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「来年の7月から‥だった。」来年ということは知っていたが、何月からかは覚えていなかった。それは‥レジ袋の有料化の話しである。「じゃぁ、後7ヶ月か‥」もう1年切った話しになるから、すぐそこにきている話しだったと言っても可笑しくない。プラスチックの件を問題として捉えていたのは、「ガイアの夜明け」である。この番組、結構私の心に刺さることを題材としている。プラスチック問題も、今回初めて扱ったわけでなく、今までも取り上げてきた題材だった。世界では有料化どころか禁止にしている国も、意外に多い。どうやらアフリカの一部では禁止にしているようで、「えっ?日本って遅れているの?」と驚いてしまった。しかし実は、遅れているとか進んでいるという価値観を、そのまま受け止める話ではないことを、その後の解説で知ることになる。日本では遅れている反面、何処よりも進んでいる国でもあるのだ。何が進んでいるのかというと、資源を循環させることが、とても進んでいるのである。アフリカは資源を循環させる技術が無いので、ゴミは垂れ流し状態。その為政府は、全面禁止に踏み切った、ということである。禁止すればゴミは散乱しないわけで、公害問題を断ち切るためには、その方法を取らざるを得ないのである。でも日本は資源を循環させているから、問題無いというわけでない。もっと徹底したやり方をしなければ、日本でもゴミの一部が垂れ流されてしまうのも、現実である。現に私も、町内の「ゴミゼロ運動」に参加して、ゴミが簡単に道端に捨てられていることを、肌身を持って知っている。1時間も回ればレジのゴミ袋は、ゴミで一杯になった。たった1時間しかやらなかったが、一杯になったのである。町内全部をみんなで回れば、どれだけのゴミが集まるというのだろうか‥と考えると、とても怖い話しである。前に確か、大きな亀だったと思うのだが、亀の鼻の穴にストローが詰まってしまい、鼻から血を出している映像を、見たことがある。これも人間が、海にプラスチックを垂れ流した公害によるもので、この世の中に、人間が作り上げたプラスチックのゴミが無ければ、この亀も死ぬほどの苦しみを味わうことはなかっただろうと思う。その亀は人の手によって、鼻からストローを出して助かったのだが‥。人間の身勝手さが招いた、動物虐待である。考えてみると日本のレジ袋はコンビニ等で、たった一つの商品を買っても出されるものだ。勿論、店員さんも「シールで良いですか?」と言われるが、「袋に入れてください」と相手に言われれば、袋を出すわけで‥。これは過剰なプラスチックゴミだと言える。もっと減らしても良いレベルだと思うから、まずは有料にするというところから始めるといったところだろう。プラスチック用品を全面否定してしまったら、困る人や会社関係は、随分と多いだろうと思う。私たちも便利さに慣れてしまったから、そこから多少でも不自由な生活に戻るということには、どうしても抵抗があるというのも、本音である。でも‥それでは地球全体を人間のエゴで汚してしまうことになる。それは私たちが目指す世界ではない。番組では、脱プラスチックに挑む企業を挙げていた。お菓子のキットカットのパッケージが、プラスチックから紙に変っていた。また、セブンイレブンのおにぎりの包装フィルムを、石油から植物由来のものに変っている。企業の意識改革と同時に、私たち消費者の意識改革も、徐々にしていかなければならない。
2019年11月29日
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知り合いが、1ヶ月に3回も転んだ。転んだことを学習していないじゃん~、と呆れつつも、私もこの歳になって足に問題をかかえるようになったから、人のことを問題視している場合ではない。でも、やっぱり1ヶ月に3回は、あまりにも多いしヒドすぎる。どういう歩き方をしているの?‥ということで、一緒に歩いてみた。歳をとると低い段差でつまづく。段差に高低差があれば、目で見た時点で気を付ける。問題はチョッとした、すぐに目で確認できないほどの段差。ひと目見ただけで認識できない段差が問題だ。ということは、足をしっかり上げていないことになる。足を高く上げて歩くことは、もう常識の範囲である。でも本人は足が上がっていると思い込んでいて、実際は上がっていないという事実を、理解していないのである。彼女は私から見るとやっぱり足がしっかり上がっていなかった。それに加えて上げた足を、かかとから着地していなかったのである。つま先のほうが先に地面に着いてしまっていたのだ。どんなことでもそうだが、まずは現状を知ることである。自分の状態を知ることから始まる。次にそんな自分を、ありのままに受け止めることである。現状を見ても受け入れられない人もいる。私が‥そんなはずはない‥と、昔の自分に縛られている人だ。でもそれでは自分の中に変化が起こらないから、次のステップに進めない。彼女はしかし、私の指摘に自分の目で確かめて受け入れた。なので今後彼女は、変化していくことだろう。「歳だから仕方が無い」という考え方‥私は嫌いである。その言葉を使ってしまう人には、使わない方向に考えをもっていきたい。後は正しいクセがつくまで、何十回、いやもしかしたら何百回と繰り返して、自分のモノにしていくことだ。自分の間違った歩き方を正しい歩き方に、定着させることだ。やっぱり怖いのは、誰もが歩けなくなってしまうこと。巣鴨でのインタビューでも、そういう意見が多かった。あっ!これ‥「ガイヤの夜明け」という番組で、靴職人を扱っていたから、思い出したインタビューなんだけど‥。巣鴨の靴に関するインタビューでは、「見た目とかより、履きやすい靴がいい」とみんな声を揃える。「腰の悪い人には、チャンとした靴が必要」という人も居た。靴選びの良し悪しで、腰にまで影響するということなのか‥。考えてみたら私の右足のO脚の治し方も、靴だと先生には言われた。でも一旦靴は考えずに、間違った歩き方をしっかり意識して、今は歩いている。夏のサンダルでは、靴をどうこうしようと思っても無理というものだったから、内股歩きを試みて、自分の体重を頭から直線で支えるような、歩き方を心がけてきた。でもこうなるとやっぱり、靴って重要だよねぇ~。自分の靴底の減り方を見ると、均等に減っていない。きちんとした歩き方をしていないことは、一目瞭然であった。年齢が高くなるほど靴への拘りが強くなる。そぅ、足の重要さが日に日に増して重要になっていくからである。自分の足でしっかり歩いて生きていなければ、楽しさが半減してしまう。行動範囲が狭くなってしまうし、やりたいことも随分減ってしまうだろう。なので正しい足運びで、今日も歩いていこうと思う。今日はバレトン仲間に会える日‥歩くぞ!(^o^)/
2019年11月25日
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月曜日はバレトンの日である。バレトンって分かる?バレトンの「バレ」は、クラシックバレエのことで、特に手の動きはバレエをやっている手のように、動かすことが多い。バレトンの「トン」の部分は、筋肉を整える「トーン」という意味からきてるようで、いわゆる造語‥造られた言葉である。バレエってクルクル回ったり、つま先で立ったりするから、体幹がしっかりしていないといけないよね?だから私的には、体幹を鍛えるのに良いエクササイズだと思っている。発祥の地はニューヨークで、バレエダンサーによって作られたプログラム。どうやら2007年に出来たようで、歴史は浅い。これがまぁまぁの運動量で、冬でも絶対に汗をかくので、水分とタオルは、必要不可欠のものだ。そして、半そで‥長袖は真冬ぐらいかなぁ~。長袖は熱がこもるのでNGだ。一緒に運動している仲間の中には、半分でも袖があったら暑いというので、ノースリーブでやっている人も居る。(゜o゜)私は‥体型を考えると無理!(笑)下に半袖を着て、上にカーディガンを羽織って家を出る。すると目の前で3人が井戸端会議をしている。(マズイ!時間を取られる!)と思ったけれど、もう仕方が無い。会議(笑)に少しだけ参加して、バレトンに急ぐ。いや、その前に向かうところが2ヶ所有り、1ヶ所は役場だ。平日の9時ー17時には、一部のプラスティックゴミと資源ゴミを引き取ってくれる。ペットボトルとか衣類とか、新聞紙、雑誌、牛乳パック、缶、瓶、更には蛍光管や電池類も出せる。会社に行っていた時は、平日のこの時間しか開いてないから、当然ながら使えない‥。なので、通常のゴミ収集の日程に合わせる必要があった。でも今は、好きな時に出せるので、家が片付いてすっきりする。私はバレトンに行くついでに、出していくことが多い。‥と、役場のゴミ置き場にも知り合いが‥。こちらは別の知らない人とお話しをしていたので、私は軽く会釈をして、その場を通過していった。こうやって色々な人に会うと、(私も大治町での知り合いが増えたなぁ‥)とつくづく思う。その後、郵便局へ‥すると、そこにバレトン仲間が声をかけてきた。といっても、私は人の顔を覚えるのが苦手なので、相手が私に声をかけないと、分からない場合が多々ある。バレトンでは、現在30人近く一緒に運動している。記憶力の悪い私に、覚えられるハズが無い。しかも私は最前列に居るので、後ろに誰がいるのか把握できない。そんな私に「一緒にバレトンに行っている者です」と声をかけてくれた。おっ!一緒にスポーツセンターへ行けるゾ!と思っていたら、相手は車で私は歩き‥まぁ、だいたいみんな車で行くよねぇ‥。 ここでズーズーしい私は、車に乗せてとおねだりをする。こういうところはちゃっかりしている私である。そしてすんなりOKをもらって、車に乗り込んだ。なので、井戸端会議で時間をロスしたけれど、結局車で移動したものだから、余裕で間に合ったというわけだ。バレトンが終わったら、いつも私を車に乗せてくれる人が居る。汗をかくバレトンだから、終わるころにはヘトヘトだ。行き(の歩きは)良い良い、帰り(の歩きは疲れているので)怖い。‥というわけで、車に乗せてもらって帰るのである。あっ、でもバレトンの疲れは、心地よい疲れなんだよね~。ヨガ以外で運動しても良いと思ったのは、このバレトンなので、ずーっと続けてやっていきたいと思っている。先生もロシアの美人さんで、私たちをやる気にさせてくれる素敵な先生。良い先生と、良い運動に出会ったと、心から感謝している。
2019年11月22日
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「昔は逆だったよなぁ~」バスの運転手さんのアナウンサーに、突っ込む私。そしてこの現状は、前にもブログに載せたことがある。「バスが停留所に停車するまで、席を立たないでください。」そうそぅ、私の若い頃と真逆のアナウンスなんだよね。昔はさぁ~、「次の停留所で降りられる人は、早めに降車口へお進みください。ご協力よろしくお願いします。」だったんだよね。数十年前は、バスの到着時間を守る為に、速やかな乗り降りを目指していたものだから、バスが走っていて揺れていても、乗り降りするほうを優先させていた。でも、今は停留所に着く前に立ち上がってはいけない。時代が変わって、高齢者が増えたからである。バスには電車のような安定感は無い。どうしたって、右や左にと曲がりくねって走る。名古屋駅に出るまでに、直角に曲がる箇所が2ヶ所有る。私より遠くからバスに乗ってくる人たちは、更に増えるだろう。路線は変わらないが、乗る人の年齢が高くなってきているから、転倒して怪我をする人が増えたからに違いない。せっかちな私は、このアナウンスと戦わなければならない。次で降りることが決まっているのに、じっと座っていることが苦痛なのである。座っていなくても、立っていても、「車内を移動しないでください。」とアナウンスが有る時もある。私のこっそり移動は、どうやらバレてるみたいだ。赤信号が長いところで、上手く移動したと思っているのだが、運転手さんはそんな私を見逃さない。大人一人が動けば、やっぱりバレるものである。(笑)最近は、車椅子の人の乗車も多くなっている。バス自体が、車椅子を運べるように車体を低くしていて、ワンステップで乗り降りできるのだ。勿論どんな人でも利用できるということは有難いことであって、それに異論があるわけでないのだが、どうしても普通の乗車より時間がかかってしまうことが、せっかちな私には少し苦痛になってしまう。私も足を悪くしたり、貧血気味で普通より乗車が遅れることがある。それを考えたら、当然暖かく見守るべきなのだが‥。優しさが足りないねぇ‥私は。エスカレーターも歩く派である。折角自動で運んでくれるというのに、ついつい待っていられないので、片側の空いているほうを歩いてしまう。危ないからやらないほうが良いと知っていても、やってしまう私。待つ大切さも知っているはずなんだけど‥。右足がしっかり腰の上に乗っていないために、膝を痛めてしまったのは、まだついこの間である。足を痛めると、思うように歩けない自分に腹が立ってしまう。ところが、それが歩けるようになると、今度は思うように走れないことに腹が立つ。多分若い頃の自分と、どこかで比較してしまっていて、現状の自分に腹を立てている‥というところだろうと思う。足を悪くするというのも、せっかちな私への警告だと認識しているのだが、つい苛立ってしまうのである。「幾つになっても、私は落ち着きが無いなぁ‥」頑固なお年寄りを見ると、自分はそんな年寄りになりたくないと思うはずなのに、自分の欠点には、なんと甘いことか‥。(苦笑)どうして落ち着いて待てないんだろうねぇ‥。(*_*)1分か2分縮めたところで、何も変わらないというのにね。私には、どっしりと構える精神が必要のようだ。ゆとりのある心を持って、生きていきたいものだ。
2019年11月18日
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一流ブランドバッグが、次々に運ばれてくる会社があった。再生ビジネスについて「ニッポンのミカタ」が取り扱っていたのだが、ブランド品をどう再生して、ビジネスとして生かすのだろうか?送られてくる品物の場所もバラバラなら、取り扱うブランドも色々で、全く統一性が無いのだけど‥。しかも届けられたバッグの数が半端ない‥この日は102個だって!大量のブランドバッグは、全国から届けられたものだという。実はこれ‥レンタルで貸し出していたモノが、戻ってきたと言う。貸し出していたモノ?誰に??この会社はブランドバッグ専門のレンタル会社で、「ラクサス・テクノロジーズ」という会社名だった。例えば‥と言いつつ、一つの黒いバッグを手にする会社の人。手に持ったものといえば、エルメスで買うと110万円もするものだ。これを月々6,800円で借りられるというのである。(@_@。月額6,800円(税別)を買って会員になれば、57ブランド、数にして3万種類のバッグが、レンタル可能になるという。使い放題なんだって!アプリから、借りたいバッグを一つ選んで注文すると、早ければ翌日には、選んだバッグが自宅へ届くという仕組みである。自分でもブランドバッグを持っている人でも、このサービスを使うというから、どういうことだろうか?どうやら行く場所によって、もっと良いバッグを持ちたいという気持ちのようだ。かなり高級な手に出来ないバッグも、月々6,800円で簡単にレンタルできるというのは、自分で買ったブランドバッグが有るにも関わらず、魅力的みたいだ。レンタル品だと、替えたくなったら替えられるというメリットがある。そして自分のものでなくても、身に付けているとその場では満たされる。シンデレラ的な喜びなんだろうかなぁ‥。この会社の魅力は、借りたものに返却期限がなく、いつでも交換が可能だというから、太っ腹なシステムである。気に入ったものは気のすむまで身に付けられるのである。この自由さが女性には大人気のようだ。まだ会社を始めて4年半だというのに、業績は右肩上がり。現在の会員数は2万人で、月会費が6,800円(税別)というから、単純計算でも1ヶ月の売り上げは、約1億3600万円になる。間違いなく儲かっているゾ。^m^それにしてもブランドバッグを3万点も揃えるというのは、コストが滅茶苦茶かかるだろうに‥。と思ったら、仕入れは無料になるのもあるというのだが‥どういう事?その無料で仕入れたバッグというのが、使い古されたバッグなんだって!なんと!一般ユーザーが使っているものを、この会社に預けるというシステムらしい。レンタルバッグの3割は、一般の人から無料で預かった中古品。この会社はそれをクリーニングと補正をして、キレイな状態で貸し出しているというのだ。一般ユーザーから送られてきたバッグは、会社に在住している専門の鑑定士によって鑑定される。バッグが本物かどうかを見分け、傷や汚れなどを確認するのである。現在バッグを預けている人は、およそ5千人。何故ラクサスに預けるのだろうか?預けている人によると、バッグは買った時は高かったので手放せない。でも箪笥の肥やしになっているバッグだから、使い道が無い。ところが貸し出すことで、持っているバッグが日の目をみるのである。また、貸し出すことで、貸し出す側にも充分なメリットがある。そのメリットとは‥。貸し出し中でなければ返却可能 しかも良い状態で返ってくる。何故なら、貸し出すにはバッグの状態を良くしなければならないからだ。ラクサスのクリーニング部でメンテナンスと補修をしてくれるし、更に擦り切れたところは色塗りまでもしてくれるから、返却時には、新品のようになっているというわけだ。ちなみに貸し出したバッグはICチップが埋め込まれるから、盗難や紛失に合わない。しかも更にお小遣いがもらえるというのだ。1日66円の収入なので、1ヶ月で1,980円のお小遣いになる。眠っていた不用品がよみがえってお金を生む。蘇らせて大儲け、知ってトクする再生ビジネスというわけだ。バッグの所有者も、バッグの使用者も、間に入った会社も、全てがウインウインの関係‥全ての商売のコツだと思う。
2019年11月13日
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「知ってるしー」と思って軽い気持ちで見ていたのが、「所さん!大変ですよ」であった。テーマは、台風やゲリラ豪雨が多いこの時期ならではのもの。気圧の変化の激しいこの時期に、体に起こることというのは、「天気痛」である。所さんは初めて聞いた言葉だと言うのだが、健康番組を沢山見ている私にとっては、馴染みの言葉である。高層ビルに上がると気圧が変化するので、そこで頭痛を起こしてしまう人が居る。そういう人たちのことを、「天気痛」と呼んでいるのだ。頭痛はエレベーターの中で起きる。高い塔へ一気に上がると、気圧の変化が起きて頭が痛くなるのだ。だから気圧の変化で頭痛が起きるということは知っている。台風とかゲリラ豪雨の前後は、気圧が大きく変るので、頭痛を引き起こしてしまうのだ。その時に番組に出た患者さんは、今年の台風の多さに辟易していた。更に頭痛だけでなく腹痛も起きると聞いて、私は驚いてしまったのだ。しかし次に来た患者さんに、もっと驚いてしまった。診察を待っている内に痙攣を起こしてしまったのだ。‥痙攣だよ痙攣!見た目にもわかる体の震えを目の当たりにして、止まらない痙攣に、びっくりしてしまったのである。愛知県の長久手市に天気痛の外来があるのだが、そこは1週間に一日だけの診療だというのである。なので初診ともなると、1年半待ちだというから‥言葉が出ない。そういう人たちの為に「天気痛予報アプリ」が、今は有るようだ。それだけ天気痛にかかっている人が、多いということになる。オーストリアでは、天気痛予防が新聞にでているというから、これは世界的に問題とされている病気なんだと思う。実際、日本人だけでも天気痛だと思われる患者さんが、推定、1,000万人居るだろうとのことだった。もう一人、29歳の男性の患者さんを取り上げていたのだが、その彼は病気の症状が酷かった。千葉県に住む建設会社勤務の男性である。月に半分以上の痛みがあり、毎朝起きられずに転げまわっている。目の裏がピキッとする痛みが有るというのだ。酷い時は、普通に立っていることすら出来ないほどである。目に症状が表れるので、最初に行った医者は眼科だった。次にそれで治らないので内科に行く。10ヶ所以上の医者を渡り歩いたという‥診察券だけが増えていく。それぞれの医者で痛み止めをもらうが、根治には程遠い。その時その時の痛みが和らげられるには違いないが、それもずーっと続いて和らぐわけではない。この男性の痛みは、13歳から始まったというから、その症状は筋金入りである。それから16年間、様々な痛み止めを常に持ち歩き、時には痛さのあまり、必要量以上を服用してしまうという。さいたま市に日本頭痛学会の元理事長である坂井医師が居る。坂井医師によると、その患者さんは長年の薬乱用で、「薬物乱用頭痛」となってしまったというのだ。良かれと思って飲んだ薬が、更に頭痛を引き起こしてしまったのだ。彼は元々、偏頭痛と緊張型頭痛を併用した頭痛だけだった。薬の服用でまた別の名前がついた病気を引き起こしてしまったのである。でも偏頭痛と緊張型頭痛が併用しているだけでも、困ることがある。対処法が真逆だというから、厄介なのだ。偏頭痛は血液の流れが拡張してしまっているので、冷やして安静にするという対処の仕方である。それに対して緊張型頭痛は、血液の流れが悪いことが原因なので、温めて揉むことが対処法となる。冷やすことと温めること、安静にすることと揉むこと、全く持って真逆の対処法になる。そういう場合坂井医師によると「頭痛予防ヨガ」が良いというのだ。呼吸が浅いことから頭痛が始まる。だから深い呼吸をすることが有用なのである。また緊張と弛緩‥ヨガは動くだけがヨガではない。動いてから静を感じるという、体の緊張と緩和を追求する運動である。酸素を体に取り入れて頭痛を治していくのである。勿論、痛いまま運動とか深呼吸とかは出来ないので、痛みが有る場合は痛み止めを飲んで、体調が良い時に呼吸法を取り入れて体を動かしていくのである。ヨガは呼吸法を大切にして、緊張と弛緩を繰り返す運動である。体の中に酸素が取り入れられ、体中に血液が巡るのをじんわりと感じる。ヨガは心と体にとって、とても頼りになる運動である。
2019年11月10日
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先週、図書館に行ってきた。何年?‥いや、何十年振りに図書館へ行っただろうか?名古屋市内に7年間住んでいたことがあったのだが、その時は、中区の図書館にお世話になって何度か行ったことがある。更に遡って考えると、学生時代にお世話になった図書館は、名古屋駅と大治町の間にあった、稲葉地図書館だった。ここは大治町の東側にある図書館で、名古屋駅を含む名古屋市内の、中村区管轄の図書館である。それで家に近い稲葉地図書館に行きたかったのだが、ここが移転していたのである。ここの図書館は珍しい造りになっていて、何と!球体だった。私の学生時代としては、中々無い建物の形だった。円の中心に向かって本棚が配置されていて、その建物に入るだけでも、楽しかったという記憶があった。だから移転していると知ってガッカリしたのだが、考えてみればもう半世紀‥昔の建物だし、老朽化しているのだろう‥。移転先は、更に名古屋駅寄りで中村公園内だった。中村公園は、バスを降りて鳥居をくぐり更に数メートル行った場所だ。う~ん、チョッと奥まった場所に移ったんだなぁ‥。なので、他に何処か近くに図書館って有る?と思って調べていると、大治町から南のほうへ行ったところに富田図書館が有った。ここは名古屋市中川区の管轄の図書館である。あらっ?ここなら自転車で行けるんじゃないの?というか、バスは名古屋駅へ行くように東西方向に出ている。南北には走っていないから、自転車でしか行けない。実は稲葉地とか中村公園ぐらいなら、バスに乗らなくても自転車で行けないことはない距離である。但し、橋を二つ渡らなくてはならないのである。‥これが結構大変だ。橋のアップダウンは、筋力が衰えている身には辛い。(*_*)更にその橋の一つは一級河川なので、アップダウンのふり幅が大きいのだ。というわけで楽をしたい私は、行く図書館をこちらに変更した。同じ名古屋市内でも富田図書館は、橋は越さない位置にあるのだ。行ってみると25分くらいかかったが、丁度良い運動である。1階は図書コーナーだが、2階は学習室になっていた。15~20人位の人が学習できるようになっていた。一人机で、ドアを背にして同じ向きで静かに勉強できる状態だ。私は先週の水曜と金曜の午後に行って使わせてもらったのだが、4~5人使っているだけなので、快適だった。土日はもっと使われるのかもしれないが、平日の午後ということもあって、落ち着いて勉強が出来る。その内の金曜日の最初の1時間は、お昼時ということもあって、私一人だけだった。自分一人で一部屋使える‥なんとも贅沢な時間と空間になった。3日の日曜日にセミナーを開催したので、その下準備に図書館を使わせてもらったのだが、今後はセミナー開催関係なく使わせてもらおうと思っている。結局私に余裕が無かったものだから、1階の図書コーナーには、全く足を踏み入れていない。どんな本が置いてあるのかも知らずに、2階を使わせてもらった。近くに感じの良い喫茶店も有ったから、朝モーニングをそこで頂いて、その後図書館という流れもいいなぁ‥。家にいると、いろんなことが目に付いて気になってしまい、机にずーっと座って、何かをやるということが出来ない。まぁ、集中力が無いと言われたら何も言い返せないのだが、周りが気にならない環境を作るのも、一つの方法だと思うので、この際公共の場所をお借りして、集中して勉強をしたい。元々記憶力が悪い上に、どんどん記憶力が落ちているので、環境を整えて、学ぶことに挑もうと思っている。
2019年11月06日
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「嬉しい~、所さんが特集されているよ~」所ジョージの日常を撮ったのは、あの有名な情熱大陸である。所ジョージ、64歳、タレント兼ソングライター、私の大好きなタレントさんである。生まれた年が一緒ということもあるが、一番は私には絶対真似できない生き方をしている人だということだ。私が逆立ちしても‥いや、逆立ち自体出来ないけど(笑)、真似出来ない自由人である所さん。憧れるけど同じ生き方は出来ないし、万が一出来る状況下に有ったとしても、同じ生き方はしない。でも、彼の生き様はずーっと見ていられる。ところで、所さんて怒るんだろうか!?良い意味で、感情が掴めない人である。情熱大陸を見て、彼のその独特な生き方は、やっぱり私だけでなく誰にも、真似が出来ないと思った。彼のガレージ兼事務所兼アトリエは、世田谷ベースという名前で、世田谷に存在していることは、あまりにも有名である。朝の5時半に情熱大陸のスタッフを招き入れる‥まだ真っ暗だ。世田谷ベースでコーヒーを飲みながら、太陽が昇ってくるのをじっと見る‥正に「夜明けのコーヒー」である。空をただただ眺めて1杯のコーヒーを飲む。幸せな時間がゆっくりと流れていく。なんでもない朝日を見るのが楽しいと、所さんは言う。正月を迎える特別の朝でなく、普通に来る毎日の朝日が楽しい。誰よりも得をしたと感じる朝の1時間だと、彼は言う。所さんは今、9本のレギュラー番組を持っている。その中の6本には、番組のタイトルに「所さん」の名前が入っている。私は所さんが大好きだから「所さん」と名前がついていれば、番組の中身関係なく見てしまうが、外れたことが無い。彼は飄々と学ぶのが好き!という感じである。朝日を見ながらコーヒーを飲み終わると、彼のアイデアを活かす作業場に行き、その辺にある物を手に取ると、チョコチョコっと、何かを作り始める。ホンの数分で出来た物は、キーホルダーだった。それをカメラの前にヒョイッと出して、ディレクターに渡す。プレゼントだというのだ。「多分それ、材料費は5円ぐらいだよ」と言いながら、思いついたらすぐ物作り‥。所さんに言わせると、これは趣味というより、サガだなぁ‥。「ふざけて生きようよ」その為の時間と手間を惜しまない所さん。真剣にふざけるのが、所さんである。ソングライターだという所さんは、もう1000曲以上書いている。日常ふと思ったことが、もう曲になっているから曲は増える。そぅ‥、私がこうやって何気なくブログを書くのと、所さんが浮かんだ歌を曲にするのと、多分一緒じゃないかなぁ‥なんて、恐れ多い言動かしら。(笑)所さんは平日ほぼ毎日テレビの収録に行く。その移動はもっぱら自分の愛車で、そして自分の運転である。車中では、もっぱら自分が作った曲を流している。他の音楽は聞かないというから、自己愛が強いかも!?楽屋入りは一人で、マネージャーとか関係者を誰もつれてこない。ヘアーメイクも無しで、持参した服に着替えるだけだ。収録後も誰ともつるまない、真っ直ぐ家に帰る。「僕の人生で一番大事なのは夕飯」と言って、料理を作る時の台所の音から聞きたがる所さん。帰宅時間もチャンと奥さんに報告している。365日中360日は家で夕食をするというから、恐れ入る。孫も含めてガヤガヤとする食事を、所さんは大好きのようだ。所さんは週末畑を耕すようで、土日に仕事を入れないスタイルだ。そんな所さんも、デビュー当時は全く売れなかった。でも個性豊かな所さんを、周りは放っておかなかったのである。日本人は周りを見て、なるべく周りと一緒であろうとする。個性を押し殺して生きている人が、多いように思う。そんな日本人の中で、所さんのような個性豊かな自由人振りは、私だけでなく憧れる人が、沢山居るのではないかと思っている。
2019年11月03日
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