「ミス!二重窓、プラマードUのサイズを間違い、修正できるのか?!」
ここからは、「窓の額縁(ケーシング)を10mm削ることにしよう。」です。
いろいろ考えた結論は、10mm削る!です、「やるしかない!」。大工さんでも、建具屋さんでもない。でも10mm削る。
窓の額縁を削るシュミレーション。
プラマードUが届き、サイズが間違っていたことが発覚。
一晩ぐらいは、「切り詰め修正」、その後ふかし枠、三日目以降には、額縁を削る方法を頭の中で、検討シュミレーションしていました。
「丸のこで切れ込みを入れて・・・・ノミで削り取る、隅はドリルで穴開けて・・・・ノミで整える・・・」とか。
「丸のこで切り込みを入れて、トリマーで削り取って、隅はノミで・・・・」とか。
「トリマーでうまく削りとれるのか・・・」とか。
「ゴミがでるし・・・・」「墨付けというか、ケビキが必要かな・・・」とか。
色々考えて、頭の中でグルグル回します。で、最低限、「養生シート」「養生テープ」と、「ケビキ」を準備すればなんとかなりそうです。
気がかりなのは、トリマーを作業で一度も使ったことがなく、通常作業台の上で使うので、上向きに使っても安全なのか、大丈夫か・・・・・・。
上向きで使うなら、メガネとマスクも必須です。
窓の額縁(ケーシング)を10mm削る。
マイホーム完成後約10年、窓の額縁を削るのはとても心もとないです。
一度削ったら後戻りできませんが、内窓を一度取り付けたら二度と外すことはないと思い決断しました。
まず部屋の中の養生です。
とにかく、丸鋸やトリマーで削る時は、木くずが半端なく発生し飛び散ります。
養生シートは必須ですよね。
窓の額縁に歯を入れる。
窓上の額縁に、ケビキとマジックで線を引いた後、削りはじました。
ケビキは、額縁の表面に直線ら切り込みを入れることで、削る境目を決め、削った時に表面のシートがケバだたないためです。
手始めに、トリマーのビット(歯)が届く隅以外の部分を削り取ります。
とにかく、両手でがっちり、トリマーを持って、なるべくゆっくり、一定速度で削っていくように心がけます。
トリマーのガイドをつけ、手前からガイドの規制位置まで窓側に切り込み、ガイドで横に溝を切っていきます。
ガイドの位置を変更して、何度か繰り返して、削りとっていきます。
と、上の額縁でトリマーで削るので、モロに木くずが飛び跳ねてきます。作業用のメガネをかけているものの、目に鼻に木くずがはいってきます。
頭に手ぬぐいをまいて、目を洗ったり、鼻水を噛んだり、木くずを払い落としたりと、目は大丈夫かなと思ってしまいました。
トリマーで削れない額縁の隅はノミで欠いていく。
心配していたこと、固定用の釘を欠いてしまいました。
出てきた木ネジは、鋸刃研ぎ用のヤスリでカットしました。
ノミの歯がボロボロです。まあ、10年以上も前に見切り品980円で購入していたもので、元はとったかなと。
一応、ノミは砥石で研ぎましたが、丸くなってしまいました。
使った道具
トリマーの外、電動ドリル2丁です。
一丁はドリル、ネジの下穴開け用、もう一丁はインパクトレンチネジ打ち用です。
プラマードuの枠をはめ込んで完成へ
朝10時頃から午後4時頃まで、昼ごはんも食べず完成にこぎつけました。
取付完了後、片付けがまだ大変でした。
掃除機で紙パック4個分の木くず、作業中移動した洗面や階段、車庫へのフローリングは、木くずだらけ。
頭や着ているものにも・・・・、とにかく終了しました。
見てもお分かりだと思いますが、クレセントの位置も指定して、外窓と合せたほうがいいかもしれません。
こんなことにならないよう、内窓取付時の測り方は特に念入りに、間違いないようにしましょう。
窓上枠を削りましたが、削った切り口のデコボコが見える部分もあることや、隙間も気になるので手直ししました。
「プラマードU 高さ間違い窓上枠を削り取付後。窓枠の凸凹修正。」