北海道のアウトドア!

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多聞4040

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地球へ感謝を込めて。


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舶来高級家具をゲットだ!


2008.08.22
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カテゴリ: 随筆
ただ感じるのだ。それだけの感覚。僕は呼ばれることがある。空間に招待されることがある。

先週、札幌は西区のジャスコで買い物を楽しんでいた。すると何故か無性にコーヒーを飲みたくなった。

それも2Fにあるスターバックスでなければならないとおもう。

大好きなアイスコーヒーを受け取って奥のボックスへ行く。もう、僕が座るであろう座席が焦点が合うように目だって招いている。

まるで予想されていたかのよう。僕は傍らの灰皿を手に、その席についた。

「なぜ?僕はここに来たのだだろう?」タバコに火を灯して吐息を吐いた瞬間のこどだ。

「失恋」と言う文字がタバコの煙にくゆって消えた。

隣のボックスには24、5歳の女性が座っていた。

もう、どれくらいいるのだろうか?灰皿のタバコ殻は山になっていたよ。黒いパンツで茶色の素敵なシャツ。薄化粧で栗色の長い髪が美しかった。



「この人は失恋したんだ。きっと兄弟二人のおねえさんで、病院に勤めている。とっても優しい人だ。」

そんな言葉浮かんできた。

僕は子供のころから変わっていた。

まず最初は、地震がが来る事。人が死ぬこと。それを予感できた。でも、怖くって言えなかった。

見えない物も見えたし、聴けない声も聞こえた。

だから植物がとっても好きで、誰もいなくても一人で遊ぶことができる幼児だった。それがあたりまえの事だとも感じていたし、普通の子供が僕からは普通には見えなかった。

小学生になっても皆が熱狂することは、僕にとっては「あたりまえ」のことになっていたし、すでに自然たちと共有していた感動だった。

そして、5年生になったある日。それは起きた。

ラジオのチューニングが合っていないような雑音が頭から離れなくなり、壁に頭をぶつけたり、振り回すのだが取れない。

僕は心配になり母に相談しよう!決めた瞬間だった。

いきなりチューニングが合い、静寂が訪れた刹那、耳元で声が聞こえた。僕の名前を何度も。



それで僕はわかった。いままで苦しんでいた「違い」がわかったんだ。それは神でもなければ魔物でもないことがわかる。人だった。

5年生の僕は、生かされている事にすでに気がついていた。

きっと、栗色の髪が美しい彼女は優しい人だ。

人を大切にして、病院でも頼りにされている。でも、今は悲しい。

信頼し、愛していた彼に二股をかけられたんだと思う。



大きな大きな夢が伝わってくる。マザーテレサの顔が浮かんできた。彼女の、美しい彼女の望みが浮かんでくる。

背の高い、イケメンの彼も浮かんできた。

「女性に依存して生きている男は、一生その癖は治らないよ。」

「君は君の大きな夢を追ってください。君にはできる。必ず。」

「よかったね、そんな男の人と決別できてね。」

僕はいつものように右手を握っては開き、彼女に力を与えようと思う。名まえも知らない素敵な未来ある人に。

彼女は助けを必要としていないことは知っている。でも彼女の素晴らしく聡明な潜在意識は「来て!」と僕を呼んだと思う。



時間を超越すること。過去も現在も未来も普遍化して大自然が、星と川と炎が僕を包みこんだ。空間が生まれた。

彼女は僕の2メートル横にいる。

僕は彼女の魂を「ハグ」してあげることに成功したんだ。

「未来は、君の未来は素晴らしいと思う。君の人生観も素晴らしいよ。でもね、我慢しないで。泣きなよ。」

僕は彼女の悲しみをハグした。とっても強くハグしていた。抱きしめたかった。

きっと彼女は、そのときまで、携帯の思い出の写真を何度も見ていた。

そして、スピリチュアルハグ。彼女は携帯を机の上に投げ出して、、、

肩を大きく前後させては泣き出した。声を殺して手を噛みながら泣いてくれた。

時間はとまっていた。どれだけたっただろうか。僕はハグしながら彼女の夢を織り込んでいった。



彼女は涙を拭いていた。

何度も深呼吸をした瞬間だった。急に立ち上がり長い髪をたくし上げるようにして、一度だけ手櫛で髪を梳かしたよ。

もう大丈夫。彼女は「つげ」のように固い意思と夢に生きることを決めたことがわかった。そんなことを決めて手櫛で髪を梳かした。

そして、彼女は去るときに、ほんの少し僕を振り向いた。

僕は下を向いてしまった。

飲まなかったコーヒーを、今はのもう。僕はしばらくして店を出て、欲しかった本を買いにいった。

レジに並ぶとまた、彼女がいた。

買っていた本に目がいってしまった。

「ケアマネージャー基礎講座」だった。安心した。


*************
今日のポエム
*************
urlクリックして音楽と読んでくださいね。バイバイ。


「つ な が り」



野を駈ける馬でさえ
ふるさとをかえりみる
立ち止まることを知る

あなたの瞳の向こう側
そこにある悲しみに
辿りつきたいと思う

流れる川と満天の光り
焚きつける温もりに

君よいま立ち止まって


なにも欲しがらない人
愛と悲しみを背負う肩
その身をいとわないで

愛はこの川のように流れ
いまここにある悲しみは
遠く未来へ辿りつく

あなたの頬をこの胸へ
瞳の向こうの悲しみを

僕の身体に流しこんで


森よ 川よ 炎よ
ここに命を与えて

静かにしずかに
立ち止まるつながりへ





カムイ


あけみさんにあいたくってかいたの。






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Last updated  2008.08.23 01:59:11
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Comments

だいせい@ 旧西村病院 なるべく顔だしてね(^O^)
命とは…@ Re:命とは無限で「ひとつ」だね(12/28) ありがとうございます…。私もそう思えます…
うさぎの桜子 @ *:;;;;;:*御無沙汰しています\(=^^=)ヾ*:;;;;;:* お久し振りの訪問です♪ なかなかお伺いが…
terasu @ 今日は。 遅まきながら、明けましておめでとう御座…
あけみ・ @ Re:母の魂に。。。(01/12) どんなにご心配されて 心を痛めていらっ…

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