“飲食店の勉強代行業”大久保一彦の勉強録

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2015.02.10

たまには仕事のことについて書いてみます

テーマ：グルメな仕事(992)

カテゴリ：今日の大久保一彦のしごと

　たまには私の仕事について書こうと思います。

　私はチェーン出身で1997年に独立しました。
そういう事情で、当初の5年は、チェーン展開されている企業様相手に、コンサルティングをしてまいりました。
ハイディ日高、東和フードサービス、とんかつのチェーン、惣菜チェーンなど本当にいろいろな企業様にご縁をいただきました。
　このころ先般引退された古田基師匠、そして福岡のランチェスター経営竹田陽一師匠に出会いました。
お二人の教えに従い、コンサルティングは情報ビジネス、勉強と量稽古の大切さを教わり、無我夢中で勉強と量稽古を始めました。
　講師、セミナー、海外視察、こちらの量稽古に力を入れ、今に至っています。

　そして、2002年に出版社にご縁をいただき、処女作『誰も言わなかった！飲食店成功の秘密』をリリースして、ありがたくもベストセラー。2万部を超える大ヒットになりました。
　その後も多くの出版社にご縁をいただき、26冊の著書をリリースすることができました。

　本が売れて個人の飲食店にご縁をいただくことが多くなりました。
しかし、顧問料主体でやっていたため、新しい方法論を考える必要があり、フォレスト出版の太田社長のアドバイスで『飲食店繁盛会』をはじめ、若手コンサルタントを結集することにしました。
しかし、「目先のテクニカルを求める人たちとの距離を置きたい」という思いがあり、若手に迷惑をかけながら、今考えると勉強代行業の土台と『夢‐商通信』なるをスタートしました。

　これが思いのほか受けてしまい、9800円の会員が400人を超え、スタッフを増員しました。
しかし、会員のターゲットがあいまいだったこと、情報そのものの価値に目が行き過ぎたことなどから、ゆっくりと会員は減り、2010年の段階では100位になりました。
そこで、宇井先輩のお誘いに便乗して、会社をクローズして、『日本フードアドバイザー協会』に合流しました。
この学校運営をしている時に、自分の役割を確信するようになりました。

「善い商売を広め、次の時代に広める」というミッションとその指南役たる「勉強代行業」です。

　私の迷いはなくなり、また、ひとり、活動を再会しました。
そして、「善い商売」の定義を、未来を実現してキャッシュ増やすこととしました。

　そのころ、お残りになって支援をいただいている会員様のリストを眺めました。

食べログの評価が高い店です。

　「もしかしたら、私のやってきたことが役立っているのはこの人たちではないか」
そういうことに気づき、私は、食べログのレビュアとなり食べログの研究を始めました。
すると、高い評価の店には法則があることに気づいたのです。
この精度を高めることにより、会員様にいい情報が提供できることがわかりました。

それで、私の発信する情報をコントロールして今のようなすばらしい店の勉強の成果発表をメインに紹介するようにしたのです。
　また、予約のとれないような店から学ぶことも多く、それが自分の血や肉になっていることも実感します。
そして、そのことがさらに素晴らしいかたとのご縁をいただいているように思います。

　いつも応援いただいている皆さん、ありがとうございます。
これからも、私はぶれずに、会員だろうが無かろうが『善い商売』を実践しているかたを応援しようと思います。

感謝合掌
大久保一彦

大久保一彦の本もよろしくお願いします！！