いろいろ音の発生源を探してみたら、キッチンの天井からでした。
そう、マイホームの火災警報器です。
我が家の完成時に取り付けてありましたから、ちょうど8年になります。
原因は、電池切れでした。早速近くの家電量販店に現物を持って買いに行きました。
お店では買えない火災警報器の電池。
ホームセンターや家電量販店を3店舗ほどまわりましたが、火災警報器は売っているものの電池は売っていません。
店員に聞いてみたところ取り寄せになるとのこと。
そこでネットを調べてみたところ、同メーカー型番のものが売っているものの、あまり良い評価がありません。
設置義務になった住宅用火災警報器
平成23年6月1日から既存住宅を含めた全ての住宅を対象として、住宅火災による犠牲者を減らすため、「住宅用火災警報器」の設置が義務付けられました。
「住宅用火災警報器」は、火災によって発生する煙を感知、音や音声の警報を発して火災の発生を知らせてくれる機器のこと。商品としての「住宅用火災警報器」は、メーカーからもさまざまなタイプが発売されています。
設置義務があるのは、消防法令で寝室や階段室に設置する煙を感知する煙式です。
住宅用火災警報器の種類
住宅用火災警報器は、機能や性能によって色々分けられています。
■感知するものによる分類
大きく二つ、煙式・熱式があります。
感知するものの違い「煙」を感知する「煙式(光電式)」と「熱」を感知する「熱式(定温式)」に分けられますが、
熱を感知するタイプは、調理の際の煙や水蒸気を火災として感知しにくい方式となっているので台所に適しているものです。
なお、煙を感知するタイプの設置は市町村毎に決めているようです。
■その他の分類
電源にり、100V式・電池式。
単独型か連動型か。
■警報器がワイヤレスで連動
離れた部屋やビルトインガレージ、高齢者がいる場合など、 離れた部屋で火災警報器が鳴っても気づかないことも想定されます。
そんな部屋には、ワイヤレス機能付きがお勧めです。
基本的に設置方法は同じ、親器1台に最大14台までが連動可能な物もあります。
具体的な設置取付場所
2階建ての場合は、「寝室」と「階段」のある階の階段最上部に設置、1階など簡単に避難できる階は除く。
3階建ての場合は「階段」の階段最上部と、2つ下の階の階段にも設置が必要なようです。
「台所」への設置は各市町村の条例により設置設置義務があるようですが、義務が無い場合でも「熱式(定温式)」を設置するのが望ましいような気がします。
点検と耐用年数
電池式の場合、耐用年数はおおよそ10年ぐらい電池が持つようです。
一応、定期的に作動のチェックが必要ですが、日本のメーカーの場合自動的に点検するようです。
異常があったり、さらに電池が無くなるとアラームでのお知らせ機能があります。
100Vの場合は耐用年数のタイマーを内蔵しているようです。
色々な機能があるものの、異常や電池切れがあってアラームが鳴っても、使わない部屋とか気づかない場合もあるでしょうから定期的な点検は必要ですよね。
10年以上経過している場合は、電池も消耗し早めに交換したほうが好ましいと思います。
実際に購入する場合
火災警報器を実際にに購入する場合は、ホームセンターや家電量販店、もちろんネットでも売っています。
義務付けられている火災警報器は、日本消防鑑定協会の規格を満たしている「NSマーク」がついた物です。
日本の大手メーカーの物であれば既に規格を満たした「NSマーク」がつき安心です。
電池式の火災警報器は電池が切れたら取り換えた方が良さそうですね。
それが火災警報器の火災に対する安心感です。
■火災警報器の価格
火災警報器の価格はネットで調べてみると、2,000円くらいからあるようです。
ネットで購入するほうが店頭販売品より格段に安いようです。
煙式(煙感知)の火災警報器は、複数の部屋に設置することもあり、何個かセットでも販売されています。
けむり感知の火災警報器
出典:Amazon
Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング
熱感知の火災警報器
出典;Amazon
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