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2017年07月29日
ガルバリウム鋼板の瓦棒葺き・縦平葺き・鋼板のたわみを防ぎスッキリ。
ガルバリウム鋼板で葺く屋根の1つとして、マイホームでも採用の「縦平葺き」があります。
縦に葺く、葺き方でもう一つ代表的な葺き方の1つとして、 (もっと色々あると思いますが)「瓦棒葺き」があります。
どちらも、縦に鋼板の継ぎ目が入りますが、見た目はすっきりした葺き方ではないかと思います。
そして、そのスッキリ感も理由の1つとして縦に葺いているんだと思います。
さて、今回の内容は、この縦葺きの屋根のことです。
過去の記事では、ちょっと触れましたが、マイホームの屋根は縦平葺きです。
vol8 ガルバ、ケナフ、アルミ、建築材料
今回、この記事を書くきっかけは、屋根に酷いたわみのある新しく家が目についたからです。
せっかく新しいのに、なんかもったいないですよね。
ガルバリウム鋼板を使った屋根のメリットは多々ありますが、たわむというのは別問題です。
大きな建物など、均一にたわむならこんなもんかと思うのでしょうが、一部分でたわむため見た目がよくありません。
何故一部分だけたわむのか推測してみます。
大きな理由は、屋根が平らじゃないことが大きな理由ではないかと思います。
ただ、図面上の屋根はきっと平だとは思います。
図面が平らなのに平らに完成しないのはなぜなんでしょう。
それは、木造住宅には継ぎ目があって、その継ぎ目が真っすぐにならないのでは思うのです。
その継ぎ目は、垂木や野地板の継ぎ目です、根本的に柱などの継ぎ目もあるもしれません。
でもほんとは、垂木や野地板の継ぎ目は、違えて継ぎ目を施工すれば比較的目立たなくなると思います。
鉄道の線路でも、熱による膨張は無視できません。
鋼板の場合、10メートルの長さでは、0度から100度で約1センチ膨張します。
その膨張がたわみを発生させる場合もあります。
そんな、伸びも、固定方法が均一でない場合や平面でない場合一か所にたわみが発生する場合があると思います。
・厚みのある鋼板を使用する。
・はぜの幅を狭める。
・縦にスリットを入れてたわみを防ぐ。
鋼板の厚みに関しては、人力で折り曲げる場合は、0.4mmが限界だそうです。
言い換えれは、厚くなれば、屋根の際や、合わせ目など折り曲げ加工が難しくなってくるそうです。
通常柱の間が92センチとすれば、ハゼ、縦の幅に関しては、45センチが普通なのかもしれないですが、鋼板の幅と、折り方によっても、幅が決まってきます。
もちろん、屋根の垂木の幅もハゼの幅に合わせる必要があります。
縦のスリットに関しては、工夫の1つかなと思いますが、熟知した専門の方の意見かなと思います。
ちなみに、マイホームは、「とにかくたわまないように。」とお願いしました。
でも、結果的には目立つほどにはないにしろ、垂木の継ぎ目が多少たわんでいるようです。
どんな時な見えるのかといえば、雨の日に、空の反射具合でわかるんですよね。
丁度、垂木の継ぎ目です。
縦に葺く、葺き方でもう一つ代表的な葺き方の1つとして、 (もっと色々あると思いますが)「瓦棒葺き」があります。
どちらも、縦に鋼板の継ぎ目が入りますが、見た目はすっきりした葺き方ではないかと思います。
そして、そのスッキリ感も理由の1つとして縦に葺いているんだと思います。
完成後では遅い鋼板のたわみ
さて、今回の内容は、この縦葺きの屋根のことです。
過去の記事では、ちょっと触れましたが、マイホームの屋根は縦平葺きです。
vol8 ガルバ、ケナフ、アルミ、建築材料
今回、この記事を書くきっかけは、屋根に酷いたわみのある新しく家が目についたからです。
せっかく新しいのに、なんかもったいないですよね。
垂木の継ぎ目で鋼板がたわむ。
ガルバリウム鋼板を使った屋根のメリットは多々ありますが、たわむというのは別問題です。
大きな建物など、均一にたわむならこんなもんかと思うのでしょうが、一部分でたわむため見た目がよくありません。
何故一部分だけたわむのか推測してみます。
大きな理由は、屋根が平らじゃないことが大きな理由ではないかと思います。
ただ、図面上の屋根はきっと平だとは思います。
図面が平らなのに平らに完成しないのはなぜなんでしょう。
それは、木造住宅には継ぎ目があって、その継ぎ目が真っすぐにならないのでは思うのです。
その継ぎ目は、垂木や野地板の継ぎ目です、根本的に柱などの継ぎ目もあるもしれません。
でもほんとは、垂木や野地板の継ぎ目は、違えて継ぎ目を施工すれば比較的目立たなくなると思います。
伸びが逃げられず鋼板がたわむ。
鉄道の線路でも、熱による膨張は無視できません。
鋼板の場合、10メートルの長さでは、0度から100度で約1センチ膨張します。
その膨張がたわみを発生させる場合もあります。
そんな、伸びも、固定方法が均一でない場合や平面でない場合一か所にたわみが発生する場合があると思います。
たわみを発生させない工夫。
・厚みのある鋼板を使用する。
・はぜの幅を狭める。
・縦にスリットを入れてたわみを防ぐ。
鋼板の厚みに関しては、人力で折り曲げる場合は、0.4mmが限界だそうです。
言い換えれは、厚くなれば、屋根の際や、合わせ目など折り曲げ加工が難しくなってくるそうです。
通常柱の間が92センチとすれば、ハゼ、縦の幅に関しては、45センチが普通なのかもしれないですが、鋼板の幅と、折り方によっても、幅が決まってきます。
もちろん、屋根の垂木の幅もハゼの幅に合わせる必要があります。
縦のスリットに関しては、工夫の1つかなと思いますが、熟知した専門の方の意見かなと思います。
ちなみに、マイホームは、「とにかくたわまないように。」とお願いしました。
でも、結果的には目立つほどにはないにしろ、垂木の継ぎ目が多少たわんでいるようです。
どんな時な見えるのかといえば、雨の日に、空の反射具合でわかるんですよね。
丁度、垂木の継ぎ目です。
タグ: 建築材料
2016年12月19日
建築材料、木造建築における「杉」についての考察
ちょっと、今回は自分のブログからは趣を変えた観点から「杉」について書きたいと思います。
掲載している以前の記事で少し触れた「杉」へのスポットです。
「土台・柱・梁は全て無垢材。エコな自然素材で。」
マイホームでは、垂直に立っている柱、全てが国産の杉です。
東北では、里山のまわりの森林のほとんどに杉が植林され、秋田杉で有名な秋田県においては、国立公園や国定公園以外の森林のほとんどが、杉 と言っても過言ではないくらいです。
秋田には3年ほど居住した時、紅葉になっても、遠方の景色は紅葉しないので、一種独特な秋を感じていました。
この、日本特産の代表的な樹種の杉は、日本全土で人工植栽され、その量はもちろん第一位です。
有名な所では、、秋田杉、吉野杉、屋久杉などでしょうか。
スギ科スギ属の常緑針葉樹。
学名は、 Cryptomeria japonica です。
英語でスギ、Japanese cedar
木材としての特徴は、やや軽軟で、比較的狂いは少なく、加工は容易、比重は 0.38です。
各種木材全体との比較
価格 ★★★★★安価
強度 ★★★☆☆普通
硬さ ★★☆☆☆やわらかい
加工 ★★★★★容易
比重 ★★★★☆軽い
断熱 ★★★★★良い
冒頭でも書いたように、日本全土で人工植栽され生産量第一位のため一番安い木造建築の材料と言ってもよいかなと思います。
最も安いのは、「グリーンウッド」と言って、未乾燥の材料ですが、建築後の木割れの音が数年続くことや、見た目も良くないためほんとんど使われないと思います。
未乾燥に対して、人工的に乾燥した木材を、KD材(Kiln Dry Woodの略)といいます。
なお、天然乾燥(Air Dry)だけの木材は厳密に言えばKD材とは言わないようです。
日本では,木材の乾燥程度を日本農林規格(JAS)によって規定し、建築用針葉樹製材の乾燥度を,含水率によって三種類に区分しています.
含水率25%以下をD25、20%以下をD20、15%以下をD15としています。
KD材とは言え、木割れや極端な乾燥度合いの違いを防ぐため、何か月か自然乾燥させたのち機械乾燥させます。
昔の木造住宅建築では,乾燥の不十分な木材が多く使用されてきましたが,最近は強度や寸法精度の高い乾燥材を使っているようです。
乾燥させた材料には、機械乾燥したKD材とAD材があります。
AD材は、自然乾燥させた材料で、数か〜数年月、屋外や屋内で乾燥させたものです。
乾燥度合は、自然の湿度程度までとならざるおえません。
家屋の中は、エアコンや暖房により、自然界以上に乾燥するさめ、家屋完成後も収縮木割れが発生します。
AD材の方が、木の繊維が破壊されず、粘りも強度も耐用年数もあるようですが、自然乾燥する手間暇や、スペース、安定供給するためコストが上がり、なかなか難しい部分です。
現実的には、コストなどのトータルバランスとしては、ベターな材料であると思います。
杉のAD材が良いといっても、その木材を見極めて使える職人がいるのか、プレカットなのか、手刻みするのかなど、良い高価な材料を使うためには、全てにおい家全体のコストが上がってしまうことも否めません。
乱暴な言い方をすれば、家全体の良し悪しは、柱だけで構成、強度を保っているわけではなく、梁や筋交い、構造用パネルなどの配置や量、さらに間取や設計施工によっても変わってきます。
こんなKD材等の最低限の知識のある工務店等なら問題はないと思いますが、質問してみてどんな回答をするかによって、なんとなく程度がわかりそうです。
(追記、もうちょうと分かりやすく修正しよう。)
掲載している以前の記事で少し触れた「杉」へのスポットです。
「土台・柱・梁は全て無垢材。エコな自然素材で。」
マイホームでは、垂直に立っている柱、全てが国産の杉です。
東北では、里山のまわりの森林のほとんどに杉が植林され、秋田杉で有名な秋田県においては、国立公園や国定公園以外の森林のほとんどが、杉 と言っても過言ではないくらいです。
秋田には3年ほど居住した時、紅葉になっても、遠方の景色は紅葉しないので、一種独特な秋を感じていました。
この、日本特産の代表的な樹種の杉は、日本全土で人工植栽され、その量はもちろん第一位です。
有名な所では、、秋田杉、吉野杉、屋久杉などでしょうか。
スギ科スギ属の常緑針葉樹。
学名は、 Cryptomeria japonica です。
英語でスギ、Japanese cedar
木材としての特徴は、やや軽軟で、比較的狂いは少なく、加工は容易、比重は 0.38です。
建築材料としての杉の特徴
各種木材全体との比較
価格 ★★★★★安価
強度 ★★★☆☆普通
硬さ ★★☆☆☆やわらかい
加工 ★★★★★容易
比重 ★★★★☆軽い
断熱 ★★★★★良い
冒頭でも書いたように、日本全土で人工植栽され生産量第一位のため一番安い木造建築の材料と言ってもよいかなと思います。
最も安いのは、「グリーンウッド」と言って、未乾燥の材料ですが、建築後の木割れの音が数年続くことや、見た目も良くないためほんとんど使われないと思います。
未乾燥に対して、人工的に乾燥した木材を、KD材(Kiln Dry Woodの略)といいます。
なお、天然乾燥(Air Dry)だけの木材は厳密に言えばKD材とは言わないようです。
日本では,木材の乾燥程度を日本農林規格(JAS)によって規定し、建築用針葉樹製材の乾燥度を,含水率によって三種類に区分しています.
含水率25%以下をD25、20%以下をD20、15%以下をD15としています。
KD材とは言え、木割れや極端な乾燥度合いの違いを防ぐため、何か月か自然乾燥させたのち機械乾燥させます。
昔の木造住宅建築では,乾燥の不十分な木材が多く使用されてきましたが,最近は強度や寸法精度の高い乾燥材を使っているようです。
乾燥させた材料には、機械乾燥したKD材とAD材があります。
AD材は、自然乾燥させた材料で、数か〜数年月、屋外や屋内で乾燥させたものです。
乾燥度合は、自然の湿度程度までとならざるおえません。
家屋の中は、エアコンや暖房により、自然界以上に乾燥するさめ、家屋完成後も収縮木割れが発生します。
AD材の方が、木の繊維が破壊されず、粘りも強度も耐用年数もあるようですが、自然乾燥する手間暇や、スペース、安定供給するためコストが上がり、なかなか難しい部分です。
建築材料、杉、のまとめ
現実的には、コストなどのトータルバランスとしては、ベターな材料であると思います。
杉のAD材が良いといっても、その木材を見極めて使える職人がいるのか、プレカットなのか、手刻みするのかなど、良い高価な材料を使うためには、全てにおい家全体のコストが上がってしまうことも否めません。
乱暴な言い方をすれば、家全体の良し悪しは、柱だけで構成、強度を保っているわけではなく、梁や筋交い、構造用パネルなどの配置や量、さらに間取や設計施工によっても変わってきます。
こんなKD材等の最低限の知識のある工務店等なら問題はないと思いますが、質問してみてどんな回答をするかによって、なんとなく程度がわかりそうです。
(追記、もうちょうと分かりやすく修正しよう。)
タグ: 建築材料
2015年08月16日
小ロットの腰壁材・天井材はヒノキをネットで格安購入し施主支給、コストダウンとアクセントです。。
床材の施主支給となると、面積もあるため、何十万という費用がかかります。
それに対し、部分的に使う木材は小ロットで間に合うため、予め準備のしやすい材料です。
ワンポイントで使うことによって、見栄えも良くなったり、機能UPも見込めます。
玄関の天井は、吉野杉だったような気がします。
節のある格安材料ですが、とっても味わいがあっていいですよ。
3坪前後であれば、どこかの余り物なので安くネットで売っています。
トイレと洗面のまわりは、確か檜の柾目の腰板だったと思います。
檜は水に強く虫もつかないので水回りには良好な材料です。
一応、薄くラッカーで仕上げてありますが、隙間もあるので木の香りが漂います。
■施主支給でコストダウン
杉羽目板
楽天市場 Amazon Yahoo!ショッピング
檜羽目板
楽天市場 Amazon Yahoo!ショッピング
羽目板などを支給する時は、羽目板その物が未塗装なのも多いため、塗装が必要になってくる場合もあります。
塗装はしくとも良いですが、水回りなどシミや汚れがついたり、油分の多い樹種の場合樹液が滲みでる場合もあります。
塗装後もはめ込み部分などの隙間もあり木の香りは十分すると思います。
それに対し、部分的に使う木材は小ロットで間に合うため、予め準備のしやすい材料です。
ワンポイントで使うことによって、見栄えも良くなったり、機能UPも見込めます。
玄関の天井は、吉野杉だったような気がします。
節のある格安材料ですが、とっても味わいがあっていいですよ。
3坪前後であれば、どこかの余り物なので安くネットで売っています。
トイレと洗面のまわりは、確か檜の柾目の腰板だったと思います。
檜は水に強く虫もつかないので水回りには良好な材料です。
一応、薄くラッカーで仕上げてありますが、隙間もあるので木の香りが漂います。
■施主支給でコストダウン
杉羽目板
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檜羽目板
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羽目板などを支給する時は、羽目板その物が未塗装なのも多いため、塗装が必要になってくる場合もあります。
塗装はしくとも良いですが、水回りなどシミや汚れがついたり、油分の多い樹種の場合樹液が滲みでる場合もあります。
塗装後もはめ込み部分などの隙間もあり木の香りは十分すると思います。