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昔むかし、人間は頭が2つ、胴体が2つ、手足が4本ずつありました。いまの人間が2人ずつくっついた格好をしていました。男と女、男と男、女と女の3種類ありました。 頭脳が2つもあるものだから、謙虚さを忘れ、いつしか神をも畏れぬ傲慢な振る舞いをするようになり、なんでもやりたい放題。とうとう神様が怒って雷で真っ二つに引き裂いたのです。 引き裂かれた人間たちは、離れ離れになった「カタワレ」とまた再びひとつになりたいと強烈に願うのでした。それが恋、それがメイクラヴ。 恋が終わったと思うと、息ができなくなるような苦しい感じがするのは、からだの半分を削がれたからでしょう。私にぴったり合う「永遠のカタワレ」には、もう二度と会えないのでしょうか。 神様が人間を真っ二つに引き裂いたときの衝撃があまりに強過ぎたから、人間は間違った相手を「永遠のカタワレ」と思い込んでしまったり、その逆に大切な「永遠のカタワレ」をうっかり手放してしまったりするのでしょう。
2002年08月31日
幸せって何だろう。やっぱり、女性の場合はステキな伴侶に出会い、カワイイ子供たちに恵まれるのが、いちばん幸せな生き方かなあ。 すごいステキな人生だろうなあ。うらやましい。この楽天のHPを見ていると、当てられちゃうというか、ホント、いいなあと思います。 なぜか小さい子供に好かれる今日このごろなので、ちょっとした痛みのような感情を伴いつつ、そう思います。単に、体型や顔が「くまのプーさん」だからかもしれないけれど。これから子供を産みたくてもビミョーな年頃なので、とくに痛切にね。 私はこのン十年、何のために費やしてきたのかなあと、暗澹たる思いがします。勉強と仕事ばかりで、そのわりに成果が上がっていない大ばか者ですね。 まあ、でも、人生、色々いいことがあるって。仕事で得られる緊張感と達成感は、下手なセックスの絶頂感より凄いので、言葉にするのはもったいないというか、何というか。専業主婦諸君&腰掛け諸君は分からないだろうー、イヒヒヒヒ。 なるほど、書いてみてわかったけれども、人間って、こんなふうに他人の幸せを羨ましく思う情念&対抗心があるってことが、他の生物よりも一層強力な地位を獲得する原動力になっているのでしょう。ジェラシー進化論ナンチャッテ。 でもね、いまの時代、モノサシは決して一本じゃありません。本当の幸せは、ひとつやふたつや数え切れるほどのモデルじゃ、表しきれないんだよね。 二番目に愛される存在だっていいし、恋人でも何でもなくても、あ、この人のことは友だちとして、ずっと支えてあげたいなあと思う異性がいてもいい(あなたのことですよ)。 なんだってアリです。だから、向井なんとかいうタレントみたいな生き方もありだけど、幸せを科学技術とお金で買うことができるのだろうかというケーススタディとして利用するぐらいのつもりでいたほうがいいんじゃないの。私は代理母の人件費(人権費?)としては安すぎるのがヒジョーに納得がいかないのですが。1億円ぐらい出せよバカヤロー! 人間、自分が期待しているほど相手に愛されていないのだと分かってしまう瞬間ほど、つらいことはないよねー。ま、そしたら、方向転換っていう知恵があるね。そうそう、人類は何億人もいるのだから、チャンスはどこに転がっているかわからないよ。夢見るチカラが、人間の証明。
2002年08月30日
おかしすぎるメールが入って来たので、ちょっとご紹介。大爆笑して夏バテをぶっ飛ばそう!携帯で読んで下さっている方は、実害の出ない場所でどうぞ。「パソコンに入ってきた面白いメール送ります。外国人向け日本語検定試験の検定員の方からです。全て本当の話だそうです。日本語検定試験とその回答。問1「あたかも」使って短文を作りなさい。答え:冷蔵庫に牛乳があたかもしれない。問2:「どんより」を使って短文を作りなさい。答:「僕は、うどんよりそばが好きだ」問3:「もし~なら」を使って短文を作りなさい。答:「もしもし、奈良県の人ですか?」問4:「まさか~ろう」を使って短文を作りなさい。答:「まさかりかついだ金たろう」問5:「うってかわって」を使って短文を作りなさい。答:「彼は麻薬をうってかわってしまった」…でも私は嘘だと思うんだけど…。」 私も嘘だと思います(^^)
2002年08月29日
いちばん最初のメル友は、もう10年近く前だったか。パソコン通信の時代で、とあるお酒のフォーラム(BBSのようなものです)で知り合った。 何通もやりとりした日もあったっけ。お互い、ライター稼業で文章書き慣れているせいか、結構、長文なやりとりをしていたね。 初めて会った日のことが忘れられない。あなたは花束を抱いて私の家に現れた。当時、私は今より20キロ近く多い超肥満体。挨拶してからお茶の準備するためにキッチンへ入ったまま、戸棚の中に隠れてしまいたかった。入らないけど。 メル友の間は、淡い恋のようなものを感じていたかも。でも、会ってからは速やかに飲み友達に移行しましたね。お互い料理好きだから、それぞれの家で交互に大勢呼んでホームパーティの開きっこ。なじみのバーを借り切って宴会したりもしました。 さて、2人目のメル友とは、危険な恋に落ちてしまったので、詳しくは書けません。決して忘れられない記念日は、イーグルスの日本公演の日でした。あれから何年たつのかなあ。 メールのやりとりって、口では言えないような魂の深部まで表現できるような部分があって、しかも私は文章のプロだから、どんどん深く、重くなってしまう傾向があるみたい。 だんだんうざったくなるのかしら。いつも相手からの返事は短かった。そのうちたった一言だけとかね。一言でも、心が籠もっていれば、もちろんうれしい。 多分、恋文の恋と、実際の恋は別物なのでしょう。実際の恋に移行した段階で、恋文の恋は速やかに消えうせるのかもしれない。 というわけで、また新しいメル友との出会いを待っているというと、モンダイかなあ。ま、去る者は追わず、来る者は拒まずでーす。
2002年08月28日
千葉の海辺で、思い切って肌を焼いてみた。もともと色が白いので、たまに変身してみるのもいいかなと思って。 海辺の日差しは想像以上に強烈で、じりじりと焦がされているのがよくわかる。このトシにはもう無謀かなと思いつつも、ちょっとだけキモチいい。 背中についた水着のバッテンマーク。夏の思い出をカラダに刻みつけたみたいだ。ほてった肌同士で抱き合う夏の恋は、文字通り情熱的なんだろうなあ。 総勢20名以上(?)でコンドミニアムを借り切ってドンチャン騒いだ2泊3日もあっという間に終わってしまった。大勢の中に埋没していると、自分が自分じゃなくなるような気がして気持ちよかったけれども、自分をやさしく包んでくれる肌のぬくもりがなぜか恋しくなったりして。 みんなでお酒飲みながら、こんな話をしたっけ。恋と愛の違いは何だろう。愛は「相思相愛」と言うがごとく双方向のものだけれども、恋は「片恋」もあり得る。何しろ語源は「乞い(請い)」だからね。ああん。 さて、淡々となすべきことをなすいつもの日常に戻ってきた。今日からはまた、仕事に情熱を傾けて……http://www.aco.co.jp/palm/index.htm
2002年08月27日
高速バス「なのはな」号は、東京駅を土曜日午前9時に出発。途中、休憩は「海ほたる」の1箇所のみ。予想以上にスムーズなドライヴで、11時30分ごろ終点の安房白浜着。カリフォルニアを思わせる、高いヤシの並木に迎えられた。 バスターミナル前のスーパーにて、食材を買い足してから、タクシーでペンション&コンドミニアム「パーム・ヴィレッジ」へ。約1600円也。同乗4人で割れば格安です。 今年5月にオープンしたばかりの小奇麗な建物。ペンションのほうには、ジンギスカンやバーベキューを楽しめる大きなウッドデッキと露天風呂、サウナつき。正面には太平洋を見晴るかす。 砂浜ではないので泳げないけれども、岩場はまずまずの釣りスポットのようで、太公望の姿がちらほら。小さな灯台も絵になってる。 自動車数台に分乗した先発隊と合流し、まずはオープンサンドの昼食を開始。サーモン、ハム、ローストビーフ、レタス、トマト、きゅうり、スライスオニオン、ポテトサラダ、マヨネーズにマスタード、なんでもよりどりみどり。 シャンパーニュで乾杯してから、塩抜きソルティドッグ。居酒屋経営のメンバーが安く仕入れたタンカレー・ウォッカ半ダースに、箱入りグレープフルーツ数十個、製氷屋の氷がアイスボックスにびっしり。果汁絞り係、氷クラッシュ係に分かれ、淡々と作業が進む。慣れた手つき。グラスは100円ショップで仕入れたというプラスチック製の大きなタンブラーが銘々にあり、名前のシールつき。 この大宴会旅行、私は今回からの初参加だけれども、毎年恒例で十年以上続いているらしい。とある飲み屋から始まった友だちの輪だそうだ。恐ろしいほど豊かな物資に手回しの良さ。唸ってしまう。 お酒は他に、ビール、ワイン、ジン、テキーラ、バーボン、ラム、日本酒となんでもござれ。パイナップルジュースにココナッツミルクもあって、ピーニャコラーダだってできちゃう。私は庭でペパーミントを発見してちょっと拝借し、モジートを作っちゃった。 この日のためにBGMを編集してテープ録音してきた人もいる。クルマにラジカセ積んで、わざわざ持ってきたのだ。あっぱれな段取り。 食後しばらくまったりとしてから、女子組有志はタクシーで近くの温泉旅館へ。1人1600円で温泉だけ楽しめる。露天風呂がゆったりと広く、他にお客の少ない時間でほぼ貸切状態。1時間近く楽しんだだろうか。 戻ってから部屋へチェックインし、すぐさまディナーの準備。先ほどのウッドデッキでバーベキュー&ジンギスカン大会だ。ワインにビールに「塩抜き犬」にと、飲んだ飲んだ。途中から記憶がない。ま、毎度のことです。 部屋へ戻ってからも宴はえんえんと続いたらしい。私は寝不足な日々が続いていたので、あっという間に爆睡。酔っ払って大声でわめくどこかのオヤジの声がうるさかったので、半分狸寝入りでしたが、そのうち本式に寝てしまった。 翌朝、男部屋ではカップラーメンな朝食が始まっていた。食べたい人はご勝手に方式らしい。私は残りのパンをトーストしていただく。コンドミニアムは、冷蔵庫、電子レンジ、トースター、湯沸しポット、炊飯器、ガス台、シンク、食器棚と、キッチンまわりが完ぺき。1人用ドリップ式も、ちゃーんと持参してきた人がいて、大いに助かった。 食後、すぐさまブランチの準備に借り出された。パスタ用のトマトソースとミートソースは、メンバーの喫茶店経営者が作ってきてある。トマトソースに入れるイカをカットして下茹でし、ソースと煮込んだり、サラダ用の野菜を茹でたりカットする係を仰せつかった。あと、ゆで卵の殻剥き係。なぜか剥けにくく、イライラするうちに胃が痛み出す。要は前夜の飲み過ぎか。 食欲はほとんどなかったが、大根おろし、ツナ、貝割れ菜をかけるサッパリ味のパスタにハマった。味付けは醤油とブラックペッパー。焼いた茄子、ピーマンにも食指が動いた。発泡酒飲んでいるうちに、胃がハイな状態になってきて、あとはワイン、ワイン、ワイン。うふふ。 しばらくしてから磯遊び。岩場を渡って波打ち際のそばまで行く。小さな水溜りにいる小魚やイソギンチャクをいたずらして楽しんだ。 内海になっている部分は飛び込めそうだったが、水が黒々としていて深そう。酔っ払っているので危ないから見るだけにしておいた。 夕方、今度は別の温泉へ。こっちは50mぐらい離れた国道から見え見えな露天風呂。インディアン並みの遠視の人ばかりだったらどうしよう。なーんてお構いなしに、じゃぶじゃぶ楽しんでしまった。 1泊で帰る人もいたので、2夜目の宴会は10人ほどのメンバーで近くのすし屋へ繰り出す。座敷席でコース料理&地酒ざんまい。なんだかよく覚えていないが、みんな美味しかった。 帰ってからはまた男部屋で宴会。これも途中で退散。夜中の2時ごろ、暗い部屋の中で目が冴えて困った、困った。それでも無理やり朝まで寝る。 朝食は、炊きたてのご飯とレトルトカレー。飲み過ぎの胃には、またしてもヘビーだが、つられて平らげた。朝ビールはさすがにパス。 10時にチェックアウトで部屋を追い出されてからは、なぜか邪険にされ、無愛想な経営者だ。予約の段階では夕方までウッドデッキでくつろげるはずが、庭の小さなあずまやへ追いやられる。しばらく残りの「塩抜き犬」で談笑した後、時間つぶしに前日行った温泉へ。 そしてクルマ組とバス組に別れ、帰途に着いたのでした。帰りはさすがに大渋滞で3時間以上かかってしまった。渋谷のご近所組で打ち上げ宴会にと誘われたが、胃痛がひどくてパス。体調万全で臨めなかったのが悔やまれるが、それにしてもハードな旅行……というより、遠出の宴会だったのかな。デジカメ撮る暇がほとんどなく、自分の画像は1枚もナシ。とほほ。
2002年08月26日
海辺で過ごした休日の2日目、ランチにみんなで作ったパスタがあまりにも美味しかったので、ちょっとズルして日記を遡ってご紹介。 食べたのはまさにこの25日ですが、いま書いているのは28日です。なんだか子供のころの夏休みの絵日記の宿題みたい。私はいつも最後の1週間にまとめてやるタイプでしたね。がはは。 作り方は、ゆでたパスタに大根おろし、ツナ缶、貝割れ大根をのせ、醤油をかけて和えたただけ。じゃこも少々振り掛けたっけ?貝割れ大根の辛味が鮮烈!キクーッ!「さっぱりして美味しいね。あと、ワタシ的にはおかかがあるといいな。待てよ、ツナが魚の出汁味だね。とすると、刻み海苔があれば、完ぺきな和風パスタの芸術品!」 なーんて、太平洋を見晴るかすペンションのウッドデッキのパラソルの下、お隣に座った渋いお兄さんとお話ししながら美味しくいただいたのでした。傍らには発泡酒。 後日(28日昼)、仕事帰りに寄った和光市駅前風月堂の夏季限定メニューで同じようなパスタを発見。さっそく試してみると、こちらは細いカッペリーニを冷やしてあって、出汁醤油がよく滲みて美味しかった。トッピングはツナ、大根おろし、貝割れ大根。サニーレタスにトマトも添えてオシャレに。 なぜかタバスコも運ばれてきたので振り掛けると、ぴりりと締まって乙な味ですが、ちょっと辛味が尖ってバランス悪い。さんざむせてしまった。はずかしー。 こうして書きながら思いついたのですが、コーレーグース(沖縄の島とうがらしを泡盛に漬けた辛いお汁)だとドンピシャリでしょうね。 タレは昆布出汁の効いた醤油で、冷しゃぶよろしく豚三枚肉の薄切りを湯がいて氷水で締めたのを飾ってネ。これをツナ缶の代わりにして、おかかをたっぷりかけると。きゃー!最高にウマそうですねー。これは今度の宴会で使ってみようかな。 思い出した!古酒のいいのがあるし、夏の締めくくりに、沖縄ざんまいですかね。野良犬ラッシュさん、オリオンビールお願いしまーす。 カッペリーニの代わりに、ソーメンチャンプルーにして、上に大根おろしと冷しゃぶでもいいかな。おっと、自家製コーレーグース、そろそろ品切れかも。フルーツオーワダにあれば助かるが……。 極太ゴーヤに島豆腐でチャンプルー、ティビチも食べたい。青臭いナーベラーンブシーもいいな。ラフテーは自分で作ろうか。ああん、銀座のわしたショップに行ってる時間がないぞ。そんときゃそんときで何か考えます。 そうだ!シブイって言うんでしたっけ、沖縄でよく食べる冬瓜が旬ですねー。今回こそはカレー味の煮込みに挑戦してみようかな。トマトの酸味を効かせたエスニックな味にすると合うかも。実験だな。
2002年08月25日

というわけで、日記は1日だけお休みしますが、盛りだくさんのバックナンバーを味わっていてくださいませ。お土産話持って月曜日に帰ってきます。
2002年08月24日
ラーメン、カレー、餃子、お好み焼き、たこ焼き……。いわゆる「B級グルメ」の専門店のテーマパークが各地に作られています。名づけてフードテーマパーク。ナムコさんが、熱心なようですね。 ちなみに7月20日に大阪にオープンした「なにわ食いしんぼ横丁」では、なにわのB級グルメ有名店が一堂に会し、敷地内を「30歩か40歩、歩き回るだけで」(ナムコ広報のコメント)こんな楽しみ方↓ができるそうです。 「明日はグルメツアー行くで。ミナミでまぜまぜカレー食うた後は、西成で会津屋のたこ焼きほうばって、キタでゆかりのお好み焼きや。鶴橋でキムチ買うて、京都まで足延ばして抹茶ソフトで締めよか―」(中国新聞の記事より) 関東人の私には、ぜーんぜん何のことやら分からないのですが、ものすごく楽しそうな雰囲気が伝わってきますね。行ってみたいなあ。さすがに自由軒の「まぜまぜカレー」だけはウワサに聞いて知ってます。 仕事でフードテーマパークについてちょっとした小文を書く機会があり、色々調査しているところ。誰がつけたか「B級グルメ」ってネーミングが振るっていますね。格別なご馳走じゃない、普段着感覚の食べ物だけど、ハマると病み付きになるってあたりの情緒をよく表している感じ。 とくに男の人は、ラーメン狂になりやすいみたい。ウマイというウワサを聞きつければ、深夜、遠くのほうまでクルマで出かけるのだという話を友だちから聞いたことがあります。ラーメン屋めぐりの週刊誌の連載記事も好評のようですし。 こう並べて見ると、カレー以外は「粉食」ですね。中国の屋台文化の流れを組むものなのかな。日本の屋台文化の代表選手だった、すしやそばは、いまは何故か高級路線へ向かっていますね。回転寿司とか、企業型ファーストフードのほうへ行ってしまったものは、もはや「B級グルメ」とは呼びづらい。 ファーストフード的に「安い、早い、うまい」でありながらも、全国どこへ行っても同じな金太郎飴ではなく、その店独自の「顔」があるところが、B級グルメならではの魅力かもしれませんね。 さて、各ジャンルそれぞれに、自分の贔屓のB級グルメ店を持つっていうのも、なかなかオシャレじゃない? ちょっと意地悪して、他の人には教えたくない感情が働いたりして。 その点、私はまだまだ初心者だなあ。「ここが最高!」っていう持ち札がほとんどない。 ラーメン……げんこつ屋の味が好きだけど、量が多過ぎてくどいよなあ。チェーン店になってしまったし。格別美味しいってわけじゃないけど、シモキタの「ミン亭」(字を忘れた、ゴメン)の「江戸っ子ラーメン」は、時々食べたくなります。キムチがのっていて、煮干で出汁をとったさっぱり味が特徴。やっぱ、B級グルメは地元で探しちゃいますね。 カレー……ふふ。これは以前に書いた「デリー」の「カシミールカレー」がいまのところ「エース」のカードです。欧風どろどろタイプより、インドのサラサラソースが私は好き。名前は忘れたけれど、新宿西口にあるインドカレーのお店もいいなあ。ナンかライスかを選べるのがうれしい。ナンにすれば粉食の仲間入りですね。 餃子……うーん。お手上げ。そもそも違いが分かるほど食べ込んでない。自由が丘に何十種類もの餃子を出す店があるそうだけれど、ちょっとコワイかも。チョコレート餃子なんかもあるらしい。 お好み焼き……ますますもってお手上げ。根っからの関東人である私には難解な分野です。キャベツが一杯入って皮の薄い広島風、最近ご無沙汰なので近々食べてみたいけど。東京下町名物のもんじゃ焼きは、山の手育ちの私にはよくわからない食べ物です。食指が動かないってヤツかな。ごめん。 たこ焼き……これもそうだなあ。決定的に情報が不足してる。安易に走って、最近はニコタマ駅構内のチェーン店のたこ焼きをよく買います。イマイチだけどね。たこ焼きと言えば、大阪の友だちに連れて行ってもらって初めて食べた、明石焼きの味が忘れられません。プリプリの大タコが入っていて美味しかった!お出汁と一緒にいただくなんて新鮮な衝撃でした。やっぱり、たこ焼き、お好み焼きは関西ですねん。 B級グルメの先生になってくれそうな友人の顔が、いま約1名、いま頭に浮かんでいますが、この世界、ハマると確実に太りそう。ダイエッターとしては、「君子危うきに近寄らず」が、いいかもネ。
2002年08月23日
自分が自分に負けちゃいそうなとき、孤立無援でだれにも助けてもらえそうにないとき、せめて、あたたかい言葉がほしい。 昨日は、ホントにすごーいピンチ。仕事が山積み、しかもなだれを起こしそう。ま、自分が悪いのですが。朝から夕方まで、各方面から催促の矢がびゅんびゅん飛んできて、心臓が止まりそうでした。 耐え切れず、「ヘルプ・ミー!」って遠くの友だちにメールを打ってしまった。 落ち着いて! キミならできる。 無断引用ごめん。嬉しいお返事でした。世界にたったひとりでも、自分を無条件に信じてくれる人がいれば安心だね。“Don’t give up”という歌を思い出した。ケイト・ブッシュと、ピーター・ゲィブリエルのデュエット。ケイトが歌う部分なので、女ことばで訳してみると…… あきらめないで だって、あなたには友だちがいるじゃない あきらめないで あなたはまだ負けていない あきらめないで あなたならきっとできる 孤独な闘いの中でくじけそうな全ての人に贈ります。
2002年08月22日
バクゼンとした夢は、夢のままで終わってしまう。けれども、強く強く願い続ければ、いつかきっとかなう。そのとき、夢は夢に終わらず、実現に向けた強烈な意志を伴う目的となっているからだ。 夢が薄ぼんやりとしていて、いつまでたっても手の届かない無限の彼方にあるように思えるのに比べ、目的はそれほど遠い距離にはない。しかもその距離は日々短くなっていく。自分の可能性を信じて前進し続ける限り。 ただ、自分の中で完結できる目的ならいいけれども、相手のあることだと難しい。他の人間を思い通りに操作することなどできやしないし、そもそも、やってはならないことだから。 しょうがないからそういう場合は、願い続ければもしかしたらかなうかもしれないという、願い続けるプロセス自体を楽しむことにすればいいかも。結果はどうでもいい。どうせ、この世は夢のようなもの。ただ狂え。 さて、真夏の講演の仕事はなかなかハードでした。私の主義として、2時間立ち続けで、なるべく受講者の席の間に入り、可能な限り全員の質問やリクエストに応じ、一人ひとりの表情を確認しつつ、メッセージを送り続けたいのですが、昨日は途中で声が嗄れてへとへとに。それでも何とかいつもどおりに、ポジティブなパワーをどかーんと投げかけて終えることができたと思いますが。 その達成感を、だれかと分かち合いたかったなあ。共働きの家庭の皆さんは、1日の終わりの食卓を囲み、仕事の話をしながら、お互いに達成感を共有し合ったり、その逆に失意のときには慰め、励まし合ったりしているのかな。 そんなことができたらいいなあと思いつつ、まあ、できなくても自己との対話で何とか代償するしかないかな。そこに哲学が始まるかも。なーんて思うのでした。
2002年08月21日
昨日の続きで、卵料理について書いてみましょうか。ふわふわオムレツを上手に焼くのも難しいけれど、純和風の四角い玉子焼きの達人にもなってみたい。 余裕ができたら、銅(あか)の四角い玉子焼き鍋を手に入れて。あの焼き方のコツは何でしょうか。焦らずおっとりと構え、卵の気持ちになっておいしさを引き出すことかな? お出汁を加えた出汁巻きに、鰻を入れたうまき。ゆでて刻んだほうれん草を卵に混ぜ込んで焼いたのも美味しいですね。ほうれん草巻きの場合は、辛しマヨネーズをちょこっと加えましょうか。うまきには、山椒の葉っぱの佃煮やきゃらぶきを添えると美しいかも。 そうそう、マヨネーズも自家製にすると、素晴らしく美味しい。安心して生食できる卵を選び、上物のオリーヴオイルを糸のように細く流し込みながら、気長に混ぜ混ぜしましょう。 油揚げの中に卵を割り落とし、醤油とお出汁でさっと煮たのは、酒のあてにいいですね。バクダンって言うんでしたっけ?おでんの具にもいい感じ。 おでんの具材に卵は外せませんね。煮卵といえば、豚の角煮の汁で煮たのが最高!八角を利かせた煮汁がいいですね。これはやっぱり、紹興酒のあてかな。焼酎でも良さそう。 泡盛に合うのは、なんといってもやっぱり、ゴーヤチャンプルー。卵をたっぷり入れてふわふわに仕上げ、コーレーグース(唐辛子を泡盛に漬け込んだ辛い汁)もたっぷりかけて、削り節を躍らせて。タレは豚の角煮(ラフテー)のちょっと甘いお汁が合います。苦味、辛味、甘み、旨みの競演ですね。ぞくぞくーっとくるうまさだよー。 酒のあてで一度作ってみたいのは、黄身の味噌漬け。味噌床に凹みを作って、そこに黄身を置いてしばらく漬け込む。濃い口の本醸造、しかも熱燗が合いそう。ほおずきを薬品か何かで繊維だけにして、その芯に味噌漬けの黄身をあしらった写真を見たことがあります。どこかの温泉宿の創作料理だったかな。オツですね。 洋風の卵料理に目を移せば、イタリアやスペインでつくる、野菜の具材たっぷりのオムレツに他に無い個性を感じます。ジャガイモ、ズッキーニ、トマト、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルーム等々。ただし、具材を入れすぎるとフライパンをひっくり返すのが難しいから、耐熱容器に入れてオーヴンで焼くと便利です。 こちらは冷えた白ワインがよろしいようで。ワインと卵は相性が悪いとも言いますが、具材たっぷりのオムレツにすれば、問題が解消されるような気もします。さすがに赤は難しいかも。せいぜいロゼかな。シェリーもいいね。 そろそろ朝食の時間です。ワンルームマンションで独り暮らしをしていたころは、電子レンジでココットをよく作りました。ほうれん草のゆでたのや、ジャガイモの細切りの上に卵を割り落としてチン!簡単で結構、味のバラエティを楽しめます。 朝食の卵の食べ方では、これは日本じゃないと怖くてできないけれども、あつあつのご飯に卵を割り落とし、少し蒸らしてから、醤油で味つけした「生卵ご飯」が最高ですね。これに納豆を混ぜて食べる。じゅるじゅるー! 味噌汁の中に卵を割り落として煮たのも美味しいですね。あるいは醤油のすまし汁の中に、水溶き片栗粉+溶き卵を流し込んだ「かきたま汁」! 二日酔いのときは、なぜか「かきたまうどん」が欲しくなります。釜揚げしらすと、おろししょうがを少々加えて。 英語で説明するなら、半熟オムレツのご飯がけ?親子丼、玉子丼も日本独特の食べ物ですね。醤油のタレと刻み海苔が、まるくて甘い卵の味にきりりとした輪郭を与えますね。 オムライスは和洋折衷の発明の冴えかな。軽食メニューとしてすっかり定着していますね。小さなお子さんのいるご家庭では、定番メニューのひとつかも。キワモノですが、オムソバなんていうのもありますね。 こうして振り返ってみると、日本の卵料理はじつにバラエティ豊か。焼いたり、煮たり、茹でたり、温泉につけたり、炒めたり、極め付きは生でそのまま。形状も四角、目玉、スクランブル状態、溶いて流し込みなどいろいろ。茶巾寿司なんて、薄焼き卵でご飯をくるむ発想がなんともユニークじゃないですか。身びいきなようですが、奥の深さでは和食が一番ですね。 ああん、お腹がすいてきたぞ。
2002年08月20日
海外旅行にも連れて行きたくなっちゃう、偏愛的病み付き調味料ってありませんか。目玉焼きやゆで卵などの基本的な卵料理に何をかけるかで、その好みの違いが現れるかもしれませんね。 私は、目玉焼きなら醤油。ソースやケチャップなんて、考えられなーい。焼き方は、白身の縁がカリカリに焦げていて、黄身は箸でつぶすと、とろーりと流れ出てくる加減がいい。 ゆで卵も醤油がいいな。贅沢を言えば、温泉卵がいちばん好き。これには出汁醤油ですね。 スクランブルエッグなら、ケチャップをかけたい気持ちもわかります。でも、私はバター、塩、胡椒の基本的な味付けだけで十分好き。 オムレツとなると、さすがにケチャップの登場かな。ふわふわの食感に焼き上げてほしいものです。 さて、私が初めて行った海外旅行は香港3泊4日で、日本食は全然恋しくなりませんでしたが、ヨーロッパへ10日間行ったときは、どの料理もバターが私には多すぎで胃の負担になり、最後のほうはかなり調子悪かった。 実は子供ころ、親の目を盗んでは冷蔵庫のバターを舐めるという恐ろしい妖怪のような習性があって、この時代にほぼ一生分のバターを食べてしまったらしく、もうほとんどキャパシティが残ってないんですね。 だから、レストランでフレンチを食べるときは、バターはあまり使いません。普段の料理でもめったに使わない。それはさておき、 ヨーロッパでいちばん恋しくなったのは、やはり醤油の味でした。なぜか、掛け蕎麦が食べたくて食べたくて。 拙宅では、掛け蕎麦の出汁に鶏肉の細切れを使います。鶏出汁の掛け蕎麦……そう、お正月に関東地方で好んで食べるお雑煮の味ですね。 次に食べたかったのが、ソースやきそば。次にヨーロッパへ行くときは、「ペヤング ソースやきそば」を持って行こうと真剣に思いました。でも、ちょっとカッコ悪いからやらないけどネ。 次にロンドンへ行くときは、また納豆を山ほど届けるからね<かなちゃん。
2002年08月19日
どこへ行っても、することは同じだけれど(爆)、一度ぐらいは恋人と一緒に温泉宿へ行ってみたい。ま、独りでもいいけれど、なんだかもったいないような。 来月、仕事で新潟へ行く。そこから電車とクルマで1時間半ぐらい行けばたどり着ける、ステキな温泉宿のありかを友だちが教えてくれた。川のせせらぎが聞こえてきそうな写真と一緒に。 川に架かった吊り橋を渡って行くのだそう。玄関へのアプローチにも流れを引き込んである。水車もある。炭焼き小屋もある。早朝の散歩は気持ちいいだろうなあ。澄み切った空気の匂いがいまにも漂ってきそう。 露天風呂にお盆を浮かべ、冷酒を一杯なーんてこともできるらしい。天然鮎を主役にした、心づくしのお料理も美味しそう。 昭和初期に建てられた料亭を移築したという、純和風建築の宿のたたずまいも素晴らしい。障子、ベランダの手すり、柱、畳……きりりとまっすぐな直線で仕切られた空間。日本人の精神性が表れている。こういう場所にいると、心がしゃんとするだろうな。 さすがプロのカメラマン&旅のエッセイストが送ってくる写真は違いますね。行ってないのにもう行った気にさせられる。でも、ライヴはもっといいぞーと、写真の向こうから呼ぶ声が聞こえて来るようだ。 思い切って行ってみようかな。仕事のついでだから交通費は後で戻ってくるし、講演のギャラでもお釣が来るくらいの値段で泊まれる。往復のタクシー代をのせるとトントンだけど、ま、いっか。自分自身への誕生日プレセントということで。
2002年08月18日

悪い趣味だと思っていました。この楽天の無料ホームページは、キー操作ひとつでランダムに色んな会員のページへ飛んでいけるシステムで、私の場合、トップに子供かペットの写真が出てくると有無を言わさず却下!って感じで、中身を見ずに次へ飛ばしていました。 だって、キモチ悪いんだもん。客観性がないんだよ!客観性が……というのは、プロの物書きの言い分でして。聞かなかったことにしてください。 いまはその気持ちが痛いほど分かります。ずぶずぶに。このお盆休み、姉妹同様に育ったイトコが1歳2カ月の子供を連れてきて、その子がかわいいのなんのって。私もつい、トップページに写真を載せちゃいましたよ。かわいいでしょ。うふ(って独りよがりなのは重々承知ですが)。 両親共働きなので保育園へ預けているそうで、そのせいか、あるいは生まれつきの性格なのか、人見知りを全然しなくて、なつくなつく。 私が外出先から家へ戻るたび、満面の笑顔で迎えてくれました。まあ、目の前に立ち現れる風景の意味もわからずに、ただ違いが面白いんだろうけどね。 同じ画像でも、作者によって付与する意味や価値は全然、違うんですね。いまさらながら痛感しました。 その人を大切に思うなら、その人が大切に思うものを無条件で大切にしたいですね。っていうか、可能な限りそう努力することを誓います。
2002年08月17日

昨夜のメインディッシュは、舌平目のムニエル。体長20cm以上で厚みも1㎝ぐらいある。食べごたえ満点でした。 やはりなんといっても、縁側の部分が旨い! 刺身のときのシコシコ感は火を通すと消えますが、つるつるんとして、独特の脂の旨みを感じます。ヒレの先まで舐めちゃいたい。 味付けは、塩、胡椒にレモン汁だけで、舌平目本来の味を満喫しました。贅沢を言えば、魚屋の売れ残り品なので、鮮度に難あり。それも円熟味と思えば楽しめます。 合わせたワインは、イタリアの辛口の白、「エスト!エスト!エスト!」。日本語に訳せば「ある!ある!ある!」って、何かのテレビ番組みたいですが、ワイン好きならこの名前の由来をきっとご存知でしょう。 その昔、ドイツのワイン好きの僧正がローマ法王を訪ねることになり、配下の者に命じたそうな。「うまいワインのある宿を見つけたら、目印として扉にエストと書いておくように」。 僧正がモンテフィアスコーネの村にやってきた時、飲んだワインがあまりにもおいしかったので、エストを3つも重ねて書いたそうな。それがこのワイン。 エスト(est)は、ラテン語で「ある」を意味しますから、「ここに美味しいワインあり」の略語というわけでしょうね。 実際に飲んだことのある人なら、この逸話がいかに大袈裟かお分かりでしょう。おっと、野暮を言うのはやめにして。 クセがなくて家庭料理にあわせやすく、普段飲みには最適なワインですよ。1000円台で買えます。この季節には、きーんと冷やし過ぎなぐらい冷やしたほうが美味しく飲めます。お試しあれ。
2002年08月16日
このホームページでは音声が出ないから思い切って言っちゃいますが、私がいちばん自信があるのは声。きれいだぞー。ぞくぞく。あひゃー。 まあ、酔っ払いですが。そのココロは、七色の声。高音も低音も自由自在に出せます。モノマネも結構、得意です。ただ、恥ずかしがりやなので、めったに披露しませんが……それはさておき、 仕事で男性相手に迫力持たせねばならない場面では、低音でズンズンいきます。スローテンポで、言葉を慎重に選ぶように、じっくりと(本当は機関銃みたいに早口なんだけどサ)。 そんな私の本質(?)にいまさらながら気付いたのは、ほんの今日のことでした。ネットがつながらなくて、私のパソが壊れているのか、プロバイダーに原因があるのか、それともプロバイダーの中の地域限定なのかがわからなくて、混乱してイライラしていたとき。 会社員時代の先輩が同じプロバイダーのユーザーだと思い出し、彼女の使用状態はどうなのか、電話をしてたずねたのでした。そのときの私の声、最近、出したことのないほど高音で、ちょっと媚びるようなトーンだなあと、後で気付きました。 先輩は、とても親切に対応してくださり、彼女のところは何ともなかったのですが、テスト的にメールを送って下さったり、とても丁寧な対応をしてくださり、感謝感激でした。 働く女って、いつも強がっていないといけないから、結果的に本来の自分の声域よりも低く低く発声してしまうのですが、先輩と話していた時間は、自分本来の高い音域で、しかも、ふだん、出したことのない甘えるようなトーンで話していたことに後で気付きました。 最近の私って、ドスのきいた声ばっかりだったよなあ。あああ。いやん。 甘えさせてくれて、ありがとう、M先輩!きっと読んでくれていると思いますが、鈍い鈍い私でごめんなさい。あとでじわーんときました。ありがとうございますっ!甘えさせていただける私は、幸せ者です。
2002年08月15日
「腹八分目」というけれど、なかなか実践は難しい。「ああ、おなかいっぱーい!」と思うまで食べたいですよね。だからダイエットは難しい。 無理して「腹二分目」とかに抑えても、長続きしない。やがて脳の食欲を司る部分のストレスが極限に達し、暴走を始めてリバウンドになる……というメカニズムが働くようで。 これを防ぐため、「一日一快食」を提唱して無理なく痩せることをめざす「BOOCSダイエット」というものがありますね。たとえば朝は腹五分目、昼は腹二分目に抑え、夜だけ腹九分目ぐらい食べて脳を満足させるワケ。 このように、100%出力可能なものを20%程度の低レベルで維持し続けるのは非常に難しい。ことに人工物の場合、20%の運用しかしないのなら、なぜ、そんな大きなキャパシティでつくったのか。あらかじめ20%のレベルを最大キャパにすればいいではないか。残り80%に隠された意図があるのでは……と、勘ぐりたくなりますよね。なりません? 私が言いたいのは、住基ネットのこと。お手元に11ケタの住民票コードが届いたと思います。これから私たちには一生、この番号がつきまとうことになります。支配されることにならなければいいけれど。 この11ケタのコードを鍵にして、全国どの自治体でも個人の住所、氏名、生年月日、性別の4情報を引き出せるようになり、これまで住民票の写しの添付が必要だった諸手続きが簡略化されました。 簡略化された手続きの数は全部で93事務。国家資格の取得の手続きなど色々とあります。将来はさらに264事務へ対象を広げようという動きがあります。窓口の人員が大幅に不要になることが予想されますね。公務員でも大規模なリストラが進むのでしょうかね。それはさておき、 来年8月には1人1000円程度の実費で、専用のICカードを入手でき、これを使えば、全国どこからでも住民票の写しを取得できたりして、さらに便利になります。このICカードが曲者なんです。 住基カードのIC(集積回路)の容量を、総務省は32キロバイトとする方向で検討していますが、これは3万2000文字に相当します。住民票コードと名前、性別、生年月日、住所など個人情報の部分に必要なのは、せいぜい4キロバイトに過ぎません。12.5%ね。 残りの87.5%は一体、何に使うのでしょうね。運用は各自治体に任されています。残りのキャパの部分に、やがて納税者番号から運転免許証番号、金融機関の顧客番号なども一元化され、職業、収入、貸出図書、学校の成績、病歴、投票行動、交通違反歴などが一つの番号で調べられる日が来ると警告する人もいます。 そんなものを調べられても、自分は悪いことをしていないから、痛くも痒くもないと思うかもしれませんが、それはのん気過ぎる。 情報の価値は、それを使う人が決めることであって、本人は決められない。また、一度記録された情報は二度と削除や変更が難しいから恐ろしい。 たとえば、過去に読んだ本のリストを見て「これは危険思想を持った要注意人物だ」と勝手に解釈する人がいるかもしれない。 DNAの情報が筒抜けになれば、将来、ある特定の病気にかかるリスクの高い人は、生命保険に入る上で不利になり、それが、結婚や就職にも影響するかもしれない。 住基ネット導入の目的は、端的に言ってしまえば、住民を管理しやすくすることでしょう。その管理の枠がいまは小さいから実害が見えてきませんが、将来、いかようにも広げられる仕組みをつくってしまった。歯止めがきくかどうか。 管理というものは、不確定要素をあらかじめ排除し、シナリオどおりにものごとが運ぶことを理想とするものでしょう。つまり、管理者にとって、未来はシナリオどおりでなければいけない。 しかし、私たち人間は、さまざまな可能性を持っています。自分の力で、未来をいかようにも変えることができるのではないかという希望を持っている。それが夢。実際にはできること、できないことのジレンマがあるけれども、葛藤を乗り越え、夢に可能な限り近づこうとするのが人間。 住基ネットは、個人の自由を制限し、夢の絵の具の薔薇色を奪う危険性をはらんでいる。決して大袈裟な考えではないでしょう。 私たちは、私たちの自由を殺す一種の「核兵器」を手にしてしまったのかもしれない。それは、何も住基ネットが始まりではなく、コンピュータネットワークによる管理のテクノロジーを身に付けたときから始まったとも言えるでしょう。
2002年08月14日

真夜中に聞こえてくる唸り声。苦しそうに搾り出すよう。何かのお経だ。ギャーテーギャーテーハラギャーテー、ハラソーギャーテー、ボージーソワーカー。あ!般若心経の最後の意味不詳の呪文の部分。 「悪霊退散!悪霊たいさあぁぁぁん!」 くすくすという誰かの笑い声が聞こえ、頬をぴしゃぴしゃ叩かれ、さっきの唸り声が自分のものだと分かりました。悪霊と闘う夢を見ていたのですね。あはは。 いまでも思い出すたびに大笑いです。私は、かなりはっきり聞き取れる寝言を言うらしい。断片的な言葉なので、それをつなぎ合わせて類推すると、まるで予告編のように次から次へとめまぐるしくシーンの変わる夢を見ているのだろうと、聞いていた人から分析されちゃいました。 ああ、恥ずかしい。なんでお経なのよー。私はべつに何の宗教も信じていませんが、中学・高校時代に古典文学が大好きで、あれこれ暗記したのが今ごろ出てきたりする。「般若心経」は、京都への修学旅行の事前学習で、何かお経のひとつも覚えてみようかなと思って写経しながら覚えました。 今度は「平家物語」を寝言で言ったりして。「祇園精舎の鐘の声……」。お前は耳なし芳一か!あははははは。誰か隣でリクエストしてくれたら、朝が来るまで、えんえんライヴしちゃうかも。 でも笑い事じゃないよなあ。旅行に行ったとき、突然、夜中にお経を唱えるヤツがいたら、みんな驚くでしょうね。いびきよりも迷惑かも。どうしよう……。あらかじめ予告するしかないですね。
2002年08月13日
一昨日の夜、サーロインステーキをベリー・レアで食べました。肉類のパワーはさすが!昨日、ジムで運動しているときに、全身に体力が漲るのを感じました。 いま私がいちばん気に入っているのが、「スピニング」という、固定式の自転車を使うエクササイズ。BGMに合わせ、インストラクターのリードのもと、全員でツーリングに出かけるイメージです。 負荷を自由自在に変えられるので、山道を登っているときは重くしてペースを落とし、下るときは軽くして全速力。立ちこぎをしたり、カウントをとって立ちと座りを交互に繰り返す「ジャンプ」が面白い。 2、4、8の3種類のカウントです。2カウントなら、「1、2」の立ちと「1、2」の座りを交互に繰り返す。通常、15セットぐらいやりますね。 立ちこぎとジャンプは、普通は歩く速さでこぎますが、私は倍速の走る速さで突進。昨日は1曲分走り通すことができました。ヤッタネ! 一緒にレッスン受けたジョディ・フォスターを彷彿とさせるインテリ美人な米人(?)女性に「うまいねー」なんて褒められたので、「昨日、ビフテキ食べたから」と言ったら大うけでした。あはは。 終わった後のビールが美味しかったこと。また、ダブリナーズへ行っちゃいましたよ<ロビンさん。キルケニー→ギネス→ワイルド・ターキーのオンザロックス。 で、いつものバーへ行って、ダイキリ→ラムのオンザロックス→シャンパーニュ→ベリーニ→ジンライム。よく飲むねえ(^^;) デザートは、キハチで濃厚牛乳のソフトクリーム! ダイエッターは肉食を敬遠しがちですが、たまに肉を食べるのもいいかなと。パワーの出方が違いますもの。生きる基本は食べ物。カラダにいいものをおいしく適度に食べるのがよろしいようで。 おまけ。またもネット通販グルメ情報です。生桜海老を取り寄せました。んまい!ぷりぷり、しゃきしゃき、つるん!これで日本酒をガマンしろというのも殺生な。 今朝はみょうがの刻んだのとおろししょうが、醤油をかけて納豆ご飯とともに頂きました。幸せ。さて、今夜は……http://www.e-sakaya.com/sakuraebi/sakuraebi.htm
2002年08月12日
ネットで凄い生ハムを見つけました!スペイン産のハモン・イベリコ。赤身たっぷりで、スペインの赤ワインのように深みのある鮮烈な赤。すばらしく濃厚で、アミノ酸の滋味たっぷり!自信をもっておススメします。うかうかしていると、ほっぺたが落ちちゃうよ! 午後2時までの注文であれば、翌日届くとのこと。切り立てをパックしてクール便で送ってくれます。 対応がとても丁寧なんで感激しました。注文確認のメールに「お中元の時期なので配送が遅れることもあります」とあったので、「午後2時までなら翌日到着とあったから注文したのに」とクレームをつけたら(私はそのへん、実に厳しい女なのですヨ)、すぐにお詫びのメールが来て、さらに営業所に荷が到達したのを確認して再度メールをくださいました。その文面がとっても人間味あふれているの。ちょっと抜粋してご紹介。私「丁寧な対応には心から感謝しますが、それがぬか喜びにならないように、あとは運を天に任せます。」肉屋さん「昨日発送した30件のうち時間通りに到着しなかったのは、東京都調布市へ送った二件だけです。他は時間通り到着していますよ。(中略)では、時間通りに届くことを祈ってm(_ _)m」肉屋さん「いやぁ、天は見放しませんでしたね。既に営業所に届いたようです。あとは配達を待つばかり楽しみにしてください(^^)/~~~」私「13時ごろ到着しました。ありがとうございます。シルシオンというリオハのワインとともに今夜、楽しむつもりです。美味しかったらまた注文しますね。」肉屋さん「今頃は酩酊でしょうか?おいしいといいなぁ。届かないか心配なときよりドキドキしています。」 ね、ね、なんだか心あたたまる感じでしょう。生ハムといい、このお方といい、すばらしい出会いでした。 URLをご紹介しますので、ぜひ覗いてみてください。http://www.kiritate.com/ さて、ワインのほうですが、これも想像以上の超絶美味。アルコールのキックが強く、干し葡萄を思わせる濃厚さ。私がいちばん愛しているイタリアワイン「アマローネ」を思わせる味でした。 しかも、ハモン・イベリコとの相性がバツグン。最高のマリアージュ(スペイン語ではなんていうのかな)でした。また飲みたい! もうひとつご報告。北海道帰りのお友だちがニッカの余市蒸留所みやげに買ってきてくれたのが、未貯蔵の原酒。樽熟前ですから、無色透明でアルコール分は65%。キョーレツです。 まるでグラッパみたい。穀類とは思えない、フルーティーさを感じました。なじみのバーに持っていって、バーテンダーさんに飲ませてあげたいなあ。うふふのふ。
2002年08月11日
夏は焼肉だけれど、冬はすきやき?それともしゃぶしゃぶ? 昨日、某食品メーカーから近々発売されるすきやきのたれについて取材しました。東日本向けと西日本向けの2タイプを作ったとのこと。そうでした!東西ですきやきの作り方が違うんですね。 そこで気になるのが東西の線引き。天竜川を境にとか、天下分け目の関が原だとか、世間では色々言われていますが、そこはお客様第一主義の食品メーカー。中部地方については、どちらでもご注文のあったほうを各顧客に応じて出荷する体勢だそうです。ナルホド。 世に「焼肉のタレ」はゴマンとあれど、「すきやきのタレ」は数が少ないとか。とくに関西は、鍋の中に直接、調味料を入れて味加減を決める作り方なので、あらかじめ調合されたタレという考え方とはなじみにくいのでしょう。 一方、関東風は「割り下」といって、あらかじめタレを調合してから鍋に入れるので、既製のタレを受け入れやすい土壌でしょう。消費者調査をしたところ、すきやき以外に肉じゃがなどの味付けに既製のタレを使うという「汎用派」が多かったとのこと。 で、このメーカーは伝統あるお醤油屋さんなので、醤油の味を生かしたホンモノ志向、化学調味料や食品添加物無添加を今回の新商品のキャッチフレーズにしています。 西日本向けは「まろやか仕立て」と銘打って、若干甘めにしてあるそうです。といっても、砂糖やみりんで余分に甘みをつけるのではなく、ブレンドする醤油の種類なども少し変えてあるとか。 もらってきたサンプルを昨夜、さっそくあさりの剥き身とごぼうのささがきの炊き合わせに使ったところ、かなりいい味が出ました。高野豆腐も一緒に煮たら、滋味をたっぷり含んで心あたたまる幸せの味! いえいえ、宣伝のためにこんな日記を書いたのではなくて、美味しいすきやきの作り方を知りたくて。 ネットで調べてみたら、次のような例が出ていました。●関西風1.鉄板を熱し、牛脂を鍋にしく。 2.程よく加熱されれば、牛肉を焼く。 3.ある程度牛肉に火が通ったところで、白菜、玉ネギ、長ネギ、焼き豆腐、麩、椎茸、エノキダケを入れる。 4.酒、醤油、みりん、砂糖を味をみながら入れる。(味は少し薄めがお薦めです) 5.全体に火が通りかけたところに、牛肉から最も遠い位置に糸こんにゃくを入れる。 6.春菊を入れ、春菊に火が通ったら、出来上がりです。 ●関東風1.割り下の材料を合わせて、ひと煮立ちさせておく。 2.材料を食べやすい大きさに切る。 3.すき焼き用の鍋に割り下を適量入れ、牛肉を入れてさっと煮る。 4.肉を端に寄せ、しらたきを入れて煮る。 5.長ネギ、椎茸、焼き豆腐を入れて煮る。 6.春菊を入れ、春菊に火が通ったら、出来上がりです。※割り下は→醤油1.5:みりん1:酒1:だし8:砂糖1 みなさんのお宅では、牛肉以外の具材に何を使いますか?関西風では青ネギ、玉ねぎ、麩を使うところに特色があり、関東風は白ネギという違いがあるみたいですね。 明治以降、関西の血は混じっていない拙宅では玉ねぎと白ネギを使います。私も家族も大の玉ねぎ好きで、淡路産をネット通販で取り寄せるほどの凝りようでして。 麩もいいですね。京都のお友だちに南禅寺近くのお店でご馳走になって以来、生麩のトリコになりました。そのときは網焼きにしたのを食べたのですが、グルテンだけとは思えないコク味があり、まさに肉の代用品というか、哲学的な肉というか、精進料理の粋を感じたものです。 その「お醤油屋さん」にお世辞を使ったわけじゃないけど、取材のとき、こんな話をしました。 すきやきの魅力って、醤油を煮詰め、鍋の縁で少し焦げたときに立ち上ってくる香りじゃないかな。日本人のDNAを刺激する香り。屋台のいそべ巻きしかり、焼きとうもろこししかり。 それが牛肉の脂の焼けた香りとエロティックに絡み合って、一層深いものになりますねえ。 ああん、あん、あん、なんだか食べたくなってきました。少し涼しくなったら、ぜひ、わが家でも作ってみようっと。生麩をたっぷり使ってネ。 おまけその1。ちょっと義理立てして、そのすきやきのタレの情報が出ているページをここにご紹介しておきます。興味のあるかたはどうぞ。http://www.kikkoman.co.jp/news/02022.html おまけその2。スキヤキと言えば、♪うえをむーいて、あーるこぉおおよ。なみだがー、こぼれーないよぉおおに……。今年もあの日が近づいてきましたね。
2002年08月10日
昨日の夜、メールを送った。「明日になれば、明日になるね」。いよいよ待ちに待った日がやって来る。 待ち焦がれていたのは、飛行機に乗ってやって来る赤ワイン2本のほう? それともハンドキャリーして来るお友達? もちろん、その両方です。 アペタイザーに、ハーフボトルのシャンパーニュを用意しようかな。前菜は、メロンと生ハム。どこかにスペイン産のハモン・セラーノはないかしらん。サラミの美味しいのも探さなくちゃ。海老のカクテルもいいな。 リオハのシルシオンとシャトーマルゴー。2本とも開けちゃうのかしらん。両方ともまだ若いからデキャンタも必要でしょう。うまくできるかな。 ほんの少量ずつ、いろんなつまみがあるといい。スペインのバルの気分でね。オリーヴの実、レバーと砂肝のスモーク、海老のから揚げ、ポテトサラダ、ピーマンのマリネ……。 鰻の蒲焼も、案外、赤ワインに合うんだよなー。タレに赤ワインを混ぜると、さらになじみが良くなる。山椒の代わりに黒胡椒を効かせてもいい。 そういえば、デパ地下でタレ焼きの鱧を巻いた鱧寿司を売っていたなあ。濃い醤油ダレのコク味と魚の脂と赤ワインのマリアージュ。 やっぱり、メインはステーキがいいな。ステーキなんて、普段は全然食べないから、ここぞというときの記念になります。そこいらへん、私は全然、アメリカナイズされていない純和風の関東人。ハンバーグはあまり好きじゃないから、ファーストフード屋のお世話になることは年に1度か2度の非常事態のみ。牛丼屋とも縁遠い。前に牛肉を食べたのは一体、いつのことやら。 もしかすると、お正月の牛刺以来? あ、違った。W杯のトルコ戦観戦で、お友だちの家で出してもらった串焼きがビーフだったかな。 ああ、いまからイメージトレーニングしちゃいます。口の中いっぱいに広がる肉汁の旨み。獣臭の尖った部分を丸くして、上品な香気で包み込む赤ワイン。リオハのチョコレートっぽい味は、肉の甘みを引き立てるかも。そしてああ、あのマルゴーのエステリーな香り。初めて飲んだときは、バナナの芳香を感じたものでした。 いつだったか、飲み残しのマルゴー……といってもあれはシャトーじゃなくて、マルゴー村のローザン・セグラか何かだったと思うけれど、それをベッドサイドに置いたまま、寝入ってしまった。やがて朝が来て、部屋一杯に芳香が満ち満ちていて、人生最高の目覚めの瞬間でした。 そうそう、チーズのことも考えておかなくちゃ。暑い時期だし、スペインの硬質チーズがいいな。マンチェゴに決まり。あと、青カビのきついのも欲しいかな。 うふふ。うふふ。うふふ。 でもその前に、海外のフットケア事情、住基ネット、洋上風力発電、アサーション、キャリアカウンセリング、チーム医療……と山積みの仕事を片付けねば。がしがしがし。
2002年08月09日
飲むと大抵二日酔いしてしまう私。ビールをグラス1杯でも飲もうものなら、1杯が2杯、2杯が3杯。そして焼酎とかのもっと強い酒、強い酒から強い強い酒へ……。 酒飲みというより、「酒浴び」ですな。お酒大好き! というわけで、いまグレープフルーツジュース500mlを間もなく飲み干すところです。あと、コンビニで買ってきたのは、「ダカラ」とレモンウォーター、九州名物「しろくま」アイス280円(高い!)。 二日酔い対策、みなさんはどうしているのでしょうか。私にとっての特効薬は、電車1本で行ける瀬田温泉「山河の湯」ですね。 閉所&暑さ嫌いでサウナは苦手なんですが、あそこのサウナだけは入れるの。汗をかくと新陳代謝が促され、二日酔いが早く治るみたい。そして、水着着用で入る混浴露天風呂「ヒーリングプール」が快適。大きなケヤキの木をざわざわさせる風を肌に受けていると、本当に癒される気分です。 古代海水とかで、塩分の濃いコーヒー色のお湯。そのせいか、喉が乾くのです。やがて頭の中に生ビールの映像が浮かんでくるじゃないですか。 旅館の宴会場ふうの食堂があります。温泉で貸してくれる甚兵衛みたいな室内着を着て、くつろぎましょう。大して美味しい料理はないけれど、揚げたての天麩羅は、なかなか。枝豆もいきますか。 もうひとつ、掘りごたつの席の居酒屋ふう食堂もあり、こちらは酒のつまみ類が充実。「氷下魚」なんてシブイつまみも載ってるメニュー。いつもは盛りのいい海草サラダとホタルイカの沖漬けを頼みます。生ビールの後、日本酒へイキたくなりますね。「文楽」とかいうお酒があります。 ああん、二日酔い治しに行っても、結局、飲んじゃうじゃありませんか。困りましたね。でも、お酒が美味しく飲めれば治った証拠ですからね。さ、早く仕事を片付けて、出かけようかな。 ロビンさん、会社の帰りに一緒にいかがですか。表参道で地下鉄を乗り換えれば、いつの間にか着いちゃいますよ。水着余分にあるので、持って行きましょうか。今日じゃなくても、いつかご一緒しましょう。
2002年08月08日

「食べ物の好みが合う人と結婚するのが、いちばん幸せなんだって」 とは、大学時代の友人、クミコさんの言葉だったかしらん。そのときは何気なく聞き流してしまったけれど、今はその言葉が言い当てている人生の真実に深く感じ入ってしまいます。 私の場合、小食の人と一緒に生活するのは絶対に無理。食道楽で好き嫌いのあまり激しくない大食漢、酒もある程度飲める人じゃないと、一緒に居てもちっとも幸せじゃないだろう。 だって、こっちがまだまだ食べ足りないのに、「僕、もうお腹一杯」なんて先に言われてしまうと、涙が出るほど悲しくなる。 あと、ウンチク屋もヤだな。今食べているコノ店のコレよりも、前にアソコで食べたアレのほうが美味しかったとか、僕が自分で作ったほうがよほど美味しいとかね。あー、やめてやめて。「いま、ここ」を一緒に楽しめない人はイヤ。 美味しいものを食べているときは、最高の笑顔を輝かせて欲しい。まっすぐ私を見て。ユーモアのセンスの効いた言葉で、私をうっとりさせて。愛する人と囲む食卓には、テレビは不要。BGMすら時にはジャマになる。 ま、原則として来る者は拒まず、去る者は追わずなので、ゼイタクは言いません。それにしても、初対面の人と盛り上がるのは、やっぱり食べ物やお酒の話なんですね、私の場合。ネタが尽きたり、話が合わなかったりすると、ヒジョーに寂しいーっ。 好きなお友達を招いてのホームパーティは、メニューを考えるのがひと苦労ですが、あの人ならあの味にあんな反応するかなーなんて、色々想像するのがとっても楽しいのです。 仕事が山積みなので、近々のホームパーティはかないませんが、別の企画もあたため中。涼しくなったら、木陰や水際でピクニックランチもいいし、どこか別会場でね。だって、ホームパーティは、掃除が大変なんだもん。料理は、デパ地下でおいしいコールドミート、チーズ、サラダを調達すればいいサ。あとは上物のワインがあれば最高。 夏は都心のシティホテルが格安になるので、思い切ってスィートルームを借り、ルームサービスじゃんじゃんとって、親しい女友達数人、夜中までパジャマパーティ。お台場の日航には露天ジャクージつきスィートもあるのだ!……なーんていかがでしょうか。 そういえば、10年ぐらい前にやりました。上高地帝国ホテルの2ベッドルーム・スィートに女4人で泊まって。テラスから望んだ山の美しさが目に焼きついています。あのころは皆若かったし、景気も良かった。ディナーで選んだシャトー・モンプスケは、いまじゃサンテミリオンの高級ブランドに成長しちゃったよ。食後に行ったバーでは、バックバーの酒を総ざらいしちゃうほど飲んだっけねえ。くみさん、ゆみさん。 でも、やっぱりお泊りするなら、恋人と2人きりが最高かも。そういえば、今度の土曜日は東京湾花火大会ですね。舞台装置はそろってる。
2002年08月07日
本日、東京の最高気温の予想が36℃とかそれ以上とか。体中の水分が沸騰しそうな暑さですね。 夏バテ解消のお料理について、考えてみました。さっぱりすっきりで食欲がない日にも箸が進み、ビタミンや栄養豊富なお料理とは……。 ネバネバ、ヌルヌルでいきましょう。いかにも精力がつきそう。ネバネバ食べて、ネバギバっ!ですよ。ド根性の源。 ネバネバといえば、納豆です。キムチを入れると健康にいいと某TV番組で言っていたらしいけれど、これはちょっとグロですねー。もっと爽やかに美しくイキたいもの。 昨日、雑誌の「サライ」を読んだら、こんな食べ方が出てきました。納豆にとろろ昆布、鶉の生卵を加え、緑色の細ネギ(万能ネギやあさつきなど)を散らす。見た目が涼しげで美しく、鶉の卵は目にいいそうですから、私のように目を酷使する職業にはもってこいですね。 他にはイカ納豆、まぐろ納豆などがおススメ。薬味は、定番の刻んだ白ネギ、青ネギのほか、玉ねぎみじん切り、ぷちぷちのトンブリ、刻みオクラなども楽しいですよん。 オクラも、いかにも夏らしいアイテム。ロンドン在住で大の納豆好きの友人が、こんなレシピを送ってくれました。すべて現地で材料調達可能なのかな?“オクラ4~5本を輪切り。あさつき3~4本をきざむ。みようが 2ケ。 これもきざむ。HOSERADDISH (そっちでは白わさびと言ってるらしいですね。)すりおろしたの適量。かつおぶし これも好みで適量。だし+しょうゆ+ライム OR すだちのしぼりじる。INGREDIENTSを全部一緒にまぜておしまい。ちょっとかきまわしてオクラのねばねばをだすのが大切。” ふーん、INGREDIENTSって言うんですねー。辞書を引くと、料理の材料、構成要素と。勉強になります。さんくす!オクラは、さっと湯がいてから冷水に放って色止めしてからのほうが見た目色鮮やかで美しく、ネバネバもまさるような気がしますが、いかがでしょうか。 ホースラディッシュにライム汁とは、斬新な味覚だなあ。これなら冷えた白ワインのお供にも良さそうですねー。さっそく、今度の週末にでも作ってみようっと。日英をつなぐオクラの輪っ! オクラといえば、私がよく作るのは、オクラ&じゅんさいの酢の物。じゅんさいって、野菜の天然ゼリーみたいで、葉のまわりのぷるぷるのゼラチン質の食感が、たまらなくステキですよね。 オクラは前述のように下ごしらえして、じゅんさいはさっと洗ってざるにあげておきます。熱湯にさっとくぐらして冷水に放ってもいい。 それぞれ、冷蔵庫で十分に冷やしてから混ぜ、三杯酢やレモン醤油など、お好みの酸っぱいタレをつけて召し上がれ。器は小さいガラス製の鉢などがいい。水にくぐらしてから冷凍庫で冷やすと、氷の薄膜ができます。ひんやり、ぷるぷる、ネバネバの三重奏。 ネバネバの重鎮、ヤマイモも忘れちゃいけませんね。すりおろし、ワサビ醤油に軽く漬けたマグロのぶつ切りにかけ、刻み海苔を上にあしらう。居酒屋の付き出しの定番かな。 居酒屋といえば、新宿の池林房で「馬力あえ」っていうのがありましたね。納豆、オクラ、ヤマイモ、生卵、玉ねぎみじん切り、それにマグロの粗いタタキだったか、生馬肉だったかを全部まぜてグチャグチャにしていただく。焼酎に合いそうだな。日本酒でもオッケーかな。あー、食べたくなってきたっ!
2002年08月06日
「これから行きたいところがあるんだ。助手席に乗るのはキミがいいなと思って」 まあ、なんていたずらな誘い。こんなふうに誘われたら、嫌とは言えない。 お友だちご夫婦とはしご酒を楽しんでいる最中にかかってきた電話だった。アイリッシュパブ⇒オーセンティック・バー⇒自由が丘のいつものバー。ごめんなさい。お先に失礼して、電話の主と合流。 どこでクルマに乗ったんだか、記憶があいまい。座席につくなり少し眠ってしまったかもしれない。 あれは夢の中の出来事だったのだろうか。真夜中のドライブ。街灯もまばらな暗い道へずんずん入って行く。着いたのは広い公園だった。 クルマから降り、彼の後について行く。アルコール漬けの脳はすっかり思考停止して、何の疑問も不安も抱かずに、ただついて行った。 だんだん暗闇に目が慣れてくる。夜行動物になったみたい。暗闇の中をただ歩いているだけで楽しい。こんな遊びがあったとは知らなかった。 やがて広場に出た。はるか先に暗い木立が見えるだけ。まるでこの世界には、私と彼と2人しかいないみたいだった。どこまでも続く闇と静寂。雲が空全体を覆っているのか、今夜は星がひとつも見えない。「いいものがあるんだよ」 エイリアンの卵みたいなものを彼が抱えていた。暗くてよく見えない。上の蓋があいて、突然、「サーフィンUSA」が鳴り渡った。 大波にサーファーが乗っかっている格好のプラスチックのオモチャで、蓋を開けるたび、ビーチボーイズの有名な曲のさわりを3曲ぐらい、かわるがわる鳴らす。 あはははー。わけもなくおかしかった。 何のためにこんなことしてるの?何のためでもないよ。ただ、夜の公園を歩いて、これを鳴らしてみたかったんだ。 帰り道、ジョガーとすれ違う。黙ってそぞろ歩きする若者もいた。童話の中に出てくるクマさんやキツネさんみたい。挨拶を交わしたわけじゃないが、妙な親近感を覚える。夜の公園に棲む生き物同士。 クルマに戻ると、「はい、おみやげ」と言って彼がタンタンのタオルをくれた。サプライズは大好き。 どこの公園だったの?この世の果て公園?種明かしすると、井の頭公園だったそうな。 ラーメンが食べたくなって「なんでんかんでん」へ向かったら、改装中でお休み。下馬のほうのカフェで冷麺を食べてから、家まで送ってもらった。それだけ。不思議な夜でした。やっぱりあれは夢だったのかなあ。
2002年08月05日
土曜日は、ルンルン気分を抑えるのが難しくて、ちょっと遠出のお散歩へ。 新書本を1冊、デジカメ、実況中継メール用の携帯電話、これで準備オッケー。遠出に欠かせない3点セットです。新書は、香料会社の専門家が書いた『匂いのエロティシズム』(集英社新書)です。上品でセンスがよく、まさに匂い立つような文章がキモチいい。 銀座線に乗って上野広小路へ。駅から5分ほど歩くと、不忍池に到着です。入り口には、夏祭りの提灯が下がってる。屋台の生ビール、かき氷の看板にココロ惹かれる。それは後のお楽しみで。 わぉー!これは、ちょっとない非日常的風景ですぞ。大きな葉っぱが池から顔を突き出すさまは、まさに「林立」の字がふさわしい。その姿は勇壮であり、厳粛な雰囲気を周囲にもたらし、現代に突如、古代が出現したかのよう。あるいは極楽浄土か。蓮の花の写真はこちら ピンク色の大きな蓮の花も、なんだか浮世離れしている。現代のモノサシを超えた大型美人って感じ。いまにも弾けそうに膨らんだ濃いピンク色のつぼみは、クラクラするほど妖しい妖気を放っている。 周囲を見回せば、熟年世代がお行儀よくはしゃいでいるといった感じ。一眼レフカメラに望遠、マクロとレンズを付け替え、三脚抱えて蓮の花と真剣勝負。熟年女性フォトグラファーの姿も見かけました……って、私も同じか。茶髪なのでそうとは見えないかもだけど。 いいなあ、花と対話する休日。いまが旬の美人を追いかけて、南へ北へ旅してみたい。「日が高くなる前にお越しください。早朝が一番いいとは言われていますけれど」と、台東区役所観光課のお姉さんが、親切に案内してくれたのでした。 寝坊スケな私も何とかがんばって家を10時に出て、現地入りは11時。やっぱり夏の日差しは強力過ぎて、開ききった花はすでに萎れ始めていましたが、みずみずしさを何とか残しているものもいくつかあり、そのお姿をデジカメに納めることができました。待っていてくれて、ありがとう。 午前中とは思えない日差しにクラクラきて、小休止して大好きなかき氷をゲット。氷イチゴ。小奇麗なウッドデッキで、ちょっとしたリゾート気分です。 不忍池の蓮池エリアは、半分が無料で入れるようになっていて、残り半分は上野動物園の中。動物園サイドは、池の真ん中に橋を渡してあり、絶好の撮影ポイントがあります。休憩したのも、この動物園サイド。入園料は、大人600円也。 昔からこうだったの?あるいはホームレス対策?動物園じゃないほうのサイドの蓮池の端でホームレスのおじさんが寝ている様は、まさにインドに来たみたいでしたが……。「ただいま正午です」というアナウンスが流れ、それに呼応するかのように、胃袋がグー。切り抜いてきた週刊誌グラビアをバッグから取り出し、レッツ・ゴー! 上野広小路から湯島へ向かう道の途中にある、インドカレーの老舗「デリー」です。激辛の「カシミールカレー」が美味しいのおススメに従い、注文しました。 上品な給食容器といった感じの金属の器に盛られたカレーソース。さらさらで、具はチキンの肉が3切れ、大ぶりのジャガイモが1切れ、ベイリーフのおまけつき。 黒に近いこげ茶色で、香りが深く、多種多様のスパイスが絡み合って複雑な旋律を奏でているといった感じ。さすがに辛い!隣で若いお兄ちゃんが汗を拭き拭き、水をおかわりしつつ、ハーハー言いながら食べていました。「若いの、まだまだだねえ」。なーんて言ったわけじゃないが、偏屈中年女は妙な対抗心燃やし、食中はひと口も水を飲まないぞと決めたのでした。食べ終わった後は一気飲みしたけどね。うふふ。 会計は900円也。スタンドで食べさせるカレーにしては高いけれど、納得の美味。今度また近くに来ることがあったら……なさそうだけれど、無理にでも足を延ばして、また立ち寄りたいものです。 半日でとっぷりと楽しめたお散歩。またやりたいなー。そうそう、かき氷食べながら、遠くのお友だちに実況中継メールを送ったけれど、返事なし。出勤日だったのかな、残念。そのうちテレビ電話でやりとりしたいな。
2002年08月04日
精神科医の香山リカさんの最近のベストセラー『若者の法則』(岩波新書)を読みました。面白かった!1話4ページ完結なので、すぐに読めちゃう。「理解不能ないまどきの若い者」の行動の背景にある悩みや思いを、おじさん、おばさんに分かりやすいように解説してくれている本というフレコミですが、 そう聞くと、「若者」の皆さんは、「どうせあることないこと、批判がましく書いているんでしょう」と心中穏やかじゃないかもしれないけれど、決してそんなことはありません。 批判もあるけれども、だいたい、若者がこんなふうになっちゃったのは、大人のみなさんの責任なんですよ。大人は若者の鏡。大人たちが自らを振り返り、考え方と行動を変えれば、若者も変わるのです。コミュニケーションが可能になるのですと、この本は言っています。要は、大人を教育するための本であると私は読みました。 いちばんショックだったくだりは、大学生の多くが、自分たちはもう若くはないと考えていること。だからといって、大人でもないし、コドモでもないと彼らは思っている。 大人になんか、なりたくない。小学生や中学生のコドモ時代は幸せだった。あのころがずっと続けばよかったのに……と。 若者たちにそのように思わせてしまったのは、大人がちっとも楽しそうに、幸せそうに生きていないからだろうと著者は言う。 ふーん、そうなのかあ。私は結構、大人を楽しんで、それなりに幸せなんだけれど。まあ、地味に生きているから目立たないけれどね。 そりゃ、コドモの頃と比べると、あれもこれもいっぱい考えねばならないことがあり、思わぬところから火の粉が飛んできたり、不仕合せなめぐり合わせも多々あるけれど、そういう悩み、苦しみ、悶々も含めて、大人って楽しいと思う。 言ってみれば、鮎の塩焼きですな。サンマの塩焼きでもいいけど。あのハラワタの苦味が大人の醍醐味。あーた、上等の日本酒でも合わせた日にゃ、うれし涙がちょちょぎれます(って古いねえ)。くさや、うるか、かにみそ、ブルーチーズ……なーんて珍味の話じゃなくて。 大人って、自分の人生を自分で引き受けて生きることだと私は思う。それがムチャクチャ楽しい。挫折もあり、幸せの絶頂もあり、なんでもあり。でも、全部、自分で引き受けるのだ。困ったときに助けてくれる友人が現れるかどうかも自分の生き方次第。 依存して、管理され続けて生きるなんて、面白くもなんともないじゃないの。植物状態でただ生かされているだけみたい。 ……ってな調子で言うと、「いいわねえ、あなたは強いから」って返されることが多い。とくに女。言っている人にはわからないけれど、これは相当にキツい言葉だ。「あんたは私たちの仲間じゃない。変わり者だ」というふうに聞こえる。 そんな不仕合せも含めて、大人は楽しいと私は思う。いいですよ、どんどん言ってください。そうです。私は血も涙もない鉄の女ですって言いながら、誰もいない独りの部屋で号泣したりする。それも含めて私はいつだって前向きに楽しく生きてやる。 最近、盛んに「自立と自己責任」ってことが言われているけれど、言われるってことは、それがない大人が多過ぎるってことでしょう。カッコ悪いね!若者が絶望するキモチもよく分かるよ。 寄りかからず、自分の足ですくっと立つ。男でも女でも、そういう人はものすごくカッコいい。このカッコよさをコドモに見せてあげないといけないんじゃないかなあ。 でもサ、ときにはくじけ、すくっと立てないときもあるよね。そんなとき、支えあうのが愛だよね。本当の愛を知ることができるのも大人。利用しあうのでなく、求め合う、必要とし合う、感じ合う、ココロとカラダに触れ合う、命を交わし合う……ってジョン・レノンの「ラヴ」の歌詞に借りましたが。 ちょっと足が痛くてすくっと立てず、弱ってます。誰か支えに来てって感じな真夜中でした。深爪したからかな(^^;)
2002年08月03日
昨日は茹だるように暑い1日でしたね。醤油つけて食べちゃいましょうって、そりゃ茹でダコだ。とにかくもう、暑いという言葉にはウンザリ。 こんなベトベト、どろどろのカラダに清涼感を与えてくれる飲み物がほしい。夏の味がするお酒が。 私にとって、夏の味はジンの味。ジンリッキー、ジンライム、ジン・ストと、順番にジンの濃度を濃くしていきましょう。ジンはゴードンが好き。ストレートで飲むなら、プリマスもいい。 シンプルなグラスの中の透明の泡立ち。スライスしたライムの緑色の影が溶けている。はじける泡。つーんとくるジンのスパイシーな香り。ジェニパーベリー。 ああ、寝酒用に1本、冷凍庫で冷やしておくべきだった。グラッパでガマンするしかないな。 ジンの香りに飽きたら、おもむろにバーボンソーダへ移りましょう。バーボンの銘柄は、辛さのきわだつもの、甘みを強く感じさせるもの、香りが膨らむもの、アルコール度数の高いものなど、多種多様。とっかえひっかえして飲めたら最高に幸せ。 ただし、氷を入れすぎない、あまりかき混ぜない……が絶対の条件。せっかくのふくよかな香りが飛んでしまいます。 細いコーリングラスに丸く削った氷を1、2個が理想です。幾何学的でシャープなシルエット。グラスの中で、ひとつの小宇宙を形成しているかのよう。 その次には、ショートサイズのカクテルで、酸味が強いものを1、2杯はさんでみたい。ジャックローズか、ダイキリか、ギムレット。 マジなウィスキーファンには叱られるかもしれないけれど、クラッシュアイスを満たしたロックグラスにブレンデッドのスコッチを注ぎ、シャバシャバシャバ、シャバダバドゥーと、いただくのもいいかも。夏だけの約束破り。 そして夏の最大のお楽しみは、フローズンのカクテル。言わばカクテルのデザートです。浅草の某バーの名物であるアドヴォカートを使ったクリーミーなフローズンは、私の世代にとっての高級アイスの代名詞だったレディー・ボーデンのヴァニラ味みたい。とろとろー。 マルガリータも、フローズンならおいしい。塩はつけなくてもいいからね。かぷっといっちゃおう。でっかいグラスがよく似合う。 うーむ、頭の中がだいぶ爽やかーになってきました。仕事が山積みなので、残念ながらバーには行けないヴァーチャルな酔っ払い。 ジムの帰り道、コンビニのサンクスでいいものを見つけました。球体にこしらえた氷。ゴルフボールよりやや大きいサイズ3個入りで300円弱だから、1個100円見当ね。 買って帰りましたが、さて、浴びるほど酒が飲めないのが残念。あー、内部から命の洗濯をしたいのになー。 せっかくだから、伊勢丹の沖縄展でオマケにもらったミニチュアボトルの泡盛を1本だけ開けることにしました。琉球ガラスのロックグラスを出して。ああ、球体氷がぴったり入るサイズだわ。 蒸留酒のロック、たまらんねー。願わくば、毎晩飲みたいねー。きっといい夢が見られそう。泡盛や焼酎のロックには、キュウリが合うのさー。ただ塩をつけただけでいいからよー。ああ、島歌が聞きたい。
2002年08月02日
美容院の店先で、「縮毛矯正」という宣伝文句をよく見かけますね。「矯正」ってすごーーーく失礼だと思う。 そんなら、私の髪の毛は悪いんかい?正しくないから、正しくせにゃならんのかい?しかも高い金払って。アッタマくるなー。 だいたい、矯正っていうのは、お国が税金使って特別な住まい、着る物、食べるもの、付き人なんかを用意してやってくれるものとちがう?タンス作る技術をついでに教えてくれたりして。一度入ると、勝手に出られないけどさ。 それはさておき、あたしゃ、生まれつきの天然パーマで、しかも量がものすごーく多い(薄毛の方、気を悪くしないように)。天然パーマの仕組みって、知らない人が多いと思うのですが、この際、よぉーく解説して差し上げましょう。 こうやって、とくに密な部分の髪の毛を1本試しに抜いてみるでしょ。そうするとネ、普通の髪の毛はピーンとまっすぐなのに、天然パーマを構成する1本1本は、太さが微妙に違うためにくねくね曲がってしまう。うねができる。 で、曲がった毛同士がぶつかったところにすき間ができるから、空気層を形成して、髪の毛がぼわーーっと膨らんでしまう。ただでさえ髪の毛の量が多いのに、余計にすごいことになってしまう。 私の場合、その憎らしい「宿毛矯正」とやらを前回してから、早や1年以上が経過し、生まれついての元の姿に完全に戻ってしまった。なぜ、気付いたかというと、「あれ?ずいぶん顔が小さくなったわね。痩せた?」 と、ジムで毎日のように顔を合わせるおば様から言われてしまったのです。ははーん、例によって髪の毛が膨らんできたから、その相対効果で顔が小さく見えたのだと。 歯並びの矯正っていう用法は、まあ、勘弁してやろう。並んでないものを正すと。しかし、髪の毛の矯正という語法は、どうにも辛抱ならん。髪の毛にいい、悪いの差があるのか?「縮毛矯正」とネーミングしたのは、どこのどいつだ。責任者、出て来い! なーんて言いながら、やっぱり、さらさらのストレートヘアにはあこがれちゃう。彼氏に髪の毛を触られるにしても、ごわごわの縮毛じゃあね、ちょっと興ざめ。 ああでも、そんな考えはテレビやファッション誌などの刷り込みの悪影響だわ。いかんいかん。ブラック・イズ・ビューティフルの運動を見よ!あの立派なアフロヘアを!お前に民族の誇りはないのかーっ! でもねえ……せっかくダイエットに成功したのだから、この際、思い切ってヘンシーン!というわけで、葛藤に悩みつつも、過去3回ほど矯正した暗い過去が私にはあるわけです。がーん。 サラサラのヘア。キモチ良かったなあ。やっぱりもう一度やってみようかなあ。時々髪をかきあげないと目に入って邪魔っていう体験がくすぐったかったなあ。縮毛は、あんまりかきあげの必要ないですから。 ただ、浦島太郎の玉手箱じゃないけどさ、縮毛矯正とヘアダイを続けてやると、確実に髪の毛が傷みます。枝毛、切れ毛で前よりも一段とぱさぱさ、ぼわーん状態に。 それが嫌で嫌で、自己嫌悪が激しすぎて、私は遂に自傷癖のとりこになってしまいました。つまり、自分で自分の毛を無意識に大量に抜いてしまう。 幸か不幸か、量が多いので円形脱毛症にはなりませんでしたが、利き手の右側の髪の毛のほうが明らかに量が少なくなり、へんてこりんなヘアスタイルになってしまいました。「髪は女の命」とは良く言ったもの。「私は私、これでいいんだ。これも個性のうちよ」と、割り切りたいのですが、割り切れない。カウンセリングや心理学を学んだ者でも、このていたらく。いとも簡単にココロの闇のワナにはまってしまうのです。 うーむ。他人の容姿のことをあれこれ言うのは、ほんとうに深い深い罪です。だって、生まれつきでどうにも直らないものだってあるのだから。口の悪い私は猛省しなきゃ。 もう決して、階段下りるときにアナタの後ろに立って、「最近、薄くなったね」なんて言いません<Tくん。
2002年08月01日
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