全30件 (30件中 1-30件目)
1

今日は耳目社山中が担当します。開催初日、最終レース発走直前の浦和競馬場。今週の南関東は今日から金曜日(6/4)まで浦和競馬の開催。開催4日目・6/3(木曜)には第25回さきたま杯が行われます。さきたま杯の枠順は→こちら先週は、金沢競馬場で第5回石川ダービーの実況を担当しました。結果はご存知の通り。人気を集めた2頭がレース後半後ろを離しての一騎打ちとなりまして、逃げたアイバンホーが迫るビルボードクィーンをクビ差振り切って勝利。アイバンホーが第5回石川ダービーの優勝馬となりました。(結果は→こちら)(鈴木努アナウンサー撮影)ダービー当日の話。朝の音声テストを私たちで行うのですが、その時にテストで流した「ダービーシリーズファンファーレ」を聞いて早くも緊張。その後はジョッキーの話を伺いに行きました。実況とパドック解説の進行がありお話を聞けるタイミングは1R前しかないので、だいたいその時間にいつも1Fに行きます。朝お会いしたのは、石川ダービーの有力馬に乗る吉原寛人騎手。秘策はありますか?と聞くと「秘策はここで話しちゃったら秘策じゃなくなるでしょ~」と、ずっと険しい表情ながら朝からリラックスムード。アイバンホーを倒すレースを想像しているように見えました。パドックでのアイバンホー(6番)同じくパドックでのビルボードクィーン(7番)パドックで出走馬の写真を撮影して、実況席に戻ろうとすると、鋤田誠二調教師にお会いしました。魚住謙心騎手&鋤田誠二調教師の師弟コンビで出走したネイバーアイランド。結果は8着でしたが、魚住騎手の初ダービー、それも自厩舎の馬で臨む一戦はどんな経験になったでしょうか?パドックでのネイバーアイランド(11番)そして、石川ダービーの発走直前。天気予報通りでしたが、大粒の雨と強い風が吹き始めました。パドックの写真を見ると、雲の切れ間に青空が見えていたのですが…。この天候の急変がレースに影響を及ぼしたかどうか。ポイントの一つだったスタート、アイバンホーもビルボードクィーンもともに好スタートを切りました。アイバンホーの「逃げ」は予想外でしたが、先頭に立つアイバンホーを追いかけるビルボードクィーン。人気の2頭が3番手以下を大きく離しての一騎打ち、ダービーシリーズ2021の幕開けにふさわしい一番ドラマチックな展開となりました。実況では直線に入ってから「アイバンホー中島龍也!ビルボードクィーン吉原寛人!」と呼んで、あとは頭が真っ白になりながら直線の攻防を実況していました。ゴールの瞬間は2頭の馬体が離れていたのでどちらが勝ったか判別できない状態でしたが、勝ったのはアイバンホー。中島龍也騎手は石川ダービー2勝目、北日本新聞杯の勝ち馬は石川ダービーで勝てなかったのですが、アイバンホーがそのジンクスを破って「2冠」達成となりました。頭が真っ白の中で、どういう言葉を繰り出していけるかどうか。何年実況しても反省することばかりですが、もっともっといい実況ができるようにこれからも精進あるのみです。優勝したアイバンホーの関係者の皆様、おめでとうございます!
2021年05月31日

日曜日担当の高橋華代子です。 南関東競馬は川崎開催が行われ、盛り沢山の1週間になりました。 5月26日の川崎2レースで、川崎のルーキー・神尾香澄騎手は6番人気マッドシェリー(川崎・山田質厩舎)とのコンビで逃げ切り勝ちを収め、念願の初勝利を挙げました!!! いつものように好スタートを決め、積極的にハナを切っていく姿、とってもカッコよかった!!! 「まだフワ~ッとしている感じです。ゴール板まで周りの馬の脚音も聞こえなかったので、これが勝つことなんだなぁと。(先頭でゴール板を駆け抜けた時の気持ちは)むちゃくちゃ気持ちがよかったです。焦らないようにはしてきましたが、早く勝ちたいなとは思っていたので、ホッとしました。 やっと勝たせて頂けたので、今度はもっと落ち着いて技術を身に着けながら、先輩たちに追いつきたいです。ひとつでも上の着順を目指せるように、そして、勝ちたいです!」(神尾騎手)。 神尾騎手と師匠の山田調教師をパチリ。 本当によかったですね。おめでとうございます!!! ちょうど同じ日には川崎マイラーズが行われ、真島大輔騎手が手綱を取った1番人気モジアナフレイバー(大井・福永厩舎<小林>)が優勝しました。 スタートで大きく躓き最後方から進出していく形になりましたが、最後に差し切った姿には興奮しました。 それでなくても、重賞常連馬たちが多く参戦している中で、初めて手綱を取った真島騎手に導かれ、これほどの走りができるとは……。改めて、モジアナフレイバーの強さをまざまざと見せつけられた一戦になりました。 「(躓いたことで)落ちなくて良かったなぁという思いと、腹をくくらなきゃという思いでした。イメージしていたレースプランは全部消えたので、馬の力を信じて、道中邪魔することなくスムーズな競馬をしようと思いました。 繁田さんからもいろいろアドバイスをもらって、ずっといろんなことを細かく教えてもらっていたので、それがレースにもつながったと思います」(真島騎手) (撮影時のみマスクを外しています) 口取りには、これまで主戦だった繁田健一調教師と真島騎手が一緒に並んでいました。繁田調教師のレース中のスーツ姿はまだ新鮮に映りますが、こういう光景が普通の姿になっていくのでしょう。 今後のモジアナフレイバーはマイルを中心に使っていく予定ということです。次はどのレースを選択するのか待ち遠しいですね! モジアナフレイバーのおばあちゃんのお兄ちゃんは、NHKマイルカップ初代チャンピオンのタイキフォーチュン。 個人的なことを言えば、タイキフォーチュンがきっかけでこの世界に入ったわたしにとっても、モジアナフレイバーの活躍はうれしいです(*^-^*) そういえば、引退馬協会さんの、タイキフォーチュンのクリアファイルがあったんですよ。 こちら。 このフォーチュン、強さと優しさがあって、本当に素敵な写真。 即購入しました。 取材の時に使うのが今から楽しみです。 さてさて、 川崎競馬も新馬戦がスタートし、これで南関東4競馬場全体での新馬戦が始まりました。 この開催では、 メンタイマヨ(川崎・林厩舎)↓ アンコロモチ(川崎・内田厩舎)↓ ネット上でも話題になりました(*^-^*) それぞれレースは違いましたが、 メンタイマヨが優勝し、アンコロモチは3着。 こういうご時世だからこそ、クスッと微笑ましくなるネーミングは、元気と笑顔を頂きますね。 さて、南関東競馬は浦和開催が始まりますよ!!!
2021年05月30日

土曜日担当は、園田競馬・姫路競馬実況の竹之上次男です。 今週も新人騎手が大活躍を見せています。 先週を終えた時点で開催日4日間連続勝利を挙げていた大山龍太郎騎手は、今週の水曜日にも勝ち鞍を挙げて5日間連続勝利と記録を伸ばしました。 木曜日は惜しい2着はありましたが、結局勝利を挙げることができずに、連続勝利は途切れてしまいました。 それでも金曜日に第4レースで1番人気のアカリンに騎乗して逃げ切り勝ち。さらに、続く第5レースでは5番人気のエクストレミティーでまたもや逃げ切り勝ちを収め、デビューして7週間で早くも通算15勝目を挙げています。 「まだ15勝ですよ…」いや、15勝ってめっちゃすごいんやで(;'∀') と、まだ自分のすごさに気付いていなさそうな龍ちゃん(^^; 兵庫初の女性ジョッキー佐々木世麗騎手は、水曜日の第1レースで5番人気のナインスエンジェルに騎乗して、まんまと逃げ切り勝ち。 さらに金曜日の第3レースでは、自厩舎の1番人気のサトノパーシヴァルに騎乗して、2着以下に大差をつける圧勝で、通算10勝目に到達しました。 「まだまだやらかしてるから…」と満足してばかりではないようです。 でも、それらが今後の糧になっていくのです。成長が楽しみや♪ もうひとりのルーキー長尾翼玖騎手は木曜日の第6レースで、9頭中8番人気という人気薄の馬で勝利。ほぼ最後方の位置取りから、前の各馬をまとめて差し切る豪快な勝利! これで通算7勝目となりましたが「龍(太郎)は怪物ですから(汗)」と同期のすごさに驚愕…。 でもね、他のふたりに遅れはとっているものの、新人騎手とし7週間で7勝というのは水準以上の活躍なのです! だから今年のルーキーはみんなすごいのです!! 毎週誰かが勝つルーキー3人の活躍にご注目ください♪〓Weeklyトピックス〓★来週から入場再開! 無観客競馬が続く園田競馬ですが、いよいよ来週からはファンの皆さまの入場が再開される予定です。 なお、来週は水曜木曜が、最終レースが午後6時30分に行われる薄暮開催となります。 そして金曜日がその金ナイター。但し、ナイター競馬に関しては勝ち馬投票券発売、払戻業務の時短要請があれば、閉門時刻を早める場合もありますので、どうぞご了承ください。 当日の開催状況などは、園田競馬の公式ホームページでご確認ください。 6月に入ると重賞競走が3鞍組まれています。ファンの皆さまの目の前で繰り広げられるアツいレースをご堪能ください。★連日の開催レポート 開催日すべてのレポートは『竹之上次男.com』で書いていますので、どうぞご覧ください♪ また、その金ナイターが開幕しましたので、毎週YouTubeチャンネル『竹之上次男/つぐおセレクション』でナイターの模様を写真や動画をお届けします! と言いながら、ウクレレで弾き語りをしたいだけやけどね♬◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ あぁ、やっぱり日本ダービーは当てたいなぁ…(∩´∀`)∩
2021年05月29日

金曜日は、古谷が担当します。 よこてんさんが書かれていますが、ラブバレットの最後のレースを観てしまいましたが、向正面で声を失ってしまいました。門別競馬場への遠征もあり、地方競馬を代表するスプリンターとして、僕らも非常に身近な存在に感じていたラブバレット。「北海道スプリントカップ」が行われる週で、生涯を終えることとなってしまいましたが、テーオーヘリオスとスノードラゴンを相手に叩き合った2018年のレースは、今でも手に汗握る名勝負です。 この写真は、「JBCスプリント」を前にした「道営スプリント」を勝った時の口取りです。ノボジャックが、JBC競走に出走する上での種牡馬登録をしていない関係で、「JBCスプリント」に出走するためには、その1着賞金の2%を支払う必要性がありました。「道営スプリント」がJBC指定競走であり、このレースを勝てば、その賞金で登録料を支払い、「JBCスプリント」に出走するという流れでした。見事に制し、京都競馬場へ挑戦したのは、自分の中で記憶に残るレースとして刻まれています。 今年の「北海道スプリントカップ」は、例年より1週早く行われました。ホッカイドウ競馬の短距離路線で考えると、昨年までは「グランシャリオ門別スプリント」との間隔が詰まっていることが多かった印象があります。ダートグレードと、スーパースプリントシリーズが中1週というローテーションで組まれていたこともあり、ゆったりしたローテーションが主流の現代では、ちょっと無理のある形でしたが、今年は1カ月間隔が空きます。今年から、JBC協会支援のもの、「カウントアップチャレンジ」がカテゴリー別に行われることになりました。スプリントは、「北海道スプリントカップ」「グランシャリオ門別スプリント」「エトワール賞」「ウポポイオータムスプリント」「道営スプリント」の5レースが対象。この中で、2勝 200万円、3勝 500万円、4勝以上 800万円という形でボーナスが支給されます。このような取り組みが始まったことを考えると、ゆったりしたローテーションが組まれるようになったことは、非常に大きいと思います。 JRAから4頭、大井から1頭が参戦し、14頭立てで行われました。ホッカイドウ競馬でデビューし、「すずらん賞」などを制したリュウノユキナが、JRAに移籍して前走の「東京スプリント」で重賞ウィナーとなりましたが、凱旋出走となり、1番人気に支持されました。連勝で「天王山S」を差し切ったスマートアルタイルが2番人気となるなど、JAR勢が上位人気を占めましたが、今年はJRA勢が上位3着まで独占しました。ただ、アザワクが思い切った逃げを打ち、前半3Fが11秒9ー11秒2-11秒5=34秒6というラップを踏みました。序盤に後続を突き放して逃げた割に、ラップはさほど上がっていませんでしたので、前にいたヒロシゲゴールドとリュウノユキナの争いになり、出遅れて後方からのレースとなったスマートアルタイルは、3着まで追い上げるのが精一杯でした。ヒロシゲゴールドが、リュウノユキナとの接戦をモノにし、待望の重賞制覇を飾りました。 リュウノユキナが1番、ヒロシゲゴールドは14番と両極端な枠順で、道中はリュウノユキナがロスのない立ち回りをし、ヒロシゲゴールドは外目を先行していたんですが、4コーナーでアザワクを先に交わし、内を通ることができたヒロシゲゴールドに対し、リュウノユキナはその外に持ち出して追い上げる形となりました。今週の馬場は、内を通った馬が有利な状況が続いていたので、枠順とは裏腹に、直線でのコース取りの差が、ヒロシゲゴールドの渋太さにつながったと言えます。北村宏騎手は好騎乗、好判断だったと思います。 地元最先着はニットウスバルの4着。昨年も、シーズン最初のプレミアムレースを勝利し、「北海道スプリントカップ」で4着に健闘しましたが、同じローテーションで結果を残しました。 来週のホッカイドウ競馬は、また2日間開催ですが、3日は「楽天競馬杯『赤レンガ記念』」が行われます。少頭数ですが、「コスモバルク記念」を圧勝したクインズサターンが登場します。また、「函館2歳S」の出走権を懸けた「ウィナーズチャレンジ1」も、同じ日に行われます。こちらもぜひ、お楽しみに!
2021年05月28日

木曜担当のよこてんです。 ファンの皆さんはすでにご存じと思いますが、5月25日の水沢12Rにおいてラブバレット号が2コーナー過ぎに競走中止、予後不良となりこの世を去りました。★2021年5月25日水沢12R/一周目のスタンド前を通過するラブバレット ラブバレットは2013年の5月26日、盛岡芝1000mの新馬戦でデビュー。それから9シーズン、10歳になる今年まで常に第一線で戦ってきました。 この間の通算成績は70戦23勝、重賞タイトルは15。2016年シーズン・2017年シーズンと2年連続で岩手競馬の年度代表馬に選ばれたほか、岩手競馬史上初となる同一重賞4連覇(栗駒賞、2016~2019)、遠征競馬で達成した同一重賞3連覇(笠松グランプリ、2015~2017)などの記憶だけでなく記録にも残る戦績を残してきたラブバレット。今回は彼の足跡をたどってみたいと思います。 さて、とはいうもののですね、節目節目の主立ったレースの写真を拾ってみただけでも軽く60枚くらいになってしまいました。そこからさらに絞って載せていくことにしましたので若干駆け足のような形になることをご了承ください。 まず最初はやはりデビュー戦ですね。2013年5月26日の盛岡4R、芝1000mの新馬戦でラブバレットは最初の実戦を迎えました。 ノボジャックの産駒ですから適性はダートの方なのでしょうけども、この時のライバルはいずれも能検で退けていた相手、調教の内容も良かったことで専門紙の印はいわゆる“グリホン”、単勝も1番人気。そしてレースでも、直線で危なげなく後続を突き放し、2着以下に3馬身差をつけて優勝。見事デビュー勝ちを果たしました。★2013年5月26日盛岡4R・2歳新馬戦/通算70戦の最初のレース この年はこのレースがシーズン最初の2歳新馬戦でしたのでラブバレットは2013年の“新馬勝ち第1号”でもありました。 ちなみに、2歳から3歳にかけて鎬を削り合ったライバル・ライズラインは1ヶ月後の水沢でデビュー。 もうひとつちなみに言うと、ラブバレットが芝を走ったのは2歳時のこの新馬戦と若鮎賞の2回のみ。そしてノボジャック産駒の非常に数少ない芝での勝ち馬(地方所属馬としては唯一)となっています。 さて、その芝の若鮎賞では6着に敗れたものの、続くビギナーズカップでは1番人気に応えて優勝。デビューから5戦4勝で重賞初制覇を達成。★重賞初制覇は2013年9月7日のビギナーズカップ そして挑んだ若駒賞。1番人気に推されたラブバレットでしたが2番人気ライズラインに敗れて2着。南部駒賞でも再び同馬に敗れて2着。しかしライズライン不在の寒菊賞を制した後の金杯では雪辱を果たす勝利。この世代は“2強”であると改めて見せつけて2歳シーズンを終えました。★2013年南部駒賞/ライバルとなるライズライン(左)とラブバレット(右) ライズラインとの戦いは、3歳戦の後はラブバレットが短距離路線、ライズラインはマイル~中距離路線へと分かれたものの、距離を変えコースを変えしながら結局ライズラインが岩手を離れた2016年まで続きました。3歳春はライズライン優勢と言わざるを得ない結果でしたけども、2016年頃になるとマイルでもライズラインに先着したりしていて、なんというか面白いものだなと思ったものでした。 この時期はナムラタイタンという強敵もいましたしね。ラブバレットもライズラインも結局ナムラタイタンには一度も先着できなかった。ラブバレットにとっての“地元のライバル”といえばライズライン、そしてナムラタイタンという事になるのでしょうね。 3歳夏の骨折もあって戦列を離れていたラブバレットが実戦に復帰したのは2015年3月30日の水沢ダート1400m『スプリント特別』。8ヶ月ぶりの実戦、馬体重は+27kg・古馬と戦うのは初めてというだけでなく3歳戦の印象も冴えなかった事もあってこの時の単勝人気は7番人気。しかしそんな評価などものかわ、4角先頭から押し切ってV。★2015年3月30日の水沢第9レース/これが古馬初勝利であり自身の1年2ヶ月ぶりの勝利にも。そして3連単100万馬券・・・。 7番人気1着で単勝配当は4,490円。馬番3連単の配当はなんと115万7940円。2着3着も人気薄が突っ込んできたためでラブバレットのせいだけではないとはいえ、同馬が絡んだ馬券としてはダントツの高配当。“次点”は2017年の絆カップ、1番人気のラブバレットが2着で6番人気のタイセイファントムが勝った際の3万6720円ですから二桁違います・・・。 この年の5月にはさきたま杯で初めてのグレード挑戦。結果は4着でしたが4角で先頭を争い、勝ったノーザンリバーこそ脚色が違いましたが、2着争いにはゴール寸前まで食い下がっていたという見せ場たっぷりの内容。それまではある意味“岩手ローカル”での強さだったのが、これで全国レベルでもやれるのではないか?という予感というか手応えというか、そういう期待度が大きく増したように思います。★初のグレード挑戦となったさきたま杯/4着でしたが見せ場は十分 2015年11月の笠松グランプリで優勝して“初の古馬重賞制覇”が遠征レースになるというこれまたレアな成績を残し、年が明けて1月のトウケイニセイ記念を制して地元でも古馬重賞制覇。★地元での初めての古馬重賞制覇は2016年1月のトウケイニセイ記念 2016年3月には高知・黒船賞に遠征。“菜七子フィーバー”の方が注目された感があったこの時は7着。ラブバレットの遠征先としては最南端になりました。★2016年黒船賞 この年から“春先遠征、夏は地元の短距離路線、秋冬は笠松グランプリを絡めつつ遠征”の出走パターンが定着しましたね。また、地元短距離路線では負け無しの戦いが始まり、栗駒賞4連覇はこの2016年からスタートしています。★2016シーズンの岩手競馬年度代表馬に選ばれた際のラブバレット号関係者。翌2017シーズンにも年度代表馬に選ばれ2年連続の選出となりました “ラブバレットにとって最も惜しかったレース”を挙げるとしたら、2017年のクラスターカップに、やはりなるのではないでしょうか。 直線残り100mで抜け出して先頭に立ったラブバレット。一瞬勝ったかと思った瞬間、ブルドッグボスに捉えられての2着。タイム差無しのクビ差、自身も当時のレコードを破る時計で走っていながらの2着は“惜しい”という一言で表現するにはあまりにも惜しすぎる結果でした。★2017年クラスターカップ/自身もレコードで駆けながらの2着・・・ 同年秋には笠松グランプリ3連覇達成。暮れの兵庫ゴールドトロフィーで2着、翌年6月の北海道スプリントCでも僅差の2着。この頃の、2016年夏頃から2018年の夏頃にかけてがラブバレットの競走生活のピークの時期だったのかなと、今にして思いますね。★2017年11月/笠松グランプリ3連覇★2018年1月/根岸ステークス★2018年4月/東京スプリント★2018年6月/北海道スプリントC しかし、この頃から歯車が狂いだしたようにも感じられました。岩手競馬の禁止薬物問題とその影響による遠征の制限。2018年11月のJBCスプリント、笠松グランプリには出走できたものの12月の兵庫ゴールドトロフィーは岩手競馬の開催自粛の影響を受けて出走できず。そのことが岩手を離れてJRA移籍へと繋がります。 また、2018年の栗駒賞のあと岩鷲賞に出走しなかったように、この頃から“好走した後の反動”的なものも感じられるようになってきていたのかな、とも思います。 この年のラブバレットは7歳。高齢になっても走る馬が多くなっていて、例えばこの年に挑んだグレードレースなどでも7歳なら出走馬平均の中でも若い方だったりもするのですが、競走馬としての“残された時間”を意識せざるを得なくなってきたのもこの頃だったのではないでしょうか。 2019年6月、JRAから岩手に戻ってきたラブバレットは栗駒賞・岩鷲賞を連勝。特に岩鷲賞ではもったままで8馬身千切る圧勝を演じて見せ、まだまだ強いということを強烈にアピール。★2019年6月30日栗駒賞/同一重賞4連覇の偉業達成 しかし、またもやしかし、11月の笠松グランプリはまたしても禁止薬物陽性馬発生の影響を受けて出走叶わず。12月の兵庫ゴールドトロフィーには南関東に移籍した状態での出走に。 そういう形で始まった2020年は苦心の1年になりました。岩手に戻っての5月のスプリント特別は4着。続いて挑んだ重賞・早池峰スーパースプリントは3着。後者はダートでは初めての1000m戦にしては健闘していたと感じましたが、以前の“ラブバレットらしさ”が薄れていたようにも思えた春の2戦に。★2020年5月24日 早池峰スーパースプリント/中団から追い上げるも3着まで それだけに11月、秋の2戦目で勝った時には見ていた自分も嬉しかったですね。最後は追い上げられる形ではありましたが勝ちは勝ち。“らしい”勝ち方ではなかったかもしれませんが、これで1年あまり続いた良くない流れを断ち切れたのならそれで良いと思ったのです。★2020年11月22日/スプリント特別で1年ぶりの勝利を挙げる ですが、残念ながらそれがラブバレットの最後の勝利となってしまいました。 2021年の春からのラブバレットは2着・3着・2着。着順の数字こそ悪くは見えないものの内容的には完敗と言うしかない結果。2021年3月29日桃花特別/タイセイブラストだけでなくフェンドオフにも交わされの3着 そして春4戦目の5月25日水沢12R。スタンド前を馬群の中で進んでいったラブバレットが、もう一度ゴール板を通過することはありませんでした。 改めてラブバレットという馬を振り返ってみれば、いろいろと驚きがあった馬でしたね。 3歳の春頃、クラシック路線では勝てずに居た頃は、2歳時の活躍ぶりと3歳時の成績を比べて、ライバル・ライズラインとも比べてもみて、その時点では「もしからしたら早熟な馬だったのかも」と感じざるを得なかった。それが古馬になって一皮もふた皮もむけるような強さを発揮していった。ライズラインとの差が最終的には逆転してしまったのは最初の方で触れたとおり。早い時期の走りだけではその馬の本当の力を見定めることはできない事を、ラブバレットから改めて教えられた気がします。 “一線級との戦い”を騎手がどう挑んでいるか?をうかがう事もできたように思います。 2017年のクラスターカップ、あの一番惜しかったレース。のちに山本聡哉騎手にその時の話をうかがったさい、その時の仕掛けのタイミングについて何度もあの瞬間を反芻していた姿が記憶に残っています。 岩手の中であれば自分の競馬をするだけで勝てるラブバレットですが、全国区に出れば自分より速い馬を前に置いて、岩手ではあり得ないほどの末脚を使ってくる馬を後ろに置いて戦うことになります。山本聡哉騎手は「後ろの馬の末脚を可能な限り封じ込めて、なおかつ前の馬にも楽をさせない展開。その微妙なタイミングを掴みたい」とも言っていました。その後のラブバレットのグレードレースでの成績が一段階良くなったように感じるのは、2017年のクラスターカップでの“教訓”を得てより良い戦い方を探り続けた鞍上とそれに応えたラブバレットの共に成長していく姿だったのかもしれません。 今にして思えば、自分の都合以外の所で何度も流れを狂わされたのが不運というか不幸というか。いや、そのどちらも・・・というべきでしょうか。移籍を強いられることなくずっと岩手にいることができていれば。この冬にしても、度重なる雪による取り止めがなければ。高齢になってからのローテーションの狂いは負担も大きかっただろうだけに、なにもあんなに寒くならなくても・・・と愚痴を言いたくなります。 競走馬の定めとしていつか別れの日が来る事は分かっていた。でもそれがこんなに早く来るとは思ってはいませんでした。運命の流れが少し変わっていればこういう結果ではない、“違うルート”もあったかもしれないとも思うだけに残念でなりません。 ただ、それを含めても、いつかこういう時は来る。今はただ、長い間頑張ってくれてありがとうと、良いレースをたくさん見せてくれてありがとうと、そう言って見送ってあげるほかないのでしょう。
2021年05月27日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 行けませんね…競馬場。 競馬の世界は、ネットで収入が上がっているからか、他の事情があるからなのか、全体的に「保守的」。なかなか少しずつ日常を取り戻す方向にも、動いていけないようです。 他の競技では、感染拡大防止に支障のない範囲で、着実に前進しています。 開設記念競輪開催中の、北海道・函館競輪場に出かけてきました。 (取材日:5月15日土曜日) 函館競輪場外観 場内は、まばらな感じでお客さん方が入場 都会だと、普通に開けたらこうはいかないでしょうが、地方都市なのでこのぐらいの感じ 場内では、予想イベントもちゃんとレース毎に行われてました。 このように、みんな整然と観覧 ホールには、ほとんどお客さん方はいませんでしたが、このようにニコニコ動画の配信をやってました。本場映像とは別の映像ですね。配信場所としては大きすぎますが(笑)、場所の活用としてはそういうことなのかなと。 村上義弘選手 リアルでヒーローの姿を目の当たりにしてのお客さん方の喜びよう… これが レース場のありよう…。 こちらは、本場映像。 函館競輪場を担当する池田牧人アナウンサー 放送席を飾るポップの数々は、全て彼の自作。 プレゼントも自腹。 何とか、函館競輪がひとびとの心に刺さるようにと、奮闘。 いまこのような世の中の状況になり、本場放送がプレゼンス確保のためにどれだけ重要なのかと言うことを、彼と函館競輪はわかってる。だから、ここまで頑張る。 競馬は、頑張れているのか。 胸に手を当てつつ考えざるを得ません。 ため息しか出ません。正直。 他競技は、やってますよ。 とても前向きに。 競馬はどうなんだ。 世の中での存在感を取り戻すために、きちんと前向きに取り組んでいるのか。 たまたま上がってる売り上げにすがって、立ちすくんでいないだろうか。 函館の街の様子 ガラガラだ。 函館山展望台。ここもガラガラ あと1ヶ月あまりで、この街に競馬がやってきます。 そのときに…競馬がただ、その場所を利用するだけの存在でいいのか。 それで世の中は、競馬の存在価値を認めると思うのか。 ぼちぼち…考え、行動すべきときではないでしょうか。 湯の川温泉の入り口にある、湯倉神社 函館競馬場のすぐそばです もう…夏が意識される季節になりましたね。 明日は、門別競馬場に出かけてきます。
2021年05月26日

火曜日担当の太田です。北海道もようやく暖かくなってきて、日によっては25度を超える夏日という日もあります。昼間は暖かいのですが、朝晩は一気に気温が下がります。まだまだ10度を下回る日もあり、ストーブを背に過ごしております。昨日帯広から門別に移動の途中、日勝峠の頂上にはまだ雪が残っており、いつもの年よりも寒いのかも。夏は短い北海道。少しでも暖かい日が多ければいいですね。門別グランシャリオナイターは、今季初の3日間開催。25日(火)、26日(水)、27日(木)の3日間。そして、27日には、今季初のダートグレードを予定しております。「第25回 北海道スプリントカップ JpnⅢ」を予定しております。昨年は20年ぶりに地元馬メイショウアイアンが、あのマテラスカイを負かして勝利。大接戦は興奮しましたね。(昨年優勝時メイショウアイアン)11歳となったメイショウアイアンですが、今年も連覇を狙って出走予定です。JRA勢からは、リュウノユキナが注目でしょう。北海道でデビュー。JRAすずらん賞を勝利してこの年中央に移籍。3連勝で前走東京スプリント勝利。重賞初制覇となりました。柴田善臣騎手が騎乗するようになってから、連対を外さない良い競馬見せてますよね。門別で2勝。そのうち1勝は1200mですから実績もあり、おそらく人気の中心にもなることでしょう。楽しみですね。同じくJRAからスマートアルタイルは3勝クラス、オープンと連勝してきて、勢いがあります。重賞初挑戦で初制覇は十分考えられます。ホッカイドウ競馬勢は、メイショウアイアン以外にも、イダペガサス、ニットウスバル、スマートアヴァロンなど、地元の利を生かしてチャンスをつかんでほしいですね。他地区からは、大井のサンロアノークが参戦。五十嵐冬樹騎手が騎乗します。残念ながら今年も北海道スプリントカップは無観客となりましたが、混戦必至で、注目ポイントも多く、面白いレースになること間違いなし。ぜひ、ご参加ください。ばんえい競馬は、開催後半に新馬戦が組まれております。今回も3日間それぞれ2レースずつ新馬戦が行われました。22日(土)2R 1番キングフェスタが差し切り勝ち。父カネサブラック、母クインフェスタという良血馬。3R 9番ジャックポットが勝利。父は新種牡馬のコサカコブラ、母、コウシュハセーラー。障害で膝をつくものの、すぐに立て直し、最後は止まることなく圧勝でのゴール。23日(日)2R 4番ミヤビウルフが逃げ切り勝ち。父はミヤビライズ、母第一光姫3R 9番ビールが勝利。父テンカムソウ、母トロピカルロゼ。道中中団。ほかの馬が障害で苦労しているところすんなり越えて突き放しての圧勝。25日(月)2R 4番グリフィスが1番人気に応えての勝利。第1回能力検査一番時計。障害を下りてから一度は並ばれて差し切られそうになったが、そこから底力を発揮。3R 6番ホクエイテイオウが人気に応える。父ミタコトナイ、母晏松姫。続々とデビューしていますが、今年は馬場が軽いのか、競走中止や時間失格の馬がそれほどない印象。また、能力的に抜けている馬もいないですね。まだまだこれから本番の2歳馬戦。年度末にはどんな結果が待っているのか楽しみです。楽天競馬で配信しているゆるゆるばん馬現在毎週日曜日16時からYouTubeで配信しております。次回30日(日)はご覧のパネラーの皆さんが出演ぜひお楽しみください。
2021年05月25日
ミツオーです。首筋日焼けしました。さて、あらかじめ申し上げておきますと、わたくしは笠松競馬を応援する立場です。いろいろ書きますが、そしていくらか恨みがましい言い方はするかもしれませんが、笠松の再開を待つ気持ちがあってこそだとお許しください。今日は5月24日。予定では、わたくし今週水曜日から3日間、笠松競馬の実況を担当するハズでした。が、笠松競馬場は現在、開催自粛中。レースはおこなわれません。このように、「笠松担当のハズだったんだけど…予定変更になっちゃった」というのも何度目になることか。笠松競馬で起きた事象を振り返ってみます。事の起こりは…と言うより、ことが明るみに出たのは昨年6月。19日まで開催されていた笠松競馬、開催最終日翌日の20日、現役調教師・騎手が警察の家宅捜索を受け、一部でいち早く、現役騎手らが捜査対象になっているという非公式な情報が流れました。・2020年 6月20日 警察による家宅捜索このとき、笠松競馬は馬場改修のため、次の開催が8月10日からと、2ヶ月ちかく開催間隔があくというタイミングでした。このためか、前々から競馬法違反を疑っていた主催者が被害届を出したとか内部告発をしたとか、そうした噂も同時に流れました。わたしが聞いた話によると、このときの警察による捜査について、岐阜県地方競馬組合(=主催者)も寝耳に水で情報をあわてて収集したということでしたから、主催者からの被害届云々は単なる憶測だったようです。昨年6月に捜査対象となった調教師・騎手合計4名は、免許を更新せず引退。免許を更新しなかったのか、できなかったのか、そこは不明です。とにかく、8月10日に初日を迎えた次の開催時には、すでに引退扱いとなっていました。・2020年 8月1日 捜査対象となった4名免許更新せず引退自分が騎乗するレースの馬券を買っていたという競馬法違反事例が判明したことを受け、主催者は当時捜査対象となっていなかった全関係者から、同様の違反をしていないか・目にしたり聞いたりしたことはないか、聞き取り調査を秋までに実施。聞き取りに応じた全員が、関与を否定したとのこと。…身も蓋もない言い方をすれば、そりゃ「やってない!」って言うでしょうな。証拠つきつけられてるわけじゃなし。・2020年 〜秋 組合による聞き取り調査 全員関与否定この間、笠松競馬は予定通り開催してきました。コロナ禍で無観客だったり入場制限がかかったりしましたが、不祥事による開催変更に至ることはなかった。年明け、1月19日、笠松競馬厩舎関係者が名古屋国税局から所得税申告漏れを指摘された旨の報道があり、この報道を受け、急遽この日からの笠松競馬開催が取りやめ(自粛)となりました。・2021年 1月19日 不祥事報道を受けて開催自粛(以後開催自粛が続く)笠松競馬の今回の不祥事について、騎手や調教師が馬券を買っていた、しかも自分が騎乗するレースの馬券を買っていたという件を、許せないとお思いの方は大勢あると思います。わたし自身もそれは同じです。以前この日替わりライターブログで、廃止直前の栃木県競馬騎手が家計を維持するためにアルバイトをしていた、という話をご紹介しました。そして、栃木よりさらに厳しい賞金・手当事情になっていた笠松競馬について、栃木の元騎手の、「それは無理だよ、絶対そこの騎手はアルバイトしてる」という言葉もご紹介しました。公表された調査・捜査結果が事実ならば、笠松競馬の当該の騎手や調教師は、とんだアルバイトをしていたことになります。何やってるんだよ。生活が厳しいのならホテルの清掃でも寿司チェーン店員でもアルバイトをすればいい。実際、それをやってた騎手が存在するんだよ。命をかけた騎手という職業に見合う報酬が得られないというのなら、その旨を声を大にして訴えるなり交渉なりすればよかった。どうしてそんなことになってしまったんだか、残念としか言いようがありません。ですが、わたしが残念に思うのはそれだけではありません。笠松競馬が「報道を受けて」開催自粛に踏み切ったという点も、非常に残念。報道を見ていきなり自粛するというのは短絡的に過ぎやしませんか?事実関係を自ら確認したというのならともかく、「新聞に書かれた!自粛する!」という反応は、軽率と言って悪ければ、脊髄反射的。そして何より、組合自らその不祥事を摘発することができなかったことが極めて残念。昨夏の不祥事発覚を受けて実施した「聞き取り調査」とやらがまるで機能していなかったということですよ。どういうやり方したのか知りませんが、外部から指摘されるまで、「もう違法行為をした者はいない」と信じ込んでいたわけでしょう?お粗末ですよ。自分の力で徹底調査はできなかったのでしょうか?このあと、不適切事案検討委員会(いわゆる第三者委員会)による調査がおこなわれました。これは短期間で終わるものではなく、中間報告のようなものの一切出ないまま、・2021年 1月21日 2月1〜5日の開催自粛決定・2021年 2月2日 2月15〜19日の開催自粛決定・2021年 2月16日 3月1〜5日の開催自粛決定・2021年 2月26日 3月16〜19日の開催自粛決定・2021年 3月12日 4月いっぱい開催自粛決定という具合に、逐次的に、小出しに、「次の開催おこないません」と公式に発表される、という状況が続きました(そしてそれは今でも続いています)。年度があらたまり、ようやく待ちに待った報告書が出ました。・2021年 4月1日 笠松競馬不適切事案検討委員会報告書公開内容はかなり衝撃的…でした。いろんな意味で。次いで、報告書を受けて関係者の処分発表されました。これまた衝撃的でした。・2021年 4月21日 不適切事案処分発表(会見)報告書も処分内容も、皆さまご覧になったことと思います。4月1日以降、競馬法第1章第1条の2に明記されている、総務大臣による「競馬を行うことができる市町村」の指定がはずれた状態となり、現在、笠松競馬は開催する資格を有していません。あらためて指定してもらえるよう働きかけているのだろうと思うのですが、年度替わり以降も小出しに「次開催は自粛します」という発表がなされ、1月から現段階までに取りやめとなった開催は、41日。これは今日現在「6月11日まで自粛」と、主催者から発表されたものの合計です。が、先日おこなわれた岐阜県知事の会見では、「スムーズにいったシナリオで、再開は7月からということになるだろう」との見解がしめされており、6月末の今年度第4回開催4日間もこれにプラスされるだろうと思われます。ということは、45日間。笠松競馬の予定年間開催日数は、95日間です。すでに半分、開催できなかったことになります。昨年夏以降、笠松競馬の件が報道されるたび、話題に上がるごとに、「こんな競馬場は廃止すべき」「たとえ再開してもここの馬券は買わない」というご意見を目にします。わたしは笠松競馬に立ち直ってほしい、健全なかたちで再開してほしいと願っている者ですから、こうしたご意見を見るのは本当に辛いのです。見なければいいのでしょうが、ついつい「みんなのコメント」欄を見てしまうのですよ。そして、予想はしていても、「廃止」「買わない」と主張するひとがあると、胸が痛み、胃が痛む。ですが、「こんな競馬場の馬券は買わない」と主張するひとの気持ちは、よくわかります。笠松競馬関係者(厩舎関係者ではない)の中にも、「自分ならこの競馬場の馬券は買わないからな…。再開してもかなり厳しいだろう」と言うひともあるんです。自分なら…と考えてみれば、確かにそうかもしれない。他にも競馬場はたくさんあるし、なにも「競馬関与禁止4名 関与停止8名」などという競馬場を選んで買わなくてもいいような気がします。しかし、わたしは笠松競馬を応援したい。それはわたしが笠松競馬にたずさわっている者の一人だからですし、廃止になった競馬場にいた人間として、もう競馬場の廃止を見たくないと願っている者だからでもあります。廃止になるにしたって、こんなことでなくなるのは酷すぎる。笠松競馬の開催再開がいつになるのか、まだわかりません。知事の見解を頼りにすれば、夏のうちには、それが7月なのか8月なのかわかりませんが、再開の運びとなるのかもしれません。笠松競馬が再出発したとして。そのときには、全国の競馬ファンの皆さんには、笠松競馬を厳しい目で見ていただきたいのです。その上で、「これなら応援してやってもよい」と思えるようになったら。ぜひ笠松競馬の馬券を買っていただきたいのです。買ってください、と、頭を下げるしかできません。お願いします、と頭を下げたいと思います。無条件で買ってくださいとは言いません。繰り返しますが、まずは厳しく見てください。どうか、見るのもイヤ、とおっしゃらずに。監視してやる!くらいの気持ちで、ぜひご覧いただきたいのです。そうして、許せるようになったら、買ってください。先だって、今年のヤングジョッキーズシリーズ出場騎手と参戦ステージが発表されました。その一覧表には、笠松競馬所属騎手の名前はありませんでした。トライアルラウンドの開催場としても笠松の名前はありませんでした。悲しいことに、事情の説明もありませんでした。笠松競馬所属騎手は、現役として残った騎手も9人が戒告の処分を受けました。が、ルーキーの長江慶悟騎手は処分対象となっていません。デビューしたてで、不祥事・不正に気づく暇もなかったということなのでしょう。長江騎手とそのご家族はどんな思いなんでしょうか。長江騎手は潔白な関係者として、最も大きな被害を受けている一人でしょう。他にもたくさんの笠松競馬にたずさわってきた人々が、苦しい日々を過ごしています。彼らの苦しみに終止符を打つには、笠松競馬が再開し、ファンの皆さまに許され、認められる日が訪れるしかないのです。一日も早く、笠松競馬が再開し、健全な競馬場として再生したところを多くの皆さんに認められ、関係者が胸を張って「笠松競馬で仕事をしています」と言える日が来ますように。それが、現在のわたしの願いです。
2021年05月24日

日曜日担当の高橋華代子です。 大井競馬場の田中と言えば、デビュー2年目の田中洸多(たなかこうた)騎手。 田中騎手は、5月18日の大井4レースで、トウメイドライブ(3番人気、大井・高岩厩舎)を勝利に導き、南関東初勝利を挙げました。 岩手の期間限定騎乗中には2勝を挙げていますが、南関東ではうれしい初めての勝利です。 勝ちっぷりも印象的で、道中は後方から、最後は一番の上りで大外から豪快に差し切りました。 「位置取りは後ろの方になってしまいましたが、最後に伸びる脚はあるので、1200m戦は直線が長いので焦らず乗りました。届くなぁという感じはあって、前回も同期の池谷君に負けてしまったので、今回も同じシチュエーションだっただけに、死ぬ気で追いました。 大井で勝つことができてホッとしましたが、ここまで焦りというのはなくて、まずは自分の乗り方を改善して、自分のスタイルを築くことを頭に入れていたので、結果が出て良かったです。乗せて頂いた馬主さんや、仕上げてくださった先生や厩務員さんにも感謝しています。 徐々に乗せて頂いているので、少しでも着順を上げて、しっかり勝てるように頑張りたいです。この1勝で弾みをつけて、もっともっと勝ち鞍を増やしていきたいです」(田中騎手)。 レース後には、記念写真撮影(撮影時のみマスクを外しています)。 田中騎手のサインがかわいい!自分の名前をデザインして、馬やクローバーの形になっているそうですよ。 田中騎手と言えば、宮城県仙台市出身ということもあり、子供の頃から東北楽天ゴールデンイーグルスの大ファン。勝負服の袖にも、楽天イーグルスのクリムゾンレッドを入れているんですよね。 ちょうどこのレース前にバッタリお会いした際、「楽天の試合はちゃんとチェックしています」と言っていたばかり。 自身のうれしい勝利の後は、楽天イーグルスに向けた目標も聞いてみました(笑)。 「後半はソフトバンクに負けてしまうイメージがあるので、ソフトバンクに勝って欲しいです。優勝できるように応援します」と田中騎手。 田中騎手がいずれ自身の勝負服を着て、楽天生命パークで始球式を行う日がくればいいなぁと、個人的に楽しみにしています。そして、投げたボールを、愛しのクラッチくんが田中騎手に渡すという妄想もして、すでに興奮しております(笑)。 田中騎手、南関東初勝利おめでとうございました! そして、東北楽天ゴールデンイーグルス優勝を目指し、ともに、応援も頑張りましょう(*^-^*)
2021年05月23日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 4月13日にデビューを果たした3人の新人ジョッキーは順調に勝ち鞍を挙げ、活躍を続けています。 大山龍太郎騎手は今週の水曜日、第9レースで勝利して通算10勝目。これで、同期デビューのふたりを含む、全国の新人騎手の中で10勝一番乗りを達成したことになります。 さらに翌日の最終レースでも勝利。そしてきのうのナイター競馬でも第3レースで逃げ切り勝ちを収めて、自身二度目となる開催日4日間連続勝利を記録しました。 大山龍太郎騎手はデビューした週から6週間連続勝利という記録も継続しています。 兵庫初の女性ジョッキーとして注目を集める佐々木世麗(せれい)騎手は、木曜日の第7レースで逃げ切り勝ちを収め、通算8勝目を挙げました。 長尾翼玖(たすく)騎手も今週はきのうのその金ナイター第4レースで勝利して、通算6勝目を挙げています。 今年は全国の地方競馬で9人がデビューを果たしましたが、勝利数では兵庫の3人がトップスリーを占める活躍! それぞれが例年の新人騎手以上の活躍を示しています! ひとりでもすごいのに、それが3人ですからね!ホンマにすごい(*´▽`*) 〓Weeklyトピックス〓 ★メイプルグレイトがオープン特別3連勝! 木曜日には1230mのオープン特別が行われ、1番人気に支持されたメイプルグレイト(牡6・北野真弘厩舎)が2番手追走から、直線で楽々と抜け出して快勝。これでオープン特別3連勝となり、次は重賞制覇の期待が高まります。 レース結果はコチラ>>> 6月24日には820mのスーパースプリント戦『園田FC(エフシー)スプリント』が行われます。管理する北野調教師によると、現在のところここへ向かうかはどうかは未定で、距離延長も含めて路線を決めて行くことになるようです。 佐賀の『サマーチャンピオン』やお盆の『摂津杯』なども視野にあるそうですよ♪ ★ハナブサはやっぱり重賞級 きのうのメイン(B1・1400m)を勝ったのはハナブサ(牡4・高本友芳厩舎)でした。 レース結果はコチラ>>> めっちゃブレてる…。 いやぁ、それにしても強すぎた…。 単勝110円の断然人気に支持されただけに、終わったあとは「良かったぁ…」とホッと胸を撫で下ろした広瀬航騎手。 それでも、9レースに同じ高本厩舎のロードヴェントスで中団から差し切ったレースのあと「これでハナブサのレースが楽になった。道悪でも差しが決まるし、どこからでもレースができる」と少しプレッシャーからも解放されていた様子でした。 それでいてレースではなんとハナに立つ意外な展開に。 あと他の馬にペースを合わせるのではなく、3コーナー付近から持ったままで突き放し、4コーナーで肩ムチを一発入れるとグンと加速。 直線では、そのあとは持ったまま。それでも2着以下に大差をつけるぶっちぎりの勝利となりました。 次もまたB1での出走が可能とは、他の陣営にとっては脅威でしかない…。果たしてハナブサが登録するレースが成立するのかどうか…。 早く重賞での走りが観たい!! ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 来週の園田競馬も、水木金の3日間。水曜目木曜デイ競馬、金曜日はナイター競馬の開催です。引き続き無観客競馬での開催となり、ファンの皆さまにはご迷惑をおかけしますが、どうぞご了承ください。
2021年05月22日

金曜日は、古谷が担当します。 21日は、「千葉サラブレッドセール」が12時からスタートしていました。欠場馬は7頭いましたが、元々の上場番号である1番から59番を10頭ずつ区切り、第1組から第6組に分け、第1組が午後6時半締め切り、その後は30分後毎にプラス1組ずつが締め切られるシステムで行われました。 「JRAブリーズアップセール」と「トレーニングセール」は、場内とオンラインを活用したハイブリッド方式でしたが、「千葉サラブレッドセール」は昨年の「九州1歳市場」の方式で、入札方式が採用されました。僕らのような外野でも、入札状況が確認できました。 52頭が上場され、50頭が当日の落札となりました。主取になった馬は、22日12時から午後6時までの時間、改めて再上場の形でオークションが行われます。 セール当日の結果は、売却総額は13億7570万円(金額は税別、税込は15億1327万円)で、2015年の12億4260万円を上回りました。すでにこの段階で、市場レコードを更新しています。また、売却率は96.15%で、こちらも一昨年の93.3%を超え、現状でもレコードを更新しています。 最高価格は、上場馬で唯一のディープインパクト産駒だった、プレミアステップスの19(牡)の4億7010万円(税別、税込は5億1711万円)で、藤田晋氏が落札しました。写真は、社台ファームから提供頂いております。(最高価格となったプレミアステップスの19、父ディープインパクト) これまで、「千葉サラブレッドセール」の最高価格は、ディープインパクト産駒で、エイシンフラッシュの半弟という超良血のムーンレディの13(牡)が記録した、1億9000万円(税別)でした。(ムーンレディの13、父ディープインパクト) 希少価値が高まってきたディープインパクト産駒で、しかもトレーニングセールという、即戦力が期待されるセールで、牧場坂路での直前追い切りで2F21秒6-1F11秒2の1番時計をマークしたことが、リザーブ7000万円から早い段階で1億5千万円を超えており、午後8時締切が近づくにつれて競り合いがヒートアップしていた印象を受けます。締め切り直前から、ワンビット入ると3分延長される仕組みだったので、どんどん時間が延び、最終的に午後8時21分に入札が終了しました。 4億円を超えるとは、想像を超えるものがありましたが、血統背景はもちろん、トレーニングセールらしく時計が速い馬が高くなる状況から、すべてが噛み合った最高価格だったと感じます。「千葉サラブレッドセール」取引馬の代表馬は、ダート王者であるオメガパフュームを始め、多くの重賞活躍馬を送り出しています。個人的には、レッドアゲートの19(牡、父ドレフォン)や、レッドリップスの19(牡、父ハービンジャー)にも注目していましたが、このセールから中央、地方での活躍を期待したいと思います。プレミアステップスの19の歩き、そして1番時計をマークした時の調教動画は、YouTubeでアップされていますので、こちらで動きを見ることができます。 また、再上場となるシーディザーブスの19と、シャドウストリームの19の映像も確認できます。個体情報などの確認は、このサイトを見て頂ければと思います。
2021年05月21日

木曜担当のよこてんです。 先週、5月16日の水沢競馬9Rで関本玲花騎手騎乗のシェリーアモール号が優勝。関本玲花騎手は自身の誕生日を勝利で飾りました。★2021年5月16日水沢9R 優勝シェリーアモール号 この日の関本玲花騎手は4戦1勝2着2回5着1回、連対率75%・掲示板圏内100%と好調で、自らの誕生日を好成績で飾った形にもなりましたね。 という事で今回のお題は『誕生日V』。岩手の各騎手が自身の誕生日にどんな成績を挙げたのか・・・?を探ってみようと思います。 範囲は今季の現役騎手。引退した騎手まで過去に遡るとデータを追い切れないのと、恐らく菅原勲元騎手(7月25日生まれ)が、だいたい一番良い成績になると思われますので。他場分・JRAの分も考慮せず基本的には地元(岩手)のみの成績を探しました。 そんな感じで遡ってみたところ、“誕生日V”1位は2名。5勝を挙げている坂口裕一騎手と山本政聡騎手でした。 5月6日生まれの坂口裕一騎手は2007年・2008年・2009年・2014年・2019年にそれぞれ1勝ずつの計5勝。6月28日生まれの山本政聡騎手は2010年に1勝、2015年と2020年はそれぞれ2勝ずつの計5勝。同じ2003年4月デビューの同期が並んでトップというのが興味深いですね。★2009年5月6日水沢3Rサクラデューエル号/坂口裕一騎手の3勝目の“誕生日V”★2020年6月28日、誕生日V2勝を挙げた山本政聡騎手(上6Rブラックキングダム号、下9Rアドマイヤスカイ号) 4勝はおらず次は3勝が4名。南郷家全騎手(3月22日生まれ)、高橋悠里騎手(4月14日生まれ)、高松亮騎手(6月30日生まれ)、陶文峰騎手(10月16日生まれ)。★南郷家全騎手の誕生日V、3勝目。2014年3月22日水沢8R ユナイテッドボス号★高橋悠里騎手の誕生日V 2013年4月14日水沢3R リーガルファルコン号★高松亮騎手の誕生日V 2013年6月30日水沢11R ルミナスヘイロー号 そして2勝が木村暁騎手(9月5日生まれ)。1勝が関本玲花騎手(5月16日生まれ)、大坪慎騎手(6月12日生まれ)。★木村暁騎手の誕生日V 2020年9月5日 盛岡5R シエロアスール号 一方0勝なのが菅原辰徳騎手(1月28日生まれ)、岩本怜騎手(3月28日生まれ)、鈴木祐騎手(6月7日生まれ)、塚本涼人騎手(9月28日生まれ)、小林凌騎手(10月2日生まれ)。ただ、菅原辰徳騎手は冬季休催中、他の4名はデビュー以降に誕生日と開催日が重なった回数が少ないという事情もあります。塚本涼人騎手は去年の誕生日の騎乗で2着が3回あったんですけども、いずれも差が大きめの2着。 現役騎手の中でもベテラン中のベテランである関本淳騎手・阿部英俊騎手・村上忍騎手、連続騎手リーディング中の山本聡哉騎手が挙がってきませんが、それは山本聡哉騎手が1月30日、村上忍騎手が2月4日、関本淳騎手が2月10日、阿部英俊騎手が3月5日といずれも冬季休催中ゆえ。村上忍騎手と山本聡哉騎手は期間限定騎乗中の他場で“誕生日騎乗”の機会がありましたが勝ち星は無し。ちなみに菅原辰徳騎手も2015年に高知で誕生日騎乗がありましたが残念ながら0勝でした。 こうしてざっと調べてみて、誕生日Vって意外に少ないような気がしますね。5勝している坂口裕一騎手や山本政聡騎手にしても“誕生日の騎乗成績”としては前者が43戦5勝、後者が38戦5勝ですから勝率として際だって良いというほどではない。ただ生涯成績と比較すればやや上回っていますから、“誕生日は成績アップ”と見る事もできるでしょう。 次に誕生日がやってくる騎手は6月生まれ組。ただし大坪慎騎手と高松亮騎手は今年の誕生日に開催が無く、“誕生日V”の可能性があるのは鈴木祐騎手・山本政聡騎手となっています。鈴木祐騎手は初誕生日V成るか?山本政聡騎手は勝ち星を増やして“誕生日V”単独トップに立てるか?みたいなところに注目してみましょう。 さらに先では、9月生まれの木村暁騎手・塚本涼人騎手はいずれも開催あり。10月生まれの小林凌騎手・陶文峰騎手は開催なし。 そうそう。七夕裕次郎騎手は10月4日生まれで、昨年は10月20日デビューでしたので今年の10月が初めての誕生日騎乗の機会になります。岩手にいれば盛岡、南関に戻っていれば大井。岩手の方が誕生日Vのチャンスが大きそうですけども、さてどうでしょうか。
2021年05月20日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 名古屋競馬場も…この開催から無観客となりました。 昨日、開催初日の様子。 スタンドの一角で草を食む チップとポテトだけが出迎えてくれました。 相変わらずの塩対応ですが…(汗)。 賑わいが失せるのなんて、簡単だ… 誰もいないスタンドの前を、馬たちが走りすぎていく… 開催初日は、最下級条件のレース。 今回も、現役最高齢・17歳牝馬のヒカルアヤノヒメに会うことが出来ました。 ひいているのは、井上哲調教師 いつもと変わらぬ…と思いきや、メンコがいつもと違う。 この日はメンコを外してレースするとのことでした。 この日は久しぶりに、尾崎章生騎手が手綱を取りました。7着「去年よりも筋肉が落ちてて、衰えているのかなとは感じますね。調教でも、体調キープを意識して乗っています。ただ、馬自体はとても元気ですよ。」…とは、レース後の尾崎騎手の話。 最下級までクラスが下がってきたので、どこかで面白い見せ場が作れればいいのですが… まあ、まずは、元気な姿を目にすることが出来て何よりでした。 毎回、この馬を応援に来られる方もいらっしゃるそうなのですが… 今回は、写真だけで。また次回は、応援に来ていただけるようになっていればいいなと思います。 木之前葵騎手。ステッキがっ! フランスのトリコロールカラー…ではなくて、勝負服の色ですよね、これは。 自分でステッキを修理するときに、色をつけようと思い立ち、ただ赤だけじゃ…となってこの色にしたとのこと。 おっ! これは、なかなかじゃないですか? 放送や配信の映像ではなかなか見えない、小ネタでした。 ほんとそう… 来週、門別も無観客ですね…。
2021年05月19日

火曜日担当の太田です。残念ながら昨日5月17日(月)から再び帯広競馬場は無観客での開催ということになりました。今のところ5月いっぱい無観客での開催となります。昨日無観客になっての初日。実況が場内に響き渡る感じ。あーこの虚しさ。昨年の無観客開催になった時を思い出しました。この間になんとか状況がいい方向に進んでくれればと思いますが、なかなか厳しい状況ですね。実際札幌はかなりの感染者数。十勝並びに帯広も徐々にコロナに感染した人が増えております。今の状況、我々も感染しないとは言えない状況ですよね。家にずっとこもっているわけではないですので・・・コロナに感染した人も対策はしていたと思います。それでも罹ってしまうわけですからね。巷ではワクチンの話でもちきりとなっておりますが、あとどれくらい我慢が続くのでしょうかね。コロナ前の自由に行動していた時が、心から楽しかったと今更ながら思う次第です。今後、インフルエンザのように完全には無くならないのでしょうけれど、コロナが収束したら、世の中どんな感じになるのでしょうね。帯広競馬場同様に、門別競馬場も5月の開催は無観客開催となっております。北海道全域に出されている緊急事態を踏まえた措置です。5月27日の北海道スプリントカップ当日も無観客の為、事前応募の応募は無効となりました。ご了承ください。皆さんのご協力とご理解をお願い申し上げます。各場外発売所につきましては、時短営業や土日休業などそれぞれ違いますので、それぞれホームページなどでご確認頂ければと思います。16日(日)は、オープン特別ネットショップゆうせん杯さつき特別が行われました。勝利したのは5歳メムロボブサップでした。(主催者提供)今季最初の重賞ばんえい十勝オッズパーク杯では、アオノブラックが勝利。メムロボブサップは2着と敗れましたが、最後は差を詰めていただけに、惜しいレースではありました。敗因は障害。今回その障害も止まることなく上がってきて、メムロボブサップらしい強さを見せての勝利でした。現段階では5歳馬がいいパフォーマンスを見せていますね。ただ、昨年ブレイクしたミノルシャープが2着と調子を上げてきて、今後楽しみになってきました。古馬重賞は来月20日(日)の北斗賞。まだ1か月期間があるので、またじっくりと戦いを見ていきたいと思います。翌17日(月)は、3歳オープンとかち皐月賞が行われました。勝利したのは2番人気カイセキングオー(主催者提供)果敢に先行して、第2障害は、一度止まりはしましたが、すぐに腰が入って2番手でクリア。切れ味を生かして先頭に立ち、最後は突き放しての勝利。トップハンデ、イレネー記念馬オーシャンウィナーは、障害で苦戦。7着という結果。凄く調子がいいと西将太騎手。2歳時世代戦でもいい競馬を見せているだけに、今後も楽しみな1頭。ただ、この世代は大混戦。レースごとに勝馬が変わっており、展開次第というところもあります。能力差はなく、毎回混戦必至。面白い世代ですね。成長著しい3歳馬。今後能力を開花させる馬が出てくるかもしれません。頭一つ抜けたという馬が出てくるかどうか。3歳の3冠戦初戦は8月1日ばんえい大賞典。まだまだ時間があるだけに、今後の勢力図の変化に注目です。次回は来月のとかちダービー。ハンデなども微妙に変わってくると思うので、それぞれ1戦1戦じっくりと見ていきたいと思います。楽天競馬は今季もLive配信「ゆるゆるばんば」を配信しております。次回は23日(日)の予定です。ばんえい競馬をよく知らないという方。やってみたいけどわからないしなあと思っている方。初心者に特化してルールなどもわかりやすくお教えくださいます。チャット機能を利用して質問すると、パネラーはもちろん、管理者からも優しくお教えくださるかと思います。ぜひご覧ください。
2021年05月18日

今日は耳目社山中が担当します。今週は大井競馬に出勤です。水曜日のメインレースは第66回大井記念(S1)。出走表は→こちら重賞ウイナー9頭、他のメンバーも重賞実績十分!豪華な一戦となりました。水曜日の大井競馬場にどうぞご注目ください。今回はゴール前賞典台が工事中前回は、大型連休初日の船橋競馬場からこのブログを書いていました。重賞3連戦が行われ、水曜日(5日)のかしわ記念ではカジノフォンテンが優勝。地元船橋勢、そして地方競馬勢として10年ぶりのかしわ記念制覇となりました。ソリストサンダーとの争いは凄かったですね。インティも良く追い上げました。そして、同じ日の8レースではアクシデントがありました。テレビのニュースなどでも取り上げられたので、ご覧になった方も多いかと思いますが、スタート直後、ジョッキーが落馬し競走中止となった馬がコースを逆走して、最後の直線コースでレース中の馬とすれ違うという出来事。一歩間違えれば大きな事故になるところでした。スタート直後のアクシデントで負傷した木間塚騎手、達城騎手の一日も早い復帰を願っております。5月5日・船橋競馬8Rの成績は→こちら(レース映像、パトロールビデオと裁決レポートを見ることができます)僕が担当した実況を振り返ると。まずスタート直後の様子を描写していたところ、隣で実況をサポートしてくれていた百瀬アナから声が聞こえ、まずホウロクダマの達城騎手が落馬する姿が見えたのでそのことを伝え、さらに声がかかりマラニーノ(木間塚騎手)の落馬にも気づいて言葉にしつつ、アクシデントの起きた方向を見続けていると1頭がコースを逆方向に走り出す姿が見えました。先に落馬したのはマラニーノの方ですが、僕が先に確認できたのがホウロクダマの落馬だったので、そちらの名前を先に呼びました。これはまずい。何とか順回りに戻ってくれないか…と思いつつレースの実況を続けコースを逆に走る空馬の様子も同時に気にしていました。レースの方は4コーナーに差し掛かり、空馬も1コーナーから馬群に近づいてきて「空馬が逆走している状況ですが」と一言触れて実況を続けました。最後の直線コースではすれ違う空馬には触れることなく、先頭集団の様子をゴールイン~ゴール後まで実況し「審議の表示出るかな…?」と思っていましたが、表示が出たのは実況が終わってから。実況アナウンサーになって20年で初めての経験でしたので、この状況をどう表現したらいいか探りながらの実況でした。こういう事象に出会うと「この実況でよかったのか?もっと良い伝え方があったのではないか」という、後悔に似た感情がこみ上げてきます。今回はレースの実況をしつつ、普段のレースと違うことが起こっているよ…というのを咄嗟に判断してあのように言葉にしました。実況に限った話ではありませんが、その瞬間瞬間でよりよい判断ができるように、経験を積んで自分を磨いていかないといけないなと改めて思いました。そして、このようなアクシデントが再び起きないように願うばかりです。船橋のルーキー木間塚龍馬騎手と達城龍次騎手の1日も早い復帰を待っています!!<参考>地方競馬全国協会HP 競走についてのルールQ&A 競走ルールについて より(→こちら)Q10競走の不成立は、どのようなときに行われるのですか? A10 競走の着順確定前に、以下に掲げる事象が認められたとき、開催執務委員長の決定により競走を不成立とします。1.災害、投石等の妨害行為その他の事由により、競走または競走に係る開催執務委員の職務執行に重大な支障があったとき2.競走が所定の走路と異なる走路で行われたと認められるとき
2021年05月17日

日曜日担当の高橋華代子です。 この3日間、Kis-My-Ft2さんの生配信ライブに参加しました。このご時世なので、全国のファンが安心してお家で参加できるようにと、配信ライブにしてくれたそうです。 ライブ名も「HOME」。10周年ということもあって、アルファベットの一部が『10』にも読める部分もあり、おしゃれな発想です。 これまでもKis-My-Ft2さんのライブ映像はDVDなどで見てきましたが、今年は最初から無観客を想定しての演出で、メットライフドーム(西武ドーム)全体を使っての、さらには西武鉄道も巻き込んでのものでした。数々の壮大なスケールと繊細な演出、本当にすばらしかった!!! 演出はメンバーの二階堂高嗣さんがしているそうですが、ライブというものが、こんなにも楽しくてハッピーで温かくて優しくて元気になれて驚きで、たくさんの素敵な感情を生み出すものなのかと、初めて知りました。 Kis-My-Ft2さんのライブ、最高です!二階堂さん、天才です! ファンになって良かったなぁと心から思う時間になりました。ファン歴まだ3か月ですが(^^; 楽天イーグルスファン(関東在住ビジターファン)としては、メットライフドームはお庭状態なので(コロナになってからは行けてないけど、😢)、西武鉄道や球場も懐かしく、さらには裏側も覗けちゃって、そういう部分でも大満足でした。 このまま永遠に書き続けちゃいそうなので、この話題はこの辺で(^^; ここで書きたかったことは(笑)。 今日の我が楽天イーグルスは、早川投手が1対0で完封勝利を挙げたことから、明日の楽天市場はポイント2倍。それにより、まだ持っていないKis-My-Ft2さんのDVDを、この心が躍っている状態で買えるなぁと、個人的には思ったところ(^^; そんな訳で、皆様、楽天イーグルスが勝った翌日は楽天市場ポイントアップでございます! さて、今年ももう少しで6か月。1年が経つのは本当に早いですね。南関東競馬のリーディング争いはどういう状況でしょうか。ここまでのベスト10をご紹介していきます。(データは地方競馬全国協会) 騎手部門1位 森泰斗(船橋) 135勝2位 笹川翼(大井) 94勝3位 矢野貴之(大井) 78勝4位 本田正重(船橋) 54勝5位 和田譲治(大井) 51勝6位 山崎誠士(川崎) 48勝7位 張田昂(船橋) 44勝8位 吉原寛人(金沢) 39勝9位 本橋孝太(船橋) 34勝10位 町田直希(川崎) 31勝 厩舎部門1位 小久保智(浦和) 62勝2位 内田勝義(川崎) 33勝3位 新井清重(船橋) 32勝4位 川島正一(船橋) 22勝5位 矢野義幸(船橋) 22勝6位 山下貴之(船橋) 22勝7位 山田信大(船橋) 21勝8位 的場直之(大井) 21勝9位 張田京(船橋) 20勝10位 平山真希(浦和) 20勝 森騎手は全国でもトップの勝ち星、このまま活躍を続けて欲しいですね!!!それぞれの勝ち星が、これからどう変動していくのでしょうか。 厩舎地区では、馬房の扉が開いている季節なので、お馬さんたちがこういう感じでお外を眺めている姿をよく見かけます。すごく好きな光景です。 モデルは、向かって右が大井記念に出走するノーブルサターン、向かって左はカズノイケヅキです。 今が季節的には一番いいでしょうか。これ以上暑くなると、人間もそうですが馬たちはもっと大変です。 みんな元気に健康に、この夏を、コロナを、乗り越えたいですね!
2021年05月16日

土曜日担当は、園田競馬・姫路競馬実況の竹之上次男です。 今年の園田競馬のナイター競馬、その金ナイターがきのう開幕しました! しかし昨年同様、無観客での開催です…。こりゃあかんわ…。 今年も25週間にわたって行われるその金ナイターにご期待ください。 ナイターといえばSKNフラッシュ8!もちろん今年も健在です♪ 毎週2名のメンバーが参戦します。 きのうの開幕日は佐藤夢ちゃん(初期から9年目)と小田ゆりえちゃん(5年目)のパイセン軍団が出演。 来週は豊田さやかちゃん(3年目)と新メンバーの山本えみりちゃんが出演します! 無観客なので、楽天競馬のYouTubeライブでしかご覧いただけませんが、どうぞご注目ください♪〓Weelyトピックス〓 ★いきなりの波乱! メインレースではオープンと準オープンの混合戦が行われ、4番人気のクリノライメイが2番手から楽々抜け出して快勝。JRAで4勝を挙げていた実績馬が、移籍後4戦目にして実力を発揮しました。レース結果はコチラ>>> 2着には7番人気のイスズイーグルが食い込み、3着に11番人気のコスモグラトナスが粘って、3連単では71万5730円の高額配当。ナイター初日は大波乱の幕開けとなったのでした…。★のじぎく賞はクレモナ 5月13日木曜日、3歳牝馬限定の重賞レース『のじぎく賞』が行われ、4番人気のクレモナが中団から差し切り優勝。重賞初制覇を成し遂げました。レース結果はコチラ>>> 管理する長倉功調教師にとっても、これが開業18年目にして待望の初タイトルとなりました。 騎乗した田中学騎手は先週の『兵庫大賞典』に続き2週連続の重賞勝ち。2016年の『菊水賞』では、長倉厩舎のタケマルビクターに騎乗してハナ差の2着に敗れていたことがあり、その悔しさを晴らす嬉しい重賞制覇となったのでした。 なお、3番人気のパールプレミアが逃げて2着を粘り、4番人気のリンガーが中団から追い上げて3着に食い込みました。この結果、他地区からの遠征馬が馬券に絡まず、6年ぶりに地元馬だけで上位を独占する結果となったのです。 1番人気のエイシンウィンクはハナを奪えず、持ち味が発揮できないまま7着に敗れ、2番人気の名古屋からの遠征馬ニジイロも後方グループがら全く伸びを欠き、9着と大敗しました。※撮影:三宅アナ★連日開催レポート更新中 開催日は全て『竹之上次男.com』で兵庫県競馬の開催レポートを書いています。どうぞご覧ください♪★YouTubeも更新予定! ナイター競馬が始まりましたので、またしても昨年同様、なぜかウクレレ演奏を交えながらナイター当日の様子をお届けする予定です。 『竹之上次男/つぐおセレクション』(YouTube) どうぞご覧くださいm(__)m◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 来週と再来週の園田競馬は引き続き無観客での開催です。どうぞご了承ください。水曜木曜はデイ競馬、金曜日はナイター競馬ですお楽しみください!
2021年05月15日

金曜日は、古谷が担当します。 今週は、札幌競馬場でトレーニングセールが行われました。その詳細は、スポーツ報知のコラムで書きましたので、こちらをご覧下さい。前日の騎乗供覧、そしてセリ当日の2日間、ともに寒かったんですが、上場頭数が例年より大幅に少なかったので、日中の気温がある程度あった時間帯でした。(最高価格を記録した、カシマフラワー2019。1Fの1番時計をマークしました) 今回のトレーニングセールで注目されたのは、YouTuberヒカルさんが落札したことと、ジャンポケ斉藤さんがオンラインビットに参加したこと。(上がメロディライン2019。下は、この馬を落札したYouTuberヒカルさん) 1500万円(税別)で落札されましたが、2F22秒63-1F11秒28と、2Fの2番時計でした。兵庫でのデビューが予定されているそうですが、大いに注目されると思います。ジャンポケ斉藤さんは、ジャングルポケット産駒のミフユ2019を狙い、自身のYouTubeチャンネルでもライブ配信されていましたが、ワンビットできたものの、残念ながら落札には至りませんでした。(ジャンポケ斉藤さんがワンビットした瞬間) セールが盛り上がりを見せるのは良いことですし、今後の1歳市場に向けても、今回のセールのように色々な話題を振りまくことがあれば良いなぁと感じました。 さて、今週のホッカイドウ競馬は、3歳三冠の一冠目である「北斗盃」が行われました。内回り1600mがポイントですが、内回りのレースは、ストレート部分が短いので、先行タイプが息を入れづらく、上がり3Fが掛かる傾向にあります。とはいえ、差し切るのも難しく、差しタイプは仕掛けどころが非常に難しい面はあると思います。そのトリッキーなコースで、実力馬が力を発揮できるかどうか…。その辺りに、重賞ウィナーの3強の走りに耳目が集まりました。(ラッキードリーム)(リーチ)(ソロユニット) そして、重賞勝ちはないものの、ウィナーズチャレンジ勝ちがあるオタクインパクトも、今季初戦を快勝して穴人気の支持を集めていました。(オタクインパクト) レースは、ソロユニットが馬なりで前に行きましたが、内から出ムチをくれてラブミーグッドがハナを主張しました。ソロユニットは2番手に控え、ラッキードリームが3番手、リーチは4番手、その直後にオタクインパクトが続きました。個人的に採ったラップは、12秒5-11秒5-12秒5-12秒8-13秒0(前半3F36秒6-5F62秒8)と、ラブミーグッドは息を入れる暇がなく、3コーナーでは好位内からオタクインパクトがスルスル2番手に上がっていくシーンがありました。ただ、内回りで窮屈な形となり、ソロユニットとラッキードリームの方がスムーズに上がっていき、リーチも器用な立ち回りで4コーナーではラッキードリームに迫って直線へ。見応えのある叩き合いとなりましたが、ラッキードリームがもうひと伸びして、「JBC2歳優駿」の初代チャンピオンの貫禄を見せつけました。後半3Fのラップは、12秒7-13秒3-13秒6=39秒6でした。(ラッキードリームと関係者の皆さん) レース後の五十嵐騎手のコメントは、こちらをご覧下さい。五十嵐騎手は、前日に落馬負傷した石川倭騎手の代打を見事に果たしました。外回りの方がレースはしやすく、しかも今季初戦をひと叩きし、確実に上昇カーブを描くでしょうから、次走の「北海優駿」がより楽しみになりました。 リーチとソロユニットは、「マイルでも微妙に距離が…」と戦前に思われていたフシもあるので、ここで打倒ラッキードリームを叶えたかったでしょうが、今後のローテーションがどうなるか…。注目されます。そして、4着に食い込んだオタクインパクトは、前走を勝った時から、「北斗盃は行くけど、内回りの適性が…。北海優駿の方が、距離も魅力だし、どれだけ戦えるか…」と、櫻井師が話していたんですが、「北斗盃」の走りを見て、「これなら北海優駿は楽しみだね!」と、櫻井師もオタクインパクトの「北斗盃」の走りには納得以上の手応えを感じていたようです。 この日は、今年の能検で800m47秒7と、最も速い時計で走ったシャルフジンがデビューしました。1100mで1分06秒9の好時計で逃げ切り、まずは評判馬のデビュー勝ちに、陣営もホッとされていました。(シャルフジンと関係者の皆さん) ノーザンファームの吉田勝己代表も来場され、口取りに参加されていましたが、「写真撮ったのも1年振りですよ。中央でも競馬場に行きづらい状況ですし、いやー良かったですよ」と笑顔で話されていました。個人的に採ったレースラップは、6秒5(0.5F)-11秒1-11秒4-12秒0-12秒6-13秒3(前半3F35秒0)でした。序盤は大分速いラップを刻みましたが、服部騎手は「そんなに速い時計で走っている間隔はなく、跳びが軽いんですよ。折り合っていたので、直線で追った時にもっと反応してくれると思ったんですが、意外と伸びが物足りなくて…」と話していました。ただ、時計を見せて、ある程度納得はしていた様子でしたが、圧勝をした中で課題を見出している状況から、期待の大きさを物語っています。モーニングショーとの対戦、今から楽しみです!
2021年05月14日

木曜担当のよこてんです。 今回のお題は『村上忍騎手地方通算3500勝達成!』のお話。5月9日の水沢競馬第1レースでミンナノヒーロー号に騎乗して優勝した村上忍騎手は、この勝利が自身の地方競馬通算3500勝目に。岩手競馬の歴代では3人目の大記録達成となりました。★2021年5月9日 水沢競馬第1レース/村上忍騎手3500勝達成 前週、5月5日の10レースを勝って『3499勝』としていた同騎手はその日のうちの達成こそならなかったものの、週が変わった初日、その1レースであっさりと記録達成。パートナーとなったミンナノヒーロー号は前走でも元JRAオープン馬相手に接戦を演じていて、それで今回はその前走で退けた馬がほとんどという相手関係の中での戦いでしたから、当然ここは勝利を期待する所だったわけですけども、結果的には2着以下に「大差」、記録達成のプレッシャーなど全く感じさせない勝利でしたね。 こういう記録達成の瞬間を捉えるべく待つ方の身としては“達成される可能性が一番高そうなレース”を、ここは勝てる可能性が高そうな相手関係だな、とか、ここは乗っている馬は強い方だけど他にもっと強そうなのがいる・・・とかいろいろ考えているのですが、ここはイケるでしょ、可能性高いでしょ、と思っていてもなかなかそうはいかないのが常。 それからすると今回の村上忍騎手の3500勝は、そんな事前の想定でも、実際の内容でも、こういう記録達成的なものではなかなか記憶に無いくらいに「まずここで決まる」と安心して待っていられる、見ていられる達成の瞬間だったように思います。 ミンナノヒーロー号が勝ったという所もまた話題性を高めました。先日のこのブログでも触れましたが、本当にファンの多い馬で。もしかしたら今の岩手で“おっかけ”的なファンが一番多いかも。岩手で規定の数を勝ったらJRAに戻るというのが目標ですが、今回の勝ちっぷりならそれもそれほど遠い話ではなさそう。 さて、ここで改めて村上忍騎手の3500勝までの道程を振り返ってみましょう。 村上忍騎手は1994年7月2日の盛岡3レースでデビュー。初勝利は同じく7月の30日でした。“94年の盛岡”という事で分かるとおり、旧盛岡競馬場でのデビューですね。岩手の現役では村上忍騎手、阿部英俊騎手、南郷家全騎手の3人しか残っていない“旧盛岡の実戦を知っている現役騎手”です(※当時の交流戦はほとんど全て水沢で行われていたので、他地区にももう旧盛岡を知っている現役騎手はいないと思われます)。 500勝達成が2002年4月29日。1000勝は2005年9月19日。デビューから500勝までが実質7年でしたが、その後は概ね3年毎、概ね3000戦弱毎に500勝追加。★昔の写真があまり無いので2001年の村上忍騎手。当たり前ですが若っ!★自分が撮っているのはこの辺から。1500勝達成の2009年7月13日11R★2012年10月20日、2000勝達成★2015年6月14日、2500勝達成★2018年1月8日、3000勝達成 “イサ・コバ”時代の次に“シノブ時代”を作った村上忍騎手もはや40代半ば。気がつけば大ベテランという年齢になりました。実際、岩手の騎手会長を長く務めてきて、レースの中だけでなく各種実務交渉の中でも重鎮的立場となっています。 村上忍騎手の父である村上実調教師は31歳で騎手を引退しています。騎手としての活躍期間は13年でしたから、村上忍騎手は年齢面でも、実働期間としても、お父さんを大きく超える期間を騎手として戦い続けている・・・という事になります。 となると、そろそろ先の事も・・・という年齢なのかもしれませんが、しかし同世代・近い世代である愛知の岡部誠騎手や高知の赤岡修次騎手、ホッカイドウの五十嵐冬樹騎手らは今でもそれぞれの地区のトップジョッキーとして活躍していますし、JRAのC.ルメール騎手なんかも年齢では2つ下であの活躍ぶり。村上忍騎手もまだまだ活躍し続けてほしいです。★ちなみにこちらは5月5日の10R、3499勝目のレース。村上忍騎手はJRAで1勝しているのでそれも計算に入れるならこちらが“3500勝”。(※なお海外でも勝ち星ありです) さて、“岩手では歴代3人目”の3500勝、他の2人は、もちろん菅原勲騎手・小林俊彦騎手です(いずれも引退・現調教師)。 菅原勲騎手は2007年の12月2日、水沢1レースで達成しました。★菅原勲騎手の地方通算3500勝達成シーン。懐かしい顔が見えるなあ 小林俊彦騎手は2011年5月16日の2レースで達成。こうしてみると皆さん1レースとか2レースとかで達成されてますねえ。★小林俊彦騎手の地方通算3500勝達成シーン。東日本大震災被害からの開催再開直後で、左腕に喪章をつけているのが分かります 菅原勲騎手は騎手として4127勝、小林俊彦騎手は3788勝を挙げて引退されました。そこからも、村上忍騎手にももうひと頑張りといわずふた頑張り、さん頑張りくらいをお願いしたいですね。 なお、村上忍騎手の3500勝達成を記念するセレモニーが5月16日の水沢競馬場で行われる予定です。当日は関本玲花騎手の誕生日記念イベントもありますので、お近くの方は感染予防対策をしっかり採られたうえで、ぜひ水沢競馬場においでくださいませ。
2021年05月13日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 門別競馬場に来ております。 本州方面は天気が良くないところも多いようですが… 北海道は、全道的に概ね晴天 ただ、吹く風は冷たく感じられます。 門別競馬場は、入場人数制限を設けた上で、お客様を迎えて開催しています。 5月27日のダートグレード競走・北海道スプリントカップ開催当日は、門別本場に入場するには、事前の応募が必要です。 くわしくはこちら。 本当に、密になることもなく、穏やかで静かな空間。 浮世の様々なことを、忘れてしまいそう… 今日12日水曜日は…この人の日でした。 桑村真明騎手 5レースから8レースまで4連勝して、全国通算1300勝達成(ホッカイドウ競馬では、JRAでの勝利も合わせてカウントします) 8レース アローイアロイで 1300勝達成! 左から 山本咲・石川倭・黒澤愛・小野楓・阪野額・阿部龍 そして本人 桑村真明 このシーズンオフ、南関東での単騎移籍では大活躍 インタビューでもその話が出たときには、桑村騎手の話も少し力が入っていたように感じました。その手応えがあっての、今シーズンなのかも。 まだまだシーズンは始まったばかり。 リーディング奪還!を予感させるような今日の活躍。更に一歩先へと向かう彼のプレーに期待し、注目して下さい。 さて、明日13日木曜日の門別。 メインレースは、3歳三冠路線の第一弾・北斗盃(H2)が行われます。5月13日 門別競馬場12R 北斗盃(H2)内・1600m 発走時刻 20時40分(主催者公式HPから取らせて頂きました) 豪華メンバーの顔合わせになりました。 昨年JBC2歳優駿を勝ったラッキードリームが、満を持しての今季緒戦。 石川倭騎手が春先の段階で「最初が一番の山場」と話したこの北斗盃を制すれば、三冠奪取に大きく近づくことになるでしょう。 しかし…ここに来てようやく強い調教を課されてきたソロユニット、今季一度使われてここに臨むテイクアターンやリーチといった有力馬も参戦しており、戦いの行方は予断を許しません。 激しいレースになりますよ…きっと。 必ず、見応えのある戦いが展開されることでしょう。 さらに、6Rの2歳新馬戦・JRA認定フレッシュチャレンジ競走には、4月1日の能力検査で800m47秒7という驚異の時計をマークした、シャルフジンが登場します。5月13日 門別競馬場6R JRA認定フレッシュチャレンジ競走外・1100m 発走時刻 17時15分(主催者公式HPから撮らせて頂きました) 4月1日 能力検査のときのシャルフジン 多分、予想印は左から右までシャルフジンにぐりぐりと集まると思いますが…能力検査の映像を見ると、それさえいなければ本命にしてもおかしくない馬が5~6頭います。 シャルフジンの走りだけでなく、それを巡っての他馬の走り振りも是非注目したい一戦になりました。 明日も引き続き、門別グランシャリオナイターでお楽しみ下さいね! 来週は…門別の話? それとも重賞はないけど、名古屋??
2021年05月12日

火曜日担当の太田です。5月に入り大分暖かくなってきましたが、まだまだ昼間と朝晩との気温差が大きいですね。今季のばんえい競馬、レースを見ていると、すごく時計がでているという印象。毎年春に馬場改修で砂の入れ替え、ゴール前の砂障害の設置(夏仕様の馬場)が行われるのですが、その年によって馬場は違ってきますね。今年はどうやら、馬場は軽めで時計が出やすい状況。スピードがある馬が有利な感じです2週続けての重賞。ばんえい競馬は9日(日)古馬牝馬重賞第14回カーネーションカップBG3が行われました。ばんえいの女王と言えばミスタカシマという人がほとんどかと思いますが、古馬牝馬重賞はハンデ戦。いつも重量で涙の結果。今回も690キロのトップハンデで3番人気に甘んじておりました。1番人気は、ミスタカシマの次にクラス上のアフロディーテ。悲願の初重賞制覇を狙うシンエイボブが2番人気。カーネーションカップについてはこちらもご覧ください。結果は、第2障害を下って切れ味を見せたシンエイボブが勝利。デビューから重賞13戦目、嬉しい悲願の重賞制覇となりました。(主催者提供)2着はトップハンデのミスタカシマ。昨年に続いて今年も2着という結果に。3着にはアフロディーテを最後差したジェイカトレアが入りました。障害を下りた時点ではミスタカシマが勝つかと思いましたが、シンエイボブはいいレースを見せてくれましたよね。負けはしましたが、ハンデ差を考えるとミスタカシマは負けて強しという感じでした。古馬牝馬重賞はハンデ戦なので、冬のヒロインズカップも厳しい戦いを強いられそうです。それをはねのけて、古馬牝馬重賞制覇を願っているファンも多いことでしょう。シンエイボブは、3歳4歳の3冠馬メムロボブサップが弟という血統。もともと期待が高かった牝馬です。重賞13度目の挑戦で悲願達成。重賞で2着が多く、手が届きそうで届かなかっただけに、関係者も喜び一入のことでしょう。(主催者提供)古馬牝馬の次の重賞は、来年1月30日のヒロインズカップまでありません。自身のクラスで走り続けるわけですが、牡馬相手で苦戦を強いられるところもあることでしょう。ミスタカシマは古馬重賞への挑戦。ここではハンデをもらえるので、昨年も岩見沢記念で2着と大健闘。展開次第ではチャンスがないと訳ではないと思います。勝利したシンエイボブは、今後一気にクラスが上がってどうか。ただ、今季の馬場はシンエイボブにとっていい感じ。活躍に期待が持てます。その他のばんえい牝馬は個性豊かでファンが多くついています。年齢を重ねてきて、牝馬は本当に柔らかな表情を見せたりと、可愛いんですよね。今年も個性豊かな牝馬の活躍に期待します。5月8日(土)2R 1番 タアボモリウチ 馬場水分1.2% 2:04:43R 5番 イワキボブ 馬場水分1.2% 1:54:24R 2番 ヘッチャラ 馬場水分1.2% 1:52:45月9日(日)2R 7番 ジェイホースワン 馬場水分1.4% 1:23:73R 6番 ツガルノヒロイモノ 馬場水分1.4% 1:32:54R 7番 キョウエイハンター 馬場水分1.4% 1:27:75月10日(月)2R 8番 ホクセイウンカイ 馬場水分1.4% 1:44:03R 7番 ピュアリーナナセ 馬場水分1.4% 1:59:34R 8番 ギンノカミカゼ 馬場水分1.3% 1:43:1日曜日昼から開催が始まるぐらいまで雨が結構降ったので、9日は時計が出ていますが、それにしても、能力検査と比べたらかなりの好時計。能力検査は砂が入れ替わってすぐでしたので、あの雨でも重めでしたが、レースを使うごとにしまってきて、砂のおさまりもよくなっているのでしょうね。新馬戦は開催の後半に行われるので、また2週後。金曜日には第3回能力検査行われる予定です。始まったばかりの2歳馬戦。ばんえいを担う将来の有望な馬の出会いに期待大です。
2021年05月11日

ミツオーです。大量にクリーニング店へ持っていかなくては。さて、ゴールデンウィーク、皆さまいかがお過ごしでしたでしょうか?いろいろ難しいことが多く、お家で全国の競馬観戦に終始した、という方もあったのでは?わたくしはこのゴールデンウィークは、5日まで金沢競馬実況担当でした。今年の金沢ゴールデンウィーク開催は、2日(日曜日)〜5日(水曜日)まで休日ばかり4日間連続開催でおこなわれました。牝馬重賞が2つ実施され、2日の3歳金沢デビュー馬限定・ノトキリシマ賞はサブノタマヒメが圧倒的な支持にこたえて圧勝、4日の4歳以上・徽軫賞は人気2頭の一騎打ちの末、ネオアマゾネスが、それぞれ勝利をおさめました。手綱をとったのは、いずれも栗原大河騎手。(第3回徽軫賞ゴール 今回レース写真はクシマデザインさまにご提供いただきました)(「3日間で2つ重賞を勝つなんて、想像もしてませんでしたよ」という栗原大河騎手)このゴールデンウィーク開催は、栗原騎手がひときわ鮮やかな活躍を見せた金沢競馬でした。2週前、この日替わりライターブログで、金沢競馬で近々「アマゾネス対決」が見られるかも?という話をご紹介しました。https://plaza.rakuten.co.jp/dailykeiba/diary/202104260000/『アマゾネス1強!からダブルアマゾネスへ?』金沢で無敵と言っていいほどの強さを見せてきたハクサンアマゾネスに、この春、高知からの移籍緒戦を圧勝し注目を集めるネオアマゾネスが挑戦状を叩きつけた格好で…というようなことを書きました。その「アマゾネス対決」が、4日の徽軫賞で実現したのです。人気は、1番人気がハクサンアマゾネス、2番人気にネオアマゾネス。3番人気以降はかなり離れ、皆さん「ダブルアマゾネス」の対決への期待が大きかったようです。(パドックのハクサンアマゾネス)(同じくネオアマゾネス)レースは、前走も「逃げてこその馬だと思うので」と先手を主張して逃げ切った(とはいえ圧勝でしたが)ネオアマゾネスが、この日も好ダッシュを見せてハナ。ハクサンアマゾネスは中団やや後ろから徐々にポジションを上げ、向こう正面では好位。ここから前を追い上げるレース運びとなりました。残り600メートルを切ったあたりからハクサンアマゾネスが一気に先頭にせまり、直線では3番手以下を大きく突き放し、逃げるネオアマゾネス・追ってくるハクサンアマゾネスの一騎打ちムード。外へ切り替えたハクサンアマゾネスが一旦はネオアマゾネスに迫るか?というシーンもありましたが、逃げ足鈍らずゴール前でまた突き放すスタミナもあったネオアマゾネスが、ハクサンアマゾネスに3馬身差をつけ、自身初めての重賞を制覇しました。(第3回徽軫賞直線 ネオアマゾネスがハクサンアマゾネスをゴール前でまた突き放す)第3回徽軫賞 優勝ネオアマゾネス 栗原大河騎手「(ネオアマゾネス、強かった)そうですね、ホントに素晴らしい走りを見せてくれました。(期待通りでしたか?)ハクサンアマゾネスにどれだけ立ち向かえるのか、ちょっと疑問だったんですけど、これでハクサンアマゾネスを負かしたので、スゴい自信になります。(JBCイヤー金沢に新星。意識しますね?)そうですね、ホントに…そうですね、はい。そうですね、はい。(逃げるのは決めていた?)そうですね。それ一択しかありませんでした。(ハクサンアマゾネスは中団後ろ。道中わかってましたか?)詳しい位置はわかってなかったんですけど、来たら動こうというふうには考えていました。(ハクサンアマゾネスが追ってきた)そうですね、最後まで頑張ってくれという気持ちで追っていました。ホントによく頑張ってくれたと思います。(ネオアマゾネスのいいところ)走っているときの重心がスゴい低くて、走る姿勢もスゴいかっこよくて、ホントに走る馬だなって乗っててわかります。JBC出場目指して、大切に大切に乗って行きますので、応援よろしくお願いします」(ネオアマゾネス オーナーさんと関係者の皆さんの大きな歓声にこたえて重賞制覇)2着ハクサンアマゾネス 吉原寛人騎手「(直線外に出した)脚使ったときに内に、こう、入りきりたかったんやけど、そこは行けなかった。そこの一瞬に勝負賭けたかったんやけど、結局入りきれんかったから。(スタート)出れば行きたいと思ってたんだけど、そんなにアテにできる馬じゃないんで、出なかったらゆっくり構えて行こうと思っていて、ああいう競馬もしたかったんで。想定の範囲ですね。結果的に(相手)強かったというのと、ああいう競馬できたのが何よりよかったかなと。ちょっとこのあと距離が長くなるんで、折り合いもついたし、今後にはつながるかなと思います。今回ちょっとね、しっかりと作らなかったんで。これから連戦になってくるので。ホントはアレいなかったらラクに勝ってたんだけど、追いきり代わりって感じで使いたかったんだけど、逆に今回、あの馬に負けたくないって言ってビッチリ作っちゃうと、今後にどんどん影響いっちゃうんで、まあまあ自然体のカタチで流れで行こうってことで。あんまり馬はピリッとしなかったです、正直。それでもナントカなるかなと思ったんですけど、ちょっと想像以上に一枚上だったなというところです。向こうはメイチの仕上げで叩き2戦目でちょうどいい感じでしたけど、こっちは冬の連戦の疲れもあって攻められなかったんで、そういうこともあったんで、負けはしましたけど、どこかでまたリベンジしたいなと、いい勝負できたなと思ってます。いいと思いますよ。(役者もそろってきて)そうそうそう。ダブルアマゾネスで。負けて悔しいですけど、悲観はしてないです」栗原騎手は、ネオアマゾネスについて、「今回は調教でも乗ってるほうがしんどいくらいの行きっぷりで、追切もスゴくよかった。レースに行くと、かかってしまうところが全くなくて、スッとハミ抜けて、直線またハミ噛んでくれて気持ちよさそうに走るんです。操縦性がよくて、スピードだけでなくスタミナも兼ね備えてる馬だと思いますよ」とベタ褒め。もう少し距離が伸びても強い走りができるだろうと話していました。陣営としては、距離900メートルの日本海スプリントに行くかも?というプランも持っているようです。しかし、ネオアマゾネスの持ち味を活かすにはワンターンより1周競馬のほうがいいようにも思いますが、どうでしょうか。とにかく、「ダブルアマゾネス」「アマゾネス対決」として注目を集めた、女帝ハクサンアマゾネスVS新星ネオアマゾネスの第1ラウンドは、新星に軍配が上がりました。これで、金沢競馬の勢力図は大きな見直しが必要となったわけですが、吉原騎手の言葉にもあったように、馬のデキや臨戦過程と今後を勘案すれば、ハクサンアマゾネスが王座を追われることになったとまでは言い切れません。一方、女帝ハクサンアマゾネスに土をつけた新星ネオアマゾネスが、金沢競馬トップクラスの力量を有することを証明し、金沢ファン・関係者の期待を大いに集める存在となったことは間違いない。女帝ハクサンアマゾネスが新星に敗れた第3回徽軫賞は、金沢競馬的には一つの「事件」でした。それもかなりいい意味で。両者の力が十分に発揮できる舞台であらためて対決し、その時はたしてどのような内容・結果となるか。「ダブルアマゾネス」の次なる対戦が楽しみでなりません。金沢競馬に新しく「ダブルアマゾネス時代」が到来したのかどうか。これからもぜひご注目ください。(前回使った写真と同じようですが、今回は白山がくっきり見えています。パトロールタワー右奥に見える真っ白な山です)
2021年05月10日

日曜日担当の高橋華代子です。 10年前のかしわ記念については、こちらをご覧ください。 この時から10年後の、今年のかしわ記念は、張田昂騎手とコンビを組むカジノフォンテン(船橋・山下厩舎)が優勝しました! 2走前の川崎記念に続き、2つ目のJpnⅠ制覇です。南関東勢のJpnⅠを2勝以上した馬はいつ以来になるのだろう。。。そのくらいの快挙。 若馬の頃から素質の高さに定評はあったものの、体質などが弱く、馬主様も無理をしないで育てて欲しいとおっしゃっていた馬だったそうです。 新馬戦を勝ち、クラシック戦線にも出走しましたが、放牧休養明け以降、走りが一変。 とは言っても、1年前はまだ重賞未勝利だった馬が、1年後にはJpnⅠ2勝馬になっているというのもロマンにあふれています。 最近のカジノは逃げるだけではなく控える競馬もできるだけに、かしわ記念は先行勢が多いため、あくまでもカジノのリズムで競馬をすることを公言していた厩舎サイド。 サルサディオーネが逃げる中、カジノフォンテンは3,4番手の外を進めていき、3コーナーではサルサディオーネに並びかけ、最後の直線では単独先頭へ。 中団から進出してきた戸崎圭太騎手のソリストサンダーが一完歩ずつ詰め寄ってくれるも振り切り、最後はハナ差凌ぎ切ったところがゴールでした。 (撮影時のみマスクを外しています) 優勝インタビューで山下調教師はこのように答えていました。 「川島正行調教師、佐藤賢二調教師がお亡くなりになった後も、船橋から全国レベルの強い馬を出そうと、全員が頑張ってやっています。 (カジノの)当面の目標は帝王賞で、もう一度、オメガパフュームをはじめとした強い馬たちと対決したいと思います。今年は負けていないので、負けなしというのも目標です」(山下調教師)。 担当はフリオーソを手掛けた波多野厩務員であることは有名ですが、 「精神面の部分がもっと良くなっていけば、さらに上がり目はあると思います」ともお話しをされていました。 かしわ記念から一夜明け、カジノはケロッとして元気とのことなので本当に良かったです。 最近のレースを見ると、一戦ごとにどんどん強くなっていますよね。次の帝王賞ではさらにどんな強さを見せてくれるのでしょうか。 今日は母の日。 こんなにワクワクさせてくれる馬がまた南関東の生え抜きから出てきてくれたこと。 そんなお子様を誕生させてくれたジーナフォンテンお母さん、 本当にありがとうございます(*^-^*)
2021年05月09日

土曜日担当は、園田競馬・姫路競馬実況の竹之上次男です。 来週からの園田競馬は、いよいよナイターシーズンが到来します! 10月29日までの毎週金曜日は、ナイター競馬の開催♪ 通常の火曜水曜木曜の開催から、水曜木曜金曜の開催に移行します。 なお、来週は水曜木曜はイレギュラーで薄暮競馬の開催。第1レースは12時50分、最終レースは午後6時30分の予定です。※12レースで実施の場合、第1レースの発走時刻が30分程度早まります また、緊急事態宣言に伴うファンの皆さんの入場制限につきましては、園田競馬の公式ホームページでご確認いただきますよう、よろしくお願いします。 詳しくはコチラ>>> こちらは今年のナイター競馬のクリアファイルです! SKNの新メンバーにもご注目♪〓Weeklyトピックス〓★兵庫CSはリプレーザ 今週は4日間のゴールデンウィークシリーズをお楽しみいただいた皆さま、誠にありがとうございます。 5月4日にはJRAとの交流重賞『兵庫チャンピオンシップ』が行われ、2番人気に支持されたリプレーザ(牡3・大根田裕之厩舎)が、幸英明騎手の騎乗で好位から末脚を伸ばして差し切り勝ち。重賞初制覇を成し遂げました。 レース結果はコチラ>>> 1番人気のゴッドセレクションは2番手を追走から、直線で抜け出しましたが、最後は勝ち馬の決め手に屈して2着に敗れました。 4番人気のランスオブアースが直線で追い上げ3着に。逃げたロードエクレールが4着となり、JRA勢が今年も上位を独占しました。 地元馬最先着は5着となったサラコナンでした。 勝ったリプレーザは前走は芝の1200mを豪快に差し切っていましたが、初めての中距離、初めての地方ダートをクリアしての快勝。 今後は芝ダート、距離の長短を問わない活躍が期待されます。★兵庫大賞典はジンギ! 5月5日は春の古馬王者決定戦『兵庫大賞典』が行われ、断然の1番人気に支持されたジンギが快勝。重賞6勝目を挙げて、地元ナンバー1をあらためてアピールしました。 レース結果はコチラ>>> 2着にはエイシンニシパが入線して、同じ橋本忠明(ただあき)厩舎のワン・ツーフィニッシュ。重賞でこの2頭の組み合わせで決したのはこれが4度目となりました。 ジンギの次走は6月に行われる2400mの『六甲盃』か、それを回避し休養に充てるかどちらかとなるようです。◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 園田競馬開催日は毎日『竹之上次男.com』で開催レポートを書いていますので、どうぞご覧ください♪
2021年05月08日

金曜日は、古谷が担当します。 「かしわ記念」は、グリーンチャンネル地方競馬中継の解説を担当しました。4角で先頭に立つカジノフォンテン、外から猛追するソリストサンダーの壮絶な争いは、まさに手に汗握るもの。どちらにとっても、大きな「ハナ」差となりましたが、カジノフォンテンが凌ぎ切り、「川崎記念」に続くJpnI勝ちを果たしました。 スタジオに戻ってきた時、コメンテーターの赤見千尋さんが涙を流し、それでこちらももらい泣きしてしまいましたが、カジノフォンテンを信じて正攻法で臨んだ張田昴騎手には、本当に感動しました。レース後のインタビューを聞くと、次走は「帝王賞」ということですが、夏の大一番でのカジノフォンテンの走りを三度、期待したいと思います!関係者の皆さま、本当におめでとうございました! さて、ホッカイドウ競馬では4日、今シーズン最初の重賞「第11回コスモバルク記念」が行われました。天気に恵まれ、良馬場に回復した中でメインレースを迎えましたが、昨年の「道営記念」を制したクインズサターンが、今季初戦をあっさり差し切り、門別での無敗記録を「5」に伸ばしました!(クインズサターンと関係者の皆さま) 落合玄太騎手と安田武広調教師のインタビューは、それぞれのリンク先でご覧下さい。安田師のインタビューの中にありましたが、安田師は田部厩舎の厩務員でした。だからこそ、「コスモバルク記念」への思いは、誰よりも強いものがあったと感じます。 改めてレースを振り返ると、ソイカウボーイは、前走がスタートで躓き、後方からのレースになりましたが、戦前から「スタートを決めたら、行く馬がリンノレジェンドぐらいしかいないので、ハナへ行く選択肢もあります」と田中淳師が話していた通り、思い切った逃げを打ちました。リンノレジェンドがスンナリ2番手で折り合いをつけ、思ったよりも淡々とした流れに。僕が採ったレースラップは、12秒9-11秒9-13秒3-12秒7-12秒5-12秒9-13秒0-12秒9-13秒4、前半3F38秒1-5F63秒2 ただ、4F目以降のラップが落ちていないように、リンノレジェンドが突っつく形で、ソイカウボーイも終始、息を抜くことができない先行になったことで、残り600mの段階で1秒6も離れていたクインズサターンでしたが、全く慌てることなく、勝負所でスーッと無理せず、一気に射程圏内に入れ、直線は独壇場でした。この辺りが、安田師が話す、「馬がレースを分かっている」というところでしょう。 この後は、楽天競馬杯「赤レンガ記念」に向かうと、安田師は話していましたが、昨シーズンから引き続き、古馬中距離はクインズサターンが主役で進むことになるでしょう。JRAから転入初戦だったテーオーフォースが、先行して2着に頑張った内容は、今後に向けて楽しみが広がる走りでした。距離が延び、クインズサターンにどこまで肉薄できるか、次走は注目です。 YouTube「ふるやっちチャンネル」で、「コスモバルク記念」の過去10年のレース傾向をまとめた動画をアップしていましたが、・JRAから転入した馬は迷わず狙い・4番人気が狙い目の、2つ該当したテーオーフォースが2着。・前走ダートグレードに挑戦した馬は狙い・今季初戦の成績が良いといったデータで、クインズサターンが勝ち上がるなど、データがしっかり生きたレースとなりました。このような話を、今後の重賞でもしていけたらと思います。 そして、通常の「フレッシュチャレンジ」より100万円、1着賞金が高い「スーパーフレッシュチャレンジI」も、4日の7Rに行われました。勝ったのは、シニスターミニスター産駒のモーニングショーでした。(モーニングショーと関係者) 昨年から創設された1100mで、1分06秒7のレコード勝ち。レースラップは、6秒6-11秒5-11秒7-11秒8-12秒3-12秒8、前半3F35秒7 引き上げてきた時、レースラップを角川師に見せると「速いね!そんな時計速かったんだ!」と驚いていました。そして、阿部龍騎手は「強い!弾んでる!」と、興奮気味に話していました。「能検後、リフレッシュして馬に張りが出てきました。能検時に感じた緩さがなくなりつつあり、フットワークが変わってきています」と、今後の成長も見込める状況での圧勝振り。そして好時計勝ち。モーニングショーは、間違いなく大物です!
2021年05月07日

木曜担当のよこてんです。 どちらの話題からいこうかなと考えつつ、やっぱりこっちからという事でまずは2日・日曜日に行われた重賞『ダイヤモンドカップ』は一番人気のリュウノシンゲンが人気に応えて優勝。3歳三冠の一冠目を獲得しました。★ダイヤモンドカップ優勝/リュウノシンゲン 3歳牡馬のトップ・リュウノシンゲン対3歳牝馬のトップ・ゴールデンヒーラーの戦いが注目を集めたこのレースでしたが、レースでも実際その2頭の戦いになったように思います。 逃げたシエルグリーンを巡ってリュウノシンゲンは2番手、ゴールデンヒーラーは3番手。向こう正面中ほどを過ぎてリュウノシンゲンが抑えきれない手応えで先頭に並ぶとシエルグリーンは耐えきれず後退、ここからは2番手に上がったゴールデンヒーラーとの一騎打ちの形になりました。★一周目スタンド前。シエルグリーンを先頭にリュウノシンゲン、ゴールデンヒーラーが続く 結果的にはリュウノシンゲンがゴールデンヒーラーに3馬身の差をつけて快勝したわけですけども、この二頭の戦いは最後まで見ごたえがあったのではないでしょうか。★口取り写真。坂口裕一騎手が指を一本立てているのが分かるかな。もちろん「一冠」の意味 リュウノシンゲンはこれでダートでは10戦9勝、重賞は6勝目となりました。3歳三冠の一冠目を手にして次戦は東北優駿、二冠目獲得に挑みます。 折しも南関東でもクラシック戦線がたけなわなわけですが、そこでの結果を見ているとリュウノシンゲンへの期待度もまた高まる・・・というのはひいきのしすぎになるでしょうか? というのも、昨年の南部駒賞でリュウノシンゲンを破ったホッカイドウのギガキング。その後南関東に移籍して、その初戦の全日本2歳優駿こそ13着に終わりましたが、この春はクラウンカップ2着・東京湾カップ優勝ともはやダービー候補の一角。★昨年の南部駒賞のゴール目前、抜け出したギガキング(右)に追いすがるリュウノシンゲン(左)。間はワールドリング また、同じく南部駒賞でリュウノシンゲンが先着した船橋のワールドリングは東京湾カップでギガキングの3着。南部駒賞では5着だったホッカイドウのチサット、こちらもその後南関東に移籍して南関クラシック路線の前哨戦・京浜盃を制し、一冠目の羽田盃も4着と優勝こそ逃しましたが1番人気に支持されるほどでした。 もちろん、南部駒賞後のそれぞれの“成長分”の違いがあるのでしょう。しかしこの春のリュウノシンゲンもしっかりと成長しているように感じます。この先の南関クラシック戦線で先に挙げた馬たちが活躍するようなら、リュウノシンゲンへの期待度も高めて行っていいのでは? 一方のゴールデンヒーラー。こちら側の視点で見れば、勝負をかけたところで3馬身突き放されたわけですから、今回の戦いでの力の差は大きかったと言わざるを得ないですけれども、ただ最後まで食い下がっていた点はやはり“並の牝馬ではない”というところを示していたように思います。東北優駿で再度対決するのなら、この2頭の戦いには引き続き注目が必要だと思います。★ゴールデンヒーラー(返し馬) 3着に食い込んだのは7番人気のサンエイマジック、4着は8番人気のシラカミロード、5着も6番人気のアイノエスポワールとなって、人気上位の2頭が1・2着を確保した割には3連単は8740円と高めの配当になりました。 4連勝が注目されて2番人気に推されたシエルグリーンは7着。レースの後の塚本騎手の話によると「勝負どころで外から並ばれ交わされたところで走る気を無くしてしまった」とのこと。重賞級の相手と戦って、そこで自分の競馬を貫き通せるかどうかという所での経験の差が表れた・・・ということになるのでしょう。ただ、それでもいわゆる“ベタ止まり”はせず、最後まで喰らい付いていって掲示板圏内の争いに踏みとどまっていたのだからそれは十分立派。またここから力を付けていってほしいですね。 さてもうひとつは、ダイヤモンドカップの翌日になります5月3日、水沢第7レースで七夕裕次郎騎手が岩手初勝利を挙げたという話題。★七夕裕次郎騎手、岩手での初勝利 このレースでは1番人気に支持されたシャランドールに騎乗していた七夕騎手。スタート後のハナ争いを制すと向こう正面、3コーナー過ぎとむしろ少しずつリードを拡げていくような形の逃げに。 当日は逃げ馬にとってあまり有利ではない馬場傾向で、4角から直線で2、3馬身くらいのリードがあっても全くセーフティリードではない・・・という結末が目立ったので見ている方としては安心できませんでしたが、鞍上は「後ろの脚音が聞こえてこなかった」と言っていましたねえ。 騎乗を開始しての最初の3日間、七夕騎手の成績は「13戦1勝2着2回」なのですけども、4着1回・5着5回があって、掲示板を外したのは13戦中4回だけなんですよね。まずはなかなかの好結果と言って良いんじゃないでしょうか。岩手に来た理由のひとつに“右回りの経験を積む”というものもあるそうですが、この3日間の騎乗で水沢コース・右回りコースへの手応えも掴みつつあるようです。 次回は。シアンモア記念の話をしなくてはならないでしょうが、村上忍騎手、5日終了時点で3499勝、3500勝にあと1勝に迫っている同騎手の区切り達成の話も・・・ですよね。さてどちらをメインのお話にしようか・・・。
2021年05月06日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 大型連休。 毎年、名古屋競馬が、最も熱く盛り上がる日。 5月3日が、ダートグレード競走のかきつばた記念 そして、5月4日が、3歳重賞路線の駿蹄賞 今週の開催は、指定席を除き一般エリア場内滞留1500名の入場制限を実施していました。入場門が1カ所なので、そこで厳密に出入りの数をカウントしているそうです。 リポートは、ベテランさんたちから。 すでに毎回お伝えしていますが…これは「吉例」なので(笑)。 マルカセンリョウ 23歳 ダートグレード競走の日の恒例 誘導馬 名古屋は、誘導馬がいるのはこのマルカセンリョウがいるときだけです。 この日も元気な姿を見ることが出来て、何よりでした。 あとは、こちらもまた会えました。 ヒカルアヤノヒメ。17歳牝馬 この開催も、元気に出走 パドックをゆっくりのんびり歩いていたので、見ていたお客様からは「やっぱり17歳じゃな…」みたいな声も上がってた。でも、いまはこのように毛艶がきれいで、体調はとても良さそうでした。 この日は、9頭立ての8着 ただ行き振りは決して悪くありませんでしたし、このあともうひとつ下クラスの最下級まで下がれば、もしかしたら掲示板に乗るような走りを見せてくれるかも知れません。 とにかく…マルカセンリョウも、ヒカルアヤノヒメも、まずは無事に。 また会える日を楽しみにしたいと思います。 同じ、5月3日の第4レースで、柿原翔騎手が通算1200勝を達成! 一番左は、加藤聡一騎手 その右が本人 さらにその右が、加藤誓二騎手 写真撮影が終わって、本人「この勝負服、俺以外が着ても、似合わないな…」 …と、一言…(笑)。「1200勝とは言っても、みんな続けていけばそのぐらいは行きますからね…まあ、自分の場合は一つ一つ、来年は年間1200勝目指してがんばります(笑)」 最後は冗談としても…確かに、積み重ねて行ってる、という存在感。 このときはそれがとても重くて、貴重なものに感じられました。 そのほかのひとコマ。 2年目・細川智史騎手 この日、エイシンハルニレでダートグレード競走初騎乗! 係の方から、馬主服を手渡されたところ。「すごく楽しみです!」…と話しつつ、お祭りの一日の雰囲気を味わっていたようです。 返し馬 新たな経験に、かれはどんなことを感じただろうか…… さて、その、かきつばた記念 1周目 ゴール板前の先行争い 正直…上位はここから殆ど何も変わりませんでした ゴールまで、残り100m レースを引っ張っていたらプタスガ、そのまま後続を突き放す 結局…ラプタスの強さだけが際立ちました。 昨年につづき、かきつばた記念連覇 今年は、ハンデ58kg 自分のペースで行って後続を消耗させて、最後は悠々とゴール この馬のこれまでの戦いの中で、最も内容のあるレースだったのではないでしょうか。 幸英明騎手のインタビューの模様は、名古屋競馬公式Youtubeの動画でご覧下さい。 地方競馬所属馬の中では、兵庫から参戦のナリタミニスターが、4着と大健闘。 改めて馬の力を示しました。 レース後引き上げてくる、ナリタミニスターと吉村智洋騎手「(満足な動きでなかった)前走の東海桜花賞よりも、いい走りでした。交流重賞なので、あの位置取りになってしまうのは仕方がない。前回の状態なら、最後の競り合いでノボバカラに差し替えされてしまっていたと思いますが、今日は踏ん張ってくれました。道中の行き振り、終いの脚、今日は納得出来るレースをしてくれました。」 前回は残念そうな表情を見せた吉村騎手も、この日は馬の好感触を明るい感じで振り返ってくれました。 続いて、翌5月4日・駿蹄賞(SP1)当日のひとコマ。 まずは、先の開催からデビューした新人・塚本征吾騎手が2勝目をあげました。 3レース ノーブルルビー 外枠から果敢に行き切って1着 馬を管理する、倉地学調教師とともに。 レースを見ればわかるのですが…ふフカしすぎて、正直最後まで持つのか心配になるようなレース振りではありました。勝ちはしましたが…倉地調教師からは厳しい指導の言葉も出てた。 勝ったレースの後、何を学んだか。 そういうことが問われる段階なんでしょうね。 5レースは、ゴール前で女性ジョッキーふたりの競り合い 内・木之前葵騎手のバジガクハート、アタマ差凌いで勝利 木之前騎手 前日1勝 この日は2勝 馬と、厩務員さんと、最高の笑顔で(角田調教師が記念撮影していたところにお邪魔しました) (写真はイメージ画像です 本文と関係ありません) 4日の7レース、落馬事故にはほんとうにハッとさせられました。 見た目…大丈夫なのかと。 宮下瞳騎手は、事故現場でも検量前に搬送されてきた時にも、はっきり受け答えをしていましたが…負傷していたので病院へ。怪我の状況は、名古屋競馬HPでリポートされています。決して軽傷とは言えませんが…昨日現場で見聞きした範囲では、大事には至らず良かった、という状況でした。ファンの方で、ものすごく心配されている方がいらしたら、まずは少しご安心下さい。 今日は騎乗変更になっていますので、もしかしたら少し戦列を離れるかも知れません。 一日も早い快癒をお祈りいたします。 加藤利征騎手は軽傷だったようで、今日も騎乗。こちらはひとまず、安心。それでも、事故の直後、様子を厳しい表情で振り返っていて、本当に危ない事故だったことを窺わせていました。 ちょっと最近、事故が多いような気もするので… レースですから、気をつけられる範囲もあるでしょうけど、是非皆さん、無事でいいレースを! さて、メインレース 1800m戦は、向正面から馬場を1周半するコース設定 レースは、2歳時から重賞戦線で活躍してきたブンブンマルが主役。これに、JRAから転入後4戦4勝と、彗星のように現れてここに参戦してきたトミケンシャイリの、2頭の一騎打ちの様相。 1番枠と言うこともあり、ハナを主張したトミケンシャイリ(白帽)。さっとそれを追う位置を取った、ブンブンマル(赤帽)。 勝負所で、トミケンシャイリがブンブンマルを一旦離し、脚色的にもこれはセーフティリード?という形で直線を迎えました。 しかし…ここからブンブンマルが、猛追 というか、トミケンシャイリが、速度を失った感じ。 トミケンシャイリが、ブンブンマルを辛くも振り切って、辛勝。 今井貴大騎手のインタビューの模様は、名古屋競馬Youtubeチャンネルの動画でご覧下さい。 竹下直人調教師(写真左)の話「転厩してうちの厩舎に来たときに、この馬は違うと感じていました。ただ、目標までの時間がなくて、押せ押せの日程になって、賞金の関係で前開催を使わなければならなくなって、仕上げの面では気を遣いました。今日は最後苦しくなって止まりましたが、一度1800mを経験しましたし、次は(東海ダービーまで)間隔があるので、余裕を持って調整できる分いいと思います。奥が深い馬。まだ伸びしろがあると思っています。」 一方、敗れたブンブンマルの川西毅調教師は…一言「馬場やな…」 内側の枠で、相手が行ききって、今日は昨日と違って逃げが有利な馬場状態。決して力負けではないという彼の思いは、最後相手を追い詰めたブンブンマルの走りを見た私たちも、共感できるものでした。 この続きは、東海ダービーで。 待て!次号!!(笑) 今日の締めは、かき揚げきしめんで。 来週は、門別の話になるかな…。
2021年05月05日

火曜日担当の太田です。ゴールデンウィーク。今年もコロナ過で何かと制限されている地域もあり、お楽しみ頂いておりますか?とは言いにくい状況。帯広競馬場昨年は無観客の中の開催でしたが、今年は有観客で開催が行われております。盛り上がりを見せている感はあり、実況をしている身としてはとてもありがたい。やはり競馬はこれでなくては!思うところですが、近況を考えると、皆さん本当に気を付けて楽しんでもらいたいと思う次第です。5月2日(日)今季最初の重賞第15回ばんえい十勝オッズパーク杯BG2が行われました。過去6年にわたり、オレノココロとコウシュハウンカイの2頭が勝利を分け合ってきたこのレース2頭が引退し、今季のばんえい競馬は新たな時代へ突入という感じで、勢力図がどうなるのか注目されておりました。何といっても最強5歳世代が本格的に古馬戦線に参戦。メムロボブサップとアオノブラックをはじめとして、このレースに5歳が5頭参戦。7歳馬4頭。その狭間にいる6歳馬はキタノユウジロウのみ参戦。メンバーを見ても一気に若返った感がありますね。人気は5歳の2頭。前回今季初戦を解消してきたアオノブラックが1番人気。3歳4歳の3冠馬メムロボブサップが2番人気。ばんえい記念2着と大健闘。キタノユウジロウが3番人気に押されておりました。ばんえい十勝オッズパーク杯についてはこちらも勝利したのは1番人気のアオノブラック、2着にメムロボブサップと5歳馬のワンツー。3着にキタノユウジロウが入り、人気通りの決着。(主催者提供)レースは勝負の第2障害をすんなり上げてきたアオノブラックが、最後まで衰えることなく、強さを見せつけたという感じでした。藤野俊一騎手も完璧なレースだったとべた褒めするぐらいで、アオノブラックの力を100%発揮しての勝利。金田調教師は、これからはハンデとの戦になるので、大事に使っていきたいとのこと。(主催者提供)2着のメムロボブサップは、道中せめて第2障害前先頭で到達。勝利を分けたのは第2障害で止まってしまったということろですね。最後差を詰めていたので、ひと腰で障害を越えていたなら、勝負はわからなかったと思います。戦前の皆さんが思っていた通り、5歳の2頭が主役で、どのような戦いになるかと思っておりましたが、今回はアオノブラックに軍配が上がりました。末恐ろしい5歳馬という感じです。そういえば、オレノココロとコウシュハウンカイの若い時にもこの2頭に対して末恐ろしいと書いたように思います。2台巨塔がいなくなると同時に、新勢力の2頭の誕生。感慨深いものがありますね。古馬戦線本格参戦初戦で、まだこの2頭がこれからばんえい競馬を牽引するというのは尚早な感じもしますが、その予感は十分にさえてくれたと思います。今回ばんえい記念を勝利したホクショウマサル、センゴクエースは不戦。また、復活してきたアアモンドグンシンや、マルミゴウカイなど古馬戦線はなかなか面白くなってきそうです。次回古馬重賞は6月20日の北斗賞。またじっくりと見ていきたいと思います。さて、次回も重賞レースが組まれております。5月9日(日)第14回カーネーションカップBG3古馬牝馬限定の重賞です。昨年再び重賞に格上げとなったこのレース昨年勝利のナカゼンガキタは、その後何戦かして昨年7月から休養中今回残念ながら参戦ならず。現牝馬最強と言えばミスタカシマと上げる人が多いと思います。実際牝馬で唯一のオープン馬。次はA2まで下がってアフロディーテが2番手の賞金。ただ、牝馬重賞はハンデ戦。また、牝馬レースは流れが速くなる傾向で、ミスタカシマにとってはなかなか厳しいレース。かえって牡馬の中でのレースの方が、力を発揮することが多いミスタカシマ。ハンデがなければおそらく楽に勝つのではと思うところですが、ルールですから仕方がありません。冬に行われるBG1ヒロインズカップも同様に、ハンデがポイントになりそうですね。ミスタカシマと同世代のアフロディーテオークス馬ジェイカトレア、アバシリルビーマイペースでファンに人気のヤマノホシ。実力馬シンエイボブなど個性豊かの牝馬が揃いそうです。次回第14回カーネーションカップBG3ご期待ください。先週の開幕日と合わせてばんえいアワード2020受賞者の発表がありました。結果はこちら年度を通じて最も優秀なパフォーマンスを発揮した馬をファン投票を基に選ぶ「ベストホース(帯広市長賞)」には、ばんえい記念を制覇し、ファン投票も1位に輝いたホクショウマサルが授賞。また、優秀なパフォーマンスを発揮した騎手をファン投票を基に選ぶ「ベストジョッキー(楽天競馬賞)」に、初の年度リーディングを獲得しばんえい記念も制覇。ファン投票堂々1位の阿部武臣騎手が選ばれました。いずれも初選出。シーズンライスとは本当にホクショウマサルと阿部騎手で終わったという感じがしましたよね。文句なしの受賞。今年度より新たにできた「最優秀5歳以上馬」は、議論が白熱しましたが、これまで、古馬戦線を牽引し、今季崩れることなくコンスタントに成績を収め、ばんば塾でもおなじみ、スキンヘッドカメラのシモさんをはじめ、多くのファンを魅了し続けてくれたコウシュハウンカイが選出。これまでオレノココロが常にベストホースに選ばれ、影を潜めていたコウシュハウンカイでしたが、嬉しい受賞。引退に華を添える形となりましたね。その他は下記のとおりです。また、今年度も新たな戦いは始まっております。ワクワクさせてくれるレースが目白押しです。今季終わった時にどのような形になっているのか・・・。冒頭でも書きましたが、ばんえい競馬の新時代の始まりですね。今週競馬場にお越しの方にプレゼントしていたお茶。あずき茶を頂きました。蛯名MCがどんな味なのだろうと思ったそうで、我々にも買ってきてくれました。もっとお汁粉のようなイメージをしていたのですが、まったく違って、小豆というよりはそば茶といった方が近いかもしれませんね。とてもおいしかったです。食事のお供などにもちょうどいい量で、好き嫌いなく皆さん召し上がれるかと思います。競馬場にお越しの際はぜひ!!全国100か所以上で打ち上げが行われているシークレット花火「#花火駅伝」が先日競馬場放送席からも見ることができました。地元紙によると帯広の隣町、音更神社の近くにある音更中央公園から打ち上げられたものだそうです。かなり遠くでしたが、綺麗にしっかりと見えました。十勝管内で明日5日までに6か所でこのシークレット花火が上がるそうです。
2021年05月04日

今日は耳目社山中が担当します。今年の大型連休は、船橋競馬場に来ています。(昨年は金沢競馬担当でした)スタンド工事が行われている船橋競馬場。毎年恒例のこの時期の開催ですが、今年は場内が工事中のフェンスだらけ。今年もファンの皆様の入場のない開催となっています。盛り上がっていた例年の船橋競馬開催を思い出して、昔の写真を見直していました。2016年同じく2016年こちらは2019年そして昨年の写真を見ると、僕らが今使っている仮設棟の基礎だけ写っていました。この感染状況が収まって、イベント盛りだくさんで賑わう競馬場が一日でも早く戻ってきて欲しいと思います。フェンスには新スタンドの完成予想図が描かれています。先週は金沢競馬場で実況を担当してきました。重賞・第31回金沢スプリングカップはファストフラッシュが優勝。嬉しい重賞初制覇となりました。前走JBCイヤー記念で敗れたハクサンアマゾネス不在のメンバーでしっかり自分のレースをして勝利をもぎ取りました。昨年、長い時間戦列を離れていた青柳正義騎手も久々の重賞勝利を挙げてこの表情。今年の青柳正義騎手の活躍に注目ですよ!!重賞盛りだくさんの大型連休。船橋競馬場は今日から3日間連続で重賞が行われます。今日のメインは第1回若潮スプリント。明日、明後日は…第35回東京湾カップ(5/4・船橋11R。発走16:05)枠順は→こちら第33回かしわ記念(5/5・船橋11R。発走16:05)枠順は→こちら金沢競馬場でも重賞が行われます。第3回徽軫(ことじ)賞(5/4・金沢11R。発走17:55)枠順は→こちらまだまだ大変な時期が続きそうですが、皆さま健康には十分気を付けて過ごしましょうね!
2021年05月03日

日曜日担当の高橋華代子です。 毎年のことですが、ゴールデンウィークは曜日感覚が全くなくなってしまい、更新が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。 結果的には2日間に渡ってコラムを綴ることになったので、この2日間はかしわ記念の今と昔についてお届けしたいと思います。 皆さんもご存じのように、今年のかしわ記念は、張田昂騎手が手綱を取ったカジノフォンテン(船橋・山下厩舎)が勝利を飾り、地方馬にとっては10年前のフリオーソ以来となる優勝シーンを見せてもらいました。 10年前のかしわ記念はどんな様子だったのでしょうか。 今日はその時の写真で綴ってみたいと思います。 2011年5月5日に船橋競馬場で行われたかしわ記念。3月11日に東日本大震災が起き、南関東競馬の中でも被害が最も大きかった船橋競馬場では、唯一2開催が中止になり、このかしわ記念が行われた開催から再開しました。 このかしわ記念も、この年は「震災復興支援競走」と名付けられています。 この時の人気を見ると、王者エスポワールシチーが1番人気で1.4倍、2番人気がフリオーソで2.4倍と、この2頭が断然の人気になっていて一騎打ちムードでした。 フリオーソ↓ まだ地方にいた頃の戸崎圭太騎手を背に、担当はのちのカジノフォンテンも手掛ける波多野厩務員。 当時の誘導馬さんたちも、かわいい(*´▽`*) これは返し馬の写真ですが。 レースでは、フリオーソは3番手から早め先頭に立って押し切る内容での勝利。当時7歳だったフリオーソにとって、6つ目のJpnⅠ制覇でもあり、これが最後の勝利にもなりました。 本当に、すごい、すごい、馬でした。たくさんの夢や希望、元気を与えてくれた馬でした。南関東の宝馬でした。 この瞬間から、 10年後、 同じ栗毛馬が大仕事をやってのけることになるんですねぇ。 続く。
2021年05月02日
全30件 (30件中 1-30件目)
1
![]()

![]()