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バンドの練習の後、2軒目にはしごしたバーにて。 ジンリッキー、ジンライムと2杯飲んだところで、さて、次は……と、考え込んでしまった。ライムの酸味に少し飽きて、さりとて茶色いお酒は、今夜は胃に重い感じがした。 やっぱりワインかな。安くてお手ごろのワインをカラフェで出してくれるんだ。 他のお客は皆、帰ってしまった。嵐が去った後みたい。さっきはちょっとしたドラマだったな。酒場っていうのは、不思議なことが起きるものだね。 かつて助っ人として私が参加していたバンドの女性ヴォーカルとキーボード奏者の2人連れが、唐突に現れたのだった。2年ぶりぐらいかな。「きゃー!久しぶりー」と、抱きつかれ、どぎまぎしちゃったよ。相手は大トラだ。「あの当時のバンドのこと、どう思っていた?正直な気持ちを聞かせて」 うーん。言っちゃっていいかな。言っちゃおう。「怖かったです」 リーダーの男性が「暴君」って感じで(時代劇でよく悪代官役をする俳優の睦 五朗に似てる。ウルトラマンシリーズにも出ていたな)、メンバーが演奏や歌を間違えたり、練習不足だったりすると、みんなの前で厳しく指摘する。その言い方が怖かった。私は怒られたことないけどね。誰かが攻撃されるのを見るのが嫌だった。 ピアノとドラムスにプロのスタジオ・ミュージシャンを招くという本格志向のバンドで、演目はカバー曲ばかり。イーグルス、クラプトン、ドゥービー・ブラザーズ……。 アンニュイな雰囲気を上手に出す女性ヴォーカルは、カーリー・サイモンの曲がよく似合ったっけ。私は主にコーラスのアレンジを担当し、ソロは1曲、シンディ・ローパーの「タイム・アフター・タイム」を歌わせてもらった。 なーんて思い出にふける間もなく、2人は1杯ずつ飲んだだけで嵐のように去って行ったのだけれど……。 ワインを堪能していると、おつまみにチーズが出てきた。他ではなかなか食べられない、「テット・ド・モワンヌ」というフランスチーズ。専用の削り器で、花びらのように薄いフリル状にスライスして食べるの。この削り器がないと、雰囲気が出ないね。ピンクペッパーを飾りにつける心づかいがうれしい。 お店のリエさんと、しばしチーズ談義にふけった。前夜の宴会で私が食べたエポワスやコンテについて……。「コンテといえば、ナッツの香りっていうでしょ。チーズはやっぱり、硬質が好きだなあ。お酒にもよく合うよね。あとはミモレットともいいね」「ミモレットは、練りウニの味がしない? あれだったら、日本酒にも合うね」 酒には、硬質チーズがよく似合う。クリーミーな白カビ系やブルーチーズもいいけれど、口の中がちょっとべたつき過ぎて、ハードボイルドな気分には合わないゼ。 シングルモルトにグラナ・パダーノが合うことを教えてくれたのは、立川のバーの仲村トオル似のバーテンダーだったっけ。元バレーボール選手の川合(?)という説もあるが。ハンドルネームは彼が一番好きなモルトの"Oban"だ。 あの店にはもう3年ぐらい行っていないなあ。久々にひょっこり顔を出してみようかな。近くの昭和記念公園のコスモスを見に行く帰りにでも。「きゃー!久しぶり!」とか言って抱きついたりして。うふふ。
2002年09月30日

酔っ払うと、気前が良くなり過ぎな私です。昨夜はうちのワイン庫を空っぽにしそうな勢いで開けまくりました。 とっておきのグランゼシェゾーを開ける宴。お料理もそれなりのものを作らないと申し訳ない。というわけで、がんばりました。作りまくりました。菊のサラダ 春菊の葉を摘み、黄色く変色した部分は捨てて、よく洗います。茎はさっと茹でます。菊花は花弁をむしって、これもよく水洗い。水気をきって、大きなボウルで両方を混ぜ合わせます。 上物のエクストラ・ヴァージン・オリーヴオイルをかけて全体になじませてから、塩、出汁醤油、すだちの絞り汁で味つけして、できあがり。 香りのすばらしい、秋らしい逸品に仕上がりました。ハムのゼリー寄せ これは出来合いのもの。カタマリで買って、ハムの「ごろん」とした質感を楽しみつつ、かぶりつくのが嬉しい。ピクルス入りで酸味が効いていました。 東急フードショーのチーズ屋さん「フェルミエ」の右手前にあるハム屋さんで購入。ここのレバーペーストもおいしい。パルマ産の生ハムもあります。秋鮭のホイル焼き バトー・ムッシュさんのレシピで作りました。オーヴンはチキンの丸焼き製作中で使えなかったため、厚手の無水鍋で。ちょっと火にかける時間を多目にしたら、火が通り過ぎちゃった。次回はベリーレアになるように用心しなくちゃ。 ゆずがないので、すだちの汁を仕上げにかけていただきました。松茸はご覧の通り、豪勢に乗っけちゃいました。加熱すると、結構、いい香りが立って、ん、実はいい買い物だったなあと満足。チキンの丸焼き秋の収穫祭ふう 中に栗おこわと、きのこ各種(マッシュルーム、しめじ、舞茸)をバターで炒めてシェリー酒で香り付けしたものが詰まっています。 レシピではポルト酒を使えと書いてあったのですが、ポルト酒の買い置きがないので、辛口シェリーと甘口シェリーをブレンドして使いました。ふふふ、バー遊びで培った知恵が、意外とこういうところで役立っちゃうんだよなあ。 190℃で40分焼いたところ、ご覧の通り、高く突き出た胸の部分はこんがりよくできましたが、足が太すぎて火が回りませんでした。家庭用電気オーヴンの限界かなあ。 まず、この状態で食卓に載せ、拍手喝さいを浴びた後、キッチンでさばいて、足の部分をもう一度焼くのがよろしいようで。 この解体作業が意外に難しい。鶏の解剖学的知識がないと、スパッときれいに切れないものですね。こういう時のために、プロの調理人をゲストに招けばよかった。シロウトじゃ、熟練するほど丸焼きを焼く機会がありませんものね。 焼くときに下に玉葱、ニンジン、セロリのざく切りを敷き、オイルを全体に回しかけます。チキンから出るオイルと一緒になって、素晴らしいソースができます。全体をミキサーにかけ、最後に例の合わせシェリーで風味をつけて、できあがり。オレンジ色に美しく仕上がりました。 このほかに牛タンの蒸し煮、トリッパ(牛胃ハチノスのトマト煮込み)、ブロッコリーと海老のサラダを作りました。デザートに作った、干しあんず、干しいちじく、ニンジンの炊いたのも大好評!我が家の定番デザートになりそうです。 ゲストのかよちゃんが、最高級のエポワスとコンテを買ってきてくれました。久々に本格派エポワスを堪能。しかし、うっかり冷蔵庫に入れそびれ、今朝、起きて部屋に入ったときの匂いといったら……。 ワインは、ご覧の通り、朝起きてみれば、な、なんと古酒ばかり開けてしまったことに気がついてしまいました。マルゴー村のシャトー・ジスクールが89年、ルモワスネのヴォーヌ・ロマネが78年だったとは!ま、美味しかったからいいか。 ワインの古酒、とくにブルゴーニュの古酒は、われわれワイン狂が「えっちだ!」という香りがします。むふふふ。わかるかな。わかんないだろうなー(謎)。 あと残っている古酒といえば、最良年の61年物が2本ぐらい。61年生まれのお友達が彼女と入籍したので、そのお祝いに開けようかな。愛の宴ということで企画して、拙宅にお招きしようっと。みもちゃん、いつがいい?
2002年09月29日
仕事が終わってからデパ地下へ走った。すばやく買い物を済ませれば、ジムへ行ってお気に入りのエアロビのプログラムに間に合うかも。「このサイズでこの値段は他にないよー」の声に惹かれてつい、「ください」と言ってしまいました、マッタケ。包んでもらっている間に、札の表示に気がついちゃった、北朝鮮産だよ。振り向けば、他のお客は憎い物でも見るような視線を浴びせて去っていく。 ああ、タッチの差で気付くのが遅かった。人の良い私は、包んでもらったマッタケを断れない。確かにサイズは興奮しそうなほど(^◇^)大きいし、4本も入っているが、香りがしない。誰かがどこかに書いていたのを思い出した。北朝鮮は土地が痩せているので、松茸が旨くないと。 毎日台所に立ってる主婦と違い、宴会料理しか作らないものだから、こういうところに差が出てしまうのか。ふー、落ち着いて、落ち着いて。私は焦るとロクなことがない。 他の買い物は首尾よく行きました。鶏の丸のまんま一羽もあった。栗おこわとキノコ各種、ぎんなんを詰めてオーヴンで丸焼きにするのだ。これは私の創作。さて、ソースはどうするかな。いちおう、生クリームを買ったのだけれど、下に敷いた野菜と肉汁から出るグレービーを煮詰めるだけでいいかな。 バスで帰宅後、荷物を部屋に置き、冷蔵庫に入れるものを入れてから、タクシーでジムへ駆けつけ、らくらくセーフ!ボクシングと空手を採り入れたプログラムで、脂肪燃焼バッチリなのだけれども、平和主義者の私はなかなかジャブ、ストレート、フック、キックのコンビネーションが流れるようにスムーズにいかず、いまいちカッコ悪ぃ。先生がグラヴもって受けに来ると、焦っていつも間違える。なーんて変な言い訳ですね。単に運動音痴なだけです。 今夜のうちにと、ただいまトリッパ(牛胃ハチノスのトマト煮込み)を製作中。あと、「danchyu」に載っていた、「にんじんと干しあんず、干しいちじくの炊いたの」をデザート用に。甘口ワインを2本も使って3時間煮込むとあったが、省資源で行こうと考えた。最初にひたひたの水で煮、砂糖、コリアンダー、カルダモンを入れ、水が減ってきたら残り物のワイン、それもなくなったので残りの甘口シェリー、最後に照りが出てきたら、杏のお酒、杏露酒を半分加え、減ってきたら残り半分とあんず、いちじくを加えてひと煮立ちさせて、ひと晩おく、と。 煮込み料理は、途中でひと休みしてこうやって書き物ができるので、とくに冬には便利ですね。ただ、換気扇開けるので、寒いのが難点。仕事部屋はダイニングキッチン兼用の12畳ほどのスペースなのでした。 トリッパを火からおろして保温調理器にセットし、明日は牛タンの蒸し煮トマト味を作り、秋鮭のホイル焼きと鶏の下ごしらえをして、お客様が揃ってからオーヴンのスイッチを入れ、鶏が40分で焼きあがる手はずです。 サラダも2種類作るよ。海老とブロッコリー、ゆで卵をマヨネーズソースで。もう1品は、春菊の葉と菊の花を生で。スダチ入りしょうゆ味ドレッシングでいただきましょう。 部屋の掃除が大仕事で、2時間は確実にかかっちゃう。新聞、書類、書籍の山でダイニングテーブルがぐちゃぐちゃーになってる。脱ぎっぱなしでたたんでない服も山になったりしてて(やっぱ、ミニ中村うさぎだなあ)。えへへ。というわけで、結構ギリギリのスケジュールなのでした。続きはまた。※トリッパのレシピですバンド仲間でイタリア料理店のシェフ、よっちゃんから教わったレシピを私流にアレンジしたものです。1)牛ハチノスは長さ3~4㎝×1㎝ぐらいの細めの短冊切りにし、クズ野菜(セロリの葉、にんじんの皮、玉葱の硬いところ)と一緒に水から柔らかく茹でる(冷凍の場合は最初に茹でこぼして冷水にとり、もみ洗い)。約1時間。2)ハチノスのみを取り出し、ザルにあげ、ペーパータオルで押しながら水気をよく絞っておく。3)玉葱、にんじん、セロリのみじん切りをオイルでよく炒め、じっくり甘みを引き出し、玉葱が色づいてきたらハチノスを加え、よく混ぜる。4)トマトの水煮缶を加え、月桂樹の葉、黒胡椒、好みでマージョラムやオレガノなどのハーブを加え、ハチノスが柔らかくなるまで煮込む。鷹の爪2本入れると辛みはそれほどつかずに味が引き締まる。好みの柔らかさになるまで1~2時間くらい。とろ火にしないと焦げるので注意。保温調理器にひと晩入れっぱなしが便利です。5)塩で味を調え、小さな白いんげん豆の水煮缶を加え、さらに煮込んで(10~15分)最後にもう一度味をみて、出来上がり。6)お好みで、おろしたパルミジャーノをたっぷりかけて、召し上がれ。ハチノスは肉屋のチェーン「ニュークイック」(渋谷東急プラザ店)で売っていました。分量はハチノス1枚、セロリ1本、玉葱大1/2、ニンジン1本、トマト水煮缶2個、白インゲン豆水煮缶1個でした。
2002年09月28日
私の大好きなジョン・レノンの曲に「ラヴ」というのがあって、マイナーコードの物悲しいピアノソロで始まる曲です。歌詞は「ラヴ・イズ・なんとか」の連続になっています。「ラヴ・イズ・フリー、フリー・イズ・ラヴ」とかね。なんだか童謡みたいにやさしい。さりげない。でも、深い。 その中に、“Love is real,real is love.”という一節が出てくる。そのココロがいまひとつよく分からなかったんですね。 いまようやく分かるような気がしてきました。誰かに愛され、大切にされていると、自分という存在の価値がよく分かってくる。この世に実在しているという実感がありありと感じられるのです。「リアルな自分」を味わえる。 手を握り合ったときのぬくもり、あるいは冷たささえも、自分の体温との温度差として感じられるものであり、自分の存在の反映であるわけですよね。 その逆に、「愛されている」という実感がないと、なんだか透明人間のように頼りない、いまにも消えてしまいそうな感じがしてしまう。だから、自分を大切にしようなどという気持ちも起こってこなくなる。もう、どうにでもなれ!って感じ。 ふー、疲れた。 話は変わりますが、セールスの仕事をしている方のご苦労が身にしみる今日このごろ。ある職業についている人のリストを頼りに片っ端から電話し、取材に協力してくれる人を探すという、本当は編集者がやるべき仕事を押し付けられて苦労しています。 取材といっても、ある有名な先生との対談のゲスト役なので、本人にとっても勉強になるだろうし、そんなに悪い話じゃないと思うのだけれども、いろいろ都合があるでしょう。それにしても、「NO!」ばかり聞かされていると、いやーーーーーな気分になって、他の仕事も進まなくなってしまいます。 自分が否定されているわけじゃないけれど、自分の存在そのものが否定されている感じに囚われてしまう。オジャマムシのゴキブリか、私は。ま、仕事の進め方が悪いのでしょう。誰々さんの紹介で電話したとか、そういうことがないとネ。突然の闖入者は嫌われますよね。実は私も電話が嫌いで居留守をよく使うし。えへへ。「テレホンアポインター」の苦労がよく分かります。「悪」と見なす人もいるけれどもね。 まったく、「NO!」ばかりで嫌になっちゃった。誰か「YES!」と言ってほしい。涙。
2002年09月27日
「ルパン三世」風タイトルってご存知ですか。私のトップページにも載せてあります。ご覧いただけましたでしょうか。音が出ますよ。 さらにいいのができました。よろしければ、ご自由にカット&ペーストしてお使いください。http://2style.net/maido/R3_temp.swf?inputStr=%E9x%82%B3%82%EA%82%E9%82%C8%82%E6%81I%83E%83%7D%83C%98b%82%C9%82%E1%97%A0%82%AA%82%A0%82%E9%81I%81I 付け加えて書かなくても、私の意図するところをわかって下さる方も多いかとは思いますが、この楽天のHPには、マルチな方々が触法スレスレの勧誘表現を載せていて、むむむー、騙される人もいるだろうなあと心配な今日このごろなんです。「特商法」の規定に定められている「連鎖販売」は合法ですが、いかに自立と自己責任の時代とはいえ、よほどしっかりした自覚を持たないと危なっかしいですよ。 洗剤や健康食品などを「まとめて安く買えるから便利」と、「ご愛用者」と言われるレベルにとどまっていればいいのですが、色気を出して「ビジネス」のレベルに踏み込む場合、「ウマイ話」の光の部分に目を奪われると、足元にポッカリ開いている穴に落ちてしまうリスクもあります。借金までして在庫を大量に抱えすぎ、にっちもさっちも行かなくなった人が大勢います。挙句に親戚や友だちをなくした人もネ。 私は経済産業省認可の社団法人日本訪問販売協会の仕事もしています。万一、トラブルに巻き込まれた方は、同協会の訪販110番へお電話ください。連鎖販売の主な企業も会員となっており、悪質なケースについては、協会が改善のための指導を行います。 こじれた場合は、法律家や学識経験者が加わるADR(裁判外紛争処理機関)において、中立の立場で最後まで問題解決に取り組むことになっています。 日本訪問販売協会のホームページはこちら↓です。http://www.jdsa.or.jp/www/shohi/frameset1.html 会員企業の名簿も載っています。※裁判外紛争処理機関(ADR)とは、アメリカで発展したもので、消費者と企業間のトラブルなどは、費用も時間もかかる裁判という方法を取らず、もっと別の軽装備の紛争処理機関によって迅速に安い費用で解決が図れるようにしようという目的でつくられたものです。日本では、PL(製造物責任)法ができたころから、各業界団体でADRを作ろうとする動きが出てきました。 興味のある方は、ひとつの事例として、日弁連のADRをご参照ください。http://www.nichibenren.or.jp/jp/nichibenren/nichibenren/iinkai/05-38.html 自分用のオリジナルな「ルパン三世」風のタイトルを作りたい方はこちらへ↓http://2style.net/maido/
2002年09月26日

ワインは赤と白、どっちが好き?という質問をする人が多いのですが、私には訊かないでネ。両方とも好きだから。ついでに言えば、泡モノも。辛口のロゼだって愛してる。灰色のヴァングリなんていうのもありますね。季節や合わせる料理によって、好きな気分がコロコロ変わりますし。 よく冷えた白ワインをぐびぐび飲むのが嬉しい季節は去り、いよいよ赤ワインをじっくりと味わいたい季節になりました。暑いときには、赤ワインの刺激が強過ぎ、また、冷たくなくて、ぬるいくらいで飲むのがちょうどいい赤ワインの温度が、日本の夏には難しいものです。 さて、今度の土曜日は、滅多に飲めない偉大なワインを2本開けてしまいます。作り手がドメーヌ・ロマネ・コンティで、「グラン・ゼシェゾー」の’91と’97。これは畑の名前で、ブルゴーニュのワインは表示する産地の単位が狭く限定されるほど格上になる……なーんてことは百もご承知の方が多いかと思いますが。 91年モノのほうは最初のリリースになる年だから、94年かな?に比較的安く入手し(あまりいい年ではなかったからね)、ずーっと家のワイン専用冷蔵庫で寝かせておいたものです。ラベル(エチケット)がボロボロになっちゃいました。ラップをかけときゃよかった。 97年モノのほうは、ワインの品揃え豊富で有名な某高級スーパーでアルバイトしていた青年からのいただき物です。彼がピースボートの旅を終えて帰って来たので、開けるにはちょうどいいタイミングかなあと。つまり、ワインは店からのお餞別だったのをいただいちゃったわけで。えへへ。 ワインの産地の郷土料理を合わせるのが一番といいますので、やはりチキンのワイン煮を持って来ようかなと思います。この季節、チキンと相性のいい栗に、キノコ類をたっぷり添えるといいかな。それとも、丸ごと1羽の中に栗おこわとキノコを詰めて焼いたほうがパーティらしいかも。迷うところですねー。 ブルゴーニュの郷土料理といえば、あとはエスカルゴに、ハムのゼリー寄せなどがありますね。辻静雄さんの本の受け売りです。 昔むかし私がディジョンへ行ったときも、ランチにハムのゼリー寄せが出ましたっけ。ワインはなぜかミュスカデで、同じテーブルについたアメリカ人ご夫婦の英語が中部訛りで全然分からなかった……なーんて話はどうでもいいのですが。美しい街でした。 うーむ、ごろんと厚切りにしたハムのお料理はいいかもしれないね。これを真ん中へんに持ってきて、前菜は、ブルゴーニュの白ワインに合いそうな魚料理を何か1品。先日、バトー・ムッシュさんが教えてくださった秋味(秋鮭)の包み焼きにしようと思います。まったけのスライスをのっけて。 楽しみだなあ。あとは、DRCのマールがあれば最高だけれども、ガイアのグラッパ(ダルマジ)でガマンしておこう。うぷぷ。チーズのいいのを買ってこようっと。ヴァシュラン・モンドールはまだ来ないかなあ。ブルゴーニュといえば、やはりウォッシュかな。エポワスですね。 ああん、口の中がなんだかじゅわじゅわーんとしてきちゃいました。
2002年09月25日

秋の花って、四季の花の中でもとくに「わび」「さび」を感じさせるものが多いような気がしませんか。ホトトギス、桔梗、吾亦紅、ススキ、女郎花、萩……。 華やかな彼岸花にしても、葉のない安定感を欠くその姿に、なまめかしい情念のようなものが感じ取れます。能の世界にぴったりだなあ。 ところで、この時期、民家の庭先でよく見かけるこの花の名前、何でしたっけ? なかなか思い出せないし、「秋の花」で検索しても、出てくるのは「コスモス」ばっかり。とほほ。 どなたか、教えてくださいませ。なんかストーリー性のある名前だったような気がするのですが……。 おかげさまで謎が解明しました。和名は「風蝶草」。蝶が風に舞うだなんて、なんと美しい比喩でしょう! 「酔蝶花」という別名もあるそうです。ウィットが効いているね。「花の名前」っていうタイトルの向田邦子の小説があったような気がする。どんな話だったっけ。思い出せないことが多いのは、年のせいかな。いやだなあ。 ネットで検索したら、『思い出トランプ』所収の短編と分かった。さっそくアマゾンへGO!柴門ふみが漫画化していることもわかり、ついでに注文しちゃった。楽しみ。なんだか薬屋さんで魂に塗るキズ薬を見つけたような気分だな。わーい!
2002年09月24日

あいにくの冷たい雨だったけれども、町内の提灯神輿は大いに盛り上がりました。来年は担ごうかなあ。せっかく日ごろジムで鍛えているのだから、足の筋肉美を披露しなくちゃね。あは。 さて、お祭のお料理は、ざっとこんなものでした。1)枝豆のうに和え2)鶏肉のチャーシュー3)砂肝のフォンデュ4)鶏レバーの「蕎麦屋カレー風」5)小松菜と菊花、しめじ、舞茸の煮びたし6)しじみの紹興酒漬け7)極細じゃがいも、ピーマン、ベーコンのしゃきしゃき炒め8)きゅうり、エシャレットの金山時味噌添え9)蟹肉入りかにみそ10)まぐろの刺身町内だけでは担ぎ手が足りないので、「春日睦」、「江戸駒」、「飛翔」といった御神輿同好会の助っ人の力を借り、地元「下代田東」を含め10種類ぐらいの祭半纏が舞い踊り、総勢200人近くの担ぎ手でした。 右側のばっちりポーズが決まったお兄さんは、素晴らしいハンサムでした。惚れそうになったけど、後で神輿の前で夫婦と息子で記念撮影してたな。左はパン屋のむっちゃん。 神輿の上に乗ってるのがむっちゃんの娘。担いでいるメガネのおじさんが着ているのが、私の半纏。「どうりでなんだかいい匂いがすると思ったよ」だってさ。この酔っ払いオヤジが。母とツーショット。二人あわせて109歳だなんて、信じられないなあ。わが一族の血には「フォエバーヤング」っていう遺伝子が入っているらしい。あはは。
2002年09月23日
円高のピークのとき、海外の食器にハマりました。ウエッジウッド、ジノリ、ロイヤルコペンハーゲン、マイセン、バカラ、ミントン……。 海外旅行へ行くたびに買い、個人輸入の真似事もし、並行輸入の安売りショップを歩き回ったものです。「食器を集めるとお嫁に行けない」とはよく言ったもの。悔しいけれども、当たっていますね。 一番好きなのは、ウエッジウッドです。絵の繊細さと豊かな色彩感覚、磁器のクールな質感がたまりません。クタニ・クレーンとか、東洋趣味のものが好き。 色では、コロンビアのセージ・グリーンが一番。セージの葉っぱのように白っぽいグリーンで、気高い品格を感じさせます。私はカップ&ソーサーしか持っていないけれど、これのディナーセットをそろえていらっしゃるお友達がいて、喉から手が出そうなほど羨ましかったですね。彼女がまたプロ級のお料理の腕前で、美しいお料理を懐に抱いたお皿が幸せそうに見えました。 私のコレクションはどれも中途半端です。カップ&ソーサーもマグも、1種類1品ずつ。ペアで買おうという頭はハナからありません。悲しいけどね。ただーし!クタニ・クレーンの丸い大皿だけは2枚揃いで買ったのです。これにステーキを1枚ずつ載せ、向かい合わせで食べる日はいつ来ることやら……。 パーティ用に少しは統一感を図りたいなあと思い、比較的安い、ジノリのベッキオ・ホワイトとミントンのハドンホール、ロイヤルコペンハーゲンの例のブルーの花模様については、大小少しずつ揃えるようにしています。 どんな料理でもさりげなく引き立ててくれるという点で、ベッキオ・ホワイトが最も理想的かな。中くらいの丸皿と、茄子型の少々深みのある器を持っていまして、あと、東洋趣味の模様の大きな楕円形の皿と揃いの丸皿があるので(ローマで買ったとき、英語が通じなくて苦労したね)、これだけで統一感を出すことはできます。和風料理にも合うので便利。 なーんて久々に食器の話をしたくなったのは、昨日、ひょんなことから迷い込んだデパートの食器売り場で、なんともいえない胸の高鳴りを感じたからなんです。東急本店です。 ヘレンドのカプチーノカップのコレクションに目が釘付けになりました。カップの底にも美しいお花の絵が描いてあるのがあって、これは全身から手が出て千手観音になりそうなほどほしかったなあ。頑張って働こう! お隣のラリックのショップでは、ガラス製のペンダントヘッドのコレクションにつかまってしまい、秋冬にぴったりの濃い赤のハート型のペンダントトップを買ってしまいました。表面がつるつる仕上げ、裏面は模様を彫り込んであって、すりガラスのマットな感じの仕上げ。両面に使えます。断ち切りの組紐がついて、自由に長さを調節して首に結べるので便利です。1万5000円と、まあ、買いやすい値段だから、本命のカノジョのプレゼントにいいぞ<淳ぺ デジカメで撮って載せたいところですが、ライティングをちゃんとしないと、美質を十分に表現できないので止めときます。うーん悔しい。 朝起きて鏡を一度も見ずに外出してしまうこともあるくらい野蛮な私ですが(通りがかりの人にじっと顔を見られると、顔にご飯粒か何かつけてきちゃったかなあと焦ったりして)、アクセサリーとか、美しいものには目がないんですね。やっぱり、女の子なんだなあ。 近々、雑誌の大特集の原稿料が入るので、ちょっと気が大きくなっています。フォリフォリの限定品、クローバーのペンダントを予約してしまいました。クローバーの形がかわいらしく、キラキラ光って綺麗なんですもの。アイリッシュパブに着けて行って、「シャムロック!」って言ってみるかな。うぷぷ。
2002年09月22日
金曜日は、夜の街へ逃亡するの。新聞、資料、取材ノート、本……紙の山に囲まれてパサパサになった心に潤いを与えるために。 指はパソコンのキーを叩くためだけにあるのじゃない。酒のグラスを握るためにあるのだ!そしてつまむ、つまむ、山海の珍味を。 昨夜は虎ノ穴じゃなかった、虎ノ門周辺で「はしご酒の会」をしている仲間に合流。実は私が親分じゃなかった、「はしご酒会議室」のボードリーダーなのでした。 最初は屋台のおでんやで盛り上がったらしい。二軒目に入ったのが、某蕎麦屋。だれも蕎麦を頼まず、正統派居酒屋メニュー各種を食べ続け、日本酒に焼酎ロックをぐびぐびぐび。 鯖の味噌煮、切干大根の煮付け、自家製塩辛、焼き鳥の盛り合わせ、板わさ……。絶品だったのは、ワタごと干したするめ。つまみの王者の風格だ。濃厚味で、まさに酒と結婚するために生まれてきたような食べ物(って変な言い方だなあ)。それと、「蕎麦の刺身」ね。平たく切った蕎麦を醤油につけて食べるの。 三軒目は霞ヶ関ビルの近くにある某オーセンティックバー。6人なんて無謀な人数で行ったため、最初は立ち飲みでした。ジンリッキー、洋梨のショートカクテル、吉野という名のオリジナルカクテル(キルッシュワッサー、ウォッカ、レモン、八重桜の花)、バラライカ……その後、記憶なし。当てに頼んだ生のマッシュルームが美味しかった! 来月は浅草橋、その次が私の縄張りである渋谷(といっても、神泉とか松涛といった辺境)へ!
2002年09月21日
こんどの日曜の夜は、わが町内会のお祭。夜の7時ごろに提灯神輿が実家の前に到着の予定です。四角四面に役者絵を描いた巨大なぼんぼりといった風情のもの。てっぺんに小さな提灯が沢山飾り付けられています。 実家が魚屋なので、担いできた人への振る舞いのお料理は、生まぐろの刺身。到着直前、小さな舟に200個盛り付けて、さっと醤油を回しかけ、麦茶をコップに入れて用意するの。 バス通りの坂の下を出発してから家の前に着くまで、ゆっくりゆっくり3時間ぐらいかかるかな。それまで神輿の後をぶらぶら着いて歩くもよし、家で酒呑みながら待つもよし。 よっしゃ、後者にしよう。家で神輿の接待が終わったら大急ぎで片付け、後を追いかければいい。それまではぼちぼち実家の居間で日本酒でも呑んでいよう。 というわけで、ネットで日本酒の良さそうなのを注文しました。「錦乃誉(にしきのほまれ)大吟醸(720ML)」山口県・岩国 八百新酒造「清酒竹鶴 八反 無濾過純米生原酒 12BY(1.8L)」、「小笹屋竹鶴 純米吟醸 原酒 「番外編」(720ML) 」広島県・竹原 竹鶴酒造 むふふふー。とくに真ん中のやつが、私好みの酸度の高いお酒らしい。以下、そのお酒屋さんのメールから引用すると……。【竹鶴敏夫専務のコメント】12BYは色々と挑戦した年でした。このお酒もそのうちの1つです。酸度の高いお酒ですが、これは6号酵母の特性によるものです。6号酵母を用いると高い酸度が出る、ということは当時全く予想していませんでしたので(教科書にも書いていない)、初め酸度の数値だけ見て狼狽しましたが飲んでみると、酸の影に狙った酒質がしっかりとあり、むしろそれによる熟成してからの可能性を感じました。それまでの自分自身の日本酒観の狭さを思い知ったような、逆に考えさせられたお酒です。1年半生で熟成させた結果、かなり奥行きが出てきた様に思います。固定概念だけでは持て余し気味のお酒ですが、是非色々と試してみてください。肉料理に最適かと思いますが、海産物との相性はどうでしょうか。脂ののった赤身のものや、牡蠣の燻製など、少々しつこいものの方がいいようです。個人的には焼き鳥が今のところ1番相性がいいのでは、と思っています。(味付けにもよりますが) おお、素晴らしく真面目な人柄が伝わってきますね。「酸度の影に狙った酒質がしっかりとあり」っていう表現に、もう既に酔っ払ってしまいそう。うっとり。 この一升瓶をどーんと開けちゃいましょう。御神輿担いで来る私の小・中学校時代の友人やら弟の友人やら近所のおじさんにも振舞っちゃおう。 さて、お料理は何にしよう。焼き鳥がいいそうですね。家庭料理ではちょっとひねって、「サライ」に載っていた「鶏もも肉のチャーシュー」と「砂肝のオイル漬け(コンフィ)」の2品に、ささみの梅肉焼き、鶏レバーはにんにくで炒めようか。「鶏肉のもも肉のチャーシュー」は、75℃の低温で30分ぐらい煮るのが、パサパサにならず、ジューシーに仕上げるコツだそうです。 拙宅には「シャトルシェフ」という、魔法瓶式の保温鍋があるので、これを使えば原稿書きしながら作れそう。鍋を一度直火で温め、保温用の容器に密封して「保温調理」ができる仕掛けです。 コンフィは、前回、「シャトルシェフ」方式で上手にできることを実証済みだから大丈夫。胡麻油を少々加え、香り豊かに仕上げます。 野菜料理は、茄子の即席漬けに、青菜と菊花・しめじの煮びたし。あと、枝豆を莢ごと出汁醤油に漬けるのも一度作ってみたい。もちろん、豆だけ食べるんだけどね。 まぐろの刺身を少々おすそ分けしてもらって、あとはタコかイカ刺しをもらっちゃおう。タコならナンプラーとニンニクで味付けして、香菜を散らす。うーん、となると、しじみの紹興酒漬けも作ろうか。うーん、いつものクセで、つい作り過ぎてしまう。 さらにさらに、デパ地下で蟹味噌か練り雲丹を買ってくるのだ。酒盗もいいなあ。ん?燻製が合う?ロンドンでよく食べた鯖の燻製が懐かしい。どっかで売っていないかな。日本人の味覚にも合うと思うんだけれど。 まあ、全部はできないだろうけれども、うふふ、計画を立てるのが好き。希望を持って、明るい未来をあれこれ設計するのが大好き。 絶望しないように、無理にでも希望を持ち続けようっていうのがいまの正直な気持ちかな。「上を向いて歩こうよ。涙がこぼれないように」という歌詞の正しさを思い知った、夜の散歩道でした。 上を見ているうちに、星の王子様が落っこちて来るといいなあ。
2002年09月20日
戦争は、だれが起こすのだろうね。軍隊か、独裁者か、兵器商人か、テロリストの親玉か。いや、戦争の起源を突き詰めれば、人々の心の中に潜む憎しみの感情ではないかと思ったよ。 なんとも胸の悪くなる話を聞いてしまった。拉致された日本人の大半が実は亡くなっていたという事実が明らかになって以来、朝鮮学校への嫌がらせの電話や、「めぐみさんを帰せ!」という落書き、チマ・チョゴリの制服を着た女子学生へのイタズラが相次いでいるという。 朝鮮学校に通う生徒たちには何の罪もないのに、彼らに対して怒りの矛先を向けるのは間違っている。実に幼稚な行為だ。同じ日本人として恥ずかしい。 怒りや憎しみという名の悪魔に、せめて自分は魂を奪われないようにしよう。怒りや憎しみが暴力につながる前に、自分の中で根絶やしにしてしまおう。 あなたは誰かを憎いと思ったことがある? 私はあるよ。そう遠くない昔、愛していた人からもはや必要とされていないことが分かったとき。ボロ雑巾のように捨てられたのだと思うと、悲しいやら悔しいやらで、夜も眠れず、気が狂いそうだった。 でも、憎しみの感情は、結局、自分を傷つけるのだとそのときに思った。自分が自分じゃなくなる。怖いぐらいだった。だから、憎しみの感情の回路を永久に断ってしまおうと思った。 まあ、そんなに感度のいい機械というわけじゃないから、単純には行かないだろうけれどね。 人を憎むというのは、結局、依存的な人のすることだと思う。自立した大人には似合わない行為だ。 相手を自分の思うようにできない、自分の意に反することをするから憎らしい。でも、それは手前勝手な思い込みに過ぎない。相手には相手の考えがあり、自由がある。 人と人が付き合っていくのは、何とも大変なことなんだね。それでも「きっと分かり合える」という希望を捨てず、対話を続けることが大切だ。希望を捨てないことが、戦争の放棄につながるのではないだろうか。
2002年09月19日
最初の1杯のビールは、たとえてみれば、「マル」のようなもの。「今日もよく頑張りました、マル」の「マル」だね。だからこれがないと1日が終わらない。 食卓に並んだ旬の料理をつつきながら、大好きなパートナーと、あれこれお話ししながら、今日という1日を振り返り、お互いにいたわったり、慰めたり、励ましたりすることができればいいなあ。 昨夜のメインディッシュは、「秋味」。秋鮭にきのこをたっぷり載せた紙包み焼きだ。味つけは味噌とバターで、仕上げにスダチの汁を回しかけるの。秋の風味がいっぱい。 それと、実家の魚屋の売れ残ったイサキの刺身に、見た目が悪くて売り物にならないマグロの血あいの煮付け。にんにくで臭みを消してある。「血の味」の苦味とコク味がたまらない。栄養満点、貧血のときにはうってつけの一品だね。 6時30分過ぎに始まった小泉首相の単独会見TV中継に目が釘付けになった。最初に思ったのは、「これで戦争の危機を当面は遠ざけることができた」ということだった。日朝関係にとって、そして、東アジアの平和、世界平和にとって一歩前進であることには間違いない。 ただし、拉致された人の大半が実は亡くなっていたという事実の重みを忘れてはならない。病気や災害でという死因の説明は納得しがたい。背後に非情な暴力の気配がする。ご家族にとっては、どこかに怒りをぶつけなければやりきれないだろう。 平和っていうのは、単純な少年漫画の世界のように、英雄がもたらしてくれる、胸がすかーっとするような結末では、もはやないのだろう。「悪の枢軸国」だなんて、いまどき、漫画の世界でも流行らないようなストーリーを掲げる人物が、世界平和を左右するスイッチを握っていると思うと空恐ろしい。 暴力、怒り、復讐心によって、平和をもたらすのは難しい。平和って、実は「カッコ悪い」ものなのかもしれない。小泉首相の苦渋の表情を見ていると、新聞に書いてあった通り、歴史的な一歩であったにもかかわらず、「達成感はみじんも感じられない」。「カッコ悪い」平和であっても、平和がいい。犠牲者の痛みを忘れず、さりとて、怒りや暴発的な感情に身を任せることなく、粘り強く交渉し、時には苦い汁もあえて吸い……。 いまにして思えば、「有事立法」が成立しなくて本当によかった。だからこそ出てきた新しい流れであろう。 平和を守るために、私に何ができるだろう。大したことはできないけれども、日常生活の中にも潜んでいる、暴力や憎しみの種をうっかり育ててしまわないように、そして、あらゆる暴力の犠牲になった人や残された家族の痛みを忘れない人間でありたい。
2002年09月18日
大勢の方からお祝いのメッセージをいただけて、幸せな誕生日でした。今日から始まる新しい1年。何かステキなことが起こりそうな予感でワクワクしています。 いろいろな人間関係を大切に育てていきたいなあ。愛は育てるものなんでしょうね。うっかりしていると、いとも簡単に壊れてしまうから、強い信念を持って育んでいきたい。 バンドの練習が終わった後、ドラマーの卓ちゃんとベーシストのよっちゃんの3人で、お洒落なカフェへ。応接間のよようなゆったりした椅子、しかもそれぞれにデザインの違うものを並べてある。ここはインテリアのショールームも兼ねているのだとか。壁面からも椅子が「飛び出している」のが面白いの。 テーブルの上に並んだのは、スパイシーなチキン料理(ズッキーニのグリルとクスクス添え)、ナッツ味のドレッシングがかかったサラダ、マグロの赤身とキムチの和え物で白髪ネギと糸トウガラシを加えて海苔で巻いて食べるの、おしんこの盛り合わせ、チーズ3点盛り(シェーブル、ゴルゴンゾーラ、タレッジォ)……。「わーい、パーティだ!」 って、思わず叫んでしまいました。やさしい2人に感謝。前夜祭からえんえん続いたステキなお祭りのフィナーレです。ジンリッキーの後、オーストラリアのシャルドネを1本頼んで、みんなでカンパーイ! 仲間っていいなあ。こんなにステキな人たちと一緒に音楽ができて幸せだなあと思いました。この関係を大切にしたい。いつまでも。
2002年09月17日

海老、蟹だいすき日本人。私も家族も例外じゃありません。昨日は誕生日前夜祭パーティ。食卓に並んだのは、特大タラバガニの足、海老のオーブン焼き、蒸し鮑、お寿司、インゲンの胡麻和え、しゃきしゃきジャガイモ炒め(さっそく作りました)、ビーフステーキ。おお!すばらしい食欲! 海老と鮑には、プランターで収穫したバジル作ったソースを付けていただきました。おろしたパルミジャーノをたっぷり入れて。黒胡椒ガリゴリ。 ビーフステーキは、エコノミーな厚さ。これだったら生ハムを買っておいてサルティンボッカにすればよかった。牛肉を叩いて薄く伸ばし、セージの葉っぱと生ハムを貼り付けて両面に小麦粉をまぶしてバターで焼く。肉を取り出し、白ワインとフォン・ド・ボーを入れて鍋底をこそげながら煮詰め、仕上げに生クリームを加えてソースの出来上がり……かなり高カロリーですけどね。 シャンパン3本があっという間に空になり、赤ワインは「ランシュ・バージュ」97年。久々にボルドーらしい高貴な香りを存分に堪能しました。エレガントな味。コレだったらやはり、シンプルに塩と胡椒だけのステーキがピッタリでした。 さて、またひとつ年をとってしまいました。この1年は、どのような年輪を刻むことになるでしょうか。1日1日を大切に、いつも希望を胸に抱いて前向きに歩いていきたいな。
2002年09月16日
祭囃子の聞こえる居酒屋で呑んだよ。カウンターだけの小さな店。おじさんが一人で切り盛りしている。 細長い黒板のお品書きを見て、タイムスリップしたかと思った。値段はどれも300円とか400円。タンシチューだって400円とある。目を疑った。 昔、有名な割烹で腕を振るったとかで、料理の味はどれも確か。「ひねり」の効いた、技ありな一品だ。 なかでも印象深かったのが、「ジャガイモ、ピーマン、ベーコン炒め」。どれも糸のように細かい千切りで、とくにジャガイモのしゃきしゃき感がうれしい。 作り方を教えてもらったよ。ジャガイモは千切りにしたらしばらく水にさらし、鍋に湯を沸かして酢を入れた中でさっと茹でる。酢を入れることで引き締まり、しゃきしゃき感が残るというわけ。茹だったらざるに上げて水切りする。 お店ではここまで下ごしらえして冷蔵庫に入れておくそうだ。なるほど、どの品についても下ごしらえの仕事をキチンとしてあるから、手際よく短時間で仕上がるわけだ。さすが、プロ。唸ってしまう。 もうひとつ嬉しかったのは、焼酎のオンザロックスを頼んだら、「すだちを入れるかい?」ときた。いいねえ、皮から出てくる青い香りがたまらない。 ワインやモルト呑みの世界では、こういうの「エステリー」って言うんだよね。ワイン呑みのクセで、グラスを鼻にくっつけるようにして堪能しました。 ワンスライスの小さな幸せ。みなさまもお試しあれ。
2002年09月15日
「食べ物の話がとても良いよ。こんど日本へ帰ったときには、あんなもの食べたい、こんなもの食べたいって考えながら読んでる。下手な説教くさい文章より、よほどいい」とは、ロンドン在住の友だちがくれたこの日記への感想。 さんきゅー!でも、食べ物以外は「説教くさい」かぁ。ごめんよぉ。高みに立った言い方はしていないつもりだけれども、イマイチ、書き方のセンスが悪いのかなあ。気をつけよう。 この三連休は、このページに来て下さる人も少ないだろうから、ちょっと説教モード入るかも。ユルサレテ(って古い言い方だなあ。あと2日でふたりとも四十ン歳だね。日英でハッピー・バースデーを合唱しよう♪)。 さて、ドイツ旅行から帰って来た年上の友人から昨日聞いた話。感想を聞くと、「とてもよかったわ。教会も、お城もステキだったけれども、ほんとうに感動したのはね……」 ダッハウだそうだ。ミュンヘンから電車で30分、そこからバスで10分ぐらいで行ける。ユダヤ人強制収容所の遺構である。まず目についた有刺鉄線の生々しさにギョっとしたそうだ。建物の多くは破壊されて土台しか残っていないが、当時のままに復元したものもある。 カイコ棚のような狭いベッド、衝立がなく便器が並んだだけのトイレ、独房。ガス室や死体の焼却炉はそのまま残してある。資料館にはお仕着せの制服などの数多くの遺品や写真が展示されていた。「小学校の歴史の授業で、ここへ来ることが義務付けられているらしいの。ミュンヘンで知り合ったドイツ人は皆、ここへ来たことがあると言っていたし、私が行った日にも大勢の子どもたちが見学に来ていたわ。中には感極まって泣き出す女の子もいた」 いいことですね。戦争について学校できちんと教えるのは。日本でも最近、修学旅行でヒロシマへ行くところが増えているみたいですね……と言ったら、「でも、ヒロシマとダッハウでは、意味が違うでしょう。加害者としての歴史をきちんと教えることが大切だと思うわ」 そのとおり。なんとトンチンカンなことを言ってしまったかと反省した。戦争加害者としての歴史は、残念ながら日本ではきちんと教えられていない。数年前の教科書問題が思い起こされる。従軍慰安婦についての記述を載せるのは怪しからんというヒステリックな批判が出た。「自虐史観」なる造語も生まれた。南京大虐殺については、「無かった」ことにしたい人が大勢いる。 私の場合、日本の歴史で大切なことは、すべて高校を卒業してから大学の授業や、自分で読んだ本を通じて学んだように思う。従軍慰安婦については千田夏光さんの著書で、また、南京大虐殺については本多勝一さんのルポルタージュで読んで知った。私が中学・高校で学んだ教科書には、従軍慰安婦についての記述は一行たりともなかった。高校までの歴史の授業では、何ひとつ大切なことを教えてくれなかったと思った。「ウソばっかり教えやがって!」と、腹が立った。教科書の歴史は「史実」かもしれないが、人間性の「真実」に直面していなかった。真実を問おうとする姿勢がなかった。だからウソだと思った。欺瞞だと思った。 年号や出来事を丸暗記しても、ただ、忘れるだけのこと。「イイクニツクロウカマクラバクフ」って覚えることに何の意味があるのだろうか。くだらない。貴重な人生の時間の無駄遣いだ。 歴史を学ぶ意味のひとつは、私がなぜ私なのか、私の中の社会的・民族的側面の起源を知り、その結果として私をよりよく知り得て、私が私であるという信念をより確かなものとし、自分らしく生きていけるということだと思う。「なぜそうなったか」の視点なしに、歴史は成立し得ない。「なぜ」の答えは、百人いれば百人異なるだろう。全部が正解で、全部が不正解かもしれない。同時代の「証人」が残した資料でさえ、さまざまな思惑や「ためにする考え」が混ざっているので、額面どおり受け取るのは危険だ。それなのに、歴史教育においてたったひとつの解釈や答えを押し付けるのはおかしい。 逆説的に考えれば、たったひとつのモノサシで語られる教科書の中の歴史は反面教師であり、後で解体され再構成されることを前提とした模範的不正解であったと思う。私はどうにか解体工事を終え、再構築をしなければならない年齢になった。『南京戦 閉ざされた記憶を尋ねて 元兵士102人の証言』(松岡環編著 社会評論社 4200円+税)という本が刊行された。大阪府の小学校教員らが元日本軍兵士からの聞き書きをまとめたものだそうだ。 いま店頭に並んでいる「週刊文春」にロシア語通訳の米原万里さんによる書評が載っている。題して「“自動忘却装置”考」。タイトルから想像がつくとおり、南京大虐殺は無かったと主張する人たちへの痛烈な批判になっている。 書評に引用された本文からの孫引きを少々。【ご注意!】ここから先はショッキングな内容なので、なるべく精神状態が平らかなときに読んでください。「兵隊が中国兵をいっぱい連れてきてね、倉庫に詰め込んでいるんです。中国人を殺すのに『もう弾が足りない』言うてね、ぐるりに燃える物持ってきて積み上げて火をつけたんです」「南京の手前で、母親が逃げるのにじゃまになったんか、親がどっかへ連れて行かれたんか、捨て子の赤ちゃんが田んぼの中でおぎゃーおぎゃーと泣いていました。日本兵が赤ちゃんの口の中へ小便をかけてね」「山のように積まれた遺体がありました。その人々は中国兵かあるいは市民かさっぱりわかりませんが、裸で殺されている人、あるいは数珠つなぎの人、縄で数人ずつつなぎ合わせたものを射殺、あるいは銃剣で刺した痕が、物々しく残っておったりしました」「強姦はし放題、分隊でクーニャンを飼ったな」「淋病や梅毒になったら軍医さんからしかられるんや、病院に入れられてかなんから、自分で治すのには、人間の脳みそがいいんや……淋病言うたら小便したらじっとしてられへんぐらい痛いんや。それで、どこかでニイコの子ども殺すんや。支那人の頭をごんぼ剣でこじ開けて飯盒で脳みそを炊いてたのを分隊長や分隊の者は知っていたけど、知らんふりや」「日本人の恥部をさらすな」という批判もあるが、白日の下にさらし、なぜ、そんなことが起こったのかという考察抜きには、また同じことが繰り返されるに違いない。また、日本人としての誇りを取り戻すためにも必要な作業である。無知と無恥、自己欺瞞や思考停止から誇りは生まれない。憎しみと狂気の連鎖を、私たちの時代で断ち切りたい。 もう1冊、精神科医の野田正彰先生の『戦争と罪責』(岩波書店、1998年)をおススメしたい。私がいままで読んだ本の中で、ベスト・ワンだと思った。こういう先生と同じ時代に生きられてうれしい。誇りに思う。忌まわしい加害者としての日本人の歴史を知ってショックを受け、うつろにさまよっていた私の魂が、この本のおかげで落ち着く場所を得た。ダッハウ強制収容所の写真と紀行文が読める個人HPhttp://isar-athen.de/sanpo33.htmlhttp://www13.big.or.jp/~ikehara/Area1/Dachau.html
2002年09月14日
「あなたの日常のポリシーは?」と、たずねたら、その人は「毎日、少なくともひとつ何か新しいことをする」と答えた。「食事に行くとしても、一度行ったことのある店は、どんなにカレーが美味しいと分かっていても行かない。他の行ったことのない店のカレーを試してみる。たとえそこがまずかったとしても、まずいと分かったこと自体が収穫だからね」 ナルホド。同じ店で同じメニューを繰り返し頼む傾向のある私は、何とも成長のないヤツだなあと反省しました。私の場合、頼んだ料理がまずかったりすると、ながーい時間、恨みを引きずってしまいがちですが、こんなふうに「失敗も勉強」式の前向きな考え方を持ちたいものです。 さて、昨夜わが家の食卓に載ったのは、桜海老とブロッコリーの炒めものなど。赤と緑のコントラストが美しく、目でも味わえる料理です。桜海老のシャキシャキっとした食感と、香りが素晴らしい。ひょうっとして、この料理は初の試みかな。 海老とブロッコリーって、絶妙なコンビですね。華やかだから、パーティの食卓を飾るには、うってつけかもね。定番はサラダかな。両方ともさっと茹でて、ケチャップとおろしニンニク、タマネギのみじん切りを加えたマヨネーズソースであえるの。上に刻んだゆで卵を散らしてね。海老だけソースをくぐらせて、ブロッコリーは青いまま飾っても美しい。 おっと、定番に頼らず、次は新しいチャレンジを加えてみよう。同じ緑でもブロッコリー以外を使うとか。うーん、何があるかなあ。料理って創造的ですね。頭を使う、使う。 日曜日は誕生日の前夜祭ということで、家族が祝ってくれます。さて、どんなお料理が食卓に並ぶのかなあ。ウワサによると、アワビが食べさせてもらえるらしい。例によって、蒸してサワークリーム&生ウニ&キャビア乗せで食べようか。うふふ。弟が毎年恒例でドンペリをくれるはず。 私も何か一品ぐらい、いままでに食べたことのない新しい料理を作ってみようかな。ワインは何をあけよう。確か、到来物のランシュ・バージュがあったような気がするけど。ボルドーのこのへんは、あまり飲んでいないなあ。 そして、誕生日の夜は久々にバンドの練習@自由が丘。いろいろと忙しい週末です。仕事も山積みだよーん。気分転換用に新しいCD(クラプトン他総勢18アーティストの曲をセレクトしたアンプラグドのベスト盤、いま「ミセス・ロビンソン」が流れているよ)や森まゆみさんのエッセイ集を買ってきたし、集中してがんばろー!
2002年09月13日
このところツイてる。あちこちで美味しいパスタランチに巡り会ってしまう。「69’n roll 歩けばパスタに当たる」でございます。 火曜日は大崎ゲートシティにて。なぜかアポイントの1時間前に着いてしまい(仕事に追われてそうとうパニクってる)、気がつけばランチタイム。目に付いたイタリアンが良さそうだったので、入ってみることに。 迷わずパスタランチをオーダー。本日のパスタは、キャベツとパンチェッタ、タマネギのスパゲティ。具入りペペロンチーノといった風情で、ピリ辛の味が爽やか。麺は細めでカッペリーニの一段上の太さかな。パンチェッタが柔らかく、口の中でほろほろと崩れていい感じ。これにパン、サラダ、ドリンクがついて1000円は納得です。 もちもちしたパンも美味しかった。あのカステラみたいに四角く切ったパン、何て言うんでしたっけ?底だかてっぺんだかが焦げているやつ。型に入れて焼くのかな。 小皿をひとつ持ってきたので「ん?」と思ってテーブルをよく見ると、オリーヴオイルとトウガラシ入りオイルのボトルが2つ並んで、ナルホド、これを皿にとってパンにつけて食べよという意味と分かった。オイルは苦味をほんの少々感じさせ、南部のほうかな?と思ったりして。なかなか。 それにしても口の中がオイルでギトギト、喉につかえる感じ。やはり、こういうときはワインですね……というわけで、グラスワインの白をオーダー。安いテーブルワインクラスだろうけれど、昼にはちょうどいい軽い味。その昔、愛飲していた国産サントネージュの「デミ」っていう安ワインの味を思い出した。爽やか。 あんまりいいキモチなので、衝動抑えがたく、2杯目をオーダー。仕事前だけど、ま、2杯までなら大丈夫だろう。うぷぷ。 このビルは外資系企業が多いらしく、店内には外国人ビジネスマンの姿が目立つ。英語やらドイツ語やらのさざめきが耳に入ってくるものだから、つい、海外旅行気分で昼ワインにハマってしまったよ。 さて、水曜日は出張先の新潟にて、店先に掲げられたイタリア国旗を発見。講演会場のすぐ手前なので、時間的にもピッタリ好都合じゃん。こちらのパスタランチは900円でやはりサラダ、ドリンク、パン付きで、3種の中から選ぶ仕組みだ。 私が選んだのは、アンチョビソース。具は他にパルミジャーノだけだが、アンチョビたっぷりで満足のいくお味。やっぱり麺が細めで私好みです。 またまたノドにつかえる感じだったので、たまらずグラスワイン白をオーダー(って言い訳ね)。しゃべる仕事の前には、ある程度、喉を湿らせておくといいかなと思って(^^) それより何より、ワインは私にとってガソリンみたいなものだもんね。 ヒューガルデンの生アリマスのポスターが目に付いて目に付いて困ったけれども、これはぐっとガマン。うまくすれば、帰りの電車までの時間にまた来て飲めるかなと思ったりして(^^;) うーん、いいなあ、千円札2枚でちょっとおつりの来る昼間の贅沢。しかも、2軒とも塩味さっぱり系で嬉しかった。トマトソースは洋服にソースが飛び散りそうでコワイし、ホワイトソースはカロリー過多が恐ろしく、やや胃にもたれるのが難点。それより何より、塩味さっぱり系は、冷えた白ワインにドンピシャなのだ。 細麺というのも、ランチには正解だなあ。短い時間で茹だるからすぐに運んで来てもらえるし、塩味さっぱり系のソースにもよく絡んでくれるからネ。頭脳派料理人、作戦勝ちのランチパスタって感じですね。 今日の仕事は青山だ。1時半のアポなので、またちょいと早めに出ようかな。うーむ。しかし、カラダは正直者で、炭水化物摂取過多により1キロ増だったりするので、このへんでブレーキかけないとヤバいかも。とほほ。
2002年09月12日
新潟出張の帰りに、駅で何かおいしいおみやげが見つかるといいな。やっぱり鮭関係?それとも日本酒?うぷぷ、行って来まぁす。すっきり晴れてよかった。(その後) えー、講演の仕事じたいはおかげさまで大盛況でしたが、別件でいろいろ大ポカがあったことがメールと留守電でわかって落ち込んだり、でも、だれも慰めてくれる人がいないので、帰りの車中(2階建てMaxグリーン車フンパツしちゃったゼ!ひとり席で気分良かった。ビジネスクラスのヒコーキみたいな席)で飲んだエチゴビールがあまりにも美味しくて至福の気分になったり、色々忙しくて、帰ってからも賞を取ったとかいう地ビールのスワンレイクビールとか、新潟には関係ない買い置きの泡盛古酒飲んだりしてへろへろです。酔生夢死と、いきたいものだねえ。ああ、目覚めるのが怖いぜ。明日もまた大ハード。ブルース・ウィリス気分で黒タンクトップ着てがんばるか。(さらに酔っ払い) ああ、でも酔っ払ってる場合じゃないか。今日は9月11日。早いもので1年たってしまったのね。どうしたら、憎しみの連鎖を断つことができるだろうか。 標的はアメリカだから対岸の火事よと看過することはできないよね。アメリカの毒を日本人はすでに全身に浴びている同類で、本多勝一いうところの「植民地化された精神」に違いないのだから。 キリスト教にも、イスラム教にも、憎しみの連鎖を断つ力のないことは明らかで、宗教にはもやは望みはないのだろうか。それどころか、憎しみの根源か。いや、より正確にいうと、憎しみを増幅する装置か。せめて大原三千院の秘仏のご開帳にご利益があってほしいものだが。 自虐史観と言われても結構。唯一の被爆国(いや、ビキニ環礁の例もあれば、アメリカ国内にもアトミックソルジャーや周辺住民、ジョン・ウェイン他砂漠ロケのハリウッド俳優の癌死など痛ましい例があることを広瀬隆さんが教えてくれた通りだけれども)として、平和をいま訴えることのできる数少ない国として、他国とは違う独自のスタンスをとり、発言をどしどししていくべきではないだろうか。今年の8月の、広島、長崎、両市長のスピーチは素晴らしかった。私は忘れない。
2002年09月11日
秋茄子のシーズンですね。丸っこくて小ぶりのものから、長茄子、生で食べられる水茄子まで、デパ地下の売り場はよりどりみどり。 拙宅でよく作る料理は、味噌炒め。茄子を油で炒めてから、酒や出汁で溶いた味噌を加えて味をつけます。砂糖がやや多目の甘い味がわが家の「おふくろの味」かな。 あとはぐっとシンプルに、皮を剥いた茄子をただ茹でたのにショウガ醤油。同じく茹でただけのサヤインゲンと一緒に盛り付けて。焼き茄子にしたほうがコクがありますが、忙しいときには茹でちゃいます。とろりとした食感が身上ですね。三杯酢でもいいな。 西洋料理になると、私の出番。ラタトゥイユには茄子とズッキーニは油通ししてから作ります。手間をかけた価値のあるコク味が出てきますね。茄子はホント、油と相性がいい。 そうそう、丸い米茄子をくりぬいて器をつくり、その中にラタトゥイユを盛りつけるレシピを本で見たことがあります。お客様のときには体裁がいいかもね。つくってみようか。 米茄子はもっと簡単に、上に碁盤の目を刻んで多目の油でじっくり焼いて、上にひき肉の味噌炒めソースをかけて食べると、美味しい。溶けるチーズでグラタンにしてもいいかな。チーズともよく合いますね。とろとろのカップル。 クミンシードなどのスパイスを効かせた、茄子とひき肉のカレーも時々作りたくなります。茄子は賽の目に刻んで、ひき肉となじみやすくします。レタスに包んで食べれば、ヘルシー。うちではジノリの茄子型のお皿に盛るのがお約束です。 中華風の揚げ茄子甘酢漬けは、ビールのお供に最高ですね。茄子にナナメ碁盤に刻み目をつけ、素揚げしてあつあつのうちにジュっと甘酢につけてしばらくおく。甘酢にはトウガラシ、タマネギスライス、中華の干し海老なんかを入れます。レモンを効かせてもいい。 茄子入りトマトソースのパスタもオツです。にんにくを効かせてネ。サバの身と茄子を賽の目に切って炒め、トマトソースで煮込み、ひと晩寝かせてコクを出したパスタソースも美味しいですよ。 秋の長夜か……。最後にはさっぱりと茄子の浅漬けで純米酒をちびちびやりたいものですね。できれば、気の合う友と一緒に。
2002年09月10日
今日は重陽の節句。昔の人は菊の花を愛で、音楽に親しんだとか。そこで今夜は、菊の花を使ったお料理を作ってみましょうか。 亡くなった祖母は菊の花の酢漬けが大好きで、子どもころ、よくお手伝いして菊の花をむしったものです。花びらをがくから外し、バラバラにします。このとき、菊の花のなんともいえないいい香りがします。 鍋にお湯が沸いたら塩とお酢を少々加え、菊の花をあけてさっと湯がきます。ほんの短い時間でオッケーです。シャキシャキ感を残したいのでね。 ざるにとって水を流して冷やし、水気をよく絞ってからほぐしておきます。これで下準備終了。三杯酢に漬け込めば菊の花の酢漬けができますが、今夜はもうひと品作りましょう。 広口で浅くてふたつきの鍋に砂出ししたあさりを並べ、日本酒と水をひたひたに入れ、塩少々を振り入れます。濃い味が好きなら、全部日本酒でオッケー。蓋をして点火し、あさりの口が半開きになった順から引き上げます。身がぷーんと膨れて琥珀色の風船みたい。あさりを殻から外しておきます。鍋の煮汁はそのままにしておきます。 小松菜をよく洗ってざくざく切り、さっと湯がいて冷水に放ち、水気をよく切ります。鍋のあさりを加熱し、沸騰したら小松菜を入れて味をなじませます。ここにしめじを加えてもいでしょう。最後にあさりの身を加えてひと混ぜし、火を止めてから菊の花と混ぜ、冷蔵庫で冷やします。 小松菜の代わりに春菊を使えばまさに菊尽くしですが、ちょっと味がくどくなりますね。関西の方は、水菜や壬生菜をお使いになってもいいし、なんでも地元の青菜でオッケーだと思います。 このほか、菊の花は茶碗蒸しに入れてもいいし、スープの浮きみにしてもいいかもしれませんね。 うふふ。日本酒があいそうですね。さっさと仕事を片付けて、準備にとりかかりたいなー。 仕事がなかなか終わらなかったので、結局、閉店間際にデパートへ行ってきました。アサリを使わずに、さっぱり味で行こうと方針転換。 黄色い菊の花のパックが山積みになっていました。もちろん、日本一の産地である山形のもの。春菊が売り切れだったので、京都産の壬生菜。しめじは信州・上田産。そして、香り付けに徳島産のすだち。 鍋に昆布出汁と酒少々、塩ふたつまみを入れ、ざっくり切った壬生菜を投入して蓋をします。蒸し煮にする感覚で、水気はごく少なくてオッケー。次にしめじを入れ、もう一度蓋をして火を通してから、白醤油で味付けします。 火を止めてから、下ごしらえした菊花をほぐして入れ、混ぜ込みます。器に盛って、すだちの汁をかけて、出来上がり。しばらく置いたほうが味がなじみますよ。もう1品はサンマの塩焼きでした。秋の味覚満喫です。 ひと風呂浴びて、さあて、仕事の続きだぁ!
2002年09月09日
ハッピアワー、すてきだね。近所の癒し系カフェで、やってたよ。5時から7時まで。ビールは300円、ワインは200円バイザグラス!うふふ。たまりませんねー。今日だけじゃなくて、毎日なんだって。 なぜだろう。乾きを癒すだけなら、水で十分なのに、ビールが欲しい。ビールには、心を癒すチカラもあるのかもしれないね。 最初の1杯目のビールよ!日本人だけでなく、結構、同じ思いを共有できる国は世界に多いみたいだね。今日もよくがんばりましたマルっ!の「マル」の部分がビールね。 せっかく魅力たっぷりの女が独りでカウンターで飲んでいるというのに(^^;)、口説きにくる男はだれもいない。家族連れが後ろのテーブル席で盛り上がっているだけ。まあ、目黒世田谷の田舎の夜は、こんなものです。あはは。 冗談はさておき、独りで好きな音楽を聞きながら、グラスを傾け、来し方行く末のことや、思いどおりに行かない恋のことを考える時間があるっていうのは、すごーく恵まれているのかもしれない。 恋は乞い。現実には起こり得ないことだって自由自在に願えるから、欲望は果てしなくどこまでも行ってしまうのかもね。実現の可能性をあきらめて、レッセ・フリーにするのが、女ロケンローラーの新しいスタイルだぜ。マルチン・ブーバー先生だって言っているじゃないの。「従容として待て」ってね。 男なんて、勝手だよねー。いなくたっていいさー。代用品はいっぱいある。たとえば、クラプトンの音楽と、バーボン・オンザ・ロックス。それで十分です。
2002年09月08日
「さあ、“乾杯ラガー!”と、いきましょう」。「そのひとことを待っていたのよん」。 みんなニッコリ。カウンターの向こう側でお寿司屋さんのご主人もニッコリ。昼ビールは極上の幸せの味です。 幸せのランチ会を企画してくれたのは、近所のカウンセラー仲間Tくん。「美味しくておトクな寿司屋ランチがあるので、ぜひ行きましょう」と、以前から誘ってくれていたのでした。ついに機が熟したわけ。 乾杯の後で、サプライズが待っていた。ちょっと早めな誕生日プレゼント。「当日は僕たち、青森旅行なので」。Tくん夫妻からは大きな包みをドーンと渡された。 開けてビックリ、胴長ワンちゃんの枕だった。うすいピンク色のタオル地で、眠りこけてる表情がなんともほのぼのする。柔らかいので抱き枕にしてもいいかも。仕事場のソファに置いて、「居眠りの友」にしようっと。 K子ちゃんからももらっちゃった。トルマリン入りの癒し人形「人やすみくん」だって。ピースマークみたいなシンプルな笑顔がかわいい。パソコンの上に置いておくことにしようっと。マイナスイオンを発生させて、心と体をリフレッシュさせてくれるんだって。 なんだか癒しグッズ大会になりました。いろいろ辛いことの多い今日このごろだけれど、みんなのおかげで元気いっぱいになれそう。ありがとう! さて、お寿司がじゃんじゃん来ます。まずは、ビールのお供の枝豆と、甘辛く煮た蛸&きゅうりもみの小鉢。うーん、夏はやっぱりきゅうりだねえ。 カウンターの上に次々載せてくれたお寿司は、最初がまぐろ2カン、おっ、中トロだよ。口の中でとろーり溶けるじゃないか。握りは、ご飯が少なめでうれしいね。 次のコンビは、甘エビと白身は……平目かな。シコシコしておいしいね。うっとりしちゃうよ。 私がいちばんピッチが早いねえ。だって、お寿司が大好きなんだもん。ついでにビールを空けるのも早い。だって、グラスが小さいんだもん(^^) 出ました!お次は私が一番好きな赤貝。上にハケでツメを塗ってあるところがいいじゃない。イカもまったりして口の粘膜に張り付くようだね。「今日はお誕生日だからサービスしちゃお!」と、ご主人が出してくれたのは……ジャジャーン!ウニとイクラの軍艦だよ。すごいねー。盆と正月がいっぺんに来たみたいだ(大袈裟)。 ウニがとろーっと口中で溶け、あまーい余韻がながーく続いてまたーりしましたね。ぷちぷちのイクラちゃんももちろん美味しかった。 さて、最後は巻物です。鉄火巻きと梅きゅう。厚焼き卵とガリもたっぷり添えてくれました。ガリの味付けも最高だね。自家製かな? お吸い物のかき玉汁が豪勢なのよ。卵たっぷりなのはもちろん、中にホタテの貝柱が入っていた。ひゃー。濃厚出汁味でぐいっと飲むのが惜しくて、舐め舐めするようにいただきました。ま、ビールで腹がパンパンだったし。 Tくん夫妻はこのときのために朝食を抜き、その上近くのジムでサウナに入ってきたとか。うーむ、やるなーおぬしら。ご飯は抜いたものの、味噌汁とおかずをしっかり食べてきた私は……それでも誰よりも沢山ビールを飲み、誰よりも早食いなのでした。あちゃー。 結局、お誕生日前祝いということで、奢ってもらっちゃいました。ありがとうね。何より、大好きなみんなとステキな時間を過ごせたのがうれしかった!大好きな人たちと一緒だと、お酒も食べ物も、いちだんと美味しく感じられるね。 次回は夜、来てみたいなあ。夜だと私、お刺身だけえんえん食べ続けるし、飲む日本酒の量もハンパじゃないから、すごい値段になるかな。でも、お寿司の1万円って惜しくない。下手なフレンチやイタリアンにかけるよりよほどいいと思ったりしちゃう。行こ!行こ! おっとォ!今夜は徹夜覚悟で仕上げねばならない仕事があるのでした。ジムで汗流してキモチを入れ替えてきました。がんばりますっ!
2002年09月07日
今夜は大トロが旨かったね。まぐろの刺身って、多分、東京がいちばん美味しい。いいものが集中的に入るからね。関東はまぐろ文化、関西は白身文化って感じがするね。その裏で鮭対鰤って構図もあるけど。 うちの実家の魚屋は、皇居近くの某ホテルと取り引きしている卸と懇意にしていて、極上ものが手ごろな価格で入るわけ。ちょっとキズのついた大トロとかは味は良くても見た目の色が悪いので刺身にできないから、安く仕入れて角煮にして売っているの。これがすごーく美味しいんだわー。 まぐろの角煮って、一般の市販品は硬いのが多いでしょう。でも、うちのは違う。何せ、極上の大トロですもの。ほろほろほろーっと口の中で溶けるのよ。煮てあっても。うちの母は、醤油煮込み系は滅茶苦茶上手な料理人だね。大鍋いっぱいに煮るせいもあるけれど、とにかく、味がこなれて超絶美味。 うちの家族は私以外は日本酒が呑めないので、もらいものとか、驚くほどいい日本酒を惜しみなくジャブジャブ使っているしね。臭みをとるショウガもたっぷり。 多くの人は誤解しているけれども、魚の臭みを消すプロは、実は魚屋なのです。だって、売れ残りのヤバイ魚を家族と自分向けにいかにおいしく調理するかってことで、長年、経験を積んでいるからね。 何年か前にイギリスの田舎(日本語訳にすると「風呂」って町です。何故かここが大好きで3回も通っちゃったよ)のマナーハウスって高級(?)ホテルで鮭料理を食べたときはビックリ仰天だったなあ。臭くて食えたものじゃない。 奴らは多分、魚はクサイものだと決めてかかっているから、工夫がないのだろうね。ショウガと白ワイン、白胡椒をちょっと使うだけで全然違うのに。私を厨房に入れてくれー!って叫びたい心境だった。 バナナ味のポタージュスープだけは美味しかったね。お代わりをジャバジャバ入れられて困ったっけ。「もういいです」って英語で言えなかったんだよね。“When”って言うんだってね。後で知ったけど。 うーん、BGMはトレーシー・チャップマン。いいなあ。“Forgive me is all that you can say”だなんて、なんか私の言いたいセリフだなあ。まあいいや。 今夜は売れ残りの刺身だけれども、大トロが食べられてよかった。急ぎ冷蔵庫から取り出しましたるは、1カ月近く前に開封した「獺祭」の残り。思ったほどひねてなくて、まぐろとちょうど釣り合うコクでしょ。しゃーせだねー。 さて、今日の仕事? 某精神病院へ取材へ行ったのだけれども、外来に来ている人があまりにも多いのでびっくり仰天したよ。老若男女さまざまにいる。でも、いいことです。病気は早期発見、早期治療が肝心。 精神科の入院日数というか年数が、先進国の中では日本がズバ抜けて長いことを知っていた?「座敷牢」的因習をひきずっているのだろうか。社会的偏見の強さ、人権意識の低さも他の先進国に比べると、際立っているよね。 この入院日数の長さをなんとか短くし、社会復帰をスムーズにしようということでソーシャルワーカーが運動してできたのが、精神保健福祉士という国家資格なんだよね。 私って、刑務所のルポとか、精神病院のルポとか、すごーいハマってしまうのね。前世で入っていたのかなあ。とにかく、この管理主義の極限を人生最大の敵と見なしているわけ。だって、読んでいると、魂の底から怒りで震えてくるわけよ。これはなんとかしなくちゃ!って。 精神を病んだ人の社会復帰を容易にしよう、人権を守ろうという主張の蜂矢英彦先生の著書『心の病と社会復帰』(岩波新書)を読んだときの感動は未だに忘れられない。感化されました。今日はその蜂矢先生が院長をされていた病院へ行ってきたの。 とてもステキな精神保健福祉士の方からお話を聞くことができました。この国家資格、大卒なら2年弱の通信教育修了で国家試験受験資格ができるんだよね。いまから勉強しようかあ……遅すぎるなあ。 思えば大学生のころ、教護院の教官の試験を受けようと思って、願書を取りに行ったことがある。埼玉にあるその教護院で「本当にやる気のある人でないと難しいですよ」と釘を刺され、父からも「お前には向かないだろうなあ」と言われ、なるほどそうかもしれないと思って断念したのね。 ジレンマなんだよねー。自己チューなんだけれども、他の人のために尽くしてあげたい気持ちもある。とくに、反管理思想のかたまりだから、人権擁護のために尽力したいのだけれども、実力不足だよね。 なんか中途半端だけど、あ!もうERが始まってるじゃん。見に行こう!
2002年09月06日
母が漬けた今年の梅酒は、ホワイトリカーのほか、ジン、ウォッカ、赤ワインの4種類。今日でちょうど3カ月たったから、まずは「梅ジン」から試飲してみようね。ジンの銘柄は、タンカレーだよ。 まだ浅漬けだから、琥珀色もそれほど濃くなくて、オンザ・ロックスにすると透明に近くなるね。梅の香りがぷーんと、いい感じ。だけど、味はまだ複雑さに欠ける。もっと飲みたいけれど、熟成するまでもう少しガマンかな。「梅ジン」を初めて飲んだのは、東急本店裏の例のバーだったよね。酸っぱいもの好きな私は、ひと目惚れというか、ひと口惚れしちゃった。あっちはビーフィーターで漬けたんだっけ。よし、うちの味を覚えておいて、近いうちにあっちの味と比べてみようか。小瓶に入れて持っていったりして(^^;)ブラピ似のバーテンダーとの再会が楽しみだ。 ん?アフターに辛味が残るあたり、まことにジンらしくてよろしい。来年は、グラッパやマールで漬けてみようかな。梅は大好きだから、いたずらのしがいがあるね。 ちょっと甘いスパイスの効いたタバコが吸いたくなっちゃったよ。昔、女性向けにシナモン味のタバコが売り出されたこともあったっけ。なんて名前だったかな。 いまじゃタバコは全然吸わないけれど、その昔、ちょっといたずらしていた時期のこと、話した? ジョンの隣でヨーコが両切りのフランス煙草のゴロワーズを吸っていた写真を見て、真似したりしてたの。両切りだよ。 でも、あるとき調子に乗って飲み過ぎて、急性アルコール中毒になってしまった。そのとき、ゴロワーズを吸っていたんだ。あの、なんともいえないキモチ悪さと、ゴロワーズの味が一緒くたになってトラウマになっちゃったみたい。隣で誰かが煙草を吸っている分には全然平気なんだけれども、自分で吸うと、あれ以来、気持ち悪くなるようになってしまった。 今じゃ自分で吸わないから分かるけれど、煙草を吸った後のキスの味は、タール臭いから止めてね。お互いに吸う場合は分からないだろうけど。あはは。 今日の仕事?うーん、忘れたい。すごーーーく嫌なことがあった。詳しくは言いたくない。まあ、消費される売文を書いている限り、避けようのない宿命かな。どんなにこちらがベテランであろうが、誇り高かろうが、単なるライティングマシーンに過ぎない扱いを受けてもしょうがないわけ。 だからこそ、署名で書く仕事を増やさなければ。エッセイ、評論、ルポルタージュ、小説のいずれかのジャンルで独自の芸風を確立できるといいなあ。キャリアカウンセリングの分野ではすでに「先生」だけれども、ライターのほうでは依然として無名で取替えのきく売文屋に過ぎないと思い知ったよ。この悔しさをバネにして頑張ろうね。 うー、後ろは向かないぞ。未来はきっと明るい。明けない夜はないのだから。 さあ、明日も早起きしよう。今日は笑っちゃったよ。日用品であれこれ足りないものがあって、そうだ、買い出しに行こうと家を出たのが9時過ぎ。歩きながら、あ、ほとんどの商店は10時オープンだって気がついたけれども、後の祭り。自分の生活のペースが確実に前倒しになったのは喜ばしいけれども、他人のペースはお構いなしな自分を自分で笑ってしまった。 いのしし年だからね。猪突猛進。前しか見えない。まあ、それもよし。明日天気になあれ。
2002年09月05日
サンマの刺身って、美味しいね。今夜も食べちゃおう。旬の美味をカラダに覚えさそう。幸せの味。長生きできるよ。 アオザカナの刺身は鯵も鰯もそれぞれに味わいがあるけれども、見た目の美しさといい、脂の乗り具合といい、やはりサンマは王者の風格がある。 あなたの好きなサバの刺身にちょっと近いかも。むしろ口どけはずっといい。え?好きじゃなかったっけ? 刺身といえば、スーパーで長時間、ラップのかぶさったものしか食べたことのない人は、なんとも可哀相。ラップって、石油から作るせいか、長時間、とくに刺身や貝のようなものにかけておくと、石油臭くなるよね。気付かない? 今夜のメニューは、ほかにキュウリとわかめの酢の物、鰯の南蛮漬け(じっくり揚げてあるから、頭からシッポまで残さず食べられるね)、山形出身の近所のカラオケスナックのママさんからいただいた姫竹をさやいんげんとさつま揚げと一緒に煮たの。 うんうん、なんか、日本人として実に正しいものを食べている感じがするね。脂っぽくないからダイエットにもいいし。おっと、さやいんげんのおひたしと、谷中しょうがの味噌添えもあったぁ。 今夜も熱帯夜かなあ。昨夜は悪い夢にうなされて、夜中に三度ぐらい目が覚めちゃったよ。ミンザイ代わりに軽くお酒を飲まなくちゃ。1杯目はビールだね。次は、キュウリとショウガに合うから、やっぱり酎ハイかな。 今日もよく頑張りました。ちょっと午前中は具合が悪く、胆石がぶり返したのか、差し込みがきてしまった。最近、つらいことがあったから、心理的なものかものね。 それでもなんとか頑張って書いたのは、デジカメの最新事情。私はつい、デザインでSONYを選んじゃったけれども、アウトプットのよさで選ぶべきでした。2台目は絶対、フジにする。200万画素でも、ハニカムなんとか技術で、その倍の400万画素の再現力がある。A4引き伸ばしに耐えるって。ユーザー向けサービスが実に充実していて、20ページの写真絵本なんかも2800円とかで作れちゃう。そそられるね。 午後は病院勤務の臨床心理士さんのインタビューで埼玉県の某市へ。とてもステキな女性だった。心理士さんというと、密室で患者と1対1でカウンセリングしたり、心理療法に終始しているイメージがあるけれども、それだけじゃなく部屋から出て「行動する心理士」を指向しているところがすばらしい。「リエゾン心理士」って言うんだって。 入院患者のメンタルケアは、いちばん身近にいる看護師が重要な役割を果たすから、彼女たちに声かけのタイミングや、かける言葉……つまりはコミュニケーション技術を指導する役どころ。 看護師以外にもドクター、その他すべてのコーメディカルを役者にたとえれば、リエゾン心理士は、彼らのセリフや演技を指導し、サポートする舞台監督みたいな役割だなあって思ったの。一語一句セリフ指導もするというから、脚本家でもあるね。それもすべて患者のため。ステキな仕事だなあ。パイオニアとして情熱をもって取り組んでいる姿が輝いていた。まぶしい。 行き帰りの電車の中で読んだのは、大学の同級生だった坪内祐三氏の最新評論集『後ろ向きで前へ進む』(晶文社)。植草甚一さんについての講演録が冒頭に出てくるので、惹かれて買ったの。彼も植草さんが好きだったなんて、知らなかったなあ。ほとんど話したことがなかったからさ。当時、私はオトコ嫌いというか、ウブだったもので……とほほ。なかなかハンサムで、野武士みたいな風貌だったかな。卒業式の後の飲み会で、私が写した写真も残ってる。 彼は自他共に認める大の本好きで、本屋へ行くと本の持つ「アウラ」を感じ取るんだってサ。うーん、本好きでは私も負けないぞと言いたいが、近ごろ、ネットでばかり買っている。これはイカンと反省させられた。 ネットの本屋は確かに便利だけれども、悲しいことに装丁が単なるラッピングに見えてしまう。たくさん並ぶ面構えの中から「私を読んで!」という強力なメッセージを感じ取ることができないね。 というわけで、深く深く反省し、仕事の帰りに渋谷の旭屋書店へ寄って面構えをとくと観察してきた。いいなあ、新刊本のニオイ。陶然としちゃう。欲しい本はいっぱいあったけれども、近ごろビンボなので、1冊だけと心に決めて選んだのが、米原万里の『旅行者の朝食』(文藝春秋)。いかにも美味しいそうな本だよ。 原稿書きの合い間にちょっとずつ読んで、明日か明後日か、感想などをそのうち晩酌のサカナにして楽しもうね。カンソウだから乾き物ナンチャッテ(^^;)。さて、明日も早朝に起きてガシガシ書くぞっと。
2002年09月04日
鯵かと見まごう特大サイズのイワシがあったから、塩焼きにしておきました。おいしいぞー。あとはネギトロに、根三つ葉とアサリの剥き身の煮びたし。 ちょっと洋風な味が好きなあなたのために、マカロニサラダも作りました。オーロラソースにツナ、ズッキーニの生も案外イケルでしょう。薄い輪切りで、さくさくっと。 さて、今日はどんな1日でしたか。嫌なことがあった?ま、ま、とりあえず1杯。今日も暑かったから、まずはビールにしようね。ぐぐーっと飲んで、嫌なことは忘れちゃえ。 私?ワタシはまあまあ、いつものように催促の電話が怖い1日でした。最初に連載の雑誌の仕事を仕上げ、おもむろに長尺物へって段取りなんだけど。まあ、ぼちぼちね。 1本目は、某複写機会社の新しいサービスの紹介記事でね、コンビニでコインでコピーをとる感覚で、ネットから有料コンテンツを高画質でプリントアウトできるシステムができたのよ。 設置場所にもよるけれど、地図、楽譜、就職情報、模擬試験の結果、写真集のページ買い、漫画の原画のページ買いとか、あとはサービス提供者の知恵次第。いずれはやっぱり、風俗ニーズもあるんだろうか。 課金と暗号化のシステムに独自性があって、そこが一番のウリのようです。カプセル化技術って言うんだって。 一番ねらったのは、住基ネットから始まる電子政府の端末サービスだろうってピーンときたね。ただ、いまはまだ規制がきびしくて、コピーをとる手軽さではアウトプットできないらしい。紙の取り忘れで個人情報が漏れることのないように、一定時間をオーバーすると吸い込んでシュレッドするとか、結構、行政関係ではすでにある法律で機密保持関連の縛りがあるんだって言ってたよ。 次の仕事はいつもの週刊誌で、製薬会社が取り組んでいる「疾患啓発」について書いたの。なにやら難しそうでしょう。でも要はアレよ、バイアグラが分かり易い例。 バイアグラって男性週刊誌の記事じゃウルサイぐらいだけれども、テレビのCMって見ないでしょ? なぜだか知ってる? 薬局で買える市販薬じゃなくて、医家向けだから、厚生労働省の通達とかで、一般の商品名を連呼するようなコマーシャルができないのね。だから、あのペレが出てくる遠まわしなCFになるわけ。 他にはいままでの例だと、緑内障とか、口角にできるヘルペスとか、正しい医療知識がないばかりに放置されやすい病気についての「啓発」をして治療機会に結びつけ、薬の使用量を増やそうという製薬会社のねらいがあるのです。 もちろん、私たちにとっては、教えてもらったほうが、悪くする前の早期発見、早期治療につながるというメリットもあるわけだけどね。 COPD(慢性閉塞性肺疾患)っていう病気は知ってる?実は死亡率の高い病気で、スモーカーはかなり危ないらしい。このさい、禁煙したほうがいいぞー。未治療を含む患者数は、日本で500万人に達するらしい。うまく呼吸ができなくて、息切れ、せき、たんが主な症状だよ。 それはさておき、さっき「ニュースステーション」の合い間に、痴呆症の「疾患啓発」コマーシャルやってたね。お婆さんが出てくるドラマ仕立てで。こっちをネタにすれば分かりやすかったかな。 私は「統合失調症」の疾患啓発を今日の原稿の書き出しのテーマに選んだの。今年の夏から登場した新しい病名。昔は「精神分裂病」というデリカシーのない名前でした。精神が分裂しちゃうなんて、考えてみれば何とも非科学的なネーミングだね。 いちおう私は精神科医志望だったアナーキストなカウンセラーだし、いちばん興味があるテーマなわけよ。要らぬ差別や偏見をなくしたいし。このさい、「精神科」とか「精神病」のネーミングもなくしたほうが、いいかもしれないね。で、どうする?「ココロの悩み科」とかどうでしょう。だって、うつ病のことは気分障害って言うんだぜ。カワイイでしょ。悪くしないうちに、みんな気軽に扉を叩いたほうがいいよ。 そのエッセイのしめくくりに東洋医学のウンチクを少々書いたりして、まあ、満足のいく出来でした。へへ、代替医療と予防医学については、結構、勉強しているのです。編集者はどう取ったかしら。 ビールの次は何にする? えーっ!もういいの? 私はいつの間にか、酎ハイ2杯目だね。ごめんごめん。まいどのマイペースですね。 さて、そろそろ寝ようか。明日も早起きして全力疾走で駆け抜けるぞーっと。まずは資源ごみを出さなければね。古新聞の縛ったやつが10束ぐらいあるよ。何しろ、朝日、日経、日経産業と3紙もとってるからねー。で、掃除が大の苦手ときている。知らないうちにたまっちゃうんだよねー。 じゃ、おやすみ。いい夢を見ようね。おっと、明日の朝食の納豆、会社の帰りにコンビニで買ってきてくれた?オッケー?じゃあ、安心だね。ちゅ。
2002年09月03日
「こんなはずじゃなかった!」と、就職して初めて気付くことがある。むしろ、それが当たり前といっていいぐらい。 職場の内部の情報は、外側からつかむのが難しい。とくにネガティブな情報はそうだ。会社案内や求人雑誌のパブ記事(記事といいつつ、実は広告みたいなもの。ヨイショ記事ですね)には、まず、悪いことは書かない。 暴露話をひとつ。以前、とあるカフェビジネスの新設スクールの入学案内のコピーを手がけた。カフェといえば、いま、若い女の子にいちばん人気のある仕事だ。 その学校の教員候補者や、現在、カフェビジネスで成功している若手数名にインタビューした。この業界の現状と将来性、仕事の魅力について語ってもらった。 でも、それだけでは物事の半分しか見ていないことになる。仕事の厳しさ、そしてそれを乗り越えたときの達成感が、仕事をする上でのいちばんの醍醐味ではないだろうか。 そんな考えをもとに、また、キャリアカウンセラーとしてのプライドも少々あって、「ふわふわした気持ちだけでは、夢を実現させるのは難しい。現実をしっかり見つめ、プロとして通用する実力を身に付けよう」というメッセージを込めて書いたつもりだった。 ところが、学校側の意向とは相反してしまった。「もっと夢と希望を持たせるようにやさしいタッチで書いて欲しい」と、ダメ出しが来た。もちろん、私はプロだからお客様の要望どおりに直したのだけれども、納得がいかない。たちの悪い人買い商売に手を貸したみたいな気分になってしまった。 あるカフェビジネスの成功者から、こんな話を聞いた。彼は、女性向けのカルチャースクールで講師をしている。「どんなカフェをやりたいの?って聞くと、判で押したように同じ答えが返ってくるんだよね。“お客さんはそんなに大勢いないほうがいい。静かで、心地よい音楽が流れていて、ひとりでのんびり時間を過ごせて、癒されるような店”。笑っちゃうね。それは経営とは言わない。道楽だ。あまりにも現実を知らな過ぎるね」 こういうことは、夢と希望を持って入学してくる人たちには教えないほうがいいらしい。 そうだろうか。現実のきびしさを知るリアリティ・ショックは、早いほうがいい。仕事を選ぶときに大切なのは、好きになれるか、できそうか、やりがいがもてそうかというポジティブな面からのチェックがまず第一であるけれども、もう一方で、どんなきびしさがあるか、そのきびしさにどこまでなら耐えられるかというネガティブな面からのチェックも欠かせないのではないだろうか。 というような話を講談社の某女性誌の特集向けに話してきました。写真入りで掲載されるんだって。発行されたらご報告します。
2002年09月02日

8月最後の日、毎月恒例のホームパーティーを開催しました。お料理のテーマは「去り行く夏を追いかけて」。1)冬瓜のカニあんかけ 昆布出汁に日本酒でふやかした干し貝柱を加えたスープで冬瓜を煮て、カニのほぐし身を入れて塩、醤油少々、おろししょうがで味付け。仕上げに水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、冷蔵庫で冷やします。2)じゅんさいとオクラの酢の物 じゅんさいはさっと水で洗い、オクラは熱湯で湯がいて冷水に放って水切りしたから小口切り。それぞれ冷蔵庫で冷やしておきます。ガラスの小鉢を水にくぐらせ、冷凍庫で氷の皮膜をつくっておいたものに盛り付けましょう。涼感たっぷり。お酢は三杯酢でも土佐酢でもお好みで。3)水茄子の浅漬け デパ地下で「刺身でも食べられる茄子」を発見。えぐみが全然なく、果物のように爽やか。子供の握りこぶしみたいな丸い形です。くし型に切って、塩をふって冷やしただけ。もむと形が崩れてしまうので、そのままタッパーに入れておきました。4)エシャレットとチビきゅうりのもろみ添え エシャレットとチビきゅうりに塩をふって浅漬けにし、もろみ味噌をつけていただきます。5)うざく きゅうりを小口切りにして塩もみしてよく冷やします。皿に並べ、上に鰻の蒲焼を細かく切ったものを散らし、青じそとみょうがを添えます。三杯酢または酢味噌で。6)しじみの紹興酒漬け しじみをよく洗い、フライパン(または浅鍋)にあけて紹興酒をひたひたに注ぎ、ふたをしてしばらく置きます。塩を加えて加熱し、殻が半開きになったものから引き上げ、冷蔵庫で汁ごと冷やします。鷹のつめを2本くらい入れて。7)焼きさんま&ワタソース 三枚におろしたさんまに串を打ってロール状にして焼きます。さんまのワタを煮切り酒でのばし、漉します。さらにみりん、醤油を加えてもう一度漉してなめらかなソースにします。全然生臭くなく、コク味が出て素晴らしい!8)タイ風春雨サラダ 自分でもびっくりするくらい上手にできました。香菜の根をよく洗い、にんにくと一緒に包丁で細かく刻み、叩きます。香菜の茎も粗く刻み、ニョックマムの中に入れます。ここにライム汁を加え、もどして冷水にさらした春雨、スライスオニオンと一緒に漬け込み、冷蔵庫で冷やします。サラダ菜などの葉ものを並べた上に盛り付け、ちぎった香菜の葉、釜茹で桜海老をトッピング。茹でたサヤインゲンも加えました。トマトも加えればよかったけど、メチャウマ!9)ビルマ風トマトカレー 豚の三枚肉を3㎝くらいに切って油で炒め、玉ねぎスライス、カラーピーマンを加え、玉ねぎが透き通るまで炒めます。途中、塩をふって蓋をし、蒸し煮にして野菜の旨みを引き出します。湯剥きして刻んだトマトを加え、カレー粉と塩コショウで味付け。ルーなしのサラサラカレー。水はいっさい加えず、野菜のジュースだけ。カイエンヌペッパーを入れて辛めに仕上げました。汁も残さず食べるため、クスクスを添えました。10)ゴーヤチャンプルー 最初にゴーヤを炒め、水切りした木綿豆腐を加え、全体に火が通ったら、豚の角煮を刻んだのとタレを加え、最後に溶き卵を流し込んで、塩コショウで味を調え、出来上がり。おかかを踊らせます。 野菜中心なので、品数が多いわりに重くならず、爽やかにいただきました。お酒はワインと仕上げに泡盛。あっという間に8月最後の夜は更けていきました。
2002年09月01日
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