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シャトー ・テルトル・ド・ラ・ムレール[2009]/サンテミリオン会食で、蔵前のビストロ・カンパーニュというお店に初めて行きました。真っ当&定番のビストロ料理でよかったです。ワイン、板書でアペラシオンと品種が書いてあるのがメインで、ヴィンテージ表記なし。よくあるビストロのスタイルで、インポーター主導の大手のネゴス系中心のラインナップだろうなと推察、赤を飲んで美味しかったクリュ・ゴダールの白があったので、ソムリエさんにそれをお願いしたら、「すいません、売り切れです。いまシェフが来ます」と。で登場したシェフが、「ロワールで同じタイプがあるので、それはいかがですか? 同じ値段いいです」と。ロワールで、ボルドー・ブランと同じ感じ? 確かに品種は……。トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン・ニュイ・ブランシュ[2014]/ドメーヌ・ラ・ピフォディエール飲んだことはありませんでしたが、よく買うネットのビオ中心ショップで見かける銘柄。真っ当なビオSBでした。完熟感アリの好きなタイプのロワール白。クリュ・ゴダールもビオなので、確かに同じようなタイプかもしれない。で、赤は例のボルドー青年が一緒だったので、サンテミリオンとだけ書いてあるやつを。お店で2番目くらいに高いワイン。でも4ケタ^^で、冒頭のコレが。あれっ? もしかして、最近買おうか迷ったワイン。コレ(3番目に登場)でした。このショップのインプレッション+09の熟れた果実味の、よきモダンな右岸。この甘露さに出合えるとは思っていなかったので、想定外。確かに、テルトル・ロートブッフ、ロック・ド・カンプと同じ方向の美味しさでした。2本しか飲んでいませんが、このお店、シェフがビオ系好みで、よく練られたワインのラインナップと見ました^^
2016年04月29日
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ブリュット・トラディション・グラン・クリュ[NV]/エグリ・ウーリエずいぶん昔の話ですが、「シャンパーニュは何が好き?」と聞かれて、「ネゴシアンならテタンジェ、レコルタンならウーリエ」と答えていた時期があります。テタンジェに関しては確かに、大手を並べて飲んでも、ブラインドで飲んでもテタンジェがいちばん好みだと思った経験があるので、ワイン愛好家には比較的ボランジェ好きが多くとも、自分はそうなのは間違いないところだと思っていました。対してウーリエですが、実はその頃、正直その美味しさがわからない造り手でした。ではなぜ、そんな見栄を張った?かというと、レコルタン経験が乏しく、まあウーリエと答えておけば御の字だろうと思っていたからです。ウーリエ、著名な割にセロスなんかよりは入手しやすくリーズナブル。飲んだ頻度も高かったのですが、「割によく飲む=好き」ではなく「割によく飲む=まだ手頃な値段」というのが実態だったのです。その当時のウーリエの印象は、重心が低い泡だというイメージでした。それと、あんまり味わいがふくらんでいかない感じがしました。要は、あまり好きではなかったのですね^^その後、レコルタンの選択肢は大いに広がり、私もあれこれ泡を飲むようになり、ウーリエを飲む機会は減りました。ウーリエをワイン会に持参したり、飲ませてもらったりは何回かあったのですが、そういう場合はブラン・ド・ノワールやヴィンテージで、家で飲んだこのスタンダードは、実にひさびさでした。で、これがすこぶる美味しく感じたのです。というのも、その前日にこのリーズナブルなRMとして、出回っているヴーヴ・エレオノールを飲んで、このややドサージュが多めのブラン・ド・ブランが疲れたカラダに沁みて妙に美味しく、翌日のウーリエをさして期待せずに飲んだからかもしれません。このウーリエをひと口飲んで気付いたのが、「あっ、ぜんぜんレベルが違うじゃん」ということ。エレオノール、飲みやすかったのですが、ウーリエはスタンダードにして、液体の集中度のレベルが違いました。そうか、重心が低いわけではなく、重たいわけでもなく、密度感があるんだと。そう思うと、泡や香り、アフターのニュアンスも、すべては液体の充実を優先させた結果の現れ方だと思えてきます。さらには1/3残した翌日はいっそう美味しく、そこは初日派の自分が、長年見過ごした美点かもしれません。まあ前に飲んだ泡との対比で、特別に美味しく感じた感も否めませんが、昔との値上がり幅も穏当なレベル。今後もリピートしたくなりました。ちなみにこのボトル、デコルジュは14年。瓶熟せずとも美味しく感じたのも収穫でした。
2016年04月27日
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シャサーニュ・モンラッシェ 1er Cru ラ・マルトロワ[2013]ドメーヌ/ハイツ・ロシャルデシャサーニュのプルミエです。ちょっと前のワイナートでべた褒めされていた造り手。2013は2ヴィンテージ目だと思っていましたが、初ヴィンテージらしいです。トップはシュヴァリエですが、さすがに手が出ずコチラを、ひさびさの男子4人の会に持参。テーマが、ブル1級縛りだったので。還元と酸化の間を狙った造りと記事にありましたが、確かにそんな味わい。ややクリスピーですが、白い花から火打ち石、麦様の香りも。味わいもミネラルとクリーミーさが綺麗に同居していて、いい感じ。しかし……。まあ、若過ぎでした。若飲みで美味しいのは歓迎ですが、要素がまだまだ隠れている模様。ネットで見かけないブルゴーニュ・ブランを飲んでみたいです。そう思ったのも、他のみんなのワイン、ちょい~たっぷり熟成の赤と泡がすごく美味しかったので。ルフレーヴのクラヴァイヨン11だけ、残念ながら完全ブ。この会でブは、珍しいことでした。ブル前の前座は、ヴェット・エ・ソルベのブラン・ダルジル。ファーストヴィンテージだそうですが、味が開いていてボーヌの白ワイン顔負けの美味しさ。やはりこの造り手はこのキュヴェだと、一同再確認。トルショーのクロ・ソルベ04とシュヴィヨンのブスロー05は、柔のトルショーに剛のシュヴィヨンの対照的な美味しさ。ブラインドでルロワ?と思ったトルショー、いつだったか同じキュヴェの05が強い抽出だったのとは違い、淡き美味。シュヴィヨンはヴォーヌ・ロマネ?と思わせるよきスパイス感アリの赤&黒系果実。そして〆のテタンジェNVは、年代不明ながら推定では80年代。NMスタンダードでいちばん好みのテタンジェですが、熟成泡でもよかったです。白はPMOが怖くて、バックヴィンテージに手を出していませんが、やはり熟成したのが飲みたくなりました。
2016年04月26日
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ル・オー・メドック・ド・ジスクール[2009]昨日は、なぜかマイブームになったシャーヴが到着。ただ、急にそうなったわけで、ネットで現実的な価格で購入できるのは、若いヴィンテージ。上のキュヴェは、いつ飲むか迷うところです。その夜に飲んだのはローヌではなく、ボルドー。この09は数本目ですが、ひさびさの最後の1本でした。ほどよく熟成が進み、いちばん美味しいかったかもしれません。軽めの黒系果実、よき意味で金属感を伴ったしなやかなタンニン、よく熟した梗のようなニュアンスは、ブルゴーニュの全房派とも共通するものがあります。まあ要素はシンプルなのですが、オー・メドックに求める基本要素はしっかり入っている味わい。ゴルフでいえばフルセットではなく、これだけあればコースを回れる最低限のドライバー、アイアン、パターのセットのようなものでしょうか?(って、ゴルフをやらない人間の、適切ではないかもの喩えですが…)この銘柄、ネットで探すとかなり価格にバラツキがありますが。総じてリーズナブル。このワインも2,000円以下。その値段で、これだけ満足度の高いブルゴーニュは、ほぼないような気がします。また買い足さなければ^^
2016年04月21日
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シャブリV.V. サント・クレール[2014]/ジャン マルク ブロカールノーマルシャブリも飲んだことがありますが、70年超の古木から造られるらしいこのワインは、深みと余韻の長さが違います。昔のワイナートに、ヒュー・ジョンソンのお気に入りで、ブラインドで他の生産者のGCと混ぜて出して驚かせていたとか、並みのGCを蹴散らすレベルなどと書いてありましたが、この2014年は、複雑性に関しては若いのもあってか、そこまでのものは感じませんでした。ただ、お値段は村名レベルなので、ノーマルを買うよりは、断然こちらかなあと思います。
2016年04月20日
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ポマール[2011]/ドメーヌ・パラン予約もしないで、ひさびさに伺った街場のフレンチで。ブル赤を1本飲もうと決めていたので、リストを見たら、なかなか適当なものが見つからず……。ブル赤は、およそ10種類。ネゴス系が多く、価格的なところでの候補が、若いヴィンテージのドミニク・ローラン、フレデリック・マニャン、デュジャックP&F(いずれも村名クラス)あたり。濃いめが多いなと思って、デュジャックのシャンボールかなと思ってオーダーしてみたら、なんとその3つが売り切れ……。で、何となくある予感はしたのですが、少し予算を上げてパランの村名をオーダー。2011年、ネットの実勢価格の2.5倍くらいでした。パラン、古酒では何回か飲んだ記憶があり、若いレジョナルも複数回ありますが、村名は初かも。結論から言うと、決してまずくはなかったです。でも、最後まで開くことなく終了。クラシックな味わいでした。ごくうっすらと樽香。堅めの果実味とやや強めの酸。エキス分は中庸で、香りの要素もほどほど。無理をしていない造りの印象。でもポマールらしい?予感通り、値段には見合わなかったかも、です。20年したら美味しいのかもしれませんが……。ブルゴーニュにこだわったのが失敗だったかもしれません。ボルドーあたりに転進してもよかったのかも。
2016年04月19日
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アウエイな括りのワイン会でしたが……。 私が手持ちで持っていた南半球産のワインは5本でした。そのうち3本を持って参加。9人で12本。今回、いちばん印象に残ったのは、NZのクメウ・リヴァーのシャルドネ、2013年の3つのヴィンヤードの水平。実力の高さを再認識しました。微小な差異ながら、マテズ・ヴィンヤードがトップキュヴェなのに納得。ハンテティング・ヒルがいちばんクリスピーで、コディントンがミネラルから来る心地よい苦みが印象的。マテズがいちばん塩とミネラルの綺麗さが際立っていました。しかしどれも、若いヴィンテージながら、美味しく飲めるのもまた美点です。まあただ、1本を通して飲んだわけではないので、もしかすると飲み飽きるのかもしれませんが。赤は、フェルトン・ロードの03、04、05の垂直もありました。これは、さらに小さな違い。新世界はヴィンテージより畑違いのほうが大きい?ちなみに私が持参した3本は、クローヴァー・ヒル・のブラン・ド・ブラン08。タスマニアの泡ですが、アフターがややゆるいのが新世界な感じ。クメウ・リヴァーのピノ・グリがあったので、持って行きました。2011年。アルザスものより軽めの仕上がりですが、よくできています。好評でした。期待大だった、ジャコンダのナンチュア・ヴィンヤード06。世間での評価が高い、オーストラリアのシャルドネ。これもまたスクリューキャップですが、熟成が遅く進行しているように感じました。これもまた新世界にして冷涼感のある味わいでしたが、クメウに比べると、ややレスミネラルな印象。じっくり1本飲めばまた違うのかもしれませんが、クメウのキャッチーさに対して、やや分が悪かったかもです。オーストラリアとニュージーランドのシャルドネ、多くを飲んでいるわけではありませんが、クメウのレベルの高さとコスパを実感しました。
2016年04月18日
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クローズ・エルミタージュ・ルージュ・シレーヌ[2013]/ジャン・ルイ・シャーヴ・コレクションどうゆうわけだか、シラーなキブンが急に芽生えて……。シャーヴは、ドメーヌのほうのエルミタージュは一度飲ませてもらった記憶はあるのですが、味わいはよく覚えていません。何度か飲んだことがあるのは、ネゴスのベーシックのモン・クールだけ。あちらはシラーとグルナッシュが半々。もともとローヌは、南のほうをよく飲んでいました。きっかけはずいぶん昔、ボルドー好きだった頃、よく行っていた三田のコート・ドールが当時、ハウスワインにギガルのジコンダスを使っていて、飲んで「コレ、旨いなあ」と思ったのがきっかけでした。お店のボルドーは高かったのですが、ジコンダスはボトルで確か5,000円でした。あちらはグルナッシュだったので、どちらかというと南ローヌ系を探して飲むようになりました。シラーは、ギガルの三銃士とかも飲んだりもしたのですが、コスパが……。むしろネゴスのほうの普通のコート・ロティの質の高さのほうに感心した記憶があります。で、昨夜のシャーヴですが、想像以上に飲みたかった味わいでした。モン・クールの一段階だけ上のキュヴェですが、ここからシラー100%。赤はこの上にサン・ジョセフ、エルミタージュとあり、ドメーヌものはサン・ジョセフとエルミタージュの2銘柄です。ネゴスものも、ドメーヌのぶどうを85%使っているそうですが、ドメーヌでクローズ・エルミタージュは造っていないので、この銘柄は買いぶどうでしょうか? エルミタージュって、クローズ・エルミタージュにデクラッセできるんでしったっけ?度数は13%と穏当で、色調は濃いめの青紫で、一瞬「濃い?」と思いますが、飲んでみるとそんなことはなく、おそらくシャーヴの中では、酒質はかなり弱めなのだと思われます。でもそのぶん、若いのに充分こなれています。上級キュヴェが醸し出すであろう、炙った肉のような要素はあまりなく、軽い白こしょう系のスパイスのニュアンスと、ややソリッドな果実味のバランスが秀逸。食事と一緒に飲んで、力を発揮するタイプです。ある部分、サンジョヴェーゼと似ているかもしれません。シラー、いいですね。飲んだ後、思わずシャーヴの赤、飲んでいない銘柄をひと通り買ってしまいました^^
2016年04月15日
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アルデッシュ・ガメイ・ラ・スーテロンヌ[2008]/エルヴェ・スオー昨日は、人間ドック。いちおう無罪放免でした。薬のチカラを借りていますが。年齢なりに、身長が少しずつ縮んでいます……。私は高校だけ、小学校から大学まである一貫校の私学に在席していたのですが、大学に医学部がないのにも関わらず、40人のクラスで7人も医者になっています。何でも昔の旧制時代、医学部特進コースがあった名残らしいのですが……。でもそのおかげで、かかりつけになってもらっている開業医も、定期的に検査を受けている大学病院の医師も同級生。2人のおかげで、遺伝性らしい高血圧&高コレステロールを、強力にコントロールしてもらっている気がします。お医者様も薬も苦手なのですが、昔から知っているというのはやはり敷居が低いので^^まあ、予断は許されませんが。さて検査後の夜は、濃いめ強めの赤を飲むつもりでいたのですが、胃カメラを受けたこともあり、軽めのワインで自重。リピートしている、アルディッシュのエルヴェ・スオー。やはり個人的にはベスト・ビオガメイです。いわゆる梅きのこ系の香りと赤系果実、軽やかな旨み。デイリー価格ながら複雑性と余韻は充分。11%台のアルコール度数と人工コルクにも関わらず、数年の瓶熟は問題なかった模様。結局、スルスルと1本飲んでしまいました。バックヴィンテージの最後の1本。市場に出回ってなく、残っている手持ちも2012年ですから、しばらく我慢したほうが美味しいと思っています。この造り手のシラーも数本購入したので、近々飲んでみる予定です。最近、前から知っていたけど飲んだことのないワインたちが気になり、自分にしては早いペースで購入を続けています。世間的に評価の高いものも、そうでもないものも。ブルゴーニュだとネゴシアンのまったく見過ごしていたマイナーアペラシオンとか、ブルゴーニュ以外ではベーシックしか飲んだことがない有名どころとか。一度は飲んでみたいという感情は、身長が縮み出したように、自分の今後に飲めるワインはもはや有限である、というキモチが強く芽生えてきたからかもしれません^^
2016年04月14日
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オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ[2013]/ドメーヌ・ユドロ・バイエリーズナブルでハズレない印象のある銘柄。13年は例年に比べて、やや構造がカッチリしている印象。でも、その締まった赤系果実の感じは、悪くないです。バイエのオート・コートは、このアペラシオンにして、わりあいしっかりミネラルが感じられる気がして、そこも好ましいです。これはシャンボールの造り手とだからというよりは、畑の場所のせいでしょうか?ほどよさを感じるワイン。家には14年も12年もまだ残っているので、ぼちぼちと開けていこうと思います。
2016年04月12日
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アンリオ・ミレジム[2006]このシャンパーニュもまた、大手メゾンのヴィンテージものの法則?に則った味わいに思えました。手前勝手な思い込みかもですが、松竹梅の竹のラインなわけですが、・スタンダードより、プレステージに近しい味わい・ネットなどでの実勢価格は、プレステージよりスタンダードに近いの2点が共通項だと思います。このアンリオもしっかりとした香ばしさと飲み口で、余韻の長さも上々。もう少し熟成させると、さらに向上しそうですが、特にこの06は海外での評価も高く、相対的にはかなりリーズナブルだと思います。どこか、アンシャンテルールを粗にして野にしたニュアンス。でも決して卑ではありません。しかし同時に思うのは、この手の大手のシャンパーニュのヴインテージもの、いくつかの有名どころを並べて、ブラインドで飲んだら、それぞれのメゾンの特徴を見せつつも、けっこう似たり寄ったりの味に思えてしまうかも?ということ。ちょっと矛盾したことを書いている気がしてきましたが、高級感の演出のしかたとして、しっかりめの酒質と香ばしさという共通項がある気がします。ただ、この安定感は捨てがたく、飲んでいて不満を覚えることがほぼないのいは、やはり嬉しいものです^^
2016年04月11日
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ブルゴーニュ・ブラン[2012]/バンジャマン・ルルーあまり熟成させて飲んだことはありませんが、若くして飲むならハズレがない印象の銘柄。ボリュームがしっかりある果実味はやや大味かもですが、熟度は充分。香りと酸の要素はボーヌのそれで、塩とミネラルもきちんとあります。マイクロネゴス、というカテゴリーでは先輩格にあたり、またバーンスタイン系のように先鋭的にやっていなくて、レジョナルやマイナー村名も手がけているせいか、昔ほど人気はなくて、わりに在庫が出回っている気がします。この銘柄は、お店で見かけることも割とあって、何度か頼んだことがあるのですが、いくつかのヴィンテージ、安定して美味しかった記憶があります。同じく割と見かけるニコラ・ポテルのネゴス部門のメゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌは、個人的にはハズレたりもしたことが複数回あったのですが^^2011と同時に買ったのですが、そちらはBBRボトルでスクリューキャップ、こちらはノーマルのコルクでした。顧客ごとに変えているのでしょうか?この味、レストランのグラスワインとして出てきたら、満足度は高いと思います。開けたてから愛想がよいので、ホームパーティなんかの際でも、重宝するかもしれません。値段も穏当ですし。
2016年04月07日
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ロゼ・ド・ジスクール[2014]毎年思うことですが、桜の花、特にソメイヨシノの色に似たワインって、あまりないですよね。たいがいのロゼは、似ても似つかぬ色ですが、こんなワインはこんな時期にこそ飲みたくなってしまいます。贔屓のジスクールのロゼ、その色合いの鮮やかさとおなじみの人魚マークが金に輝いているだけで、嬉しくなってしまいます。ロゼに残糖感があるの苦手なのですが、これは糖を喰い切った辛口。ただし、旨みは膨らみがあるわけでもなく、色とエチケットを見ながらでなければ、積極的に選ぶ理由がある味わいではありません。ボルドーのロゼにはありがちな味わい。ちなみに、ボルドーでロゼを選ぶなら、右岸のほうが美味しいものが多いような気がします。ただし美点もあって、このワイン、ほぼほぼどの料理にもよく合います。刺身だろうが、ステーキだろうが、チャーハンだろうが、です。わざわざ探して買うことはないとは思いますが、ワイン売り場で見かけて、魔がさして?購入したら、ぜひいろんな料理と合わせてみてください^^
2016年04月06日
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マンションの窓から桜が見えるお宅に呼んでいただき、7人で11本。花より団子よりワインな人々なので、あまり花を愛でていなかったですが^^泡、白、赤、順不同で飲みましが、種類別に思い出してみると……。いまはオマージュという名前だけになったアンリ・ジローのフランソワ・エマール。蔵から買ってきて、4年寝かせたとのことですが、あのムンムンが嫋やかになって、いい熟成泡に。初期も好きなのですが、熟成すると化けるんですね。これも庫で買ったそう。ピエール・モンキュイの05。ドサージュある、なしの飲み比べ。ドサなしが柔らかく、正直違いがよくわかりませんでしたが、どちらも旨かった。ドサージュしないと熟成しない説もありますが、メイラード反応だけが熟成条件ではないでしょうし、もしかして糖的なものが液体にあるのかもしれません。どちらにもよき熟成感がありました。モレ・ブランのシャルム04。これ、秒殺で造り手をあてて、持参者に嫌がられましたが、当てずっぽうです^^ 畑とヴィンテージはわかりませんでした。果実味にミネラルと塩。ほんとうに安定してレベルが高い造り手です。R.シュヴィヨンのNSGブラン07。ニュイサンの白とはわかったのですが、この造り手に辿り着かず。熟成で、らしいまったり感が出ていました。シュヴィヨン、村名08も出ました。ブラインドでシャンボールだと思った人が複数。ミネラル感に秀でた味わいでした。コトー・ブルギニオンの最高峰?、ドメーヌ・ルロワ12も登場。これもみなさん、少し経ってこの銘柄と気付いた模様。小さいながら、ルロワのビオ的な要素が綺麗に出ていました。パタイユのレ・ロンジュロワ13。もっぱらロゼばかり飲んでいるパタイユ。赤はひさびさですが、確かにマルサネ越えの味わい。ただし濃いめ&若いので、表情が出るのはこの先だと思われます。そして例の、なんちゃってシャルル・ノエラも登場。まあ綺麗に熟成した古酒ではありました。ただし酒質は、よき年の村名レベル。エシェゾーだとすれば、まあ並みの造りなんでしょうね。話題のワインが飲めてよかったです^^ちなみに私が持参したのは、この2本。ゴッセのセレブリスのロゼ07は、単純に花見=ロゼシャンだと思って。ブラインド、瓶形もあって秒殺で当てられてしまいました。くすんだ色合い。まだまだ若く、少し置くとゴージャスさの欠片のような要素が出てきました。今は、02が美味しいそうです。もう1本は、これも花見で飲もうと思っていた、ジャドのシャトー・デ・ジャックのムーラン・ナ・ヴァン。99なのですが、濃くて若かったです。明らかにいちごのニュアンスはあるのですが、強い酒質で10年は早かった気がしました。春に飲むガメイは、セミMCでよいのかもしれません。たぶん将来は約策されていると思うのですが……。まあでもよく集まるメンバーなので、特に縛りを設けなくても、好ましい味のブルシャンが集まるのが嬉しいところです^^
2016年04月04日
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