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2007.03.04
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カテゴリ: ダイエット

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体重を落とすにはどんな運動がいいですか?

お答え

体重を落とすのではなく、筋肉や骨を維持しながら
体脂肪をできるだけ落とすことが正しい減量です。

運動の分類には、無酸素運動と有酸素運運動という分け方がありますが、
短距離の全力疾走のような無酸素運動はエネルギー源としては
糖分が主に利用され、脂肪を効果的に減らす運動としては不適切です。

一方、有酸素運動は長時間行えば脂肪が優先的に利用され、
体脂肪の減少に効果的です。


運動不足の人や肥満の人に最適です。
走っている時は、体重の3、4倍の衝撃が足首、ひざ、腰にかかり、
体重の多い人には不向きですが、歩行だと、
その衝撃が体重の1.2倍ですから比較的安全で、
いつでも、どこでもできるというメリットがあります。 

ところで、脂肪によるエネルギーは筋肉で利用されますので、
筋力トレーニングを併用させることで、有酸素運動の効果が高まります。

また、筋肉量が増えると基礎代謝が増加し、
太りにくい身体になります。

さらに、筋力トレーニングはシェイプアップ
(引き締め)にも効果的です。


軽い有酸素運動から始めて、身体が徐々になれてきたら、
筋力トレーニングと併用して、両方行うことが望ましいでしょう。


ウォーキングは10分でも効果があるのでしょうか

お答え

ウォーキングは、健康を維持・向上させる効果がある運動の代表として
多くの研究により支持されています。


やや強い運動を奨励する勧告があったのですが、
近年、健康や疾病予防を目的とする場合には
中等度の強度の運動で十分効果があり、
その典型であるウォーキングの効用が
明らかになってきたというわけです。

中等度の運動には運動し過ぎによる害が出にくいという
安全面での利点があります。

さらに、ウォーキングは、いつでもどこでも、
気軽にできる運動という利点もあるので、
年齢を問わず多くの人に推奨できます。

 次に、10分の運動で効果があるかについては、
これまで「脂肪を効果的に燃焼するためには
最低20分以上の連続した運動が必要である」と勧められていましたが、
たとえ1回10分の細切れでも良いから1日合計30分以上という
累積の運動時間を確保しましょうという指針が最近出されました。

この変更の背景には、脂肪燃焼は運動後20分から
急に始まるものではなく、8~10分程度の運動でも
脂肪がエネルギー源として利用されること、
多忙な日々を送る現代人にとっては、
運動のために連続20分の確保はなかなか大変で、
この条件自体が運動習慣を身につける上で
障害になることなどがあります。 

以上、1回が10分という短時間のウォーキングでも
積み上げていけば健康増進に効果があるといえます。

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Last updated  2007.04.17 08:35:20
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