全20件 (20件中 1-20件目)
1

溜息橋を渡って牢屋を巡りドッカーレ宮殿見学を終えて屋外に出ると、そこはイタリアの太陽が眩いサンマルコ広場。そして、写真のサン・マルコ寺院があります。教会の中央てっぺんにあがめられている銅像が聖人サン・マルコ。内部は床も壁も眩いモザイクで埋め尽くされています。(うっかり夕方5時までの入館に遅れ、入りそびれました。残念 )ファザードには、サンマルコの遺骸がヴェネツィアに到着したときの様子がモザイク画で描かれています。829年にアレキサンドリアから持ち帰られた聖遺骸を祭るために建てられたのがサンマルコ寺院で、現在の建物は11世紀に再建されたもの。屋外部にあるにもかかわらず、色鮮やかに残っているのも、モザイク画だからでしょうね。こちらは大鐘楼。前回上ったときの様子はこちらへ。それにしても、ものすごい人の数!と 鳩の数!(笑)ですね~。サンマルコ広場の一角、大きな時計がみえますが、その上の翼のあるライオンがべネツィアのシンボル。サンマルコ広場での見学を一通り終えるとツアーお約束の(笑)べネチアンガラスのお店で、花瓶製作実演を見学。熟練職人の手で、あっという間に飴細工のような手さばきでステキな作品が出来上がります。その後、速やかに(笑)お店に案内されますが、眩いばかりの製品の数々。思うに、以前に比べ購入する方が少なかったと思います。ひょっとして皆無?ユーロ高の影響もあるかもしれません。私?わたしも、買いませんでした。お手洗いだけしっかり利用させていただいて、お店の方、すみません m(_ _"m)ペコリそれにしても、製品の説明をしてくれた方、日本語上手でしたよ~。他に、このお店には英語、中国語やハングルの上手な方もいるようです。まこと、アッパレです。他に、このようにモダンスタイルのガラス製品を売っているお店もあります。(時代の変遷でしょうね)ただ、ガラス製品の工場は主にムラーノ島にあるようでそちらの工房に行けば、ヴェネチアンガラスの素晴らしさがまた一段と理解できる気がします。*****・・・******・・・*****・・・******赤々と燃える炎を溶かし込みベネチアンガラスの花入れ生まれるヴェネツィアの守護神という翼持つライオンに似合う空の青さよ HANA魔女・詠
2006.09.30
コメント(15)

イタリア旅行3日目の午後、ロミオとジュリエットの町ヴェローナから バス 一時間半でいよいよ、ヴェネツィアにやってきました。写真は青く光る大海原を背景に走るユーロスターを ユーロスターには前回来たときに乗ったこともありましたが、この青く光る大海原を見るとヴェネツィアに来た~♪と実感。自然と期待も膨らみます。サンマルコ広場近くの桟橋からの眺め。水上バスからも見たサンジョルジョマッジョーレ島・教会を臨みます。このサン・ジョルジョ・マッジョーレ島は以前先進国首脳会議が開催されたところで、その開催理由は、島が小さく警備が楽だから・・ということのようです。水上バス(小型遊覧船のような船)に20分ほど乗り、ここまでくると、もう車は一台も見かけません。この辺りには、老舗のホテルやレストランが並んでいて壁面いっぱいに咲き乱れるペチュニアが目を引きます。桟橋から、観光のポイント サン・マルコ広場のほうに歩きます。正面に見えるのはサンタ・マリア・テッラ・サルーテ教会。こんな風景に出会うと「あ~、ヴェネツィアに着いたわ~」と実感。すごい人でしょう?因みにこの日はウィークディです。世界からの観光客がワンサと押し寄せているのですね。正面がサン・マルコ寺院側面で、右手がドゥカーレ宮。ドゥカーレ宮は、共和国時代に総督住居と政庁、裁判所がおかれた政治の中心。アーチがつながる回廊はゴシック様式の傑作といわれます。宮殿の中二階、黄金の階段はサンソヴィーノの設計(16世紀)で総督官邸への正式な入り口だったそうです。写真は階段上から上り口のほうに向かって 身分の高い人たちが登る階段だったということですが天井は、まさにその名にふさわしくピカピカの黄金色!フランスのベルサイユ宮殿の天井を思い出しました。他に2~3階に続く広間は16世紀後期のヴェネツィア派絵画で豪華に飾られていますが、生憎撮影禁止でした。順路に従って狭い通路を行くと写真の「溜息橋」を渡り薄暗い牢獄も見学。裁判所で、刑を言い渡された流刑の人々(主に政治犯だったそうです)がこの橋の上から、外界に別れを告げたということになります。そう思って、眺める海の色は心なしか涙色に見えました。*****・・・******・・・*****・・・******黄金の階段上る間だけ気分はイタリアヴェネツィア貴族「溜息橋」渡るに狭く短くて人生嘆く時さえつかの間繁栄を誇りし海抜ゼロメートルの古都は夕陽に今もきらめく HANA魔女・詠
2006.09.29
コメント(15)

「エンジェルフェース」はフロリバンダの完全四季咲きで、夏も咲いてくれたし今もご覧のように咲いてくれています。うどん粉に弱いともいわれますが、今年は意外に丈夫で、手間要らずのとっても良い子でした。春の一番咲きは花びらがびっしり詰まって花びらも厚かったようでしたが秋は普通の厚さで少しあっさり系かしらと思えるほどです・・・香りもあって、エンジェルフェイス自身もまるで深まる秋を楽しむかに、いい感じに咲いています そしてこのバラは、一番咲きのあと、かなり 切り詰めたらあまり大きく伸びず コンパクトな種類のようですね。皆様のところではいかがですか?名前にも惹かれて選んだ薔薇ですが、決して名前負けしてないところもGOOD!*****・・・******・・・*****・・・******昨日は驟雨というより、台風並みの で風も強かったですね。私のところは特に朝方が強く、通学通勤時のひどい降りに皆さんご苦労なさったみたいです。(夜、お勤めの帰りにレッスンに見えた方たちは、通勤時にスカートまでずぶぬれ だったとおっしゃってました。風邪ひかなかったようで、ホッ)家のバラたちも、せっかく咲いているのに、雨にうたれて、可愛そうでした・・・。うって変わって今朝は 庭のバラたちもわたしもニッコリ 気分爽快です。
2006.09.28
コメント(12)

秋の夕暮れ、香り良く咲いてくれているフレンチパフューム。ハイブリッドティローズです。覆輪のモダンローズですが、香りがあり、ついでに存在感もあり(^.^)私の庭の中ではチョット異色な方かもしれません。久しぶりに休日の夕暮れ時、庭仕事をしていたら花色のクリーム色が夕陽に染まって・・・花びらの中にシルエットが浮かびなんとも、叙情あふれる一輪かなと思いパチリ。すこし花びらが痛んでいますがそれも良しとしましょう。*****・・・******・・・*****・・・******花びらに影絵のようなシルエット描く夕暮れ 秋薔薇いちりん草の香もはや薄らいで暮れかかる庭に真白き秋明菊咲く HANA魔女・詠
2006.09.27
コメント(12)

昨日に続き ヴェローナのご紹介。写真はジュリエットの家から市庁舎前のエルベ広場に向かう小路。このような道を“かなり”歩いて観光です。見所満載の今回の旅程は結構ハードでしたが(なにせ、いつも 移動の人間ですから・・・笑・・)でも、 楽しい!中央に見えるのはランベルティの塔。手前に広がっているのがエルベ広場。古代ローマ時代の公共広場跡に作られた広場だそうです。ベローナのシンボルは翼のあるライオン。イタリアの古都には町ごとに様々なシンボルが決まっています。こんなところに、古都ならではの興味がそそられますね。そしてこちらがエルベ広場に午前中立つ市場。いくつもの店がテントの中に店を出しています。しっかり観光客目当てのお店も。中には、コピー商品らしきバッグ(ブランド名を書いてないから単に似てるだけ?)を大々的に売っているアジア系の売り子さんのお店もありましたよ。こちらは紛れもない生鮮食品店。美味しそうな果物が並んでます。花付ズッキーニがありますね。いかにもイタリアらしい・・・でも、まだポルチーニ(きのこ)は見かけませんでした。もう少し後なのかな~?さすがイタリア、トマトはいろんな形のがありました。そして左上のアイスケースにならんだカットスイカ、ご覧いただけますか?わたしも一つ買って食べました とっても甘くジューシー、歩き疲れもふきとびました♪*****・・・******・・・*****・・・******古代ローマの面影残す広場にて求めしスイカの懐かしき味花付のズッキーニ並ぶイタリアの市場を歩く主婦の目をしてHANA魔女・詠
2006.09.26
コメント(11)

日記は再びイタリアへ。今回の旅行3日目、古代ローマ時代は「小ローマ」の異名を持った「ヴェローナ」写真は、ヴェローナ近郊の小高い丘をパチリ。バスは城壁をくぐって旧市内にはいります。ここヴェローナが黄金期を迎えたのは13~14世紀。この頃の支配者は毛織物生産で財を成した君主デッラ・スカラ家。14世紀にはシェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」のように貴族同士の争いが耐えなかったということですがその後はミラノやヴェネチアの支配下に入っていきます。ジュリエットの生家のモデルとなった家の中庭に面したバルコニー。残念ながら、原作者シェークスピアはこの地を訪れたことが無いそうですが実際にこのバルコニーの下に立つと、ロマンチックな想像をかきたてられます。そしてその中庭にはジュリエットのブロンズ像があります。ジュリエットの右の胸に触ると幸せになるという言い伝えがあり、観光客に触られた右胸はピカピカに・・・モチロン、わたしもタッチしちゃったワ(^.^)もう一つの見所、古代ローマ時代の円形劇場「アレーナ」ヴェローナのものはローマのコロッセオに次ぐ大きさ。古さでは三番目となるそうです。一世紀に建築され、ほぼ完全な形で残されており現在も毎年7~9月にかけて野外オペラが上演されたり世界から有名歌手がやってきて演奏会を開いているということです。円形競技場の傍のブラ広場。わたしの訪れた古都には必ずといっていいほど広場があり、それぞれその町ならではの表情を見せてくれます。当時、城内に住む人々が集い、兵士達、商人達が集会を開いた広場に時代を経て今、広く世界の人々が集う・・・その町の歴史と景観に誇りを持ち守り続けてきた人々の心のよりどころとなっているように思います。*****・・・******・・・*****・・・******二千年とき経てヴェローナ競技場に今こそ響け平和の歌声二千年昔に築かれしアレーナの観客となって黒猫昼寝す HANA魔女・詠 *****・・・******・・・*****・・・******昨日も好天に恵まれ、お墓参りの後、午後は草取りなど庭仕事。JUNKOさんにカウプレで頂いた草とリ鎌のおかげで我が家の“猫の額”もさっぱりとすることが出来ました。皆様は好天の秋の日、いかがお過ごしでしたか?
2006.09.25
コメント(17)

季節は秋・・・このところ、とても気持ちの良い毎日です。写真は、旅行中にもどんどん蕾をつけてくれて今は、こんな感じに咲いているフロリバンダの「アイスバーグ」我が家のアイスバーグはリビング前の南面、窓下の一等地にマッキントッシュをはさんで、2株植えてあります。その2株が、こんな風に、仲良く枝を絡ませ始めました。まるで、仲良し姉妹が手をつないでいるようです(^.^)窓下なので、あまり背丈を伸ばしたくないのですが、花付がとても良いので(ひっきりなしに咲いている感じ)強剪定をするわけにもいかず、結局伸び伸びのままなんです。一輪をよく見ても、春の開花に引けをとらない姿で咲くのも、アイスバーグの偉いところかな。丈夫で良く咲く、バラの基本をしっかり抑えたような、とても健康的ないい子なんですよ。(これで、香りがあれば言うこと無しなんだけど)そういう意味で、白バラ部門・私のお気に入りのひとつ、HANA魔女ガーデンの優等生です。*****・・・******・・・*****・・・******長旅の荷ほどきをする窓の外真白きバラが優しく揺れる透明な秋の日受けて白さ増すバラと季節を分かちあう日々秋晴れの今日一日を庭に居て水と光と薔薇に ブラボー日当たりも風の通りも一等地あなたに譲ろう白薔薇アイスバーグよ花柄を摘む手にこぼれる朝露の冷たさを知る秋は来たりぬ HANA魔女・詠
2006.09.24
コメント(19)

ミラノのドゥオモの塔で鳥になって(笑)舞い降りた後は1778年に建てられたスカラ座を訪問。スカラとはヴェスコンティ家の妃の名前だそうです。写真はネオクラシック様式のオペラ劇場スカラ座の外観。建物内部も見学できてこの日はリハーサルかしら?舞台の上には、楽器と何人もの演奏家が見えますね。升席に席をとってオペラを鑑賞したらきっと18世紀の貴族の気分に浸れることでしょう。一度は体験したいものですね~♪オペラの幕間にはこのロビーでワインなどを傾けて談笑するのでしょうね。豪華なシャンデリアが輝いています。ここスカラ座で上演されたオペラの数々のポスターが階段に額装されて並べて飾ってあります。中でも私の目を引いたのは、トリノオリンピックでゴールドメダリストに輝いた荒川静香さんの選んだ曲目のオペラトゥーランドット(ここで初演)のポスター。開会式ではパバロッティが「トゥーランドット」を熱唱し「何か運命を感じました。開会式で歌われた曲を滑ることに幸せを感じます」と荒川静香選手に言わしめたイタリア人も大好きな曲。因みに、トリノはミラノの直ぐ近く。そして、夜のヴィットリオ・エマヌエーレ2世ガレリア。ライティングされたアーケードも格段に美しいです。十字路の角、向かって左手がプラダ本店、右手がルイヴィトン・ガレリア店です。夜は、このアーケードの左手奥に見えるテラスのように張り出しているレストランで夕食。お味は・・・まあまあというところでしょうか。場所柄、観光客相手って感じのお店かな?そしてこちらがライトアップされたドゥオモの正面。外壁や彫刻の大理石を磨く修復工事のためのカバーシートも、おしゃれでしょう?(^.^)*****・・・******・・・*****・・・******中国王女トゥランドットの謎掛けが妖しいほどに似合うスカラ座スカラ座の舞台見下ろすこの席に裾引くドレスで座ってみたいスカラ座を後に光のガレリアを歩めばオペラのヒロインとなる HANA魔女・詠
2006.09.23
コメント(13)

昨日ご紹介したヴィットリオ・エマヌエーレ2世ガレリアを抜けミラノの大きく立派なドゥオモ広場にやってきました。生憎正面玄関のほうは、修復中ということでシートがかぶせられ写真は裏側にあたります。それでも、こんなに立派なのよね~。ドゥオモの中では日曜礼拝中で遠くに赤い衣をまとった神父さまがミサを行っており信者の方たちが熱心に説教を聞いています。神父様の向こうにも立派なステンドグラスが見えますが、教会全体の左右の壁にも見事なステンドグラスが並んでいます。その昔、多くの聖書を読めない庶民の救いの為にイエス・キリストの生涯や、キリストの行った奇跡などを表すステンドグラスやフレスコ画を教会に飾ったのだそうです。美しく神々しい教会の雰囲気には、広い教会内にキャンドルの灯りしかない時代、ステンドグラスを通して入るイタリアの太陽が大きく影響していたことでしょう。そして、教会には地の光となって現れたキリストを意味する(聖句から想像するにたぶんそうだろうと、勝手に解釈しています)信者や、訪問者がキャンドルに祈りを込める蜀台が用意されています。わたしも、様々な祈りを込め、捧げさせていただきました。キャンドル代は、確か、0.5ユーロの献金だったと思います。レートで言うとわずか75円程では申し訳ない程盛りだくさんの(笑)お願いをしてしまいました・・・ごめんなさい、神様。一旦、教会から外に出て、皆で昼食を摂った後自由時間に、もう一度ドゥオモへ。今度は、エレベーターで屋根の上に出ました。(イタリアでは各地に登れる塔がありますが、エレベーターがある塔だけに登っている軟弱もののHANA魔女です。一人6ユーロも、高くは感じません、ここばかりは・・・笑)青空に恵まれ、とても気持ちよく、グルグルと教会の屋根の上のコースを歩いて・・・細い階段を昇って、前回来た時よりもっと高いところまで上れたので高いところ好きな(笑)わたしはますます、気をよくして、ミラノの午後を満喫したのでありました。*****・・・******・・・*****・・・******越し方を立ち止まらせてステンドの青き光は我が胸に差す鐘楼への細き階段のぼりきてミラノの空に舞う鳥になる HANA魔女・詠
2006.09.22
コメント(14)

ミラノ第一日目は昨日UPした「最後の晩餐」鑑賞後スフォルツェスコ城に立ち寄り、バスを降りて写真ストップ。本当は、大きな噴水がすばらしいのですが、なぜかこの日はお休み・・・14世紀にミラノを支配していたヴェスコンティ家が建てた居城を15世紀にスフォルツェスコ家が堅牢な城砦として改築したもので建築にはダ・ヴィンチやブラマンテも関わったそうです。今回は鑑賞できませんでしたが此処にある、ミケランジェロ最晩年の作「未完のピエタ」(磔刑から下ろされたキリストを抱くマリア像)は、前回訪問で私が大いに感動した作品です。続いて、ミラノに行ったら必ずというほど訪れるドゥオモ(大聖堂)の広場から見たヴィットリオ・エマヌエーレ2世ガレリア、平たく言えば、アーケードの商店街の入り口です。まるで凱旋門さながらですね~。なんと、右側の内部はフツーのデパートなんです!こんな景観に出会う時が、正直“敵わないわ~”って思う瞬間ですね。そしてこちらが1865年~77年に作られたアーケードの通り。ドゥオモ広場とスカラ座広場を結んでいます。なんとも、はや、ため息が出るほど美しい・・・大型書店や有名カフェなどが並び、その一角にプラダ本店、なぜかその真向かいにルイヴィトンもあります。十字路の天井には四大陸を象徴的に描いたフレスコ画が描かれておりついウットリと(口を開けて?)見上げちゃいます。イタリア近代建築のさきがけとされる全長200メートルのアーケードの中央部分にもガラスの丸屋根が・・・ガラスとアイアンの天井がとってもステキなのですがこんな感じのコンサバトリー(サンルーム)が在ったら夢のようね~(^.^)感心するのは天井ばかりではありません。床にもモザイク画が描かれていてこの牡牛のモザイクの黒く凹んでいるところ(笑)に片足のかかとを乗せて一回転すると願いがかなうとか・・・世界の人々の願掛けで修復が間に合わないそうです。もちろん、私もクルリっと・・・あ、願いを掛けるのを忘れちゃった~ (^^ゞも一度、行けってことかしら(爆)*****・・・******・・・*****・・・******晩年のミケランジェロが彫り残す聖母子像に込められし祈りミケランジェロの「未完のピエタ」に残されたノミ跡丸くマリア佇む未完なる聖母マリアとキリストの揺るがぬ愛が救いくれるもの HANA魔女・詠
2006.09.21
コメント(16)

今回のイタリア旅行で 最初の訪問地ミラノ、世界に名だたるファッションの町としても有名ですが映画にもなりベストセラーとなったダヴィンチコードの鍵となるレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作のひとつ「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に朝いちばんで出発。目下修復中のため、シートでカバーされているのが教会の玄関。お目当ての「最後の晩餐」は左手の修道士達の食堂に描かれた壁画となります。壁画ですから、此処まで足を運ばないと観ることが出来ないのです。この教会の入場、現在は予約さえ困難だということで(実は予約確約がこのツアーを選んだ理由の一つなんです)なんと8時15分の予約時間に合わせ(遅れたら入館できない!)朝7時15分にホテルを張り切って出発。★なのに、バスのドライバーが教会の場所を知らない・・・ナンたらカンたら・・・で少しトラブル★このときは、添乗員さん冷や汗( ̄▽ ̄;)私もかなり焦りましたヨ、ホントに。でも、何とか開館前に無事到着、ヤレヤレ・・・そしてこのチョコレートのような木製の扉、どのように開くと思います?ジャジャ~ン♪ご覧のように、木の扉は地中に下りていくのです・・・ナカナカ無いですよね?!実際の壁画は、撮影禁止ということでこの写真は、出口の傍にある写真を、パチリ。各国のツアー客向けのガイドさん達、館内では説明できないのでこの写真を観ながら説明します。私たちの場合は、待ち時間に外で説明を受けました。(ローマ・バチカン美術館内・システイーナ礼拝堂も同じです)ご覧の写真は拡大したもの。見所は修復ではっきりと判明したイエスキリストの口元。「この中に裏切り者が居る」と予言している最中の開いた唇。そしてユダのおののきと手に握る銀貨を入れた袋。(左から三番目)使徒(弟子達)全体に走る動揺した様子・・・そして、キリストの直ぐ左にいる女性のような面立ちのヨハネ。「ダ・ヴィンチ・コード」では、女性、それも キリストの妻マグダラ であるという設定で書かれていますが他の画家によるヨハネ像も、みな女性的な面立ちだという点と、キリスト最愛の第一の弟子であるヨハネを外すわけがない!ということから、女性説はあくまで創作であると、現地ガイドさんはキッパリと 否定 。ん~、そうよね~キリストがヨハネを外すわけないし・・・と本を読んでいらい、その一点が気になって(笑)楽しみに訪問した私の謎や疑問は一瞬にして氷解。キリストは独身よね、布教活動に忙しかったわけだし・・・神様のお子ですもんね・・・と軽く納得させられました(爆)(我らがダ・ヴィンチ先生は女性に興味が持てない体質?だったし・・・とも)実は、わたしがこの教会を訪れるのは10年前に続いて二度目。そのときは20年間に及ぶ修復中で絵の前に足場が作られており、まだまだカビだらけ・・・真っ黒けな部分が多くて、よく分からない・・・という有様。欲求不満気味な鑑賞しかできませんでしたから、今回こうして、きれいに修復された天才ダ・ヴィンチの作品を間近に観る事ができてとっても幸せでした。最後の写真は、鑑賞後に出た所にある中庭。鑑賞後の心地よい興奮をほっと和ませてくれます。*****・・・******・・・*****・・・******500年の塵洗われしダ・ヴィンチの「最後の晩餐」無言で仰ぐ十二使徒の驚きと恐れを描ききるダ・ヴィンチの才 蘇る壁画 HANA魔女・詠
2006.09.20
コメント(19)

お久しぶりです、少し遅めの休みから、無事帰ってきました~♪今回は往復ともスイスエアラインを利用するツアーに参加。私にとって初めて利用することになるスイス航空とANAのシェア便で日本で昇った太陽を西に向かって追いかけるフライトということに。写真は、成田を午前10時過ぎに飛び立って約5時間後、シベリアの雪と氷に覆われた大地の上を快適にフライト。上空からも、大気がクリアで澄み切っているのが見て取れて・・・長旅の疲れもなんのその(強がり・笑)気持ちいい!空の旅です。この写真は更に3時間後、森と湖の国フィンランドの上空。湖面の輝きがダイヤを散りばめたように広がって大地に置いたステンドグラスの様にもモザイク画の様にも見えます。成田から約12時間のフライトの後、チューリッヒに到着、今回の旅、最初の訪問地イタリア・ミラノに向けて小さな飛行機に乗り換えます。こちらの機内は革張りのシートでした。新しい機材ではありませんが、座り心地が良かったですよ。そして、今度は現地時間午後1時ごろ、アルプス越えの機内からの一枚。雪を頂く峰々が眼下に広がり、壮観です。*****・・・******・・・*****・・・******大空を羽ばたく鳥になって見る無数の湖(うみ)は光のモザイクまっすぐな光を返し蛇行する流れ眼下にシベリアを飛ぶ HANA魔女・詠
2006.09.19
コメント(18)

大好きなジュリアが又咲いてくれています。この色と、花びらの巻き加減と波うち加減が好きなんです・・・でも、これって、全部スキってことよね (笑)もし、お時間とご興味のある方は初夏のジュリア姫に会ってやってくださいませ。*****・・・******・・・*****・・・******明日から少しお休みいたします。次は19日ごろにお目にかかる予定です。急に秋めいてきましたが、皆様、どうぞお風邪など召しませんように・・・
2006.09.08
コメント(17)

カーポート脇のパーゴラにつる薔薇仕立てにしているイングリッシュローズの「アブラハム・ダービー」タイヘン優秀な強健種で、同じパーゴラの向い、グラハムトーマスに負けじと(笑)ツルでぐんぐん伸びてくれます。奥にうっすら黄色く写っているのはグラハムトーマス。そのグラハム君は春、少しうどん粉になり、夏は少し黒点になったのに、われらが(笑)アブラハムダービーはマッタクうつりもせずきわめて丈夫です。その上、大型のシュラブ(ツルバラにもなりうる)なのに完全四季咲き。今年二度目の開花で(一番花はUPしそびれました)秋には、又三度目の開花があるはず。かなり空高い場所で咲いているのもありますが、見ごたえありますね。姿かたちの似ているイングリッシュローズでアプリコットカラーが強めのウイリアムモーリスもゴク近くに植えてありますが写真のアブラハムダービーは、ピンクがやや強いようです。ただ、パーゴラの上のほうでばかり咲くと、せっかくの香りを楽しめないのと、花柄摘みがしにくい(というより出来ない!)のでもう少し下のほうにも咲くようにと、この冬の誘引を工夫しようと考えています。その点を除けば、かなりいいこと尽くめで楽しんでいます。*****・・・******・・・*****・・・******昨日は親王のお誕生祝賀ムードで平和のありがたさと共に、幸せな気持ちになりました。これからの健やかなご成長を心より御祈念申し上げます。
2006.09.07
コメント(13)

日中は残暑が厳しく、日なたに停めて置いた車に乗るときなどはかなり辛いものがあります。(昨日、花屋さんまで買出しに行く間中、照り返しもあってタイヘンでした~)それでも、日が落ちるとさすが9月、めっきり涼しくなり、庭では虫達の大演奏会♪季節の移ろいを耳でも感じます。赤いゼラニウムの向こうで、南天の赤ちゃんの実が秋色に光って・・・庭の植物達も夏から秋へ季節は確実に移っているようです。昨晩、テレビのニュースでとっとり花回廊が夏の花から秋の花サルビアに植え替えている様子が紹介され赤い花が風に揺れる姿に、小さな秋を見つけました。(実は私はサルビア、今まで夏の花かと思ってましたので・・・)(~_~;)
2006.09.06
コメント(13)

我が庭で唯一の果物!(笑)姫リンゴ。ただし、これは、コンポートにもなりそうもありませんが・・・一枚目の写真は今年の春の花です。そして、これから熟して赤くなる予定の青いリンゴ・・・直径1.5~2センチぐらいのチビりんごですが、イッチョマエに枝にぶら下がって秋風に身をゆだねております。残暑が厳しくお日様カンカンですがこうして、季節は確実に実りの秋へと移行しているのでありますね~。シミジミ・・・
2006.09.05
コメント(8)

シュラブローズの「ラプソディ・イン・ブルー」紫色の半八重咲きで日向や気温が高いと色あせ日陰では色鮮やかに咲きます。花は房咲きとなり、四季咲き性が強く香りはスパイシーで強香。直立性の枝は2メートルにもなるというのでどんどん伸ばしてツル仕立ても良いかも・・・つる性の青い(紫)薔薇は、一季咲きが多く四季咲きが欲しい・・という欲張りな私の庭にはこちらのラプソディさんが良いかも・・・とパーゴラの南面に地植えしてあります。期待に応えて、しっかり四季咲き性を発揮♪ご覧のように、暑い中咲いてくれました。実は一番花は大振りな花でチョット大味な薔薇!?なんて思いましたが、こんな風に夏はやや小ぶり。香りもあって(スパイシーという分類の香りらしい・・・)ナカナカどうして、とってもいい感じ(^.^)パーゴラに紫の薔薇が沢山咲く日を夢見て、昨日は、庭のお手入れに午前中いっぱいお庭でした。又日に焼けちゃったかも・・・(~_~;)
2006.09.04
コメント(13)

イングリッシュローズの「アンブリッジ・ローズ」二番花は少し色が薄いようですね。巻きもチョット緩めかな~やはり暑さが厳しく感じられるのかしら・・・なにせ、イギリスのご出身ですものね(笑)ゆるゆると開き始めてカップ咲きに咲いてくれます。アプリコットと、ピンクの微妙な色合いは、季節や、その年の気候によっても変化するようで、小ぶりなブッシュに育ち長いシーズン楽しめる品種。その上強健種でもありますので育てやすく、お付き合いしやすいイングリッシュローズの一種です。クルントした丸い形は、可愛い感じがして何年たっても、このバラは若やいだ印象を受けますね。バラの寿命は30~50年といわれていますが、永遠の乙女・・・ウ~ン、う・ら・や・ま・し・い・・・
2006.09.03
コメント(12)

フロリバンダローズの「ストロベリーアイス」その名の通り、一番花は、白を中心にしたストロベリーカラーの覆輪です。でも夏の二番花は全体がピンク色になってしまうのね~(中心は、やや白っぽいけれど・・・)アイスクリームが暑さで溶けた感じかな?(笑)ピンクのストロベリーアイスも花びらがヒラヒラ波打っているところは一番花と同じ?(^.^)花がやや小ぶりなのは仕方ないですね。こうして我が庭のバラたちは、ポツポツとでも一番花から秋薔薇まで色々咲いてくれて、暑さの中での、庭作業を応援してくれています。*****・・・******・・・*****・・・******昨日は「防災の日」でしたね。テレビで紹介された所では、豪雨のなか訓練がおこなわれたようです。今年初めて、お隣の国、韓国から救助のエキスパート達が来日。生憎の天候の中、訓練に参加してくれてオリンピック候補地に名乗りを上げることになった石原都知事さんも カムサムニダとお礼を仰ってました。他にも、アメリカの大きな軍艦が参加していたようですが、こういう国際交流って、心温まりますね。こういうことが積み重なって、人と人とがつながっていくと良いですね。
2006.09.02
コメント(8)

ハイブリットムスクの「ラベンダー・ラッシー」バレリーナや、コーネリアとか、ペネロープの仲間です。我が家には今年の春お迎えしたばかりのピカピカの一年生(^.^)。強健種で、耐病性もあり日陰でも育つというので最初、我が家の半日陰に地植えしてみたのですが、なかなか大きくもならず、咲きもせず・・・鉢に移し日向に出してやったら、遅咲きとはいうもののようやく!暑い中でも一番咲きを見せてくれました。「やっぱり、バラは日当たりが大切なのね~」と実感!(苦笑)その名の通りラヴェンダー色を帯びた透明感のある桃色はナカナカどうして、良いじゃありません!?このように、枝がしなって下がるほどのみごとな房咲きになるのも嬉しい薔薇です。*****・・・******・・・*****・・・******今日からいよいよ9月、今年は8月になって、各地で猛暑がつづきましたがこれからしばらく、残暑も厳しそうですね。大阪に住む友人がご主人の転勤で今月中には戻ってこられると昨日メールで知らせてくれました。暑い大阪暮らしも、すっかり馴染んで時折、京都や神戸にも脚を伸ばし、造幣局の桜や、淡路夢舞台温室などその都度写メール(古い言い方かしら?)で景色を楽しませてもらっていました。彼女が住んでいるうちに伺ってみたいと思ってたのに、こちらに帰ってきてくれて嬉しいような、ちょっぴり残念なような・・・私自身は、転勤経験皆無!な人生を送ってきましたので転勤で新しい町に住むというのも、様々な発見と感動があっていいですね。(モチロンご苦労もあるのでしょうが・・・)ともあれ、帰ってくる友とゆっくりおしゃべりする日が楽しみです。
2006.09.01
コメント(14)
全20件 (20件中 1-20件目)
1


