「とうとう来たか、湯沸かし器の寿命・・・。」と頭をよぎりましたが、キッチンや洗面などではお湯が出ているので少しほっとしました。
「マイホーム」も「我が家」になり11年目突入です。
色々な住宅設備も寿命を迎える経年になってきました。
建築時のコンセプトは、ソーラーや床暖、第一種換気、オール電化など今時流行りは導入せず、低価格シンプルな機器を導入し、修理・取替え費用を平準化することも1つとしてありました。
我が家の住宅機器で、高い物からリストupすれば、ザックリ、ガス給湯器20万、ガスコンロ10万円、エアコン10万円、混合水栓5万円。
オール電化のソーラーパネルや、給湯設備や、第一種換気システム、セントラルヒーティング等の価格とは雲泥の差です。
バスルームの混合水栓、デッキタイプ・寒冷地用は高い。
今回お湯が出なくなった混合水栓は、SANEIのデッキタイプの混合水栓です。
ネットで色々調べてみると、自動温度調節可能な混合水栓はけっこうな価格、その中のデッキタイプはもっと価格が高くなってきます。
そして機能的に最も高いのが、水抜きできる機能のあるタイプです。
実際の価格は、デッキタイプの場合20,000円ぐらいからのようです。
水栓の取替え費用は10,000円くらいのようだが・・・。
我が家の水栓からお湯が出ずどうしようか思案、CMに出てくるような業者に頼もうかとも思いましたが、まずはホームセンターに行ってどのくらい費用がかかるのか調べてみました。
その結果、ホームセンターに取替え費用までお願いすると、40,000〜45,000円程度でできそうです。
そして、よくあるCMに出てくるような業者の場合、水栓の費用がどのくらいなのか判らないことや、取替え費用の外に、出張・夜間などの割り増し料金もあるようです。
我が家の冷蔵庫には、マグネットの名刺サイズの電話番号もいくつも貼ってあります。なんとなく価格が分からずぼったくられるようでとても不安です。
仮に取替え費用が妥当としても、水栓自体の定価は、店頭価格の倍以上のようなので、水栓自体の販売価格でなんとでも調整されそうです。、
結局DIYで行うことに、大事なのはお湯と水のパイプの間隔。
ネットやホームセンターで分かったことは、デッキ下、水栓の配管の給水・給湯パイプの間隔がどれくらいなのか、3種類あるようです。
ホームセンターで販売されているデッキタイプの水栓は、その3種類の配管間隔全てに対応しているようです。
ホームセンターで売っているデッキタイプの水栓
ホームセンターの規模にもよりますがデッキタイプの水栓は半数程度では取り扱われていました。
ただ、売っているデッキタイプの水栓2種類のうち1種類のみがほとんどでした。
ネットと比較してもさほど金額の差がなかったので、ホームセンターで購入しました。
交換はさほど難しくありません、我が家のデッキは樹脂製なので、ゴムのパッキンなどが使ってあるため、大き目のプライヤーがあれば、水栓下のボルトを緩めることができ比較的簡単に交換できました。
取替えたサーモスタット付デッキタイプ水栓
今回交換した、INAXデッキタイプ浴室水栓は安価なタイプです。
高いものと何処が違うのかといえば、本体全てが金属なのかそうでないのかどうかです。
安価なタイプのINAXデッキタイプ浴室水栓は、本体内部は真鍮等の金属製ですが、表面はプラスチックにメッキしたものです。
この本体表面の違いで10,000円以上価格が違ってくるようです。
使い勝手としては、シャワーと蛇口の切り替えがレバー式で軽く使いやすいです。
さらに蛇口が数センチ長くなりどうかと思いましたが、これまた使いやすいです。
取替えたサーモスタット付水栓は給湯器温度50~60度で使う。
今回故障して取替えるまでわからなかったのですが、水栓を通す元々の湯温は高いほうが良く、水栓には給湯器の温度を「50〜60度に設定してください。」とのシールが貼ってありました。
我が家ではこれまで熱い湯は使用することがないと思い、42度程度のお風呂の適温程度に設定していました。
この表示シールを見てから50度に設定、水栓内にバイメタルが内蔵されているのに、あまり働くこともなく10年程度で故障に至ったのだと思います。
バスルームのデッキタイプ・サーモスタット付き水栓は同じ形状でINAX ・LIXILから発売されています。
スタンダードなタイプでの実売価格は、25,000円程度です。他機種であれば、さらに10,000円以上高くなるようです。
メーカー価格は、70,000円程度、シャワーヘッドの組み合わせによっては90,000円ほどになります。
外注で取り替えてもらえば、80,000円〜100,000円請求される場合があるかもしれません。
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