」と言えばそれは「ハクサンアマゾネス」のことです。今は。(アマゾネスと言えば、ハクサンアマゾネス)金沢競馬がこのまま「アマゾネス1強」で行くのか「ダブルアマゾネス」となるのか、直接対決があるのならばぜひともご注目いただきたいのです。絶対王者、「さま」とまでライバル陣営に呼ばしめる強さをほこるハクサンアマゾネスに、直接対決となれば、真正面から挑戦状を叩きつける形になるネオアマゾネス。徽軫賞にハクサンアマゾネスが出走してくれば、その対決が実現する可能性大なのです。 アマゾネス対決があるかもしれない第3回徽軫賞(くどいようですが、「ことじしょう」と読みます)は、5月4日です。この徽軫賞のおこなわれる第3回金沢競馬は5月2日〜5日までの4日間連続開催。2日には3歳牝馬重賞のノトキリシマ賞もおこなわれます。ぜひたくさんご参加ください。(素晴らしい眺めですが、くっきり見える雪山は白山ではありません。写真では薄ぼんやりと写っている、奥の方にある山がそうなんですが…見えますでしょうか?)
2021年04月26日

日曜日担当の高橋華代子です。 4月22日の川崎11レースの幸オープン(2100m)で、ロードヴァンドール(篠谷葵騎手、川崎・佐々木仁厩舎)が、3~4コーナーで競走中止をしました。 左第一指骨開放骨折で、亡くなったそうです。 今年8歳のロードヴァンドールは、中央の芝4勝馬。重賞勝ちはないものの、日経新春杯や金鯱賞で2着になるなど高いレベルで走り続け、天皇賞には2度出走経験も。 昨年4月から南関東の一員として、佐々木厩舎の外厩馬としてミッドウェイファームでトレーニングを積んできました。 南関東移籍後初勝利を挙げたのは、3月2日に川崎競馬場で行われた日吉オープン(2000m)。ロードヴァンドールにとって、ダート戦初勝利。そして、自身にとって4年1か月ぶりの、うれしいうれしい勝利になりました。 笹川翼騎手を背に、道中3番手から、勝負所から先頭に立つと、そのまま押し切る強い内容。誇らしげに1着の枠場に帰ってきた姿も印象的でした。 最後のレースとなった幸オープン。ロードヴァンドールが亡くなったこと、ネットでもファンの方の悲しみにあふれていました。 この日は事前申し込みで人数制限があったため、来場できなかったファンの方もたくさんいらっしゃったと思います。 佐々木調教師にお断りしまして、当日のロードヴァンドールのパドックとレースに向かうところの写真をアップします。この日は取材などもあって、あまり撮れていなくてすいません。 美しい馬だなぁと、撮影した写真です。 ロードヴァンドールのご冥福をお祈りします。 そして、同じ日に、アーリーサプライズもレース中の怪我(右前繋靭帯断裂)で亡くなりました。ご冥福をお祈りします。
2021年04月25日

土曜日担当は、園田競馬・姫路競馬実況の竹之上次男です。 先週デビューをした3人の新人ジョッキー。今週もそれぞれ勝ち鞍を挙げて、躍進を続けています。いやぁ。ルーキーはなかなかやりおるぞ! 先週2勝をいずれも差し切り勝ちで挙げていた大山龍太郎騎手。ところが今週に挙げた2勝はいずれも逃げ切り勝ち。本人は「ペースを作るのが難しい」と言いながらも、後続を翻弄するレースぶりで勝利を重ねています。 この手で「龍」の形を作る“龍ポーズ”がいま密かなブームとなっている♪ 兵庫県初の女性ジョッキーとして注目を浴びる佐々木世麗騎手は、先週3勝を挙げる大活躍を見せました。今週は最終日の木曜日、第6レースで1番人気のラブワンダーに騎乗。スタートで若干躓きながらも気合いをつけてハナを奪うと、ペースを緩めて引き付けるのではなく速い流れを作ります。 3コーナーでさらにペースアップをする強気の動きを見せ、直線でも他馬を寄せ付けず7馬身差をつけて圧勝しました。 長尾翼玖(たすく)騎手は、火曜日の第3レースで断然人気のサイモンシャルールに騎乗。先行すると思われていましたが、スタートで立ち遅れてしまい中団からのレースとなってしまいました。 それでも慌てることなく折り合いをつけ、4コーナーでは前を射程圏に捉えます。 直線では力強く抜け出し2馬身半差。対応力の高さを示す好リードを見せています。 減量を活かし活躍する新人ジョッキー3人に、来週以降も熱いエールをよろしくお願いします。〓Weeklyトピックス〓★吉村騎手が年間100勝 現在リーディングを独走する吉村智洋騎手は、水曜日の第1レースで勝利し、今年の100勝目に到達しました。 昨年の到達時期と比べると2週間ほど遅くはなりましたが、それでも年間300勝を超えるペースで勝ち鞍を量産していて、他の追随を許しません。★信頼度の高い広瀬騎手 リーディング7位につけている広瀬騎手は現在31勝を挙げていて、自身初の年間100勝を狙えるペースで勝利しています。 今週は20鞍に騎乗して2勝止まりでしたが、2着が3回、3着が8回と半数以上で馬券に絡み、ファンへの貢献度の高さを示しています。★竹之上次男.com 日々の更新は『竹之上次男.com』をご覧ください♪ 特定の地方競馬場の開催日、新鮮なネタとともに毎日レポートを更新しているのはここだけですからね♪◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 緊急事態宣言が発出され、4月27、28、29日。5月3、4、5、6日の開催日7日間は無観客開催となってしまいました。園田・姫路競馬公式HP ファンの皆さまには、大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承いただきますようよろしくお願いします。 とくに、ゴールデンウイークシリーズは、事前応募の形をとり、当選ハガキを順次発送されようとしていた最中でした。 せっかくのお休みで、めったに訪れることのできない園田競馬を楽しみにされていた方には本当に申し訳なく思います。 ご観戦はインターネットやCS放送などとなってしまいます。 実況やパドック解説で、できるだけ臨場感のある楽しい放送になるよう努めます! どうぞインターネット投票でお買い求めいただき、レースをお楽しみくださいm(__)m
2021年04月24日

金曜日は、古谷が担当します。 22日の朝、札幌のソメイヨシノで開花が発表されました。昨年より8日早く、観測史上2位タイという話でしたが、4月下旬の早い段階での開花というのは、正直驚きです。今年は、雪から雨に変わるのも早いほど、気温の上昇が早かったこともあり、例年よりタイヤ交換も全道的に早かった訳ですが、ホッカイドウ競馬が開幕し、まもなくして桜が咲く話題になったのは、20年の北海道生活でも初めてに感じます。 今週のホッカイドウ競馬は、2鞍の「フレッシュチャレンジ」が行われました。今年初の1100mで行われた21日は、トゥザワールド産駒のモリデンブラックが、逃げるエイシンスコッティをゴール前で捕らえて勝利しました。(モリデンブラックと関係者) 1100mなので、ラップの出し方は0.5Fからになりますが、個人的に採ったラップは6秒8-11秒7-12秒1-12秒5-12秒8-13秒4=1分09秒3(前半3Fは36秒8)でした。今週は、夕方辺りまで、向正面がアゲンストで直線追い風という状況が目立ちました。そう考えると、エイシンスコッティは大型馬で、強風にも負けませんでしたが、かなり速い流れを刻んでいます。古馬のレースだと、2F目でも12秒台が目立ち、その分、直線では追い風もあり、12秒台でまとめ上げる馬が目立っていた中で、2歳馬にとって過酷なペースだったこともあり、最後の1Fは13秒4も要しました。「折り合いがポイントでしたが、この流れでその課題は克服していましたし、その分、終いもしっかり伸びてくれました。芝は合うと思っている馬なので、この後も結果を残して、芝に挑戦できるように成長していけるよう、頑張ります」と、石川倭騎手は話していました。 22日は、1000mの「フレッシュチャレンジ」。2Rから良馬場に回復し、少しずつパワーの要る馬場になっていました。この日も強風の時間帯はありましたが、「フレッシュチャレンジ」の時は風が落ち着いていたので、レースラップは12秒6-11秒9-12秒1-12秒8-13秒5=1分02秒9と、序盤から速い流れとなりました。能検初日に49秒9の好時計をマークしたデシジョンは、スタートで遅れ、仕掛けていった時に掛かってしまったものの、早めに抜け出して2着プリンセスカーリに1馬身半差をつけてデビュー勝ちを果たしました。(デシジョンと関係者)「返し馬から鞍上に反抗する若さがあり、早めに抜け出すとソラを使った分、最後の1Fは本気で走っていません。時計は簡単に詰まると思いますし、気持ちに課題があるだけで、距離が延びても全く心配はありません。強い相手と走った時、もっと真剣に走る方向に気持ちが向いてくれると思いますから、この内容で勝ったことは能力の証だと思います」と、宮崎騎手。能検でのパフォーマンスを含め、覚えておきたい1頭です。 今週のメインは、21日「ナダル・プレミアム」はリンノレジェンド、22日「アドマイヤマーズ・プレミアム」はスマートアヴァロンが勝利しました。中距離は生え抜きの実力馬、短距離はJRAオープンの古豪が新天地で復活Vと、それぞれにドラマがありました。今シーズンのオープン戦線も楽しみです!(「アドマイヤマーズ・プレミアム」を制したスマートアヴァロン)
2021年04月23日

木曜担当のよこてんです。 18日に行われた3歳牝馬の重賞『あやめ賞』。ゴールデンヒーラーが1番人気に応えて勝利したわけですが、レース後、佐藤祐司調教師よりダービー路線への挑戦が改めて表明されました。★ゴールデンヒーラー(あやめ賞優勝時) 実は2月に書いたこのブログでも“ウォッカを目指したい”という表現でダービー路線へ向かいたいという意向を表明されておりました。 その時はあやめ賞の後は留守杯日高賞から東北優駿というローテーションもあるかなという感じでしたが、改めて示されたのは3歳三冠一冠目のダイヤモンドカップから牡馬との戦いを挑むという路線。リュウノシンゲンと真っ向勝負を挑む・・・という途を選ばれたわけですね。 折しも、というべきか、JRAでも桜花賞2着のサトノレイナスがオークスではなくダービーに向かう、7年ぶりの牝馬によるダービー挑戦と話題になっています。岩手でも3歳No.1牝馬がダービー挑戦へ。このチャレンジがどうなるか?期待と興味が高まりますね。 という事で今回のお題は『牝馬による“ダービー”挑戦』。岩手での牝馬のダービー挑戦を振り返ってみましょう。 ・・・なのですが、岩手競馬の“ダービー”として何を挙げるか?はちょっと悩むところです。本来なら不来方賞なのでしょうが、ダービーグランプリ創設後はトライアル的なポジションになっていますし、“岩手ダービー”も変遷があってこれと絞りづらい。 ここでは、現在の“岩手ダービー”となっている東北優駿、そして3歳最強決定戦であるダービーグランプリをピックアップしてお話を進めていこうと思います。■ダービーグランプリ レースの歴史としては『1986年~1995年の地方競馬交流時代』『1996年から2006年の全国交流時代』、2007年のノングレードを挟んでの『2010年からの地方競馬交流時代』の大きく3つに分ける事ができると思いますが、その最初の地方競馬交流時代、第1回・第2回は遠征の牝馬が優勝しています(※第1回はトミアルコ、第2回はスタードール)。ダービーグランプリの歴史は牝馬の優勝で幕を開けた形ですね。 しかしその後は牝馬の優勝はなく、昨年まで33回の歴史の中で牝馬優勝はその2回目までに留まっています。牝馬の挑戦がないわけではないものの連対圏内・馬券圏内まで迫るとなると非常に少なく、・91年2着/ケイワンハート(大井)・94年2着/カネミボンバー(名古屋)・99年3着/トラベラー(金沢)・06年3着/サイレントエクセル(岩手)・07年3着/マツノメガミ(岩手)・12年3着/アルドラ(金沢)・15年2着/タイムビヨンド(北海道) の7頭に留まります。牝馬の出走自体が近年は減っているのは、各地のトライアル的レース(選定に参考となるレース)の関係上、前哨戦の段階で牡馬に勝つ位の力がある牝馬でないと出走が難しい、特に遠征馬は・・・という事かと思います。 15年2着のタイムビヨンドにしても、牝馬ながらホッカイドウの3歳クラシック路線で北斗盃3着・北海優駿2着・王冠賞2着の成績を残し、古馬になった翌年は道営記念を制して頂点に立つほどの馬でしたからね。★タイムビヨンド(2015年ダービーGP) こうして見ると、自身の成績だけでなく繁殖牝馬としても良績を残すような“名牝”と言って良い馬ばかりですが、ダートグレード時代に上位に食い込んで見せたトラベラーやサイレントエクセルの健闘にはより注目したいな、という気がしますね。若干地元びいきな所があるかもしれませんが・・・。★サイレントエクセル(2008年のビューチフル・ドリーマーC優勝時)★チャイヤプーン(2018年ダービーGP優勝) 岩手競馬ファンの方ならご存じでしょう。2018年のダービーグランプリを勝ち、先日の赤松杯で岩手復帰後の重賞制覇も果たしたチャイヤプーンはサイレントエクセルの仔。 例えばカネミボンバーはその後エンシェント・ティアマットの2頭の産駒をダービーGPに送り込んでいますし、94年5着の北海道クラシャトルもクラグオー(13年4着)を送り出していますが、産駒が勝ったという価値はやはり高いと思います。■東北優駿 こちらもレースの歴史を遡れば『1978年~2003年の東北3場交流時代』『2019年の復活後』の二つ時期に分かれます。3場交流として26回、復活後2回、のべ28回行われている東北優駿(※県営新潟競馬で行う場合は東北ダービー)なのですが、牝馬の優勝は3回です。・95年カガリスキー(上山)・96年ラストヒット(新潟)・03年ベルノネ(岩手) 奇しくも3場から一頭ずつの優勝馬誕生・・・となっていますね。★ベルノネの新馬勝ちの際の口取り(02年7月21日)★03年、芝重賞のトパーズC出走時 初期の成績がJBISから追えなくなっているので85年以前が分からないのですけども、その後の成績を見る限り、東北優駿も牝馬にはなかなか厳しいレースだったようで、86年以降の牝馬の連対圏内・馬券圏内成績というのは勝った3頭の他に・89年3着アンダースワロー(岩手)・97年2着フジノローリアス(新潟)・97年3着イノセントライム(新潟)・98年3着キャニオンビューチ(岩手)・19年3着エムワンピーコ の5頭しかいません。いや、意外に少ないですよね。もう少し多いような気がしていた。 岩手のアンダースワロー・キャニオンビューチ・エムワンピーコはいずれもひまわり賞の勝ち馬ですし、新潟のイノセントライムは新潟皐月賞で牡馬を破っている馬。カガリスキーやラストヒットもそれぞれの場の世代トップクラスの実績馬でした。それくらいの馬たちをもってしても簡単には勝てなかったのが東北優駿だったのですね。★キャニオンビューチ(98年東北優駿) という事で、歴史を振り返ってみてもやはりそうたやすい話ではないと思える“牝馬によるダービー制覇”。振り返ってみたら余計に難しい感じがしてきてしまいましたが、しかし、全く不可能という話でもなくて、牝馬世代のトップクラスの馬なら少なくとも上位は争っている・・・という見立てもできそうな感じです。 ゴールデンヒーラーがその“牝馬世代のトップクラスの馬”なのは現時点で異論を待たないでしょう。であれば・・・。 まずはダイヤモンドカップ。そして東北優駿。ゴールデンヒーラーがどんな戦いを見せてくれるか?3歳牝馬の歴史の中で新たな扉を開いてくれるのか?を楽しみにしましょう。
2021年04月22日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 私も、開幕週の門別に1日だけですが行ってきました。 レースのことは古谷さんが書いているので、私は写真中心に。 こうしてみると、1日250組500名という「入場制限」は、門別競馬場としては現実的な数字。騒ぐ人もいないし、そもそも車がないとほぼ来ることが出来ないので、競馬場でお酒を飲む人もいません。 人が集まる以上、どの場所だから感染症リスクが高い低いというのはないと思うけれども、それぞれの場所に合った対策レベルがあっていいとは思います。 5月5日までの入場申し込みはすでに締め切り。 その後の開催日については、主催者発表をお待ち下さい。 この競馬場は広々としていて、馬が走る姿が見ていて心地よい感じがします。 落合玄太騎手 開幕2日間で5勝と、勝ち頭。 勝ってゴールで、昼レースからガッツポーズ?と思ったら… 砂よけの通称「下敷き」を上げる瞬間でした(汗) 小野楓馬騎手 検量室入り口脇のこの場所が、彼がレースの合間ごとに鞍を整え準備する「定位置」 昨年も全く同じ時期にこの場所で、「今シーズンの抱負」を聞きました。 当時の答えは「100勝して、見習いの減量脱出」 有言実行で、あっさりとクリアしました。 今年は…「リーディング5位以内で、南関東に行ってみたいですね。昨年の成績で行けるものだと思っていたのですが、どうも落合さん(玄太騎手)が行ったときとルールが変わっていたみたいで…。」 開幕週は勝ち鞍なく、なかなか笑顔が見られませんでしたが… まずは怪我なく戦いおおせて、そして昨年以上の活躍を。 この日・4月15日の9R 内側のヤマニンモンスーン、残念ながら差されて2着… 次はまた大きなチャンスがありそうです。 取材していると、あっという間に日が落ちてきて… このまま、森の向こうに消えていきました。 門別競馬場は、日が沈んでいくところが見える場所です。 日が沈んだ後の色合いは、季節によって変化します。 この日は、こんな感じ。 シーズン スタート 馬も人も、それぞれのスタート 長いようで短い7ヶ月 様々な風景を、追って行ければと思っています。 今日は、残念ながら名古屋に行けずに、自室でネット観戦でした。 東海クイーンカップ ニジイロ、強かった~ 次はのじぎく? それとも?? 流れでそのまま門別のレースを見ていたところ、先々週の稿で石川倭騎手の期待馬としてご紹介したモリデンブラックが、見事新馬戦を勝ちました。 芝が向くとの見立てで、とにかく認定競走を勝つことがテーマだった馬。 函館2歳Sに行くには、このあとダートで更に強敵相手に勝たなければなりませんが、札幌の舞台はなら狙って使いに行けます。夏の終わりには、この馬の「朗報」に触れられるのではないかと、いまからわくわくします。 こちらも、まずは無事で。 そして元気に活躍を。 来週は、たぶん名古屋の話で。
2021年04月21日

火曜日担当の太田です。ばんえい競馬開幕まであと3日。いよいよ令和3年度の開幕です。今年は25開催149日間。熱戦にどうぞご期待ください。新しい年となれば、今年デビューする2歳馬達に注目が集まりますね。先日日曜日18日、令和3年度第1回能力検査がおこなれました。ばんスタではYouTubeLiveで全レース解説付きでお送りいたしました。この日、新スタジオのお披露目だったのですが、少し雰囲気が変わったのお分かりでしたでしょうか?さて、この日は残念ながら雨。しかも、大雨でしたね。雨の中の能力検査は久しぶり。馬場水分も2.8%から始まり、最終的には3.5%まで上昇。3%を超える馬場水分はかなり久しぶりだったのではと思います。今の砂(ビリ砂利)になってからは、水はけも良くなり、せいぜい上がっても2.5%前後。3%台の馬場水分ということで、かなりの大雨だったとお分かりかと思います。ばんえいのヤマカツエース 見事1着でした。ここ数年は寒い日はあっても晴れた日が多く、また、近年は砂の入れ替え後の能力検査で、苦労する馬が続出。今回も砂の入れ替え後の能力検査となりましが、検査を受ける2歳馬にとっては恵みの雨になったのではと思いました。が、結構苦労している馬がいたというのが印象。今年は2歳馬が173頭、3歳馬2頭出走して、112頭が合格2歳馬の合格率は64.7%となりました。昨年が45.5%と考えると、はやり雨の中、軽い馬場というのはよかったようですね。軽い馬場ということもあったのかもしれませんが、今年は目立つ馬がいなかったように感じました。1番時計馬は第9レース8番グリフィス。父レッドダイヤ、母桜誉姫(母父)ツルマキシンザン。馬場水分3.0%で1分52秒5というタイムでした。(主催者提供)私の個人的なお目当ては、20レースに出走6番のジェイノレクサス。父がアオノレクサスで数少ない産駒の1頭。芦毛でお父さんにどことなく似ている感じ。残念ながら合格することはできませんでしたが、能力検査は全部で10回予定しています。また挑戦して合格を目指してほしいですね。雨の中で行われた今年の能力検査。本番レースの参考になるかというと・・・・ここまで馬場が違うと、新馬戦が晴れて重い馬場となれば、まったく変わってきますね。なんだか荒れそうな気配ムンムンしております。2歳新馬戦は第2開催から始まります。ぜひご注目ください。能力検査後は、恒例となっているばんえいアワードの選定委員会がおこなわれました。帯広市 ばんえい競馬 開催執務委員長 佐藤 徹也 十勝毎日新聞社 編集局長 児玉 匡史 北海道新聞社 帯広支社長 南部 謙治 北海道競馬記者クラブ 報知新聞 北海道支局長 永井 順一郎 競馬ブック トラックマン 木本 利元 NPO法人とかち馬文化を支える会 顧問 斎藤 修 楽天競馬スペシャルアドバイザー 古谷 剛彦 司会 楽天競馬 新名貴之(敬称略)以上の皆さんが選定委員会のメンバー。すんなり決まるカテゴリーもありましたが、議論するカテゴリーが多く。それだけ活躍馬&プレイヤーが多かったということでしょう。なかなか決まらなかったカテゴリーは多数決で決定するなど、悩ましいく感じたところもありました。選定するうえで上がった馬は、今回選ばれなかったが、僅差だったというのは間違いありません。また、今年いろいろなドラマがあることでしょう。考えると楽しみいっぱいですね。ばんえいアワード2020の表彰式は、5月3日(祝月)帯広競馬所で行われます。さて間もなく開幕。今年度も皆さんどうぞよろしくお願い申し上げます。
2021年04月20日

今日は耳目社山中が担当します。川崎競馬場、久々に場内にファンの皆様をお迎えしての開催。神尾香澄(かみお かすみ)騎手が、ファンの皆様の前でデビューを迎えました。今日は6鞍騎乗。8R終了後に場内で紹介セレモニーが行われました。川崎競馬16年ぶりの女性ジョッキーです。活躍を楽しみにしましょう!先週は出張。新年度最初の金沢競馬実況を担当してきました。メインレースは今年最初の金沢競馬重賞・JBCイヤー記念。11月3日に金沢競馬場で行われるJBC競走に向けて地元から名乗りを上げる馬は現れるのか?注目は、冬場の南関東移籍から戻ってきて初戦となる、昨年の年度代表馬・ハクサンアマゾネス。南関東では2000mと2100mを走って、金沢復帰初戦は1400m、そしていきなりの重賞。どんなレースになるのか、追っていく迫っていく馬はいるのか、レース前はドキドキしながら実況に臨みました。結果はご存知の通り、ハクサンアマゾネスの逃げ切り勝ち。2着ファストフラッシュに4馬身差、3着のトウショウデュエルはさらに3馬身の差をつけました。結果は→こちらハクサンアマゾネス 吉原寛人騎手優勝騎手インタビュー―優勝おめでとうございます!ありがとうございます。―金沢復帰初戦、勝利!今の率直な感想は?昨年、年度代表馬をいただきまして、その名に恥じないレースをしたいなと思ってましたけど、予想以上の良い走りをしてくれて、ちょっと僕もビックリしています。―3月のエンプレス杯から+3という馬体重。パドックで跨った感じは?冬場、休みなくという形で南関東に移籍となりましたけど、ホントに矢野厩舎(船橋)の方ですごく良くしていただいたので、帰ってきて引き続き調教をつけて、すごく良い状態で挑めましたので自信はあったんですけど、いきなりの距離短縮だったんで、戸惑わないでどのくらいできるかなと思ったんですけど、予想以上でした、ハイ。―レースはスタートして、すぐに先頭に立っていく形。道中の馬の雰囲気は?結構飛ばしていったんですけど、すごくリラックスして走ってくれていて、その中で後ろがついてこれなかったので、これは良い展開だなと、馬の力を再確認しました。―明けて4歳、成長は感じられましたか?そうですね。追い切りがしっかり行けるようになったというのも体がしっかりしてきたので、そこも大きいかなと思いますし、ちょっと時計の出る馬場なのでこの後の反動は怖いですけど、しっかりケアして次に行きたいなと思います。―JBCイヤー記念、今年最初の重賞を制しました。大舞台に向けても楽しみになったんじゃないですか?やっぱり地元開催ということなので、ここから11月まではまだ期間がありますけど、しっかりといい状態を維持して、地元代表として出られるように、重賞狙っていきたいと思います。―吉原騎手ご自身も、今年最初の重賞を制して!そうですね。記念のレースだったんで、1回こっきりになっちゃうと思いますから、このレースに名前を残せて良かったなと思います。―重賞ハンターとして!はい!―ファンの皆様にもう一言今日はアマゾネスの応援ありがとうございました。ホントにね、金沢を代表するすごい馬なんで、これからもぜひ応援していただいて、JBCに向けて頑張っていきます。またよろしくお願いします!優勝騎手インタビューの模様はこちらからもご覧いただけます。→こちら(金沢競馬公式YouTube)火曜日に聞いた青柳騎手と米倉騎手のお話。ファストフラッシュ青柳正義騎手向正面でペースを上げられてキツかった。この馬もまだ100%ではないけど、ハクサンアマゾネスは強すぎる。サクラエンパイア米倉知騎手今回はゲートで出遅れてしまい、それが全てでした。ファストフラッシュサクラエンパイアこちらは3着だったトウショウデュエル金沢競馬、今週末の25日も古馬重賞が行われます。HAB杯第31回金沢スプリングカップ。こちらは1900mの一戦です。短距離1400mから中距離1900mに距離が変わって、今年の金沢古馬戦線の勢力図を確認できそうなレース。引き続き好レースをご期待ください。
2021年04月19日

日曜日担当の高橋華代子です。 4月13日に大井競馬場で行われた重賞ブリリアントカップは、本橋孝太騎手が騎乗した1番人気フィアットルクスが優勝しました。 中央競馬未勝利から、南関東へ移籍し、コツコツコツコツと勝ち星を積み重ねてきて、見事重賞ウイナーに!!!関わる皆さんにとっても最高の瞬間だったでしょう。本当におめでとうございました! 勝ち馬リポートは大井競馬のホームページ重賞コーナーなどでご覧頂きたいのですが。 ここは、楽天!!!ブログ(笑)。 ツイッターでも話題になったのですが、このブリリアントカップに出走したストライクイーグルを応援している方が、自身の作った横断幕をパドックに貼っていらっしゃいました。 ストライクイーグルファンにも、楽天イーグルスファンにも、たまらな~い(≧▽≦) 作製者は中日ファンの方のようです(^^) 無観客競馬になる前は、よく見かけた横断幕。この大井開催は久しぶりにお客様が入場し、愛たっぷりの横断幕が飾られていました。 その中のひとつに、このストライクイーグルの横断幕もありました。 ワクワクしちゃう( *´艸`) ストライクイーグルは毛色が青鹿毛で、この独特の黒光りした雰囲気が、めちゃめちゃカッコいいいです。姿かたちだけではなく、重賞を3つも勝っている、速くて力のあるお馬さんです。 その同じレースには、虎メンコを着けたリンゾウチャネルというお馬さんも登場しました。 この馬を管理する矢野調教師は熱烈阪神タイガースファンなので、所属馬たちの多くはこの虎メンコを着用しているのです。カッコいいですよね。 このお馬さんは、北海道にお住いの頃に3冠馬に輝いて、NARグランプリ3歳最優秀牡馬にも受賞している実力馬なのです。 この日の時点では、阪神タイガースも楽天イーグルスも単独首位だったので、セ・パの首位対決だわと、この2ショットに勝手に興奮してしまいました(^^; 手前がリンゾウさん、奥にいるのはイーグルさん。 それにしても、阪神タイガースさんの勢いがすごすぎますね。矢野調教師をはじめとする南関東競馬の阪神タイガースファンの方々も、笑いが止まらない状態です(^O^) 我が楽天イーグルスは打線がちょっと元気のない状況に陥ってしまい非常に苦しみながらも、今日の時点でまだ首位タイ。 それだけピッチャーさんたちが踏ん張っているのもあると思うし、この状況で首位にいられるということは、また打線がよくなっていけば、ますます楽しみになってきます。 ソフトバンクホークスさんが強い理由はいっぱいあると思いますが、そのひとつに、主力の調子が落ちたとしても、上がってくる若手がそのもらったチャンスでちゃんと結果を出すというところだと思います。そこが層の厚さにもなってくるのでしょうが。 我が楽天イーグルスも、今年のドラ1位の早川投手や高卒ルーキー2年目の黒川選手が活躍していて、これは本当にうれしいことです。若手の活躍は、楽天の希望ですね! まずは何より打線がまた復活することを祈りつつ、このまま憧れの首位と貯金生活を、ファンも堪能さえてもらいたいと思います。
2021年04月18日

土曜日担当は、園田競馬・姫路競馬実況の竹之上次男です。 今週開幕した園田競馬。開幕初日の4月13日、3人の新人騎手が誕生しました。 そして、なんとその全員が今週の開催で初勝利を挙げる活躍を見せたのです!※左から長尾翼玖騎手、佐々木世麗騎手、大山龍太郎騎手※手で「龍」の形を作る、大山龍太郎騎手がする”龍ポーズ” 3人の中でも注目されたのが、兵庫県競馬としては初めてとなる女性ジョッキー、佐々木世麗(せれい)騎手。 この日は合計5鞍に騎乗しましたが、結局勝ち鞍を挙げることができませんでしたが、翌日の14日に、通算8戦目で嬉しい初勝利を挙げています。 しかも、勝ったのはこの日のメインレース。大本命に推されたワシヅカミに騎乗して好スタートからハナを奪い、堂々と逃げ切り勝ちを収めました。 兵庫県競馬としては初めての女性騎手、そしてその初勝利という歴史的な一歩を踏み出した佐々木世麗騎手。 この次に行われた最終レースでも逃げ切り勝ち、付けた着差は大差という派手なパフォーマンスで連勝を記録したのでした。 さらに翌日の第4レースでも勝ち鞍を重ね、デビュー週に3勝を挙げる大活躍です。 同期の大山龍太郎騎手も15日の第9レースでナリタウルフに騎乗して初勝利を挙げました。中団からレースを進めて、道中動いて行った馬に合わせるように進出を開始して、4コーナーでは射程圏に取り付きます。 直線では大外からいい伸びを引き出し、ゴール前で鮮やかな差し切り勝ち。デビュー13戦目での初勝利となりました。 さらに、きのうの第8レースでも鮮やかな差し切り勝ちを収め、2勝目を挙げています。 遅れをとっていた長尾翼玖(たすく)騎手でしたが、きのうの金曜日の第2レースで、メイショウキンカクに騎乗して初勝利を挙げることができました。 2番手につけて折り合いに専念。3コーナーで先頭に立ち、突き放して勝負に出る形となり後続を突き放して行きました。 最終的には6馬身の差をつけての圧勝。それでも最後まで気を抜かせずしっかり追ってゴールを迎えました。 ルーキー3人の初勝利は、すべて自厩舎の馬というのも素晴らしい。それぞれがバックアップ体制がしっかりしているということですね。これからの活躍をどうぞご期待ください♪ 詳しくは『竹之上次男.com』で連日お伝えしていましたので、どうぞご覧ください。〓Weeklyトピックス〓★菊水賞はシェナキング 3歳三冠戦線の初戦『菊水賞』が行われ、2番人気のシェナキングが中団から差し切って優勝。デビューから13戦目、通算4勝目は嬉しい初重賞制覇となりました。レース結果はコチラ>>> 吉村智洋騎手のインタビューはコチラ>>> テン乗りでも、しっかり同馬を研究し、重賞制覇に導きました。 山口浩幸調教師のインタビューはコチラ>>> 山口師は、2017年『園田金盃』をサウスウインドで制して以来の重賞勝ちで、通算7勝目となりました。 逃げたエイシンイナズマが2着となり、これで4走続けての2着と言う悔しい結果に。スタートで後手に回った人気薄のエイシンイナズマが3着。1番人気に支持されたサラコナンは5着に敗れました。◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 新人ジョッキー3人が、今週に揃って勝ち星を挙げたことが本当に嬉しい♪
2021年04月17日

金曜日は、古谷が担当します。 昨年が、11月第1週でシーズンを終えたので、本当に待ちに待った開幕でした。その週のみ、昨年は限定的ながらファンの入場が可能でしたが、今年は開幕から事前抽選でファンを迎え入れることができました。(入場門は、導線を分け、入口前で検温を実施)(ポラリスドーム内) 13日の午後から、結構な雨が降ったので、道悪は確実だと思っていましたが、「重」発表から「稍重」に回復しました。昨年のシーズンが終わり、路盤改修に加え、砂も全面入れ替えをした効果で、能力検査から時計が速く、水はけも思った以上に良くなったそうです。「馬場は回復しても、非常に走りやすい感じがする。思ったより、時計は速いもんね」と、多少の言葉の違いはあれど、大半の騎手が同じニュアンスのことを話していました。良馬場だったとしても、昨年までの競馬より、時計は出やすい環境になったことは、頭に入れておく必要があると思います。 1Rから、新人の若杉朝飛(あさと)騎手が騎乗。最後方から直線では伸びてきましたが、若杉騎手のデビュー戦は6着でした。レース後、所属厩舎の櫻井調教師に話を伺うと、「無駄に外を回しているし、デビューだからといって課題の多いレースだったと思います。来週から能検も数を乗せていくし、コースに少しでも慣れさせて、レースでしっかり結果を残せるよう、本人の努力を促していくつもりです。まだ初日ですから、少しずつでも頑張っていって欲しいと思います」と厳しいお言葉でした。プロとして、厳しい日々を過ごしていかなければならない状況ですから、師匠や先輩たちの言葉を胸に、来週はもっともっと頑張って欲しいと思います。(5Rの本馬場入場後、新人騎手紹介式が行われました) さて、開幕日の注目は、全国で最も早い2歳戦「フレッシュチャレンジ」が6Rに組まれていました。勝ったのは、新種牡馬・コパノリッキー産駒のラブミードール。能検初日の1Rで2着だった時以上に、軽快なスピードを披露して逃げ切りました。 オーナーのコパさんも来場され、コパノリッキー産駒の初勝利を、当然ながら喜んでおられました。これまで、ラブミードールを含め、ホッカイドウ競馬では17頭が能検に合格していますが、その中で能検タイムが最も速かったのが、50秒2のラブミードールです。成長力もあるゴールドアリュール系として、「栄冠賞」が楽しみです。 期待したロゴタイプ産駒のエイレーネは、ラブミードールを徹底マークしたものの、直線で力尽きました。仕上がりの面で差が出た印象はありますが、素質があることは能検での走りが示す通りで、今後の巻き返しに期待したいと思います。 また、開幕週から有力3歳馬が出走したのが、15日の特別でした。「卯花月特別」は、昨年の「イノセントカップ」と「鎌倉記念」を制したリーチが、貫禄勝ちを見せました。「前が引っ張ってくれたので、レースはスムーズに運べました。トモが緩い馬なので、ワンターンの1200mがベストとは思いますが、川崎で1周競馬に対応していることを考えると、マイルに距離が延びても何とか頑張ってくれるかと思います」と、レース後に井上騎手。そして、昨年のNAR2歳最優秀牝馬に輝いたソロユニットが、「鳥待月特別」に出走して後続を突き放しました。 実力の違いで圧勝しましたが、馬体の回復が見込めず、「桜花賞」をパスして地元開催に照準を合わせて調整されてきました。マイナス体重での出走で、完調ひと息の影響か、最後の1Fが僕が採った時計で、13秒6掛かっており、その辺りは阿部龍騎手と角川調教師も課題として挙げていました。期待度が高いからこそ、厳しい目でレースを観てしまいますが、今後の立て直しに注目し、今年の短距離路線を盛り上げて欲しいと思います。 開幕した14日は約5億6千万円、15日は約6億5千万円の売上を誇り、すでに12億円の売上を超えました。何度も書いていますが、僕がホッカイドウ競馬に携わって2年目だった2002年の年間売上総額が、100億円を切った唯一の年でした。あれから約20年を経て、たった2日の開催で12億円を超える状況になったことに、改めてファンの方々への感謝を申し上げます。 来週は、短距離オープンも組まれています。今年のホッカイドウ競馬、他地区に負けない熱い戦いにご期待頂ければと思います!
2021年04月16日

木曜担当のよこてんです。 今年の春は速いですね!先週の水沢競馬場、4月の2週目だったわけですが、競馬場の桜は全面的に満開。桜前線が北上してくる時から早い早いと言われていましたが、記憶にある限り最速級の満開となりました。 今年も向こう正面の桜並木一般公開が取り止めとなり、お客様にはスタンドから見ていただくしかなかったのですが、それでもスタンドからすら見ていただけなかった昨年に比べれば良しと言うべきか。日曜日だけでなく月曜日などもスタンドが賑わっていたのは、桜を見ようと競馬場に足を運んでくださったお客様が多かったのかなと思います。★向こう正面の桜並木。満開。★テレトラック3階から 日曜日はカメラやスマホを構える方も多かったですね★1コーナーの桜は枝が切られてちょっと寂しくなってしまった 早い早いと書きましたが実際どれくらい早いかというと、これを書いている今の時点で盛岡もほぼ満開なんですよね。 通常だと盛岡が満開になるのはだいたい水沢の一週間後・・・まではいかないかな。4,5日後かな。でも数日ズレるのは間違いない。それが今年はほぼ同時ですからね。 “盛岡の桜の見頃”っていうと4月下旬の印象があるんですけどねえ。今年は中旬のうちに来てしまいました。 実は。ここだけの話ですよ。水沢競馬場の向こう正面の桜並木、少しだけ撮ってきました。 月曜の午前中、許可を得て桜並木を往復しました(※関係各部署に連絡して許可を取って行かないと警備員さんがやってくる事になる)。 桜並木に入って、そこでまた“早さ”を実感。 向こう正面の桜並木は二列、一部三列なんですけども、スタンドから見えるのは手前側の列で、手前側が満開近くても、陽当たりが若干悪い奥側の列は7分咲きとか8分咲きという事が多いです。それが今年は奥側の列もほぼ満開。いや、早いよ早いよ! 去年は満開近くなってからの天候の都合が良かったのか3週間近くにわたってきれいな桜並木の光景が続きましたけど、今年はせいぜい今週末までかなあ。 さて、今回はもうひとつの話題を。 先週の水沢能検で一頭の馬が合格しました。佐藤祐司厩舎・ミンナノヒーロー号。父ゴールドアリュール、母ミンナノアイドル、母父はオグリキャップという血統。 2月、ポスター写真の撮影で厩舎に入った際に岩手に来ているよと教えていただいて、写真も撮っていたのですが、能検合格待ちでもあるし、時期が来たらここで書こうと思っていました。★渡邉正彦厩務員に手入れをしてもらっているミンナノヒーロー 本馬は新冠の佐藤牧場、エンパイアペガサス、そしてファイントリックの出身牧場の生産馬。JRAデビューを間近にしてはく離骨折に遭い、JRAでのデビューを断念して岩手で再起を図る事になったとの事。 「デビュー前から人気が高い馬でしたし、血統的にもトウショウボーイの近親でありオグリキャップの血も入っているレアな血筋が未出走で終わるのは惜しいという牧場さんの意向もあってこちらにきました。レースに出して、勝ち星を手にさせてあげたい」とは2月の時点での佐藤祐司調教師のお話でした。 無事能検も通過できたので、あとは実戦に向けて体勢を整えるだけ。 岩手には今トーセンクッキーがいて、こちらも出走の度にファンの方が来るようなアイドルホースですけども、ミンナノヒーローもそんな感じになるのかな?デビュー戦が楽しみです。★おまけ。佐藤祐司厩舎の(かな?)厩舎ネコ
2021年04月15日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 今日は、先週金曜日・東海桜花賞(SP1)が行われた、名古屋競馬場のリポートです。 この日は、素晴らしい晴天。 全国的に桜の季節の進みが早くて、いつもならこの季節に花の色を楽しむことが出来る名古屋競馬場も、すでに花の姿を目にすることは出来なくなっていました。 その代わりに、風にそよぐ木々の緑が、日の光に照らされてまぶしく感じられます。見た目には、1ヶ月ぐらい進みが早い感じでしょうか。 それでも、吹く風はまだ冷たく感じられますから… 競馬場の季節感も、今年はなんだか不思議な感じがしますね。 開門とともに、お客様方も来場。 よく見ると、案内のスタッフの皆さん方のマスクが… 新しく出来た、名古屋競馬オリジナルグッズのマスク。名古屋競馬の金シャチマークが、マスク中央にどかんとあしらわれております。目立つ(笑)。 感染拡大防止のための住所氏名を、マークシードを記入するための台紙「エチケットカード」に記入して提出されたお客様方に配布されていました。 スタッフの皆さん、マスクの下は最高の笑顔です。 私も、もらってつけてみた。目立つ(笑) 競馬場へ通うときにつけていたら、これはさすがに電車の中とかで驚かれるかな…。 来週の開催では、またデザインの違うマスクがすでにスタンバイしているようです。楽しみ。 さて、今回のレーサーズファイルは、この人。 村上弘樹騎手 先週の水曜日・4月7日に通算500勝を達成しました。 インタビューの模様は、名古屋競馬公式のYoutube動画でご覧下さい。 今年が8年目 26歳 なんだか…もっと長くやってる感じがあるけどな…(汗)「数字は、この仕事を続けて行けば積み重なっていくものなので、それほど気にかけてはいませんでした。まあ、区切りが近づくと周囲には言われるので…(苦笑)」 すみません、聞きに行ってしましました(汗)。 2018年・2019年と100勝を超える勝ち鞍をマークしていましたが、昨年は69勝。「こればかりは、馬との巡り合わせもありますから。ただ、(自分のキャリアの)最初の3,4年に比べると、後の3年は自分の中ではしっかりやれていると思っています。」 例えばデビューの後、減量に苦しんだ時の姿を私は見ていません。 引退するかどうか、と思い悩んだこともあったと、当時の取材記事で目にしたりもしていました。 そういうことも含めていろいろな状況と思いがあって、軌道に乗り切れなかったここまでのキャリアの前半3,4年。 そして、そのあと、軌道に乗って勝ち鞍が揚がるようになってきた次の3,4年。 そんなステップアップの歴史が、500の勝利とともに刻まれてきたのかも知れません。 次の3年…なのかな。 数字とかタイトルなどの目標については「巡り合わせだから」と話し、具体的なものは聞かれませんでしたが……。「例えば、機会があればですが、他場に乗りに行くなどの経験を積んで変えていきたいですね。」 名古屋の中でリーディング○位、といった日々に決して満足することなく、思いを巡らせている彼の思いが、言葉の中に垣間見えました。 村上弘樹 26歳 これからだ! さて…各地ですでに新人騎手がデビューしていますが…… 名古屋は、開催や出場手続きの都合で、次開催からのデビューとなります。 塚本征吾騎手(写真は主催者提供) 19日のデビューをお楽しみに。 その取材に出かけた4月9日 朝からずっと岡部デーでした。 この日は12鞍、全レース騎乗 1Rをミトノロッキーで勝つと、その後もチャンスを次々とものにして勝利。 4Rエルヴィラブレイン 勝って引き上げてきて、ポーズを作って迎えるスタッフの方と勝利の喜びを分かち合う 6Rミスターサンライズ 口取り写真撮影のあと 角田輝也調教師とともに笑顔の2ショット メインレースの前までに、10戦して6勝 勝負事の世界ですから、「流れ」っていうものもありますよね。 そんな「流れ」も作用したのか、メインレースの東海桜花賞も… JRAから笠松経由で名古屋に移籍してきた、19年かきつばた記念の勝ち馬・ゴールドクイーンが1番枠を引き、やはりこれがハナ。しかし先行脚質の馬たちとの争いの中で前半3F35秒9のハイラップが刻まれました。 いつもより行き振りが悪くて中段の位置取りになったナリタミニスターと、こちらはいつも通りの位置取りですすむナリタミニスターが、勝負所の3コーナーから動き始めて、これに後方待機に徹していたメイソンジュニアが外を回って追い上げて加わる、直線は横に広がったきわどい攻防になりました。 ピンクのメンコがナリタミニスター トーセンレビュー(外から2頭目)も、岡部騎手のムチが飛ぶ そこに、一番外からメイソンジュニアが追い上げてきて… 文字通りの、首の上げ下げ 真ん中の、トーセンレビューの勝利 結局、岡部誠騎手、この日7勝「こんな日もあるよね…」 勝っている数の方にどうしても目が行くけど、負けることの方が断然多いのが競馬という競技。数たくさん乗って、たくさん勝って、そしてそれを遙かに上回る数多くの負けと向き合う岡部騎手だからこその言葉だと感じました。 勝つことの難しさ、勝つことの貴重さを、こちらも改めて感じた一日でした。 レース語のインタビューの模様は、名古屋競馬公式のYoutube動画でご覧下さい。 名古屋競馬、次の重賞は4月21日水曜日 3歳牝馬の重賞・東海クイーンカップが行われます それが終わると、大型連休にはかきつばた記念に駿蹄賞。 世の中の状況はちっとも変わらないけれども…季節が着々と進みゆくのは、むしろこころの救いでもあるのかな。 渥美半島 伊良湖岬灯台 夏も、もうすぐ来てしまうのでしょうね。 次回は、門別の話になると思います。 明日、「開幕翌日」の門別に出かけてくるつもりです。
2021年04月14日

火曜日担当の太田です。明日いよいよホッカイドウ競馬が開幕。ホッカイドウ競馬の開幕の声を聴くと本格的な春を感じますね。明日14日(水)から11月4日(木)までの期間。15開催82日間の熱戦!ぜひ皆さんお楽しみください。コロナ過の影響で、昨年は最終週のみお客様にご入場頂けましたが、今シーズンは今のところ、抽選での入場となり、1日250組500名様の入場制限での開催。完全というわけではないですが、少しでもお客様に楽しんで頂ければ幸いです。ルールを守って感染防止に努め、楽しんで頂ければ幸いです。開催ごとに入場事前応募をおこなっております。現在は第2開催、4月28日(水)、29日(祝木)、5月4日(祝火)、5日(祝水)の入場事前応募中です。16日(金)17:00までです。詳しくはこちらまだまだ予断を許さないコロナウィルスの状況ですが、皆さん気を付けながらお楽しみください。2021ホッカイドウ競馬開幕トピックスはこちらまた、現在ホッカイドウ競馬では開幕キャンペーンも行っております。北海道の銘菓が当たるキャンペーンYOSHIMI、菓か舎、きのとや、石屋製菓、ISHIYA、有楽製菓、千秋庵、山口油屋福太郎、ロイズ、六花亭、三星そうそうたる北海道の銘菓です。名前を聞いたことがない社名があっても、お菓子の名前を聞くと、「はいはい」と有名でおいしいお菓子です。是非皆さんチャンレンジしてみてください。さて、開幕のホッカイドウ競馬は、いつも通り、全国で最も早い2歳馬戦が組まれております。フレッシュチャレンジ競走。第6レースです。早速新種牡馬の馬もデビューしますし、エーデルワイス賞の勝馬、ハニーパイの子どももデビューするようです。今年も2歳馬がどんなふうに成長していくのか楽しみですね。2歳馬戦はもちろん、賑わせてくれそうな馬たちが勢揃いのホッカイドウ競馬から目が離せませんね。今シーズンも皆さんどうぞよろしくお願い申し上げます。ばんえい競馬の開幕ももう少し先。4月23日(金)からです。その前に第1回能力検査が18日(日)に行われれます。朝8時1レースがスタートです。昔のように丸一日能力検査が行われていたというほどではありませんが、昼休みを挟んで、午後15時前後まで検査が行われます。2歳馬の登録情報も地方競馬全国協会サイトでご覧いただけます。データ検索で生年西暦2019と入れると出てきますね。ばんえいは、今のところ258頭が登録しております。ちなみにホッカイドウ競馬は488頭が登録。他地区が今のところ10頭前後ですからいかに多いことか。まだまだこれからですが、北海道という馬産地ならではですね。ホッカイドウ競馬の2歳馬の期待値がいかに高いかもわかりますね。話しは戻って、ばんえい競馬の能力検査は、1回目がかなり注目で、例年有力馬も1回目合格馬から出ております。昨年はアルジャンノオーが1番時計で合格。シーズン途中まではこの馬中心で2歳馬戦が進んでいましたね。重賞も勝利しており、例年1番時計は何かと注目です。生産者にとっては合格するしないは、大げさにいうと死活問題でしょう。能力検査から真剣勝負です。生産馬の応援にも熱が入ります。昔のように1度の検査で競走馬になれるかなれないかということは事はありませんが、ここで能力を示さないと将来がないというのも事実。どの馬も合格を目指して頑張ってほしい所です。能力検査の模様は、OfficialYouTube「輓馬道」でも解説付きで配信いたします。https://youtu.be/NhQf-RUk1e0 今シーズンのばんえい競馬は23日(金)から。初回は5日間連続開催です。その後通常土曜、日曜、月曜の開催。ばんスタも心機一転お送りいたします。皆さん今年度もどうぞよろしくお願い致します。
2021年04月13日

ミツオーです。ネットで買ったモノの送り先を、間違って実家にしてしまいました。よかった、他所様じゃなくて。さて、新年度、みなさま順調にお過ごしでしょうか。春本番、競馬界も大いに盛り上がっています。まあ年度がわりというのはイロイロと変更・変化があるものでして、かく言うわたくしも、なんと今年度、「地方競馬アンバサダー」というものに就任いたしました。…全国で50人ほどいるうちの一人なんですけども。「一緒に、次の感動へ。」https://www.keiba.go.jp/special-2021/アンバサダーっつったらアナタ、大使ですよ、大使。マグマ大使もよく知らないわたしとしては、この地位(というか称号というか)をどう受け止めていいのやら戸惑うばかりですが、何、やるべきことは決まっておりまして、要するに地方競馬の宣伝を、主にSNSでする役です。自分にできることには限りがありますが、せいぜい頑張りたいと思います。冬の休催期間を終えてシーズンインした金沢競馬も、今週が今年3回目の開催です。1月から3月半ばまで冬季休催期間となる金沢競馬では、年間リーディング争いや年度代表馬の選定などを、すべて「年度」でおこなってきました。金沢でジョッキーに、12月の最終開催時に「リーディング、トップですね?」などと話しても、「まだ3月が残ってるし」と返ってくることが常でした。それが今年度から、正確には今春から、「暦年」で区切りとすることに変更されました。というわけで、昨年(度)の金沢リーディングは、4月〜12月の勝ち星で決められたという、移行時期ならではの変則事象が起きています。しかし、特に冬休みのある金沢競馬では、毎年3月の開催を迎えるときにこそ「待ちに待った開幕!」という思いが強いのです。それはファンの皆さんも、われわれ関係者も同じ。冬休み明け緒戦が「年度内」=去年の続きで、数週間後の4月が「開幕」と言われても、今ひとつ同意しづらいというか、違和感があるというか。ですから、今回の変更は、大いに歓迎です。心情的に非常にしっくりくる。県の直営たる金沢競馬でこの「年度区切り」→「暦年区切り」への変更、きっと思い切りを要したことと思います。変更を決定した担当の方に、拍手をおくりたいと思います。その金沢競馬所属の甲賀弘隆騎手に、お話を聞きました。ちなみに、昨年春からのコロナ禍によって、弊社では騎手や調教師など、厩舎関係者に接近しての取材を基本的に自粛してきました。金沢競馬においても、普段は検量室付近で諸々の話を聞いているのですが、これをほぼ断念。特殊な状況をのぞいては、騎手の話を聞くことも取りやめていました。今年、シーズン開始にともない、石川県競馬事業局(金沢競馬主催者)の許可を得て、接近しての取材を再開したところです。もちろん、マスク着用で、無駄な接近はせず距離を保っての取材です。(撮影のときだけマスクをはずしました、という証拠写真=左手にマスク)甲賀騎手は、1995年生まれ。2014年デビュー。初めは船橋競馬所属でした。この春、4人目として征吾騎手がデビューする塚本4兄弟の長男です。もちろん甲賀騎手自身も塚本姓でしたが、ご親戚の家を継ぐという事情があったとかで、昨年から甲賀姓での騎乗となっています。その甲賀弘隆騎手、デビュー8年目に入ったところですが、これまでの7年間は、思うように勝ち星が伸びず、昨年まで通算63勝。この春、金沢競馬が開幕するとポンポンと勝ち星をかさね、今年ここまで6勝をあげています。好調ですね?と聞いてみると、「そうですね。ここまでは。実は乗り方変えてみたんですよね」具体的に話せますか?「はい。重心の位置を変えてみました。ボク、これまでは他のひとより重心が後ろにあったんですよ。レース映像なんかを見て、たくさん勝ってる…たとえば吉原さんの乗り方を研究したら、重心の位置がボクより前にあるんですね。それでマネしたというか、試しに前に重心かけてみたということです。木馬で練習して、攻め馬でだんだん慣らして、レースの乗り方もそっちに切り替えました」そうして乗り方を変えてすぐに結果が出ているのは、自信になるのでは?「そうですね。やっぱり競馬って頭使わなきゃいけないな、研究って大事だなって思いましたね」そしてさらに、「フィジカル面も変えていこうと思ってますよ。特に足腰ですけど、トレーニングして強化中です。競馬ってフィジカルトレーニングも大切だなって思いますね」とも。実際には冬休み中からの改良ではあるのでしょうが、この春、その成果が早速出ていることで、いかにも開幕からの変身のように見えている、甲賀騎手の騎乗ぶり。「あんまり言ってこのあと勝てなくなると、偉そうなこと言って…とか言われちゃうかな?でも自信にはなっています」(騎乗馬に飛び上がる甲賀騎手。珍しい瞬間が撮れたので採用)そして、塚本4兄弟での直接対決がかなうといいですね、と振ってみると、「はい!でもなかなか難しいと思うのでね。ヤングジョッキーを金沢でしてもらって全員来てくれるか、ボクがどこかへ乗りに行くか、う〜ん、それでも全員は難しいですかね。でもいつか一緒に乗れるといいですね」そうですねえ。確かに現状、岩手・金沢・名古屋・高知にそれぞれ所属している4兄弟が全員どこかに集結して騎乗するシチュエーションというのは…交流重賞で遠征した場合くらいしか思いつきませんが、だからこそ、ぜひとも実現してもらいたいですし、見てみたい。とにかく自身好調ということもあって、いつも以上に笑顔が明るい甲賀弘隆騎手でした。春は新しく何かを始める季節。何かを変える季節。わたしは…とりあえず年単位でサボっていたピアノの練習を再開しました。弾けるようになるのは、だいぶん先のような気がしますけども。頑張って続けなくては。皆さんも、春、新年度で始めた何かが、長く続きますように。
2021年04月12日

日曜日担当の高橋華代子です。 新年度になりまして、新生活をスタートさせている方が多いと思います。 先週もお伝えしましたが(記事)、南関東競馬では3名の新人騎手がデビューします。 先陣切って、先週までの船橋開催では、木間塚龍馬(きまつかりょうま)騎手がデビューし、 無事に初勝利を挙げています。 そして、明日からの大井開催では、菅原涼太(すがわらりょうた)騎手がデビューします。 ちょうど数日前、小林牧場へ行った際、 菅原騎手が所属する堀厩舎におじゃまさせて頂きました。 菅原騎手↓ 「小さい頃からの夢が叶うので楽しみです」と満面の笑み。 怪我には気をつけて後悔のない騎手人生を送って欲しいですね。 さて、同じ堀厩舎からは、 東京スプリントにサブノジュニアとブルミラコロが参戦します。 サブノジュニア↓ 「JBCスプリントを勝たせて頂いてからずっと59キロを背負ってきましたが、今回は58キロになるので1キロ軽いことがいい方に向いてくれれば。 道中ハミがガツンとこないように、ペースが遅くならないといいです。 前よりもズブさは出てきていますが、去年よりキャリアを積んで力はつけているので、ここは挽回していい所を見せたいですね」(堀調教師)。 JBCスプリント再び! 南関東勢のいい結果を期待しています。 そして、ついに、坂井英光厩舎が始動しますよぉ~! 詳細は南関東競馬のブログに書かせて頂こうと思います。 坂井厩舎は小林牧場に拠点を置きます。
2021年04月11日

土曜日担当は、園田競馬・姫路競馬実況の竹之上次男です。 1月13日から行われてきたロングラン開催の姫路競馬。13週間39日間の全日程が終了しました。お楽しみいただいたファンの皆さま、本当にありがとうございます。 来週からは園田競馬の開催です!開幕週は火曜から金曜までの4日間連続の開催!! 15日木曜日には3歳三冠初戦となる『菊水賞』が行われます。昨年の2歳王者ツムタイザンは、脚元に不安が生じ戦線離脱。秋以降の復帰を目指して調整されていくことになりました。う~む、なんとも残念…。 一転、本命不在のメンバーとなりましたが、その中で最有力視されるのは3月4日に行われた『兵庫ユースカップ』を勝ったサラコナン(牡3・新井隆太厩舎)。 ホッカイドウ競馬でデビューし、門別では3勝。兵庫に移籍後は3戦3勝で通算6勝はメンバー中最多。勝負所での反応の鈍さがあるものの、直線ではキッチリ前を捉える確実な末脚が武器。新たな本命候補となりそうです。 そのサラコナンと前走で差のないレースを演じたエイシンイナズマ(牡3・平松徳彦厩舎)も堅実派で、重賞タイトルに十分手が届く器です。鞍上の永井騎手にとっても、嬉しい初重賞制覇へ期待がかかります。 3月23日に名古屋競馬場で行われた牝馬限定重賞『若草賞』を快勝したパールプレミア(牝3・新子雅司厩舎)が、タイトルホースとなって牡馬に挑戦。1700mへの距離延長がポイントにはなりますが、素質の高さは折り紙付き。重賞連勝も可能性十分です。 重賞2着2回と惜しいレースが続くシェナキング(牡3・山口浩幸厩舎)は、勝ち切れないながらも堅実さがウリで、どんな流れにも対応できる自在性も強み。 他にも叩き2走目の好素質馬スマイルサルファー(セ3・渡瀬寛彰厩舎)や、キツいローテーションながらも末脚確実なハングタイム(牡3・坂本和也厩舎)も出走予定。 激戦必至の三冠初戦『菊水賞』にどうぞご期待ください。〓Weeklyトピックス〓★GWシリーズは入場制限があります! ゴールデンウイーク開催は、入場制限を行います。 5月3日4日5日の3日間は事前応募による抽選方式で、当選者のみのご入場となります。 当選ハガキをお持ちでない方は、ご入場できませんので、ご了承ください。 ご応募は園田・姫路競馬公式HPへアクセスしてください。 応募締め切りは4月16日(金)ですので、お気を付けください。★新人騎手がデビュー!! 来週からの園田競馬では、新人騎手が3名デビューをします!!※左から長尾翼玖、大山龍太郎、佐々木世麗。2021年1月撮影 兵庫初の女性ジョッキーとなる佐々木世麗(せれい)騎手がいよいよ誕生するのです! 同期の長尾翼玖(たすく)騎手、大山龍太郎騎手も注目ジョッキー!! 兵庫県競馬組合からインタビュー動画も配信されますので、ご期待ください♪★開催日誌 姫路競馬を振り返るには『竹之上次男.com』で開催日は毎日レポートをお送りしていましたので、どうぞご覧ください♪◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 今週からは園田競馬をお楽しみください♪ GWの3日間以外は、入場制限はありませんので、お時間が合えば園田競馬場にお越しください!!
2021年04月10日
金曜日は、古谷が担当します。 暖かくなったかと思ったら、木金と雪が舞い、時間によっては吹雪いていた時もあったほど。急に、冬へ逆戻りしたかと思いましたが、これを乗り越えたら少しずつ気温が上がるそうで、着実に春が近づいてきています。 春の訪れ…と言えば、14日(水)から今シーズンのホッカイドウ競馬が開幕します!昨年同様、全82日間の開催ですが、能力検査で合格した2歳馬の頭数が多く、例年より古馬(3歳以上)も入厩しており、開幕から安定したレース数が組めることが想定されます。 開幕日に、3歳1組「牡羊座特別」が行われたり、全国で最も早い2歳戦「フレッシュチャレンジ」も組まれます。 3月11日から始まった能検を観ていて、例年より時計が速い印象を受けます。それは、直線に向いてからしっかり鞭を入れていることもありますが、それにしても時計が速いので、例年より馬場が軽い可能性があります。その辺りを踏まえ、開幕週の競馬を見ていきたいと思います。 さて、8日の能検のレースラップを以下に示します。1R…134-122-126-124=5062R…134-123-126-129=5123R…141-130-125-124=5204R…136-123-122-119=5005R…135-123-122-122=5026R…132-124-125-126=5077R…137-128-127-125=5178R…139-124-124-123=5109R…131-124-119-120=49410R…131-123-129-128-123=1:03.511R…128-120-123-122-124=1:01.712R…132-119-124-126-127=1:02.8 稍重だったので、走りやすい馬場だったことは、上がり2Fのラップを見てもおわかり頂けるかなと思います。その中で、ポアゾンブラック産駒がこの日は3頭出走しましたが、2頭が1着、1頭が2着と、数少ない産駒の走りに注目です。特に、2着でしたが、9Rに出走したポアゾンルージュは、母がt重賞4勝のマンボビーンで、出遅れながら上がり3F36秒4で差してきた内容に、素質の高さを感じました。そして、4Rのスターオブケリーは、直線に向いてから重心の低い走りとなり、ゴールに向けて後傾ラップでフィニッシュ。大物感を漂わせていました。 8日(木)の能検で出走した馬たちの、個人的に採った上がり3Fは、「なまらふるやっち」で載せています。参考にして頂けたらと思います。
2021年04月09日

木曜担当のよこてんです。 4月4日の日曜日、「2021シーズン」の岩手競馬が開幕しました。昨年は無観客での開幕となって、裏の業務エリアでこぢんまりと行われた開幕セレモニーも今年はパドックで、お客様の前で行われました。 今年は例年よりも一週間早く特別開催が始まっていて、すでに一ヶ月近く競馬が行われているので、例年ほどの“開幕感”は無いような感じがしますけれども、まずは区切りという事で。★“2021シーズン”の開幕戦は木村暁騎手が勝利 同じく4月4日、今シーズン最初の重賞『スプリングカップ』が行われ、1番人気のリュウノシンゲンが圧勝を飾りました。★スプリングカップ優勝/リュウノシンゲン号 自らハナに立ってレースをリードするという戦法を採ったリュウノシンゲンなのですが、それは「この馬で逃げる競馬をしてみたかった」という鞍上、そして陣営の作戦。そしてそれをこなしたばかりか2着に9馬身もの差を付ける完勝・圧勝。他馬の陣営には申し訳ない言い方ですが圧倒的という他はありません。 前走までのリュウノシンゲンは先頭に立つとソラを使って脚を止めたりする事がありました。逃げるという形はリスクもあったと思うのですが、それも含めて逃げ戦法を完遂したのが一冬越した成長分。+19kgの馬体重も同じく成長分と見ていいものでしょう。 同馬の次戦は5月2日のダイヤモンドカップ。このまま順調に進めば一冠目はかなりの確率でこの馬が・・・という気がします。 ただ、脅かす存在がこの先出てこないとは言えないかも。それを感じさせる馬が現れたとも感じます。 例えばこのスプリングカップに出走し4着に入ったアイノエスポワール。結果だけを見れば勝ち馬から約10馬身差、2着争いに加わったまで・・・ですが、同馬のキャリアはこれが5戦目、重賞は初挑戦。初めての一線級との戦いでも見劣りしない走りを見せただけでも十分以上といえます。★アイノエスポワール(スプリングカップパドック) 馬体などもまだひと削り・ふた削りできそうな成長分というか変化の余地があるように見えるんですよね。 そしてもう一頭が、翌日4月5日の3歳B1級戦を勝ったシエルグリーン。★シエルグリーン このレースにはマツリダスティールが出走し、59kgの斤量ながらも1番人気に推されていたのですが、そのマツリダスティールを大差を付けて破ったのがシエルグリーン。 JRA未勝利を一戦して岩手に転入してきた同馬はここまで3戦3勝。それも、1戦目が10馬身差、2戦目が6馬身差、そしてこの3戦目が大差と圧勝の連続なのです。 こちらもまだ一線級とイーブンの条件で戦った事はなく重賞も未経験。圧勝の連続と言ってもそのまま計算するわけにはいきませんが、この馬もキャリア4戦目。まだまだ伸び代があっていいはずです。 アイノエスポワールもシエルグリーンも、すぐ次の重賞で・・・というのはまだ気が早いでしょうが、いずれどこかで重賞戦線で優勝を争うようになってくれるのでは。 マニアックな話をすれば、アイノエスポワールは千葉御料牧場系の、シエルグリーンは母系の中にシアンモアの名も見える小岩井牧場系の牝系の出。ちょっと肩入れしたくなる血統ですよね。 先週の話題。昨年10月から負傷療養でレースを離れていた小林凌騎手が4日4Rで復帰。久しぶりに全騎手が揃いました。★小林凌騎手(写真は5Rパドック) そして。一進一退の激戦が続いていた騎手リーディングのトップに高橋悠里騎手が立ちました。 高橋悠里騎手の1位って恐らく初めてのはずです。ここ何年かは村上忍騎手・山本聡哉騎手・高松亮騎手・山本政聡騎手のいずれかが中間の順位でも1位にいて、この4名以外が1位になった事はほとんどありません。★高橋悠里騎手絶好調! 1位といえあくまでも接戦、高橋悠里騎手の13勝に対し山本聡哉騎手・山本政聡騎手・岩本怜騎手が12勝で続いていますし、村上忍騎手・高松亮騎手・阿部英俊騎手も11勝で続いています。来週末には順位が一変していてもおかしくないでしょう。 であっても、例えば6日のメイン。エイプリルカップを10歳馬ケルヴィンサイドで快勝して見せたように最近の高橋悠里騎手は“乗れている”感が凄いですからね。このまま上位に食い込んでいてくれたら面白いですよね。 水沢競馬場の桜もだいぶ咲いてきたようです。残念ながら今年も向こう正面の桜並木の一般公開は無いのですが、ただ、無観客開催でスタンドにも入れなかった昨年に比べれば、今年はスタンドから桜並木を背景にしたレースをご覧いただけるのは幸い。今週末、来週末くらいまでそんな光景を楽しめそうです。競馬場においでになれない方もインターネット中継等でごらんいただければと思います。
2021年04月08日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 先々週と先週の木曜日、2週続けてホッカイドウ競馬・門別競馬場の能力検査を取材してきました。 先々週3月25日の門別競馬場。 今年は、寒さが緩むのが早い北海道、とはいえ、3月はまだご覧のような寒空… 写真で見た目ほど冷えてはいないんですけれどもね 厩舎のある方角から、能力検査を受ける2歳馬たちが装鞍所へと向かう 見ると、まだちょっとかわいい… 何せ、人間の年かさで言えば幼稚園に上がる前ぐらいですからね。 スタンド建屋から、装鞍所を望む 能力検査は、サラブレッドが「競走馬」になるための、恐らく最後の関門。どんなに走るのが速い馬であっても、この能力検査に合格しなければ「競走馬」にはなれません。 人を背にしてゲートに向かい、ゲートに入り、 中でちゃんと立って発走合図を待ち そして、合図があればゲートを出て走り コースに沿って、鞍上に従って走り 最後に、タイムが合格タイムをクリアしているかどうか。 これまで学んできた多くのものが問われます。 正直、能力検査のレースに勝つ必要はないので…速く走ることよりも、大切なことはほかにたくさんあるようです。 しっかり走るのだから、立派です 幼稚園上がる前の、仔馬ですから。 馬たちだけでなく、人の方も臨戦態勢を整えつつあります。 私にとっては久しぶりに、このひとにお目にかかれました。 井上俊彦騎手 間もなく、4月14日で56歳 昨年は、夏に不詳で戦列を離れ、そのまま結局秋のシーズンラストまで復帰することが出来ませんでした。「肋骨6本かな、あと肺の方もちょっと傷ついていて…。最後にレース乗ろうと思ったんだけれども、医者が『やめとけ』っていうから(笑) もう今は全然大丈夫。全く問題ありませんよ。」 まさに、鉄人やな… この日は、ご覧のような笑顔。 そして、馬の上での様子も元気いっぱい。 左が、井上俊彦騎手 まだまだ全然、普通に活躍すると思います。今季も。 先週木曜日・4月1日は、素晴らしい晴天でした。 まさに、青い空白い雲 本番レースやっていれば、文字通りの「競馬観戦日和」 この日の3レース とんでもないものを見ました。 シャルフジン 牡 父へニーヒューズ 母シャーペンエッジ 田中淳司厩舎 コーナーで先行していて、スピード感もあったので、そのまま流して回ってくるのかと思ったら…かなり強めに追って来ました。 最後は余力残し 800m 47秒7! 能検では見たことのない時計が出ました 今年の能検、馬場状態が昨年とは異なるのか、結構時計が出ている印象。それでもこの時計は速いですね。 シャルフジン これは覚えておきましょう! プレイヤーズファイルは、このひと。 昨年のリーディングジョッキー・石川倭騎手 昨秋に門別のシーズンが終わったあと、すぐに短期移籍で佐賀競馬に参戦。1月まで佐賀で過ごして門別に戻ってきました。 「真島元徳厩舎所属でしたし、恐らくこれまでの実績も評価してもらったのか、いい馬に恵まれて、門別で活躍してきた流れで仕事をすることが出来ました。滞在中の成績は決して悪い成績ではないと思いますし、これまで身につけてきた物事も生きたと思います。」 佐賀では、通算600勝も達成! 騎乗ぶりは、明らかに目立っていました。「佐賀と門別では、日々の馬の調整パターンも違うので、単にコース形態に合わせるだけでなく、レースの中での馬の反応なども探りながら、このレース場の馬の乗り方をする必要がありました。あとは、いつも意識している『馬の気持ちの沿った騎乗』ですね。ただ、結果が出てくると、さすがにマークも厳しくなりますから(苦笑)。」 異なる場所での競馬は、また興味深い経験もあったようです。「門別に戻ってきて、2月。もう乗り慣らしというよりは、能検に剥けての準備をしている段階でした。スムーズにその流れに合流できたと思います。」 今季期待している馬の名前も出てきました。「モリデンブラック(桧森邦夫厩舎・父トゥザワールド 3月11日の能検で51秒0)。芝向きだと思います。(芝で活躍した)ヨハネスボーイとはタイプが違うんですが、それと同じか、あるいはそれ以上の手応えを感じます。」 古馬にも、楽しみな馬がいるとのこと。 こちらも、シーズン開幕の準備は、心身ともにしっかりと整っているようです。 佐賀で活躍している新人ジョッキー・飛田愛斗騎手が、石川倭騎手の佐賀滞在中、彼とたくさん話をしている、と聞いていたので、水を向けてみると…「(飛田騎手は)いろんな意味で『新人離れ』していますね。まず、聞いてくることが新人らしくない。騎乗ぶりも、周囲の動きの見方も。」 飛田愛斗騎手 12月撮影 彼が得て、これからまた門別で見せていくもの そして、彼が佐賀にのこしてきたもの 私たちにとっても興味深い、この冬の石川倭騎手のチャレンジでした。 ホッカイドウ競馬 門別開幕はもう1週間後 4月14日に迫っています。 来週は、名古屋の話をしますね。 明後日・9日金曜日には、古馬1400mで争われる重賞・東海桜花賞が行われます。 すごい好メンバー! 名古屋は、昨日ホリデーで、また今日から残り3日間の開催。 金曜日の東海桜花賞まで、是非ご注目下さいね!
2021年04月07日

火曜日担当の太田です。4月に入り、春を感じるようになってきました。北海道の競馬シーズンも間もなく始まりますね。待ち遠しく思っていた方も多いことでしょう。我々もこの休催期間中に英気を養い、間もなく始まるシーズンに向けて準備中です。また、なかなか家族とどこかへ行くことも少ないので、この期間に旅行へ行くことも多いのですが、今はコロナなどもあり、小旅行へ出かけてきました。密にならないように、どこかへと考えて、屋外ならリスクは少ないだろうということになり、一時全国的に有名となり、映画にもなった旭山動物園へ行ってきました。15年ほど前に1度行ったきり。大きく変わったところはありませんでしたが、遊具などは無くなっていましたね。動物の見せ方は、抜群に面白い。子どもたちも楽しそうに園を回っておりました。キリンをこんな間近で見たのは初めて!水槽を掃除しているところも。ゴマちゃんが遊んでといっているようですね。色々と動物の写真を撮りましたが、意外に息子がうまく撮影していることに驚き。また違う季節に行くと、シロクマが水に入っていたり、ペンギンも泳いでいたりと、中に入っていた動物たちも表に出て活動したりと、面白い一面が見れることでしょうね。前回訪れたときも面白かったと思った記憶がありましたが、動物たちが毎回違う一面を見せてくれそうな感じがして、また行きたくなる、リピーターが多い動物園なんだろうなと思いました。帯広からは車で3時間ぐらいかかる場所にあるところですが、旭川へ行くときにはまた来園したと思わせる動物園なのは間違いありません。皆さんもチャンスがあれば、ぜひ行ってみてください。例年ですと今度の日曜日がばんえい競馬の能力検査となるのですが、今年は1週遅く、4月18日が第1回能力検査実施日となります。今年はどんな馬たちがデビューするのか楽しみですね。昨年はアルジャンノオーが1番時計で、その後の活躍は民さんご存知の通り。能力検査で能力を示した馬が、2歳シーズン活躍しているのは、近年の競馬を見るとお分かりかとおもいます。ただ、3歳、4歳と年齢を重ねていくと、一気に能力を開花させる馬もいます。その原石を見つけることも、能力検査では楽しみという方もいらっしゃるかと思います。平地の競馬と同じく、ばんえい競馬にも血統があり、現役時代活躍していた父母の子ども達が、似たようなシルエット、また走りを見せると、微笑ましく思いますよね。また、将来期待も膨らみます。簡単に話してしまいましたが、厩舎の方の話を聞くと、何もわからない若馬を競走馬にするまでにはかなりの労力。暴れたりしてケガをする方もいることでしょう。それは平地でも同じかと思いますが、馴致の大変さを乗り越えて、競走馬に仕上げる厩舎関係者には本当に頭が下がる思いです。勝負の世界なので、甘くないところもありますが、全馬合格を目指して頑張ってほしいと思います。ばんえい競馬第1回能力検査の様子は、OfficialYouTube「輓馬道」でLive配信します。https://youtu.be/NhQf-RUk1e0 ばんえいの血統のことも詳しく解説付きでお送りいたしますのでぜひともご覧ください。時間は午前8時スタートですので、7時30分頃から配信スタートする予定です。何度もご紹介しておりますが、これが最後いよいよ明日、ばんえいアワード投票の締め切りとなります。ベストホース&ベストジョッキーのファン投票、明日(7日水曜日)までです。楽天ポイントや、豊西牛、スイーツやとかちむらの物産詰め合わせなど、投票していただいた方の中から抽選で、プレゼントいたします。お忘れの無きよう、まだの方は、今ご投票をお願いします。
2021年04月06日

今日は耳目社山中が担当します。今日から開催スタート!初日の船橋競馬場は不良馬場。7日(水)の第25回マリーンカップ(枠順は→こちら)8日(木)の第24回京成盃グランドマイラーズ(枠順は→こちら)どちらのレースも出走頭数はちょっと少ないですが好メンバーが揃いました。開催後半までどのくらい馬場状態が回復するかどうかポイントになりそうですね。先週3月31日、浦和競馬全レース終了後、繁田健一騎手の引退式が行われました。場内には繁田騎手引退の装飾が施されておりました。ウラワールも繁田騎手勝負服デザインのマスク着用。引退式に並んだジョッキーもこのマスクでした。1998年11月の初騎乗から、17,239戦1,498勝(中央38戦2勝)。10Rのヴァーツラフ(4着)が最後の騎乗となりました。プロフィール紹介、花束贈呈に続いて、繁田騎手にインタビューを行いました。―22年半、お疲れ様でしたありがとうございました。―ラストランを終えて、今どんなお気持ちですか?まずは、ホッとしてますね、ハイ。―騎手生活を振り返って、思い出に残っていることがたくさんあると思いますたくさんケガしたので、もうケガしたくないですね、ハイ。―印象に残る勝利は?ちょっと浦和競馬の馬が弱いって言われている時に重賞で勝ったマキノチーフや、父が亡くなる前に、ちょうど来て写真を撮ることができたリンドグレンとか、最近で言うと、キタサンミカヅキやモジアナフレイバーなど、数えればもうホントにたくさんいますね。―JRAでも勝利がありますし、全国各地の競馬場に遠征された繁田騎手、いろんな風景が頭の中に残っていると思いますホントにいろんな経験をさせてもらって、感謝してます、ハイ。―ケガのお話がありましたが、調教師への転身を考えたのはいつ頃からですか?30歳ぐらいから考えていたんですけど、タイミングで今になったって感じですかね、ハイ。―試験は何回か受験されたんですか?試験は一回で、無事受かりました、ハイ。―どんな厩舎を運営していきたいですか?(馬主さんは)高い預託料を払ってくれて、財産を預けてくれるんでね、厩務員にとって働きやすく楽しくて、そして結果の出る厩舎を目指したいと思ってます、ハイ。―繁田騎手の引退式に来場出来なかったファンの皆様にメッセージを!騎手という仕事から調教師に変わるだけなので、引き続き、これからは繁田厩舎を応援よろしくお願いします!(引退式の写真は 日刊競馬辻井光多郎記者にいただきました)騎手時代同期だった佐藤博紀調教師が花束を持って待っているのを見て、繁田騎手から司会者(山中)に「ヒロも来てるから」と呼び込むように言われ、式次第にはなかった同期からの花束贈呈が追加になりました。セレモニーが終わってから繁田騎手とちょっとだけお話したのですが、若いころから知っているジョッキーが引退してしまうのは非常に寂しい気持ちになります。2002年に益田競馬場で南関東騎手交流競走があった時に、行きの飛行機の座席が隣だったなぁ…とか。何と言っても、浦和競馬の「顔」でした。新人騎手や期間限定騎乗騎手のセレモニーの際には、埼玉県騎手会会長として登場してエールを送っていたのが印象的です。紹介式が始まるのを待つ繁田騎手と五十嵐冬樹騎手ラストランの後に行われた写真撮影でも、繁田騎手がインタビューで話している通り、「騎手という仕事から調教師に変わるだけ」ですから、引き続き同世代として(勝手にシンパシーを感じて)応援していきます。繁田健一騎手、ホントにお疲れ様でした!浦和競馬ホームページからも、引退式の様子がご覧いただけます。(→こちら)
2021年04月05日

日曜日担当の高橋華代子です。 新年度に入り、地方競馬では9人の新人騎手がデビューします。 南関東からは3名がデビューしますよ。 写真は、地方競馬全国協会さん撮影。(写真撮影時のみマスクを外しているそうです) 向かって左から、木間塚龍馬(きまつかりょうま)騎手、真ん中が菅原涼太(すがわらりょうた)騎手、向かって右は神尾香澄(かみおかすみ)騎手。 〇木間塚龍馬(きまつかりょうま)騎手 船橋・川島厩舎所属 <勝負服> 茨城県つくば市出身の17歳。中学校1年生の時、競馬好きな父の勧めで乗馬を習い、そこから馬に乗る楽しさを知り、騎手の道へ。 初めて遊びにいった競馬場が船橋競馬場で、思い出の場所からデビューすることになります。 勝負服は 青、右黄たすき。目標にしている本田正重騎手のカラーと襷を入れたそうですよ。 「船橋競馬場をはじめ南関東全場で活躍して、周りから信頼される騎手になりたいです」(木間塚騎手)。 名前の由来は、坂本龍馬のような偉大な人物になって欲しいという家族の願いから。 〇菅原涼太(すがわらりょうた)騎手 大井・堀厩舎<小林>) 東京都町田市出身の18歳。干支が午年という何気ないきっかけから乗馬クラブに通い始め、その後に東京競馬場へ行き、「騎手になりたい」と強く思ったそうです。 勝負服は、胴橙 袖白・橙星散らし。松岡修造さんの「大丈夫。なぜなら僕は太陽だから」という言葉が好きで、競馬界の太陽のような明るい存在になりたいという思いでこの色合いにして、腕の3つの星は、母の三記という名前から。 「僕の原動力は家族です。母は、兄と弟と僕の3人を、女手一つで育ててくれました。立派な騎手になって支えていきたいです。そして笑顔と感謝を胸に、競馬界の太陽のような存在になれるように頑張ります!」 〇神尾香澄(かみおかすみ)騎手 川崎・山田質厩舎所属 静岡県裾野市出身の19歳。騎手を目指した動機は、147センチという小柄な体と身体能力を生かせるプロスポーツ選手になるのが夢だったことから。 勝負服は、胴水白ダイヤモンド 袖水白縦じま。川崎競馬場ではダイヤモンドの柄を使用している騎手がいなかったことと、明るく鮮やかなイメージの水色を選んだそうです。「積極的で諦めない魅力あるレースをしたいです。いつかは応援してくれる人たちの期待に応えられるような活躍をして、競馬を盛り上げていきたいです!」 *川崎競馬場からデビューする女性騎手は28年振り。 木間塚騎手、菅原騎手、神尾騎手。怪我には気をつけて悔いのない騎手人生を送ってくださいね!デビュー、おめでとうございます!
2021年04月04日

土曜日担当は、園田競馬・姫路競馬実況の竹之上次男です。 3月31日の開催をもって、兵庫県競馬令和2年度の全日程が終了しました。 総売り上げは、昨年度のおよそ1.5倍となる1125億2842万9200円でした。 これは史上最高の売り上げを記録した平成3度年の1186億円以来の1000億越えで、平成2年度の1180億円に次ぐ兵庫県競馬史上第3位の売り上げ記録となりました。 ご愛顧いただきました皆さま、誠にありがとうございます。そして、4月1日から既にスタートしている新年度の兵庫県競馬もよろしくお願いします。 一時は300億円を切り、存続が危ぶまれた時期もありました。 そんな苦しい状況をよく乗り越え、まさかの1000億円超えは本当に驚きです! 支えてくださったファンの皆さま、本当にありがとうございますm(__)m〓Weeklyトピックス〓★吉村騎手が遂に勝てず… 今年に入って遠征日を除く開催日すべてで勝ち鞍を挙げていた吉村智洋騎手の記録が、遂に途絶えてしまいました。※年初の1月2日から開催日38日間 今週は火曜日に3勝、水曜日に4勝を挙げるなど、順調に勝ち鞍を積み上げていましたが、新年度が始まった4月1日木曜日、第1レースで2着、第2レースでも2着。さらに第7レースでも2着と惜しいレースが続きました。 迎えたメインレースでは1番人気のメイプルブラザーに騎乗して直線で追い上げましたが、差のない3着となり、最終レースも1番人気のカズマッカレンに騎乗して8着と敗れてしまいました。 残念ながら記録はストップしましたが、勝てなかったことが話題になること自体が吉村騎手の凄さを表しているのです! 今年は3月終了時点で85勝。優に年間300勝を超えるペースで勝ち鞍を挙げている吉村騎手。レースに乗れば人気になってしまうプレッシャーのなか、それに応えて結果を残してきた功績が讃えられます。 来週は必ず巻き返しがあるでしょうから、ご注目ください!!★SKNフラッシュ新メンバー発表! 2021年度のそのだ金曜ナイターイメージガールSKNフラッシュ8の新メンバーが発表されました! 記事はコチラ→兵庫県競馬公式HPの記事 神崎まなみちゃんが卒業というのは、以前にもお伝えしていましたが、さらに初本瑞穂ちゃん、まなちゃんも卒業。 新たに3名の新メンバーが加わりました♪ 今年はちゃんと勢揃いして、ファンの皆さんにお披露目できるのかどうか? できるでしょう!!と楽観しておきましょう♪ご期待ください!★いよいよ最終週の姫路競馬 日々の更新は『竹之上次男.com』で書いていますが、今週は競馬場に行っていないので、全然レポートになっていませんねんけど( ̄▽ ̄;) 来週は、13週間にわたって行われてきた姫路競馬のロングラン開催が、いよいよ最終週!! 火曜水曜木曜の残り3日間の姫路競馬をどうぞ存分にお楽しみください♪ そして、再来週から始まる園田競馬は、馬場の路盤改修工事も終わったリフレッシュ開催です。新年度の兵庫県競馬にどうぞご期待ください!!◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ちょっと旅行に行ってきました♪ 疲れたけど、めっちゃ楽しかった♪ 後日、旅日記でも『竹之上次男.com』で書いてみます(^^; いまはとにかく、ねむ&たい…
2021年04月03日
金曜日は、古谷が担当します。 地方競馬は、騎手や調教師の成績を除くと、年度の区切りで事が動きます。この流れだと、シーズンオフのあるホッカイドウ競馬は、成績に何の影響もなく、4月を迎えて1回門別の出走申し込みが行われるので、「いよいよ春だなぁ」と、スムーズに感じることができます。 岩手や金沢だと、特別開催が3月にありますが、本当のシーズン開幕は4月に入ってから。ですから、騎手や調教師の成績は3月からカウントされるものの、開催成績は3月末が終わって、令和2年度の発売成績が発表されたり、多少の違和感があったりしますよね(^^; 南関東を始めとする、フルシーズン開催のある競馬場でも、発売成績の発表は、1月~12月ではなく、4月~3月なので、各主催者の発売成績が3月の最終開催を終えて発表されています。それにしても、全国的に凄い成績で、特に高知競馬の854億1347万7400円と、前年度に記録した約564億円を大きく上回り、5年連続レコードを更新した数字は、驚嘆の一言です。2008年度の売上は、年間で約39億円弱だったことを考えると、約22倍も数字を伸ばしたことは、ただただ関係者が耐え、踏ん張り、頑張ってきた成果です。 言葉で言えば簡単になってしまいますが、その当時の状況は、本当に大変だったと思います。でも、その時代は高知に結構出向き、騎手や調教師の方々の明るい姿、そして誰をも迎えてくれる優しさの虜になった一人です。厳しい状況から右肩上がりで、今や全国でも屈指の存在となった高知競馬に、多くのファンが根付いたことは、本当に嬉しく思います。 さて、ホッカイドウ競馬に話を移すと、4月になっていよいよ、開幕が近づいてきた雰囲気となりました。能検も4週目となり、2歳馬の受検頭数も少し戻って、1日(木)は11Rで63頭が合格しました。開幕の「フレッシュチャレンジ」を目指そうと思うと、8日(木)の受検組は忙しくなるので、ここまで受検した馬たちから出走してくることになるでしょうが、昨年から「スーパーフレッシュチャレンジ1」が5月1週に移った流れを見ると、この辺りで受検する馬が、「スーパーフレッシュチャレンジ1」を目指す可能性が高いかもしれません。 その中で、3Rの47秒7は秀逸です。1着のシャルフジンは、ノーザンファーム早来で育成されてきた逸材。スタートからスピードが違い、最初の1Fは12秒7とさほど特筆するものではありませんが、コーナー部分の2F目で11秒2とスピードに乗り、直線に向いてもそのスピードを持続させ、11秒9-11秒9でフィニッシュさせた走りは圧巻でした。能検2日前の坂路で、3F40秒5-26秒5-13秒2をマークしており、非凡な能力を感じさせていたそうですが、実際の走りを見ると、それ以上のインパクトがあったと思います。飼い食いが細いようなので、デビュー時期は慎重に考えるそうですが、この馬は絶対に覚えておかなければならない馬だと思います。 このレースを含め、レースラップを記載しておきます。能検動画を見る際の参考にして頂けたらと思います。また、「なまらふるやっち」で個人的に採った各馬の上がり3Fを記しています。こちらも、ご活用いただければと思います。1R…137-123-120-124=5042R…137-125-123-125=5103R…127-112-119-119=4774R…129-119-123-121=4925R…132-120-125-123=5006R…135-120-124-122=5017R…131-123-124-124=5028R…131-119-124-122=4969R…135-126-127-126=51410R…134-119-119-118=50011R…131-120-121-121=49312R…135-122-122-129-128=1:03.613R…131-124-126-125-124=1:03.0
2021年04月02日

木曜担当のよこてんです。 すいません、今回もまた遅くなりました。 「2020シーズン岩手競馬年度代表馬・各部門表彰馬」の紹介シリーズのラスト二頭になります。2歳最優秀馬に選ばれたリュウノシンゲン号と最優秀ターフホースに選ばれたマツリダスティール号の2頭のお話を、菅原勲調教師にうかがう形でお送りします。■リュウノシンゲン/2020シーズン岩手競馬2歳最優秀馬-リュウノシンゲン号の2歳最優秀馬受賞、おめでとうございました。デビューから“ダートでは岩手の馬に負け無し”のリュウノシンゲンなのですが、管理する菅原勲調教師からみて、これくらい強い、ここまで強くなる・・・という予感はありましたか?「能力検査の時から走りそうな馬だと期待していましたから、“強くなった”というよりも“期待していた馬が期待通りに走ってくれた”というところですね」★2020年6月21日のデビュー戦。実は盛岡でのデビュー戦を出走取消となっての仕切り直しでしたが、何の問題もなくクリアして素質の高さを感じさせました-昨年6月21日のデビューからだいたい半年ですね、実戦を積み重ねてきたのですが、どんな部分が変わってきた、成長したと思われますか「落ち着きが増してきたと思いますね。デビューの頃はちょっと気持ちがカリカリしたところがあって、いつもではないんだけど周りの雰囲気を気にしたり。レースではね、最初からセンスの良さを感じさせてくれていましたが、精神的な部分が成長してくれればもっと走るように思っていた。そういう部分は自分の期待通りに良くなっていってくれました」-菅原勲調教師としては芝とダートの二枚看板的存在で、見ている自分たちはどちらも楽しみなのですが、リュウノシンゲンに関しては昨年の南部駒賞で上位を競い合った馬たちがこの春の南関東の3歳クラシック路線で活躍し始めたのを見ると、その楽しみが膨らんでいく感じがします。「今にして思えば南部駒賞は、結果は3着でしたが、全国の一線級との初めての戦いでもあってちょっとペースに戸惑っていたような感じがあった。一度戦った今年は多分それは心配しなくて良いと思う。同じくらい成長していてくれれば、南関東の馬たちが相手でも良い勝負ができるんじゃないのかな」★芝の若鮎賞では敗れたマツリダスティールに、ダートのビギナーズカップで逆襲。これが重賞初制覇に★他地区勢との戦いになった南部駒賞では3着も、ホッカイドウや南関の重賞上位馬と互角以上の戦い★その後寒菊賞・金杯を制し、リュウノシンゲンの2020シーズンは重賞4勝-京浜盃の結果を見ているとそんな気がしてなりません。そんなリュウノシンゲンですが、このあとは遠征などの予定はあるのでしょうか?「まずは地元のクラシック路線、ダービーを目指して戦っていって、それが終われば、順調にいければ、遠征して戦うという選択肢が挙がってくることになると思います」■マツリダスティール/2020シーズン岩手競馬最優秀ターフホース-そしてもう一頭、マツリダスティール号の最優秀ターフホース受賞おめでとうございました。こちらは岩手の芝では負け無しという存在です「芝で活躍していますが、ダートで走らないという事は無いと思っています。芝で実績を出していますからね。こちらは地元を使って、それから芝で遠征できる条件の合ったレース、JRA挑戦を考えるつもりです」★マツリダスティールのデビュー戦は2020年7月19日の芝1000m戦。阿部英俊騎手が負傷・乗り替わりとなって山本聡哉騎手が鞍上でした-菅原勲調教師は騎手時代に芝で活躍した馬にたくさん乗られた経験がありますけども、そういう馬たちと比較してマツリダスティールはどれくらいの力がありそう・・・という手応えというか感触でしょうか?単純比較は難しいでしょうけども「それは、難しいね。でも“走る馬”という事は間違い無いと思う。昨年の京王杯は他に選べるレースが無かったこともあって1400mで戦ったのですが、本当はもっと長い距離でやりたかった。やっぱり距離が忙しかった様に感じたレースでしたが、それでも内容的には十分通用していたと思ったし、1800mくらいで戦えればもっと違った結果になっていたんじゃないかとも思いますね」★芝重賞『若鮎賞』はファイントリック・リュウノシンゲンらを退けて優勝★続くジュニアグランプリも、遠征勢を退けての勝利で重賞2勝目。続くJRA認定競走の芝戦も制し、結果、盛岡の芝では4戦4勝-4月5日の3歳B1級に名前がありますが、59kgですね「ここに出走する予定です。斤量は確かに気にはなりますが、平場を使うとどこにまわっても斤量を背負うことになりますからね。少し長く休んでいることでもあり、ここを使って少し休ませて、それからJRA挑戦、良いレースがあれば、ですが、その予定です」 菅原勲調教師の“3歳の二枚看板”はここまで順調に過ごしてきたようです。まずリュウノシンゲンの方は4月4日、岩手競馬の2021シーズン開幕日に行われる3歳重賞『スプリングカップ』に登場予定。今の時点ではリュウノシンゲンの覇権を脅かすような新規勢力はみあたりませんから、まずは3歳三冠路線をスムーズに滑り出せるかどうか?が注目点になるでしょう。 マツリダスティールは地元を一回叩いてからの遠征という想定のようです。もちろんそれも楽しみですし、7月のオパールカップ以降の岩手での芝戦線も楽しみになる存在。 そして、菅原勲師も言われていますがダートも決して合わない馬では無いと思うんですよね。昨年のビギナーズカップでリュウノシンゲンに敗れていますがその時は1400m。マイル以上の距離になってきたらもっとやれるかも・・・と思ったりします。 という事で二枚看板どちらもが出走予定の今週末の岩手競馬、2021シーズン開幕週に是非ご注目ください。
2021年04月01日
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