タイ大好き！

じゃじゃーん、 おしゃれな大人って、やーっぱしジャズバーなんじゃね？

いきがってすみません。

本格的に音楽の道に足を踏み入れたのはロック、パンクなあたしだけど、ラップやスカも聴きますし、エンヤやアディエマスでも癒されますし、石川さゆりの声がとっても素敵だと思う。ちなみに生まれて初めて唄ったカラオケは 小林幸子の「思い出酒」 （幼稚園・・・しぶすぎ）。 

タイのロックも大好きだけど、深夜のプレーンルークトゥン番組（タイの演歌みたいな）見て缶ビールも煽るし、モーラムのこぶしに泣きながら焼酎を求めることもある。

ジャズ好きは、そんな奴に「あそこの演奏は最高だぜ！」といわれたところで嬉しくないのかもね・・・え？いや、ジャズはわからないので言いませんよ、そんなこと（自爆）。

でもあたしの場合、 ジャズって雰囲気で聴きたい なあって思うわさ。ジャズ聴くのに「大五郎」はイヤだわね。ジャズ通友は「すごくいいウイスキーをちびりちびり飲みたい」って言ってたけど、そーねー、あたしゃワインかな。

以前からシーロム通りを通ると、その「おっされー」な外観が気になっていたもので、行ってまいりました！ ジャズバーであり、イタリアンレストランでもあるという

「Niu's on Silom」

予約もしていないのに、席はそこそこ座れる雰囲気・・・

「ここどうぞでげす」・・・とびきり気取った従業員が案内してくれたその席はステージかぶりつきの最前列。目があったら照れちゃいそうな距離なので遠慮する3人。

「んじゃ、ここどんぞでげす」

さすが、いい店の店員は違う。笑顔をくずさず、もう一列後ろのすわり心地のよい席に案内してくれたが・・・

えーっと・・・それでもステージ近いんですけど。

「なにのもうっかなぁ～、私達みたいにお酒があんまり飲めない人は、スクリュードライバーとか、モスコミュールをちびちびすすってればいいわよ」

と全くのゲコ（でもちょぴっと飲む）のミニ駐JちゃんはIちゃんにアドバイス中・・・

飛雄馬よ、なんじゃ、そのアドバイスは！と、 一徹並に叫んで、大リーグボール1号用ギブス （古すぎて会話についていけない人が多そうだ）をミニ駐Jちゃんに取り付けようかとしちゃった。

・・・って、そんなにお酒が強くない人はお酒の味があんまりしない方がいいってことなんだよね。・・・というわけで

一徹はギブスは隠した。

あたす、カルーアミルク飲みながらおつまみ食べている人見るだけで、トイレに駆け込みたくなるくらい、 甘いお酒が苦手 なんだけど・・・こんなあたしだって、上京したてのころ、初めて入った居酒屋で（つぼ八） 「ピンクシュワシュワ」 なるまっピンクのイチゴミルクみたいなお酒飲んで「いやーん、大人になった感じ～」って言ってたウブな時期もあったわよ！

「ビールは乾杯の一杯しか飲めないのぉおお。だってお腹いっぱいになっちゃうでしょぉおお」なんて言っていた時代だってあった・・・

時は流れ、今じゃ ビールの大瓶数本ひとしきり煽った後、ワイン1人1本ずつ飲んで逆に喉が渇いて、またビールに戻る って言う邪道なことだって、できちゃうんだぜ、ははん。

おい、おねえちゃんよ、大五郎2リットル入り、持って来いや！・・・と、はっ！ここはおされジャズバーであった。

グラスワインでも飲もうかしら・・・一番安いのがいいなあって・・・

ぎゃーす！一番安くて400バーツ近い！これ２．５杯飲んだらIBIS　RIVER SIDEに泊れちゃう 。

理不尽すぎる。 でもここはジャズバー・・・きっと演奏代よ。そしてとってもいいワインなのよ。

1人でぶつぶつ言いながら、震える手で一番安いワインを指差した。その後店員がうやうやしく持ってきた赤ワインにちょぴっと口をつけてビックリ。

なにこれ？

あまっ！そして、うすっ！これであの値段？悪いがワインの高いバンコクでもボトル360バーツくらい（1000円）のレベルの味 だ。

どれだけぼったくってんだよ！

サイゼリヤのグラス100円のワインの方が美味しい 。

あっ！サイゼリヤって、イタリアから大量にワインを輸入しているので、けっこうお高いワインも酒屋価格で飲めるんだよ！だからハウスワインの100円ワインも、けっこうしっかりしてて、飲めるレベルなんだから。

しょーがないので、そのあんまり美味しくないなあと思ったワインを片手に音楽を鑑賞。欧米人とアジア人の混合チームなんだけど、歌唱力バツグンのボーカルが入ると結構迫力ありすぎて、BGM的ジャズを求める人には厳しいな。

本腰入れて聴く体制の人たちのほうが良かろう。

ちなみにあたしはピアノのにーさんが、あまりにも「もぐら」に似ていたもんで 「もぐもぐ、かわいい！もぐもぐ・・・」 とつぶやき続けてIちゃんのひんしゅくを買った。そんな Iちゃんはとんでもなく場違いなタイミングでカメラのフラッシュをたき、ボーカルのおねーちゃんにメンチを切られていた （爆笑）。

まだまだしゃべり足りなかったあたしたちは、演奏家の皆さんと迫力おねーちゃんには本当に申し訳ないんだけど、1曲ほど聴いて、引きつった笑顔で拍手して、「あの、外の席に行きたいんだけど・・・」とおずおずと店員に申し入れてテラス席へ移動。

まぁああ！テラス席の方が落ち着くわー・・・でもここはいろんなショップやホテルが集まった場所なので、ここでこんなに高い酒飲むなら、バーティゴのこの値段よりもうちょっとだけ安かったグラスワイン飲んでた方がまし？と思った。

いや、演奏目当ての人なら良いに違いない。

というわけでテラスで酔っ払うワレら・・・ あっ・・・酔ってるのわしだけ。

あ、しかしテラスにはなぜか店内の音楽には耳も目もむけず、1人の欧米人女子が一心不乱に食事をしていました。

・・・もっと美味しくて安いところがある気がするよ・・・。こんな高い店の料理をがつがつ食えるってことは相当お金持ってそうですだ。

このバーより前から気になっていたのは同じバーンシーロム内の敷地にある、ここ。The Heritage Baan Silomっていうコロニアル調のホテル。

どこのサイトでもかなりお安めの値段設定（1500バーツから2000バーツ）。以前泊った バーンプラノン に雰囲気が近い気もするけど、この 「ヘリテイジホテル」 グループ、可愛らしいくリーズナブルなホテルを展開しているので、要チェック！ちなみにヘリテイジサトーンもあり、 GLOWトリニティー のすぐお隣。チョンノンシー駅には安くておしゃれで泊りやすいホテルが集結してますぞ！

あれ？結局ホテルの宣伝になってしまった・・・。

Niu's on Silom　

Silom Roadソイ17と19の間　TEL0-2266-5333-4

応援にぽちっと押してください。ランキング参加中～！