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去年の「サルと呼ばれた男」に続く、くさなぎ主演時代劇。 綱吉が主人公で、当然のこととして忠臣蔵が出てくる。 このドラマ、時代劇には珍しく、最後に「このドラマはフィクションです」と断りが入る。どんなに史実とかけ離れた時代劇だったそんなことはしないのに。 話の作り方が大胆だからなのだろう。 ところが、見てみると、確かに史実からは大きく離れているのに、実際はこうだったのではないかと思えるところが多い。 浅野内匠頭(陣内孝則)や大石内蔵助(堤真一)など、普通には考えられないキャスティングなのだが、妙にリアリティがあるのだ。吉良が竹中直人というのも「やられた!」と思った。その手があったか! 討ち入りが、赤穂浪士による一方的な殺戮という描かれ方をしていたが、実際のところはこのドラマに近かったようだ。 去年も感心したのだが、映像がいい。 空が映っていたりして画面の中が広々としているのだ。 時代劇の場合、スタジオ撮影が多く、狭苦しい感じがしがちなのだが、そういうことがない。とり方の工夫次第でこんなに開放感のある画面になるのだ。 こういう点は、ほかのドラマ制作者もどんどん見習って欲しい。公式サイト
2004.12.31
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ゴジラ最終作ということで子どもを連れて見に行った。 何も知らずに見に行ったのでビックリの連続。 まず、いきなり“海底軍艦”轟天そっくりの空中戦艦が出てくる。 「まさか」と思っていると、ちゃんと轟天号という名前。 怪獣オールスター総出演だけじゃないファンサービス。 南極での眠りから覚めたゴジラは、アメリカ版ゴジラ、クモンガを秒殺。泳いできたはずなのにたちどころに日本に現れるとカマキラス、ヘドラ、エビラとあっという間にやっつける。 ラドンと、かつて怪獣総進撃でゴジラと共闘したアンギラスはちょっとは踏ん張る。 困るのはキングシーサーがゴジラと闘うこと。「ゴジラ対メカゴジラ」では沖縄の守り神なんだからさあ、沖縄のため戦って殉死っていうのがよかったなあ。 モスラだけはゴジラの味方。フライング・ダブル・ラリアットなどで気を吐く。 と、まあ、怪獣だけでもすごいのだが、出演者にも驚いた。 轟天の艦長がガッシリした白人で、どっかで見た顔だなあと思ったら何とドン・フライ! 声はさすがに声優が吹き替えている。 「宇宙からのメッセージ」のビック・モローを思い出す。 主人公の属するミュータント部隊の隊長が船木誠勝! こちらは声も本人のようだ。昔はフランス語のような発音をする人だったが、トレーニングしたらしく普通の役者のようにしゃべっていた。 こうなったら安生洋二あたりを宇宙人役で出して欲しかった。 パンフレットを買って読んだら、モスラの得意技は「ボンバーラリアット」、キングシーサーは「フライング・シーサーアタック」。 この映画の主要スタッフ、絶対プロレス・ファン。 南極でのゴジラの監視員二人も、どっかでみた顔だなあと思ったらK-1選手。 角田信朗は本人の役で出演。 ほかに、泉谷しげるが猟師のおじいさん役で出演。ミニラと一緒に軽トラックに乗ると、ミニラもちゃんとシートベルトをするのだ。 たしか「ゴジラVSデストロイア」でゴジラ映画は終わりにするという話で、最後に消滅(といっても消滅した後にも「まだ続くぞ」という雰囲気を残していた)していたのだが、今度はどうなるのだろう。 本当に引退か。テリー・ファンクや大仁田厚のような復活はあるのか?「公式サイト」・GODZILLA FINAL WARS@映画生活
2004.12.30
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公開された時、ちょっと心が動いたのだが、見ないで終わってしまった。18年時を経て初めて見た。 千葉真一率いるJACものはずいぶん見た。 真田広之のデビュー作「百道三太夫」も見たし、「吼えろ鉄拳」「燃える勇者」も見た。 新宿コマ劇場でミュージカル「愉快な海賊大冒険」も見た。 JACのトレーナーだって持っている。ものはよくて、袖口が折り返しになってるんだ。 「伊賀のカバ丸」だってロードショウで見たんだぜ。 閑話休題。 映画そのものは単純なストーリー。 実の父である家光に嫌われ、家光から殺せという命令が出ている竹千代(後の家綱)を、日光から江戸まで送り届ける仕事を請け負った、緒形拳率いる特殊技能集団と、竹千代の命をねらう千葉真一率いる武士と忍者集団との死闘。 これだけ予想できるように、竹千代を守る側は一人ずつ壮絶な死に方をしていく。 アクションはJAC色満載。 斬り合い、爆破シーン、段がいからの飛び降りと、体を張ったアクションの連続。 谷を渡るところだけ合成なのが残念だが、それ以外は生身の体でここまでやるか、と、驚く場面が多い。 JAC色だけなら「ああ、東映のJAC映画だなあ」で終わってしまうところだが、「少林寺」の胡堅強が出ているのが新鮮。棍を使い、酔拳を見せ、綱[金票]、三節棍と見せ場が多い。この人を入れたのは大正解。 どう見ても日本じゃないだろう、という風景の場面もあり、アメリカで撮影した部分も多いようだ。 忍者アクション、西部劇風、東映時代劇と一粒で三度おいしい映画のはずなのだが、最後の江戸城での愁嘆場などがくどいのが欠点。 「柳生一族の陰謀」の夢よもう一度、ということだったのだろうが、興行成績はどうだったんだろう。 この映画の頃には、真田広之や志穂美悦子はJAC映画は卒業していて、残念ながらスター不在の映画になってしまっている。 緒方拳は悪くないし、丹波哲郎や松方弘樹も出ているのだが、若い人を引きつけるスターとは言えまい。 これが20年早く作られていたら日本中ビックリの大ヒット作になっていただろうに。 「里見八犬伝」から6年。千葉真一とJACの最後の輝きとなる映画だったのだ。・将軍家光の乱心 激突@映画生活
2004.12.29
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昨日から一泊で帰省してきた。 デジタルカメラで撮った子どもの写真をつかって作ったカレンダーがおみやげ。 孫の写真なので喜ばれる。 年寄り夫婦の二人暮らしで「振り込め詐欺」が心配だが、そういう電話がかかってきたことはないという。 ところが、架空請求のハガキは来たというのだ! あきれちゃうね。 実家はインターネットなんて全く縁がなくてパソコンすらないのに。
2004.12.28
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今まで年賀状作成には「筆まめ」を使っていたが、ソースネクストのポイントで「宛名職人」をダウンロードして使ってみた。 「筆まめ」の住所を移すのも簡単にできた。 「宛名職人」といっても宛名印刷だけのソフトではなく、はがきの裏面もちゃんと作成できる。 イラストもたくさんついていて、無料ダウンロードできる素材も多い。 年賀状作成だけならこれで充分。 ダウンロード販売なら1980円。 ただ「筆まめ」が値段が高い分だけ優れているのは、カレンダー作成機能があること。 デジタルカメラで撮った写真を使ってカレンダーを作るのに便利。
2004.12.27
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テレビ東京で毎週日曜日午後6時半から放送されていた「世の中ガブッと!が終わってしまった。 テレビ東京の番組なので、放送されていなかった地域も多かったろう。 調べたら2002年10月20日から放送していたのだが、初めて見たのは、2003年2月16日放送の「すごいぞ江戸!」 新聞のテレビ欄で江戸時代のことを取り上げる番組があると知って見た。 それから何となく毎週見るようになった。 夕食後、何となくすることがない時間帯だったのもよかった。 高木美保とエネルギー(森一弥と平子悟のコンビ)がレギューらで、毎回毎回違うテーマを取り上げる。 年金だったり、環境問題だったり、遺伝子組み換え食品だったり。 そういうことを取り上げる番組はほかにもあるのだが、この番組のいいところは、「こうするのが正しい」「こうすべきだ」「こうしろ」という姿勢がないこと。 「こういう問題があるんだ」「こうしてみたらどうだろう」「こういう考え方も、違う考え方もある」というふうに、後は見る側の判断だ、自分の頭で考えよう、という作りになっている。 東京電力が主要なスポンサーだったが、スポンサーの意向で取り上げているようなテーマはなかった。強いて言えば、Vol.101「どうしたら増やせるの?新エネルギー」ぐらいか。 エネルギーの二人はそれまで見たことがなく、コンビ名からして、この番組のために作られたコンビなのかと思ったが、ずっと前から仕事をしていたそうだ。知らなかった。最終回ではこの番組のオーディションで受かって出演が決まったと言っていた。 強烈な個性があるコンビではないが、嫌みなところがない。地道な仕事をこなしていくタイプだろう。がんばれ!
2004.12.26
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14日に放送されたものをやっと見た。 いやあ、なつかしい。 レギュラー陣はそのまま。寺島しのぶは貫禄がついて、いかにも道場のご新造という雰囲気になった。袴姿ではないせいか、立ち回りは不自由そうだった。 話は仇討ちがらみ。 簡単に言ってしまえば、秋山親子が仇討ちの助っ人になる。 益岡徹が途中までは敵を捜す少年の後見人。 かつての「はね駒」のしんのすけさんも中年になりました。 仇討ちの場面、正式な仇討ちなので、奉行書の立ち会いがあったりするはずなのだが、そういうものはなし。 まあ、お話だからこれでいいのだ。 敵役は山田純大。おお、石坂黄門の時から格さんになった人だ。ちゃんと敵役の表情ができるのがえらい。 どうやら、時代劇はできる人とできない人、というか、とけ込める人ととけ込めない人がいるようだが、この人はとけ込める。 彼にかかわる二人の女性を演じた女優もとけ込んでいた。 蟹江敬三を久しぶりに見たが、老けたなあ。 本田博太郎は作りすぎ。 こういうのを毎週とは言わないが、三ヶ月に一回ぐらいは放送してくれないかなあと思ったら、新年早々にまたあるそうな。 うれしい。公式サイト
2004.12.25
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「言いたいことがきちんと伝わる50のレッスン」(著者:平木典子|出版社:大和出版) 副題は「話し上手になれる本」。 「話し方」と言っても「言葉の使い方」ではない。 具体的な言葉遣いとしては『「……すべきである」ではなく「……したい」と言おう』という章があるくらいで、「こういう場合はこう言え」という指南書ではない。 では何が書いてあるのかというと、どのようにものを考えるのがいいか、さらには、どのように生きるのがいいか、ということが書いてある。 たとえば、何かに誘われて「ノー」と言えない、ということがある。 「ノー」と言えないのは、その人の生き方に起因している。言葉遣いではなく、生き方を変えないと、率直に「ノー」とは言えない。「ノー」と言える生き方をしましょう、と説く本なのである。(あからさまに「生き方を変えよう」とは書いてないが) この本に書いてあることが、一度読んだだけて身に付くわけがない。 書いてあるとおりにしたいと思ったら長い時間をかけて自分を変えて行かなくてはならないわけだ。 折に触れ所々を拾い読みするのがいい本だ。
2004.12.24
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今週発売の「週刊ゴング」に選手名鑑がついていた。 プロレスラーっていっぱいいるんだなあ、と思いながら見ていたが、試合を見たことのあるレスラーで載っていない人もいた。 たとえば愚乱浪花。 怪我で休業中ということだったがどうしているのだろう。 レスラーとしては引退してしまったのだろうか。 大量離脱後の全日を支えてくれたレスラーの一人なのに。 大量離脱後の興行といえば2000年7月23日の武道館大会。 第2試合はSHINOBI VS SHIIBA。 この二人の名前もない。 SHIIBAはその後シリーズ参戦したこともあったのだが。 違う名前でプロレスを続けているのか、海外を拠点にしているのか。 ああ、団体とレスラーが多すぎる。
2004.12.23
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という読売新聞の記事。 前に「R.C.C 債権回収機構」で、ありもしない債権を架空の会社が制してきた例を書いた。これは全く効力のない請求書なので無視するのが一番。 その一方、その記事に、無彩~さんがトラックバック先で「新手の架空請求詐欺」と書いていように、無視できない詐欺が増えてきている。 記事の中身を熟読し、気をつけよう。 なお、国民生活センター」にも具体的な事例を挙げての説明があるのでよく見ておこう。
2004.12.22
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今日の毎日新聞の「めでぃあ&メディア」欄は、奈良での女児誘拐・殺害事件をめぐる取材、報道のあり方について取り上げていた。 被害者の父親が過剰な報道等の自制を求めたことを受けて、奈良県新聞通信放送連盟「木曜会」なる組織が、自制に動いたそうだ。 意地悪な見方をすれば、自制を求めなければ過剰な取材合戦を続けて家族を苦しめるつもりでいたわけだ。 また、毎日新聞では、「実名を繰り返し掲載することが被害者をさらに傷つける」という配慮から、実名報道をやめ、写真の掲載もやめたという。 最初から実名も写真もいらないとは思わないのが不思議だが、まあ、少しは考えたということで、何も変えないよりはいい。 と思って一枚紙面をめくると、次の面の下段には「サンデー毎日」の広告が載っていて、何と、実名が見出しにあり、写真もついている。 しかも見出しの一つは「なぜ、この家族が標的にされるのか、5つの謎解き」だ。 自分たちのしていることに矛盾を感じないのだろうか。 あれほど他社には厳しい新聞は、どうしてこうまで身内には甘いのだろう。
2004.12.21
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大映オールスター出演の豪華な忠臣蔵。164分という大作。 松の廊下の刃傷から討ち入り後の引き上げまでを描く。 寺坂吉衛門がどうのこうのというのはない。 内匠頭は市川雷蔵、内蔵助が長谷川一夫。 鶴田浩二や京マチ子が若い若い。 出演者が豪華なばかりでなく、セットも広い。ほとんどスタジオ撮影なのだが狭さを感じさせない。 また、吉良の邸でも浅野の邸でも腰元が一杯ならんでいるのがいい。現実にはどうだったか知らないが、座敷の端から端まで並んでいると豪華さがます。 見て「あっ」と驚いたのは、先日テレビ朝日で放送した「忠臣蔵」に、これを元にしている部分があったこと。 源蔵が兄の羽織に別れを告げる場面、下女とのやりとりが全く同じせりふ。 映画では、討ち入りを知った兄が、下女に「弟がいたら、大きな声でそれを言いながら帰ってこい」ということを指示する。だから触れ回るような声を出して帰ってきたのか。テレビだと、なぜあんなに大声を出して帰ってくるのかはわからなかった。(テレビでは下女は矢沢心。好演) かといって、すべてを細かく描いているわけではない。大作映画でもそれは不可能。 観客が忠臣蔵はどういう話か知っていることを前提にしている部分があり、誰がどの役をやるかという興味で客を引き寄せた部分が大きいのではないだろうか。その点は歌舞伎に近い。 映画に力があった時代だ、ということを感じさせる大作である。
2004.12.20
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昨日書いたように、休日には、七輪でご飯をたいたり、肉を焼いたり、焼きうどんを作ったりと楽しんでいるが、昼間から酒を飲んでしまうのはよくないかも。 でも、飲みながらの方が楽しい。 その分、極力平日は飲まないようにしているから、ま、いいか。楽天ブログランキング←クリックしてください 楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へどうぞ。
2004.12.19
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「七輪生活」の続き。 七輪でご飯を炊いてみた。お米と水は1対1の割合。お米は水につけておくこと。 飯ごうの中の水分がなくなったら飯ごうを火から下ろしひっくり返して10分間むらすとできあがる。 ご飯を炊くついでに日本酒の燗をつけてみた。 アウトドアセットについていたヤカンでお燗。これまたちょうどいい。 飯ごうの脇にあるのは、長ネギのぶつ切り。 長ネギって、ただ焼いただけで甘みが出ておいしいのだ。楽天ブログランキング←クリックしてください 楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へどうぞ。
2004.12.18
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馬場さん七回忌興行にハンセンら参加という記事を見てジャイアント馬場記念館を見に行ったら、なんと、参加選手の中に相島勇人の名前が! 懐かしい! 元気でいるのだろうか。 以前「ヒマツブシTV」というのがあったときに、川田興行に相島を呼んで欲しいと要望したら、渕は前向きだったが実現しなかった。 大量離脱後、全日の興行を支えてくれた選手の一人だ。 決して強くはないけれど、精一杯の試合ぶりに声援も多かった。相島を悪く言うプロレスファンはいないのでは。 とにかく好感の持てる男だった。 久しぶりに見ることができる。 時々全日に出ないかなあ。
2004.12.17
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今までいろいろ文句を言いながら見てきたこの番組。 困ったなと思っていたのだが、最終回の2時間スペシャルで大逆転! 面白かった。 事情があって脱落する高田郡兵衛(山下徹大)。彼に対するかつての仲間が冷たいのがリアル。 討ち入り前に死んでしまう者もいる。病で参加できず死毛利小平太(森岡豊)。自堕落な生活の結果として心中してしまう小山田庄左衛門(高知東生)。ちょっと力みすぎで、映画のようだった。 その一方で赤埴源蔵(永島敏行)が兄の羽織に別れを告げるおなじみの場面が一番よかった。兄の家の女中が矢沢心で、彼女がけっこういいのだ。決して美人ではないけれど明るくて愛嬌がある女中の見本。 岡野金右衛門(要潤)とお艶(前田愛)は、引き上げの途中、無言で見つめ合うだけ。ほかのところがせりふ過剰だった分、引き立って見えた。 考えてみると、娘の好意につけ込んでまで吉良邸の絵図面を手に入れたのに、寝所を見つけるまでにずいぶん手間取っていて、あまり役に立ったように見えないんだよね。どの忠臣蔵でもそうなんだけど。 開局45周年記念ドラマということで力を入れるのはいいけれど、ベテラン俳優が力みすぎ。若い人の方が自然だった。 要潤と矢沢心は、時代劇に出たのを初めて見たが、この二人は使える。こういう人たちを育てていこう。
2004.12.16
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漢字と中国人(著者:大島正二|出版社:岩波新書) 漢字の歴史ではない。 中国人が漢字をどのように研究してきたか、という文化史。 どの漢字がどういう意味なのか。 どう発音するのか。 どのようにしてできたのか。 どう書くのが正しいのか。 漢字を巡る疑問に、中国人自身がどのように取り組んできたかを述べている。 実はこの本、入門書として非常によくできている。 『爾雅』『説文解字』『韻鏡』など様々な義書、字書、韻書をとりあげ、それぞれ実物を示して、どのように見るかのということを教えてくれている。 中国人による漢字研究書の解説書なのである。 最後は、現代の簡体字、ローマ字表記についての話になるの。これは研究と言うより改革の話なのだが、こういうこともきちんと述べているところが「漢字と中国人」という書名に偽りなしなのである。 巻末には年表のほか、索引まで付いている。 懇切丁寧な本だ。
2004.12.15
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今年のプロレス大将のMVPは佐々木健介に決定! 多くの団体のリングに上がり、ベルトを巻いたり取られたりの大活躍。 北斗の鬼嫁のキャラクターと中嶋のフレッシュさも一緒になって健介ファミリー大活躍。 去年はどん底で、新日時代の貯金だってあるだろうから経済的に困窮するということは無かったろうが、精神的にはつらかったろう。 全日のリングでも、女をリングに上げるの上げないので、北斗と和田レフェリーがやりあい、北斗対カシンばかりか、健介ファミリー対RO&Dでちゃんとコスチュームを着て試合をして見せた。 今年の健介の活躍があるのは北斗のおかげ。 中嶋も、健介ファミリーの長男になったおかげでさわやかさがアップ。 北斗がタレントとしてバラエティーにも出ているのが、プロレスの話題作りにも役だった。いわば才女なのである。 そう、賞としては話題賞だが、実は、真のMVPは北斗なのだ。 受賞が決まってのてんやわんやは「ファミリー日記」に詳しい。
2004.12.14
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近藤がとらえられてから斬首まで、かつての新選組の仲間たちの動きを丁寧に描いていた。 土方が近藤を助けようとしないところは理由がよくわからないのだが、助けようと斬り込んだりしないということが、近藤の遺志を生かす道だったと言うことなのだろう。 捨助はお調子者らしく斬り込んで死ぬ。新選組隊士としての死を選んだのだ。 勝海舟が土方を諭して北へ行かせたが、この部分は無理がある。近藤が薩長の恨みを一人で背負ったというのは、当時の人の感覚にはないだろう。幕府軍の意地を見せろ、というのも勝手な話。 左之助が死ぬ場面がなかったのはよかった。馬賊になったかも、と思わせてくれる。 一年間楽しく見た。 この記事によると、視聴率はあまりよくなかったらしいが、どうしてだろう。 去年の「武蔵!」より一万倍ぐらい面白かったのに。 ドラマに笑いの要素をいれる、というのは大変なことなのだ。脚本家の技量が並大抵ではないことがわかる。 どうせならかつての「天下御免」みたいにしてほしかったなあ。でも、それじゃ大河ドラマにはならないか。
2004.12.13
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「という記事」。 そうか、リングサイドの子ども、怖くなかったんじゃなくて、泣くこともできなくらいおびえていたのか。 以前から感じていたことだけれど、武藤は今後ベルト争いには加わらず、馬場さん路線を目指していくのではないかと思う。 新たなファミリー軍団を結成し、休憩前に登場して会場をなごませる方向へ行くのではないだろうか。 激しい戦いを続けて選手生命を縮めるより、体に負担のかからない試合で少しで長く現役を続けられるようにして欲しい。
2004.12.12
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1980円というのにつられてつい買ってしまった。 システムになれてないうちは手間取るが、慣れてしまうと面白い。はまるんだよなあ、こういうの。 町を発展させるというコマンドはなくて、徴兵ができるだけ。あとは戦闘の場面で何種類かの命令が出せる。 洛陽や長安などを攻める時は、二つの町からの共同作戦が有効。 面白いんだけど、これをやってるとほかのことをする時間がなくなるのが欠点。 戦闘よりも町作りを楽しみたい人は、「水滸伝 天導一〇八星」がおすすめ シムシティのような町作りが楽しめる。 でも、梁山泊の連中って、人が作り上げたものを横取りするのが職業なんで、地道に畑を耕したりするのは変なんだけどね。
2004.12.11
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頭がいい、といってもいろいろあるが、センスの良さでは小島聡が一番。「こうすれば受ける」ということが瞬間的にわかるレスラーだ。 もともと持っている感覚が鋭いのだろう。 さらに、つねに周りの反応をうかがっているようなところがある。試合中も客席の様子を見ているのがわかる。 この「サトシです」もうまい。さすがだ。
2004.12.10
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世に横行する架空請求のハガキが来た。 こういう内容。(朱書きはもとのハガキのまま)電子消費者契約通信未納利用料請求最終通告書IPコード I3-4****この度ご通知いたしましたのは、貴方のご利用された「電子通信料金未納分」について、ご利用通信会社から委託を受けましたので大至急当機構まで御支払いください。こちら「電子消費者契約民法特例法」上、法務省認可通達書となっておりますので、連絡無きお客様につきましてはやむをえず裁判所からの書類通達後、指定の裁判所へ出廷となります。また裁判後の措置といたしまして給与差押さえ及び動産物差押さえを強制執行させて頂きますゆえ当機構と執行官による「執行証書の交付」を承諾して頂くようお願いすると同時に、最寄りの債権回収業者へ債権譲渡を致しますので後日債権譲渡証明書を一通郵送させて頂きますのでご承諾の上ご返送ください。尚、書面での通達となりますので、プライバシーの保護の為、請求金額、御支払い方法等は、当機構まで至急ご連絡をお願い致します。以上を持ちまして最終通告とさせて頂きます。裁判取り下げ最終期日 平成16年12月*日〒100-0013東京都千代田区霞ヶ関1-4-1 日土地ビル9FR.C.C 債権回収機構 《業務時間》9:00~19:00 休日 (土・日・祝日) 《行政執行課》03-3555-77**(一部伏せ字) 冒頭のところ、「この度ご通知いたしましたのは」で始まっているのに、結びが「御支払いください」で、文が呼応していない。文章は必ず読み直しましょうね。 また、わざわざ「電子消費者契約民法特例法」と朱書きしてあるけれど、これは、うっかり契約してしまうことの内容に、業者が十分利用者に情報を提供する必要があるぞ、というものであって、債権回収の後ろ盾になるものではない。 インターネット利用者を対象にして金銭を脅し取ろうとしているのに、相手がインターネットで調べればすぐにわかるような嘘を書いては芸がない。 こういう架空請求は、前にも来たことがある。 「ついに来たか!」と、仕事が休みの土曜日に地元の警察に持っていったのだが、担当は生活安全課で、担当者は平日の昼間しかいないという。また、架空請求を出しただけでは犯罪として立件できないのだそうだ。残念。
2004.12.09
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5日の全日・両国国技館大会で健介ファミリー対RO&D、5対5イルミネーションマッチに出場した北斗晶。 ちゃんと試合用のコスチュームを着ていて、場内の声援を受けていた。 まさか新調したわけではあるまいし、と思ったら、自分のサイトでコスチュームの話をしていた。 オークションで人手に渡したものを借りてきたのだそうだ。 それにしても、一線を退いて何年もたち、子どもを二人も産んでいるのに昔のコスチュームが着られる、というのには驚いた。 脂肪は付いただろうが、その分、筋肉が減ったのだろうか。それでもあれだけの試合をして見せたのだから立派!
2004.12.08
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昨日の余録は「音の日」から発達障害者支援教育に無理矢理話を持っていっていたが、一カ所、どうにも気になることがあった。「エジソンはまた注意欠陥多動性障害(ADHD)だったといわれる。特定の対象に注意が向くと、他のことを考えられなくなる。逆に見れば、それは目標に向けて自らの行動を徹底する力にもなる。」というのである。 これは不適切ではないか。この表現だと、一つのことに集中し続けることができるように思われてしまう。 ADHDは、一つのことに没頭するとほかのことに気が散らないのではなく、集中しようとしても気が散って一つのことを続けられないのが特徴の一つ。 おそらく何も知らずに書いたのだろう。知らないなら知らないと書けばいいのに。
2004.12.07
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一億三千人のための小説教室( 著者: 高橋源一郎 | 出版社: 岩波新書) 原稿用紙の使い方や辞書のそろえ方な、などという実用的なことを教えてくれる本ではない。 そもそも小説と何か、どのように小説を受け止め、消化し、自分のものとするか、ということが述べられている。 有名な作家の小説をまねすることも勧めており、実際に自分がまねをした実例も挙げている。 もちろん、盗作ではない。見比べればなるほど基本構造は似ているが、全く別のものにできあがっている。 体裁としては入門書なのだが、書きぶりは、読者を楽しませようという精神にあふれている。 言ってみれば、この本自体が一つの小説なのだ。
2004.12.06
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全日本プロレスの両国国技館大会に行ってきた。 終わってみれば、4時間という長い興行。 一番ビックリしたのは、鉄拳が来てネタを披露したこと。 当然プロレスネタで、大受け。事前の告知はあったのかなあ。気がつかなかった。面白かった。 こまかい観戦記は明日まとめる。 以下、印象に残った点。・「論外」では勝てなかったけど健闘。・諏訪間は投げきった。・北斗はちゃんとコスチュームを着てプロレスを見せた。・川田は最後はほとんど意識がなかったのではないか。関連記事。川田3冠V9、三沢超え無敵時代だ惜敗天山「何度でも挑戦し首取る」ゾンビで復活!ムタがMUTA一蹴カズは5度目防衛、1月にはTAKAと
2004.12.05
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というそのまんまのタイトルのページを作成。 なるほど、こうやって図らずもポイントが手に入ったりするからみんな一生懸命更新するわけだ。 みんなが売ろうとすればするほど楽天も儲かるわけだし。 うまいこと考えたなあ。感心。楽天フリマから現金5万円プレゼント
2004.12.04
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干支セトラ、etc.(著者:奥本大三郎|出版社:岩波新書) このところ、先日、神保町の古本屋で手当たり次第にまとめて買った新書を読んでいる。 これも、背表紙だけ見て中身を知らずに買って読んだ。 南方熊楠の「十二支考」のようなものかと思ったら全く違っていた。 軽いエッセイ。著者は、フランス文学研究者で昆虫が大好き。「ファーブル昆虫記」の翻訳も出している。 例えば、「花にヘレナキシタアゲハやアンフリサスキシタアゲハが吸密に来て」(p220)というように昆虫のことも沢山出てくる。 名前を見ても、どんな蝶なのかさっぱりわからないが著者にはなじみのものなのだろう。「吸密」という言葉も世の中にはあるのだ。 このように、十二支に限らず、動物や昆虫にまつわるあれこれを軽い筆致で書いている。 フランス文学に限らす、『西遊記』や『水滸伝』なども読んでいて、知識の幅が広く、文化の差を感じさせることがさりげなく書いてある。 たとえば、『南総里見八犬伝』は「済陽であれば馬琴は絶対に発禁処分に遭っている。古い時代なら火炙りというところ。』(p53)など。 ケンタウロスを「三面ではないけれど六臂」(p23)と言っているが、四本は足なので、やはり二臂ではないか。『西遊記』でも、足は「臂」にはいれていない。
2004.12.03
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という結果に終わった。 意外だった。意表をつかれた。 川田組はというと、「川田組ジャマールのパワーに完敗」だったそうだ。 これから長井はどうするのだろう。新日との契約切れを待って復帰するのか。これで終わりなのか。 全日と新日の関係もなんだかよくわからない。 今回の最強タッグ決定リーグは、新潟の地震で興行が一つつぶれたりして変則的なシリーズになってしまった。 2日、3日と地方大会があって、5日の日曜日には両国大会。通常なら最後の大会場で決勝戦となるところだが、そうはしなかった。 まあ、このほうが、最強タッグが終わってもすぐ次の話題がある、というわけで、メディアに取り上げられる機会は増えるのかもしれない。 今日の報道でも、「武藤、新生ムタでMUTA倒す」という記事もあったし。 まだまだ手探り状態のところはあるが、プロレス不況の中、僅かずつでも上向きでいる全日本。 よくここまで盛り返したなあ。 ところで、世界タッグのベルトって、今でも永田とカシンのものなのだろうか?楽天フリマから現金5万円プレゼント
2004.12.02
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正直なところ、今回は見たくなかった。 永倉と左之助が袂を分かって離れていくのだ。 タイトルが「再会」なのは何とも皮肉。 懐かしい人々との再会の一方で、どうにもならない別れがある。 新選組が甲府に赴くのは勝海舟の命令、ということになっていたが、慶喜の命令説もある。 どっちにしろ、甲府城が無血開城してしまった後に到着したのは、実は幸運だった。もし、甲府城を手に入れていたら、白を枕に全員討ち死にだ。(すでに落城していたというところがドラマではわかりにくかった) 永倉たちが去った後、斉藤一が旗を振って「この旗がある限り新選組は……」と叫んだところは正直言って驚いた。どんどん熱い男になってきている。 土方が洋服を着ていて、構造を説明するところで、土方は沖田と近藤にだけは素顔を見せているというのがよく現れていた。 そうそう、野田秀樹の勝海舟だが、演技がビートたけしそっくりだった。 ついでに、久しぶりに登場のお琴(田丸麻紀)。土方に厳しい言葉を投げかける。土方の心中察するに余りあるが、あれは土方の心の裏側にあった声だと思った方がいい。土方自身が感じていたことなのだ。(公式サイトの登場人物紹介には、お琴は「のちに、京都にまで歳三を追い求める。」なんて書いてあるけど、そんな話はなかったよね。書いているうちに設定が変わってきたんだね)楽天フリマから現金5万円プレゼント
2004.12.01
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