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2006.11.19

和歌・短歌・俳句・川柳。

これは素晴らしい日本独自の文化であり、世界に誇る芸術です。

僕は思います。怒ってもいます。言葉の文化の衰退に。それで自棄飲みしてます。

それは人としての衰退だと感じるからです。自分の作品の前で、やけ飲みしてます。

先人達が世界に冠たる芸術の形を形成してくださったのに、「言葉を並べる」ことが「詩」であると想ってはいけないね。

「詩」とはリズムにより伝わり、書かずとも心の隠喩で想像を掻き立てさせるもの。

上手い詩と駄作とは表現にそんなに差異がないのだけれど、心が伝わるチャンネルが違うんだよ。

私は「冬の人」という詩を描きました。そしてそれを短歌でも顕しました。

憧れに手を述べてみたボタン雪にわかに消えた想い出の人

（NHK短歌大賞「優秀賞」）

そして、私は「愛しい人へ」という詩作をしました。それは、いま恋に苦しむ女性達への再生のメッセージでした。そして短歌にも顕しました。

君のこと愛したようにあの人が人を愛せば君は救わる

（札幌芸術祭参加作品）

短歌や和歌。そして川柳や俳句は総じて素晴らしい「詩」です。

ここで、もうひとひねり。川柳いってみましょうね。

「お前１００まで、わしゃ９９まで、共に白髪の生えるまで」

共白髪約束したのに亭主はげ！

凝縮してること。心が伝わること。その心を知らずして、「散文」などを書いて「詩」とする人がわからないよ。

短く、ホットに「伝える」技が日本には生きています。だから私はそんな詩を描きます。

言葉の文化を知れば哲学に歩み寄ることが出来るのです。それを知っていただきたいです。

四季彩「俳句日記」俳句も好きなんです。詩ですね。

人は、言葉でしか心が伝わらない。そんな生き物なんですよ。

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Last updated 2007.02.03 17:56:37
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■コメント

Re:和歌・短歌・俳句・川柳。(11/19)

ミケスヌちゃんさん

多聞4040さんのように、色々な思いを、綺麗な形で表現出来る方は、本当に、すごい！と思います。
才能って、どこで決まるのかな？って、時々感じます。 (2006.11.19 23:23:13)

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Re[1]:和歌・短歌・俳句・川柳。(11/19)

多聞4040 さん

ミケスヌちゃんさん
哲学が人を作る。

哲学は自ら進んで飛び込んだ経験により決まります。

知恵は知識に勝つもの。

でも、、、、

おたくのロダン様にはかないませんよ。。。。

彼によろしくね。

(2006.11.19 23:27:37)

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Re:和歌・短歌・俳句・川柳。(11/19)

miy310 さん

言葉しか伝わらない・・
外国はYES・NOをはっきり言わないと伝わらないらしいですね。
日本は変な気を使って曖昧かも・・
それも悪いとは言いませんが。

私は、禅語が書いてある、掛け軸を見る機会がよくあります。
それこそ“四文字熟語”みたいな・・
四季を通して、人間のあり方や指導されているみたい。

12月の軸は“無事”・・無事是貴人
事無く、何事もなく１年が終わりそうだという意味
のようです。
多聞さんは、そんなこと知っているか・・ (2006.11.19 23:43:16)

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Re[1]:和歌・短歌・俳句・川柳。(11/19)

多聞4040 さん

miy310さん

四文字の「卦」は漢語の詩ですねぇ。

古くは釈迦の仏典からきています。

「妙法蓮華経方便品」などの詩が有名です。

サンスクリットの詩を経典として訳した天才

がいて善も広がりました。

その抜粋が日本の家庭に掛け軸として「教訓」となりうること。

とっても感慨が深いですね。

煮つけ。。。汁すてないでねん。

(2006.11.19 23:56:47)

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Re:和歌・短歌・俳句・川柳。(11/19)

夢花風さん

私が短歌を初めて詠んだのは父が末期癌の告知を受け離農したとき。
今から五年前のことです。
（告知はそれより４年前）
詩や、俳句はその前から書いていました。
短歌では母や父、愛を詠んでいます。

その時々の想いなのでいつ読み返しても迫るものがあります。

父を詠んだ生まれて初めての短歌は某新聞で特選になりました。

“癌告知　働きぬいて病む父の　ひとことひとこと　こぼさず拾う”

多聞さんにはとても遠く及びませんが・・・・ (2006.11.20 07:07:49)

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こんにちは(#^^#)

うさぎの桜子さん

色んな経験から、感性が磨かれている・・・
素晴らしいですね＾＾；
「共白髪、約束したのに・・・」は
ちょっと凹んでた私に、元気をくれました♪ (2006.11.20 11:39:05)

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Re:和歌・短歌・俳句・川柳。(11/19)

金魚19 さん

自分が見送られるより、愛する人を見送る心が本当の愛だと細木さんが言ってましたね。

私は見送られたいと思っていたから、自分がどんなに我が侭だったかと恥る思いでした(^^;)
(2006.11.20 11:39:48)

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おりこみ川柳

じゃず猫さん

多聞さん、こんにちは

大阪人の私は、漫才や落語を書く人たちの、遊び仲間に入れてもらっています。毎年２回くらい宴会旅行をしますが、今年の冬の分は、理由は分かりませんが、なくなってしまいました。
その旅行では、夕食後、おりこみ川柳をやって遊びます。５７５の頭に決まった音を入れます。

最近はしませんが、一時、シモネタコーナーがあったころがあります。
アサヒという旅館に泊まったときのシモネタコーナーで、いまだに覚えている川柳があります。

あさがきて
さあしてねと
ひざを割り

これを作った方は、もうお亡くなりになって十年近いです。艶笑ものは、お年を召した方の方がうまいですね。
私が覚えているのは、たった一つ、これだけです。
あは・・・(*^^)v

(2006.11.20 14:23:41)

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Re[1]:和歌・短歌・俳句・川柳。(11/19)

多聞4040 さん

夢花風さん

心を見つめるきっかけは、人それぞれでしょう。

その時を見極める勇気と愛情。

私は、貴方の書いた作品に感動しました。

心を言葉にしたくなる瞬間こそ、人としての最高の時間だとおもいます。

素敵な言葉をありがとうございます。

(2006.11.20 17:03:53)

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Re:こんにちは(#^^#)(11/19)

多聞4040 さん