そんな1つがTV端子です。
リビング側には勿論TV端子があったのですが、ダイニング側には無く、やむなく室内アンテナでTV(地デジ)を見ていました。
古い14型のブラウン管テレビ、外付けチューナーと、室内テレビ地デジアンテナを繋いでの視聴、受信に問題はあまり無かったのですが、テーブルの位置や窓に断熱フィルムを貼ったせいか、ノイズがはいるようになりました。
室内テレビ地デジアンテナ
車庫のガラクタ箱をあさっていると「分波器」が出てきたので頭の中の構想を実行してみました。
構想は、リビング側のTV端子のダイニング側の壁に端子を増設することです。
リビング側はTVと電源が一緒になったBOXがつけてあります。
裏側のダイニング側は同じ高さに電源BOXが取り付けてあります。
よって、ダイニング側の取付位置は、電源の下です。
端子ボックスは必ず柱か間柱に取り付けてあり、配線は上から来ていますので、下が一番確実なところです。
まず、リビング側の端子カバーを外してみると、右が電源、左がTVでどうみても、分波器の入るスペースはありませんでした。
したがって、グレーのケーブルを端子から外し、裏に出して、分波器に接続し黒のケーブルでリビング側の端子BOXに戻して接続しました。
ダイニング側の電源BOXの下目がけリビング側から、柄の長いドライバーでダイニング側の壁をつきとおしました。
ダイニング側に突き通った穴を端子BOXがはいる程度の穴
に大きくして、ケーブルを接続します。
この時点で、リビング側のテレビを繋いで一旦テスト。
ケーブルを接続したら、分波器を壁の中に押し込み、端子BOXに
ケーブルをとおしBOXも壁の中におしこみ固定します。
端子カバーの取り付く台座の金具に、端子・ケーブルを接続しだいたいの位置に取り付けます。
最後の端子カバーのブラ台座を取付、金属の位置決め増し締めしてカバーをつけて終了です。
TV端子増設に使用した材料、道具など。
購入した部品は、
・TV端子(通電用)
・電源BOX(パナソニック)
・端子固定金具(パナソニック)
・端子カバー(同じ色の物)
・TVケーブル(5M)
・TVケーブル用端子(6個くらい)
・分波器
分波器を含め合計5,000円前後でしょうか、分波器は持っていましたが購入すれば2,000円くらいだと思います。
ケーブルは、3c〜5cと太さがあるようで、太さに合った端子を購入する必要があります。
道具は、
・ボードカッター
・カッター
・ハサミ
・ドライバー(柄の長いもの、短いものなど)
・ニッパー
・ペンチ
ボードカッターは1,000円くらいで購入しましたが、オルファーのボード用がありそれで十分でした。
取り付けてみて、一番最初にブスリとドライバーで裏側まで突き通すときがドキドキで、ちょっとはみ出す位置に突き通してしまったかと思いましたが、綺麗に収まりました。