全12件 (12件中 1-12件目)
1

今年も例年並みに、ワインを飲んでしまった気がします。 購入したワインは、およそ220本。たぶん前年比プラス。それより少し少ない本数が減り、まあ外飲みも例年並みなので、トータルではほぼほぼ一緒だったのでしょう。 一方、意識の上では肉体的にも経済的にも、小さくしていかねばと思っているわけで、そろそろエイヤッが必要だとは思っています。 数年前くらいから、食べることに関しては、美味しくないものを食べたくないという気持ちと共に、ものすごく美味しいよりは、そこそこ美味しいもののほうがいいなあと、思うようになりました。自己防衛本能なのか、味蕾の衰えか、身の丈の知足かはわかりませんが^_^ ワインに対しても、だんだんそんな心持ちになってきている過渡期の時期で、相変わらず多情多恨ではありますが、最近の自宅飲みでは気が付くと、飲み比べなど、美味しさ本位というより、仮説検証的な飲み方が増えています。 一方この1年、周りに何も無い、海の近くで過ごす時間を持つようになったことも大きく、実際そちらではブルゴーニュというよりはアルザスやロワールのビオ系、それも赤よりは白を飲みたくなっています。 ただ不思議なもので、シャンパーニュは自宅でも海沿いでも飲みたくなるものです。なので、今夜の福袋も泡狙いかなあと、思っています^_^ とまあ、あれこれ考えている割には、あまり変わり映えのない2016年でしたが、来年は、近年思っている「サスティナブル」なワインライフに少しでも近付けていきたいと思っています。 みなさま、よいお年をお迎えください。
2016年12月31日
コメント(0)

昨日は、いつもの男子会。 恵比寿のiciの、クリュグのグランド・キュヴェ付きのコース。 しかしながら1本目は、Sさん持参のクリスタル09。 フランスからのハンドキャリーものだからか、09だからか、最新ヴィンテージにも関わらず、柔らかく開いた味わいでした。酸と余韻の伸びがよく、旨い! 2本目は、Yさんのドーヴネ。ナルヴォー05でした。 ゴマ風味のドーヴネ香。時間が経つほどに開いていき、ずっと嗅いでいたかったです^_^ 赤は、奇しくもロマネ・サンヴィヴァンとリシュブールの飲み比べに。 Iさんのユドロ・ノエラは08、私が持参したJ.J.コンフェロンは07と、どちらも初期的でしたが、違いが際立っていて、面白かったです。 リシュはかなり閉じていましたが、酒質の厚みの片鱗はチラリと見えました。香ばしさと豪奢さはまだまだ隠れていましたが、最後のほうにやや出てきて、もっと時間をかけて飲みたかったです。 対するサンヴィヴァンは開いていましたが、黒い果実味が支配的で、まだ余分な要素が削ぎ落とされていない印象。ただオリエンタルスパイス系の香りで、少しこのアペラシオンらしさは見えました。 それから〆シャンにクリュグ。ブレない美味しさでした。改めて要素の多さと調和を感じる味わいでした。 今年最後だったので、〆の〆の深夜のコッテリ系ラーメンにも参加しました^_^ 次回は2週間後、新年1回目は、ブルゴーニュを飲まない、異例の会でスタート予定です。
2016年12月30日
コメント(0)

3連休のワイン。エイドシックの名が付くシャンパーニュ・ハウスは3つありますが、最近はもっぱらシャルルにかまけていたので、ひさびさに残りの2つ、モノポールとパイパーのスタンダードを飲み比べてみました。パイパーのほうが、中庸な印象。香りに軽くバターのようなニュアンスを感じるのは、エチケットの色に引きずられているのかもしれません。昔とあまりイメージに変化なし。パイパーのほうが、味わいが変わった印象。ある意味、重ためになった印象で、香りに硝煙系の香ばしさが顕著。シャルルの味わいに近づいた気もします。パイパーとシャルルは、同じ経営らしいので、それもある?シャルルがクリュグ系だとしたら、パイパーはドンペリ系かもしれません。いずれにせよ、しっかり目の味わいを目指しているのかもしれません。個人的にリピートするならパイパーです。翌日、イタリアンに持ち込んだのは、友人のワインショップにお任せで選んでもらった泡。フレネ・ジュイエのスペシャル・クラブの2002年。これもまた黒ぶどう多めの、重心が低めの味わい。ほどよい酸化熟成もあり、食中酒として通すのにはいい感じ。さらに赤は、お店のワイン。ひさびさにティニャネロ。2012年でも柔らかくこなれていました。サンジョヴェーゼにカベルネ系を合わせたのスーパータスカンは、コレが初でしたっけ? それもあって、サンジョヴェーゼの金属感を上手く撓めています。旨いですね。翌日は、贔屓のシャブリの造り手、ジルベール・ピク。もう2015年が出ていたので、買った1本。コート・ドールではないのですが、2015年のブル白を飲むのは初です。2014年に比べると、果実味が大きめな印象で、相対的に酸はおとなしく感じます。しかしながら、この造り手らしいミネラルの背骨はきちんと通っていて、いつもながら好ましい味わい。ジャスパー・モリスも、ピクを高評価していることを知りました。最近知ったので、まだ熟成したものを飲んだことはないのですが、10年くらい置くとよいみたいなので、何本か放置してみようと思っています。
2016年12月26日
コメント(0)

ブルゴーニュ・ルージュ・セレクション[2014]/ドメーヌ・ベルトー2014年は通常のブルゴーニュ・ルージュ2014年は通常のブルゴーニュ(レ・プリエール)に加え、セレクションという上位キュヴェも出していました。レ・プリエールはAOCフィサンの境界線に位置する区画で、こちらはフィサン村ACブルゴーニュ区画の中で最上の葡萄を選りすぐったセレクション・キュヴェなんだそうです。確かに、現状の味わいには明らかな違いがありました。ノーマールは現状、酸が立ち気味で、ややヴェジタルなニュアンスがあるのですが、こちらはより熟した味わいがあり、酒質は一段濃いめ。そして、ややタンニンのニュアンスを感じます。上位キュヴェと言われると、まあ納得。ただ、これも今より先のほうが美味しいような気がします。ただ、2013年のノーマルを初めて飲んだ時に感じた、独特のフラワリーなニュアンスはなく、あの時の、恋にも似た思いは甦りませんでした^^ニール・マーティンが、今年のベストワインの一つに、2014年にベルトーのフィサン・レ・クレを選んだそうです。そちらも、近々飲んでみようと思います。
2016年12月22日
コメント(0)

ブルゴーニュ・ルージュ[2012]/バンジャマン・ルルースクリューキャップ。2本目ですが、1年弱前より、スクスク育っているように感じました。前回はやや還元していたのか、アセロラチックな果実味がやや新世界的で、ビオ系の香りもくぐもっていて、少しヴェジタルなニュアンスもありました。梗の要素?今回は、それらが払拭されたわけではありませんが、香りは同じ方向性ですがやや開放的になり、ブルらしい酸が出てきて、トータルのバランス的には好ましい感じに。このクラスのスクリューですから、寝かせてどうなるかは不明ですが、ダラダラと飲むにはよき1本でした。
2016年12月19日
コメント(0)

サントネ 1er Cru ボールペール[1986]/コレクション・ベレナム(メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ)実に綺麗な熟成をしてました。コレクション・ベレナムは、ニコラ・ポテルのネゴシアン部門の中の、瓶買い古酒のラインナップの名称。実は、飲むのはコレが初です。このワインを選んだ訳は、・ニコラ・ポテルの父=ジェラール・ポテル・ジェラール=元プス・ドール・プス・ドール=サントネのクロ・タヴァンヌという隠れた名品がある・サントネに自社畑がある=サントネの生産者のことをよくわかっている・ニコラ・ポテル=サントネのワインは外さないという推論からです^^個人的にも、よく古酒を飲んでいた時、もちろんニュイの銘醸畑には及びませんが、サントネやジヴリの赤は長熟タイプで、時間を経たことである種の野良臭さが消え、リーズナブルな値段で佳酒に出逢うことが多かったので。この手のワインを開けて、コルクに生産者名が書いてあると嬉しいものです。コルクはよいものを使っています。アンドレ・シャペルというサントネが本拠地の造り手は知りませんでしたが、私が持っている本には、ボールペールからいいワインを造るオススメ生産者の中に、シャペルの名前もありました。香りは典型的なスーボワ、なめし皮、鉄サビ……。赤系果実のそれはボーヌらしい嫋やかさがあって、先日の79のジャドに比べれば体躯は小さく、余韻も短めですが、十二分に楽しめる古酒でした。上手くは言えませんが、年の瀬のちょっと前のこの時期に飲むのにふさわしい、しっとりとした味わいでした。
2016年12月16日
コメント(0)

ブルゴーニュ・ラ・コンブ[2014]/ドメーヌ・マルク・コラン先日のピエール=イヴ・コラン=モレを買った時に、比較して飲もうと思って買った銘柄。いわゆる本家筋。このワイン、本拠地のサン・トーバンの、まさに下位互換の味わいに感じました。サン・トーバンの1級のレ・コンブというあちらは複数表記の畑がありますが、こちらの単数はその近くの畑でしょうか? 地図では見つけられなかったのですが、標高の高さを感じさせる酸とミネラル、やや線が細いのですが、食中酒としてはいい感じです。先日のコラン・モレは、それよりは標高の低い味わい?なのですが、あちらのネゴスものはムルソー、ピュリニィあたりのぶどうが多いそうなので、そうだとすれば、コレとアレの違いは、非常に納得がいきます。
2016年12月15日
コメント(2)

タイトルは、アンリ・ジローのアレですが、本題はちょっとズレてしまいます。珍しく、料理の写真です。個室だったので(おまかせの全部でなく、一部抜粋です)。昨夜は、元麻布のかんださん。行くたびに思うことは、懐が深い料理って、こういうことなんだなあ、ということ。一生上手に騙して、楽しませてくれそうな男性のよう。と、男子である自分が、一瞬そんな女子の気持ちになってしまう味です。すいません。言葉足らずですが、自分にとっては最大限の賛辞です^^ミシュラン日本版の最初から、10年連続の3つ星ですが、ネットの評価はそこまでではなく、予約最難関店でもありません。というと、外国人向けの味だと思われがちですが、実は逆だと思います。むしろ、あえて肩の力を抜いて、旨すぎないようにしている。そんな手練れの技を感じてしまいます。もちろん、東京の和食店を網羅的にアップデートして食べているわけではありませんが、予約最難関の若手のお店より、2枚か3枚上に感じてしまいます。お椀のだしの引き算の加減とか、緩急の急にあたる「まぐろと白トリュフ」のような皿でも、他店と比べてみれば、決してやり過ぎな味わいではありません。そしてこの時期の締めは、いつも白い新米のご飯。じゃあ、なぜミシュランで最高評価?とも思いますが、もちろんフランス語で会話可能、壮麗なワインリストもあるかもしれません。加えて、おそらくお客さんによって供する料理を、微妙に変えているのでは? 連れて行っていただいた、味に定評がある料理研究家の方が、そう推論していました。なので、そのマッチングが合わないと、評価が辛めになるかもしれません。確かに、3つ星と思って食べたことがないような凄いものが出ると思っていると、肩透かしを喰らう??ちなみにワインリストは、泡、白、赤とも有名銘柄が垂直にあったりして、ワイン好きも相当嬉しいと思います。ただ、値付けはかなり強気で、最低でも標準小売価格の2倍以上。我々は現実的な選択として、6人でしたがオマージュ1本以外は、オススメの日本酒にしました。ただ思ったことはオマージュもそうですが、料理に比して、メリハリがある強めの味わいのワインが多いのです。僭越ですが、私が合わせるとしたら、まったく違ったラインナップになったと思います。ただし価格帯が、1/3以下になってしまいますが^^そういう意味では、料理もいい意味で原価率で頑張り過ぎていなくて、しっかり利益を取っているのだと思います。それでいてトータルで、毎度唸らせる構成になったいることに、脱帽します。
2016年12月14日
コメント(0)

数日かけて、この2本を少しずつ飲んでいます。大手ネゴシアンの広域の赤。フェヴレは2013年、ブシャールは2014年きっかけは、フェヴレの2013年の赤が収量減のため、あれこれ村名クラスをデクラッセしたという話を聞いたので。あるネットショップで買おうとしたら、ヴィンテージが進んで2014年になったけどいいか?と問い合わせが来たので、わざわざ断って別店で入手しました。上のクラスを混ぜて造った、普通のブルゴーニュ・ルージュよりワンランク上の商品としては、ジャドのソンジュ・ド・バッカスが有名ですが、あれはファーストリリース(2006年?)はとても美味しかったのですが、その後、何となく味わいが落ちている気がします。でもって、ブシャールもそんな商品を造っていることを最近知りました。通常のブルゴーニュ・ルージュはラヴィニエ・ピノ・ノワールで、良年だけリリースするという触れ込みのが、コトー・デ・モワンヌ・レゼルヴという名称です。ヴィンテージ違いなので、一概には言えないと思いますが、フェヴレの2013年は、ごく普通のブルゴーニュ・ルージュの味わいに感じました。ボディは軽く、酸は立ち気味。デクラッセしたとそいても、格下のぶどうでしょうし、計算されたアッサンブラージュではないからなのかもしれません。対してブシャールの2014年は、このメゾンのちょい上のクラスとも共通する味わいに感じました。最近飲んだシャサーニュやサントネのバックヴィンテージの構成要素を簡素にしたよう。あくまで赤系の陰性の果実味で、やや煮詰めたニュアンスがあり、そこは少し新世界的ではありますが、酸がブルゴーニュのそれで、あれこれ混ぜたぶん、味わいにそこそこレイヤーがあります。煮詰め感といっても、ジャドのようにタンニンを感じるわけでもなく、特に2日目以降は、いい意味で柔らかい味わいになってきました。ボーヌ、ショレイ、サヴィニー、サントネー、マランジュといったアペラシオンを混ぜた模様ですが、確かにコート・ド・ボーヌ的な味わい。ソンジュ・ド・バッカスより好ましいかもしれません。フェヴレに関しては、ジョセフ名義のネゴスものだとしたら、メルキュレ・ルージュのほうが、だいぶ美味しいかもしれません。
2016年12月13日
コメント(0)

週末、金夜、土夜、日昼と外食でワイン。金曜日、元代々木の大野屋。町のお蕎麦屋さんなのですが、店主が半端ないワインおたく^^いつもの男子会で多忙で1名欠席、3名で3本持ち込みで鴨鍋のコース。1本目。ギイ・シャルルマーニのトップキュヴェの2005年。現地調達とのこと。プラン・ド・ブランとはわからず。「メニルのガギグゲゴのどれか」と言われてようやくわかりました。ドサージュが適切で、メニルの酸も上手に撓められていて、美味しい!ロブマイヤーで飲ませてくれた店主、「あー、シャルルマーニですか。うちにもありますよ」とのこと。ちなみにセドリック・ブシャールも全種類あって、先日も飲み比べの会があったそう。2本目。ルロワのアリゴテ2009年。ひと嗅ぎで間違えようのない還元香。飲み進めるうち、だいぶ消えて、最後は美味しく飲めました。3本目、私が持参したカスタニエのクロ・サン・ドニ2007年。ひさびさにこのアペラシオンが飲んでみたくて、買ったワイン。2人とも、モレサンドニだと推定。ただし、GCとは思わなかった模様。さもありなんで、土のニュアンスのある果実味は厚めで、悪くないのですが、現状はディテールに乏しく、おそらくほどけていくのは、まだまだ先だと思われました。ただ古典的で、ポテンシャルはありそうなワインでした。土曜夜、東麻布のラ・フェーヴで、ワインつながりの知人のお祝いの会。10人と多かったので、持参するワインに悩みました。で、変化球でドメーヌ・ゴビーのクーム・ジネステ2002年。グルナッシュ・グリ&ブランで作られる白。南仏の白で、わざわざ買うのはゴビーくらいですが、コレ、個人的には素晴らしい味わいだと思いました。塩けすら感じるミネラル感。エキゾチック系の香りのボリュームは大きいのですが、アルコール度数12%で、味わいは極めてエレガントで、余韻も綺麗に長かったです。たまたま、白子入りのスープ・オ・ポワソンが出たのですが、相性はバッチリでした。ゴビーの赤&白のトップ・キュヴェは、味わいを考えると、とてもコスパがいいと思います。ちなみにみなさんのワインでは、セロスのイニシャルの04デコルジュが、特に美味しかったです。最後は、ボーヌの極上白のようでした。デュガ・ピィのジュヴレVV96はまだ閉じ気味、カロン・セギュール95のほうが、よほど愛想がよかったです。しかしその日のピカイチは、店からブラインドで供されたコレ。ジャドのボーヌ・クロ・デ・ズルシュの1979年。私と隣の歴戦の強者は、綺麗過ぎるミネラルと若々しい赤系果実味で、2000年代前半のシャンボールという見解で一致。チラリと黄色いエチケットが見えた私は、2002年のレ・フェだと大見得まで切ってしまいました^^やはり、この時代のジャドには唸るものがあります。今年飲んだブル赤の中でも、記憶に残る1本でした。たっぷり飲み、途中でしっかり寝ました。お開き後、私だけひとり二次会。というのも、昔よく通ったワインレストランのソムリエさんが、徒歩1分のところに、自分の店を3週間ほど前にオープンしていたので。エートスというお店です。旧知のオーナーと再会。ワインリスト、なかなかの品揃え&かなりの値段設定^^もうそんなに飲めないし、手ぶらで来てしまったので、テタンジェのノクターンをボトルで頼み、1杯だけ飲んで、後はお店のみなさんでどーぞ!と、カッコつけてみました。ただし、気が付くとお代わりして、2杯飲んでしまいました。散々飲んだ後の夜想曲は、やはり旨かったので^^翌日曜昼も、同じあたりに出没。コート・ドールでランチ。さわらの燻製と鹿のポワレ。昼なので、通しでシャンパーニュを1本。クリスチャン・ブサン、初めて飲む造り手です。ココのワインリスト、決して値段がこなれているわけでもないのですが、5月に飲んだヴァインヴァックのリースリング・キュヴェ・テオもそうですが、シャンパーニュや白には、わりと手を出しやすい価格のものがいくつがオンリストされていて、たとえば泡なら、シャルトーニュ・タイユのスタンダードとかは長年扱っています。今回は同じような価格帯にアンリオNVと知らなかったRMが2本。RM2種は、村がアヴィーズとヴェルズネイと書いてあって、選びやすいようになっていました。今回は、メインがジビエだったので、黒ぶどう主体のブサンに。やや重心の重い味わいで、今回の料理にはよかったです。ドサージュが少なめに感じられ、最後まで飽きずに飲めました。昔からいるソムリエさん、シャンパーニュグラスではなく、キャンティグラスで供してくれました。こういうのはとても、嬉しいです。後で調べたら、ドサージュは9グラム。おそらく夜中にセックのノクターンを飲んでいたので、より辛口に感じたのだと思います^^実は夜も、家でワインを飲んだのですが、それは次回に。
2016年12月12日
コメント(0)

ブルゴーニュ・シャルドネ[2014]/ピエール=イヴ・コラン=モレブルゴーニュの白、「コランとモレにハズレなし」は個人的格言ですが、そのダブルネームであるピエール・イヴ・コラン・モレも、なかなかよかったです。ただ、先日のゾゼほどではなく、ブルゴーニュ・ブラン四天王(ソゼ、ラモネ、ルーロ、ルフレーブ。コシュは帝釈天)には一歩及ばす、という感じでしょうか。果実味の重心は高めで、いい意味で最初はやや還元的。酸とミネラルもしっかりあるのですが、そこは四天王ほどの伸びはなく、まずまず。十分ですが、十二分ではない美味しさ。コランとモレは、村名クラス以上のほうが満足度が高い?
2016年12月08日
コメント(0)

先週末、2泊3日で札幌に行きました。お目当ては、札幌出身のバンドのツアーファイナルのライブ。金曜夜は、ボーカルの弾き語り。翌日は、バンドでのライブ。ライブハウスは、すすきの歓楽街のど真ん中。ほとんどの娯楽の要素が小さな地域に、ないまぜになっていました^^ライブは夜なので、後は食べたり見たり。スープカレー、ラーメン、ジンギスカン。名前を聞いたことがあっただるまのジンギスカン、開店前から行列でしたが、確かに一食の価値アリでした。郊外のモエレ沼公園、これまた一見の価値アリでした。ライブの後は、遅めの時間から2日ともワインを飲みに。あらかじめ、ネットで調べておきました。1日目は、ブランというビストロ。セラーにラ・ターシュの96があって、リストで値段を見たら、格安! もちろん、飲めやしませんが^^蝦夷鹿のステーキに、知らない造り手のラドワの2007年。軽くきれいに熟成が始まっていました。ジビエとは好相性。ちなみにワインリスト、値段がこなれていたので、2日目も行こうとしたらいっぱいだったので、別店。アン・ヴェールというバル?その日はライブ仲間が白を所望だったので、ボトル2本。コルディエのマコン2014年と、アンリ・ボワイヨのレジョナル2012年。マコネらしさとコート・ド・ボーヌらしさがそれぞれよく出ていて、その比較はワインな人ではないライブ仲間にも好評でした。ライブハウスもワインレストランも、キャバクラやホストクラブがメインの雑居ビルにあるのが、面白かったです。ワインの値付けは、とてもリーズナブル。特に初日のブランは、今の東京ではあまり見かけないブルのバックヴィンテージなどもあって、ワイン好きな方で、札幌出張がある方にはオススメだと思います^^
2016年12月05日
コメント(0)
全12件 (12件中 1-12件目)
1