全22件 (22件中 1-22件目)
1

Netflixで配信されて凄い話題の 「極悪女王」のムック本。ドラマを観終えて、もっと当時の事を詳しく知りたい人に格好の本です。当時、会場で生の女子プロを観てた人にもじゅうぶんに楽しめる内容です。超マニアックな人には物足りないかも知れないけど。(表紙はかなりショッキングな写真です)ドラマのデータなどは少ないのですが1980年代の全女の事ならかなり詳しく知る事ができる。写真のチョイスも自分はどれも気に入ってる。ダンプ松本さん、ブル中野さん、アジャコングさん、クラッシュギャルズの二人などのインタビューや解説も興味深く読めた。ドラマを最後まで観終えて感動した人に知ってもらいたい事実など内容も厚く充実しています。YouTubeのジャガー横田公式チャンネル「ジャガーさん家」でもこのドラマについての解説や裏話をジャガーさんがいろいろ語っているので必見です!それとこの前も書いたブル中野さんの「ぶるちゃんねる」は過去の動画を遡ってから観ると「ぶるちゃんねる」の中でのレスラーたちのドラマもあるので必見です。他にも多くの女子プロのスター選手だった方がチャンネルを持ってるので検索してしろんな選手の視点からの当時の話など楽しめます。かなりタブーと言われる事にも切り込んで話してる人もいたりするので新たな驚きも多い。こんな時代が来るとは思ってなかった・・・。不仲で有名だった二人が過去の事は忘れ穏やかに対談してたりして感動してしまいます。このドラマの少し後のスター選手たちのチャンネルも自分の憧れだった選手としてこのドラマの主要人物の事を語ってたりするので凄く楽しめます。(目次を見ても興味深い内容ばかりです)宝塚歌劇のように女子のファンばかりと思われがちですが、宝塚も女子プロも会場に入るとかなりな数の男性がいました。宝塚は全体の1割以下だったかも知れないけど、女子プロは2割以上は男子のファンでした。男子は意外とヒールのファンが多かったと思う。もちろんクラッシュやキューティ鈴木さんなどは男性ファンが多かったけど。井上京子さんとかは男性ファンが多かった印象です。「極悪女王」2回目通して観たけど、やはり感動が大きい。自分もそんなに回数は会場で観てないけど、それでもいろんな会場で観た記憶がある。Netflixはこのドラマのために入ったけど他にもおもしろそうな作品もありそうなので、このまま入ってようと思う。Apple TVとAmazon prime Videoにも入ってていろいろ観る時間はないのですが。Apple TVはアメリカのゴジラシリーズのスピンオフ「モンスター・ヴァース」を観るために入った。シリーズ化されるらしいのでそのまま継続して入ってるけど「モンスターヴァース」以外はまだ何も観ていない。もったいないからNetflixもApple TVも観ようとは思ってるけど、どうしてもレコードで音楽ばかり聴いてしまう。「極悪女王」のスピンオフやシーズン2などあれば最高にうれしい。次はアジャの時代の作品にするとか、他団体が多く立ち上げられてからの女子プロ界の葛藤とか。(1985年発売の女子プロムック本の特典の刺青シール。このシールは水につけて肌に貼るだけ。 でもなかなかしっかりと落ちない。このシールを貼ってる観客もよく見た)(大ブーイングだったけど人気のあった阿部四郎レフリーとダンプさんのカセットレーベル!)」(クラッシュのカセットレーベル)(ジャガーさんと掘さんのカセットレーベル)(これも当時の雑誌の写真。いい写真!)(ドラムボーカルの長与千種さんとギターボーカルのライオネス飛鳥さん)
2024年09月29日

Bruce Springsteenの7枚目のアルバム「Born In The U.S.A.」が発売から40周年を記念して日本独自の企画で発売された「ボーン・イン・ザ・U.S.A 40周年記念ジャパン・エディション」!4枚組の豪華仕様です。Disc 1は「Born In The U.S.A. 40th Anniversary Japan Edition」音自体はこの前のリマスターと同じのように思う。Disc 2,Disc 3、Disc 4は「Born In The U.S.A. TOUR」のライブ盤1985年8月22日 ブルースの地元ニュージャージー州ジャイアンツ・スタジアムでのライブが29曲完全ノーカットバージョン特典が超豪華で1985年来日時の写真集、来日公演のポスターのレプリカ、当時の詳しい資料などのブックレットやピンナップなど。アルバム「Born In The U.S.A.」はアメリカだけで、現在17× Platinum(1700万枚」を突破。今でも売れ続けているアルバムです。全世界では現在3000万枚を軽く超えているようです。最近、各国でアナログ盤が再発になり、その売り上げが凄いようで3500万枚超えてるのじゃないかと想像できる。自分が新譜としてリアルタイムで初めて買ったアルバムは「闇に吠える街」(Darkness on the Edge of Town)でした。1978年の夏、中学生最後の学年だったと思う。そこから遡って「明日なき暴走」(Born to Run)や「青春の叫び」(The Wild, the Innocent & the E Street Shuffle)を買って聴いていった。衝撃だったのは1980年に発売された5枚目のアルバム「ザ・リバー」(The River)でした。本気でハマったアルバムだったので今でもこのアルバムが一番好きです。よりドラマチックな歌詞と多彩なアレンジ。このアルバム発売してしばらく経って来日公演の署名運動が起こった。自分ももちろん署名した。でも、「The River Tour」の来日公演の夢は叶わなかった。本当にこのツアーの時に来日してほしかった。多分、東京は武道館か代々木だと思うけど大阪はひょっとしてフェスティバルホールで観る事ができたかも知れない。まだ大阪城ホールは出来ていなかった。大阪府立体育館だったら最悪だったけど…。「Born In The U.S.A.」の時のような異様なブームじゃなかったし「The River」のアルバムやそれ以前のアルバムからセットリストにもっと多く入ったと思う。「Born In The U.S.A.」から8曲〜9曲はセットリストに入ってたので必然的に以前の楽曲は少なくなってしまう。とか何とか言っても来日公演で2曲目「Badlands」のイントロが流れた瞬間に涙腺崩壊した。大阪では自分がめちゃくちゃ好きな「Out In The Street」が3曲目だったし!「Darkness On The Edge Of Town」「The River」「Prove It All Night」「Thunder Road」「The Promised Land」「Cadillac Ranch」「Rosalita」を生で聴けただけで大満足だった。「Born In The U.S.A.」からの曲はその時はまだそんなに思い入れもなかったので、古い曲が聴けたのがとにかくうれしかった。「The River」からの曲なら歌詞もほぼ覚えて歌えてた。「Sherry Darling」のサビを大合唱で歌いたかった。「♪So you can tell her there's a hot sun beatin' on the black top〜 〜And I got You, and baby you've got me Say, hey, hey what you say Sherry Darlin'」「Jackson Cage」「Point Blank」「Ramrod」「Crush On You」「The Ties That Bind」ももし「The River Tour」で来日してたら聴けたのに。1985年来日公演は京都と大阪で観たけど自分的に一番盛り上がったのは「Cadillac Ranch」でした。生で聴けていると思うだけで泣けたのを思い出す。もし「Jungleland」がセットリストに入ってたら、感動しすぎておかしくなってたかも。一緒に歌いたかった「♪Down in Jungleland〜」(京都はよく観えたけど、大阪はスタンド席の方が良かったなあ。 でも、入れただけで奇跡のようなライブだった)「Born In The U.S.A. 」ももちろんめちゃくちゃ好きなアルバムです。ただ「The River」や「Darkness on the Edge of Town」「Born to Run」そして「Nebraska 」が好きすぎて比べると少しだけ好きな度合いが下になってしまう。その後も「Tunnel of Love」「The Ghost of Tom Joad 」「Magic」「High Hopes 」「Wrecking Ball 」「Letter to You」と「Born In The U.S.A. 」と同等に好きなアルバムが次々とリリースされた。「Born In The U.S.A. 」1曲目「Born In The U.S.A.」2曲目「Cover Me」3曲目「Darlington County」4曲目「Working On The Highway」5曲目「Downbound Train」6曲目「I'm On Fire」7曲目「No Surrender」8曲目「Bobby Jean」9曲目「I'm Goin' Down」10曲目「Glory Days」11曲目「Dancing In The Dark」12曲目「My Hometown」アルバムの1曲ごとの感想とかは何度も書いてるので・・・。でも今回、改めてこのアルバムをじっくり聴いて凄いアルバムだと実感した。Disc 2,Disc 3.Disc 4のジャイアンツスタジアムのライブの感想は今度しっかり書く。1985年8月22日のこの公演は自分が観た大阪城ホールでのセットリストと凄く近いので聴いてるとあの時ずっと震えて観てたのを思い出す。来日してくれないかな・・・ブルースならチケット代が10万円でも行くよ。
2024年09月28日

この企画がある事を知った時からずっと楽しみにしてた作品。この作品のためにNetflixにも入って9月19日の配信日が来た!女子プロレスの話はブログでも何度も書いてて20代の頃は特に観戦にもよく行ってた。音楽だけじゃなく格闘技関係の話もいろいろブログでは書いています。この作品、期待がめちゃくちゃ大きかったにも関わらず、その数倍も期待を上回る素晴らしい作品で食い入るように観た。全話観て2回目また観ている。昨夜、youtubeで長与千種さんの生配信があった。そこでもこの作品の裏話やあの頃の全女の裏話が聞けた。長与さんの人柄の良さに昔から惹かれてたので今日は生配信でいろんな思いを聞けて感動した。この作品にプロレススーパーバイザーとして長与千種さんは参加協力しています!長与さんだけじゃなく「Marvelous」の選手が女優さんたちを手取り足取りでプロレス技や体作りに協力していったそうです。3年前にブル中野さんがYouTubeチャンネル「ブルチャンネル」を開設した。すぐに登録して動画が上がるのを今でも楽しみにしてる。禁断の取り合わせでレスラー同士が出演したり、信じられないような当時の話が聞けたり、女子プロファンには欠かせないチャンネルになっています。ここでもダンプ松本さんや長与千種さん、ライオネス飛鳥さん、そしてマキ上田さんやジャガー横田さんたちも何度も出演して興味深い話をいろいろ聴くことができます。その上、現在の女子プロの状況などもわかる。後輩の堀田祐美子さん、アジャ・コングさん、井上京子さん、北斗晶さんなどもよく出演してて深い話がいろいろ聞けます。そういえば堀田祐美子さんは神戸出身で応援してたのを思い出した。「極悪女王」最高です!まだ今から観る人がどんどん増えると思うので、内容は書かないけど、女子プロレスを少しでも観てた人は絶対に観るべき作品です。まったく女子プロレスを観たことがない人でも感動することは必至です。主役のダンプ松本さん役を演じた「ゆりやんレトリィバァ」は賞賛に値する最高の芝居でした。クラッシュの二人を演じた唐田えりかさんと 剛力彩芽さんの二人も体作りから始めてスタントを使わずにプロレス技を見せる姿には感動でした。(これは本物のダンプちゃんとブルさん)(極悪同盟とクラッシュのこの違いの凄さも魅力的だった)そういえば今日の長与さんの生配信で撮影現場に初めて入った時の話をしていました。リング上で「ビューティ・ペア」役の 鴨志田媛夢さんと 芋生悠さんが「かけめぐる青春」を歌ってる場面だったそうです。その場で長与さんは固まってしまって動けなく涙が止まらなかったと語っていました。もうあの時のキラキラしてた二人にしか見えなくて、その後もビューティ役の二人にはあまり近づけなかったそうです。憧れが強すぎて二人が先輩のように思えてしまったとも語っていました。全日本女子プロレスの闇の部分にも切り込んでいて、上っ面じゃない作品になっています。フィクションだけど、この作品にかなり近い事が実際に起きていたんだと思う。(8年前にマキ上田さんがやってる釜飯屋さんに行ってサインしてもらいました。 その時に少しだけどいろいろ話もできてうれしかった)(「仮面ライダー」とかまったく興味ないんだけど、マキ上田さんが出演した映画版の 「仮面ライダー スーパー1」のDVDだけ買って持っています)(浅草の浅草寺のすぐ近くにある「釜めし 田毎」の釜飯と焼き鳥は絶品です! まだ2回しか行けてないけど、マキさんも気さくに話してくれます。絶対にオススメのお店です!)ブルとアジャ
2024年09月26日

メタルのシングルの棚を整理してたら、こんなシングル盤が出てきた。中学生の時に三宮のレコード屋で買った時の事も思い出した。4枚目のアルバム「Stained Class」1曲目の「Exciter」がとにかく好きでよく聴いてた。アルバムも持ってたけど、この妙な2曲の取り合わせに惹かれて買ったのを思い出した。EPIC系から「Super Hits 2 Series」という洋楽アーティストのヒット曲を2曲収録して売ろうという企画があった。その中になぜか「Judas Priest」も含まれてた。このシリーズを集めたコーナーの中でこのシングルを見つけた事も鮮明に思い出す。「BOSTON」や「Cheap Trick」「Heart」なども同時に発売されてたように思う。自分はこのジューダスのと「ミッシェル・ポルナレフ」の「Super Hits 2 Series」を買った。ちなみに「ミッシェル・ポルナレフ」のカップリングはベタな選曲で「愛の休日」と「渚の思い出」です。この2曲ともブログで書いたと思う。(「Holidays」と「Tous Les Bateaux, Tous Les Oiseaux」)A面「Exciter」「Judas Priest」も好きで当時からよく聴いてましたが、中でもこの1978年春までなら確実にこの「Exciter」が特別好きだった。1978年秋に「Killing Machine」が発売されると自分のジューダスのナンバー1は「Delivering the Goods」になった。それから46年…いまだに「Delivering the Goods」がジューダス・プリーストの楽曲の中ではダントツに一番好きな曲です。2番目は「Exciter」ではなく「Turbo Lover」のカッコ良さに惹かれ続けている。「Exciter」は好きな曲ベスト10には入ってないけど、それでも今でもよく聴く。3番目は1978年当時はそんなに好きじゃなかった「Genocide」です。この1位〜3位は多分死ぬまで変わらないと思う。4位からは「The Sentinel」「Locked In」「Starbreaker」「Jawbreaker」「Out In The Cold」「Night Crawler」「Hard As Iron」の順かな。「A Touch Of Evil」も捨てがたい。人気アルバムの「Screaming For Vengeance」や「British Steel」はなぜか発売当時からそんなにハマらなかった。ちょっとジューダスに冷めてきはじめてた時に「Turbo」が出た。ここで一気にジューダス熱が再燃。音楽雑誌などで貶してる評論家が多かったけど、自分は「Turbo」が出てなかったら聴かなくなってたかも知れない。B面「Dissident Aggressor」(邦題「異端からの反撃」)何でこの曲とカップリングなんだろう?って事に興味持ったので2曲ともレコードで持ってるけど買ってしまったこのシングル盤。約35秒カットして2分30秒に短くして収録。シングルバージョンって事なのか。ロブが「♪ア〜〜〜〜〜〜〜〜〜」って叫ぶ所から。このシングル盤、多分1回しか針を落としてなかったと思う。今日は記念すべき2回目針を落として聴いた。7インチ45回転だとやはり音が良い。「Dissident Aggressor」…こんなカッコ良かったんだと、50年近く遅れての感動。1978年〜1985年頃はアリスにQUEENにメタルにピンク・レディーにユーミンに高石ともやとナターシャーセブンにとライブに忙しかった。どれもチケット取るのが大変なアーティストばかり。やっぱりアリスが一番チケット取るの大変だったように思う。(この1979年のブートが一番よく聴くブートです)
2024年09月25日

日本歌手協会が主催した「歌で元気を取り戻そうプロジェクト 歌の学校」の第二弾で山本リンダさんが登場した。2021年2月27日「古賀政男音楽博物館けやきホール」で開催されました。コロナの真っ只中だったために客席も半分で開催された。山本リンダさんの曲はかなりの曲数をブログで書いたと思う。ほとんどのシングルを書いたかも知れない。ミノルフォン時代の楽曲も好きな曲が多く10代の頃から今でも山本リンダさんの曲はよく聴いています。このDVDはかなり貴重な話をしてくれています。これまでに話さなかった裏話を聞けて感動でした。舞台上はピアノ1台とリンダさんだけ。写真パネルを見せながらリンダさんが生い立ちから現在までを語っていきます。(デビュー曲「こまっちゃうナ」の歌唱指導や振り付けのコツを教えています)(「どうにもとまらない」の歌唱と振り付けの指導)(「狙いうち」はフルコーラス歌唱)歌手になりたいと強く思ったきっかけが「小鳩くるみさん」が日劇で歌っているのを観てからと言う話は初めて聞いたかも。きっとまだ10歳までの「小鳩くるみさん」だったのだと思う。4歳で芸能界デビューしていました。リンダさんは小鳩くるみさんの3歳下で同じ子供が大きな舞台で歌っているのを観て衝撃だったのだと思う。山本リンダさんも10歳の時にモデルのオーディションに受かって子供モデルとして活動を始めます。そして15歳で歌手デビュー。いきなりデビュー曲「こまっちゃうナ」が超大ヒット!その後も「ミニミニデート」「フリ・フリ5」「恋のバンバン」などインパクトのある楽曲を次々にリリース!でも大ヒットにはつながらなかった。カッコいい曲が多かった。当時の最新のアレンジで作られた斬新な楽曲が多い。ミノルフォン時代も名曲の宝庫です。「こまっちゃうナ」の誕生秘話はこれまでにも何度かいろんな場所で語っていました。作詞作曲の遠藤実さんからの質問で「ボーイフレンドはいるの?」と聞かれリンダさんは「こまっちゃうなぁ」と言った所から遠藤実さんはインスパイアされて「こまっちゃうナ」を書き上げたそうです。この話は有名な話です。しばらくヒットに恵まれない辛い日々が続きます。その時をしています。初めて聞く話も多かったので興味深く聞けた。もう少し掘り下げてミノルフォン時代の斬新な楽曲の誕生秘話なども聞きたかった。5拍子の「フリ・フリ5」を初めて聴かされた時の事など話してほしい。そしてキャニオンレコードに移籍してからの話が本当に裏話が多く驚かされた。当時、キャニオンレコードは倒産しかけるほどの業績の悪化時代。親会社のサンケイグループはキャニオンを立て直すように、キャニオンレコード同様にサンケイグループの配下のフジテレビにも司令が下りた。その時に所属している歌手の中からスターを作り上げようと選ばれたのが山本リンダさん!こんな話も初めて聞いた話だった。「どうにもとまらない」の制作秘話は簡単には聞いたことがあったけど、このDVDのようにかなり深く掘り下げた話は初めて聞いた。オケのキーを決める前にすでに都倉俊一さんはオケのレコーディングを決めていた。リンダさんはオケのレコーディングスタジオに行き出来上がっていく工程を聞いていた。そこに阿久悠さんから歌詞が届いた。その歌詞を読みながら口ずさみ、あまりのカッコ良さに涙が止まらなかったそうです。そりゃあのラテンの激しいリズムと、これまでになかった世界観の歌詞、そしてメロディーのカッコ良さ、自分の曲だと思うと泣いてしまうのはわかる。凄いとしか言えない斬新なカッコ良さ。そこから都倉俊一さんの鬼のレッスンが始まったそうです。「絶対に笑って歌うな」「睨みつけて歌え」そしてあの太い声での発声。それまでのリンダさんの歌唱は可愛い声で舌ったらずな感じでした。それが180度真反対の激しく強く歌う事に。レコードでの「どうにもとまらない」はそれでもまだ声が少し細く感じる。テレビで何度も歌って声も太く激しい歌唱になっていった。変身して第二弾「狂わせたいの」では「どうにもとまらない」よりも激しい歌唱でレコーディング。第三弾「じんじんさせて」は前の2曲よりも落ち着いたテンポとリズムですが、歌唱は完全に仕上がっています。どれもこれもカッコいい曲です。そして決定打の「狙いうち」で完全に新しい山本リンダの世界を完成させます。(ちょっと珍しいピクチャー盤「じんじんさせて」)(「燃えつきそう」の衣装も振り付けも斬新だった)この後の流れがめちゃくちゃカッコいいのですが、「狙いうち」までしか知らない人も多く残念。次の「燃えつきそう」は、再び「どうにもとまらない」同様に完璧なラテンソング!この時にもなるとリンダさんの声は太く強くカッコ良さの頂点にたどり着く。そして、その次はさらに激しいナンバー「ぎらぎら燃えて」です。この曲の歌唱はレコードでも凄い気迫で歌っています。テレビで歌う時なんかは、レコード以上の気迫で歌うものだから子供は怖かったかも知れない。「ぎらぎら燃えて」で激しさの頂点を迎えたので、ここでまだ違う手法に阿久悠さんと都倉俊一さんは出ます。「きりきり舞い」はソフトな楽曲でリンダさんの歌唱もソフトに優しく歌う。ミノルフォン時代の可愛さとはまた全然違うソフトさです。次のシングルは「真赤な鞄」この曲はクラシカルな女性コーラスの長いスキャットから始まります。この曲も斬新だった。リンダさんの歌唱は「きりきり舞い」で作った唱法を使っています。この次が「奇跡の歌」です!これは太く激しく歌う唱法と、「きりきり舞い」での歌唱を交互に使うという驚きの歌唱!この曲を初めて聴いた時は凄い!の一言だった。ギランの「No Laughing in Heaven」もびっくりのシアトリカルな世界です。次からは再び激しい路線に戻り「闇夜にドッキリ」をリリース!この曲は激しさに色気と妖艶さを加えてそれまでとはまた違った激しさです。次は「恋は熱烈」です。地味な印象であまり知られていない曲ですが、自分は凄く好きな曲。アレンジも洋楽のようでリンダさんの歌唱もカッコ良さと可愛さを混ぜたようなまた違った歌唱。次の「ウブウブ」は盆踊りに合わせたのか音頭に沖縄民謡を合わせたような明るい楽曲です。この年、盆踊り大会で流れていました。そして!次の「やけどしそう」で昭和のリンダさんの歌唱は完結したように思う。この後も斬新な楽曲のリリースの手を止める事はなかった。「太陽の落し子」「失恋蝙蝠男」「写楽」・・・・演歌っぽい「酒場で」まで何でもありのリンダさん。1990年代の再びリンダブームがやってくる!それまで以上に激しくカッコよく歌唱力もより磨きがかかりどんな曲でも歌いこなせる凄い歌手になった。第三次リンダブームの事は何度か詳しく書いています。同時にシャンソンを歌う活動もしていました。パリ祭では常連の歌手の一人になりました。2012年には再び阿久悠さん、都倉俊一さんの楽曲「恋は花火か 地の雪か」をリリース!2022年に最新曲「明日への翼」も71歳とは思えない激しい歌唱とダンスが最高です!「明日への翼」はもっとヒットしてほしかった。最新曲「明日への翼」のMV
2024年09月24日

フランスのシンガー「Sylvie Vartan」が1978年3月に発売したシングル。1978年といえば日本でもディスコ・ブームが盛り上がっていて、街に流れてる音楽のほとんどがディスコサウンドだったように思う。日本でも「スリー・ディグリーズ」「ドナ・サマー」「ビージーズ」「Earth, Wind & Fire」「アバ」「コモドアーズ」「ポインター・シスターズ」など洋楽ディスコブームでした。そしてフランスの大スター「Sylvie Vartan」も当然のようにディスコサウンドを取り入れる。元々、「シルヴィ・バルタン」はポップス、ロック、ジャズ、シャンソン、ブルースなどジャンル問わない音楽性で有名。A面「Disco Queen」(邦題「愛しのジョニー」)フランス語でのソウル/ファンク、これがめちゃくちゃカッコいい!!アレンジはモロに1977〜78年頃にアメリカで大ヒットしてるサウンドそのものです。19枚目のアルバム「Fantasie」の3曲目に収録されています。このアルバムがまたカッコ良くて、シルヴィ・バルタンの自分が持ってるアルバムの中では一番好きかも知れない。この曲のMVも作られて、男性ダンサー4人との振り付けもきっちり作られていました。1978年だとMVを流せる番組がほとんどなかったために、この振り付けは浸透しなかった。「スリー・ディグリーズ」のように日本のテレビに何度も出演して振り付けをみんなが覚えてディスコでも真似て踊ってる人は多かった。昨年行った「スリー・ディグリーズ」のライブでも観客は振り付けをあの当時のまま覚えててみんな踊ってた。シルヴィ・バルタンはテレビの露出も少なかったので仕方ない。来日もこの曲が収録されてるアルバムのツアーで7回目の来日コンサートツアーでした。この曲は「クラウディア・バリー」も歌っていますが、どっちが先なんだろ?「クラウディア・バリー」のタイトルは「Johnny, Johnny Please Come Home」で邦題は同じ「愛しのジョニー」です。「クラウディア・バリー」のバージョンはコンガのリズムも前に出してラテン色強めのディスコサウンドになっています。B面「SIDERE SIDERAL」この曲はアルバム未収録のシングルB面と12インチシングルでしか聴けなかった曲です。「Disco Queen」と同じくディスコサウンドの気持ちいいアレンジです。この曲もMVらしきものは存在してて振り付けも男性ダンサー4人とで合わせて踊っています。イントロからカッコよくて、編曲自体ならA面よりも好きです。ピンク・レディーのファンクナンバー「マンデーモナリザ・クラブ」のイントロがこの曲のイントロと似てて都倉俊一さんは意識して作ったのかも知れない。
2024年09月23日

イタリアのシンガー/女優の「Gigliola Cinquetti」の日本デビューシングル。「Gigliola Cinquetti」の事は何度か書いていますが、このデビューシングルの事はまだ書いてなかった。日本では「恋よまわれ」と並ぶ有名な曲。自分は日本語で歌った「薔薇のことづけ」(Rose nel buio)が一番好きです。A面「Non ho l'età」(邦題「夢みる想い」)1963年にこの曲でサンレモ音楽祭優勝して日本でもデビューしました。そういえば「サンレモ音楽祭」って毎年、話題になってた。いつの間になくなったのだろうか…と思って調べてみたら、まだやってた。日本の歌手もゲストとして出演していました。この曲は仰々しい感じのイントロが印象的で、イントロを聴くだけで思い出す人も多いのかも。この時、ジリオラ・チンクェッティはまだ16歳。日本のアイドル歌手のような年齢。素直でまっすぐな歌唱と声質の可愛らしさに惹かれる。久しぶりにアナログ盤で聴いたけど、メロディーも美しく素直にいい曲だと感動した。B面「Sei Un Bravo Ragazzo」(邦題「すてきなボーイ」)海外ではこの曲もA面としてヒットしたようです。軽快なテンポのオールディーズの雰囲気も楽しめる。何ひとつ汚れのないような素直な歌唱が新鮮で聞き入ってしまう。このデビュー後、女優としても活躍してアーティストとしても大きくなっていきます。現在も76歳で健在です。2017年に24年ぶりの来日公演も果たしています。(見開きジャケで中は歌詞と訳詞)
2024年09月22日

1977年6月5日の発売されたアリスの3作目のライブアルバム。初の全国縦断リサイタルの初日〜5公演目の新宿厚生年金会館での3月24日〜28日までの公演をライブレコーディングしたものです。(WikipediaやこのCDにも3月25日〜28日と掲載されていて、こう書かれてるものが多く、 新宿厚生年金会館5日連続公演を成功させた事が有名なのになぜ、25〜28の4日間に なってしまってるのだろ?エンドレス・ロードのツアーパンフにも3月24日〜28日と 書かれているのに…。どれかの間違った情報をそのままコピペしてるのだろうか? 5日間連続公演です。ライブレコーディングされたのが25日〜の4日間で24日の初日は レコーディングされてなかっただけなのか、1977年6月5日のLP発売の時点で間違って 掲載してしまったのか。)(エンドレス・ロードのツアーパンフ 表紙)『アリス 特別企画<10年の約束>』そしてオリジナルアルバム10枚とライブアルバム7枚が最新リマスターで発売。ライブアルバム7枚は今回の武道館公演に合わせ9月18日に発売された。また7枚のライブアルバムをこれまでの音と聴き比べたりしながら書くつもり。やはり自分は7枚の中で最初に選ぶのはどうしても1番思い出の深い「エンドレス・ロード」になる。いつかノーカットで発売してほしいと願ってたけど叶う事はなかった。MC部分は30分はカットされてる。神戸や大阪では休憩30分合わせて3時間半以上あった。LP2枚組にギチギチに入れて2時間ちょい。あまりにも溝が狭くなりすぎて針飛びしやすくなっています。3枚組にしてもノーカットは難しいかも知れないけど。休憩時間にもスクリーンに映像が流されていました。今、DVDで発売されてる「アリス・ストーリー」という30分弱のスキー場や砂丘や駅やライブ映像をロードムービー的に16ミリフィルムで撮影した作品。映像が流されているためにトイレに行かない人が多かったように思う。観客もみんな10代〜30代がほとんどで若かったから焦ってトイレに行こうとする人もいなかったのかも。以前のリマスターでは少し気になってたチャプターの切り方も今回のリマスターでは少しだけ改善されているように思う。「忘れかけていたラブ・ソング」や「遠くで汽笛を聞きながら」などカウント部分を曲の頭にするかMCの最後に入れるかで単曲で聴く場合は印象がかわる。ずっと流して聴く場合にはまったく関係ないのですが…。2024年リマスターではカウントからを曲の頭にしています。(第一部の「面影」のあとのMCはライブ盤に収録されている2倍以上の長さがありました)(ブックレットにある解説はなぜか「ピンク・レディー」を引き合いに出してる文章。「ピンク・レディー」のライブにも行きまくってた自分にとっては「知らないくせに」と思ってしまう。 「ピンク・レディー」を貶している文章ではないのですが、異常なブームと人気とは別だとファンは 理解していました。あれはテレビの中の「ピンク・レディー」 「アリス」もテレビと生のコンサートではまったく別なのと同じ事。 「ピンク・レディー」のライブは会場で経験してる人にしかわからない大人の世界があった。 デビューコンサートからすでに洋楽カバーが中心のセットリストでした。 「ピンク・レディー」の二人はもちろん子供人気も絶大でしたが、 それはテレビだけでの「ピンク・レディー」です。ライブでは8割以上を洋楽のソウルやR&Bのカバー。 「ピンクレディー」のライブの経験からドナ・サマーやコモドアーズを聴き始めた人も多い。 コンサート会場というよりディスコ会場のような大人な世界でした。 子供向けの曲なんてオリジナル曲の数曲。二人が歌いたい歌を歌ってました。 客席に子供は2割もいなかったと思う。 1978年に失速したのではなく「ピンク・レディー」は次の夢に向けて凄い先に石を投げただけ。 (ブックレットの解説に1978年に失速したと書かれてたので。1978年12月5日発売の 「カメレオン・アーミー」はオリコンで1位に、そして125万枚売れていますが) 1978年ラスベガス公演から徐々に準備していったアメリカ進出。そしてビルボードでTOP40入り! 最高位37位まで登った。これを失敗だと言う人はアメリカのチャート事情が何もわかっていない。 アルバムも日本人のアルバムとしては最高の売り上げ。日本での活動する期間が少なくなったら そりゃそれまでの異常なブームを継続できるわけない。準備段階で日本での活動内容も変化してた。 人気が落ちたわけじゃなく大阪厚生年金会館でも神戸国際会館でも1979年〜1980年は 4回公演でもソールドアウトでした。もちろん東京でも同じ。 テレビでただで音楽聴くファンじゃなくお金出してライブに行くファンは凄く多かった。 「アリス」もセールス面だけでいうと「狂った果実」「それぞれの秋」「エスピオナージ」と 明らかに売り上げ枚数は減った。 でもコンサート動員数は何も変わらず凄い人気だった。それとまったく同じこと。 アリスもピンク・レディーも異常なブームが去っただけの事です。 もっと「エンドレス・ロード」の内容についてや、 ツアーでのデータやセットリストが少し変わった事などを知りたい。 「エンドレス・ロード」ツアー中のアリスの裏話的な話が知りたい。1曲目の「メドレー: イントロダクション~アリスの飛行船~走馬燈~面影~羊飼いの詩~ブラウンおじさん~“演歌”ブラウン~僕の想うこと~好きじゃないってさ~あなたのために」は今回もチャプターはついていません。約26分を1曲してカウントするのはずっとおかしいと思ってる。途中でMCも入っているのに。プログレのライブ盤で20分ある曲でも区切りつけてチャプターを入れているものが多い。Disc2の1曲目「メドレー: ポイント・アフターの夜~飛び立てジェット・プレーン~熱い吐息~最後のアンコール~もう二度と……」にもチャプターはつけてほしい。これも17分45秒を1曲とカウントしてるのはどう考えても変。5曲ともほとんどフルコーラス演奏してるのに。ここが改善されてるかどうか、期待したけど何も変わってなかった。そんなに面倒臭い事ではないと思うけど。怠慢だとしか思えない。歌詞カードなどの表記も変えないといけないのが面倒臭かったのかもね。「エンドレス・ロード」を観たのは東京5公演を終え、6公演目の4月3日神戸文化ホール公演。(ツアーパンフにも神戸が6公演目扱いになってますが、実は4月2日に西脇市民会館で6公演目がありました。神戸は7公演目というのが正しい。4月2日は行けてないのですが、ひょっとしたらバックバンドなしで通常のコンサートを開催したのかも知れない)5月の大阪公演を3daysのうち2公演と京都公演に行きました。「エンドレス・ロード」の資料や写真は雑誌などにもほとんど掲載されなかった。 2枚組ライブ盤まで出したのだから、もう少し何かあればと思った。(このチラシは、5年目のアリスのプロモーションとして関係者に配られたもの。 写真と文章のバージョン違いのチラシもあります。また今度載せます)(エンドレス・ロードの神戸と公式には削除されてる西脇公演のチラシ)Disc 11曲目「メドレー: イントロダクション~アリスの飛行船~走馬燈~面影~MC〜羊飼いの詩~MC〜 ブラウンおじさん〜MC〜“演歌”ブラウン~MC~僕の想うこと~MC〜好きじゃないってさ ~あなたのために」2曲目「忘れかけていたラブ・ソング」3曲目「ページ99」4曲目「僕を育ててくれたあなたへ」5曲目「矢沢透のコーナー」6曲目「引き潮」7曲目「ハーバー・ライト」8曲目「春雷のあとで」Disc 21曲目「メドレー: ポイント・アフターの夜~飛び立てジェット・プレーン~熱い吐息~最後のアンコール 〜きんちゃんドラムソロ〜最後のアンコール〜もう二度と…」2曲目「ロンリー・ロンサム・ナイト」3曲目「砂の道」4曲目「遠くで汽笛を聞きながら」5曲目「今はもうだれも」6曲目「帰らざる日々」7曲目「さらば青春の時」(第二部からはAliceの電飾が登場!この電飾は1976年クリスマスコンサート時にすでに使ってました 「熱い吐息」を歌っている場面)(「演歌・ブラウンおじさん」を歌っている所。 「♪緑の芝生のその〜中で〜〜〜」のためている場面は後ろを向いてました。 歌い終えアウトロの場面)(「僕の想うこと」を歌ってる場面。ステージ上にちんぺいさんもべーやんも3つ並べられた 椅子に座ってリズムをとっていました)(ちんぺいさんのコーナー。「引き潮」はこの衣装で客席の下手扉から登場)(「引き潮」を歌い終えると下手袖に入って、このコートを着て「ハーバーライト」を歌った)(「ロンリーロンサム・ナイト」を歌っている場面)(「砂の道」では後ろの電飾が緑に)(神戸公演と大阪公演で配布されたパンフレット)(1977年7月22日 高知公演のために空港に降り立った所)(1977年7月22日 高知)(ライブ盤「エンドレス・ロード」の予約特典だったポスター)
2024年09月21日

昨夜は日本武道館にアリスのコンサートを観に行ってきました。久しぶりに行く日本武道館…前回もアリスのコンサートを観るために来た日本武道館。昨年の10月8日にちんぺいさんが亡くなって、あと少しでもう1年経つ。いまだに夢の中の出来事だったような感覚があって、亡くなった事はわかっているけどまだ、いつか生の歌声が聴けるような気がして過ごしてた1年間。いつものように、いつもの仲間たちと武道館へ向かい、いつものように、アリスのコンサートで出会う東京の知り合いとも顔を合わせる。ちんぺいさんがいない事以外は何も変わらないのだけど。9月半ばとは思えない異常な蒸し暑さ。開場18時、開演19時、自分たちは開場時間の15分前に武道館に到着。いつものようにグッズ売り場に並ぶ。まだ開場前なのに20種類以上あるコンサートグッズのほとんどのグッズが売り切れ!びっくりしたけど、人気の凄さが逆にうれしかった。14時に先行販売してたので、その時点で売り切れてたのだろうな。残ってる商品の中から記念なので数点買った。事前に発表されてたグッズの中で白のマフラータオルが一番欲しかったので、それはまだ在庫があったので購入できた。赤のマフラータオルは売り切れてた。客席につくとセンター寄りの席でLEDビジョンも綺麗に見える距離。前過ぎるとLEDビジョンが荒く見えるのである程度、距離がある方がいいように思う。客電が消えると2009年全国ツアー「ALICE LIVE ALIVE 2009 ~I'm home~」のオープニング用に作られた「夏の終わりに」のインストゥルメンタルが流れ出す。それだけで2009年いろんな場所でアリスを観たのを思い出してしまい胸が熱くなった。このあと、ネタバレありなので、大阪城ホールを楽しみにしてる人はここまでで。大阪城ホール公演はWOWOWで生中継もあります。(座席の上に置かれていた無料パンフレット。べーやんときんちゃんの想いが綴られています。)<セットリスト>イントロダクション「夏の終わりに」1曲目「冬の稲妻」2曲目「今はもうだれも」3曲目「BURAI」4曲目「LIBRA -右の心と左の心- 」5曲目「あの日のままで」6曲目「やさしさに包まれて」7曲目「走っておいで恋人よ」8曲目「あなたのために」9曲目「ユズリハ」10曲目「あなたがいるだけで」(きんちゃん)11曲目「それぞれの秋」12曲目「秋止符」13曲目「夢去りし街角」14曲目「涙の誓い」15曲目「ジョニーの子守唄」16曲目「エスピオナージ」17曲目「狂った果実」18曲目「帰らざる日々」19曲目「遠くで汽笛を聞きながら」20曲目「チャンピオン」21曲目「GOING HOME」どのようにちんぺいさんの声とシンクロさせてたのか等の精しい事はまだ書かずにいようと思う。武道館に行けなかった人はセットリストだけ見たとしても想像しにくい曲もあると思う。LEDビジョンに映し出される3人の映像。ビジョンに食い入るように観てて、視線を下げるとちんぺいさんの位置にはマイクスタンドだけ。「あ、いないんだ…」と2時間のコンサート中に何度も同じ事を繰り返してしまってた。1974年春に初めてアリスのコンサートに行ってから50年。10歳代になったばかりだったあの日から活動停止して時期も長くあったけど、3人定位置に並んでるのが当たり前だったステージの上。もっと3人のアリスが観ていたかったけど、アリスの楽曲の灯を消さないように二人で今までライブでやらなかった曲も含めてアリスの曲を歌い続けて、演奏し続けてほしい。1978年春の二人だけのアリスの時のように、ちんぺいさんがいつか戻ってくるまで…と、思いながら年に幾度かでいいのでアリスとしてのコンサートは続けてほしい。二人だけでも何十パターンもセットリストを組む事はできるはず。新曲だって作ってもいいと思う。10月13日大阪城ホールはさらにいろんな事を深く感じそうです。
2024年09月19日

1970年10月発売の「Elvis Presley」の大ヒットシングル。A面「You Don't Have to Say You Love Me」(邦題「この胸のときめきを」)1965年にイタリアのシンガー「Pino Donaggio」が自分で作って歌ったものがオリジナルです。他のシンガーよりも柔らかく甘く歌っている印象でオリジナルが一番好きですが、翌年1966年3月に女性シンガーの「ダスティ・スプリングフィールド」がカバーして歌い世界的な大ヒット。女性が歌い上げるバージョンもまた違った世界に感じられてこれも好きです。その4年後にエルヴィスがカバー。そりゃ、太く甘い声で歌い上げるエルヴィスの存在感の凄さは格が違うって感じです。もちろんエルヴィスのバージョンも凄く好きです。メロディーとリズムの崩し方がカッコ良すぎるし、声そのものがカッコいいのでその迫力に納得させられてしまう。ライブでの歌唱の凄さも強烈。ライブではテンポを少しあげてノリよくアレンジされていますが、聴く側を惹きつける魅力はテンポの速いライブヴァージョンの方が凄いと感じる。B面「Patch It Up」アメリカではダブルA面シングルとして発売され、この曲も凄い人気曲です。自分はA面よりも「Patch It Up」の方が好きなのですが、日本ではそんなに有名じゃなくB面曲の印象が大きいのかも。この曲はその後の日本の70年代男性アイドルの楽曲にかなり影響を与えていると思う。ブラスアレンジやリズムアレンジ、メロディなどいろんなアイドルの曲で当てはまる曲が多い。エルヴィス・プレスリーのレコードもかなり集めてたけど、数が多過ぎて手に入らないものだらけです。とにかくエルヴィスはカッコいい!の一言です。
2024年09月17日

佐良直美さんのデビュー曲「世界は二人のために」は1967年5月17日発売。デビューしたばかりの新人なのに、この年の紅白歌合戦に初出場という歴史を作った。60年代〜70年代は特にどれだけヒットしててもデビューした新人は紅白歌合戦に出場できることはほとんどなかった。ロングランヒットとなり130万枚を超える大ヒットになりました。A面「世界は二人のために」作詞 山上路夫さん 作曲・編曲 いずみ・たくさん佐良直美さんは「佐良直美のいいじゃないの幸せならば」というYoutubeチャンネルを作っています。今年の3月で最終回となって新しい動画が上がる事はなくなりましたが、佐良直美さんの優しさや生き物への大きな心が伝わってくる大好きなチャンネルです。自分も異常な犬好きなので(生き物全体が好きですが)、佐良さんのチャンネルは全て観尽くしました。この凄くシンプルな楽曲「世界は二人のために」は、簡単に歌えそうで、歌ってみるとシンプルな故に楽曲の良さを伝えるように歌うには凄く難しいと思う。この曲で人を感動させるには、人柄や説得力のある声質が必要だと思うし、佐良直美さんだからこのシンプルなメッセージの曲で人を感動させる事ができたと思う。本人も最初に楽譜をもらった時は童謡のように感じたと語っています。昨年9月に野犬保護、動物保護を目的としたチャリティコンサートで何十年かぶりに大きなステージでこの曲を歌った。そのコンサートはDVD化されていて、自分も少し前にそのコンサートの事を書きました。78歳の佐良直美さんの歌声はより説得力を増していて心の温かさが溢れ出てくるような歌唱でした。「もう絶対に歌わない」とまで歌唱を拒否してたのですが、そのコンサートの企画が決まったのをきっかけにしてYoutubeチャンネルの中でもピアノ1本でジャズのスタンダードやブルースを歌ってくれるようになりました。英詞で歌い上げるジャズナンバーやブルースナンバーはどれも最高にカッコいい!世界中の78歳でここまでカッコよく「朝日のあたる家」を歌える人はいないと思う。ピアノ1本でぶっつけ本番で歌い上げています。ピアノ演奏がミストーン出しても、まったく動じる事なく安定した歌唱を聴かせてくれます。佐良さんが歌ってる合間に野犬の姿が映し出され、それだけで泣きそうになってしまう。「佐良直美のいいじゃないの幸せならば」は、どの回も何かを教えてくれる。動物への接し方にしても勉強になります。動画アップを再び再開させてほしいと願っています。佐良直美さんの人柄と歌声に感動しています。B面「愛は哀しく」作詞 岩谷時子さん 作曲・編曲 いずみ・たくさん夜の匂いのするダークなブルースです。淡谷のり子さんが歌い上げそうな雰囲気もあるナイトクラブなどに似合う渋い曲です。それこそ、テナーサックスのむせび泣きという言葉がバッチリはまるような曲です。佐良直美さんの歌唱はさすが!としか言いようがない素晴らしさです。A面とのギャップの凄さも最高です。
2024年09月16日

1967年9月発売の「 The Cowsills」の大ヒットシングル。このレコードはいつ、どこの中古レコード屋で買ったかとかも忘れてしまった。なぜ買ったのかも覚えていない。7人兄弟のバンドです。日本でいうと「フィンガー5」のような。「フィンガー5」とは違うのはお母さんもメンバーに入っている事。南沙織さんのシングルのB面にもカバーされてします。A面「The Rain, the Park & Other Things」(邦題「雨に消えた初恋」)すごく深いリバーブの影響で夢現つの中で聴いてるようなぼんやりとしたソフトロックです。でも、この雰囲気がくせになってよく聴いてた。日本ではそれほど知られていないように思う。南沙織さんがカバーしてたので知ってた人もいるかも。オズモンド・ブラザーズとかジャクソン5とか家族ぐるみで音楽ユニットを組んでるのも他にも多くあります。youtubeなどで当時のテレビ出演時のライブ映像などを観ても子供ながら演奏もしっかりしてて微笑ましく楽しめます。南沙織さんのバージョンは英語のまま歌っていて、いい感じです。B面「River Blue」この時のメンバーはボーカルのビルが19歳、オルガンのボブが18歳、ベースのバリーが12歳、ドラムのジョンが11歳タンバリンのスーザンが8歳とコーラスの母親のバーバラ。B面「River Blue」はよりROCKなサウンドで斬新なアレンジもあったりしてカッコいい。この曲をパクってる曲があるんだけど何の曲だったかはっきり思い出せない。・・・ジャーニーのあの曲かな・・・。
2024年09月14日

中沢初絵さんの2ndシングル。1986年11月21日発売。アリスのきんちゃん作曲です!中沢初絵さんはホラー漫画家の山咲トオルさんの姉です。A面「中国魔術師-チャイナマジック-」作詞 森雪之丞さん 作曲 矢沢透さん 編曲 椎名和夫さんきんちゃんが描いたメロディーの中ではかなり異色だと思う。当時、どれほど売れたのかは忘れたけど、この3人の作家陣で作られた楽曲なので今、聴いても凄くイイと思う。編曲の椎名和夫さんは、この時ちょうど中島みゆきさんの楽曲の編曲の多くを手がけていました。この曲の打ち込み感じとは「仮面」「湾岸24時」「F.O.」「御機嫌如何」「熱病 (2nd Version)」「ミュージシャン」などの曲の中で使ってるような打ち込みが出て来て楽しめる。自分が中島みゆきさんの一番好きな時期の1985年〜1988年の音が感じられる。B面「フランス映画の女」作詞 森雪之丞さん 作曲 矢沢透さん 編曲 椎名和夫さんA面は売れ線のど真ん中って感じの曲ですが、B面はしっとりしたバラード。この曲のメロディーもきんちゃんの他の曲にはなかったような曲です。かなり音域広くメロディを書いていますが、中沢さんはきっちりと歌いこなしています。椎名和夫さんの編曲はこの頃の中島みゆきさんの編曲には使っていないような音創りです。椎名和夫さんが編曲した中島みゆきさんの楽曲はハズレなしです。名曲が多く今でもよく聴く曲ばかりです。15枚目のアルバム「中島みゆき」はアルバムタイトルを自分の名前にしたほどなので1曲目の「湾岸24時」からラスト曲の「ローリング」までカッコいい音の渦の中で感動できます。みゆきさんのボーカルも全曲めちゃくちゃカッコいい。「泥は降りしきる」って曲だけ当時、少し敬遠しがちだったけど、最近凄く好きになった曲。「泥は降りしきる」は久石譲さんの編曲です。やはり久石さんは凄い!と改めて思わされる。ちなみにアルバム「中島みゆき」には久石譲さんの編曲はもう1曲あって、その曲がまた強烈にカッコいい曲です。「クレンジング クリーム」という曲です。久石譲さんは中島みゆきさんの編曲をあと2曲しています。14枚目のアルバム「36.5℃」に収録されてる「最悪」と「白鳥の歌が聞こえる」の2曲。この2曲とも超名曲です。アルバム「36.5℃」は中島みゆきさんの全アルバムの中で確実に一番カッコいい!その後も名盤は多くありますが、50年近く中島みゆきさんをリアルタイムで聴き続けてやっぱり一番は「36.5℃」だと改めて思ってる。ダントツに一番好きなアルバムです。これまでに一番多く何度も聴いたアルバム。アルバム買って来て初めて「最悪」を聴いた時の衝撃が忘れられない。久石譲さんのアレンジ力の凄さが感じられる1曲です。
2024年09月13日

1970年7月5日発売の由紀さおりさんの5枚目のシングル。由紀さおりさんは1969年3月10日に「夜明けのスキャット」でデビュー。この「夜明けのスキャット」は150万枚の大ヒットとなり1969年度のシングル売上年間1位になった。その後「天使のスキャット」→「枯葉の街」→「好きよ」と3枚のシングルをリリース。3曲とも大ヒットとはならなかったのですが、どれも名曲です。そして5枚目のこのシングルが再び大ヒット。A面「手紙」作詞 なかにし礼さん 作曲・編曲 川口真さんインパクトのあるイントロとインパクトある歌の出だしの歌詞。「♪死んでもあなたと 暮らしていたいと 今日までつとめた この私だけど」で始まる。6週連続でオリコン1位、そして1970年年間売上6位になった。昨年5月に観に行った由紀さおりさんのコンサートでは2曲目にこの曲は歌われた。この曲のイントロが流れ始めた時の観客の熱気が一気に強くなったのを感じた。2013年にもセルフカバーしたバージョンがあります。アルバム「スマイル」に収録されています。ジャズスタンダード、シャンソンなどのカバーで構成されているアルバムです。この中の「手紙」はテンポを少し落とし、音はややゴージャスになった感じです。自分は2013年バージョンもかなりお気に入りです。1972年3月に発売されたライブ盤「由紀さおり・リサイタル VOL.2」の中でも歌われています。この時のライブバージョンも不思議なアレンジで、最初はピンと来なかったけど、聴いていくうちにハマっていくアレンジです。B面「女に生まれて悲しくて」作詞 山上路夫さん 作曲 鈴木邦彦さん 編曲 渋谷毅さんB面とは思えない作家陣です。きっとこの曲もA面候補で最後まで残ったんじゃないかなと思ってしまうほど売れそうな曲です。どちらかというと「いしだあゆみ」さんが歌いそうなイメージでもあるけど。渋谷毅さんのアレンジが素晴らしい!久しぶりに今日、聴いたけどこれは名曲。
2024年09月12日

フォークデュオ「古時計」のデビューシングル。1976年3月25日発売。関西のフォークデュオだとずっと思ってた。西田昌弘さんが和歌山出身で、大場弘一さんは石川県出身だと最近知った。京都のフォークデュオだとずっと思ってた。何でそう思ったかのは、あまり覚えてないけど1976年秋の円山音楽堂でのフォークコンサートに出演してたように思う。自分はまだ10代前半だったので記憶違いかもしれないけど。いつものナターシャーセブン、杉田二郎さんたちの集まりではなく、バンバンとシグナルのような京都のバンドが出てたような気がする。ヤングジャパン系の主催だったのかもしれない。アリスが出てなかったのははっきり言えるけど。1976年の秋ともなるとアリスは「帰らざる日々」に続き「遠くで汽笛を聞きながら」をシングルカットして人気が爆上がりしはじめた頃。1974年秋に発売したちんぺいさんの1stソロアルバムに続き、1975年秋はべーやんも1stソロアルバムをリリース!着実にアリスの形を作り始めていました。A面「ロードショー」作詞 伊丹恵さん 作曲 山本達夫さん 編曲 青木望さんなぜかこの頃、フォークバンドなのに自分たちで作った曲はレコードにしてもらえない事が多かったように思う。70年代前半デビューのバンドの多くはメンバーで作詞、作曲するのが当然のようでしたが…。「ガロ」がプロの作家陣の曲を歌って大ヒット飛ばしてから、その流れで次々とプロの作詞家、作曲家の作った曲をリリースしていった。アリスも「青春時代」と「二十歳の頃」はなかにし礼作詞、都倉俊一作曲でシングル発売した。バンバンはユーミンに曲を作ってもらい超大ヒット!フォークギター中心での演奏が多かった中、このデビュー曲はピアノ中心のアレンジです。これはさすが!青木望さん!って思うアレンジです。ストリングスの入り方とか、リズム隊が派手に入ってくるアレンジとか最高です。青木望さんのアレンジは本当に好きなものが多くて、クレジットを始めて見たときに「編曲、青木望」とあればそれだけで聴くのが楽しみになってた。この曲は映画館の中でのやや悲惨な状況を歌っています。ありそうと言えばありそうな状況です。この頃の映画館はシネラマ上映などでなければ全て自由席だったから会いたくない人と離れて座る事ができるし、次の回までロビーで時間潰す事もできる。今は全指定席なので隣の席や前の席ににある可能性もある^^;B面「サヨナラ愛の詩」作詞 おおばひろかずさん 作曲 おおばひろかずさん/藤山節雄さん 編曲 青木望さんB面はメンバーの一人が中心に作っています。軽いロッカバラード調の曲です。この曲も青木望さんのアレンジに惹かれる。エレキのオブリやソロは誰なんだろう…。矢島賢さんっぽくも感じるけど違うかな。この曲を聴くのは多分40年以上ぶりかも。「ロードショー」はCDベストで聴いたりしてたけど、この曲はCD化されてないように思う。なんか「ロードショー」より好きかも。
2024年09月10日

イギリスのポップロックバンド「Thompson Twins」の1984年11月発売の大ヒット曲。このバンドの大ファンの友人がいて、そいつの車に乗るとよく聴かされた^^;自分も嫌いじゃなかったからいいんだけど。ライブエイドに出たのを境に音がより良くなったとその友人も言ってて、たしかに5th「Here's to Future Days」は気に入って自分でも買って聴いてた。A面「Lay Your Hands on Me」(邦題「レイ・ユア・ハンズ」)この曲はイギリスで先行で1984年12月にシングル発売されていましたが、1985年9月20日発売のアルバムにはこの曲はニューバージョンで収録されました。新しくレコーディングしたバージョンがアメリカでのシングルカットされ大ヒット、そして日本ではカセットテープのCMに使われてヒットしました。売れる要素満載のアレンジだと思うし、ライブエイド出演の波に乗ってプロモーションも大成功しました。トンプソンツインズ好きだった友人とは20年以上会ってないけど、元気にしてんのかな・・・。B面「The Lewis Carol」(邦題「ザ・ルイス・キャロル 「レイ・ユア・ハンズ」インストゥルメンタルヴァージョン)インストバージョンと言ってもまったくカラオケ的なものではなく、いくつかのトラックだけを残してミックスした感じの、ほんの少しコード感がある印象。イントロのブルースハープの音が印象的な「You Take Me Up」とか凄く好きだった。MVもコミカルでおもしろかった。そしてやはり「Hold Me Now」は日本でも一番有名な曲かも知れない。「Hold Me Now」は今聴いてもやっぱりカッコいい。
2024年09月09日

2017年11月1日に発売された八代亜紀さんのアルバム。10月11日にSHM-CDの高音質盤でCDが発売され、11月1日にこのアナログ盤(LP)が発売されました。10月11日のCDが届いた日にこのアルバムの事は書いていますが、アナログ盤の事は書いてなかった。八代亜紀さんのアルバムやシングルはリリースのニュースを知ったら、すぐに予約していました。このアナログ盤の「夜のつづき」は現在、かなり高値でやり取りされているようです。2万円前後のようです。八代亜紀さんは昨年の12月30日に亡くなられてしまいました。これからが本当に楽しみだったので残念と哀しい思いが大きすぎた。敬愛するアーティストが次々といなくなってしまって、そのたびに書くのも辛くなってきた。日本のアーティストも海外のアーティストもこの何年かで多くの方が天に召された・・・。これはもう言っても仕方ない事だとわかってるけど、寂しい思いは日々募る。デビュー50周年の「プレミアムコンサート」では近年のコンサートの中では確実に最高の歌声を聴かせてくれたばかりだったので、これからの「八代亜紀さん」が楽しみでならなかったのに。あの時、会場ロビーでサイン入りで買った50周年の新録音8曲入りのアナログ盤が最後のアナログ盤になりました。その前のアナログ盤がこのアルバムです。(デビュー50周年のコンサートの感想は2021年12月のブログに詳しく書きました)先に発売されたCD版とは曲順がかなり異なります。(きっとA面B面の長さ調整だとは思うけど)自分はこのアナログ盤の曲順で聴く方が何かしっくりきます。(文字が黄色じゃなければ、まるで浅川マキさんのアルバムジャケットのようです。 このジャケットシンプルでかっこいい!)A面1曲目「夜のつづき #1」2曲目「フィーバー」3曲目「黒い花びら」4曲目「涙の太陽」5曲目「夜のつづき#2 (赤と黒のブルース)」6曲目「赤と青のブルース」7曲目「男と女のお話」B面1曲目「帰ってくれたら嬉しいわ」2曲目「旅立てジャック」3曲目「ワーク・ソング」4曲目「カモナ・マイ・ハウス」5曲目「にくい貴方」6曲目「恋の特効薬」7曲目「夜が明けたら」とにかくアナログ盤の音が素晴らしくCDでは感じられない湿度と熱。ウッドベースの音とハイハットの音はCDでは出せない心のある音。八代さんのボーカルも息遣いまだリアルに感じられ最高です。管楽器も音も本当にゾクゾクして鳥肌です。(裏ジャケのデザインも最高です)4曲目「涙の太陽」から5曲目「夜のつづき#2 (赤と黒のブルース)」そして「赤と青のブルース」への流れのカッコ良さはCDでは体感できない。CDでは4曲目「涙の太陽」の次は「旅立てジャック」です。ここのCDの流れもいいんだけど「旅立てジャック」はアナログ盤では「帰ってくれたら嬉しいわ」の次に繋がる方がゾクゾクがある。「帰ってくれたら嬉しいわ」は有名な「You'd be so nice to come home to」の邦題です。「You'd be so nice to come home to」と言えば今からちょうど10年前の2014年秋に神戸文化ホールで豪華なビッグバンドの演奏でこの曲を歌ったのが最高にカッコ良かったのを思い出した。あの時は都はるみさんとのジョイントコンサートだったのでバンドも二人のバンドが合体したような20人強の豪華なバンド。3曲目「ワーク・ソング」の八代亜紀さんの歌唱が最高にカッコいい!この曲を聞いたことがない人は多分、ほとんどいないと思うほどの有名な曲です。アナログ盤でのA面ラスト曲は「男と女のお話」です。この曲は日吉ミミさんの歌謡曲アレンジだった曲を完全なJAZZに仕上げています。八代亜紀さんのボーカルもスイングしまくりで気持ちよすぎます。アルバムのラスト曲はCDもアナログ盤も浅川マキさんのカバー「夜が明けたら」です。これもとんでもなくカッコイイ歌唱とバンドアレンジです。これから浅川マキさんの楽曲をもっとカバーしてほしいと思っていたのに・・・。特に「アメリカの夜」は八代亜紀さんの声で聴いてみたかった。「それはスポットライトではない」とか「「あの男がよかったなんてノスタルジー」も八代亜紀さんが歌うと浅川さんとまた違う景色が見えて哀しい世界が広がりそうだった。そうそう!B面5曲目「にくい貴方」は「These Boots Are Made for Walkin' 」のカバーですが、このアレンジも天才かと!八代さんの歌いこなし方も天才すぎます。そして続く6曲目「恋の特効薬」はあの「Love Potion No. 9 」の日本語カバーです!これはもう「Tygers of Pan Tang」もびっくりの最高のカバーです!(「Tygers of Pan Tang」はこの曲をカバーして有名になったメタルバンド)八代亜紀さんのコンサートは80年代から何回行っただろう・・・。毎回、なにか驚きの曲を聴かせてくれてたし、特にコロムビアに移籍した頃からは演歌歌手の足かせが取れたかのように自由にいろんなジャンルの楽曲を歌うようになった。(それまでもコンサートでは自由にいろんなジャンルを歌ってましたが)「ミスター サムシング ブルー」をシングルとしてリリースした頃から特に八代さんが10代の頃から聴いてた自分が本来歌いたかった曲をCDでリリースするようになった。その少し前にも「花(ブーケ)束」や「カクテル」「愛を信じたい」のようなポップスもシングルとして出していましたが。そしてJAZZやbluesから更に音楽の幅を広げたように思える「泡沫〜UTAKATA〜」のリリースもそれ以降の八代さんの音楽の路線がより自由になったと思った。 2003年には打ち込みテクノな「裸足のシンデレラ」みたいな曲までシングルで出した。2000年に入ってからは演歌歌手のレッテルは完全に取れてジャンルに捉われないシンガーになった。もちろん「なみだ恋」の初めての大ヒット曲があったからこそ50年第一線のまま歌ってきた。演歌を大事に歌っていた頃の八代亜紀さんももちろん大好きです。「故郷へ」なんて聴くといつも胸が熱くなるし「雨の慕情」「舟唄」ももちろん何度でも聴ける名曲です。中でも谷村新司さんが八代亜紀さんに書き下ろした「哀歌(エレジー)」は特別最高な曲です。50周年アルバムで今の声で録音したニューバージョンが素晴らしすぎて1978年5月に発売されたオリジナルの数段上をいく素晴らしい歌唱です。この「哀歌(エレジー)」って曲は70歳の八代亜紀さんだから出せた哀愁と人生なのだと思う。説得力がありすぎて初めてこの新しいバージョンを聴いた時は泣けてたまらなかった。50周年のコンサートでも本編最後はこの「哀歌(エレジー)」でした。最後に生の歌声で「哀歌(エレジー)」が聴けた事は奇跡だとしか思えない。(八代亜紀さんが描いた絵画ですが、動物を人と同じように愛しているのが凄くわかる。 こんな表情は自分が動物に対して優しくなければ絶対に描けないと思う。 動物を大切にしていた所も八代亜紀さんを好きになった一部分でもあります)(これは自分を描いたもの。この絵も凄く好きです)(八代亜紀さんは動物や人物を描いてる事が多いように感じますが、実は風景画も多くて どれも絵の中の世界に引き込まれそうになるものばかりです)
2024年09月08日

由紀さおりさんの1969年10月10日発売のシングル。1960年代〜70年代は特に「インスパイアード・ソング」とか「インスパイアード・テーマ」という映画のイメージに合わせた楽曲がよく作られていました。この「枯葉の街」もフランス/イタリア映画「枯葉の街」の「インスパイアード・テーマ」としてリリースされました。映画の中で流れる事はありませんが、インターバルの時間などに映画館内で流されてる事が多かった。ロビーではそのレコードも売られていました。A面「枯葉の街」作詞 山上路夫さん 作曲 いづみ・たくさん 編曲 渋谷毅さん物悲しい口笛のメロディーから始まるイントロはフランス映画の空気感を醸し出して、由紀さおりさんが歌い始めると、フランス人女性と世界を飛び回る新聞特派員の複雑な人間模様が思い出される。主演のミレーユ・ダルクの事は10代前半から知ってて好きな女優だったので、2番館でかかったりすると観に行ってた。2本立てでこの映画も観たと思う。元映だったかビック映劇だったか忘れたけど。アメリカ映画よりもフランス映画、イタリア映画、ドイツ映画を好んで観てた子供時代だったのでこの「枯葉の街」のような曲には惹かれてしまう。B面「心に虹をもって」作詞 山上路夫さん 作曲 いづみ・たくさん 編曲 渋谷毅さんこの曲も映画のイメージと凄く合ってるように思う。この曲は「インスパイアード・テーマ」ではないのですが。シングルのA面向きではないのですが、じっくりとアルバムのA面ラスト辺りに入ってたらいい感じ。映画「枯葉の街」は洋画劇場で録画したビデオがあったはずなのに無くしてしまった。VHSも出てなかったような・・・・。はっきりと場面も思い出せないのでまた観たい映画のひとつ。
2024年09月06日

1972年9月1日発売の島倉千代子さんのシングル。この年、島倉さんの母親が死去。家族の反対を押し切って結婚したために母親との関係も悪くなったままで和解できないままの出来事でした。A面「津軽の宿」作詞 石本美由起さん 作曲・編曲 船村徹さん超強力な二人の作家陣で作られたこの曲はやはり何度聴いても名曲だと思える。母親の死を乗り越えるためのような曲「その悲しみのうしろから」に続くのがこのシングル。この曲のイントロに激しい津軽三味線の演奏が静かで寂しげなイントロに重なってきて余計に辛さの深さを感じる。七五調の歌詞に美しい日本的なメロディーがついて、島倉さんの哀しげな歌唱によって楽曲のクオリティが高くなって胸が熱くなる。B面「しの笛の村」作詞 沢みね登さん 作曲 水時不二男さん 編曲 永作幸男さん「北国の春」的な印象の曲です。タイトルから期待してしまうのはもっと和楽器を使ったようなモロ「和」の楽曲。タイトルに「しの笛」とついてるので「しの笛」の音は一切出てきません。誰でもしの笛の音色を期待してしまうはず。歌謡曲な編曲じゃなくてもっと違うものに出来たんじゃないかと昔から思ってた曲。島倉さんの楽曲なら「越前竹人形」や「祖谷の粉ひき節」「りんどう峠」のようなアレンジを期待する。まあ、そう言いながらも、島倉さんの歌声に合った、ほんわか、のんびりな編曲も悪くない。
2024年09月05日

イギリスのニューウェイヴ/シンセポップバンド「Spandau Ballet」の大ヒットシングル。1975年から毎月必ず音楽雑誌「ミュージック・ライフ」を買っていました。自分の目当てはQUEENとその他のハードロック、プログレの情報を得るため。珍しくメタルやハードロックバンドも多く取り上げていた雑誌だったので普通なら知り得ない北欧やドイツのハードロック/メタルバンドの事も知る事ができた。1984年にメタル専門誌が発売されるまでは「ミュージック・ライフ」は一番の情報源でした。「ミュージック・ライフ」はハードロック系が特に多く掲載されていましたが、ニューウェイヴ、パンク、テクノ系のバンドもかなり多く特集を組まれたりしてました。1986年頃まではその手のバンドの記事はいっさい見てなかったと思う。それが1986年に衝撃を受けた。それはDepeche Mode! 5枚目のアルバム「Black Celebration」を友人に勧められてその友人に借りて聴いた。めちゃくちゃカッコ良くてDepeche Modeにどっぷりはまった。そこから遡り「Just Can't Get Enough」の強烈なカッコよさに虜になった。それから、ニューウェイヴ系、electronic系も興味を持っていろいろ聴くようになった。その中のひとつが「スパンダーバレエ」です。A面「GOLD」この曲がスパンダー・バレエの曲の中で最初に好きになった曲。MVがおしゃれなヨーロッパ映画の場面を見ているような作品でビデオに録画して何度も観てた。この曲がリリースされる前に大ヒット曲「True」がありますが、その頃は「True」にはあまり惹かれなかった。今は大好きな曲ですが。「♪ ア〜ハハンハ〜ハァ」を聴けば多くの人が「この曲知ってる」と言うはずの曲。「GOLD」は最初の静かなヴァース部分からとにかく渋くて聞き入ってしまう。間奏のシンセドラムとボンゴの何とも言えないカッコよさは今でも鳥肌になる。B面「Gold (Instrumental) 」この曲はインストでもかなりカッコいいので、B面をインストにして正解。歌がなくても最高に楽しめる音楽です。スパンダー・バレエには他にもめちゃ良い曲がたくさんあります。これまでにスパンダー・バレエの事は一度も書いてなかったように思うけど、書きたいシングルやアルバムはいっぱいある。Depeche Modeに関してはかなり書いてるように思う。Roxy MusicやABCにも好きな曲は多い。その辺りもまたゆっくりと久しぶりに聴こうと思う。
2024年09月04日

フォークシンガー・ソングライターの「みなみらんぼう」さんが1980年に発売したシングル。みなみらんぼうさんを聴き始めたのは天地真理さんがライブでカバーしたのを聴いてからです。「ウイスキーの小瓶」は天地真理さんのライブ盤にも収録されています。1976年11月大阪のキャバレーワールドでのショーでも歌われました。天地真理さんがは1971年のデビューから多くのフォークの曲をカバーしています。元々、ギター弾き語りのフォークシンガーだったので当然ですが。渡辺プロダクションに所属してなくてヤマハのままで活動してたら、まったく違ったシンガーになってたと思う。ジョーン・バエズに憧れて歌手になったのは有名な話で、そんな天地真理さんが「恋する夏の日」や「ふたりの日曜日」を歌うようになるとは本人も想像もしてなかったと思う。でも、ライブでは海外のポップ、ロック、フォークを中心にセットリストが組まれてた事が多かったのでやりたい事は十分にできてたと思う。オリジナル曲も歌謡曲のアイドル曲とは少し違ってた曲も多かった。天地真理さんの影響で最初に買ったみなみらんぼうさんのレコードは「武蔵野詩人~みなみらんぼうの世界~」でした。「ウイスキーの小瓶」が収録されてる1stアルバムで、これを聴いてからいろいろと他の曲も聴き始めた。A面「落葉の汽車」作詞・作曲 みなみらんぼうさん 編曲 千代正行さん1980年10月21日発売。この曲が明星チャルメラのCMに使われていました。そのCMが優しく物悲しさもある映像で楽曲とのその映像が感動的でした。この頃、フォークシンガーがチャルメラの曲を担当する事が何作か続いたと思う。かまやつひろしさん、永井龍雲さん、チャゲ&飛鳥、村下孝蔵さん、そしてみなみらんぼうさん。中でもこの曲は夕暮れの寂しさを感じさせる他の曲とは違っていたように思う。村下孝蔵さんの曲も凄く好きでしたが、この「落葉の汽車」は何かずっと頭の中に残ってた。この曲が使われた明星チャルメラの映像をまた観てみたい。B面「母の背で覚えた子守唄」作詞・作曲 みなみらんぼうさん 編曲 千代正行さんこのB面曲を聴いたのは多分40年ぶりぐらいだと思う。この曲も寂しげで哀しい曲ですが、現在聴くと温かさも感じられ優しく胸に響く。曲の中で出てくる「♪母の背中で覚えた歌はゴンドラの子守唄」はきっと松井須磨子さんの「ゴンドラの唄」のことだろうと思う。「ゴンドラの唄」は何百人がカバーしてるのかわからないほど歌手に歌われている曲。オリジナル音源は芝居の中で歌われてるかのようなセリフの間に歌われています。自分は並木路子さんがバージョンが優しさも穏やかさも感じられ一番好きです。「生きる」の中で志村喬さんがぼそぼそと歌うバージョンも何度あの場面で聴いても胸が熱くなる。田端義夫さんが歌うバージョンも胸を打ちます。田端さん独特のビブラートが「ゴンドラの唄」に凄く合っていて何度聴いても涙腺にくる。森繁久弥さんの個性の塊のような歌唱も好きです。「母の背で覚えた子守唄」の話だった。この曲はセルフカバーで1973年に一度シングルA面として発売しています。1973年のアレンジはもっとテンポが早く歌謡曲のような感じでしたが、新たにレコーディングしたバージョンは完全に物悲しいフォークになっています。どちらのバージョンもそれぞれに凄く良い!
2024年09月03日

島倉千代子さんの1960年5月発売のシングル。この「他国の雨」で紅白歌合戦、初の紅組のトリをつとめた。4回目の出演でトリに選ばれました。この時の白組の大トリは三橋美智也さんの「達者でナ」でした。A面「他国の雨」作詞 野村俊夫さん 作曲 石毛長二郎さん 編曲 松尾健司さん歌うのがかなり難しそうな音域の広さと難解なメロディーです。島倉千代子さんの物悲しい歌声で聴くとさらにこの曲の哀しみや寂しさが伝わる。この主人公の女性のおかれてる状況はイマイチよくわからないけど戦中、戦後を生きた人ならわかるのだろうか。B面「初恋の丘」作詞 野村俊夫さん 作曲 水時富二男さんこの時、22歳の島倉千代子さんの等身大のイメージの楽曲。曲調が演歌調でなければアイドル歌謡の楽曲のような曲です。最近、あまり聴いてなかった島倉千代子さんの初期のベスト盤を聴いてた。やはり名曲だらけです。誰もが知ってる「この世の花」や「りんどう峠」「逢いたいなァあの人に」「東京だヨおっ母さん」「からたち日記」などは今の時代に聴いても色あせず感動できる。島倉千代子さんのシングル盤の事はもう100曲近くは書いてると思う。どの曲の事を書いて、どの曲を書いていないのかわからなくなってきた。でもまだまだ書けていない曲が山ほどある・・・・。
2024年09月01日
全22件 (22件中 1-22件目)
1

![]()
![]()