タイ好きの皆さんもそうでもない皆さんも、既にご存知かと思います。
タイ国民に愛され、タイの父とも称されるラマ9世、プミポン国王陛下が13日、お亡くなりになりました。88歳でした。
ご高齢の上、何年も入退院を繰り返していたので、さすがに今回の体調不安定報道は、包み隠している感が無く、これは近日中だろうな…とは思っていましたが、大変残念です。
私、この写真が大好きで・・・。自らの力で国中をまわり視察し、多くの国民に声をかけ「開かれた皇室」を実現した王様です。
プミポン国王のカリスマ性っていうのが凄すぎて、本当に亡くなってしまったのかと思うと、もの凄い喪失感。というか…
プミポン国王がいないタイって「タイじゃない」気がするくらい。 それくらいタイ=プミポン国王ってイメージだったし。
少なくともタイに住んだり、タイが好きな人はみんなそう思っているんじゃないでしょうか。
あ、ところでタイ情報なのですが、旅行に行く方。何もかも制限されているうえに、何が起こるか分からないくらい危険、ということはないみたいです。
今後何か制限が増えるかもしてませんが、今のところ「自粛」の範疇のようなので、クラブで遊びまくったり、ゴーゴーバーや歓楽街を楽しみにしている紳士の皆さん以外のおとなしめの旅行の皆さんは、行っても大丈夫だと思います。
例えばバンコクは三大寺院。王宮とワットプラケーオはこれから葬儀関係のもろもろが行われるので、現在立ち入り禁止。
でもワットポーや、ワットアルンは通常通りあいているので観光できます。
飲食店も早めに店じまいしますが営業はしているようです。ただしお酒をお店が自粛して出していない場合もあるようですねー。こればかりは国が制限するのではなく「お店側に任せる」という事なので、行きたいお店に出かける前に電話で聞いてみるのが良いでしょうね。
あ、禁酒日によっしぃが電話をかけまくった時の簡単タイ語をレクチャーしておきましょうか(爆)
「わんにー、きんらおだいまい?(今日飲酒できる?)」
で意思疎通できたので、タイ語ができな人もレッツチャレンジ。まいだーい、は「めだーい」に聞こえるのでご注意を。
バンコクは選挙の時はホテルのバーですら…しかも選挙に全く関係ない外国人なのに飲ませてもらえない、という強制的な意味の分からない悪習がありますが、今回はホテルのバーで外国人がお酒を飲めない、という事はないはず。
あっ、確実ではないですよ。
ホテルが「自粛する」と、決めた場合は、太刀打ちできません。
でも強制ではないし、1か月も外国人に飲んでもらえない、というのは経済的に難しでしょ?こちらも先に泊まるホテルや行きたいホテルのバーにメールで確認しておいた方がいいかもね。
でもどうするんだろう?・・・スカイバーのあるルブアステイトタワーのシロッコとか、ああいう華やかすぎる観光名所みたいなバーは?
あと王宮の近くにあるTHE DECKや「イーグルネスト」はどうなんだろう?
エンタメ性が強い場所に数えられるのかな?
バンコクのファミマが2週間ほどお酒の販売を自粛したようなので「自粛」とはいえ「自粛」の範囲やレベルがこれからどこまで広がるかは想像できません。葬儀の日にちが決まったら、その日は禁酒でしょうしね。
なんせ、プミポン国王は世界一長く王様の座にいた人なので、70年間王様がなくなった時の「自粛」が無かったわけで、近代タイ人にも未知数なわけ。さて、どうしますか、という感じだって。
タイでもどこまで自粛するか、というのはこれから考えていくのでしょうね。
1か月は大音量で音楽が流せないようなので、クラブやライブハウスはお休みかも…。
チェンマイのナイトマーケットやサタデーマーケットは当面の間中止 だそうです。
なんと結婚式まで自粛しろといわれているようですけど・・・あれ?日本から海外挙式で行く人って大丈夫なんだろうか?
タイ人の自粛だから外国人旅行者には関係ない、とは言いつつ
タイの人が心から悲しみ、例え禁止されなくても自主的に派手な行動をとらない中で、外国人が王様が亡くなっている事を知りつつ、ギャーギャー騒ぎながらお酒を飲んでいるのは、さすがにやめてほしい。
日本人のみならず、絶対やっちまいそうなのが土地だけ大国の某国。日本の皆さんはちゃんとふるまいましょうね!
いつもはお酒が飲めないと「えーっ!ありえないんだけど!」と大騒ぎするよっしぃではございますが、今回だけは日本人「自粛ムード」をわきまえた旅行をした方がいいのではないかなー、と思う次第です。
11月の乾期を告げる灯篭流しが名物の
「ロイカトーン」は今年は中止。コムローイ上げが名物のチェンマイのイーピン祭も中止。
更に
1か月はエンタメ色の強い催しは全て中止
になるそうです。
タイと言えばオカマショーやムエタイを見に行く人もいると思うんですが、これはやっているのかなー?エンタメ色が強いからお休みの可能性が強いですよね。行かれる方は事前に必ず確認した良いと思います。
あと年末年始のカウントダウン花火やイベントもないと思います。バンコクのラチャダムリーライトアップもないかもですな。この辺はわかり次第、ご案内できればと思います。ってかまだタイでもどうしようかな?って感じだと思うんで。
もし自分が今旅をするとしたらこんなパターンかも・・・
いいホテルにおこもり型のステイして、プールでのんびり。ランチは影響ないのでうまいタイ料理をたくさん食べて、タイマッサージやスパに行き、買い物して、夜はとりあえずお酒が飲めそうなレストランや食堂をリサーチの上でかけるけど、深酒はせず、町中でぎゃーぎゃーはさわがず、ホテルのバーで大人な雰囲気で飲み、部屋で飲み直す…みたいな。
早寝早起きかな。
ローカルなお店ほどお酒の販売を「自粛」する可能性が高いと思うので、もしかしたらローカル食堂でタイビールをぐびぐびできるお店が少ないかもしれません。もちろん出している店もあるので、見極めが大切ですね。
なにせ13日にお亡くなりになったので、タイの人たち悲しみにうちひしがれてお酒飲むどころではないと思うし、お店の人も「お酒飲む人いるの?」くらい思っているかもしてないけど、1週間くらい経ったら「そろそろ出すか?」「そろそろ会社帰りにあ飲むか」なんてなってくるかも。
日本人経営の居酒屋さんは出していると思います。今回は強制ではないので。
亡くなった翌日の14日はBTSもMRTもいつものように職場に行く人であふれかえっていたけど、おしゃべりする人はほとんどなく、シーンとしずまり返っていたと報道されていました。ご高齢だったことと、入院が長引いていたので、タイ人はある程度の覚悟はできていたようですが、そうだとしても
とてもおしゃべりして笑い合う心境ではないでしょうね。
14日には入院されていた病院からご遺体が運ばれたようですが、沿道は人で埋め尽くされ最後のお見送りがあったようです。
仕事上、慌てていまのタイ人の様子をリサーチしているのですが、ソーシャルメディアのプロフィール写真を真っ黒にしたりモノトーンにして喪に服しているようです。しかも子供や若い人が率先してそうしていますね。
日本だと天皇が亡くなったら、もちろん驚くし悲しみますが
様々なことを自粛したり、国民全員に黒い服を着て過ごすように、という通達は絶対にないと思います。
お酒が売られないこともないし、年齢がばれるけど(爆)昭和天皇の時も、当日・翌日くらいまで大騒ぎになったけど、普通に学校行って、普通の1日で、あとはすぐに元に戻ったと記憶しています。葬儀関係のものはずーっとテレビで流れてたけど、終わったら普通にドラマとかやってたし。 父親は普通にお酒飲んでたし
・・・そう思うと日本の100倍以上の愛ですよね。
あー、ちなみに次に王位に就くことになった皇太子なんだけどー・・・、不敬罪に当たらないレベルで言うと評判が悪い。
これは日本のブログだしはっきり書いちゃうと、とてつもない馬鹿です。
プミポン国王は私も好きですが・・・本当にごめんなさい。はっきり言っちゃうと・・・息子の育て方だけはどうしちゃったのかなあ?間違えちゃったのかなあ、という感じです。
皇太子の行ってきた悪行はタイ人もほとんど知っていて、タイ人だって不敬罪とは知りつつも「すっげえ最悪!あいつが王様になるのはイヤ!」って言う人にしかあったことないです。
「皇太子、さいこー!」っていう人に会ったことないです。
私もタイ皇太子の数々のやらかしちゃったレジェンドを聞いた時は・・・「はー?」と思ったもんです。
娘さんでも良かったんでしょうけど、皇太子が王になるっていうことは
「ほら、こんな馬鹿だから今まで通り軍がついててあげないとダメでしょー?しばらく軍政でいくからねー」
という軍の思惑もあるんでしょうね。
ちなみにタイは民政より軍政の方がよくなったなあ、と思うことが多いし、タイの人もそう思っているみたいですね。
バリバリの軍事国家と違ってゆるやかな軍事国家なので、誤解しないでくださいね。
民政の時はプミポン国王が亡くなったら、めちゃくちゃになりそう、と心配していましたが、デモも起こらず、想像してたより混乱が起こらないのは、
今の軍政の力が大きいからなんでしょう。
ちょっとだけ期待したバーツ大暴落も起こらず。ちぇっ。
今は1日も早くタイ人の皆さんの悲しみが癒える事をお祈りすることしかできません。
そして偉大な国王のご冥福を心からお祈りいたします。
若干失礼なことを書きましたが、日本のブログってことでお許しください(汗)。
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