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先週末、花仲間である友人主宰の花展に行ってきました。上の写真が、南仏風!教室の外観です。なぜ南仏風かというと、依頼した設計士の方がちょうど南仏旅行帰りだったから・・・と友人は言っています(笑)そしてこちらが、花展会場でもある教室のエントランス。今回のテーマは彩り・・・彩(あや or いろどり)と読むのでしょうか?色にこだわったということです。タイトル額に添えたお花は、残り花を私がちょこっと飾ってみました。こちらは、エントランスに在ったブルーベリーのテラコッタ鉢に豆柿等枝ものを組み、南蛮、椿、リンドウなどをアレンジしてみました。夕方、教室内の生徒さんたちの作品が出来上がり残りの花材を使っても良いというので、もったいない精神を発揮して、わたしの「おせっかいアレンジ」です。そして、今回一作だけの友情出品することになっていた私のアレンジ。牧草を使って手作りしたチューテに秋の草花をアレンジしてみました。上の作品にもう少し近づいてみると・・・チョコレートコスモス、ダリアの黒蝶、シンフォルカルフォスの白い実、着色雪柳などを入れてあります。背景の壁がステキで、作品が映える様な気がします。ポストの上にも、若い生徒さんがシックなアレンジを作ってくれました。たまたま、教室の入り口のアレンジをわたしが活けさせていただいたので、拙い作品を最初にご紹介することになってしまいましたが教室内の作品群は、とってもステキなんですよ・・・乞うご期待!です。
2006.10.31
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返り咲き・半つるのオールドローズ・ブルボン系「ブル・ドゥ・ネージュ」(別名・雪玉)近郊のナーサリーから六月に求めてきたバラフワフワな '06ニューフェース・・・花が房状に咲くといいますがまだ株が充実していないせいか、ご覧のようにポツリ、ポツリとたまに咲いてくれるだけです。でも、可愛いバラなので、良しとしましょう(^.^)また強香と言われていますが、今の所あまり強くはありません。半日陰の方が美しく咲くといわれ棘も少なく、扱いやすいのも嬉しいバラでこれからが楽しみです・・・*****・・・******・・・*****・・・******先週末、静岡までフラワーアレンジの仲間(友人)の教室展に行ってきました。おしゃれで立派な彼女のアトリエで開かれた作品展は生徒さんたちの力作揃いで、とても勉強させていただきました。お天気はとっても良かったのに、少しガスっていてせっかくの冨士山を観ることができませんでしたが澄んだ空気と温暖な気候、夜には美味しいお食事をご馳走になってとても幸せな週末を過ごさせてもらいました。彼女の了解を得てきたので、作品展の写真を整理したら、ご紹介しますね。その友人夫妻は、南仏風のお教室兼ご自宅の前に家庭菜園の畑を作っていて、「水は、たまにたっぷり遣る」というスパルタ方式で作ったキャベツは甘みがあって、大阪出身の彼女の作るお好み焼きに入れると最高!言っていました。次はキャベツが結球する頃を見計らって是非ご馳走になりに行きたいと思っています。
2006.10.30
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さあ、いよいよ、類まれなる美しさで世界中の人々を魅了するカンポ広場。(けっして、〒の保険加入者の広場ではありません・・・)その美しい傾斜を持つ貝殻状の広場は何本かの細い路地の集まる中心にあるのです。その一本の路地からカンポ広場を見晴らしたところ・・・そのカンポ広場のマンジャの塔。高さは88メートル。500段の階段のみが上る手段ということで、二度目の訪問になる今回も、わたしは上りませんでした・・・塔の隣は市庁舎になっているプブリコ宮殿。扇のように広がっている広場にはパリオ(夏の競馬祭り)のときは大観衆があつまり、この広場の縁に土が運ばれ、馬場となるそうです。石畳の放射状の区分けは、町のブロックごとの区分け用。中心の人の集まっているところは噴水?この日は、それでも観光客が少ないほうかも・・・中世の町並みがそのまま残っているのですから驚きですよね~この広場の一角にある、写真のレストランで昼食。(もう一枚上の写真の黄色の旗が立っている所)先ずはカプチーノでのどを潤し・・・太麺のパスタ。ちょっと茹ですぎ?お味はお写真から想像するマンマだと思ってくださいませ。マンマ・ミーヤ(笑)通りで見た(昨日の日記の)パニーニの方が恋しい・・・ランチタイムとなりました(爆)そして、お約束のデザート。なぜかコレだけは美味しい・・・毎食必ずでてくるデザートで、わたしの旅歩きのカロリーはしっかりカバーされたのでした・・・トホホ・・・
2006.10.29
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ドゥオモをでて少し歩くと此処シエナの暮らしを伝える商店街にやってきました。写真は、イノシシ?がぶら下がる店頭。お肉屋さんですね。あるお店では、チーズを売っていました。どれも美味しそうで、できるなら全部テイスティングしたい・・モチロン、ハムもご覧のように・・・スペインのイベリコハムは有名ですがこのあたりも、とっても美味しいハムを作っているようです。豊富な食材で、ご覧のようなのも見っけ(^.^)あ~、これも食べたい・・・とパニーニを横目でみながら、カンポ広場への道を進みます。あ~、あのフォッカチオ?食べたかったわ・・・左上は、ビスコッテイ。油を使わず、さっくりしているけれど中のナッツの濃厚さが、私好み。コーヒーに付けていただくのも格別です。日本でも輸入食材店などで、手に入りますがナカナカおいしいものに出会えません。いつか、手作りしてみたいお菓子です。どなたか、簡単美味しい、お勧めのレシピご存知ないですか・・・*****・・・******・・・*****・・・******今日もまだ、静岡です。日記のUPだけになってご訪問できませんが、帰ってから伺いますね。
2006.10.28
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白大理石と黒大理石を交互に積み重ねた縞模様が個性的なドゥオモは、12世紀に着工、丸屋根(クーポラ)は13世紀、正面と内陣部は14世紀に完成。隣接するライバルの都市、フィレンツェに対抗してより、立派に・・・と建てられたドゥオモ。ちょうど、正面(ファサード)修復工事中でしたが、写真のカバーがしてあるのが面白いですね。内部も、見事なまでの縞々・・・エキゾチックなシマウマ模様(笑)に圧倒されつつ内部を見学。外観はフィレンツェのドゥオモ、内部の豪華さではシエナに軍配が上がると言われますが全くその通りですね。床も精細なモザイク画でシエナの建国の祖オオカミに育てられた双子の王子達の絵が描かれています。床に描いてあると、どうしても痛むためにベニヤ板や、シート、カーペットなどでほとんどの期間カバーされているそうですが今回は、ご覧のように、はっきりと観ることができ・・・これは、とってもラッキーなことでした。右側の風神にまつわるエピソードも美しいラインを用いた大理石の絵となって床に描かれています。また、このシエナのドウオモは貴重な美術品の宝庫で、ピッコロミニ図書館があり、写真はその天井画。こちらは賛美歌?の楽譜。とても美しいですね。ドウオモの床にはキリストの誕生を聞いて、恐れをなしたローマの王がこの年誕生した男の子を惨殺したと言う話を大理石の画にしたもの。リアルです。シエナの司教様が説教をするところは上の部分で、その柱を、ライオンの背で支えています。丸屋根クーポラの内部に描かれた☆模様が天井中央から差し込む外光に瞬き、とても印象的です。他には類を見ない、大理石を組み合わせて描いた絵に感嘆しながら帰り際にもう一度祭壇の方を振り返ると・・・中世的で荘厳なシエナ派と呼ばれる絵画様式が結集されたドゥオモの素晴らしさに改めて感動を覚えました。*****・・・******・・・*****・・・******今日、今からチョットお出かけ。友人の花展を手伝いに(お邪魔しに?!笑)静岡まで出かけます。日記のUPだけになってご訪問できませんが、帰ってきたら伺いますね。
2006.10.27
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9月中旬に訪れたイタリア、今日の写真は名残惜しいフィレンツェから古都シエナにバスで向かう途中でトスカーナ地方の丘陵地帯が窓越しに楽しめます。シエナの町の外で を下車。(近年、観光地の傍までバスを乗り入れる事ができなくなってきています)歩く途中にシエナのドゥオモを遠くから見るとこんな感じ。この写真から歩く距離をご想像くださいそれでも、不思議なことに15~20分も歩くとちゃんとシエナの街中に来るから、今考えても不思議だわ。こんな路地ですもの、バスで直接あの有名なカンポ広場に乗り付けるなんて不可能ですよね。此処シエナでは地区対抗の(町ごと)競馬 が有名です。今年の夏の様子がお店の外壁に飾ってありました。そうなんです、今年はこの地区が勝ったのだそうです。日ごろから、結束が固いということでですが、町ぐるみで、熱くなり!自分の地区の馬が一番速い!という気持ちはこんなところにも出ていますね。小さな古い町ですが、写真のような音楽学校?!もあって歴史を感じます。イタリアは食文化 はモチロン音楽や といった芸術面でも群を抜いたレベルを保持する・・・つくづくすごい国だと痛感します。あ、忘れちゃならない、サッカー も (^.^)
2006.10.26
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(2006・6・7撮影)我が家のフロリバンダローズ(四季咲き・中輪房咲き)「フレンチレース」今年も繰り返しよく咲いてくれました。写真は、6月の晴れ姿。フリルのように波打ったピンクがかったベージュ色の可愛い花弁。香りも良く、花もちもとても良いのが嬉しい!バラですね。(2006・6・12撮影)樹形は半直立性でフロリバンダと言えど、お行儀が良い方だと思います。花は、房咲き、または一輪咲きで分枝が多いため花付もGOOD。茎が長いので、切花としても使え何かと重宝。一家に一株「フレンチレース」♪(2006・6・12撮影)病気にも強い方だと思うのですが、皆様のところでは如何でしょう?やはり、照り葉はうどん粉、黒点ともかかりにくいですね。(2006・10・22撮影)一昨日の庭仕事を見守ってくれていた1輪です。今頃の季節になると、ふんわりアイボリーホワイト~ホワイトベージュ・・・うふふ・・な咲き加減ですね~(2006・10・22撮影)こちらもカメラ目線の別の一輪、バラは春から晩秋まで何度も楽しませてくれます。だから、止められないのですよね、バラさんたちのお世話(^.^)*****・・・******・・・*****・・・*****寄り添って微笑む姿に咲くバラの優しい香りが秋庭に満つ柔らかき灯りを点すが如く咲く薔薇一輪に秋の日暮れて HANA魔女・詠
2006.10.25
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ツートンカラーの美しいバラ「ディスタント・ドラムス」今年の春、新しく私の庭の仲間入りしたシュラブローズです。先日もご紹介したばかりですが、大人色のツートンカラーもくっきりと、秋にぴったりの雰囲気で咲いてくれているので再登場。(^.^)実は、色合いの雰囲気から弱そう~・・・と思っていたのですが結構丈夫で、10号のスリット鉢の中でどんどん成長。今では、上からのショットが撮りにくくなってしまいました(~_~;)やはりこの薔薇の特徴は、二色のニュアンスカラー。ことのほか秋に似合う薔薇の一つだとおもいませんか?「ディスタント・ドラムス」予想通りの、お気に入りとなりました。*****・・・******・・・*****・・・******秋色のニュアンスカラーでほっこりと陽だまりに咲くバラに近づく HANA魔女・詠
2006.10.24
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この秋、我が家の薔薇バレリーナはいつもの年より少し濃い色合いで華麗なバレーを見せてくれています。小さな花なのに、大輪に負けない存在感をみせる「バレリーナ」は私の庭では古株。毎年、しっかり咲いてくれて季節も6月から秋遅くまで、小さいながらも華やぎを添えてくれています。このバレリーナはツルバラに仕立てることも出来ますが、今年もまだ結論を出すことが出来ずに中途半端な樹形になっています。ツルに伸ばせば花数は増えそうですが誘引のためのスペース確保が難しいという我が家の現状・・・長く伸びたシュートをみるにつけナカナカ切ることができず、迷っています。どちらにしても冬の剪定までは答えを出さないとね。*****・・・******・・・*****・・・******昨日はとても良いお天気 でしたね。皆様はどのようにお過ごしでしたか?私はほぼ一日、庭仕事・・・黒点 の葉っぱをむしったり、花柄を摘んだり・・・ややもすると、ばさばさ伸び放題のバラのお行儀を直してあげたり・・・土の上に散らかった葉っぱを集めるのだけでもけっこう、腰にきます その他に、バラの鉢替えも二つほどこなし、私としては、良く頑張りました~◎って感じの一日を気持ちよく過ごしました
2006.10.23
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(2006・5・27撮影)フロリバンダローズの「カフェ」アプリコットピンクの花色で咲いてくれました。今年5月の一番花はチョット形が整わなかったのかも・・・(2006・6・5撮影)初夏の花はキャメル色がおしゃれで、その名に納得の花色で咲いてくれましたね。(2006・6・5撮影)中心部のクチュクチュ感が良い感じ!キャメル色がこの薔薇の特徴となっています。(2006・10・4撮影)こちらは、秋の姿。花色がまた変わって咲います・・・1956年ドイツコルデス社作出で発売された当時は日本ではあまり受け入れられなかったようですが、近年、人気が上がってきているとか・・・(2006・10・4撮影)花径8cmの花が3~5輪の房咲きと言われていますがいかんせん、花もちがあまり良くなく、我が家ではたくさん咲いている・・・という感じにはナカナカなってくれません。(2006・10・4撮影)株が柔軟で奔放な横張り性の樹形から鉢に植えているのですが、時として置き場所に困ることも。このように、しだれ加減に咲く姿に物思う少女のイメージが似合うかもしれませんね。物思う少女「カフェ」いい色で咲いてくれる時もあるのですが我が家では黒点にもなりやすくどうも、相性ピッタリというわけに行かないのが困ったところです。(持っておられる方のところでは如何ですか?)
2006.10.22
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今年の夏、郊外のナーセリーで求めたオールドローズのノワゼット系「セリーヌ・フォレスティエ」オールドには珍しく、四季咲き性が強い品種。落ち着いたクリームイエロー、ロゼット咲きの花弁の多い花姿が又なんともいえない魅力となっています。夏に買ってきたときから、今のところチラホラとしか咲いてくれないこの子ですが、ティ系にフルーツ香を含んだ芳香も素晴らしく飛び切りの強香種だといえるでしょう。秋薔薇は特に花もちがよいようです。細くしなやかな枝は棘も少なく浅緑の葉は軽やかな印象を与えてくれます。我が家の「薔薇・香り部門」(笑)での今年のヒット品種でしょう・・・*****・・・******・・・*****・・・******実は先日思うところあって(単に上手に牛乳を温めることが出来るように・・ってことなんですが)オーブンレンジを買い換えました。置くスペースのことや、差込の位置などを深~く考慮して(笑)2~3度○田電気に通った甲斐あって最初聞いた金額(表示価格ではありません)より更に4000円ほど引いてもらえました。なおかつ、カード払い、ポイント付き \(^_^)/で、試運転の意味も込めて今日は「全粒紛入りヨーグルトパン」なるものに初トライ。砂糖なしでプレーンヨーグルトを結構入れるんですよ。全粒紛の割合は強力粉250グラムに対し30グラム。ホームベーカリー(実は時々使ってます)と新オーブンの醗酵機能のおかげさまで ナントか失敗せずに焼けました。果たしてコレが成功なのか?失敗なのか?ワカリマセンが(ヨーグルトパンなるものを初めて食しました)ヘルシーな味とモチモチの弾力感、私は・・・好みでした。( 家人はあまり美味しくない・・・ もう少し甘味の有るのがイイナ~!とのたまいましたが! )☆ 追記 ☆昨日焼いたを、今朝オーブントースターで暖めさくら蜂蜜をはさんで食べましたら、ベーグルっぽい感じ(それよりはふっくら)で 砂糖を全く使わない分、甘くないしヨーグルトが入った分、重めの食感かな?なにせ、パン焼きなんて何十年ぶりの超初心者なのでこんなもんでしょう・・・ホームベーカリーは体力使わずにパンこねが出来るんですからたいしたもんです。
2006.10.21
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フィレンツェでの午後は自由行動そして夕食は各自で自由食、私が狙いを定めて行ったのが、レストラン「パオリ」予約しなかったので、早め(19時)に行ってみました。写真はお店の入り口の様子。幸い、予約無しでも席を用意してもらえたので、いざ入店。ルネッサンス時代のフレスコ画に色どられた店内はまるで中世にタイムスリップしたよう・・・アーチの柱も心憎いばかり・・・まるで、美術館か博物館のようです。私の席から入り口方向を見るとこんな感じ・・・決して大きく目立つ店構えではないのに、夜のオープン時間(19時)と同時にお客様が続々やってきます。英語圏のお客様も多いようです。土曜日なので、モチロン現地の方も・・・私の選んだコースメニュー、最初は前菜をチョイス。どれも美味しそうで、迷っちゃったので年季の入ったボーイさんにお任せ・・・その結果がこのお皿。いろんな種類のお料理を楽しむことができ、もうコレだけでも感激!(^.^)そのあと、メインは、漁師風 手長海老。ミックスサラダは席でボーイさんが鮮やかな手さばきで、作ってくれます。このお店はボーイさんたちも皆さん、年季が入っていて片言の日本語や英語を話して、お客様を楽しませてくれます。彼らがこのお店に愛着と誇りを持って働いていることが伝わってきて、とても気持ちよく美味しい食事を摂ることができました。ホールトマトをボーイさんがこのようにカットしてミックスサラダに作ってくれるのです。こちらは家人が選んだコースの手打ち麺のカルボナーラ。家人が選んだコース メインの、本物のフィレンツェTボーンステーキ。これも、美味しかったですよ。(^.^)お好みデザートのワゴンサービス。左の茶色いのはトロ~リとろけたチョコレートです。こちらが、マイセレクトデザート。真ん中のはイチヂクです。懐かしくて選んじゃいました。食後のカプチーノ。あわ立つミルクが、フィレンツェの夜を溶かし込んで夢の味がしました。ゆったりと食事を楽しんだ後店を出ると、昼の熱気の残るドゥオモの近くでは、まだ沢山の人でにぎわっていましたが大好きなフィレンツェにも夜の帳がおりて・・・明日の朝には、花の都とも、もうお別れです・・・*****・・・******・・・*****・・・******カプチーノの泡立つミルクにフィレンツェの夜を溶かして夢の味 HANA魔女・詠
2006.10.20
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フィレンツェに来たらやっぱりこの景色!ツアーのコースには入っていなかったので街中から、タクシーでやって来ました。花の都を一望に出来る高台、ミケランジェロ広場からの景色です。ばら色の屋根の連なりとアルノ川の流れが花の都フィレンツェの美しさを際立たせていますね。左側に見える屋根のついた橋がベッキオ橋です。こちらはミケランジェロ作「ダヴィデ像」のレプリカ。フィレンツェの中心部を眺められる広い展望台にあります。帰りはタクシーの運転手さんがラッシュを避け裏道をスイスイ!ベッキオ橋の辺(ほとり)で降ろしてくれました。1345年に架けられたフィレンツェ最古のベッキオ橋には、以前肉屋さんが並んでいたと聞いたことがありますが、16世紀にヴェッキオ宮とピッティ宮を結ぶために築かれた時メディチ家の意向で、宝飾店に変えられたと記憶しています。ベッキオ橋は、ご覧のような宝飾店が並んでいます。ウインドゥショッピングには最高の場所(^.^)でも、スリの名所?とも聞きました。キラキラ宝飾は、眺める私たちの目にもきらきらと☆マークが点いちゃいますね。フィレンツェの中心部を散策していますと、チョット休憩したくなり今回も、このお店に立ち寄ることにしました。美味しそうでしょう?セルフサービスのお店ですが、このようにパスタやサラダ、デザートまでメニューは盛りだくさん。こんなメインメニューにもなりそうなお皿もあります。パスタの8ユーロだと概ね1200円、写真のメインデッシュ風お皿は確か10ユーロで1500円。4年前だと1ユーロ120円の換算だったので、ユーロ高を具体的に実感 デザートのショーケースは、今見てもそそられます・・・「フィレンツェはヾ(@⌒¬⌒@)ノ 美味しい」と画像が物語っていますね。
2006.10.19
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久しぶりに9月に旅したイタリア紀行、今回は、花の都・フィレンツェのドゥオモ近辺。写真は花の聖母教会とも呼ばれる「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」ルネッサンスのシンボル的な聖堂として知られ1296年から140年もの長い歳月をかけて完成した聖堂。中世時代から花の都の象徴としてふさわしく外観の色大理石で装飾された華やかさはマリア様を名に頂くにふさわしい聖堂ですね。この外壁の模様だけでも140年の歳月を必要としたことが判る気がします。外観の華やかさに圧倒されて内部に入るとミラノのドウモに比べても意外にさっぱりした感じ。(がら~んとしてる印象すら受けます)それでも、世界に名だたる観光地とあってこのように、ツーリストはいつもいっぱい♪を持って堂内をよ~く見ようと一生懸命です。ここにも、堂内には参拝者の願いを込めて輝くキャンドルが、沢山灯されています。この聖堂では、アロマキャンドルにつかうような金属の皿にはいったキャンドルを使っていて松ぼっくりの形をしたようなキャンドル立てにひとつひとつ置いていきます。わたしも、一つ置かせていただきました クーポラに描かれているこの天井画はフレスコで「最後の審判」が描かれています。「最後の審判」はミケランジェロが描いたシステイーナ礼拝堂の絵が有名ですが、こうして、人生最期のときは、天国にいけるように日々心して暮らしなさいよ、という戒めなのかもしれませんね。わたしも遥か高くの天井をメガネを通してよ~く見つめ、心に刻み込んでまいりました・・・そしてこちらはドウモの近くにある八角形の建物「サン・ジョバンニ洗礼堂」写真はその天井の絵、ピカピカの金色の絵に圧倒されます。実はこの洗礼堂の外にはロレンツォ・ギベルテ作東門の扉(現在はレプリカ)がありミケランジェロが「天国の門」と絶賛した扉です。私にとって、三度目のフィレンツェ訪問ですが洗礼堂の中に入るのは、初めて。眩いほどの天井画に思わず息を呑むほどでした。このように教会や洗礼堂が輝くほどに立派で美しいのは時の権力者や聖職者の権威を誇示するということの他に当時の人々が文盲が多かったために、聖書のエピソードを誰にでもわかりやすく、印象に残る形で伝え教える必要があったからだそうです。たしかに、この洗礼堂にくれば神の世界を一目でイメージできますものね~困難に満ちた日々ではあるけれど、いつか天国に召される日まで洗礼を受けた後は神の御心に敵うように生きていきなさいね・・・とこのロマネスク様式の建物が作られてから、1000年もの長きにわたって人々を勇気付けてきたのね~としばし、感慨にふけった洗礼堂でした。*****・・・******・・・*****・・・******今朝のニュースで伝えていましたがトルコ旅行中の日本人観光客の乗ったバスが横転、大事故が起きたようです。他にも、ローマの地下鉄が事故を起こし日本人女性が重症を負ったと伝えていました。どうか一日も早い回復をと、お祈り申し上げます。
2006.10.18
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お迎えしてそろそろ丸一年になるハイブリット・ティの「グレイパール」1945年イギリス・Mc Gredy作出。グレイの名の通り、渋めの花色ですがたそがれ時の花の風情がなんとも魅惑的・・・渋さの主張というものを改めてこの花色から教わったような気がします。このバラは、作出されてから半世紀以上を経ていますがわたしには、とてもモダンな印象を受けます。こんな花色を60年も前から美しいと感じたイギリスの薔薇作出者のセンス、素敵だな~って思いませんか?ばら大百科では「弱い」とされていましたが、予想以上に、繰り返し咲いてくれ一年を迎えようとしていることに感謝。*****・・・******・・・*****・・・******昨日の朝、テレビで肩こり解消法というのを見ました。日ごろから、肩こりに悩まされているHANA魔女としては真剣に見てしまいましたよ。番組冒頭、肩こり解消には「もむ、たたく、ストレッチ、まわす」のうち効果があるのはどれか?というクイズ。わたしはストレッチ?なんて思ってましたらなんと、肩をまわすのが正解。手は胸の高さで、肘を左右に突き出す形から、肘で大きな円を描くようにして肩をゆっくり廻すことにより背中の僧帽筋の血流が良くなり、肩こり解消。試してみたら、確かに気持ちよかったですよ~。興味のある方は、こちらへ
2006.10.17
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1894年 Francis Dubreuil によって作出された「フランシス デュプリュイ」四季咲きで、ティーローズには珍しいベルベットのような花びらは深いクリムゾンレッド・・・秋にはこんな色で咲いてくれています。ややフルーティなダマスクの香りも嬉しい「フランシス デュプリュイ」は鉢植えながらスクスク育ち、元気に育ってくれてるのも嬉しい薔薇の一つですね。ところで、この薔薇、見れば見るほど我が家のルイ14世に似ている・・・色といい、形といい、香りまでも。ついつい似たようなのを集めてしまうのかしらね?それとも、我が家のルイ14世だと思っている子が間違いとか・・・(~_~メ)*****・・・******・・・*****・・・******いっせいに虫の音高く鳴く夜の数日過ぎて沈黙の庭秋夜なが花咲くときを夢に見て薔薇カタログを幾たびも繰る無限なる薔薇の品種の載る本の膝に重くもこころ浮き立つ HANA魔女・詠
2006.10.16
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ダリアが咲いています・・・というのも、実はこの子、春に植えたはずなのに、ちっとも顔を見せてくれなかったから、あ~★になってしまったのね~って諦めておりました。・・・ですが、こうして繊細なお顔を見せてくれました。嬉しいです♪ダリアのお名前は「チャンデロン」中輪カクタス咲き・・・というお芋(ダリアの球根)のタグだけはしっかりとってありました。切花向きで茎も長いのですが、なぜかこの子は地を這うように(~_~メ)育ち、咲いてくれるまで気がつきませんでした。ゴメンね。こちらも、夏からずっと今も咲いている巨大輪デコラ系のダリア「ロイスワルシャ」ともかくおっきくて、花もちバツグン。こちらも巨大輪デコラ系のダリア「リド」色が優しく、花もちも良いです。そして夏に鉢植えで買ってきたガーデンダリア・名無しちゃん。次々と咲いています。一株から、色の入り方が違う子が咲きます。どんな子が咲くか楽しみもあって、長く楽しめる健康優良児です。今回、改めて球根のタグを見たらダリアの花時って7~11月と長いんですね。植え付けのときに少し深めにしてみたので冬の間球根をほりあげるべきか、マルチングで土中に温存すべきか・・・なにせ、初めてのことなのでシェークスピア級の悩み中です。(笑)
2006.10.15
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今年の春、我が家に迎えたニューフェース、2000年寺西菊雄氏作出のモダンローズ「ニュー・ウェーブ」この花色、ブルーがかったピンクがなんとも美しい・・・いま、玄関前に鉢に入れて置いてありますが、訪れる友人や、お花の生徒さんたちが立ち止まって、見てくれています。人に見られることも美しい人を作ると申しますが、やはり、その前に、薔薇自体が美しいからこそ人が足を止めるということでしょうか・・・香りもモチロン芳しくて秋咲きで、この美しさは、我が家のニューフェースの中でも、大ヒットと申し上げましょう。
2006.10.14
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昨年の暮れお迎えしたオールドローズの「オールド・ブラッシュ」初めての秋薔薇を楽しんでいます。バラ大百科によると性質は「強い」芳香があり春から秋まで咲き続ける強健種・・・二月に一度くらいのペースで、次々咲いてくれるらしいです。ワクワクしながら楽しみにしていたのですがいかんせんオールドブラッシュの鉢に使った培養土がハズレ★だったらしい・・・ことに夏ごろに気づき植え替えをしてみました。結果はご覧の通り・・・(^.^)やっぱり、土って大切なんですね。実は★の培養土、とあるメーカーが力をいれて園芸雑誌でも宣伝していた粒状の土だったんですよ~ガッカリでした。秋薔薇の常で、春のときとは表情が違いますが、それもまた良しとしましょう・・・秋空に鮮やかなピンクっていうのも、元気が出ますね(^.^)
2006.10.13
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香りもあり、病気にも強く、良く咲いてくれる良いこと尽くめの白薔薇、「プリンセス・オブ・ウェールズ」四季咲き、中輪房咲きのフロリバンダローズです。1997年イギリスの有名なブリーダー、ハークネス氏が故ダイアナさんに捧げた品種でこの薔薇の売り上げの一部が英国肺病基金に寄付されます。秋薔薇としては、花の数も多く嬉しい限り・・・そしてこんな風に“全き姿”で咲いているのをみると心からいとおしくなります。これから、葉を落とし、寒い冬を迎えますが白の華やぎを演出してくれる私の庭の優等生の一つですね。
2006.10.12
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昨日の日記に続いて、イタリアはフィレンツェの旅日記。ウフィッツィ美術館での興奮もさめやらぬ間に引き続き、サンマルコ美術館にまいりました。実は入館が1時20分までということなので、わたしはツアー仲間とお別れしてランチもせず、まっすぐに向かいました。フィレンツェは徒歩圏内に見所が集まっているのでそんなこともOKなんですよ。写真はサン・マルコ美術館の入り口。此処もご覧のとおり、イタリアで毎度おなじみ修復工事中です(笑)サン・マルコ修道院の中庭。良く手入れされて、いっそうの静けさを感じます。ここサンマルコ修道院はかつてドミニコ会の僧侶たちが修行を積んだ修道院の代表格。美しい回廊に囲まれた中庭にたつと、敬虔な僧侶達の祈リ暮らした、中世の趣が偲ばれます。一階の聖堂参事会室を飾るフレスコ画「キリストの磔刑」1441年ごろ、フラ・アンジェリコは涙を流しながらこの作品を描いたといいます。フラ(僧)アンジェリコ(天使のような)の本名はグイド・ディ・ピエトロといい聖職者が世俗にまみれていた当時にあって敬虔な聖職者として生涯を送った画家。そして、今回ぜひとも見たかったこちらが二階への階段を上ると目に飛び込んでくるフラ・アンジェリコの傑作「受胎告知」アンジェリコが生涯9回も描いている「受胎告知」ですがそれだけこのテーマに対する思いいれの程がわかります。とくに、この絵は神への敬虔な思い示す両手を胸の前で交差するポーズや庭園に楚々と咲く花が清らかな情景を生み出しており画家アンジェリコが絵筆をとる前に祈りを捧げたということが想像に難くない雰囲気をかもしだしています。アンジェリコの仕事中の生真面目な様子が目に浮かぶような気さえします。実はこの美術館でも撮影禁止だったのですが人が少なかったので、写真に撮ることができました。あまりの美しさからとはいえ、決まりを破ってしまい、ゴメンなさい。絵の右側のくりぬかれた入り口はこの建物の2階にずら~っとならぶ僧房の一つ。その一つひとつの壁にも大小のフレスコ画が描かれていました。こちらも現在売店に使っている部屋の壁にさりげなくそして堂々と描かれていたギル・ランダイオ作「最後の晩餐」それにしても、700年近く前の作品がとても良好な保存状態にあることに驚かされました。教科書でおなじみのフラ・アンジェリコの「受胎告知」を観た後に、写真のカフェ?でランチ。棚の上にはアルコール類もありますがテーブルでは皆さん思い思いのランチ(パスタなど)を美味しそうに食べていました。イタリアの普通の人の普通のランチ・・・こんな風にぶらりと入るお店でのフリータイムが旅の楽しさを増してくれます。食後のカプチーノも美味しかったですよ。*****・・・******・・・*****・・・******カプチーノ泡立つミルクふわふわりイタリアに見る夢色に溶けて HANA魔女・詠
2006.10.11
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昨日に続いて、花の都フィレンツェ、シニョーリア広場。彫刻は宮殿の隣、「ネプチューンの噴水」ルネッサンスは人間回帰の時代、この世とは異なる「神の世界」だけを追い求めた時代を経て、ギリシャ神話をベースに、人間の美を賞賛しているのかな~?(15~16世紀ごろに、人間の裸体を美しいだけの理由では表現できなかったのでギリシャ神話をアートすることで、人間をよく見つめ、芸術まで高めたのでしょう・・・ね)こちらは、ミケランジェロの「ダヴィデ像」ただし広場にあるのはレプリカで本物は、アカデミア美術館に展示されています。ただ、このアカデミア美術館、四年前にも観ることができなかったので、自由時間に今回も行ってはみたものの、長蛇の列、それも入館予約のために・・・他にも見たいところはあるし、コレはもう諦めよう・・・と今回も本物のダヴィデさんにはお会いできませんでした、残念。13世紀以降、ここは常に政治の中心舞台であり今もフィレンツェ行政の要。共和国政府の集会所であり、儀式の場。中世自由都市の時代フィレンツェの市民が熱く政治談議を戦わせたこの場に後世彫刻が置かれるようになってから、さながら屋外ギャラリーのようになり、私たち観光客をアートの世界に誘ってくれます。宮殿の直ぐとなりに、憧れのウフィツィ美術館がありコの字型の回廊のような建物。向かって左側が入り口となり、常に入館待ちの長蛇の列ができています。年間数百万人とも言われる来訪者達を魅了しつづけて止まないのは16世紀の権力者メディチ家のプライベートコレクション約4800点。最近のカメラは高性能で、商用に使う人が多くなったので版権の関係でとても厳しくなったそうです。そんなことからも、美術館内は撮影禁止。そこで、上のボッティチェッリの」「ヴィーナスの誕生」は私の持っている本で紹介してみました。どこかで見たことのある絵でしょう?そう、そうなんです、そのくらい有名な絵がいっぱいあるんです、ここにも。ボッティチェッリの「春」画面右の春風の妖精がなぜ青いのか?不気味なほど青すぎる青年像なのかが謎ですが・・・(笑)解説してくれた日本人の現地ライセンスガイドさんに訊ねると「下手だからです・・」と手厳しい解説をこっそりしてくれましたが。そして、今回わたしに衝撃的なほどの感動をくれたのがおなじみダ・ヴィンチの「受胎告知」「マリアよ、あなたは神より恩寵を賜った、あなたは男の子を生むだろう。その子をイエスと名づけよ」新約聖書に記されるこの場面は色々な画家によって数多く描かれていますがそれまでの硬直した表現方法とは異なり、われらが天才ダ・ヴィンチ先生は動きのある構図、卓越の遠近法、臨場感いっぱいの表現で花の一つ一つまで細部にわたり丁寧に描きこんでいます。そのために、ダヴィンチの熱心さは人体解剖もいとわず例えば天使の羽を描くために、降り立つ鳥の様子を研究したといいます。実はこの作品こそが、ダ・ヴィンチが単独で描いたデビュー作といわれています。このことから、「受胎告知」は若い画家レオナルドが聞いた“天の声”だったといえるのかもしれません。以上のことを知るにつけ、現地でライセンスガイドさんの熱心な解説を聞きながら鑑賞すると、私の胸に熱いものがこみ上げてきました。実際この感動のためにだけでも、12時間のフライトは苦になりません・・・ウフィツィ美術館の3階の窓から、ヴェッキオ宮殿の方角を撮影。このポジションは撮影OKでしたので・・・同じく3階の別の窓からはアルノ川に架かるベッキオ橋を眼下に見ることが出来ます。*****・・・******今日の日記は大・大・大好きなウフィツィ美術館のことなので長くなってしまいました。天才ダ・ヴィンチ先生の魔法にかかってしまった!と、お許しください・・・ね。m(_ _"m)ペコリ*****・・・******・・・*****・・・******ヴィーナスの微笑む都フィレンツェの薔薇色の屋根輝く秋の日ダ・ヴィンチの「受胎告知」に透明な天使の声が確かに聞こゆトスカーナの春風となりボッティチェリが描きし画布に万の花咲く HANA魔女・詠
2006.10.10
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旅の3日目の夕方(成田から数えると4日目)、トスカーナ地方をひた走り花の都「フィレンツェ」に向かいます。このあたりに来ると見事に緑が増え4時間ものドライブも窓の外を見ていると癒されます。(もっとも、バス移動中は例外なく爆睡タイムとなりますが)フィレンツェに着いたのは渋滞もあって午後8時頃、私たちの夕食も予定より遅れ気味・・・その上、フィレンツェもバスの乗り入れはかなり制限されており離れた場所で下車(他のバスも同じようでした)疲れ気味の足取りながら、暗くなった路をテクテク20分程歩いてレストランに到着。先ずはパスタを肴に乾杯。(わたしは相変わらずジュースだけど・・・笑)続いて、トスカーナ名物Tボーンステーキ・・・といってもなぜか、この日はポークでした。(笑)デザートを戴いて又テクテク歩いて、バスに乗りホテルへラヴェンナからサン・マリノ共和国観光の長い一日がようやく終わります。翌朝、早速フィレンツェ観光に出発しますがお目当ての中心部(ウッフィッツィ美術館)まで昨晩と同様の徒歩から始まります。写真はサンタクローチェ教会。14世紀末に完成したフランチェスコ修道会の教会でミケランジェロ、ダンテ、マキャべり、ガリレオ ガリレイの墓碑が並びジョットのフレスコ画もあるということです。本当なら、寄って見たかったけれど、残念ながら時間的余裕が無いためにパス。この日も快晴、大好きなフィレンツェ中心部シ二ョーリア広場までのお散歩も気分上々。(以前はもっと近くのヴェッキオ橋の袂で下車できたのですが・・・)いよいよやってきました、共和国時代から政治の中心でヴェッキオ宮殿(写真)とロッシア(回廊)に囲まれた大広場。ここがシ二ョーリア広場、広場にはジャンボローニャ作の「コジモ一世の騎馬像」をはじめ数多くの像が立ち並びます。この広場の直ぐ傍には これまた憧れ尽きぬウッフィッツィ美術館(ヴェッキオ宮殿に繋がってます)があります。この後入館できるはずの美術館にわたしの心は早くもワープ。ワクワク♪な心で、旅半ばの、疲れも忘れるのでした。*****・・・******・・・*****・・・******車窓に観るトスカーナの景色ダ・ヴィンチの空気遠近法のままに暮れゆくモナリザの背後に広がる風景の光と風を求め旅する HANA魔女・詠
2006.10.09
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10月5日の日記でご紹介したラヴェンナからバスで1時間半、ヨーロッパ最古の共和国で現在も世界で5番目に小さな国「サン・マリノ共和国」を訪れました。1700年もの間、異国を拒んだ断崖にあるこの共和国は写真のように細い小路を上るように観光します。独立した共和国とはいえ、私たちは特にパスポートコントロールも受けずイタリアの町を訪れる感覚で行くことが出来ます。面積は61キロ平方メートル、人口3万人弱だそうですがご覧のように、観光客が沢山訪れ、観光立国なのですね。ロープウェイ駅までくるとこんなすばらしい眺望を望むことが出来ます。この画像があらわすように、かなりの絶壁に建国・・・(標高755メートルのティータ山の頂にあります。)こちらが、共和国宮殿。ちょうど、衛兵交代を観ることができました。バッキンガムの比ではありませんが、衛兵は背筋シャンとして、気持ちいいですね。(と書きながら、PC打つ手を休めて背スジをピッ・笑)共和国宮殿の傍にある、サント教会。1826年に建立されたネオクラシック様式の教会ですが、イタリアで訪れる建物はどこも古~いので、とっても新しいものに感じます。(笑)プチ彫刻の森美術館・・・のようなコーナーもありコンパクトながらとても良く整備されています。イタリアジェラードのお店、坂道を登ったり下ったりしたのでこのお店に立ち寄って、ジェラード購入 (^.^)たっぷりよそってくれて、より美味しくいただきました。サン・マリノ観光、プラス、本場イタリアジェラード!とっても☆イタ~りアン☆な午後でした。この後、バスで3~4時間かけて!いよいよ花の都フィレンツェに向かいます。
2006.10.08
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(2006・9・25撮影)今年の我が家の新入生 シュラブローズの「ディスタント・ドラムス」秋の開花。鉢植えで育てていますが、次々とても良く咲いてくれまさに四季咲きの名に恥じません(^.^)(2006・9・25撮影)この薔薇の特徴、あいまいな花色のツートンカラーがグラデーションで楽しめます。ちょっぴり妖しげな(笑)花色は見る人のイメージを広げてくれますね。大人のイメージの薔薇の一つではないかしら?実際のところ、鉢を置くスペースも手狭になってきていますがこのディスタント・ドラムスは、お招きして良かったと思っています。
2006.10.07
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私の庭で、目下ひときわ目を引く白さに咲いている「シュウメイギク」今年はまとまって、きれいに咲きそろってくれています。一輪の花の間から蕾が伸びてなんだか“お出でおいで”をしているよう・・・呼び止めて、何か言いたいことでもあるのかしら?庭で見るときは全体の中の一輪ですが、こうして写真に収めてみると、その一輪の語りかけてくる言葉が聞こえてくるような気がします。秋ですね~*****・・・******・・・*****・・・******秋風にそよぐ真白き秋明菊こちらを向いて語りかけくるたおやかにシュウメイギクの花揺るる透明な風の通り路となって HANA魔女・詠
2006.10.06
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今月末は、ハローウインです。日本ではナカナカ浸透しないお祭りですが(玄関先にディスプレーしているお宅はまだ少数かも・・)花関係の資材屋さんや、お花屋さんでは色んなパンプキンや、魔女の飾り物がいっぱい!そこで、わたしも作って見ました~。実は籠もアケビの蔓のお手製なんです。9月はじめに蔓工芸の講師をお招きして教室の生徒さん達と一緒に一日レッスンを受講。何せ初めてのことで、時間内に製作するのさえ大変でしたが先生の親切なご指導の甲斐あって思い思いの蔓の作品を作ることが出来ました。わたしも、写真の籠をなんとか完成・・・世界で一つのオリジナル・・・季節によって飾り方を変えて大切にしたいと思ってます。今回のアレンジはブリザーブドフラワー、トイパンプキンは生を使っています。「HANA魔女日記」に、ぴったりのアレンジかもね~(笑)******************************************ハロウィーンとは万聖節(11 月 1 日)の前夜祭。10月31日の夜になるとドラキュラや魔女!などに仮装した子供達が家々をまわってお菓子をもらうお祭り。もともとは古代ヨーロッパの先住民族であるケルト人が冬至を祝ったお祭りで 先祖の霊に収穫を捧げ、精霊が現われる日とされていました。ハロウィーンと言えばオバケかぼちゃ!ですが本来は大きなカブだったものがアメリカに伝えられた時かぼちゃの収穫期と重なってハロウィーンはかぼちゃ!が定着したとか。そして、かぼちゃの中にキャンドルを灯します、それは火の力によって悪い霊を追い払うため。ハロウィーンの仮装にも、悪霊除けや先祖や精霊から力を授かるという意味があるそうです。
2006.10.05
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昨日に引き続き世界遺産登録の古都ラヴェンナの旅日記・・・サン・ヴィターレ教会には昨日ご紹介した「アブラハムのもてなしとイサクの犠牲」の他にも旧約聖書のエピソードがモザイク壁画に表されています。こちらは「アベルとメルキセデクの捧げ物」中央には全能の神を表す「神の手」も見えます。このように旧約聖書の有名なエピソードが、ほとんどが文盲だった当時の人々にも容易に理解できるようにわかりやすく描かれ、教会全体が壮大な「絵解き聖書」ともなっているのです。 それにしても、神の手だけが描かれていてユーモラスですね。ほの暗い堂内に、満天の星が降るように感じるガッラ・プラチディアの霊廟をでると八角形のサン・ヴィターレ教会の上にはスコーンと抜けるような9月の空が広がっていてその明るさが目に沁みるようでした。こんなステキな門をくぐりラヴェンナの石畳の公道へ・・・少し歩いて、今来た路を振り返るとこんな感じ・・・テラスで カプチーノでもゆっくり戴きたくなりますが、そこはツアーの残念さで、次々とメニューをこなさねばなりません 気を取り直して、近くのお土産やさんを覗くと金ピカの食器がびっしりと並んだショーケース。ビザンチン様式のモザイク画のイメージですね。他にモザイク製品も数多く並んでいます。こんなショーケースを覗きながらわたしは数枚の絵葉書を記念に購入。ここで、余談・・・以前は旅先から家族や友人にエアメールを出していましたが、今回、私の旅行中にこれまたイタリア旅行に出発する親しい友人と娘達には携帯メールを送りました。友人には、イタリアの気候や、国際携帯電話のことなどを喜んでもらえました。最初、送ったときはそれぞれ、とてもビックリしたようです(^.^)昨年の冬にフランスから 携帯で 時はうまく送信できなかったのですが、今回はバッチリ v(。-_-。)vブイッ♪成田で急に思い立ち、FOMAの携帯を持っていたので簡単にDocomoの海外用 が買えたんです(それもとてもお安く・・・)いつもの番号とメルアドが使えとても便利でしたよ。また、ラヴェンナには故郷フィレンツェから逃亡してきたダンテのお墓があります。写真は路地奥の曲がり角にあるダンテのお墓(1780年に建てられた)年間を通し沢山の参拝客が訪れるようです。1921年以降フィレンツェから遺骨の返還要求があったようですが「だんこ、ダンテは返さない」としているようです。ところでダンテ、読まれたことありますか?私は生憎(恥ずかしながら・・・)読んだことがありません。ラヴェンナで戴いたランチのペンネ。そしてこちらが、骨付きチキンのソティ。なんか小ぶりなので、ひょっとして鳩肉?!なんて日を追って打ち解けてきたツアー仲間とブラックジョークを言いあったりしました。デザートの は、結構甘かったです。タマゴの味も強く感じました。カプチーノはさすが本場、どこで飲んでも美味しかったですよ。ここで余談パート2・・・旅行中は徒歩観光の部分がかなりあって毎日平均3~4時間は歩いたと思うのですが(あるいはそれ以上)結果的に帰宅後体重を計ってみると、ナント1.5キロオーバー、 ガ~ンって感じです。その原因は、やっぱ、毎食のデザートにあったのかもしれません。増やすのは簡単、減らすのは大変なのよね・・・もっか、取り戻すべく、奮闘中です。(笑)
2006.10.04
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昨日ご紹介したイタリアの古都ラヴェンナのサン・ヴィターレ教会の内部ですが(一枚目は昨日と同じ写真)下の二枚は上の写真の中心の部分の天井付近とその下をパチリ。直ぐ上の写真はイエスさまのお若い頃のモザイク画です。少年のようなお顔ですよね(^.^)天井のアーチ型の別な一部には、おなじみのイエス様の成人後のお顔が・・・このモザイクもちゃんと色彩鮮やかでしたが暗いので写真に撮るとうまく色が出ませんでした。あしからず・・・八角系の堂内、左壁面のモザイク画の一部は、西ローマ帝国のユスティニアス帝。同じく反対側の右壁面のモザイク画がテオドラ皇后。金色を背景に人物を様式的に表現したビザンチン様式の傑作。旧約聖書の物語もモザイク画にしてあります。はっとするような色使いに、とても1500年も前のものだとは思えません。床の大理石のモザイクもモダンですよね~。現代のカーッペトや、歩道の柄にも決して引けを取らない・・・というか、この頃の絵柄が現代にそのまま息づいているのね。堂内のモザイク画に圧倒されて教会から出ると直ぐ傍に、ガッラ・プラチディアの霊廟があります。ラヴェンナで一番古いモザイク画を鑑賞できる場所で5世紀に数奇な運命をたどりつつ、ラヴェンナを支配した女性ガッラ・プラチディアの霊廟(墓)となります。天井には。紺色の夜空に瞬く星がモザイクで表現されており写真で美しいブルーをお伝えできないのが残念。金色の箔が沢山散りばめられていてそれは、もう 美しかったです。霊廟ですから、廟内は殆ど真っ暗だったものでモザイクの魅力を十分お伝えしきれないかも・・・この画像から、古代の真摯な祈りが伝わってくるでしょうか。鹿のような生き物も、リアルに描かれていますね。そして、おなじみの唐草模様も見えます。イタリアで見ると、エトロって感じですが・・・(笑)そしてこちらは、なにか物語性のあるモザイク画ですね。あいにく詳しいことは分りませんが、具体的に何かを後世に伝えているのは分かります。この柄は、西陣の織物にもありそうですね~ということは、正倉院柄にありそう・・・かも。そして、こちらの幾何学模様、中華食器の縁取りにありそうな・・・シルクロードは確かに繋がっていたのだと実感します。そして、その文様が現代に伝えられ暮らしに生きているのですね。そう思うと、人類の歴史は長くもあり短くもあり、広いようでも地球は丸く繋がっている・・争いと友愛の異文化交流は長い年月のうちに融合して今に伝わっているのですね~。ツアー旅行中はアタフタと巡っていた感じもありますがこうして、ブログに写真をUPしていくと気づかされることが(正否はともかく)多く、旅行が改めて、私の記憶に折り込まれていく気がします。今日は、写真の枚数が増えましたが、お付き合いくださってありがとうございました。*****・・・******・・・*****・・・******透明な光招いて聖堂を埋めるモザイクきらめきを増すモザイク画の若きイエスのまっすぐな視線に合って瞬時戸惑う急ぎ足で巡りしイタリア古都の旅ブログに記して記憶に刻む季(とき)惜しみ鈴虫高く鳴く夜に旅の記憶をブログに記す歌に詠みブログに綴り記憶とす合わせ鏡のような旅の思い出 HANA魔女・詠
2006.10.03
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昨日のヴェネツィア観光翌日はバスで三時間ほど南下しラヴェンナにむかいます。その途中、トイレストップとしてドライブインに立ち寄りました。お店の中はちょっとしたバールのようになっていて(大規模なところもあり、お土産なども売っている場合が多いです)軽食がいただけます。ここラヴェンナは5世紀はじめの西ローマ帝国と、6世紀にかけての東ゴート帝国の二つの大国の首都だったこじんまりとして、静かな古都。最盛期は5~11世紀にかけてですが540年にビザンチン帝国の支配下に入ったのを皮切りに1509年まで異民族やヴェネツィアの支配下に置かれた歴史を持っています。外敵による支配と奪還が繰り返されるなか町には異文化の影響を色濃く反映する独特のモザイク芸術が花開いたのです。写真は547年に作られた八角形のサン・ヴィターレ教会。教会建築の傑作とされています。眩いばかりの色彩に彩られた内部に比べ、外観は比較的地味ですが・・・これは教会の中庭の回廊、壁には発掘されたとおもわれる石の彫刻などが展示されています。教会内部の大理石のモザイクの床。八角形の教会の内部はこのようになっていて・・・天井にも、色彩鮮やか絵が描かれておりついぽっかりと口をあけて見上げてしまいます(笑)*****・・・******・・・*****・・・******実は今回のツアーを選んだのはこのラヴェンナを訪れることもポイントでした。以前、訪れた長女が感激したというラヴェンナ、一度来てみたかったのです。彼女はフィレンツェから友人と電車でのんびりやってきて小さな町に沢山ある教会をいくつも回ったそうで大いなる感激を味わったようです。この教会だけでも他に旧約聖書の物語を描いたモザイク画が他にもあり、そちらのご紹介は、又明日ということで・・・お楽しみに・・・ね。*****・・・******・・・*****・・・*****異民族の支配の歴史今に残す古都ラヴェンナにカリオン響く侵略の歴史をも美へ昇華してモザイクの星瞬く教会教会のパテオに9月の光満ち異邦人の我をも優しく包む HANA魔女・詠
2006.10.02
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ヴェネツィアといえば、ゴンドラ。やはりゴンドラ遊覧をしないと、っていう感じがありますね。今回はサンマルコ広場の傍の外洋に開けた船着場から乗船。運河の傍にはホテルも沢山ありますがいかんせん昔からのたたずまいですから観光客の数に対して絶対数が足りません。今回のツアーではヴェネツィア近郊泊となりバスで移動してのホテルとなりました。ヴェネツィアの細い路地のような運河を巡ります。本当に狭くて、ゴンドラがすれ違うのがやっとという川幅です。ゴンドラのこぎ手はゴンドリエと呼ばれ青い縞柄シャツの制服?に身を包み熟練の櫂(かい)さばきでスイスイ進みます。10年前はカンツォーネ付きのゴンドラが多かったようですが最近は歌う人が少なくなったのかな~?黙りこくってるゴンドリエだけってのもちょっと物足りないかも・・・写真中央奥に写っているのが「溜息橋」今回の旅程ではヴェネツィアは半日の滞在だけで慌しくも夕暮れの頃は水の都に別れを告げるのでした。私としては納得していましたし、良いのですが初めての訪問なら、ちょっと短すぎるかも、です。さてさて、ここでこの日のツアーの夕食メニュー紹介、いつものように、飲み物オーダーの後、ラザニアが出ました。こちらがメインの舌平目のムニエル。このほかにパンがでます。そしてお楽しみのデザート、ブラマンジュだったように思います。毎日のことですから、ユーロですっかり物価高になったイタリアでなかなか豪華メニューとは行きません・・・(もっとも、そんなに出ても、疲れもあって食べきれないと思いますが・・・)毎度自分で食事をするのも大変ですから、ツアー食事もその都度、おいしくいただきました。今回の日程では、なか7日のうち(旅程は8泊10日)4日間は夕食もつきますがちょうど良い日数だったかなと思っています。
2006.10.01
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