新年あけましておめでとうございます!
突然ですがタイに行っていました。急きょ決定したのでホテルも直前にゲット、行く場所もばたばた決定…同行者がバンコクをゆっくり見たいということもあり、バンコク、パタヤ、カンチャナブリーとなんかベタなコースになりましたが、まあ、楽しめました。
出発突然にインフルエンザにかかったりと、体調ぼろぼろ。動きまくる友達には少々うんざり気味。更にほとんどぐったりとしていて、はしゃげず、次に行く時はのんびりさせろと釘を刺したりして。
今回は年越しをバンコクで迎えましたが、プミポン前国王崩御の追悼のため、恒例の花火はなし。でも、様々な店でカウントダウンのパーティーが行われ、それなりに華やかな雰囲気でしたよ!
テレビの報道ではプミポン国王崩御時は黒・白の服装でうめつくされていたものの、最近はだいぶ色が戻って来たとのこと。でも・・・念のため黒をはじめ色抑えめの服を持って行き正解。
意外や意外。バンコクはまだまだ黒服の人が多かったです。
これはBTSプラカノン駅の様子。
駅のホーム全員が黒服だったのにはびっくり!これ偶然なんでしょうか?公務員以外はもう黒服を着なくて良いはずなのですが・・・プラカノン駅にこんなに公務員が住んでいるとは思えない…。
MBKやアジアティークにも行ってきましたが、黒白以外の人でも「ど・ピンク」や赤、黄色、といった華々しい色は皆無。グレーやダークグリーン、紺、抑えめの青。そうではない人はトップスか、パンツ、スカートのどちらかを黒にするなど、今まで通りのカラフルなタイ人という感じとは違いました。黒白服以外の人は未だ黒リボンの喪章を付けている若者も多く、予想外。
タイの仕事に関わった瞬間、プミポン国王が崩御するというタイ人の本質に触れる機会に出会い、あまりのタイミングに面食らったまま必死で対応。でも真摯に対応していく中で、こんなにタイが好きだと言いながら、ここまでタイに向き合ったことがあったかな?という貴重な経験だったことに気づきました。この仕事についた時、この時期に、この仕事ができたことを悲しまず、誇りに思おう…。
テレビやニュースの報道でわかってはいましたが、実際タイに到着して、今まで迎えてくれた王様の写真が白黒リボンに飾られているのを見ると、ああ、あれは本当に起こった事だったのか…と複雑な気持ちに。
そんなこともあり、真っ黒な服で王宮にも行ってきました。ちなみに行く途中に乗ったBTSの駅近くのバイクタクシーのおじさん(黒着用)に、笑顔でぺこりと会釈されたのには感動しましたね。きちんと黒を着て弔意を表している事を認めてくれたのでしょう。
何時間も並んで皆さん王宮にいっています。パスポートがあれば弔問に加わることもできそうですが、 私的に…タイ人の本当の気持ちをわからないまま、エセジャーナリストとか見学程度の気持で外国人が行くのは、なんか違う ような気がして、外からご挨拶させていただきました。
この悲しみや敬いは当のタイ人にしかわからないと思うからです。
でも、 こんな私たちにも王宮のスタッフの皆さんがお茶をくださったり、ヌードルや餃子を配ってくれるんですよ…。なんか申し訳ない。記帳できる場所があったので、これは書かせていただきました。
この環境に黒服で外国人がいることに皆さん凄く反応してくれる…とにかく皆さん優しいんですよ・・・感涙。
中にはあほかって言うくらいの派手な服に、首に花を下げて歩いているバカ中国人や欧米人も、物珍し気に 通ったんだけど、こちらは完全に浮いている上に無視されていました。
ああ、黒服持って行って良かった。
でも、雰囲気は崩御後すぐの、テレビで見た悲しみに満ち溢れた様子から「あいさつにこれて良かった」「王様の近くにこれて良かった」という雰囲気の笑顔があり、少しホッとしました。
警察官を始め王宮周囲にいる関係者皆さんが全員、王様の近くにいるので様々な人に親切にしようという積極的な対応をしていて、善意に満ちていたのも感動的です。
地方から来たお坊さんたち、そして多くのタイ人の皆さんが王宮を背景に笑顔で記念写真を撮っていました。少しずつ王様の死を受け入れ、前を向き、もっと近い存在として感じているような…そんな雰囲気に思えましたよ。
ちょっとだけリゾートということで、パタヤにも行きました。ディシュタニホテルでクリスマスを迎えたのですが…パタヤに来ているリゾートタイ人家族の人たちは、バンコクよりは普通の服の色に戻っていましたね。でも派手な人はいませんでした。
バンコクの年越しの観光客は…バンコクに合わせブラックフォーマルでばっちり決めているかっこいい欧米人もいると思えば、真っ赤なドレスの方も。バーでパーティーするというタイ人の若者は、猫耳とか、変なライトをつけてはりきっていましたが、ドレスは黒系が多かったですね。
これからの3連休にタイに行かれる方も多いと思いますが、王宮周辺に行く方は黒い服の方が浮きません。もちろんフォーマルではなくても黒いTシャツであればいいと思います。ワットポーは通常通り入れますし、カオサンあたりから流れてくるリゾートワンピースの欧米人も多いですよ。あと、ワットアルンは残念ながら工事中で、あまり美しくないでーす。
以上2017年最新バンコク服装情報でした。今年も宜しくお願い致します!
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