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水曜日の担当は、坂田博昭です。 先週木曜日・栄冠賞当日の門別競馬場のリポートです。 とはいえ…もうレースの話も写真も古谷さんがあげているので。 「外伝」的な感じで、見聞きしたことあれこれ。 先週から、お客様をお迎えしての開催 お客様方がいない間にも、スタッフの方々がきちんと手入れしていた場内。地方競馬の競馬場はどうしても殺風景になりがちですが、門別競馬場のスタンド側やパドックサイドは、色鮮やかな花が目を楽しませてくれます。 これって、この競馬場の特徴。 レース開始前の検量室前では、まずこの方に行き会いました。 阿部龍騎手 プライベートの時間は、ふたりのお子さんの成長ぶりを堪能する日々 先輩からは「親バカ」と言われているとのこと…(汗)「上の子(女の子2歳)が、買ってきたばかりの服を着て、姿見で自分の姿を確かめてたりしてるんですよね。やっぱり女の子だなって。英語にも興味あるっていうか、口をついて急に単語が出てきて、びっくりさせられることがあります。」 この日の栄冠賞は、所属する角川厩舎から大挙参戦のところ、スーパーフレッシュチャレンジを勝ったモーニングショーに騎乗(結果は皆さんご存じの通り)。 「この馬は、(日頃の調教含めて)自分にとっては乗っていて、本当に『楽しい馬』ですね。」 聞けば、調教でも初めからすいすい動くような気性の馬でもなく、初めは「この馬走るのかな…」という感じだったとのこと。ところが、レースの直前になるといい動きになって、前回は本番レースで人気薄を覆すような快勝。「オンとオフがはっきりしている馬なのかな」 これが、龍ジョッキーのモーニングショーという馬に対する評。この日も、夜のレースを楽しみにしている様子でした。 8R プレシアンスで最後方一気の差し切り勝ち 先週の開催・24日まで終わって、今季28勝 昨季が64勝ですから、今季はなかなかのペースなのではないでしょうか。 小野楓馬騎手 なかなか思うように勝利数が伸びず、また騎乗技術についても指導を受けつつ、いまはとても深く考えたり試したりしながら仕事に当たっている様子です。 厳しい表情で仕事の準備にあたっていることも最近は多いのですが… 先週は、重賞のヒダカソウカップをルナクレアで勝利。 この日はカメラを向けると、いい笑顔を見せてくれました。「先週の勝利で、ちょっと流れが良くなると良いですね。目標は引き続き、リーディング5位以内。頑張ります!」 この日は1レース カンティーユで勝利 今季23勝 現在6位。昨年は67勝で7位でした。 狙えるところには、確実にいる。 でも、ここから上位の壁は厚い……。 シーズン中盤以降の彼の活躍からは、目が離せません。 新人の若杉朝飛騎手 まずは初勝利を目指して、勉強と研鑽の日々が続きます。 人間、進化の速度には、みんな違いがある。 人生は、同じ年齢で、同じようなパフォーマンスが発揮出来るかどうかを競う時間ではなくて…生きている間に、何が出来るか。どんな風に「生きている」ということを、表現できるか。 いま、何をやるか。大切なのは、それだけ。 彼は、彼の出来るやり方で、取り組んでいます。 一つ勝つこと、が目標じゃない。 騎手として何をしていくのか。そのための、いま。 そういう視線で、私は注目しています。 松井伸也騎手 昨日29日に撮影しました。 「以前取り組んでいた騎乗姿勢の改造が、1年半ぐらい前からいい感じで定まってきています。いまは馬の気持ちに合わせ乗ることを、特に意識しますね。(数字的な目標は?の問いに)数字的なものは、あまり持たないようにしました。一戦一戦、しっかり乗れるように頑張ります。」 今日29日9レース カツゲキライデンで勝利 普段の居住まいとは対照的に… 勝つときに、レース振りに「華」があるように感じるんですよね。 この日は2勝の活躍でした。 シーズン、ここから…です。きっと。 注目してみて下さい。 メインの栄冠賞のゴール前 残り100mで、一瞬田中淳司厩舎の3頭でワンツースリーの態勢 一番内のオレンジ帽がシャルフジン(服部茂史騎手) 中の桃帽がプライルード(岩橋勇二騎手) 外の黄帽がレディーアーサー(落合玄太騎手) プライルードの内側に狙いを定めてきているのが、モーニングショー あっという間に、間を突き抜けて来た! 「明」 一方…こちらを「暗」とは言いたくない。 プライルード(2着)と岩橋勇二騎手。 絶対、一瞬は「やった!」と思ったはずのレース。「残念…少しかかってしまいました。終いも反応はしてくれているんですけれども、やはり道中で力んだ分ですね。栄冠賞は、やはり勝ちたかったですね…。」 今季は正直、この表情が多い岩橋騎手。 私は、いまそういう時なんだと思ってる。見てて、勝手に。 騎手というのは、レースでの結果が全てなのか、実はそうじゃないのか。 レースでは、負けることの方が圧倒的に多い仕事。 そして、負けて、それで終わり、にはならない仕事。 このあと…何が形になっていくのか。 彼のそこに注目しています。 シャルフジン(4着)と、服部茂史騎手 前々で、厳しい競馬。力は見せた 話は聞けなかったけれど…レース内容に、どんな手応えを感じていたのだろうか……。 それぞれの表情。 ここからはじまる、馬と人のドラマ。 それが2歳馬戦の面白さじゃないでしょうか。 次は、また名古屋に出かけてみます。
2021年06月30日

火曜日担当の太田です。この週末は真夏の暑さでしたね。帯広は全国で2番目の暑さになった日もあり、30℃を超えるとさすがに厳しいと感じますね。という私は週末札幌でしたので、最高気温でも28℃。しかも、放送席のあるゴンドラはちょうどいい涼しさで快適でした(笑)JRA札幌開催はこの週末でいったん終了。次回からは函館へ舞台が変わります。毎年函館は寒い。風が吹いた日には、凍えながらという感じになりますが、今年は少し時期がずれているので、少しは暖かいかなと思っておりますが・・・・どうでしょう。27日(日)JRA札幌第10レースにホッカイドウ競馬からフジノロケットが参戦。昨年も2戦挑戦して3着、7着とという結果。今回も十分チャンスはあるなと感じておりました。一時人気も3番人気までなっていましたが、最終的には5番人気に。ただ、今回はかなり人気が割れていましたね。4コーナーの手ごたえを見たら、正直勝つかもと思いましたね。大接戦の3着。本当に惜しい。力は見せてくれたのではと思います。次回函館巴賞にホッカイドウ競馬からハーリーバーリーが登録しております。また是非皆さんご声援ください。先週の栄冠賞はモーニングショー(写真 主催者提供)そして、今日はスーパースプリントシリーズの第7回グランシャリオ門別スプリントが行われました。好スタートからそのまま逃げ切ったアザワクの勝利。昨年に続き連覇ということになりました。それにしても、まさにアザワクの真骨頂。スタートダッシュの良さは本当に素晴らしかった。これで、2週続けて角川きゅう舎の重賞制覇となりました。(写真 主催者提供)ホッカイドウ競馬はシーズン真っ盛り。これからまだまだ楽しみなレースが目白押しです。2歳馬も注目の馬が続々とデビューし、結果を残しております。それぞれの道に進んでいくわけですが、毎年ながら本当に楽しみですね。シーズン最後はJBC2歳優駿。ここを目標に駒を進めていく馬が多いことでしょう。栄冠賞で口火が切られました。今後の戦いをじっくり注視していきたいと思います。さて、ばんえい競馬は次回7月4日(日)4歳世代の三冠戦がはじまります。第15回柏林賞BG3。過去の勝ち馬を見ると、名馬ぞろいですね。世代重賞4勝キョウエイリュウ。重賞2勝コマサンダイヤは復活が待たれるところ。絶好調のトワトラナノココロ。癖馬ゴールドハンターは障害が上がれば一発があり不気味。同様にブラックサファイアも障害次第でチャンス十分。ダービー2着ヤマトタイコー。重賞では2着と惜しい競馬が続くカイセドクター。牝馬は、黒ユリ賞馬エンゼルフクヒメ。そして、ヒメトラマジック。あと、キタノボブサップが登録。キョウエイリュウがトップハンデの720キロ。コマサンダイヤ、カイセドクターが710キロ。牝馬2頭は670キロ。キタノボブサップが690キロ。あとは700キロの重量。この微妙なハンデがレースにどう影響を及ぼすのか。第15回柏林賞BG3 ぜひご参加ください。さて、先週末から8月15日に行われる、第33回ばんえいグランプリBG2のファン投票が始まりました。投票してくださった方の中から抽選で豪華景品をプレゼント。応募フォームはこちら皆さん奮ってご参加ください。
2021年06月29日

今日は耳目社山中が担当します。南関東では、今週月曜日・木曜日・金曜日と、浦和競馬と大井競馬のダブル開催(共同開催)が行われます。弊社実況チームフル稼働の中、僕(と鈴木努アナウンサー)は金沢競馬場に出張しております。金沢競馬、明日(6/29)の最終12レースに第4回日本海スプリントが行われます。スーパースプリントシリーズ(SSS)の東海・北陸地区交流レース。地元金沢勢4頭に対し、名古屋から4頭が参戦して8頭で争われます。トライアルを勝ってこの競走の連覇を目指していた900mレコードホルダーのフェリシアルチアの不在は残念ですが、地元からは前走徽軫(ことじ)賞でハクサンアマゾネスを破ったネオアマゾネスが登場して遠征勢を迎え撃つ形となりました。(枠順は→こちら)ミスの許されないスーパースプリント900mの一戦、ぜひご注目ください。明日は門別競馬場で同じくSSSの第7回グランシャリオ門別スプリント、大井競馬場は第11回優駿スプリントがメインレース。全国でスプリント重賞がもりもり行われます。門別グランシャリオスプリント枠順は→こちら優駿スプリント枠順は→こちら突然ですが、#競馬場で撮った競馬じゃない写真選手権というハッシュタグをご存知でしょうか?SNSでこのハッシュタグを使って、皆さん思い思いの「競馬じゃない写真」を載せるのが先月ぐらいに盛り上がり、僕も自分のアルバムを探してみました。これまでこのブログに使ってきた写真も、そうでなかった写真もいろいろアルバムの中にありましたが、半分以上「競馬じゃない写真」で占められていました。競馬じゃない写真も、食べ物・風景・イベント出来事に大まかには分類できまして、我々が狙うのはそんな写真がほとんどという事でしょうか。アルバムを見直してみて気になった写真を今日は掲載してみます。2012年7月川崎競馬場のらーめん坊2013年4月金沢競馬場から見る河北潟今年の11月には、2013年以来のJBC開催を迎える金沢競馬場2014年1月川崎競馬場の流鏑馬2018年11月浦和競馬場の青空2018年12月金沢競馬場から見る加賀の山々さっきの写真と似ていますが、2019年4月金沢競馬場フォトスポット2019年9月砂煙の中の金沢競馬場。このあと開催は取り止めになりました。このシリーズ、気が向いたときにまたやりたいと思います。こういう写真がみんなで撮れるようになる日が早く戻ってきて欲しい!!仕事用に持ち運んでいたパソコンの動きが遅くなってきて新しいのを買ってきたところ、今度はスマホを水没させ、踏んだり蹴ったりの中ですが、次回の担当日までには何とか態勢を整えたいと思っております。ううう…(涙)。
2021年06月28日

日曜日担当の高橋華代子です。 28日(月)から浦和競馬場と大井競馬場のリレー開催が行われます。 浦和は、28日、7月1日、2日の3日間。 大井は、28日から2日までの5日間。 いずれもお客様が入場しての開催ですが、事前抽選制で人数制限付きで行われますので、直接のご入場はできませんのでどうぞご注意ください。 大井開催では2つの重賞が行われ、 29日(火)は、南関東3歳スプリントチャンピオン決定戦の優駿スプリント。 30日(水)が、上半期のダート王決定戦の帝王賞。 優駿スプリントは、新設重賞の若潮スプリントを制したファイナルキング(船橋・林正人厩舎)が、右膝の剥離骨折を発症し不在のため、大混戦ムード。 どの馬が勝ってもおかしくないようなメンバー構成になりました。 最近の南関東重賞戦線はゆかり深い馬たちの活躍が目立ちます(ファイナルキングも2012年の優駿スプリントの勝ち馬ゴールドキャヴィアの息子)。 この優駿スプリントにもゆかり深い馬の仔たちがたくさん出てきますのでチェックしてみてください。 その中で、有力候補の1頭でもあるブラックストームのお母さんはツキノテンシ。中央未勝利から浦和の山越厩舎へ移籍し、2009年から2013年にかけて南関東で走った馬です。 2012年のしらさぎ賞ではあのクラーベセクレタの2着になるなど、C2クラスからコツコツと積み重ねてきて、重賞戦線でも活躍しました。 浦和にいた頃のツキノテンシ↓ ツキノテンシはメンコもとってもおしゃれで、虎谷厩務員の奥様が手作りで仕上げて、かわいい姿でレースに出走していたんですよ。 ラストランの時はよりおしゃれさんで、 ラストランは、今をときめく張田昂騎手が騎乗していたんですね。 そんなツキノテンシの3番仔がブラックストーム(大井・的場厩舎)です。お父さんは第1回のJBCスプリントを制したノボジャック。↓ お母さん譲りの青毛さんですよ。 パッと見た時から、お母さんに色合いが似ているなぁと思いました。そういう所もたまらんですね(*^-^*) 2走前の若潮スプリントは初コースや初輸送などに戸惑ってしまい力を出し切れなかったそうですが、それ以外は安定した成績。 前走の優駿スプリントトライアルは2着でしたが、決していいスタートではない中でも、最後はあれだけ追い込んできたのは力のある証です。 今回の状態はよりいいそうなので非常に楽しみ! 翌日の帝王賞には、上山と南関東で走った女傑ジーナフォンテンの愛息カジノフォンテン(船橋・山下厩舎)が、張田騎手の手綱で、JpnⅠ3勝目をかけて臨んできます。 ご飯をモリモリ食べていたカジノ↓ さぁ、楽しみなレースが続きます。 注目馬の直前情報コラムや追い切りなどは、大井競馬のホームページをご覧頂ければと思います。
2021年06月27日

土曜日担当は、園田競馬・姫路競馬実況の竹之上次男です。 兵庫県初の女性ジョッキーとして注目を集める佐々木世麗騎手(18歳)が、自身2度目となる一日3勝の固め勝ちを収めました。 きのうのナイター競馬で第1レースでまず勝利を挙げると、第6レースで逃げ切り勝ち。さらに第9レースでは、10頭中7番人気のミキノエイトビートに騎乗してまんまと逃げ切ってみせました。これで通算20勝となり、兵庫県の規定では重賞レースに騎乗することが可能となりました。 いやぁ、すごいことですよ!! 第1レース勝利後の佐々木世麗騎手。 第6レースでは森澤友貴厩舎での初騎乗&初勝利! 第9レースを勝って「重賞!重賞!」と喜ぶ世麗騎手♪ 重賞騎乗はひょっとしたら岩手の盛岡競馬場になるかも知れませんよ!! というところはコチラで詳しく書いています→『竹之上次男.com』〓Weeklyトピックス〓★園田FCスプリントはダノングッド 6月24日、820mの重賞『園田FCスプリント』が行われ、高知からの遠征馬ダノングッドが快勝!騎乗した金沢の畑中信司騎手、管理する別府真司調教師ともに、園田競馬場での初重賞制覇となりました。レース結果はコチラ>>> 昨年優勝のエイシンエンジョイと、一昨年の勝ち馬タガノカピートが顔を揃え、この2頭を前走で破ったブランオラージュも出走。そんな中、高知の遠征馬ダノンジャスティスが1番人気に支持されました。 昨年2着だったダノングッドは、最近の精彩を欠く内容からか6番人気と意外な低評価となっていました。しかし、今年はスタートを決めて好位に取り付いて、4コーナーをいい手応えで回り、直線は弾けるように伸び脚を発揮して、6馬身差をつけて圧勝しました。 大きな差がつくことがない古馬の820m。過去の園田FCスプリントの中で勝ち馬がつけた最大の着差は2馬身半でした。それを大きく上回る6馬身は圧倒的な強さの証明となりました。★竹之上次男.com 『竹之上次男.com』では開催日毎日、レポートを書いています。 どうぞご覧ください♪◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ YouTube『つぐおセレクション』も観てね♪
2021年06月26日

金曜日は、古谷が担当します。 ホッカイドウ競馬は、今週からシーズン閉幕まで、3日間開催が続く日程になりました。2歳戦が順調に消化でき、古馬の入厩頭数も安定した状況なので、少頭数のレースはあっても、1日12レースを崩さずに開催ができていることは何より。そして、24日は、全国で最も早い2歳重賞「第46回栄冠賞」が行われました。 「栄冠賞」は、ホッカイドウ競馬の関係者にとって、「道営記念」に匹敵するぐらい、非常に大きなタイトルです。シーズンオフのある競馬場で、その最終戦である「道営記念」の緊張感とは一味違いますが、シーズンオフの時期から馴致、育成を行う馬も大多数いるホッカイドウ競馬。もちろん、育成場で鍛えられた馬たちもいますが、育成場の方々も、ホッカイドウ競馬の2歳の仕上げには一目置いています。手塩にかけた馬たちの、最初の檜舞台であり、今後の2歳戦においても重要な位置を占めるレースです。 その「栄冠賞」を前に、この日は6Rに「スーパーフレッシュチャレンジ2」が行われました。1700mで争われましたが、2019年セレクトセール当歳セッションに上場され、3800万円(税別)で取引されたキタサンブラック産駒のウンが、2着のマイブレイブ以下を突き放し、堂々たる勝利を収めました。キタサンブラック産駒は、先週のJRA阪神でデビューしたコナブラックに続く2頭目の出走で、嬉しい産駒初勝利を飾りました。(写真提供・山中博喜氏) 個人的に採ったレースラップは、183(1.5F)-124-123-126-124-134-141-148で、前半3F36秒9-5F42秒3でした。雨の影響が残った軽い馬場とはいえ、この時期の2歳戦、しかもデビュー戦の馬たちとすれば、ペースが相当に速く、逃げたアイアンサイズから1馬身ほど後ろにつけ、3コーナーで動いて長く良い脚を使ったウンの能力は、評判通りの器です。「まだトモが緩く、最後は苦しい面もあったと思いますが、抜け出した後は遊びながら走っている面もあり、能力の高さ故のレース振りだったと思います。この時期の2歳馬のペースとは思えないハイペースを追走しながら、後続を寄せ付けなかった訳ですからね。装鞍所やパドックでは、気合が足りないぐらいに思ったほどでしたが、返し馬で気合が入り、跳びも全然違いました。芝向きだと思いますので、馬場が軽くなったことも良かったと思いますが、JRAを意識している馬ですから、まずはデビュー戦を勝たせることができて、ホッとしています」と五十嵐騎手。父のキタサンブラックは、3歳デビューだったことを考えれば、この時期にこれほどのパフォーマンスを見せる産駒を送り出したことは、素晴らしいと思います。次走は、「ブリーダーズゴールドジュニアカップ」を視野に入れているそうで、デビュー戦で経験した距離での戦いに、重賞初挑戦でも期待が高まります。 そして、「栄冠賞」。フルゲート14頭が出走し、パドックでも目移りするほど、非常に豪華なメンバーが揃いました。「ふるやっちチャンネル」で、過去10年のレース傾向という動画をアップしましたが、「フレッシュチャレンジ」「アタックチャレンジ」「ウィナーズチャレンジ」などを走った出走馬を見渡し、1000m、1100m、1200mの各距離で、最も速い時計で走った馬の好走が目立つという話をしました。昨年が顕著で、1着サイダイゲンカイが1100mの最速時計をマークし、2着スティールグレートは1200m、3着リーチは1000mの最速時計を記録した馬でした。今年は、1000mがプライルード、1100mがモーニングショー、1200mはエイシンヌプリが、各距離で最速時計を叩き出しています。 レースは、唯一の2勝馬であるラブミードールで先手を取り、1番人気のシャルフジンが2番手。大外枠からプライルードなどもこれに続き、見た目以上に前半から速い流れになりました。個人的に採った時計は、前半3Fが11秒7-10秒9-11秒8=34秒4と、軽い馬場とはいえ、オールダートの2歳6月では相当厳しいとなりました。それでも、レース後に服部騎手、岩橋騎手、笹川騎手に話を聞くと、「そんなに速いラップが刻まれているとは思えなかった」「行きたがる面を見せていたので、平均ペースかと思った」など、ラップを見せた時に驚いていたのが印象的でした。そのペースで進みながら、後半3Fは12秒1-13秒0-13秒2=38秒3と、思ったより上がりを要していません。水分を含み、走りやすかったのは確かです。それでも、繰り返しになりますが、2歳の夏、しかもオールダートの競馬で、あのハイペースで行きながら、上がりで14秒前後のラップが全くないどころか、13秒前半で後半2Fが刻まれたことに、今年のホッカイドウ競馬2歳勢のレベルの高さが窺えます。(写真提供・山中博喜氏) 勝ったのはモーニングショー。好位の内で辛抱し、馬群を割って突き抜けた勝負根性は、鳥肌が立つぐらいの強さでした。阿部龍騎手も落ち着いたレース運びで、モーニングショーの力を信頼し、能力を発揮させました。「怯むことがない」というのが、モーニングショーが2歳馬離れした気性の素晴らしさだと思います。「函館2歳S」の出走権を得ましたが、シニスターミニスター×ロマンチックという血統背景と、距離が延びて良さが出る気性から、この後は「ブリーダーズゴールドジュニアカップ」を目標にすると、角川師は話していました。 「栄冠賞」の売上は、2億4607万7200円でした。僕がホッカイドウ競馬で仕事をし出した2000年代前半は、4000万円ぐらいの売上だった「栄冠賞」。2歳戦はデータが少なく、なかなか売上に直結しないというジレンマがあった時代でしたが、2歳戦が主力のホッカイドウ競馬で、いかに2歳戦の注目度をアップさせ、より売り上げにつなげるかを至上命題とした時でした。そのきっかけが、2歳戦のパドック解説であり、能力検査のアーカイブ配信であり、インターネットを活用した情報提供、そして首都圏や関西圏に向けたスポーツ紙掲載でした。年々、その成果が出てきたと、主催者も実感していると思います。レベルの高いレースを提供することで、ファンの関心が高まったと思います。そして、ホッカイドウ競馬所属馬が、JRA挑戦で見せるパフォーマンスから、ホッカイドウ競馬を見れば、馬券戦略で大きく役立つ競馬だと認識して頂けているのではないかと思います。 「ブリーダーズゴールドジュニアカップ」で、モーニングショーとウンが激突する可能性が高まりました。今年の「スーパーフレッシュチャレンジ」の勝ち馬2頭の対決が実現すれば、早くもホッカイドウ競馬の盛り上がりは高まります。素晴らしいレースを見せてくれた14頭に、感謝です。
2021年06月25日

木曜担当のよこてんです。 3月の特別開催から3ヶ月、実質的には去年の11月下旬から続いた水沢競馬も22日でいったん終了、今週末からは盛岡競馬に開催が移ります。そして今年は、例年8月に組まれていた開催が盛岡に換わっているのできたる盛岡競馬は11月下旬まで!続く事になっています。だから水沢半年、盛岡が半年、来年もこんな形になるでしょうから次の水沢も半年。半年毎に入れ替わる形になっていくのでしょう。 こういう形の日程になった理由はいくつかあるでしょうけども自分はやはり発売可能時間の都合じゃないかなと思います。 8月の下旬にもなるとさすがに日も短くなって、照明がない水沢だと最終レースの発走時刻を毎日少しずつ早くしていくような形になってしまいます。去年の実績でも8月の水沢競馬の最終日のメインレース発走時刻が17時40分。その翌週からの盛岡競馬だと18時10分とかだから30分早いわけです。“遅い時間ほど売れる”今のご時世、この30分の差は小さくないでしょう。 一方で、“競馬を見る面白さ”からいったら2場の間を適度に行き来してくれた方が楽しいのも確かだと思います。岩手の場合は周りの左・右、大回り・小回り、平坦・坂があると、コースの性格が正反対でもありますし。 今年のような開催日程になってどういう影響が出るか?良い方なのか、良くない方もあるのか?は今年これからの課題というか見ておくべき点だと思います。 個人的にはですね、自分は盛岡に住んでいるので盛岡開催の方が楽。断然!楽です。水沢の厩務員さんたちには申し訳ないですけどね・・・。 さて、そんな今季前半の水沢開催を締めくくる重賞『一條記念みちのく大賞典』が20日に行われ、1番人気エンパイアペガサス号が見事人気に応えて優勝しました。★一條記念みちのく大賞典優勝/エンパイアペガサス号 1着エンパイアペガサス、2着ヒガシウィルウィン、3着チャイヤプーン。結果だけなら“シアンモア記念の1・2着が入れ替わっただけ”と見えますが、内容的には違いがあったなと感じました。 それは、エンパイアペガサスがより自分に適した距離でしっかり強さを発揮しただけでなく、敗れたヒガシウィルウィンやチャイヤプーンにしても2000mでもマイルと変わりない、いやマイル以上の力強さを見せていた。それはこの2頭にとっては収穫だったのではないでしょうか。 シアンモア記念でも感じましたが、2000mのみちのく大賞典でも枠順や展開のちょっとした差で、走るたびに結果が変わるのではないかという各馬の走り。言い方を変えれば“抜けた馬がいない”という事かもしれませんけども、力量の接近具合を見せてくれた様に思います。 夏以降は中距離・長距離・マイルと狙う路線が変わってくるでしょうし、今回の上位馬が再び揃って相まみえるのはもしかしたら桐花賞とかになるかもしれませんが、その時の期待値を高める一戦でした。 それだけにこの3頭に続く馬の活躍にも期待したいですよね。今回4着だったグランメガスマイル、5着ランガディア、6着のヤマショウブラック。グランメガスマイルは叩かれて型どおりの良化を見せていました。ランガディアはここに来て上昇してきていたという事でしたしヤマショウブラックも好調を維持していたとの事でしたが、この2頭は展開面も向かなかった感。ランガディアもヤマショウブラックも岩手のグランプリレースを勝っている馬、実力は証明済みですから、早く先の3頭を脅かすところまで戻ってきてほしいものです。 エンパイアペガサスはこれでみちのく大賞典3勝目。メイセイオペラ、1998年~2000年にかけて3連覇した同馬以来となる3勝馬の誕生となりました。鞍上の山本政聡騎手も2015年コミュニティ、2019年ハドソンホーネットに続く3勝目。現役では村上忍騎手(4勝)に次ぐ2番目の“みちのく大賞典男”に。前走シアンモア記念で初めてエンパイアペガサスの手綱を任されて、僅差の2着に敗れて、その教訓をしっかり活かしてのみちのく大賞典での雪辱はさすがだったと思います。★エンパイアペガサスのみちのく大賞典初制覇(2017年)★同2勝目(2018年) 昨年後半からのエンパイアペガサスの復調ぶりとか戦いぶりについては興味深いエピソードをいくつかうかがっているのですが、その辺はいずれそのうちここに書くつもりです。 という事で、今週日曜からの盛岡競馬スタート。今年は最初の開催から芝レースも組まれております。お近くの方は競馬場で、遠くの方はネットで、盛岡競馬をお楽しみください。
2021年06月24日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 まずは、名古屋競馬からのお知らせ。 次週・6月29日火曜日に始まる開催から… 今年も、いよいよ始まります。 名古屋モーニングフィーバー! 詳しくは、↑のリンクをクリック(名古屋競馬公式発表へ) 9月までの期間中「12時より前」に発走するレースの3連単の払い戻し率が、驚きの! 77.7% お得です、むちゃくちゃ。 今年も、モーニングフィーバー・マグカップが制作されていました。 一足先に、そして秘密裏にひとつゲット!(汗) 間もなく、様々なチャネルでお客様方にもプレゼントされると思います。 是非みなさま、夏の名古屋の開催は、昼前から3連単でご参加下さいね。 それにしても… この「モーニングフィーバー」のお知らせをする頃になると、季節の移り変わりを感じます。 夏だな、と。 先週の名古屋競馬場 空の色が、もうすっかり夏空ですものね。 次週からは、名古屋競馬場も改めてお客様をお迎えしての開催になります。 世の中、別の話で「無観客・有観客議論」が喧しいんですけれども…(汗) 出来る状況なら、出来ることは、どんどんやっていかないと。 先週は、北海道にいて、札幌の隣町・石狩の場外発売所でも時を過ごしました。 競馬・競輪・オートレースの3競技を発売しているサテライト石狩(Aiba石狩) こちらは競馬エリア 金曜日で重賞がない日とは言え、やはり活気が一息 一度賑わいを削がれた場所が、また賑わっていくには、時間と改めての手間がかかるっていうことなんでしょうね…… そろそろ…やりますよ 励まして下さって、「やりなよ」と言って下さる方もいるので。 かつてやってた、騎手トークショー 左・石川倭騎手 右・大滝翔アナウンサー かつてやってた、場立ち予想トークイベント 夏から秋に向けて…反撃、します。 昨日見た、神奈川・八景島のあじさい いまは…出来ることを、できる限りに、ですね。 明日は、栄冠賞の門別競馬場に行ってきます。
2021年06月23日

火曜日担当の太田です。先週はかなりの暑さになった北海道でしたが、今週は平年並み。平年よりも寒かったかもしれませんね。ただ、晴れると今が一番いい時期。暖かさがちょうどよく気持ちのいい気候です。非常事態宣言が解除となり、競馬場にファンが入れるようになりました。およそ1か月ぶりにファンがいる競馬場。あーやっぱりこの光景がいいなあと、改めて思った次第。今は声を上げての声援がなかなかできない状況ですが、それでも思わず声が出てしまっている方もいましたね。競馬ははやり生観戦が一番。コロナの出口も少し見えてきているように感じるので、もう少しの辛抱ですね。今週のばんえい競馬はおよそ1か月ぶりに重賞レースが行われました。春の古馬重賞第一弾 第29回北斗賞BG3小雨が降る中のレース。気温も低く、寒々とした空気の中、スタートが切られました。オレノココロ、コウシュハウンカイがいなくなり、今の古馬は群雄割拠。春先は5歳馬の活躍が目立ち、活躍しておりましたが、活躍するということは、賞金ハンデは増えていくので、だんだんと苦しくなる。また、まだまだ5歳ですからね。これからの馬。力はあることはもうわかっていますが、毎回いいレースが出来るかというと、そうではないですよね。今回も5歳馬アオノブラックはトップハンデで正直厳しいと考えていた方が多かったようです。ただ、アオノブラックの次にハンデがあった、5歳馬メムロボブサップが1番人気。20キロはさすがに厳しいけど、10キロならメムロボブサップはこなしてくれると大方見ていたようですね。2番人気は、前哨戦の大雪賞快勝したアアモンドグンシン。渡来心路騎手の初重賞制覇ということも、十分考えられると思われておりました。3番人気は、メムロボブサップと同様の10キロ重い、ウンカイタイショウ。4連勝中で今年の快進撃を見たら、買いたくなる1頭ですよね。世代重賞の天馬賞以来の重賞挑戦。古馬重賞は初挑戦となりました。レースはアアモンドグンシンが引っ張る展開。小雨、今年の軽い馬場ということを考えても、前半早い流れだったと感じました。思いっきりのいい、渡来騎手。結果障害が上がれず、競走中止となってしまいましたが、これは結果論。あそこですんなり上がっていれば勝ち負けでしたからね。どの馬もやや障害で苦戦していたと思いますが、先に抜けてきたキタノユウジロウ。メムロボブサップも早めに動いて障害苦戦は、降りた時点で厳しさを感じました。それでも3着と頑張っていました。キタノユウジロウは最後まで足取り衰えることなく、古馬重賞初制覇。(主催者提供)2着には8番人気マツカゼウンカイが入りました。マツカゼウンカイは道中最後方からの競馬。ほかの馬が障害で苦戦していたこと、最後は切れで2着まで来ましたが、展開的に向いたところはあったように思います。道中、勝負をかけて前に行った馬が障害で苦戦。今回の北斗賞は展開がすべてだったように思います。ばんえい記念2着、オッズパーク杯3着。今回松田騎手が復帰して最初の重賞。キタノユウジロウを知り尽くす主戦騎手での重賞制覇は本当にお見事と感じる瞬間でした。(主催者提供)ただ、今後はキタノユウジロウもハンデというところがカギになるでしょう。まだまだ今季の古馬戦線は戦国の世。次回は1か月後、7月18日旭川記念です。ホッカイドウ競馬は先週2夜連続重賞レースが行われました。16日(水)は牝馬の重賞 第7回ヒダカソウカップH2ゴール前大混戦を制したのは、外から脚を伸ばして差し切ったルナクレアでした。(主催者提供)3連覇を狙うクオリティースタートもインから伸びてきて惜しくも2着でしたが、いいレースでしたね。3着に13番人気ストラールが入って波乱の結果に。この後、ノースクイーンカップ、そしてブリーダーズゴールドカップにつながっていきます。牝馬の戦いも今後楽しみですね。17日(木)ダービーシリーズ2021第49回北海優駿H1が行われました。古谷さんのブログでレースについて詳しく書かれております。2冠達成となったラッキードリーム。(主催者提供)4コーナーから直線に向いたときには、同きゅう舎のリーチが勝ってしまうのではと思うほど、リーチがいいレースを見せましたが、ラッキードリームがきっちりとらえて勝利。北斗盃と同じワンツーという結果。3冠に向けて一番懸念していた北斗盃を制した時点で、ラッキードリームの三冠は濃厚と大方思っている方も多いのではと思います。ただ、同きゅう舎ではありますが、一番のライバルはリーチで間違いないでしょう。リーチが今回これだけのレースを見せていただけに、三冠はそう簡単ではないなと感じました。次回三冠目王冠賞は来月7月22日(木)。リンゾウチャネル以来史上6頭目の三冠に挑むラッキードリーム。3冠阻止となるかリーチ。はたまた伏兵が現れるか・・・大注目です。さて、今週もホッカイドウ競馬は注目の戦いを予定しております。今年デビューの2歳馬が早くも大舞台に挑みます。第46回栄冠賞H2 頭数も14頭とそろいました。JRA函館2歳ステークスにもつながるレースで、毎年大混戦必至。今年も注目2歳が続々デビュー。注目馬たちの初対決は目が離せませんね。全国で最も早い2歳重賞。ぜひご参加ください。
2021年06月22日

ミツオーです。プチ禁酒中です。さて、先週火曜日(6月15日)、金沢競馬上半期の総決算・百万石賞がおこなわれました。金沢競馬の古馬重賞戦線で「四大重賞」は、何度もご紹介してきたとおり、百万石賞白山大賞典北國王冠中日杯で、冬季休催期間があり春は3月後半から始まる金沢競馬では、夏前の上半期が短いこともあり、4つのうち百万石賞だけが前半(6月)に、残る3重賞は下半期・秋以降におこなわれます。が、それは例年の話。今年の金沢はJBCイヤー。JBCに備えて、年間の重賞実施日程や条件に、手が加えられています。というわけで、今年の四大重賞は、百万石賞(6月15日)北國王冠(7月25日)白山大賞典(9月22日)と、ここまでがJBC前におこなわれ、年末の総決算・中日杯が12月12日となっています。今年の百万石賞は、金沢の女帝・ハクサンアマゾネスにライバルたちが挑むという図式。昨年、3歳4月にデビューして以来、連戦連勝で石川ダービーを制覇したあとも、冬季は南関東へ短期移籍して走るなど、休みらしい休みを入れることなく走り続けてきたハクサンアマゾネスは、「去年からずっと走り続けてきてね、…さすがに疲れがきてる」と主戦の吉原寛人騎手がその状態を気遣う状態。管理する加藤和義調教師も、「(状態が)上がってこない。戻らない」などと弱気な発言。はたして女帝が本来のパフォーマンスを見せられるのかどうか、心配されました。結果は、逃げたファストフラッシュをピッタリ2番手でマークしたハクサンアマゾネスが、4角から直線に向くや先頭、食い下がるファストフラッシュを振り切って優勝。3着以下は7馬身離れました。4歳馬による百万石賞制覇は2010年ジャングルスマイル以来。牝馬の優勝は、2003年トゥインチアズ以来の快挙でした。吉原騎手は、ハクサンアマゾネスについて、「レース毎に全力で走ってしまう馬で、レース終わって上がってくると、脚が震えていることがある。徽軫賞を、本来ならラクに勝って追い切りがわりのようにするハズが、思いの外相手が強くて負けてしまった、それがそのあとの利家盃にも響いて、さらに今回にも影響してる」と語り、その性質からも連戦の疲れが蓄積していることを懸念していたのですが、結果的にはその不安を払拭してみせた馬の走りでした。以前、他の実績馬の重賞勝利について吉原騎手と話した際に、「この馬の強さは見せたけど、本来のという意味で、力は見せてない、という表現でいい?」と尋ね、「まさにそのとおり」と言われたことを思い出し、今回も、もし勝てるとしたらそういう状況?と聞いてみると、「そうですね…。とにかく状態は決してよくないので、馬にかわいそうなことにならないように。あんまり強気な乗り方はできないでしょうね。慎重に乗ってくることになる」とにかくレース前は終始厳しい表情をくずすことのなかった吉原騎手でした。無事優勝し、勝利騎手インタビューに臨んだ吉原騎手は、気のせいか、目元を少しうるませた様子で、インタビュー中にも言葉をふるわせるシーンがありました。吉原寛人騎手 百万石賞優勝インタビュー「ホッとしました…はい。ホントに…ありがとう。いやあ、ホントにね、苦しい日程でなかなか状態も上がってこなくてね、ボクもちょっと弱音を吐く感じでレースに挑んじゃったんでね、こんだけ頑張ってくれたアマゾネスにちょっと失礼感じになっちゃったんですけど。ホントに結果出せてよかったです。他の有力馬たちも万全の仕上げでね、挑んできてるのがわかるくらいの迫力のある馬たちがいっぱいいたのでね、ちょっとホントに不安になりましたけど、最後はアマゾネスの地力に頼って祈るような気持ちで追ってました。レース前のプランとしては、ファストフラッシュだけを目標にというボクのイメージだったんですが、ホントにスムーズにピッタリマークできたので他の馬に負けるなら仕方ないくらいの気持ちで乗ってましたけど、その判断が正しかったようで、後ろを離していたのでね、しっかり倒せてよかったと思います。馬の呼吸と相手の馬のリズムと、タイミングはしっかりとはかりながらでしたけど、最後また盛り返してきてたので、ホントに苦しかったです。逃げ馬よりね、外一頭ぶん長く走ってますから、すごい脚で差してくれたと思います。ついに、百万石賞獲りました!ここまでくるのにホントに大変な日程で、馬に大変な思いをさせたんですけど、しっかり結果を出してファンの皆さまの声援にこたえることができたので、これからもぜひ応援よろしくお願いします」逃げたファストフラッシュをピッタリ二番手でマークできたことについて、加藤師は、「逃げ馬との間に何かに入られるのがイヤだったから、スタートからアクセル踏んで行ったんだよ」と話し、吉原騎手は、「3〜4角で、いつものアマゾネスだったらもっと馬なりで並んで抜いていけるんだけど、ファストフラッシュもいつも以上に手応えよく逃げてたから、こっちもグイグイ追っていかないと並んでいけなかった」ライバルの好走にも言及しつつ、苦戦をものにした喜びを語りました。(逃げて2着のファストフラッシュ。距離面で不安をささやかれましたが、見事な走りでした)この春、新星のごとく現れた同じ4歳牝馬・ネオアマゾネスにこそ遅れをとったものの、他のレースでは牡馬相手にも完勝を続けたハクサンアマゾネス。金沢の女帝、その走りに陰りなし。強さは見せた。今度は本来の力を、より強い相手に見せてほしい。そう思わせた、百万石賞でのハクサンアマゾネスのパフォーマンスでした。(徽軫賞時のハクサンアマゾネス)(今回の百万石賞のハクサンアマゾネス)なお、今シーズン初め、吉原騎手はハクサンアマゾネスについて、「JBCレディスクラシックに出たいのでね…夏の読売レディス杯がちょうど1500メートルですから、そこでいい走りを見せて秋に向かいたい」と話していましたが、はたしてこのあとのローテーションはどうなるでしょうか?まずはゆっくりと、たまった疲れを癒やして、次は元気いっぱいな姿を見せてほしいと思います。
2021年06月21日

日曜日担当の高橋華代子です。 パート1からの続きです。今週も、南関東競馬新馬戦の勝ち馬の顔ぶれをご紹介していきます。☆6月4日の浦和1レース、ドリームチャレンジ2歳新馬(800m)。 吉留孝司騎手がエスコートした1番人気アイフリート(浦和・岡田厩舎)の逃げ切りで決まりました。800m48秒5(重)。 馬主 ライフエンタープライズ (株)様 生産 八島夕起子様(新冠) 父 ヤマニンセラフィム、母 トシザフリート、母父 アフリート 2歳牝馬、456キロ☆ 6月4日の浦和2レース、ドリームチャレンジ2歳新馬(800m) 左海誠二騎手騎乗の1番人気ノブレスノア(浦和・小久保厩舎)が逃げ切り優勝。勝ちタイムは800m48秒2(重)。 馬主 島川隆哉様 生産 有限会社 エスティファーム(日高町)様 父トーセンブライト、母トーセンオーキッド、母父ネオユニヴァース、全兄は遠征競馬で東海桜花賞を制したトーセンレビュー。 2歳牡馬、 479キロ☆6月10日大井3レースの新馬戦(1600m)は、藤田凌騎手騎乗の3番人気モルトフレイバー(大井・福永厩舎<小林>)が道中3番手から、最後の直線では競り合いを制しました。勝ちタイムは1600m1分44秒9(良)。 馬主 尾田信夫様 生産 桜井牧場様(新ひだか町) 父 ドゥラメンテ、母 ナスケンアイリス、母父 フレンチデピュティ 2歳牡馬、489キロ モジアナフレイバーが半兄に当たり、祖母の兄がタイキフォーチュンです!!!☆6月11日大井4レースの新馬戦(1400m)は、矢野貴之騎手がエスコートした2番人気トップアメリカン(大井・佐宗厩舎<小林>)が、最後方から進出しての差し切り。勝ちタイムは1400m1分31秒1(良)。 馬主 菊地博様 生産 川上牧場様(新冠) 父は新種牡馬アメリカンペイトリオット、母がサダムアカイカゼ、母父はブライアンズタイム 2歳牡馬、488キロ ☆6月11日大井5レース(1200m)は、矢野貴之騎手が手綱を取った1番人気ママママカロニ(大井・森下厩舎)が3番手からメンバー中最速の脚を繰り出し差し切りました。勝ちタイムは1200m1分14秒1(良)。 馬主 山口裕介様 生産 清水牧場様(平取) 父はホッコータルマエ、母がカラダダイヤモンド、母父はステイゴールド 2歳牡馬、429キロ ☆6月17日川崎1レースのスパーキングデビュー新馬(1400m)は、山崎誠士騎手が手綱を取った1番人気ベアカキーン(川崎・鈴木義久厩舎)が逃げ切りの勝利。タイムは1400m1分33秒8(重)。馬主 熊木浩様 生産 ヤマタケ牧場様(新冠) 父 ヘニーヒューズ、母 オグリダイアン、母父 キングヘイロー、曾祖母 マックスフリート 2歳牡馬、484キロ ☆同じく17日の川崎2レース(1400m)では、矢野貴之騎手が手綱を取った4番人気フレッシュグリーン(川崎・加藤誠一厩舎)が道中3、4番手からの差し切り勝ち。タイムは1400m1分33秒7(重)。 馬主 山口正行様 生産 村上雅規様(新冠) 父 トゥザワールド、母 ライムライト、母父 アグネスタキオン 2歳牡馬、 414キロ☆6月18日川崎1レースのスパーキングデビュー新馬(900m)は、森泰斗騎手がエスコートした1番人気サンエイジロー(川崎・高月厩舎)が3番手からの差し切り勝ち。タイムは900m55秒2(重)。 馬主 鈴木雅俊様 生産 鎌田正嗣様(浦河) 父 エスポワールシチー、母 フォレストビーナス、母父 エルコンドルパサー 2歳牡馬、 468キロ☆続いて19日の川崎競馬場で実施した2レースのスパーキングデビュー新馬(900m)は、山崎誠士騎手が騎乗した5番人気シゲルコウモリ(川崎・鈴木義久厩舎)の逃げ切り勝ち。タイムは900m55秒2(重)。 馬主 森中蕃様 生産 大林ファーム様(新冠) 父 エスポワールシチー、母 シゲルシュサ、母父 Henny Hughes 2歳牡馬、493キロ 今年度は17頭の新馬勝ち馬が誕生しました。これからまたどんな馬たちがデビューして勝ち馬として名乗り出るのでしょうか!!!
2021年06月20日

土曜日担当は、園田競馬・姫路競馬実況の竹之上次男です。 緊急事態宣言が、あすの6月20日で解除される。 その後、近畿圏では大阪や兵庫、京都などが、まん延防止なんちゃらという、いわゆる『まんぼう』に対策が移行する。 誰が言い出したか知らんけど謎のルールがあって、園田競馬場では現在、酒類の提供ができないという状況。 でも、来週からは酒類の提供が再開される見通し。 “恐らく”そういうことになると思われますので、お楽しみください♪ ただ、ナイターのときの閉場時刻がどうなるかは、いまのところ不明です。後日、園田競馬の公式HPでご確認ください。 〓Weeklyトピックス〓 ★来週は園田FCスプリント 昨年の覇者エイシンエンジョイが連覇を懸けて出走。一昨年の覇者タガノカピートもエントリーして、新旧スプリント王対決に注目が集まります。 しかし、前走同じ距離のオープン特別で、この2頭を差し切って強烈なインパクトを与えたブランオラージュも当然主力候補。 遠征馬は高知競馬から3頭が出走。昨年の2着馬ダノングッドや、JRAから移籍後2連勝中の5歳馬、ダノンジャスティスも注目される存在です。 来週の木曜日、6月24日に行われる『園田FCスプリント』にご期待ください! ★大山龍太郎騎手について もうすでに『竹之上次男.com』このことについて書いていますので、必要であればご覧ください。 YouTubeでも語っております(;^ω^) 佐々木世麗騎手が一日3勝挙げたとか、長尾翼玖騎手が頼りになるとか、そんな話も書いています♪ あと、田中学騎手の笑顔とか(∩´∀`)∩ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 来週も火曜水曜がデイ競馬。金曜日がナイター競馬です♪
2021年06月19日

金曜日は、古谷が担当します。 地方競馬は「ダービーシリーズ」が佳境を迎えています。各地のダービーが行われている中、ホッカイドウ競馬でも17日、「第49回北海優駿(ダービー)」が行われました。 「北海優駿」は、「ダービーウィーク」が始まった2006年まで、3歳三冠の最終戦として、秋に組まれていました。2006年だけ、(ダービー)が「北斗盃」についているんですが、翌年以降も「ダービーウィーク」が行われるなら、さすがに「北斗盃」ではイメージが沸かないので、優駿と名の付く「北海優駿」を6月に移行した方が良いのでは…という声が起こり、それに応える形で6月に移りました。「ダービーウィーク」から、1週間にこだわることないスケジュールが組まれるようになった今は、「ダービーシリーズ」となり、「北海優駿」も2018年から6月中旬の日程になりました。 その「北海優駿(ダービー)」ですが、過去10年で1番人気が6勝していましたが、2着と3着がなく、勝つか負けるかはっきりした結果になっています。また、一冠目の「北斗盃」に出走している経歴の馬が断然強く、これは「北斗盃」が1200m時代から続くもの。距離は違えど、やはり三冠路線を歩む馬が強いことを示している表れだと感じます。 ダービーと銘打っている中で、8頭立ては寂しい感じがしますが、それでも前年の「JBC2歳優駿」の覇者で、一冠目の「北斗盃」を制したラッキードリームが出走したことも大きいのかと思いますし、それだけ存在感のある馬が「北海優駿(ダービー)」に登場したと考えるべきだと思います。前年の「鎌倉記念」を制し、「北斗盃」は2着だったリーチが2番人気。このレース、2番人気が非常に相性が悪いものの、これだけ少頭数のレースなら、実績がモノを言う可能性は高いかもしれません。 頭数が頭数だけに、スローに流れることは想定されましたが、コスモダラニが逃げる展開で、早い段階で流れが落ち着きました。僕が採った時計で、前半5Fのラップは、12秒9-12秒0-12秒7-13秒5-13秒4=前半3F37秒6-5F64秒5でした。15日は雨が降った割に、16日と17日のレースは良馬場で、かなり乾いたパワーの要る馬場で行われていましたから、2000mという距離を考えた時に折り合い重視の展開になることは想定されましたが、思った以上にペースが落ち着きました。その後、3コーナーまで2F続くわけですが、13秒1-13秒7という淡々とした流れでした。7F目の13秒7は、まだ先頭とはいえコスモダラニが苦しくなり、向正面でペースが上がらないうちにテイクアターンが内から仕掛け、外にいたリーチがより折り合いを重視する形で動くに動けなかった状況だったからだと推測できます。リーチは、距離延長に対して不安を抱えていましたから、折り合いにはかなり気を使っていたと思います。ラッキードリームは、その状況でもまだリーチから2馬身ほど後ろを進んでいましたが、3コーナーでラッキードリームも進出。そこで、13秒2-13秒3-14秒1=上がり3F40秒6と、多少ペースが上がりました。先に仕掛けたテイクアターンが苦しくなり、直線はリーチとラッキードリームの一騎打ちでした。意外とリーチが渋太く食い下がりましたが、ラッキードリームが着差以上の完勝で、二冠を達成しました。写真提供・3枚とも山中博喜氏 「グリーンチャンネル地方競馬中継」の解説を担当していましたので、レース後の取材は下りることができませんでしたが、後で石川倭騎手と林和弘調教師のインタビューを確認すると、林師が、リーチの状態が良いので、後ろばかり気にする石川倭騎手の動きが少し気になっていたそうですが、二冠ともワンツーを決めた辺り、大舞台に強い騎手と調教師です。また、石川倭騎手の落ち着きぶりは、相当なものがあります。 三冠を懸けて「王冠賞」に挑む訳ですが、距離短縮でリーチがプラスに働くことを考えると、ラッキードリームにとって最大のライバルが、同じ厩舎のリーチになると思います。三度目の対決、今から楽しみです。 さて、来週24日は、全国で最も早い2歳重賞「第46回栄冠賞」が行われます。例年以上に粒揃いのメンバーとなりますが、評判通りの強さとスピードを見せたシャルフジンを筆頭に、14頭の激しい争いは必見です。また、この日の1700mで行われる「スーパーフレッシュチャレンジ2」には、一昨年のセレクト当歳で、3800万円(税別)で取引された、キタサンブラック産駒のウンが登場します。こちらもぜひ、御期待下さい!
2021年06月18日

木曜担当のよこてんです。 今回は岩手の“ダービー”、東北優駿のお話です。 6月13日に行われた『東北優駿(岩手ダービー)』。11頭が争った岩手の3歳三冠第2戦は1番人気リュウノシンゲンが優勝。ダイヤモンドカップに続き二冠目を獲得しました。★第29回東北優駿(岩手ダービー)優勝/リュウノシンゲン 簡単にまとめてしまえば“リュウノシンゲンの強さが2000mでさらに際立った”と言っていいのではないでしょうか。 ゴール寸前で追い詰められる形になったために最後止まった、ギリギリで勝ったような印象になるのは仕方無いでしょうが、今の水沢のタフな馬場傾向、前半1000m通過が1分4秒を僅かに超えるくらいの、3歳のこの距離のレースとしては速いペース、人気上位勢が互いにマークし合うプレッシャーのかかる展開。それらを考え合わせていけばむしろリュウノシンゲンが1馬身半の差を守り切ったのが立派。 対するライバル達の側も、2000mという距離の中のどこかかにリュウノシンゲンの“隙”が生まれることを狙って攻めたものの、結果として攻めた分だけリュウノシンゲンがより前に行ってしまった。そんな構図だったと自分は感じました。★一周目のスタンド前。2番手リュウノシンゲンを人気上位馬がマークして、1番人気~5番人気がこの画角の中に収まっている 馬場傾向に関しては、今年の水沢の、特に良馬場の時はパワーを要求されるタフな馬場になる傾向が強いです。結果的に前残りになる事が多いのですけども、それは差し馬が差し脚を使えないくらいタフな馬場傾向になるがゆえで、馬場が軽いために先行馬が止まらないパターンとは違います。 一昨年の東北優駿、同じ水沢2000mで行われた際にパンプキンズが2分7秒6で勝っていますが、この頃の水沢は反対に時計が出やすい砂質で、なおかつ雨の影響があると極端に高速化しやすい馬場傾向でした。なので、例えばその2019年の東北優駿の一つ前、B1級の1300m戦・稍重で1分20秒7というレコードに0.5秒差の高速タイムが出ていますし、翌週に行われたみちのく大賞典では2000mのレコードが9年ぶりに更新されたりもしています。 今年のリュウノシンゲンの勝ちタイムをパンプキンズの東北優駿の時に並べたら10着相当にしかならないのですが、そこで単純に時計を比べる意味はないでしょう。 近年の水沢でのみちのく大賞典が良馬場なら2分11秒~14秒で決まっている事、先日の6月7日に行われた1900mのA級一組戦の勝ちタイムが2分3秒0だった事等々から考えれば、際だって優秀なタイムとまでは言えないかもしれませんが、今の時期の3歳馬とすれば十分なものだと思います。 距離への懸念というものも確かにあって、リュウノシンゲンにとって2000mは確かに長いのでしょう。ただそれにしても、本当に止まっていれば、止まりきっていたならば最後は差されている展開でしたから、そこは坂口裕一騎手の「抜け出してからは遊んでいたけれど後ろから馬が来たらまた伸びた。交わされる心配はしていなかった」というコメントをそのまま受け取っていいのではないでしょうか。 ここで、敗れたライバル達に騎乗していた各騎手のコメントを見てみましょう。まず2着グランフォロミー。「逃げるくらいのつもりでいました。イメージは金杯の時のようなリュウノシンゲンより前で戦う形。でも思ったより進んでいけなかったので控える形に。そこからは強い馬が前でやり合っているのを見ながらの道中。自分の馬も他の馬が来たら伸び始めるようなところがあるから、サンエイマジックがもっと早く並んできてくれていたらリュウノシンゲンとの差ももっと縮まっていたかも(鈴木祐騎手)」 この春はスプリングカップ・ダイヤモンドカップとも10馬身近い差をつけられていた同馬ですが、1月の金杯ではリュウノシンゲンに対してアタマ差、タイム差は無い2着に、昨年の寒菊賞でも1馬身差の2着だったのですから、これがこの馬の本来の走りと言うべきでしょう。 恐らくタイプとしてはリュウノシンゲンに似ているのではないか?と思ったりしますね。ちょっと難しいというかマイペースというかで、並んで競り合いになると途端に頑張る。自分より強い相手がいたりするとより力を絞り出す。そんなタイプなのかな、と。 3着のサンエイマジックは高橋悠里騎手のコメントです。「自分の馬はじりじり伸びるタイプだから、前がやり合っているのを後ろで見ながら、前から脱落した馬を交わしていく・・・という作戦でした。展開面はだからバッチリハマりましたね。結果3着で、もっと上に行けなかったのは残念でしたけど、馬はよく頑張ってくれた。引っかかったりするところがないから2000mとかの距離も悪くないのかもしれないですね(高橋悠里騎手)」 2歳時は重賞出走は無く、冬期間に南関で2戦して岩手に復帰。スプリングカップは5着とはいえリュウノシンゲンとは13馬身近い差だったところからダイヤモンドカップは4馬身半、今回は約2馬身と差を縮めてきている形です。デビューが昨年10月後半でしたからここにきて力を付けてきている・・・と見ていいでしょうね。 血統や脚質からも中距離はあまり問題にならないだろうと思いますが、ちょうど昨年の3歳戦線で同じ高橋悠里騎手が騎乗していたレールガン同様、展開に左右されやすいタイプだとも感じます。リュウノシンゲンにさらに迫れるか?全国区の馬たちとやれるだけになるかどうかはこの先の成長次第・・・でもあるでしょう。 2番人気4着のゴールデンヒーラーは、主戦・山本聡哉騎手の負傷により、今回は山本政聡騎手が騎乗しました。「自分で逃げても良いつもりでゲートを出たのですが、他の馬の出方を見て、リュウノシンゲンをマークする外の3番手に。向こう正面で少し動いた時に手応えがあったから“これならいけるかな”と思ったけれど、並ばせてくれなかったですね。牝馬にとっては馬場がキツかったでしょうし、距離も少し長いのかなと感じました。でも凄く真面目に走ってくれました。やっぱり力はある馬です(山本政聡騎手)」 結果としては4着でしたが直線残り100m過ぎまでは単独2番手を守り、最後は2頭に交わされたものの、それまではじりじりとリュウノシンゲンとの差を詰めようともしていました。レース全体を見ればいわゆる“負かしに行って”の敗戦。力がある馬という評価は変えなくて良いと思います。5着のベニスビーチは村上忍騎手のコメントです。「前走の感じが良かったし、ここでもリュウノシンゲンやゴールデンヒーラーについていっても競馬ができると思ったけれど。今みたいな馬場が合わないのもあるだろうけど、1800、2000という距離になって差を拡げられてしまった感じ(村上忍騎手)」 こちらもゴールデンヒーラー同様に積極的に前を追いかける道中でした。最後は力尽きた形ですが、3コーナーあたりからスパートし始めて直線半ばまでグランフォロミーらと横一線で食い下がっていたのですから、十分に力強い内容でした今回は村上忍騎手のコメントに表れているように距離が長かったという判断でいいのでは。 今回の上位馬の差は、リュウノシンゲン以外の4頭のそれは展開の差だと自分は考えます。ゴールデンヒーラーやベニスビーチが積極的に攻めていった分、グランフォロミーやサンエイマジックに向いた形になった。今回のレースの2周目の4コーナー、リュウノシンゲンが抜け出していて他の4頭は概ね一団。そこから先で生まれた着差は各馬の作戦の違いでしかないのかなと。 リュウノシンゲンは、なんというか「付け入れそうな隙」があるように見える馬で、今回も差されそうな雰囲気を見せたりもしましたけども、ライバル達がそれぞれ自分の戦い方をやりきっているだけに、リュウノシンゲンの強さが再確認された結果だったと思いますね。 リュウノシンゲンはこれで二冠達成。三冠目は9月の不来方賞になります。そして10月にはダービーグランプリ。どうも夏場は休養にあてることになるような同馬ですが、秋には三冠達成を、そしてダービーグランプリでは三冠馬が迎え撃つ形になる事を、期待しましょう。★坂口裕一騎手の指も二冠の「二」に。次は三本目を目指す
2021年06月17日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 昨日・6月15日火曜日 東海ダービーが行われました。 今年も…無観客のダービーデイ 1年前、無観客のダービーデイにどんなことを思っていたかを、改めて思い返してみました。正直、「競馬って、こういうことじゃないよな…」って思ってた気がします。馬券売ってレースやればいいってもんじゃないなと。 まるまる1年経って、その思いはずっと変わらず感じ続けていて、競馬の世の中の姿は何も変わらぬまま、またダービーデイ。 とは言え、レースの暦は変わらず巡ってくる、ということは、一つの救いではあるかな。こんな状況の中でも、1年経ったらまたダービーデイはやってきました。 落馬負傷で戦列を離れていた宮下瞳騎手が、今開催本日から復帰しました。 復帰初戦の2レース レース後、大恵陽子さん(左手前)の取材を受ける。 お話の中身は、NAR公式のレディスジョッキーズ特集サイトのコラムにてお楽しみ下さい。 今度の金曜日・18日に掲載予定だそうです。 復帰戦に乗った感想を問われた宮下騎手。 「気持ちよかったですね~。」 この言葉には、しびれました。 当たり前なんだけど…プロなんだな、と。 「楽しかった」とか「ホッとした」とかじゃなくて、馬に乗って実戦に出て「気持ちよかった」 彼女にとっての「日常」が戻ったことの、心地よさ、なのかな…。 ただ…負けたレースでは、いつもなら悔しそうな表情を画さない彼女が、この日は笑顔が絶えない一日でした。 またすぐに、いい活躍をしてくれるのではないでしょうか。 さて、メインレースの東海ダービー。 向正面から、馬場を1周半する1900m ただスタート直後で波乱が… 「自分の形で競馬を」の予定だったダイセンハッピーが、スタート直後にトモを滑らせたらしく立ち後れ。同じ厩舎のティーズダンキーが、この2走とは一転してロケットスタートを切り、逃げを図る人気のトミケンシャイリに競り駆けようかという流れ…。 最初の1コーナーの入り 先頭がトミケンシャイリ(黒棒橙の服) 控えたティーズダンキーが2番手(桃帽赤の服) その直後に、駿蹄賞3着のスプリングメドウ(緑帽桃の服) その右にいるのが人気のもう一方ブンブンマル(青帽黄色と青の服) 好位の内ラチ沿いにいるダイセンハッピー(緑帽赤と黄色の服)は、もうこのあたりで砂を被って首を上げ、気持ちの面でダウンという感じに…。 勝負所でも、先に行くトミケンシャイリの脚色は衰えることなく… ブンブンマルの脚色にも、いつもの脚色がなかったかな 夏はあまりよくない馬みたいで…。 トミケンシャイリ完勝 見事!駿蹄賞との2冠達成!! 今井貴大騎手のインタビューの模様は、名古屋競馬公式Youtubeチャンネルの動画でご覧下さい。 敗れたひとたちにも、それぞれのダービーがありました。 加藤誓二騎手 スズノスケで4着 去年、門別への単騎移籍期間中に北海優駿には乗っていましたが、東海ダービーは初めて乗ることが出来たとのこと。「前と離されてしまって…もっとうまく乗れれば、仮に同じ4着でももう少し詰められていたかも。ダービーはやはり乗れて良かったけれど、悔いが残るレースでした。」 大ベテラン「名古屋のレジェンド」丹羽克輝騎手 フーククリスタルで8着 この1年は、大きな怪我で戦列を離れたこともありましたが、ダービーにはきっちり参戦。「…でも、ダービーは勝たないと。」 いつか、この人が勝つところも見てみたい。 62歳。でもまだまだ元気いっぱい、ぜんぜんやれてますしね。 レース後、取材に応じる今津博之調教師(右) ティーズダンキー11着 ダイセンハッピー12着 どちらも、それぞれの力を全く出せず、残念そうな表情。 でも…いまから8ヶ月も以前のこと。 ダイセンハッピーがゴールドウイング賞を勝ったときに、彼はこう話していました。「この馬で東海ダービーをと思っています。とにかく東海ダービーまで無事に行くことが大切」 その言葉通り、ダイセンハッピーは、多分凄くいい状態でダービーに駒を進めてきました。 その後1月に重賞を勝った、ティーズダンキーともども、ここに目標を置き、その通りきっちり仕上げてきました。 勝った負けたは、そのときだけのこと。 でも、競馬は刹那ではなく、つながりのスポーツ。 目指した2頭がこの舞台に揃って上がったことの素晴らしさを、この場所でずっと取材してきている私としては、強く感じずにはいられませんでした。 彼が次にダービーに、どんな馬を送り込んでくるのか。 ダービーを巡る興味は、尽きることがありません。 最後に…おまけ、じゃないんですけど(汗) 今井貴大騎手が、ダービーのあとの最終レースも勝って、デビュー通算1200勝を達成しました。 この日も3つ勝って、昨日までで今年の勝ち鞍が66勝。 トップの岡部誠騎手に追いつくには数が離れていますが… 年初からここでもお伝えしているように、非常に順調に勝ち星を重ねている今井騎手。 改めて、意気込みを伺ったところ… うーん、と考えたあとで「じゃ、シーズン終わるときまでに、150勝を目標にしてみましょうか。いま丁度年の折り返しだし、だいたい(ここまでの)倍、ということで。」 今年の成果に手応えがあるからこその、この意気込みではないかと。 このひとの場合は、いつも自身が言っているように「まずは怪我なく」が第一。 その上で年末、また振り返ってどんなふうに感じたことを話してくれるのか、成績とともに楽しみでなりません。 名古屋へ向かう途中の飛行機内から撮った、弥富トレーニングセンター 現在スタンドが、絶賛建設工事中! いまの、土古(どんこ・地名)にある名古屋競馬場での、最後のダービー。 本当に静かに幕を下ろしました。 競馬場移転により、来年はここへ場所を移して行われるダービー。 そこに向けての新たな1年が、また始まります。 さて…明日は、門別で北海優駿。 今夜の門別競馬場 その戦いの時は、着々と近づいてきています。
2021年06月16日

火曜日担当の太田です。すっかり夏の陽気となっている北海道。週末は30度を超える真夏日。暑いですね。ただ、本州から比べると湿度が低く爽やかさがあるようです。夜は気温が下がるので寝苦しさがないのは救いですね。今年もJRA北海道シリーズがスタートしました。今シーズンは札幌開催から始まり、札幌1開催(3週間)→函館1、2開催(6週間)→札幌2開催(4週間)という日程で行われます。この時期の函館は毎年寒くて凍えておりましたが、今年は札幌。夏の暖かさ。競馬日和でしたね。そして、昨年はすべて無観客開催でしたが、今年は事前応募の抽選で当選された、およそ1300名の方が入場。開幕初日第1レースのファンファーレが高らかに響いた後には場内から拍手が沸き起こりました。ファンの皆さんにとっては待ちに待った生観戦ですものね。それでもまだまだ普段通りというわけではありません。抽選で当たった方は存分にお楽しみいただければと思います。ホッカイドウ競馬、ばんえい競馬ともに20日までの予定で無観客開催。その後、緊急事態宣言が解除となることを願い、そして、再び、競馬場内に活気が戻ってくることを切に願って・・・ホッカイドウ競馬は今週16日(水)と17日(木)の2日間開催。今シーズン最後の2日間開催となります。次週からは火曜、水曜、木曜日の3日間開催。11月まで続きます。引き続きお楽しみください。さて、今週は2夜連続重賞レースが組まれております。16日(水)は牝馬オープン重賞AIRDO賞 第7回ヒダカソウカップH2 内回り1600m14頭立てと頭数がそろいました。3連覇を狙うクオリティスタートをはじめ強豪がそろって混戦必至の模様。クオリティスタートにとっても3連覇はそう簡単ではなさそうです。好調のネーロルチェンテ、東海で活躍していたニジイロが北海道に戻ってきました。水沢留守杯日高賞を勝ったスマイルミュ。そのほか、どの馬にも十分チャンスがあり、一筋縄ではいかなそうですね。よく17日(木)は3歳2冠目 STV杯 第49回北海優駿(ダービー)H1 外回り2000mが組まれております。1冠目北斗杯は、昨年初代JBC2歳優駿の栄冠に輝いたラッキードリームが勝利。今季初戦、初めての内回りと不安材料もありながら、そこを見事クリア。3冠に向けて視界良好という感じとなりました。初の2000mとなりますが、前回のほうが鬼門と言われていたので、最有力候補であることは間違いないですね。初めての距離ですが、距離延長がプラスといわれているオタクインパクト。北斗杯2着リーチ。今季JRAから転入後好走。前回勝利クライマックスなど。少頭数ではありますが、はやりダービー。緊張感がありますね。2夜連続重賞ぜひご参加ください。それから、北海優駿の前、第11レースには、北海道に戻ってきた昨年南関東桜花賞、東京プリンセス賞を勝利。関東オークス2着馬アクアリーブルが出走します。注目の門別グランシャリオナイター。今週も目が離せませんね!!ばんえい競馬も次回久々に重賞レースが組まれております。20日(日)古馬オープン第29回北斗賞BG3を予定しております。昨年はミノルシャープが勝利。そこからの快進撃はみなさんご存じかと思います。そのミノルシャープもここにきて調子を上げてきている感じがしますね。(昨年の北斗賞 ミノルシャープ)オッズパーク杯を勝利アオノブラック。ライバルのメムロボブサップの5歳馬は今ばんえいを引っ張るだけの力を備えており、有力馬であるのは間違いないですね。センゴクエースも復活が待たれます。ただ、いつ走ってもおかしくはなく、力はある馬ですから侮れません。アアモンドグンシンも今季復活を遂げ、前回勝利。ここに向けて調子上向きです。4連勝中7歳馬ウンカイタイショウも初重賞制覇を虎視眈々と狙っていることでしょう。今の状態なら十分チャンスがありそうです。同じ7歳馬実力馬メジロゴーリキ、マツカゼウンカイ。また、ばんえい記念2着馬キタノユウジロウと古馬戦線は群雄割拠。オレノココロ、コウシュハウンカイの2大巨頭がいなくなり、そして、ばんえい記念勝利のホクショウマサル亡き今、まさに戦国の世。面白い戦いになること間違いありません。ぜひご注目、ご参加ください。さて、今年も昨年同様にイベントの開催ができないため、重賞レースで騎手が意気込みをシャウトする、ジョッキーシャウトが休止。そこで、シャウトに代わって、重賞に騎乗騎手のサイン入りグッズをファンの皆さんに抽選でプレゼントいたします。締め切りは21日(月)メール到着分までです。皆さん奮ってご応募ください。お待ちしております。
2021年06月15日

今日は耳目社山中が担当します。川崎競馬が今日からスタート。今日は、6/2に2000勝を達成した酒井忍騎手のインタビューがウィナーズサークルで行われました。スタンバイ中とインタビュー後の写真撮影中関東地方も梅雨入り宣言がありましたがなんとか雨が降らずインタビューを行うことが出来ました。写真を見ると19時過ぎでも空は明るさが残ってますね酒井忍騎手、2000勝達成おめでとうございます!さて、明日(6/15)は、900mの重賞・第1回川崎スパーキングスプリント。(→枠順)明後日(6/16)は南関東牝馬クラシック最終戦・第57回関東オークスが行われます。(→枠順)ダービーシリーズも後半戦に入って、今週は名古屋の東海ダービー(6/15)と門別の北海優駿(6/17)。20日日曜日にはダービーシリーズのクライマックス・高知競馬場で高知優駿が行われます。金沢競馬場では上半期の古馬頂上決戦、第64回百万石賞。(→枠順)重賞ラッシュですね。川崎競馬、明日のメインレースは地方競馬スーパースプリントシリーズ(SSS)の第1回川崎スパーキングスプリント。2011年にこのシリーズが設立されてから行われてきたこのレースが今年重賞に昇格して第1回を迎えます。(ちなみに、2011年の川崎スパーキングスプリントの勝ち馬はコアレスピューマ)実況も気が抜けないスーパースプリントシリーズ。中距離戦・長距離戦とは違った難しさがあります。レースに騎乗するジョッキーはどんなことを考えているのか?金沢競馬場900mのレコードホルダー・フェリシアルチアの手綱を取る藤田弘治騎手にちょっとお話を伺いました。藤田弘治騎手は金沢競馬場で行われるSSSの一戦、日本海スプリントを第1回・ジッテ、第3回フェリシアルチアで2度制しています。お話を伺ったのは、日本海スプリントへのトライアル・スーパースプリント賞(6/1)をフェリシアルチアが連覇した翌週です。―900mの時に一番気を遣うところは?やはりスタート。スタートに尽きますね!―出遅れるとアウトですもんね意外とゲートの中で落ち着きがなかったりするんで、「おおコレ大丈夫かな…」と心配になるときもあります。他地区からどんな馬が来るかですけど。速いの居ますよね、やっぱり。でもフェリシアルチアも速いので、何とか勝ちたいです。もっとタイムを詰めてレコード出したいですね。―ジッテでも日本海スプリントを制している藤田騎手ですが、900mが得意?馬が速くて、900mが得意で、僕はそれに乗っていただけです(笑)―北國王冠(2600m)も勝ってますし、長いところも短いところも得意?長い距離が得意な馬に乗ってただけです(笑)どういう展開だったかあんまり覚えてない…差したのは覚えてますけど(笑)その時その時の展開を考えてレースをします。この前は青柳騎手の馬(ミラクルダマスク)が内にいて、僕の馬の方がいいスタートを切って前にいて馬場の走りやすいところを通れました。どのレースもそうですけど、馬の手応えと周りの手応えとそれぞれなんで、どれが得意とかいうのもなく、その馬に合わせて乗るというのが必要なんじゃないかなと思います。それが騎手の腕かなと。900mはそこまで考えていられないので、ゲートが開いて出たなりのレースをするしかない。自分でそんなに変えられない、前に出られてたらその位置からレースをするしかないので。ジッテの時は3~4角で一瞬タメられたんですけどね。そういう場合もあります。―そこで余裕があれば、直線の脚にもつながると思います。900mくらいならある程度行っても大丈夫っていう馬もいるし、ちょっとタメられたら…っていう馬もいる。馬によってタイプが出ますね―フェリシアルチアは、一気に走り抜けるタイプ?900mならそうですね。1400m1500mだと溜めないとダメですけど。900mならギリギリ持つって感じです。でも3~4角は追ってたらダメですよ(笑)―馬に合わせて、その時その時で展開を考えながら乗ってるんですね。もうそれしかないです(笑)どのレースもそうですよ!あの時こうだったとか、思い出しながら。1回失敗しても「この馬こういうタイプだったな」と考えて次に試してみたり。SSSの実況をよりよいものにできるように藤田弘治騎手にお話を伺ってみました。実況も一番気を遣うのはスタート。スタートを決めて短距離戦のペースについて行けるようにしっかりリズムを刻んで馬を追っていく。上手く息を入れられれば直線の追い方にも余裕が出てくるはず。7/21船橋競馬場で行われる習志野きらっとスプリントに向けて今年も精進していきたいと思います。
2021年06月14日

日曜日担当の高橋華代子です。 6月9日の大井競馬場では東京ダービーが行われ、左海誠二騎手が騎乗した1番人気アランバローズ(船橋・林正人厩舎)が優勝しました。 アランバローズは昨年5月8日の船橋競馬場最初の新馬戦を優勝している生え抜き馬。遡ると、エメリミット、ヒカリオーソ、ハセノパイロと、4年連続で南関東生え抜き馬がダービーを制しています。 今年も南関東の新馬戦は行われていて、未来のスターホースはもうデビューしているのかなぁと、ワクワクしながら見ていきたいですね。 ということで、ここは2週に渡って、ここまでの南関東新馬勝ち馬の顔ぶれをご紹介したいと思います。☆大井競馬場の新馬戦は、SEEK GLORY!というサブタイトルがついています。 4月30日の大井競馬場3レースでは、 矢野貴之騎手騎乗の2番人気インザライフ(大井・田中厩舎<小林>)が差し切り勝ち。勝ちタイムは1000m1分1秒2(重)。 馬主 (有) 内田ステーブル様 生産 山口義彦様(浦河) 父がトゥザグローリー、母はコスモメソッド、母父がヴィクトワールピサ 2歳牝馬、427キロ☆5月の船橋開催の新馬戦はスズランデビューというネーミング。 5月7日の3レースは、本田正重騎手が騎乗した3番人気ミゲル(船橋・山中厩舎)が逃げ切り勝ち。1000m1分2秒2(やや重)。 馬主 島川隆哉様 生産 有限会社 エスティファーム様(日高町) 父はディープブリランテ、母が浦和で走っていたこともあるトーセンディオール、母父はキングカメハメハ 2歳牡馬、 480キロ☆4レースは、左海誠二騎手騎乗の2番人気レティクル(船橋・林正人厩舎)が逃げ切り勝ちを収めました。勝ちタイムは1000m1分2秒5(やや重)。 馬主 山口裕介様 生産 梅田牧場様(浦河) 父 ディスクリートキャット、母 マルデデルマ、母父 ワイルドラッシュ 2歳牡馬、442キロ ☆浦和競馬場の新馬戦はドリームチャレンジ2歳新馬というネーミング。 5月14日浦和1レースでは、本橋孝太騎手騎乗の1番人気ジョーストーリー(浦和・小久保智厩舎)が逃げ切っての勝利。勝ちタイムは800m48秒2(やや重)。 馬主 上田江吏子様 生産 小河豊水様(新ひだか町) 父はエスポワールシチー、母がネバーエンディング、母父はエンドスウィープ 2歳牝馬、456キロ ☆5月17日の大井競馬場3レースは、和田譲治騎手が手綱を取った1番人気ロマンスロード(大井・的場厩舎)が逃げ切り勝ちで、2着馬に2秒6差をつける大差勝ち。勝ちタイムは1200m1分14秒9(良)。 馬主 平本敏夫様 生産 バンブー牧場様(浦河) 父 マジェスティックウォリアー、母 ブラックカシミール、母父 バブルガムフェロー 2歳牝馬、470キロ ☆川崎競馬場の新馬戦はスパーキングデビュー新馬というネーミング。 5月28日川崎1レースは、山崎誠士騎手が手綱を取った1番人気メンタイマヨ(川崎・林厩舎)が逃げ切り勝ち。 勝ちタイムは900m56秒0(重)。 馬主 程田真司様 生産 村上欽哉様(新冠) 父はシニスターミニスター、母がチーズマヨ、母父はシンボリクリスエス 2歳牡馬、478キロ ☆2レースは、増田充宏騎手がエスコートした1番人気ジェルジオ(川崎・山崎裕厩舎)の逃げ切っての優勝。タイムは900m56秒1(重)。 馬主 谷口悦一様 生産 ディアレストクラブ様(浦河) 父 アポロキングダム、母 ルシアンネイル、母父 タニノギムレット 2歳牡馬、431キロ ☆3レースは、本田正重騎手が手綱を取った3番人気キャンプファイヤー(川崎・山崎裕厩舎)が、2番手から直線では叩き合いを制しました。勝ちタイムは1400m1分33秒(重)。 馬主 吉谷憲一郎様 生産 リトルブルーファーム(北海道上川郡清水町) 父 ハタノヴァンクール、母 クロスファイヤー、母父 カリズマティック 2歳牡馬、463キロ パート2に続く。
2021年06月13日

土曜日担当は、園田競馬・姫路競馬実況の竹之上次男です。 6月10日(木)、今年の3歳頂点を決める『第22回 兵庫ダービー』が行われました。3頭が横一線となる、重賞史上稀に見る大激戦のゴール前! 一番外から追い上げたスマイルサルファーがハナ差の大接戦を制して今年のダービー馬に輝きました。レース結果はコチラ>>> 2着には三冠初戦『菊水賞』を制していたシェナキング。道中はいつもりより前でレースを進めて、積極的に前を捉えに行く動きをみせました。わずかハナ差で二冠制覇を逃しましたが、菊水賞馬としての意地を見せる堂々としたレースぶりはさすがです! さらにハナ差の3着に、菊水賞の2着を含めて2着が4回続いていたエイシンイナズマ。これまでの逃げの形にはこだわらず、好位で控えて流れに乗り、直線も良い伸び脚を見せていました。こちらもわずかに栄冠には届かなかったものの、力を十分に示す素晴らしい内容の走りでした。 勝ったスマイルサルファーは去勢されてデビューを迎え、新馬勝ちを収めていました。重賞では2歳時の『兵庫若駒賞』で2着の実績はありましたが、その後の重賞では4着、4着。そして迎えた4度目の重賞挑戦で念願の初タイトルを獲得! この勝利が兵庫ダービー史上初のセン馬による優勝となったのでした。 騎乗していた大山真吾騎手はデビューから18年目、通算15度目の挑戦で嬉しいダービージョッキーの称号を手に入れました。 管理する渡瀬寛彰調教師は開業7年目、3度目の重賞制覇が栄えある兵庫ダービー制覇となったのでした。 この日は厩舎スタッフが勢揃いでダービー観戦。 一丸となった応援の甲斐あって、3歳頂点に立つ瞬間を共有できたのでした。 そっして揃って記念撮影♪ せやけど、検量前で口取りは初めて見たで( ̄▽ ̄;) スマイルサルファー関係者の皆さま、おめでとうございます!〓Weeklyトピックス〓 今週もルーキーたちが活躍を見せています。 大山龍太郎騎手が木曜日に第5レースで勝利して、デビューから9週連続勝利を記録。金曜日にも勝って、通算19勝目まで勝ち鞍を伸ばしています。 佐々木世麗騎手は水曜日と木曜日の最終レースでともに勝ち、通算13勝目。 長尾翼玖(たすく)騎手は木曜日の第1レースで勝利を挙げて10勝目とし、これで3人のルーキーがいずれもふた桁勝利に到達しました。★開催レポート 開催日は毎日『竹之上次男.com』でレポートを更新しています。 どうぞご覧ください♪◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 来週も園田競馬は水曜木曜金曜の3日間! どうぞご来場を待ちしています♪
2021年06月12日

金曜日は、古谷が担当します。 「東京ダービー」と「兵庫ダービー」は、凄いレースでした。特に、「兵庫ダービー」は、先にサラコナンが仕掛け、それをシェナキングが追い掛け、エイシンイナズマとスマイルサルファーが猛追。サラコナンを除く3頭が、直線で激しい追い比べとなり、ハナ、ハナの大激戦でした。それでも、先に仕掛けたサラコナンの田中学騎手が、この名勝負を生んだと言っても良いでしょう。4頭と4人の騎手に、名勝負を見せて頂いた感謝の気持ちで一杯です。素晴らしいレースでした。 来週17日は、ホッカイドウ競馬のダービーとなる「北海優駿(ダービー)」が行われます。頭数は少なくなりましたが、前年の「JBC2歳優駿」初代チャンピオンのラッキードリームが、今季初戦の「北斗盃」を快勝。内回りマイル戦がポイントでしたが、それをぶっつけ本番で射止めたことから、二冠の可能性が非常に高まりました。同じ林和弘厩舎のリーチは、内回りでこそ、ラッキードリームを負かすチャンスが高かったと思いますが、その夢を打ち砕かれました。距離延長は、リーチにとって必ずしもプラスとは言い難いところですが、大一番での巻き返しを期すところです。 そして、内回りの「北斗盃」は、戦前から弱気だったオタクインパクトが、見せ場タップリの4着に好走しました。外回り、距離延長は願ってもない条件であり、今季初戦を快勝した内容からも、3歳を迎えて上昇ムードです。その他、「北斗盃」5着のテイクアターン、トップクラスとの対戦は初めてとなるクラウォー、連勝中のコスモダラニなど、多士済々が揃いました。 ここでは、過去10年の「北海優駿(ダービー)」を探ってみたいと思います。2019年から6月中旬に移行しましたが、それ以前の6月上旬(2016年は5月31日)に実施されていた時期も含めています。 まず、人気別ですが、左から年…1着馬の人気、2着馬の人気、3着馬の人気で記すと、'11…5、2、12'12…1、3、2'13…1、3、4'14…3、5、4'15…5、4、3'16…1、5、2'17…1、8、3'18…8、9、7'19…1、4、2'20…1、7、3となっています。1番人気は、勝率6割ですが、勝つか馬券圏外かはっきりしている結果となっています。そして、2番人気の勝利は0。人気通りで決着したのは、ニシノファイターが勝った2012年と、ミータローが制した2013年の2回と、案外少ない状況です。 そして、ローテーションですが、「北斗盃」が1200mで行われていた時を含め、やはり「北斗盃」に挑んだ馬の好走が目立ちます。それ以外だと、「北海優駿」トライアルに挑んだ馬たちとなりますが、最近は3歳特別が頭数が揃わず、しかも「北海優駿」もフルゲートになることが少ない状況から、トライアルを設ける必要性がなくなりました。前走もしくは2走前に「北斗盃」を使っている馬が、過去10年で9勝。唯一、「北斗盃」を走っていないニシノファイターは、「北斗盃」が1200mの時代で、1700mで行われた「北海優駿」トライアルを叩いてきました。昨年のアベニンドリームは、「北斗盃」で6着に敗れた後、古馬混合の特別で圧勝し、本番でも勝利を収めました。「北斗盃」がマイル戦になってから、直行で挑む馬たちの好走が目立つものの、間にひと叩きしたケースにおいても、昨年のアベニンドリームの他、2015年フジノサムライとタイムビヨンドがワンツーを決め、2017年スカイロックゲートは2着がいます。(「北斗盃」を制したラッキードリーム) また、2歳時に実績を重ねてきた馬は、今季初戦に「北斗盃」を選び、連勝しているケースとして、2016年スティールキングがいます。今年のラッキードリームがこのパターンになりますが、スティールキングは、「北海道2歳優駿」2着馬でした。ラッキードリームは、ダートグレードホルダーですから、同じようなローテーションですでに勝っている馬がいるのは、心強いデータです。 今季3戦目、もしくは4戦目が基本的な好走ローテーションで、前走1着馬が過去10年で8頭勝利しています。ですから、「北海優駿」を制すためには、前走も勝っていることは大きいデータとなります。2018年カツゲキジャパンは「北斗盃」4着から、2011年ピエールタイガーは3着から巻き返しました。前走での勝利がない馬は、「北斗盃」を走っていることが必須条件となります。 2着馬においても、前走で勝ち上がっている馬が6頭、「北斗盃」3着から着順を上げた馬が2頭、「北斗盃」で5着と14着から1頭ずつという状況で、やはり前走勝ち上がっている馬は連対の可能性が高いことを示しています。 結論は、YouTube「ふるやっちチャンネル」で説明したいと思います。また、「北海優駿(ダービー)」当日は、グリーンチャンネル地方競馬中継で初めて、放送されることになっています。御視聴できる方は、ぜひご覧頂けたらと思います。(「北斗盃」パドックのラッキードリーム)(「北斗盃」パドックのリーチ)(「北斗盃」パドックのオタクインパクト)
2021年06月11日

木曜担当のよこてんです。 ダービーシリーズが岩手にも近づいてきましたね。6月13日はいよいよ岩手のダービー・東北優駿。この名称が復活して今年で3年目になりますが、今年の栄冠はどの馬が手にするのでしょうか。 ここまでの各地の“ダービー”は5月25日の金沢・石川ダービーからスタートして今日6月10日の園田・兵庫ダービーまで4レースが終了しています。ここまでの各地の上位馬とデビュー地を調べていくと、■石川ダービーアイバンホー/門別ビルボードクィーン/JRAフューリアス/金沢■九州ダービー栄城賞トゥルスウィー/門別ガーディアン/笠松スーパーキンチャン/佐賀■東京ダービーアランバローズ/船橋ギャルダル/船橋ブライトフラッグ/門別■兵庫ダービースマイルサルファー/園田シェナキング/園田エイシンイナズマ/門別 東京ダービーでの南関デビュー組の復活・活躍は見事でしたが、しかしこうして見るとやはり今年も門別デビュー馬が各地で活躍していますね。★門別時代のトゥルスウィー。YJS門別の日に認定勝ち、12月に佐賀に移籍して8戦7勝でダービー馬に 岩手はというと、今年の登録メンバーにある馬たちは岩手デビュー馬が多くて、他地区でデビューしたのはベニスビーチ(門別)・グランフォロミー(門別)・グランステーファノ(船橋)・リュウノメアリー(門別)・ファッベラ(門別)。 このうちグランステーファノは元々盛岡でデビューする予定だったのがデビュー戦出走取消で船橋に移籍した馬ですので実質岩手デビューと言っていいでしょう。とすると出走申込16頭中では、“岩手デビュー12頭対門別デビュー4頭”ということになります。これまでの“ダービー”同様に、門別デビュー馬が上位に入ってくるか?あるいは地元デビュー馬を破ったりするのか?ここがまず注目点ですよね。 もうひとつ。ベニスビーチの半兄はロールボヌール、ファイントリックの半兄はエンパイアペガサス。レース名や条件が異なるとはいえロールボヌールは2015年の、エンパイアペガサスは2016年の「岩手ダービー」の勝ち馬ですから、先の2頭が勝てば“兄妹制覇”。その点も注目してみたいポイントです。 枠順発表は明日金曜日。なお、主戦・山本聡哉騎手が負傷休養中のゴールデンヒーラーの手綱は兄・山本政聡騎手に託されるとのことです。 今回の話題はもうひとつ。 先週、早池峰スーパースプリントが行われたのは6月6日。その日の6Rを勝ったのは6枠6番のケイティヒマワリ号でした、というお話。★6月6日の水沢6レースを勝った、6枠6番のケイティヒマワリ 気がつきました?「6」月「6」日の「6」レース、「6」枠「6」番。綺麗な「6」並び。 ちなみに同じ6月6日、佐賀競馬場でも6レースを勝ったのは6枠6番のパンプキンパッチ号。金沢の6Rは5頭立てだったので6枠がありませんでした。帯広では、6レースの6枠6番の馬は残念ながら8着。“数字並びパワー”は水沢と佐賀でのみ通用・・・という結果。 前もこんなネタを書いたかもしれない。好きなんですよこういうの(笑)。同じ数字が並ぶのが。 しょうもないネタ・・・と思われるかもしれませんが、見ていくと結構面白いものです。 過去の例を見てみましょうか。今年の1月1日は3場で開催がありました。名古屋と高知の1レース、1枠1番の馬は勝っていませんが、川崎では1レースを1枠1番の馬が勝っています。「1」月「1」日の「1」レース、「1」枠「1」番で「1」着だからなかなかの数字並びパワーといえるでしょう。 2月2日も3場で開催がありましたが、この時は掲示板確保が1頭のみ。3月3日は2場での開催、こちらも姫路で4着。3着になっていれば「3並び」といえましたが・・・。 4月4日はどうでしょうか。岩手の開催も始まっていますが・・・。お!水沢がそうじゃないですか。4レースを勝ったのは4枠4番のザウォルドルフ。4並び。★2021年4月4日の水沢4レースを勝ったのは4枠4番のザウォルドルフ 5月5日は6場で開催があり、金沢で5枠5番の馬が勝っています。ちなみに昨年の5月5日の水沢5レースでは5枠5番のクインズトロブラボが勝ちました。★2020年5月5日の水沢5レースを勝ったのは、5枠5番のクインズトロブラボ 数字遊びみたいな話ですけども、そのつもりで見ると割と勝ったりしているんですよね、こういう「数字並び」パターン。 岩手の場合1月1日から3月3日までは確定で開催が無いので他の競馬場に比べるとチャンスが少なくなってしまいますが、このあとも「7月7日の7R」や「8月8日の8R」がありますから、その日になったら思いだして見ていただけると面白いのではないかと思います。難しい予想で頭をひねるばかりじゃなく、ちょっと気楽に楽しんでいただければ。
2021年06月10日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 丁度一週間前の、名古屋での話から。 取材日は、6月2日水曜日です。 もう十分見たよ、というかも知れませんが… 無観客で、お客様方が目にする機会がないので。 現役最高齢・17歳牝馬のヒカルアヤノヒメ。 開催初日に行けば、大抵最下級のレースが組まれているので、会うことが出来ます。 この日は800mの短距離戦でした。 引き続き、無観客の名古屋競馬場 来週の東海ダービーの開催も、緊急事態宣言が途中で解除されない限りは無観客でしょうか…。 ヒカルアヤノヒメ近影 パドックを回っている途中で、馬を引いていた井上哲調教師がメンコをとってくれました。 珍しい、ヒカルアヤノヒメの素顔 この日も、見た目には元気 メンコを周回中に取ったのは、私が写真撮影しようとしていたから…ではなくて、800m戦にしては気合いの乗りがいまひとつだったから、だそうです。 真ん中のオレンジ帽が、ヒカルアヤノヒメ 惜しい…3着に限りなく近い、6着…… 馬は、変わらず元気です。 この日10レース メイショウアワジが勝って、管理する坂口義幸調教師が、通算1000勝を達成! オレンジ帽がメイショウアワジ 所属の丸山真一騎手が、区切りの勝利を決めました 写真の右端の背中が、坂口調教師 坂口調教師のインタビューの模様は、名古屋競馬Youtubeチャンネルの動画でご覧下さい。 今後のことについて、「また改めて1勝からスタートという気持ちで」という言葉に、凄く重みを感じました。 この日は、最初と最後が木之前葵騎手でした。 最終レースは、モズザベストで3歳1組戦を勝利 東海ダービーは、いよいよ来週の火曜日・6月15日です。 この話題は、まだ早いか(汗) 今年もあります! 名古屋モーニングフィーバー 翌6月3日木曜日は、門別競馬場に取材に出かけました。 重賞の話は、もうみんなが書いているので… 私は、その日撮れた写真だけ。 門別競馬場への道すがら 放牧地に、馬の親子の姿を見つけました この時期の仔馬って、日中に見かけるとだいたい、こうやってぺたーっっと寝ているよね… タンポポも、半分以上がこんな感じの綿毛になっていました もう夏ですね 門別競馬場も、無観客でお客様方はいないとはいえ、スタッフの皆さんが場内はきれいに整備しておられます。 北海道も、もうすぐアジサイの季節 ダートの競馬場は、とかく色彩に乏しくなりがち こうして、花の色がある門別競馬場は、意外と色あいが目に鮮やかです そして、レース ゴール前接戦! 勝っているのは、一番外の8番です(汗) 北海優駿は、6月17日木曜日 こちらも無観客とは… まだまだ、なんだよね…いろんなことが。 来週は、名古屋の東海ダービーのリポートになると思います。
2021年06月09日

火曜日担当の太田です。もう皆さんご存じかと思いますが、6月2日にホクショウマサルがあの世に旅立ちました。突然の知らせに言葉がありません。ばんえい記念優勝後、体調が悪くなり、今季はレースに出走することはありませんでした。一時は大分体調も回復していたという話で、競馬場で行われるオリンピックの聖火リレーの代表馬にも選ばれておりました。昨今の事情で幻の聖火リレーとなってしまいましたが、リレーの練習もしていたようです。先日のばんスタアンサー収録時に阿部武臣騎手に現況を伺ったところ、「体調良くなってきたよ。夏から秋にかけて復帰できそう。」「何とか種牡馬にしてあげたい」とお話でした。つい先日このようなことを言っていたのに、突然倒れて、そのまま帰らぬ馬に。我々がこれだけ残念で、悲しいという気持ちですので、厩舎関係者の気持ちは計り知れない悲しさでしょう。現在ホームページでは、ホクショウマサルの追悼ページが掲載されております。この中の阿部武臣騎手のコメントは、グッとくるものがあります。ずっと世話をしてきた馬が突然急変し、目の前ですっと息を引き取る・・・・生き物ですから必ず死はあり、逃れられないのですが、かなりつらかったことでしょうね。無観客で開催が行われている帯広競馬場ですが入場門では、ホクショウマサルの献花台が設けられております。メッセージを書いたりもできます。お近くの方は、お越しいただいて手を合わせていただければ幸いです。また、楽天競馬では、ばんえいコインでホクショウマサルへ供花を送る企画を実施。楽天競馬会員有志一同として供花を帯広競馬場へお届けします。全国にいるホクショウマサルのファンの方は、こちらの企画を利用して弔っていただければ幸いです。私がばんえい競馬にかかわるようになって、ここまでドラマのある馬はほかにいません。2歳時から能力を発揮し、イレネー記念を制覇。翌3歳世代の頂点決戦ばんえいダービーも制覇し、将来的にかなり有望視されていました。そこから少しずつ喘鳴症の症状が悪化し、2016年3月から長期休養。手術をへて2年4か月ぶりの2018年7月に復帰。ばんえいは3年間の賞金でクラス編成されます。6歳シーズンになると2歳時稼いでいた賞金がなくなります。よって3歳、4歳、5歳の賞金でクラス編成。若い時に活躍してその後苦労していた馬も、6歳でかなり降級する馬がいるわけです。ホクショウマサルは2年4日月休養していたので、2歳3歳時に稼いだ賞金がなくなり、0賞金からのスタートでした。ということで一番下のクラスで復帰。オープンにいた馬ですから、体調が良ければさすがに下のクラスでは負けられません。怒涛の連勝街道ということになったわけです。それでも10連勝ぐらいまでは、それほど気にもしていませんでしたが、勝利を重ねていくうちに、ばんえい連勝記録を持つサカノタイソンの19連勝が見えてきました。そこをクリアして、今度は日本記録へ向けて突き進むわけですが、クラスも上がってきて、また、年間に稼ぐ賞金によって5キロ、10キロと加増されるので、そんな簡単ではないだろうと思っておりました。ここまでくると阿部騎手も相当なプレッシャーだったと思います。我々実況も注目度を増すにしたがってプレッシャーでしたね(笑)最後はオープンまで上がっても途切れることなく勝ち続けました。日本記録の30連勝達成時は全国ニュースにもなり、ばんえい競馬の知名度を高めてくれました。(30連勝時)(31連勝時)ばんえい最強馬「オレノココロ」は知らなくても「ホクショウマサル」は知っているという人が多くいましたからね。そして、32連勝がかかるレースは「ばんえい記念」という大舞台を選んだあたりも、本当にドラマがあると思いました。結果負けはしましたが3着と大健闘。残念ながら、ばんえい記念初の無観客でのレースとなりましたが、多くのファンが感動したことでしょう。ただ、ホクショウマサルはここからまたスランプに陥るわけです。ばんえい記念の重量に対する後遺症「重病み」に悩まされてします。阿部騎手をはじめ厩舎でしっかりケアをして無理させず、調整してきました。8月の終わりにようやく体調がよくなり勝利。冬になり本格化して、前の年同用に準重賞のばんえい十勝金杯、ウィナーズカップを勝利。そして、年度末「ばんえい記念」に挑みました。オレノココロ、コウシュハウンカイの最強馬の引退レース。話題性も多く、もちろんホクショウマサルも注目の1頭。ばんえい記念当日は雪降り。ホクショウマサルにとっては恵みの雪だったかもしれませんね。もうご存じの通り、ばんえい記念を見事に制覇。連勝が途切れた大一番で、昨年の借りをしっかり返して勝利するあたり、ドラマであり、まさにスーパースターですね。しかし、このレースがまさか最後のレースになるとは思いもしませんでした。年齢的に言えば10歳で、今季が現役ラストイヤーだったと思います。今季ばんえい記念までの1年楽しみにしていた方も多くいらっしゃったことでしょう。そして、引退後はマサルの血を受け継いだ子供たちが、また再び競馬場を賑わすだろうと思っておりました。ばんえい記念後体調が悪くなったと聞いた時も、昨年同様に重病みかなと思っていたのですが、どうもそうではないらしい。神経系の病気だとのことで心配ではありました。ただ、こんなにもあっさりとこの世を去るとは本当に思っていなく、スターホースの突然の死に、ただただ呆然とするだけ。ホクショウマサルのおかげで、ばんえいを知るきっかけとなり、ばんえいファンになった方もいることでしょう。全国にばんえい競馬を広めてくれたホクショウマサルには感謝しかありません。伝説となったホクショウマサル。どうぞ安らかにお休みください。合掌。
2021年06月08日

ミツオーです。4カード目にしてとうとう負け越してしまった(プロ野球交流戦の中日の話)。さて、昨日、子ども(小学5年生)の野球の試合を観に行きまして、お手伝いとしてスコアラーをつとめました。皆さんは、野球のスコアというモノを見たことがありますか?そこである競技がおこなわれている。その試合の様子を、あとから振り返ることができるように記録する。その記録方法はイロイロですが、例えば野球の場合は、こんなふう。チーム名や個人名を消してありますが、とある公式戦のスコア本物です。スコアラーも、わたしのようなナンチャッテではなく、本物です。読み方をご存知の方は、コレでけっこうこの試合がどんなふうに進み、途中何が起きて最終的にどうなったかというのが、だいたいわかります。この試合の場合ですと、試合序盤はけっこうな投手戦だったものが、突如片方の打線が火を吹き、守備側の乱れもあって大量得点、一気に試合が決まってしまったのだなあ、と、読むひとが読めばわかるわけです。野球のスコアブックというのは、かなり事細かに記録されているものだと、自分で書きながら、またこういうモノを見直してみて、感心します。ちなみに、わたしは知りませんでしたが調べてみると、サッカーやバスケットボールにもこの手のスコア(記録)というものは存在します。サッカーのスコア(例)。わりとビジュアルに訴える感じでしょうか。バスケットボールのスコア(例)。解説もついているモノをお借りしましたので、カンのいい方ならコレだけでスコアをつけられるようになるかも。そうして、競馬はというと。競馬のスコア、という言い方はおかしいですが、競技としての競馬を記録しているモノとしては、こうした成績標示は皆さんおなじみではないかと思います。レースに何が出走し、誰が騎乗し、道中どういう順で走って最終的に着順はどうだった、ということがわかります。タイムや着差もわかります。もちろん競馬というモノの性質上、ここに各賭式の投票数がくっついてきますし、払戻金もついてきて、ようやく競馬のレースの記録ということになるわけですが、馬券的なことを考慮せず、レース単体をどう記録しているかというと、この画像のように記録しているわけです。ところでこの競馬のレース記録、記録として見てみて、どうでしょうか?スタートからゴールまで、何が起きたかどんなレースだったか、十全にわかる記録になっているでしょうか?なかなかそうとも言えないと思いませんか?このレースを実際に見たことがあり、かつ覚えている方には、コレで十分かもしれません。また、忘れてしまっていても、コレを見ることで思い出すきっかけになるかもしれません。が、このレースを見たことのないひとにとっては、どうでしょうか?ふ〜ん、そういうレースだったのか!と十分に納得できるでしょうか?競馬よりずっと細かく、一球ごとに記入されている野球のスコア(記録)を見ても、同じことが言えます。この試合、こんなふうだったんだな、と思えるのは、やはり試合をちゃんと見たひとだけ。試合を覚えているひとにとっては、そうそうそう!このときこうなったんだよな!というのがわかる。忘れてしまっていても、記録を見ることで、おお!そうだった!この打球は確かさ…という具合に思い出せる。けどそうでないひとにとっては、例えば上の試合の一回の裏、外野フライ3本で三者凡退なのですが、その外野フライがどんな当たりだったかはわからない。ライナーでなくフライとしてあるからには、ものすごく鋭い当たりではなかったかもしれないが、ホームラン性の当たりを外野手がもぎ取ったのか、平凡な定位置へのフライだったのかまでは、読み取れない。つまり、それなりに精密に、あるいは競技によっては比較的アッサリと、後々に残すためにつけられた記録やスコアというモノは、試合やレースそのものがどんなものだったかを、十分には伝えてくれない。それが当たり前なんですよ。上の野球の試合だと、途中まで投手戦だったように記録されてるけど、けっこう初回から先攻チームの投手はフラフラしてていい当たり連発だったのを、野手が好プレイ連発でしのいでいたのかもしれないのです。でもそこまでは読み取れない。上にあげた競馬のレース。2018年の石川ダービーです。この記録だけ見ると、8番サノノツルギが逃げて、人気のノブイチは後方から、勝ったアルファーティハは真ん中より後ろにいたのが早めに動いて正面スタンド前で先頭にかわり、そのまま半分逃げ切りみたいなカタチになったのだな、という具合に読むわけです。が、どうしてどうして。このレースはそんなカンタンな話じゃありませんでした。実はこの2018年の金沢競馬場の馬場は非常に特殊でして、内ラチ沿いだけが高速馬場、内から2頭目3頭目は論外なくらい重たい。もっと外もかなり深くて厳しい。どうしても誰でも、どうにかして内ラチ沿いを走りたい、内ラチ沿いを逃げられたらその時点でほぼ勝ち決定!みたいな状況だったのです。その状況で2番枠を引いた実績馬ノブイチ、もうコレはこの馬が逃げて、あとの馬はノブイチが逃げる内ラチ沿いをくっついてくるしかない、外から抜こうにも体力を消耗するだけだろう、というのでノブイチ断然人気。それがゲートを出てみると、ノブイチが行けない。鞍上に岡部誠騎手を配したサノノツルギが絶好の逃げとなり、他の各馬もみ〜んな内ラチ沿い、逃げ馬について走るようなカタチになった、ペースが落ちた…ところで、外枠からどうにも内に入れられずにいたアルファーティハが一気の仕掛けで各馬を抜き去っていきなり先頭の内ラチ沿いを奪うという豪快な「奇襲」に出て、それが見事に成功した。「すごいな〜!そこで勝負に出るか〜!」という感想を、直に見たひとは皆さん抱いた、そういうレースでした。というのが、このレースをごく乱暴にまとめたものになります。が、これだけの情報も、上の記録だけでは伝わらないですね?記録を残す。そのレースが、試合が、どのような順で展開したのか、何が起きたのかを記号や数字で書き留める。後で見て思い出せるように。見なかったひとにも様子が知れるように。客観の作業だと言えます。しかし、それだけでは足りない。では、何がそれを補うか、というと。記事、なんでしょうね。観戦した誰かが、その試合を、そのレースを描写する。文章で表現する。それがあって初めて、試合やレースを生きたものとして振り返ることができるようになるのです。ところがですね。数多くの試合やレースを全部が全部、観戦記事として残すのは大変です。ほとんど無理と言っていい。観戦記事を書くのって、ものすごくエネルギーが必要なのですよ。それに。正直、観戦記事というのは書き手のスキルによって大きくクオリティが変わってきます。主観の作業だからです。上の2018年石川ダービーを乱暴にまとめた観戦記事(というか、思い出し記事)などは、極めて質の低いモノです。もっと格調高く、いや、格調も文学性もなくてもいいけれども、もっと事の本質を鋭く観察し、正しく描写できる記者=記事を書くひとがいるでしょう。が、それは記者の主観をもとにした記述になるのです。その記事が格調高ければ高いほど、面白ければ面白いほど、読者が真実と思い込むということはあるでしょうけども、それは記者の主観であって客観的事実を述べていないかもしれない。記事とは記録ほどの客観性を期待してはならないものだということを、読者は心得ておくべきかもしれません。そして記事を書く立場にあるひとは(…わたしもその端くれにあるのですが)、そのことを自覚しなくてはならないのだと思います。てなことを、子どもの野球(…大敗でした)を見ながら、スコアラーをつとめながら考えておりました。いや、あんまり一方的な展開になったもんだから、ちょっと現実逃避したんですな。ホント、勝負事ってのは勝てないと気持ちが萎えるもので。
2021年06月07日

日曜日担当の高橋華代子です。 今、川崎ジョッキーズの勝負服イメージアクセサリーが話題になっています! studio ma'amさんの手作りによるオリジナルアクセサリー。 川崎ジョッキーズ勝負服柄のタイピンやイヤリング、ピアスが、それぞれ丸形と四角型で展開されています。 手作りのお品なので、世界に1つになりますね。 写真は、うま雑貨みぷらすさんのホームページに掲載されているので、ここに掲載する許可を頂きました。 例えば、ルーキーの神尾香澄騎手の丸形イヤリングはこういう感じ↓ 東京ダービーも迫っているということで、ダービージョッキーたちの分をご紹介すると。 2000勝ジョッキーになったばかりの酒井忍騎手(2002年キングセイバー)↓ 町田直希騎手(2006年ビービートルネード)↓ 今野忠成騎手(2015年ラッキープリンス)↓ 山崎誠士騎手(2019年ヒカリオーソ)↓ いろいろなバージョンがあって楽しい! そして、川崎の現役ジョッキーの中には、こんなにダービージョッキーがいるんだなぁと改めてわかってすごいなぁと思ってしまいました。 こんな素敵な勝負服イメージアクセサリーは、そもそも川崎競馬場でみぷらすさんが出張販売の時に発売していましたが、コロナ禍で無観客競馬が続いていることもあり、期間限定でネット販売しているそうです。 川崎ジョッキーズ全員分があるのはうれしいですね。 期間が決まっていて、これから6月18日までのご注文の方は7月10日以降の発送予定ということです。手作りですからね。 詳細は、みぷらすさんのホームページのこちらをご覧ください。期間が決まっているので急いだ方がいいですよ。 応援している騎手の勝負服と同じタイプのアクセサリーを身に着けられるのはとてもうれしいし、普段使いしても全く違和感のないお品ばかりですね。 馬&騎手グッズは、ほんとハッピーな気持ちにさせてくれます(*^-^*)
2021年06月06日

土曜日担当は、園田競馬・姫路競馬実況の竹之上次男です。 ファンの皆さまの入場が6週間ぶりに再開されました! 場内でのアルコール類の販売や持ち込みが禁止になるなど、まだまだ皆さまにはご不便をおかけしますが、どうぞご了承ください。 とくに、金曜日は午後8時で閉場なるので、レースを残しでご退場いただくわけです。 本当に申し訳なく思いますm(__)m それでも、閉場の際に立ち会った組合職員に話を訊くと、スムーズにご退場いただき、トラブルは一切なかったとのことです。 ご理解、ご協力いただき、誠にありがとうございますm(__)m〓Weeklyトピックス〓★六甲盃はトーセンブルがV 6月3日(木)にはファンの見つめる前で重賞『六甲盃』が行われ、船橋からの遠征馬トーセンブルが、1番人気に支持されたジンギをゴール寸前で差し切って優勝。管理する山中尊徳(たかのり)調教師とともに、嬉しい初重賞制覇を成し遂げました。レース結果はコチラ>>> 地元の期待を一身に集めたジンギは、逃げるホーリーブレイズを自ら捉まえに行き、抜け出したところを勝ち馬に差し切られてしまいました。 人気を集めるが故の戦略で、先に動いた分マークされる形になり敗れてしまいました。 今後は夏場を休養に充て、秋競馬に備えるということです。 強くなって復活するジンギに期待しましょう♪★ルーキーが今週も大活躍! 女性騎手の佐々木世麗騎手はきのうのナイター競馬で11勝目を挙げました。 第2レースで1番人気に支持されたビーザベストに騎乗して、スピードの違いでハナを奪うと、そのまま後続を置き去りにし、最後は2着馬に2秒5の大差をつけて圧勝しました。 大山龍太郎騎手は木曜日の最終レースでナリタブルーに騎乗して4馬身差をつける快勝。そしてきのうのナイター競馬でも、7番人気のクールブルースターに騎乗して、ハイペースで飛ばして行きながら、直線では後続を寄せ付けず圧勝。通算17勝目まで勝ち鞍を伸ばしました。 長尾翼玖(たすく)騎手は、水曜日に自身初めてとなる一日2勝を挙げるマルチ勝利を記録。第5レースでは4番人気のサイモンシャルールに騎乗して好位から抜け出しての勝利。最終12レースでは、6番人気のゼットピアレスに騎乗して差し切り勝ち。通算9勝目となり、他のふたりに負けない活躍を見せています。 ルーキーたちにアツいエールをよろしくお願いします♪★竹之上次男.com 開催日の毎日の更新は『竹之上次男.com』をご覧ください♪◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 来週の園田競馬は水曜木曜金曜の3日間。水曜木曜がデイ競馬。金曜日がナイター競馬です。 木曜日の6月10日は、今年の3歳馬の頂点決める戦い『兵庫ダービー』が行われます。どうぞご期待ください♪
2021年06月05日

金曜日は、古谷が担当します。 今日は、昼過ぎまで暴風雨。雨は夕方に向けて止みかけていましたが、風は引き続き強いという1日でした。札幌にいたらわかりませんでしたが、日高地方は停電していたそうです。確かに、強風の度合いは凄く、海沿いの日高地方はもっと暴風だったでしょうから、大変だったと思います。この日が競馬開催と重ならなくて、良かったなぁと感じました。 3日は、伝統の中距離重賞、楽天競馬杯「第58回赤レンガ記念」が行われました。1日に行われた能力検査が、天気は良かったものの稍重の馬場コンディションでした。2日も稍重からスタートし、4Rで良に回復。その後は、良馬場で推移していました。馬場の回復とともに、時計も掛かるようになっていましたが、特に3日は、向正面が追い風だったので、ペースが速くなりやすく、直線がアゲンストだったこともあり、上がりタイムは掛かる状況が続いていました。時間帯によっては風が落ち着き、普通のペースだったレースもありましたが、基本的にペースの速い日だと考えて良さそうです。 この日は、全国で最初の2歳オープン「ウィナーズチャレンジ1」が8Rに組まれていました。5頭立てでしたが、勝ち馬に「函館2歳S」の出走権が与えられる注目の1戦。最初の「フレッシュチャレンジ」の勝ち馬だったラブミードールが、逃げるカクテルライトの2番手から3コーナー過ぎで押し出されるように先頭に立つと、直線は脚が上がりながらも2馬身差をつけ、2戦2勝としました。新種牡馬・コパノリッキー産駒で、早くも2勝馬が誕生するとともに、「函館2歳S」の出走権を獲得しました。(この写真は、フレッシュ勝ち時のラブミードール)「角川師から逃げる指示はありましたが、内から行く馬がいて、ペースが速くなったので2番手となりました。1番枠だったので、1200mのスタート地点から2コーナーの切れ目のところで驚いた面を見せましたが、それ以外はスムーズに運べたと思います。軽い走りを見せる馬ですが、血統背景も含め、芝は未知数です」と、レース後の桑村騎手は話していました。個人的に採ったラップは、119-110-117-123-134-146=1分14秒9と、この時期の2歳ダート戦とは思えないハイラップが刻まれました。これだけ厳しい競馬が繰り広げられるのが、ホッカイドウ競馬の2歳戦であり、坂路効果ばかりが言われますが、やはりレースの中味が濃いことが、馬の強さの真の部分だと感じます。ラブミードールは、「栄冠賞」を目指す予定で、少し余裕のある体つきだったことを考えると、次走も楽しみです。 2歳戦でこのハイラップが刻まれたように、先述したように、この日は風の影響が大きい1日でした。それでいて、先行馬が意外と頑張り、差しが決まりづらかったのも特徴です。「赤レンガ記念」の過去の傾向を調べると、オヤコダカとスーパーステションがいたこともありますが、逃げ・先行タイプが非常に強いレースだということもあり、クインズサターン断然ムードながら、単騎逃げが見込めるリンノレジェンドンドに対する期待度も高かった印象があります。 レースは、リンノレジェンドのマイペース。2000mは、前半600mがほぼストレート部分なので、ペースが落ち着いているように見えても、オープンなら36秒台が普通ですが、僕が採った時計で133-125-130-133-130-125-124-125-129-136=2分09秒0と、前半3Fは38秒8-5Fが65秒1とスローに流れました。その割に、縦長の展開となり、クインズサターンは例のごとく後方から進みます。自分のリズムも守りながら、勝負所でハミを噛んだ時にグンと加速するクインズサターンですが、その特性を理解している石川倭騎手が、1000m通過後にラップを上げていきます。3コーナーを迎えるまでにペースを上げ、コーナー部分の後半3F目も12秒5とラップを緩めず、後続にうまく脚を使わせる逃げを打ちました。最後の1Fは13秒6も要したものの、後続の追撃を封じ込める、見事な逃げ切り勝ちでした。(写真提供:ホッカイドウ競馬) ラップを見ながら、もう一度レースを見直すと、石川倭騎手の絶妙なペース判断が読み取れると思います。「マーキュリーC」への参戦は視野に入っているものの、レースが終わった後なので、これからオーナーと相談すると、林和弘師は話していました。一昨年の「道営記念」を逃げ切りましたが、昨年は他地区の遠征で重賞勝ちを収めながら、時に厳しい結果になることもあり、展開に左右される面がありました。しかし、今季初戦の「ナダル・プレミアム」で、一旦交わされながら盛り返して勝利を収めるなど、単騎で逃げた時の渋太さは、これまで以上のものを感じ、本格化を迎えた印象も受けます。 敗れたクインズサターンも、凄い脚を使っていたことを考えれば、次走の巻き返しに期待したいところです。7頭立てでしたが、非常に見応えある、素晴らしいレースだったと思います。 来週は、「東京ダービー」が行われます。「グリーンチャンネル地方競馬中継」で、解説を担当しますが、ホッカイドウ競馬出身馬の活躍が目立つ昨今、「東京ダービー」の解説に携わることができることに、嬉しい気持ちとともに、身が引き締まる思いもします。楽天競馬でも、YouTube配信がありますので、どちらも楽しみにして頂きながら、ダービーデーを堪能して頂けたらと思います。
2021年06月04日

木曜担当のよこてんです。 6月1日の水沢競馬第10Rでジョヴィネッツァ号に騎乗した塚本涼人騎手は後続を寄せ付けない逃げ切りで快勝。地方競馬通算100勝を達成しました。 という事で今回は、“塚本涼人騎手のデビューからこれまでを振り返る”というお題でいきましょう。 塚本涼人騎手は2年前、2019年4月20日の水沢2Rでデビューしました。ミリラニ号に騎乗した最初のレースの結果は10着。思い切って先行するも終盤失速・・・という、ちょっとほろ苦いデビュー戦になりました。★塚本涼人騎手のでビュー戦/2019年4月20日水沢2R この頃も話題になっていましたが、塚本涼人騎手は塚本弘隆騎手(現甲賀性・船橋→金沢)、塚本雄大騎手(高知)の兄二名に続く“三兄弟騎手”としてのデビューでもありました。 “三兄弟騎手”というと岩手競馬のファンの皆さんなら山本政聡騎手・山本聡哉騎手・山本聡紀騎手がまず浮かんでくることでしょう。その山本兄弟の場合は岩手に2人、船橋に1人と東日本に固まっていますが、塚本兄弟は北の岩手・北陸の金沢・南国高知と散らばっているのが面白い点ですよね。 ちなみに塚本涼人騎手の下の弟・塚本征吾騎手も今年の春に名古屋競馬でデビューしていて今は“四兄弟騎手”になっています。 こうなると四兄弟そろい踏みを一度見てみたい・・・と思うのがファンの希望というか願いというか・・・なのでしょうけど、各地バラバラすぎてなかなかね、って感じですよねえ。★塚本涼人騎手の“初お目見え”は同年4月6日の新シーズン開幕日でした 初勝利は開催が盛岡に移って5月19日、盛岡3R。カムヒア号に騎乗した塚本涼人騎手は直線鋭く抜け出し2着以下に4馬身差をつける見事な騎乗で優勝。40戦目での初勝利に。★初勝利/2019年5月19日盛岡3R 同年からヤングジョッキーズシリーズに参戦。8月12日の盛岡競馬場で行われたトライアルラウンド盛岡では1戦目に10番人気の馬を3着に押し込んで見せました。 同じくTR浦和では第1戦で2着を確保。のべ4戦騎乗したうち2戦で3着以内と健闘したものの、総合ポイントでは地方競馬東日本地区8位となって本戦出場はならず。 ただ、もう一戦掲示板圏内に食い込んでいれば・・・という所まで迫れたのは、デビュー年としては上々の戦いぶりだったと言えるでしょう。★重賞初騎乗となったのは2019年8月のビューチフルドリーマーカップ。しかし落馬競走中止した他馬のあおりを受ける形で競走中止となって残念ながらゴールできず 翌2020年1月には高知競馬場で行われた『第34回全日本新人王争覇戦』に出場。2戦を戦って5着・11着の総合8位。 この時、塚本涼人騎手と兄・塚本雄大騎手の対決も実現しました。当日の高知1R、結果は塚本涼人騎手は7着、塚本雄大騎手が5着となって“兄の貫禄”を見せた形。写真を撮っている方とすれば“両者競り合いながらゴール!”みたいなシーンが欲しかったのですけども、残念ながら10馬身以上離れていた・・・。★“兄弟の騎乗姿が同じフレーム”に入ったシーンはなかなか少なかったです これまたちなみに、塚本雄大騎手はこの日の9Rで優勝してさらに兄の貫禄を発揮。その際の2着はこの時高知で期間限定騎乗していた高松亮騎手なのでした。★新人王争覇戦当日の9Rでの塚本雄大騎手の優勝シーン 昨年のヤングジョッキーズシリーズはTR盛岡・TR門別・TR大井に参戦。トライアルラウンドでの順位は8位となりました。★TR門別での塚本涼人騎手。門別競馬場はこの時が初参戦 塚本涼人騎手のここまでの成績を振り返ると、デビュー年の2019年は39勝を挙げてリーディング13位。2年目の昨年も同じ39勝で14位でした。 今季は、しかし3ヶ月を経過した時点で既に22勝、リーディングも9位と好調で、特に勝ち星はこのまま順調に進めばデビュー後最高成績も十分に見える位置におり、三年目の飛躍を感じさせてくれています。 100勝達成後に「減量が無くなってからが一人前の騎手としての本当のスタート」と話していた塚本涼人騎手。早くあと1勝を加えて、改めてスタート地点に立って、そしてそこからの快進撃を楽しみにしましょう。 また、今年のヤングジョッキーズシリーズでは地元盛岡のほか、川崎・浦和への参戦予定が発表されています。減量騎手であることが参加条件になるYJSですから、100勝を達成し今年中の減量脱出が間違いない塚本涼人騎手にとっては最後の参加という事にもなります。ラストYJS、今年こそ本戦進出を期待したいですね。
2021年06月03日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 5月30日日曜日 九州ダービー栄城賞を取材に、佐賀競馬場に出かけてきました。 新鳥栖駅近くにある朝日山からの景色 風景の色は、すでに初夏 例年、日本ダービーと同じ日に行われる「もうひとつのたービー」 私たち、地方競馬に携わる者にとっては、ある意味「真のダービー」 佐賀競馬場は緑に包まれているから この季節の風景は本当に気持ちがいいですね 「ダービーデイ」とあって、控えめながら人々が集まり、時を過ごしていました。 入場門を入ってそのままスタンドの入り口のところにある売店 「何でも焼く」は、小さく健在 イカ焼きが次々と売れていました ゴール板前からスタンドの方に振り返って中に入ったところに、この開催(つまり前日)から新たな店がオープンしていました。 お店の名前は、「369」と書いて「みろく」 飲み物や軽食などを売るお店なのですが… ポップにあるように、コーヒーが何と!100円 驚きのお値打ち価格 ちょっと見た目に雰囲気があるお店だなぁと思っていたら… 「くじ」っていうポップが出てて、興味津々 缶の中からくじをひくと、A~C賞が当たるそうです。 縁日みたいで楽しい!! 棚には、A賞の数々が陳列されていました 佐賀競馬場は週末開催なので、お子さん連れの姿も多く、まさにそのお子さんが喜びそうな縁日みたいな景品が並んでいました。 メモ帳を切ってくじを包んであります。 手作り感溢れてる~~ 私も、200円でひいてみました 何賞かな…… すんごいきれいな、エメラルドグリーンの石が出てきました。 きれいですが、残念ながらC賞(汗) チョコレート1枚頂きました。 競馬場も、定番の食べ物ばかりじゃなくて、売店にこういう楽しみがあってもいいですよね。 シンプルなくじ引きなんですけど、なんだか凄く楽しめました。 さて、レースの話。 昼イチで、新馬戦が2鞍行われました。 1レース サーカスノパレード(真島元徳厩舎) 速度に任せて一気の逃げ切り 900mを55秒1で上がってきたので、まずまず良い勝ち振りでした。 2レースは ハナトップ(池田忠好厩舎) 写真右の赤帽の馬 前が2頭でゴリゴリ競り合い、ハナトップは直線で後ろからしっかり。 タイムは56秒6と少しかかりましたが、これからの成長余地も感じさせる走り振りでした。 ダービーの日の新馬戦、私は好きです。 一巡して、次の年の同じ時に大きな舞台で戦っているかも、と思うと、本当にわくわくします。 さて、メインレース 九州ダービー栄城賞は、コースを1周半する2000mで争われました。 1周目のゴール板前 ル・プランタン賞から佐賀皐月賞と重賞連勝のトゥルスウィーが、スタート直後にあっさりと好位を取って、あとはもう抜け出すだけ…。 門別出身のトゥルスウィー 当時は短距離戦で速度の持続力を生かすようなレースをしていました。 馬が成長して、また佐賀の水も合ったのか、2000mの距離も難なくこなしてなおかつ後続をどんどん引き離していく、力強い走りを披露。 最後は追うところなく、4馬身差の圧勝。 本当に強い競馬でだったな…。 レース当日の段階では、このトゥルスウィー、6月20日の高知優駿を目指したい、という話も出ていましたよ。 山口勲騎手のレース後のインタビューの模様は、佐賀競馬Youtubeチャンネルでご覧いただけます。 イブニング開催で、ダービーの2つあとの最終レースの時には、ご覧の時に夕暮れ時。残ったお客様方がは、ダービーデイが終わるのを惜しむように、馬たちの走りに見入っておりました。 ダービーシリーズも、序盤が過ぎて、これから本格的に各競馬場で盛り上がってくるでしょう。 名古屋競馬場のダービー・東海ダービーは、6月15日(火)の開催。 今日は、事前の取材で名古屋競馬場を訪れてみました。 有力と目される馬たちの現状について、少しずつ話も聞けました。 ダイセンハッピー(前走は4月の東海クイーンC3着) 今津博之調教師「のじぎく賞の出否を考えていた時期に比べると、格段に状態が上がってきました。そのときは歩様のバランスが良くなかったけれど、それも大分良くなってきて、馬自体も暖かくなっていい感じになってきました。昨日は(もう一頭東海ダービーを目指す)ティーズダンキーと併せて追って、かなりいい時計が出ましたよ。レースの展開も今度はそれぞれに考えるでしょうから、必ずチャンスはあると思うし、ティーズダンキーともどもとても楽しみです。」 ブンブンマル(駿蹄賞2着) 川西毅調教師「調整は予定通り来ています。このまま順調なら、力を出せる状況でレースに行けると思います。(自信のほどは?との質問に)何とかするしかないでしょう。」 トミケンシャイリ(駿蹄賞1着) 今井貴大騎手「駿蹄賞までのローテーションが押せ押せで、厳しいレースを戦ったので、馬の回復に努めてきました。あと2週間で、どこまで状態を上げていけるかだと思います。」 ここ名古屋でも、戦いの時は近づいてきています。 東海ダービーは、6月15日火曜日 無観客…なのかな……
2021年06月02日

火曜日担当の太田です。週末になると雨が降る近頃の帯広。今週は気温も上がらず、寒かったですね。さらに緊急事態延長で、無観客開催が6月20日まで延長。天気の悪さ、気温の低さ、そして無観客。場内に響き渡る実況が輪をかけて寂しさを感じます。日常に戻るのはいつになるのでしょう。去年の今頃は、来年にはと思っていたのですが、まだもう少しかかりそうですね。来年の今頃は日常に戻っているのか・・・。希望をもって前に進んでいきたいですね。ただ、ありがたいことに競馬開催が行われている。感謝しかありません。ばんえい競馬は今開催第4回から3歳以上般戦基礎重量が10加増。毎年ですが、年度に向かって2、3開催ごとに基礎重量がアップします。3月の年度終わりで一度リセットされ、春はかなり重量が減量となってレースが行われます。春から年度末にかけておおよそ80キロ徐々に増えていくわけです。2歳馬も同様でご覧の通り重量が変化していきます。Dクラスには新馬、受賞、未受賞を含む。2歳馬2開催ごとに重量が増えていき、Aクラスだとデビュー時から100キロ荷物が加増。デビュー時はよちよちだったのに、あっという間にたくましく成長してきます。今、デビューしたての馬たちも、夏から秋にかけては大人びた走りを見せてくれることでしょう。今年は軽い馬場でのレースが多くなっていますが、夏になって気温も上がり、馬場が乾いてくると、開催替わりの10キロ加増は、かなりレースに影響が出てきます。専門紙等の月別成績は重量なファクターになると思いますので参考に。30日(日)はオープンの一戦、大雪賞が行われました。北斗賞まで約3週間。古馬オープン戦線は群雄割拠。現段階では5歳馬が少し抜け出した感があるようですが、勝ち上がればハンデが厳しくなっていくので、そのあたりをどう評価するかがポイント。今回も5歳馬アオノブラックがトップハンデ。それでも1番人気に押される当たり、この馬の実力、人気の高さがうかがえます。ただレースを振り返ると、アオノブラックは今回行きっぷりがあまり良くなかった。トップハンデということもあるのでしょう。毎回毎回ベストなレースが出来るとは限りません。今回は残念な結果でしたが、本番の北斗賞に向けて万全な体制で臨んでくると思います。勝利したのはアアモンドグンシンでした。今季初勝利。昨年は半年休養して徐々に復調。年度末には完全復活というレースを見せておりました。春先少し体調が下がっていたようですが、前回復調の兆しを見せて、今回見事な勝利。北斗賞に向けてまた楽しみな1頭が復活してきたという印象です。(主催者提供)騎乗の渡来騎手も今年は絶好調。通算500勝まであと少しというところまで来ています。果敢に攻めて、そして障害をあげる。ちょっと早すぎないかなと思うペースでも、障害をあげてきますから、ほかの騎手が慌てますよね。そのあたり、ばんえいの騎手の心理戦も面白いところです。渡来騎手をマークして騎乗したら、自身がつらくなる。皆さん微妙なところで勝負しているのです。渡来騎手、また、新人の金田騎手と若手の活躍が目立つようになってきました。最近は厩舎にも若者が増えて、騎手を目指している方が多くいるようです。未来がとても楽しみだと感じます。古谷さんのブログでもご紹介しておりましたが、5月27日(木)今季ホッカイドウ競馬最初のグレードレース第15回北海道スプリントカップJpnⅢが行われました。昨年は地元メイショウアイアンがオースミダイナー以来20年ぶりの勝利にで歓喜にわきました。残念なのは無観客でファンがいなかったこと。そして、今年も残念ながら無観客の中の開催となりました。北海道デビューのリュウノユキナ参戦。昨年の覇者メイショウアイアンなど地元勢にもチャンスがありそうな所もあり、注目度が上がっておりました。結果はJRAヒロシゲゴールドが勝利して重賞初制覇。オーナーも重賞初制覇だったそうです。抜群のスタートから直線で前に並び、外からリュウノユキナ並んできての一騎打ちはしびれましたね。今年もいいレースでした。地元勢最先着は4着のニットウスバル。ニットウスバルは昨年も4着でしたね。ヒロシゲゴールド、リュウノユキナも今後単距離戦線で活躍を見せてくれることでしょう。ヒロシゲゴールドは盛岡のクラスターカップに向かう予定とのこと。2年連続2着ですから、今年こそはと思うところが強いでしょうね。さて、今週も重賞レースを予定しているホッカイドウ競馬古馬伝統の一戦 第58回赤レンガ記念H2 が行われます。道営記念、コスモバルク記念と勝利。門別に移籍後負けなしのクイーンズサターンを中心に、昨年の覇者ステージインパクト、おととしのグランプリホース リンノレジェンドなど、少頭数ではありますが、見どころ詰まったレースです。このレースは楽天競馬杯ですので、楽天競馬内馬券購入でポイント10%還元となります。是非皆さんご参加ください。先週門別でも注目の天体ショーの話になりましたが、スマホのカメラ機能ではこれが限界ですね。よくわからなかったが、撮ってみましたというのが正直のところ(笑)
2021年06月01日
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